4月に入っていろんな方がお見えになり、いろんなお話をうかがっている。木材のチップをお買い上げいただいている、「東海パルプ」の方に最近の紙事情をお聞きした。
偽装問題で騒がれたのはつい最近のことだ。宣伝用に使うタウパーを暮にお願いしたのに、ハッと気が付いたのは2月半ば。どうしたんでしょうと電話したら、あの偽装問題で生産がストップしているとのこと。
私としてはタウパーにどうしても「古紙」というほどの、だわらりはないので「早くお願い」と電話を切ったが、その後ご丁寧なお詫びの文が届いた。遅くなったのではなく、偽装についてだ。
本日その当りもうかがったのだが、古紙を使うというのは、作業が複雑になるようだ。インクの色を落したり、細かくなりすぎた繊維を乾燥させた後焼却をする。その灰はコンクリートを作る会社に持っていって、手数料を払って処分をしてもらう等々。うーんやっぱりコストがかかるんだ。
おまけに古紙がどんどん中国に流れていって、国内の紙の価格は下がる要素がなくなっている。中国は国内で生産する道を選んでいるようなので、今の中国の技術力では、かっての日本の壇ノ浦のヘドロではないかと、内心想像してしまった。 中国の紙の需要はこれからだ。日本の10倍の人口に紙を行き渡らせるとしたら・・・・・考えただけで恐ろしくなった。
そうなると資源そのものも足りないが、公害の恐ろしさだ。・・・・・私が眠れぬ程悩んでもなんの解決にもならないが。
古紙が不足してきているというので、どんな紙が駄目なのかうかがった。
特殊紙と言って「選挙の投票用紙」みたいなのは駄目なのだそうだ。あの投票用紙、投票箱に入れる時大概折って入れますよね。あれ中に入ると開いてしまうんだそうです。・・・・・知りませんでした。
封筒の宛名のところの透明な部分とかも駄目とのこと。
この頃大きめの封筒に、事務所に届くあらゆる紙を入れて古紙として出すようにしている。週2日の可燃ゴミが心なしか減ってきている。それでもシュレッターにかけるものも多い。この古紙のリサイクルが世界規模でうまくいくかいかないかで、二酸化炭素問題も違ってくるのではと考えている。スーパーのレジ袋の次はこの当りかな、私にできることは。
依田 美恵子
【 中島木材のホームページは こちら 】
偽装問題で騒がれたのはつい最近のことだ。宣伝用に使うタウパーを暮にお願いしたのに、ハッと気が付いたのは2月半ば。どうしたんでしょうと電話したら、あの偽装問題で生産がストップしているとのこと。
私としてはタウパーにどうしても「古紙」というほどの、だわらりはないので「早くお願い」と電話を切ったが、その後ご丁寧なお詫びの文が届いた。遅くなったのではなく、偽装についてだ。
本日その当りもうかがったのだが、古紙を使うというのは、作業が複雑になるようだ。インクの色を落したり、細かくなりすぎた繊維を乾燥させた後焼却をする。その灰はコンクリートを作る会社に持っていって、手数料を払って処分をしてもらう等々。うーんやっぱりコストがかかるんだ。
おまけに古紙がどんどん中国に流れていって、国内の紙の価格は下がる要素がなくなっている。中国は国内で生産する道を選んでいるようなので、今の中国の技術力では、かっての日本の壇ノ浦のヘドロではないかと、内心想像してしまった。 中国の紙の需要はこれからだ。日本の10倍の人口に紙を行き渡らせるとしたら・・・・・考えただけで恐ろしくなった。
そうなると資源そのものも足りないが、公害の恐ろしさだ。・・・・・私が眠れぬ程悩んでもなんの解決にもならないが。
古紙が不足してきているというので、どんな紙が駄目なのかうかがった。
特殊紙と言って「選挙の投票用紙」みたいなのは駄目なのだそうだ。あの投票用紙、投票箱に入れる時大概折って入れますよね。あれ中に入ると開いてしまうんだそうです。・・・・・知りませんでした。
封筒の宛名のところの透明な部分とかも駄目とのこと。
この頃大きめの封筒に、事務所に届くあらゆる紙を入れて古紙として出すようにしている。週2日の可燃ゴミが心なしか減ってきている。それでもシュレッターにかけるものも多い。この古紙のリサイクルが世界規模でうまくいくかいかないかで、二酸化炭素問題も違ってくるのではと考えている。スーパーのレジ袋の次はこの当りかな、私にできることは。
依田 美恵子
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