NHKの大河ドラマ「光る君へ」の音楽は冬野ユミが担当していますが、クラシック風の音楽だと思ったらジャズ風ありバロック風ありともうなんでもありの音楽ですが、今の時代なんでしょうねぇ、それが結構はまっている感じがします。役者さんのセリフも帝に奏上するようなシーンだとすごく古めかしいことばが使われいます。今の若い人にはひょっとして理解できないかも。かと思うと全く今風の会話が出てきたりします。この落差と音楽の落差がちょうど一致していてある意味とても巧みな音楽だと思います。
ドラマの音楽の中でときどきリュートの音が聞こえるときがありますが、5月12日放送回では少しまとまったシーンにバロック・リュートのソロを聞くことができました。どなたが弾いているのかな、と思ったので、知り合いのリュート奏者に聞いてみたら、そういう仕事はしていないとのこと。
詳しく調べてみたら、ベルリンの教会で古楽器のチェンバロ・リュート・ビオールなどを使って音楽を録音したとありました。なるほど、そうなると演奏家は現地調達でしょう。その方が安上がりになりますね。誰が弾いているかは気にはなりますが。なんでも件の教会がとてもいいサウンドを持っているからベルリン録音になったそうですが、別に日本でもできますよね。まぁ話題づくりもあるんでしょう。
で、その音楽がこちらです。
私が耳コピで書いたタブです。音楽は415のニ短調でバロック・リュート特有の動きが明確に出ています。曲はバロック時代の曲の特徴がないので作曲家のオリジナルです。なお耳コピには楽器を全く使っていませんし、まだ一回も楽器では弾いたことはありません。ですから多分楽譜はデタラメの草稿です。弾いてみたらわかります。清書をするつもりもありません。デタラメですから著作権にはひっかからないでしょう。
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