国有林モニター現地見学・・・・その3

2012年09月30日 | 
美ヶ原高原から扉峠を経て松本方面に向かう。1600mの高さから見る浅間山、そして立科山。いつも見上げている山が別の山のよう。

 樺の林が続く、白樺は葉がハート型だが、樺は細長い。1500mの標高だと唐松の木肌も枝振りまでが違う。

 30分ほどで奥霧が峰の八島ケ原湿原に到着。ここは日本の高層湿原の南限で、国の天然記念物に指定されている。

 幾度か訪れているけれどこの季節は初めて。説明がないままに来ていたので、湿原がミズゴケだと初めて知ったのでした。

 1万年前、池だったところにミズゴケが1年間に約1mm堆積して島ができたのです。島といっても湿原ですが。

 そこに春から秋まで様々な高原植物の花が咲くのです。

 ザゼンソウ・クリンソウ・スズラン・レンゲツツジ・コバイケソウ・アヤメ・カキツバタ・ハクサンフウロ・ヤマオダマキ・ニッコウキスゲ・キンバイソウ・ノアザミ・キンミズヒキ・シモツケソウ・ヤナギラン・ワレモコウ・マツムシソウ・アキノキリンソウ・ウメバチソウ・トリカブト・リンドウ等・・・・・私の知ってる物だけ。

 何株しか見られないものもあるらしい。

 ここもシカの被害である。

 ここは民有地も含まれているので、今回官民一体となって防護柵を周囲に張り巡らしたとのこと。まだ1年なので結果はでていないが、期待されます。

 時間が押していて、説明も十分うかがえなくて残念。説明よりも実際に見ていただくほうがと、高台の広場に行って見ました。

 里の晩秋に近い風景ですが、めったに見られない風景でもあります。
やっぱり花の季節に来たいわ、の言葉がでました。まあ私は地元ですから来ようと思えばいつでもというレベルですからいいのですが。

 こういう所があると分かったから、また来ますとは、他県の方です。やっぱり花の季節に見ていただきたい場所ですもの。

 この湿原1日に4回ガイドウォークが開催されているそうです。満月の夜7時半から、月明かりの中を歩くフルムーンミーティングなるものがあるようです。

 ここの花が見たくて、若かりし車を走らせたけれど、カーナビの無い時代どうやっていけたのか不思議。

 国有林モニターをさせていただいて、たくさんの情報をいただいています。中部森林管理局のホームページも覗きます。国有林がどういう方向にむいているのかを知りたいからです。

 3年前から国有林は基本的に切捨間伐をやめたのだそうです・・・・私知りませんでした・・・・恥ずかしい!!
                 依田美恵子

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マスコミは恐い

2012年09月29日 | 日々のこと
ここしばらく総裁選が続いた。ニュースから流れる候補者の演説の一節に思わず、テレビに顔をむけることがしばしばだった。

 こんな程度のこと・・・・と何度感じたことだろう。

 国民をバカにしていないかしら、とも思える一節もたびたび。

 しかしこれはマスコミの恐ろしさを感じさせる時でもあった。
演説の中からの一節を選び出しているのは、まさにだあーれだ。

 大本営発表を信じていたと・・・・・さんざん聞いた。

 しかし今、こうして流れるマスコミが拾捨選択してコントロールされた放送を聴き、どう判断していくのだろうか。

 候補者のその場に応じたリップサービスまでが流されるのを見て、苦笑せざるを得なかった。

 たくさんの情報を知ることのできる時代であるように見えて、実はそうでもないことに気がつくのだ。

 常に監視されているような政治家たちの方が、本来の仕事がやりにくくなっていないだろうか。

 いつか「本物の政治家」が出てくるまで待つ時代・・・・・というどなたかのエッセーを読んだ。

 それを言ったのが某元大物政治家だったと。

                     依田美恵子

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国有林モニター現地見学・・・・その2

2012年09月28日 | 
 国有林モニター現地見学の待ち合わせ場所は、和田コミュニィテーセンターでした。時間前に到着したので、近くの道の駅に寄ります。

 平茶碗に似たお皿が目に付く、色もいいし心惹かれる。なんといっても価格が650円。地元の方の作品なのだろう。手に取ったが思いとどまったのでした。

 新品のままの我がコレクションを思い浮かべて耐えた。増やさないこと・・・・。

 レジで年配の男性が「やっぱり買うことにしました、もう売れてしまいましたか」とレジの女性に声を掛けています。「まだありますよ」と持ち出してきたのが「松茸」でした。

 1本200gはあるかなあーという程度の松茸です。価格をみたら3.000円でした。
「松茸」にも「価格」にも「すばらしいですねえ」と思わずつぶやいたら、「今年はとれませんから」ときっぱり。

 「ごはんにのせるとおいしいから」と男性。そうですよ、松茸ご飯ならいっぱいいただけますもの。ステーキ1枚のお値段です物ね。

 シカの柵を見た後、コミュニティーセンターで昼食。遠方からの参加者が多いので、
強行スケジュールで次の美ヶ原高原に向かいます。

 ここでは高山植物保護巡視活動をしておられる方にお話とご案内をいただきました。
美ヶ原高原の牛伏山は1990mですが、その山頂一帯が、高山植物の宝庫なのです。

 しかしここもシカが増えてきています。昨年は50頭位の集団がいて昼でもあの当たりにいましたよ、と指さされました。その当たりに見えるのは石でしょうか?

 石が動く?・・・・牛でした。ここは牧場なのです。夏の間放牧されて冬場は里に下ろすのだそうです。民有地だったり国有林の貸付地だったりするのだそうですが、そちらの方が先行ですからとのこと。

 牧場と草原は杭できちんと分けられていましたし、その杭の内側には電気の通る電線が張られていました。

 2000m近い草原はもう秋深く、花の季節は終わっています。それでも名残の残花が一つ二つ。

 ハクサンフウロ・アキノキリンソウ・げんのしょうこ・ヤマハハコグサ・りんどう・マツムシソウ・ウメバチソウ・ヤナギタンポポ・ゴマナ

 マツムシソウの花茎から上がシカに食べられた痕跡がたくさん見られました。2年草なので繁殖に影響するのだそうです。

 外来種は?の質問に「ありますよ」と。シロツメクサ・アカツメクサ・小さなスイバ・ギシギシ・西洋たんぽぽなど。

 足元にシロツメクサの白い花がさいていました。

 東信森林管理所グリーンサポートスタッフは美ヶ原地区で2名・八ヶ岳地区で7名で年間延べ238日活動実施しているとのことでした。

 26日は稀に見る上天気で、八ヶ岳・北アルプス・槍ヶ岳もくっきり・富士山も浅間山も御嶽山も立科山も・・・・名前聞くそばから忘れてしまうけれど・・・・こんな天気どころか晴れる日は10日に1度とか。

 山の天気は変わりやすいのでしょう。花の季節に来たいわねえ、と未練たっぷりなのでしたが、その頃は駐車場が大変なんだそうです。たしか1000台って看板見ましたけれど。

 タバコの吸殻とソフトクリームの手元の紙が多いとか。お二人は案内してくれる間も、ゴミを拾っていました。花を追う私の目にはゴミは目につかないけど。

 私の生まれた生地の奥に八風山があって、そこは草刈り場でした。春は蕨が夏は花の季節、そして秋風が吹き始める頃マツムシソウが一面薄紫色に揺れていました。

 今はどうなっているのでしょうか、草を刈る必要がなくなった今、気になるところです。人の手が入ってこそ成り立っている草原というものもあります。しかし50年前は、2000m近い山まで来る人は限られていたから・・・・一番は人災かも。

                    依田美恵子

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国有林モニター現地見学・・・その1

2012年09月27日 | 
台風18号が近づいているはずなのに、すばらしい晴天の26日。こんなこんな紺碧な空そうはみられません。

 24年度の中部森林管理局の国有林モニター会議が開催されました。今回は現地見学です。

 最近シカ被害がマスコミでも取り上げられますが、身近でもその被害をよく耳にします。

 中部森林管理局が対処しているシカ対策の現場の見学と今の現状をお聞きしました。

 それにしても爆発的というかネズミ算風に増えたのは、ここ5年ほどとか。

 シカといってもニホンジカです。カモシカも増えているようですが、そちらは天然記念物ですから。

 シカの生息数が1k㎡の中に2~3頭が理想、保護する方向なら5~6頭。現実は八ヶ岳で20頭とか。少なくとも自然バランスを維持していける頭数でないことは確かです。

 あ~あ言わないでくださいね。動物保護みたいなこと。

 山林の中を走っていて木の下がきれいなのは、シカが食べているからだとか。「本当ですか」というレベルです。

 植林したとしても若木は食われてしまいます。高山植物も食われています。里山の農作物の被害は23年度長野県内535億円です。シカの被害だけでです。

 里山では猪・ハクビシンまでもが問題になっています。

 被害として届ける以前に、耕作をやめてしまっているほうが問題かもしれません。

 長野県内の現在の推定固体数105.000頭。年間25.000~35.000頭捕獲して、27年度には35.000頭にしたいとか。計算からすると不思議でしょう。2歳からお産がはじまりその90%は生育するらしいのです。

 最終的には5400~9600頭が理想だとか。

 かわいそうだとは思いますが、何が原因でこんなに増えたのでしょうね。
シカは弱者だから、奥山から追い出されたのでしょうか?

 猟友会の皆さんも高齢化しているのが現状。

 捕獲して食肉にと思えば、射殺した後のすぐの処置が要求されるし、あれを担いで下山するなんて不可能。

 森林管理局が捕獲調査している現場を見学。
調査の概要は
①効率的かつ効果的なシカの捕獲方法の確立のため
②大量に捕獲する方法
③人手をかけない効率的な方法
④シカ肉の有効活用
に着目し、囲いワナによる捕獲を実施・検証。

 囲いワナは軽量鉄骨の骨組に唐松の間伐材の2つ割りを縦張りにしてあった。入口が人工物だったから警戒心がでたからかもとか、まだまだシカと人間の知恵比べは続きそうです。

 入口を自動的に閉鎖させる工夫には努力しているんだと思いました。

 国有林までの入口は草原でした。これって、これって耕作放棄地ではないですか。
かってここは畑だったのですね。その名残のような畑が僅かにありました。

 人が農村にいなくなった・・・・そういう経済の仕組が出来上がった日からの結果が今の現状なのだと思わずにはいられませんでした。

                  依田美恵子

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三浦しをん著「神去なあなあ日常」

2012年09月26日 | 読書
 取り寄せたブルーンの出荷箱から見て、まだまだ今週中位続くと思ったプルーンの収穫が、今日で終わると父が言った。

 えー、ウソでしょう。と仕事で外に出た際、プルーン畑によって見た。あらホント、1.2本の木を残してきれいに採り終えている。

 このところ耐え難い肩こりに襲われている。

 日頃肩こりには鈍感で、美容室でマッサソージのサービスを受ける度に「凝っていますねえ」と言われても、さっぱり自覚はない。

 しかし一旦凝ったと自覚するレベルになると、吐き気そしてその次には頭痛となる。
考えてみれば、昨年もこの時期同じことを言っていた。

 日ごろ箸よりも重い物を持ったことのない身で、農家の嫁さんをするとこうなるようだ。まったく情けない。もっとも夫以外には黙っている(笑)

  気が立っていた日が続いた。その興奮状態のままでは眠れないので本を開く。

 三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」
木を扱う仕事を通して、いろんな山事情を他の人より知っているつもりだったが、新しく知ることも多く、毎夜僅かずつ読み進めた。

 癒される本であることは確か。

 少し前まで、三浦さんが女性なのか男性なのかも知らなかった。いやはやこの方の実力はたいしたものだ。

 ようやく農家の嫁さんも終わり、穏やかな日々に戻る。身体を鍛えなければと思う・・・・・その前にその体力をつくらなきゃあとここ2年ほど思っているばかりだ(笑)

 今頑張れば10年後の自分が見えるなんて言っていたのに、来年の今何と言っているのやら。

 今年は絶対作らないと宣言していたプルーンジャムをまた懲りずにつくっているのである。
依田美恵子

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限界集落地?

2012年09月25日 | 日々のこと
 お彼岸の先祖祭りの折、「山のプルーンは大丈夫ですか?」と隣の席の方に尋ねた。3年前に熊にやられたと聞いていたから。

 「電線を張ったから大丈夫」と返ってきました。「電気は?」と山の中にメーターをつける費用を慮って聞いたのでした。「電池だよ」と「今はいいものがあるねえ」と続けられます。

 「なるほど」とえらく感心した私です。以前畑に電線を張りめぐらしたいとご相談をうけたことがありました。山に電気を持っていく費用がばかにならなくてびっくりしたことがあったからです。

 私の生まれたところは、山を幾つか越えれば群馬という場所。10年ほど前畑に出ているのは70歳代80歳代の人ばっかりが目に付いた。それでも出荷用の高原野菜の畑が広がっていた。

 時間の問題といえばそうだったのかもしれない。先日久しぶりに訪れた私の目に写ったのは、耕作放棄地だった。そして屋敷廻りに杭を立ててネットや線で囲んだ自家用の野菜畑。それだけがここに今も人が住むと思わせるのだった。

 急激と言えば急激であったが、私の知る顔を一人ひとり思い浮かべても無理からぬこと。

 若い人たちと同居している家庭はいくつあるのだろう。

 標高が高いからお米が美味しくないと、この地での耕作をやめたのは早かった。高速だ新幹線だの時代、その補償金で里に代替の農地を得、続いて若い人たちも里に下りた。

 耕作放棄地が山と里の区別をなくし、熊・鹿・ハクビシン・猪が農作物を食い荒らす悪循環も生まれた。にわとりとたまごの論理でどちらが先か分からないけど。

 それでもショツキングな景色だった。自分が若く戻れないという現実よりも、もっと
強い衝撃だった。

 国敗れて山河あり・・・・そんな言葉もあったが、今ここに豊かな山河ありと言えるような、すべてを受け入れてくれる農村はなくなった。

 思いついて野辺の花を1輪手折って墓参りをし、その高台から山に囲まれた我が生地を複雑な思いで眺めた。

 走り回っていたあの頃が妙に懐かしくて・・・・・。
                            依田美恵子

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暑さ寒さも彼岸まで!!

2012年09月24日 | 家族
なんと慌しい1週間が過ぎた。プルーンはまだなっているらしい。選果係りの私は畑に行く時間がない。

 8月の入院は気力と体力を回復したかにみえたが、実のところ寝ていた分だけ体力は落ちていたに違いない。

 そのまんまに突入したから、疲れ方が半端ではない。

 パニック時様態のように、物を考えたくないと思うのだ。かといって会社員でもあるから・・・・それはそれなりにこなさなければならないし。

 時間になれば食事の用意もしなければならない。「お彼岸には朝夕、仏壇に上げるものだ」という正論にも立ち向かわなければならない。

 今は仏壇の中の私の父母は「おまえがんばらなくてもいいよ」ときって言ってくれるだろうと、一人涙した。

 日頃お世話になった方に、このプルーンでお返しをすることにしている。

 送った数だけ電話が来るというのは、長年その役を担っていた父の言葉だったが、まさにその通りである。

 自分が受ける立場になってみて、私も今まで心無いことをしていたかもしれないと思う。生産者が送ってくれた時は最盛期の時である。たぶん寝る時間もない日々が続いていただろうに、楽しいからと長話をしなかっただろうかと。

 だれか電話番か欲しい!!
我が家の電話は、一番確率が高い私がとるのが恒例となっているから、一番遠くの作業台にいる私がかけつける。

 今日はお休みですか?はいはいプルーンで会社に行っていられません。
やっぱり生産の現場は理解されていません。

 娘が夜なべをしている夫と私を見て、びっくりしたのです。考えてみれば娘が家にいた頃は、プルーンを始める前だったから。「こんなに苦労していたの」

 いえいえこんなことは、ごくごくあたりまえ、私たちの体力が落ちただけのこと。
ただ今年は豊作だったのよ!!これって普通はうれしいはずなんだけどなあー(笑)


 彼岸が過ぎて急速に温度が下がった、通勤途中のエアコンからヒーターが入った。
いやいやあの暑い夏が恋しくなる日も近い。

                  依田美恵子

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プルーン話

2012年09月20日 | 家事のこと
十分な心の準備がないままに、先週末からのプルーンの収穫。年に一度のことだから、作業の詳細を忘れるのね。

 夫がボリュウムが足りないって電話があったから注意してと声を掛けてきます。それってどういうこと、秤の性能の違い?と言いつつお互いの秤で計り比べ。

 えー違うじゃあないの・・・どっちが正しいの・・・・。
しばらくして、余裕分をマイナスにしてあるから、同じだよで一件落着。

 しばらくして、今年はよく熟したから11個で大丈夫の声に????
そんな・・・わたしだって12個が最高だったのよ・・・いやほとんど全部だよ・・・・。

 気がつきましたよ、絶対違っているって。

 結局違っていたんだなあー、夜なべ仕事が増えた。1パックずつ計り直したのだった。

 1年経つと忘れるんだなあ、定量の5%を余計に入れることになっていると思っていた私、結局そうそううまく行かないから、それ以上入れるのだけど、夫と話していて5%ではなく10%なんだと知る。

 思い出してみれば、たしかに・・・・。

 そうなれば、結局10%どころか15%が入ってしまう。
世の中100分1だと1000分の1だのと言う時代に農業の世界はこんなにアバウトなのである。

 弱きは生産者なのかもしれない。1玉1玉厳しい選別をしながら、ひたすら消費者の立場に立って、と心を殺す。

 何よりも見栄え優先される。買い求める人のためと言うより、売りやすさがも求められるのであろう。しいては生産者に返ってくることではあるが。

 プルーンのブランド化が進んでいるのだろう、選別は年々厳しくなるような気がする。

 熟するのはまだまだなんて思っていたら、いっせいに熟し始めた。この当りが辛いのよね、秋に連休を増やすなんていうニュースを聞きながら、休みはいいけれど、青果市場が休みになると困るのよね。

 採りたくても、出荷が出来ないこの連休・・・・この時期だけは農家の嫁さんの立場で物を考えてしまう(笑)
 お休みが増えればいいってものではないと思う人もいるはずである。

                       依田美恵子

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運動会デビュー?

2012年09月19日 | 家族
 小学校の運動会、我が子以来20年ぶりに見ると、とっても新鮮。我が子の最後の運動会が終わった日、とっても寂しい思いをしたことを思い出す。

 当時よりちょっぴり人数も少なめかもしれない、でも来年度の新入生は人数が多そう。最近住宅がどんどん建ってきている影響なのね、うれしいわ。

 開会式から閉会式まで・・・・真夏なみの炎天下で閉会式の万歳を覚えていないところを見ると寝てたあの?でした(笑)

 「かけっこ」の呼び方も学年によって違うのね。
ゴール付近はカメラマンでいっぱい、我が子を取り終えると後ろに下がってとうまく廻しているんだあーと、新参者は感心ばかりしている。

 夏休み明けすぐは水泳大会、それが終わると運動会。先生も子供も大変だわね。

 騎馬戦は相変わらずの伝統種目のようだ。騎馬戦と言っても、息子の時代も紅白帽子の取り合いになっていたから、これも同じだった。

 ただ2回目は勝ち抜き戦になった。1対1だけが戦い、大将組まで先に終わったほうが負けである。

 1対1で戦う双方の後の足元に控える先生の姿・・・・・これを見た時はびっくりしたわね。危険回避なんだろう。

 今時なんだわ・・・・と感心していた。

 何かあったら、その責任は?・・・・の時代なんだろうね。

 教育の現場もやりづらいだろうな、と一人つぶやいてしまった。

 子供たちの体格も運動能力にも差があるのは当然のこと、いそがしいカリキュラムの中で練習する時間もないから、細かい気配りがされているのね。

 5・6年生の組体操はとっても見事でした。やっぱりこれは感動するわね。
やっぱり1日1日成長が見える年代って良いわねえ。

 私は後退していく自分が見えるけど(笑)
 
                        依田美恵子

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プルーン騒動

2012年09月18日 | 家族
それは突然でした。プルーンの収穫です。今年は暑いので熟すのか遅いからなんて勝手に思い込んでいました。

 土曜日12人分の運動会のお弁当を作り、9時前には会場へ。どんだけいそがしいことか。

 閉会式を待って子供を連れて帰宅。一足先に帰った息子はプルーン畑に。
心の準備もないままに・・・・・突入。

 プルーン採れば終わりと言うわけではなく、選別してパック詰めの作業が伴う。

 例年なら箱も十分用意しておくのが、私の仕事だが、その時期にケガをしてたからら間に合っていない。

 父の採るペースなら、選別のペースもそれなりだが、息子に3日間頑張ってもらうと、私たちも朝から夜までフル活動である。

 かつては1人でこなしたことが多かった夜なべ仕事も、今は夫と2人。
昔は若かった・・・・感想はただその一言につきる。

 86歳の父・・・・脚立の上り下り仕事である。ここ何年か本数を減らしてきている。
昔は若かったのセリフはこの父の方が言いたいだろう。

 息子の助っ人がなければ、どうにもならないかも。
 だいたいからにして、農作物の収穫量は天候に左右される。ここ何年か「もう終わりなの」状態なの程度できていた。

 雹や台風に当たれば、半減は当たり前の世界だから、どこまで準備するかは悩むところだったのだろう。

 16号台風も幸いにも当地は被害をまぬがれそう・・・・・そうなると・・・もう・もう・もうである。

 今朝出勤し、とりあえず仕事を間に合わせて、引継ぎをしてお休みもらいます。

                         依田美恵子

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