土屋酒造店さん新酒発表会

2015年03月27日 | 
28日の土曜日は土屋酒造店さんの「佐久酒の会」の茜さすの新酒発表会。

 佐久酒の会は発足して15周年。会員が田植えや稲刈りをした無農薬のお米でお酒をつくっているのです。それが「茜さす」です。

 もっとも会員は作業をするというより、お田植祭や収穫祭その後のお酒の会が楽しみなのですが、地元をはじめ関東からお越しの方も多く楽しい会になっています。

 3月は新酒発表会が土屋酒造店さんの蔵で開催されます。地元の食材を使った料理をつまみに、新酒をいただいたり、15年間に蓄積された古い「茜さす」もいただけます。

 作られた年によって微妙に味が違うものをあーだ、こーだと言いながら、いただきます。

 週末足がないことに気が付きました。母が土屋酒造店さんの甘酒が大好きなのです。新酒発表会の時にも買おうと思っていたけれども、1升瓶を何本も持って歩くこともできないので、買いに出かけていきました。

 今年のお酒はとっても出来がいいようだよ、と夫が聞いてきていたのですが、本当にいいようです。

 1等米が収穫でき、それを使って「茜さす純米大吟醸」を醸造し、今回それを15周年の記念に会員に配布してくれるのだとか。

 年会費10.000円でいつもは純米酒720mlが6本なのですが、今年は純米大吟醸です、金額で言えば倍ですから・・・・・。

 ちょうど発送の準備ができていましたので、いただいてきました。奥様が「第1号ですよ」と。「わー、今夜さっそくいただきます」と私。

 それはそれは美味しいお酒でした!!!!!

 茜さすもおいしいのですが、一段とこくと深みがあって・・・・・。
 
 茜さすは「長野県原産地呼称」の認定も受け、知名度もぐ~んとあがってきています。

 会員もどんどん増えて蔵がいっぱいなんですって。お餅つきの時が混雑するので交通整理してくださいね、と奥様。いつも手をだそうと思うのだけど、ベテランの奥様たちがいて私の出る幕ないんですが(笑)

 28日は暖かそうです。夫と昼間からほろ酔いを楽しみます。

 29日は一般の方に開放されていますので、是非おでかけください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 先週は新潟の頸城酒造さんにうかがって、ふだんとっても手が出ないような高級なお酒をいただいてきました。

 新潟酒の会に使われた残りだとか。

 我が家には最高のプレゼントでここ1週間至福の食卓となったのでした。

 おいしいお酒はやっぱりおいしい!!111・・・・・うふふふふ私利き酒師・・・・もうちょっとうまいセリフがありそうなものを。

                        依田美恵子

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片付けているといいこともある。

2015年03月25日 | お片付け
断捨離は単に物だけではない。もう何年も記帳もしていない通帳がでてきたりする。何年たっても請求権はあると思うが、ゆうちよ銀行はそのうち請求権が消滅するかもと聞いた。

 我が家にもあった、息子が小学生の頃新聞配達していた時の通帳。お年玉も入れていたから新婚旅行の費用はこれで賄ったはず。

 その残りがわずかであったが残っていたのである。本日解約をしてきた。息子ファミリーが2~3回は外食できるだろう。

 片づけのご褒美みたいに時たま現金が出てくる。蓋を身に重ねた菓子箱のその間に20数年も入っていた11万円。箱をそのまま捨ててしまえば日の目をみることもなかったかもしれない。

 分解して捨てようとしたら封筒がパラリと落ちた。父が拾い主にと半分くれた。

 切手や商品券も・・・・・やっぱり片付けるといいことあるわ。

 昔蒐集していた切手・・・・・この位価値の下落を感じる物はない。

 テレホンカード・・・・電話料の支払いに充てれば額面の価値だけど。この頃では使える電話機を探すのも大変だし。

 へんな蒐集をしないこととこの頃思う。
                                      依田美恵子

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収納に入っているものは、今後使うことがあるものですか。

2015年03月24日 | お片付け
 断捨離づいている私は、月々お客様にお届けしている「中島木材通信」にも記事を連載しています。ОBのお客様にお届けするのは、設備担当の秋山さんと、和也君です。

 私はご近所にポスティングする500部ばかり、天気がよさそうな日を見て飛び出していきます。

 先日の穏やかな日、皆さんが冬眠から覚めたかのように、家の周りを片付けたり、家の横のU字溝をきれいにしておられたりした方がいらして、ご挨拶をしたりできました。

 お配りしている「中島木材通信」に目をとめられて、「断捨離の記事いいねえ」と言っていただけました。

 ОBのお客様ではないので私の知らない方でした。

 いつもポスティングしていてもなかなか反応がないものですが、どこか琴線に触れていただけるところがあったのでしょうか、うれしく思いました。

 断捨離シリーズはA3サイズの半分を使い8回の予定です。

 なぜそんなシリーズを立ち上げたかと言えば、ポスティングしていて見かけたお宅でした。田舎の家というか、農家は屋敷も広く、住宅以外にも小屋の類がたくさんあります。

 農機具も多いですが、そこに仕舞われている使わなくなった電化製品や山ほどのダンボール・発砲スチロールなどを見た時、バーンとはじけたのでした。

 私自身も10数年、我が家の物を片付けてきました。それこそ壊れた電化製品からでしたから。

 またお客様からお片付けのご依頼を受けることも多くなってきたのも事実です。

 ご年配になれば、死蔵品どころか、日々のゴミの処分もままならいともいえます。

 私たちよりひとつ上の世代は戦前、戦中・戦後と物のない時代を経験していますから、物に対する執着は強いと思います。物を買えることは、幸せのバロメーターでもあったはずですから、ひとつ増えてもひとつ減らすということもなく、ただただ増えるがままになってきていたと思うのです。

 新築する時、収納・収納といわれますが、そこには日常使わないものが仕舞われます。

 さらに別に物置が欲しいと言われます。

 私は80代のご夫婦が70坪の家に収納のためのスペースを作りたいと言われて、その収納したい物を拝見したことがありました。

 それはほとんどが引き出物としていただいた物でしたが、昭和40年代以前のプラスチックの菓子鉢など、ご本人だって使う気にはなれなかったのでしょう。

 そのほとんどが何十年も前からそこにある物のように思えました。一番はこれを全部処分して、今後必要な物だけを買っていく方が、工事費よりも数段安いのではないかと思えました。

 でも遠まわしにそれを伝えたのですが、なかなか納得なされませんでした。

 あれから10年お二人とも、施設に入られたり亡くなられたりでご自宅におられません。

 もったいないという気持ちだったと思うのです。ご子息は残された物を見て、なんと思われたことでしょう。


 収納は使う物を入れる場所です。この認識がとっても大事ですね。

 要らないもののためのスペース、たとえば6畳間をつくる場合、そのために払う金額を考えたことがありますか。

 収納あればあるほどいいと考えがちですが、所持する物の方も考えてみてはいかがでしょうか。

 そのうちに片付けようと思っていても、片付けは体力気力勝負です。

 日々の生活の中で継続は力なりです。生活の見直しをしてみましょう。そして要らないものを処分していきましょう。

 断捨離は物を捨てるということだけではありません。物を捨てることは、心が痛むことです。その痛みを経験すると、新たに物を購入する時に慎重になります。

 物が少なくなると、家が整ってきます。掃除をするのも楽になります。

 たぶん家族もあなたも幸せな気分になってくるでしょう。

 あなた自身が一番変わったと思うかもしれません。
                                           依田美恵子

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上越に行ってきました。

2015年03月23日 | 
ちーちやんとママが大好きだった上越市柿崎。ちーちやんは保育園を2年間と1年生の1学期をここで暮らしました。

 ママの告別式の際も大家さんはじめ、同じアパートの方やちーちゃんの同級生のお母さんがわざわざ佐久まで来てくれていました。

 ちーちゃんはずっと前から柿崎のお友達に会いたいといっていたのですが、なかなか機会がありませんでした。

 この春休みこそと、急遽出かけていきました。本当は連絡していかねばならないとこですが、皆さんのご予定もあるだろうから、お会いできる方だけでもと思いつつ。

 到着20分前にお電話したら「ちょうど出かけるところ」だそうで、あわててお伺いしました。

 大家さんちに、ちーちゃんもパパもママもとってもお世話になったのでした。

 大家さんのお母さまは私と同窓のご縁もあったり、息子さんご夫妻は家の息子夫婦とともに同じ名前という奇遇もあったりと私たちまで親しさもひとしお。

 しばしばお電話もいただきちーちゃんのことを気遣っていただいて本当に感謝していたのです。

 お出かけの邪魔をしてはとお暇乞いをしなければと思いつつもご迷惑をおかけしてしまいました。

 外に出ましたら、ご近所のお母さんたちが待っていてくださっていました。

 そして、いつも地域の子供たちの面倒を見てくださっているおじさんも。

 こちらからご挨拶に伺うはずだったのに、驚いてしまいました。

 柿崎の皆さんの情の深さと優しさに、ただただ感じいったのでした。

 だからちーちゃんが柿崎に心ひかれるのね。ママも病床で柿崎のママ友の話をたびたび私に話していましたもの。

 このおじさん本当に子供たちの面倒をみてくださっているのです。アパートの住人の方が家を建てる場所をおじさんの家の近くにしたというのも本当にうなづけます。

 おじさんの家の窓辺に、プラスチックのお人形がユラユラと揺れていました、その数が40~50個。

 なんか面白い人形ですね、と言いましたら、太陽光で動いているのだとか。子供たちを喜ばせるためにのようです。

 買い置きがあるからとちーちゃんに7つもくださいました。

 春になったら佐久にもお越しいただけるとのこと、お待ちしています。バルーンもいいですよ。

 ちーちゃん念願かなって皆さんにお会いできてよかったね。

 みなさん本当にありがとうございました。

 上越は佐久よりずっと温かく、梅が咲いていました。

 帰りにはお魚を大量に仕入れて、ちーちゃんが「毎日お魚?」って心配そうに聞きました。「3日に1度くらいにしようね(笑)」

 3箱分それぞれ下ごしらえをして冷凍庫にストックし、骨は骨せんべいにし、いいおつまみになったのでした。

                                         依田美恵子

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中島千波ポストカード

2015年03月20日 | 日々のこと
中島千波さんのポストカード・ブックを求めたのは3年前のこと。小布施ミュージアムに研修旅行に行った時である。友人が買っているのを見て「何を?」と思ったのだった。

 さすがである、彼女はマメにお手紙をくれる。そういう方はやっぱり目の付け所が違うわね。

 ポストカード・ブックというだけあって、1冊に55枚綴られている。

 このシリーズ文藝春秋の1991年4月から1995年8月まで掲載された「渡辺淳一」氏の『君もコクリコわれもコクリコ』の挿画集なのである。コクリコは漢字で雛罌粟と書く。

 与謝野鉄幹・晶子夫妻の生涯を書いたものだと言う。私は読んだような読んでないのか思い出せない。

 このポストカード会社の机に入れ、必要があると使っていたが、季節にあうものを選んでいただけで、この背景にあるものを知らずにいたのである。

 ある日残り少なくなってきたカードから選んでいた時、渡辺淳一さんの前書きに気が付いたのである。

 「君もコクリコわれもコクリコ」の挿画を中島千波さんにお願いするとき、ひとつだけ出した条件が、毎回常に雛罌粟(ひなげし)を描いてほしいと言うことであった。

 5年近い連載に罌粟の花だけ描き続けると言うのは過酷な申し出であったに違いない。
 
 なぜ罌粟かと言えば、かって与謝野鉄幹と晶子が、南フランスのプロヴンスの丘陵に咲き乱れる罌粟の花園で永遠の愛を近い「君もコクリコ我もコクリコ」と歌ったところからきたもののよう。

 前書きの短文の中で渡辺淳一氏が雛罌粟と罌粟を使い分けているが、その微妙な使い分けがわからない。

 挿画集に雛罌粟を描いたものは10枚である。あとは数々の花が描かれている。ポストカードとして使いやすい編集ともいえる。

 残り3枚は「白彼岸花」「夕顔」「山茶花」。まあーよく書いたとも言える。最後の1枚は求めた時の友人にありがとうの言葉を添えて書こうと思っている。

依田美恵子

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あれから半年

2015年03月19日 | 家族
我が会社の昼は賑やかである。それぞれが持参のお弁当を持ち寄り、会社の話、家庭の話に、世間話に、仕事の話にお互いの情報交換の場でもある。

 珍しくけい子さんと2人だけの昼になった。けい子さんは私の兄である夫が昨年の8月、娘が9月に亡くなった。いつまでも泣き悲しんでいるそぶりもできないから、元気風を装うが、けい子さんの胸の内は私と変わるまいと思う。

 そのけい子さんが「みーこちゃんぱよかったね、ちゃんと最後に話ができて」と言う。「話ってなに、私だって、娘にあなたはもう死んじゃうなんて言えなかったけど」。

 私が最後に娘に語りかけたことを言っているんですね。

 病院に泊りがけだった私が、娘の夫と代わって家に帰り父母を病院に連れて行った時、娘は深い眠りについていました。

 一目見て、娘の夫に「もう目を覚まさないかも」と言いました。強い鎮静剤で眠っていましたが、それは眠りとは違うように見えました。

 ちーちゃんにママにお別れを言いなさい、今だったらママは聞こえるからねと言いました。

 ちーちゃんの「ママー、死じゃあいやだアー」の叫び声が病棟中に響きました。

 私は「長い間、よく頑張ったねご苦労様、ちーちゃんは私たちが、立派にそだてるから心配しないでね」と声をかけ続けました。

 その時、娘の目から涙が流れました。握った手はもう温かくはありませんでした、その涙で何をつたえたかったかわかりません。
 
 ちーちゃんがその涙をぬぐいました。

 それまで病状がどんななのか尋ねられても「大丈夫治るから」と欺きとおした私。自分の死が近いと知れば言い残したいことがあっただろうにと、私は今もずっとそれを悔やみ続けるのです。

 私がその涙を悔やむのと同様、けい子さんは最後まで亡くなると思わず、最後の言葉をかけれなかった自分を悔いるのです。

 娘を亡くして間もなくの頃、大勢の集まりに出なければなりませんでした。「ここであんたの気持ちが分かるのは俺たちだけかも」と声をかけて下さったのは、数年前に30歳代の息子さんを突然死でなくされたご夫妻でした。

 私は言葉もなく深くうなずくことしかできませんでした。

 あれから6回の月命日を迎え、私のお団子作りの腕が上がりました。

 娘のためにお団子をつくるなんてと、その不条理さにいつも涙がでます。

 それでも時間は薬だと思えるようになってきました。先のご夫妻は7年かかったとお話されました。

 今朝、娘が手を付けてもなかったファンーデーションが終わりました。娘の残した物を一つひとつ使い切って、娘が心残りなく天国にいられるようにと思っています。
                                 依田美恵子

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ローラの世界

2015年03月18日 | 読書
ちーちゃんがパパとやすむようになって、私の読み聞かせがストツプした。

 何十年ぶりに読み始めた「大草原の小さな家」シリーズ、はまったのは私。

 ちーちゃん抜きで読み続けている。

 「農場の少年」はローラがのちに結婚した「アルマンゾ」が9歳から10歳の少年時代を書いたものである。

 ローラの少女時代は開拓時代だった。本当に自給自足で何もかも自分たちの手で作り上げていく生活であった。食生活も決して豊かとは言えない時期もあった。

アルマンゾはその頃、大きな農場の兄と2人の姉を持つ4番目の子であった。たった9歳であっても父親は彼に生きていくための仕事をあてがい、農夫として必要な教育をさずけるのだった。

 食べ物はほぼ自給自足であったし、その母親は衣服も布からつくっていたのである。靴も皮をなめすところまでは父親がしてと・・・後は靴職人が泊まり込みで1年分をつくっていたが。

 その生活力に感動。

 そしてその豊かな食生活にも。

 豊かという意味が現代の豊かとは根本的に違うだろうが。

 氷蔵に氷を貯蔵する作業をした日の昼食・・・りんごとたまねぎを炒めたもの(アルマゾフの一番の好物)・肉汁がかかったローフトビーフ・マッシュポテト・にんじんのクリーム煮・かぶのゆでたの・バタつきパン・野生のリンゴジャム・鳥の巣プディングと甘いクリームミルク

 ちなみにこの氷は夏、アイスクリームや冷たいレモネードや冷たいエッグノッグを作る時に使うのだとか。

 土曜日はパンやケーキやパイを焼く日。ドーナツも熱いラードで揚げたり・・・・。

 日曜日の朝食 何段にも重なったホットケーキにはバターをたっぷり塗ってメイプルシュガーをかけて・山のようなソーセージ・アップルパイ・オートミール。

 日曜日の昼食 ライアンインジュンパン・チキンパイの肉汁かけ・ベイクドビーンズ・赤カブノピクルス・かぼちゃのパイ・アップルパイ・チーズ

 これが全部家庭で作られていること。

 馬・牛・羊・鶏・豚を飼い、それらを売ったり、耕作に使ったり、食糧にしたり。

 ニューヨーク州の北のマローンの郊外・・・・冬場マイナス40度にもなるのである。

 それにしても本当の豊かさってなんだろうと、生活能力の無い現代人の私は思うのである。

 
                           依田美恵子

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穏やかな春、家事にいそしむ。

2015年03月16日 | 家事のこと
ようやく春が来たと思えた週末、家事にいそしみました。

 野沢菜漬けも本当にわずかとなり、その最後の数株を煮ました。かっての私は好きではありませんでしたが、年と共に煮る気になってきました。

 干しシイタケや竹輪・油揚など冷蔵庫にあるものだけでしたが、薄味だったので「おいしい」と言ってもらえました。

 野沢漬を煮る・・・・信州の風物詩なんです。

 漬物桶も片付いたので食品庫の掃除もできました。

 そして父が採ってくれていた「渋」も、瓶を詰め替えて、瓶の本数を少なくしました。

 この「渋」は父がヤケドの薬として、採ってくれたものなのです。息子が1歳の誕生日直前にポットのお湯を数滴足の甲に垂らしました。

 赤ちゃんの肌は柔らかいので、こんな程度という位でもヤケドします。

 その時の思いがあって何年にもわたり採ってくれたのですが、あれから30数年、ヤケドの治療法は変わりました。

 これを使うことはないだろうと思うのですが、やっぱり捨てられません。

 紙に塗って渋紙でも作りましょうか・・・・・それを何に使うか(笑)・・・・・。

 食品庫物を減らしたので、ほとんどの物が棚に収納できるようになり、掃除が格段に楽になりました。すっきりするとうれしいですね。

 冬の間越冬野菜を保存しているコーナー、白菜とかぼちゃは食べきりました。その部分の壁も床も拭きあげました。

 その上の棚手を伸ばして拭き始めました。よく見ましたら取り外し可能でした。外流しで洗って穏やかな春の日差しで乾かしました。

 ちーちゃんがパパの実家に出かけたので、ワックス掛けをしました。やっぱり塗るとピカピカになります。

 日差しが明るくなると汚れが目につくようになり、1度にはできませんので少しずつ進めています。

 キッチンも「セスキ」を使うようになったら、フードの汚れも扉の汚れも簡単にきれいになって、今までの掃除がなんだったのよと思います。

 文明の利器ではありませんが、新しい情報も取り入れる必要もあると感じたのでした。

                                       依田美恵子

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小林恒一氏のコレクション

2015年03月14日 | 
友人が誘ってくれて、佐久市の近代美術館の「郷土のコレクターが遺した美の愉しみ」「小林恒一コレクション」を見に出かけました。

 誘われたらできるだけ断らない・・・・老後の鉄則かも。

 小林コレクションは佐久市平塚の医師、故小林恒一氏により、40年余にわたって蒐集されたものである。

 人間国宝の濱田庄司、13代今泉今右衛門、藤原雄、藤本能道らの陶芸家の作品をはじめ、北村西望、高村光雲らの彫刻、安田靫彦、東山魁夷らの日本画、林武、三岸節子らの洋画。

 ピカソ、ビュフェなどの海外の作品まで100余点

 平成15年、氏の遺志により夫人から佐久市に寄贈されました。

 今回その作品を一同に展示しています。
  以上佐久市立近代美術館のパンフレットから。

 観ての感想・・・・・・すごい・・・・・あまりに著名な方のたくさんの作品に圧倒されました。

 蒐集の範囲があんまりに広くて、観ていて最後には疲れを覚えました(笑)。

 ピカソマリー・ローランサン エミール・ガレ 奥村土牛 千住博 中島千波 東山魁夷 前田青邨 安藤広重 棟方志功 河井寛次郎 今泉今右衛門 酒井田柿右衛門 濱田庄司 北村西望 高村光雲 比田井天来 安藤広重

 とってもたくさんの作品なのに、作者の名前を知っていたのは上記の方位。

 まあー名前じゃあないわねえと作品をみてきました。氏がかなりのエルルギーとお金をつぎ込んだコレクションだと思います。

 5月6日まで開催されていますが、3月4月は毎週月曜日が休館日です。

 今度は夫を誘ってもう1度見に行きたいと思います。
                             依田美恵子

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甲子園の校歌演奏と校旗掲揚

2015年03月13日 | 長野労基のひと口コラム
 今年も始まります、春の甲子園。かっては大会中泊まり込みで観戦したいと思っていたのに、今やエネルギーと時間がありません。

 3月の長野労基のひと口コラムは「勝利チームの校歌演奏、発案は女性メダリスト」です。

 以下引用です。

 3月下旬になると甲子園の選抜高校野球が始まりますが、勝利チームの校歌演奏と校旗掲揚は昭和4年の大会から始まりました。

 発案者は当時大阪毎日新聞の記者だった人見絹江さんです。

 人見さんは前年の第8回アムステルダムオリンピックに出場し、陸上女子800mで銀メダルを獲得しており、日本女子初のメダリストとして知られています。

 金メダル選手の国歌演奏や3位までの国旗掲揚を体感した人見さんは、その感動を甲子園でもと提案し、さらにオリンピックの入場行進の時のプラカード先導についても合わせて提案して、その年の選抜大会から始まりました。

 夏の大会での校歌演奏と校旗掲揚は、選抜より遅れること28年、昭和32年の大会から始まっています。

 話はそれますが、陸上女子2人目のメダリストは第25回バルセロナオリンピックのマラソンで銀メダルを獲得した有森裕子さんです。

 有森さんは、人見さんと同じ岡山市出身で同じ色のメダルを獲得し、さらに獲得日も同じ日だったことから、当時奇縁として話題になりました。

 以上引用終わり。

 私カンボジアで有森さんにお会いしました。あの地でマラソン大会をしておりました。

 お会いしたと言うにはおこがましい(笑)・・・・一緒にカメラにおさまっていただきました。

 日本人で2人目なんですね・・・・・やっぱりすごいことなのですね。

                                    依田美恵子

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