「障害受け入れる社会に」を読んで

2009年06月30日 | 日々のこと
地元紙の信濃毎日新聞の投稿コーナーで少し前から、「障害」についての考察が続いた。「障害」という字があまりにもひどいので、変えたら・・・・、という投稿から始まった。

 3つ目の投稿を読んだ時・・・・教科書に載せるべき内容ではないかしら、と思った。正確に全文を読みたいという方は、データベースに収録されていて公開されていると思います。

 以下抜粋です。
 私の次男は2歳の時、自閉症で知的障害があると診断されました。以来6年、精いっぱい自分なりに生きていますが、自分の感情のコントロールが難しく・・・・中略・・・。そのたびに周囲の皆様の温かい理解や支えで、何とかここまでやってきました。

 人は皆、周囲に健常者と思われ生まれてきます。しかし、生きていく中で、病気、事故、加齢、あるいは生来の要因が明らかになって、何らかの障害があると診断されるのです。

 健常者として生きていても、いつか障害者になる可能性があり、世の中には障害者とこれから障害者になる人しかいないのです。この事実を真摯に受けとめてほしいのです。

 障害者と呼ばれる人も、健常者と呼ばれる人も、同じ人間であり、何ら優れても劣ってもいません。生きていく上で不自由さがある人々が、たまたま障害者と呼ばれ周囲の理解と支えがいる、それだけです。

 私たちは名前などにこだわりません。知的障害などこの数十年で何度呼び方が変ったことか。その度に振り回されるのは私たち。

 障害者か持っている障害よりも、障害者がありのままで暮しにくい構造があり、受け入れてくれない人々がいる社会こそが障害なのではないでしょうか。

 今はバリアフリー、福祉社会といわれ、障害は隠したり恥じたりする時代ではなくなりました。でも、あまり変らぬ人々の意識と社会構造をまず変えていきましょう。みんな同じ、いつかは誰もが通る道なのです。  以上抜粋終わり

 呼び方や書き方なんか、変えてみたって、と本質をついていました。
自分だけは生まれるから死ぬまで、健常者でいると思っている大方の人の胸にグサッときませんでしたでしょうか。

 世の中には障害者とこれから障害者になる人しかいない・・・・という現実。

今や、自閉症は100人に一人生まれるという。
依田 美恵子

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月末の月曜日

2009年06月29日 | 家事のこと
週末、梅雨とは思えないいい天気。どういう訳か、張り切りたくなるのね。
お布団干して・・・・今夜は眠れないよ・・・大丈夫よ、熱がとれるまで別のお布団にすればいいんだから。

 ベランダを見れば、燕の子がちらちら。こりゃあダメだわ。結局下までどっこいしょ。

 ついでに夏冬のお座布団もカラカラになりました・・・とってもいい気持ち。

 裏庭を見れば、藤蔓がやたらに元気。花の終わりの時期にも、かなり切ったのに、なんと生命力の強い物か。なんと230本もの蔓を切った。

 この藤なんとかしないかしら・・・とうたっているんだけど・・・かなり始末が悪い。遠くの山肌に咲くのをきれいなんて眺めているけれど、この繁殖力だもの、他の木なんてひとたまりもないはず。

 この頃の森林整備の話を聞いていたら、蔓きりはチェンソーですって。人の腕より太い蔓がごろごろですもの、鉈ぐらいじゃあ刃がたたないか。

 午後は料理のしまくり・・・・これが楽しいのよね。時節柄、タッパーに入れて、これで週の半分はお手抜きができそう。

 日曜日、いつもより早起きして、梅の収穫に出かけていきました。幸いにも去年の3分の1・・・・この位がベター。それでも20キロを梅漬けに、梅酒は11本。
 まだまだおまけがあったんですよ。中梅が15キロほど。最近漬物主婦始めた身には、そのレシピがないのです。・・・それでも今夜はなんとかしなくちゃあ。

 月末の月曜日・・・少々お疲れモードですが、仕事だけは忙しいのです。
依田 美恵子

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起きぬけの一声

2009年06月26日 | 住まいづくり
寝苦しい夜が始まった。この時期寝具の調整がむずかしい。ベットの両脇に羽根布団と羊毛布団をおいて、一夜に何回も取り替えている。

 先日ОBのお客様とお話していたら、お休みになる時、温度計を見て掛けられる布団を選ばれているという。・・・すごく合理的ですね・・・。

 とっても良い事聞いたんだけど、あいにく我が家にはあわないのだ。築28年の家では、即外気温の影響をうけるから。

 「なんだか寝ている間に、風邪を引くみたい」とは今朝の起きぬけの一声だ。
早く言えば「寝冷え」。今時と、秋口がいけない。真夏なら布団をはいでいても、明け方だって、そうは冷え込まないから。

 パジャマを薄手にしたり、厚手にしたり、冷えたと思えば、靴下をはいて温めたりと、汗取りのタオルは顔の左右に置いて、いつでも手の届くように。

 若い日々は勢いで寝ていたけれど、今や努力して安眠を確保する。
 母が寝道具の「せっちょ」を言うのを不思議に思っていたけれど、そういうことかとこの頃胸に落ちる。

 お日様のにおいのする布団に、本当にカラカラに乾いたシーツに横になる時、幸せって思う。・・・・現実は、なかなか布団を干せないし、シーツも決してカラカラまでは乾かないから。

 話を元に戻そう。・・・用は住環境の問題なのだ。外気の影響を受けにくい住まいなら・・・今やこのようなことはないだろう。私の周囲はそういう人ばかりだ。
 お布団だって、干せばそれなりの価値があるが、たとえ干す回数が少ないとしても、不愉快にはならない。

 だいたいからして、この時期の我が家の押入はかび臭くなるが、住環境のいい住まいの押入の布団は、干したてのようにカラッとしている。

 あーあ、本当に嫌になっちゃう、という所かな。

 長期優良住宅って、今の最大のトレンド。でもどこにも「住みこごち」の言葉はでてこない。
 家はやっぱり「住みごこち」追求だなと、この夏の安眠を考えつつしきりに思う。
依田 美恵子

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太陽光発電の訪問販売

2009年06月25日 | 日々のこと
「太陽光発電の営業が来てるんだけど、なんて言っておけばいい?」と母。電話での営業と思い込んだ私は、「30年も経った家だから、新築した時に考えます、とでも言ったらどうですか」で終わったつもりでいたのに。

 夕食を済ませた頃を見計らったように電話。

 「お話聞いていただけましたでしょうか?」「いいえ」「お客様のご負担がなく・・・・」30年を出して断ろうとしていた気分がこの言葉に変った。(そんなーと)

 ○○電機のCM資金使ってという。「CM資金ってナンなんですか?」負担がないってどういうこと・・・・ずっーとその点を聞くんだけど・・・だんだん言葉が曖昧に・・・・「負担が無いといっても、お客様の生活の仕方によっては、負担がでます」と、ついに本音が出た。

 初期投資が只になるようなニュアンスで入ってきて、負担がなくなるのは、日々の電気料のランニングコストにすり替わった。

 ようは購買の決定権を持つ者と本物の営業が合うための、おとりみたいな話なんだ。

 強く聞けば、よくわからないと言い、嫌なら断っていただければいいことで、と言われても・・・・私としては・・・やっぱり人として許せない。

 「30年も経つ家に勧めるなんて、詐欺みたいじゃあない」といえば、嫌なら断ってもらえば・・・・とのこと。

 電話を終えたら、「母ちゃん詐欺なんて言って大丈夫かい」と母。「うーん、そんな感じにとれるもの」

 よく聞けば、先日訪問してきたのだという。高齢者は律儀だから、聞かれれば素直に個人情報を話すから、グットタイミングな電話時間となった訳だ。

 彼の言うには、太陽光発電を載せるには最高の条件、しかしそれは載せる側の都合だけであるのも事実。本当の営業が出かけてくれば、それはすばらしいシュミレーションで攻め立てるだろう。

 今時の補助金と買電が倍の単価になれば、計算上では元はとれるかもしれないが、築30年からの家の仕組みでは、実際それはむずかしい。

 高気密高断熱で燃費を使わない家なら、それは十分に可能なのは、日々の仕事の中で目にしていることだから納得するけれど。

 今朝みゆきさんに話したら、みゆきさんのところも初期投資が只になるような説明だったとか、それでもお客様に得になるかどうかは分からないという訳の分からない説明が付いたらしいけど。

 訪問して「食いついて」ナンボ、「電話で訪問を取り付ければ」ナンボの世界なんだろうな。

 こんな田舎、屋根に載せるなんて発想止めて、裏庭や隣の畑にいかがでしょうかってやればいいんじゃあない。・・・・これなら築年数も台風も雨漏りも初期投資のコストも押えられるじゃあないの。

 誰にも教えないで自分でやるかー。(笑)
 依田 美恵子

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医療崩壊

2009年06月24日 | 日々のこと
 佐久総合病院の事務長の油井博一氏に「地域医療の現状と課題」で講演いただいた。

 佐久総合病院という医師が200名もいる大学病院並み規模のお膝元にいたから、どんなに夜中であろうと、飛び込めば診察していただける幸せを享受してきた。

 数年前、出張先の都会で倒れた友人に付き添って、救急車に乗ったものの受け入れ先がなかなか決まらず、心細かった思いをしたことがあった。佐久に住む有難さを実感したものだった。

 しかし一方、知人の勤務医たちの働き様は異状だった。36時間連続勤務なんて言葉を知ったのもその頃か。

 そして一番目に付いたのが、医院の開業ラッシュだった。勤務医では身体が持たないという現実があったのだろうか。

 地域医療の現状について
○ 慢性的な医師不足
○ 医療費の削減政策が進んできた。
 医療費亡国論なるものや、医師過剰時代が到来するという嘘が唱えられ、医療費が削減され、赤字病院が増えた。

 最近の不況の中で後期高齢者医療など、切捨て政策のイメージがうまれたが、実に昨年から、受診者が4~5%減っているのだという。

 自分の保険を持たない人が増え、病院も未収がふえているのだという。国民皆保険制度の危機でもある。保険料を払えない人が増えてきている現状。医療に市場原理がうまれてきている。

 妊婦検診も受けずに、飛び込みお産も増えているという。 周産期医療とはお産の前後の医療だが、産婦人科の厳しい労働条件の中で、そっと辞めて行く「立ち去り型サボタージュ」が増えている。そして訴訟問題。

 2006年の事件以来、産婦人科医が激減した。佐久だって里帰り出産の受け入れをやめた位で、若い夫婦に危機感が漂った。

 医師不足は僻地と言われる所は昔からだったが、16年の研修医制度の変化から、あちこちの病院でも起きている。新聞上でもしばしば取り上げている問題である。
大学病院も研修医を安いお金で使っていたのに、大学に研修医が残らなくなったために、地方に派遣していた医師を引き上げるようになったのである。

 昭和45年ごろと現在とでは、入院者数も受診者数もそうは変っていないのに、医師の人数は4倍になっていた。これの意味。医療が高度化になっているということだ。これは寿命が延びたり、助からない人が助かったりということなんだろうな。

 コンビニ受診・・・・24時間いつでも受診・・・・患者側に問題が十分あるということだろう。
 モンスターペイジェント・・・最近この手が多いらしい。
 女性医師の増加・・・・とっても好ましいことなのだけど、医療現場が厳しくて医師を続けられない。 

 佐久地域の麻酔科・小児科・産科の医師の少なさ、血液内科にいたっては、東信地区で佐久総合病院に2人しかいないのだという。

 佐久の医療をこの医師たちの激務が支えてくれている現実を知り、私たちも患者にならないように、日頃身体を大事にするとともに、患者となったら、少しは謙虚にいこうね。

油井氏のテンポの速い(1時間半では中味が濃くて話しきれなかったのだろう)話は、聞く人の心臓を鷲つかんだ。私と同じように知ってはいても・・・・ここまでとはという方が多かったのだろう。

 もっとお伝えしたいことはいっぱいあるけれど、正確に氏のお話が私の頭にインプツトされていない場合、ご迷惑をおかけするかもしれないのでこの程度でごめんなさい。

 依田 美恵子

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バランス感覚。

2009年06月23日 | 日々のこと
 総会シーズンが終わった。先日の総会の収支決算報告と予算案の説明は最高だった。資料が手渡されているのに、予算に決算に差異まで、ご丁寧に読み上げる会もあるのに、「特に説明が必要なところ」だけを説明するだけの、簡潔で分り易い説明に内心喝采をした。

 会費だけの収入で、使い道も限定されているから、文句があるはずがない。

 いろんな総会に出席するようになって、予算と決算の仕組に納得するようになった。企業会計とは違う。企業は稼ぐが、こちらは使う。

 大きな例は、国の予算。行政は当然といえば当然・・・おまりに数字が大きいから、人事のような雰囲気だけど・・・今朝のニュースの社会保障費2200億円抑制なんて・・・随分意味ありだよね。

 先日も某大学の先生が予算が年度内に消化できなくて、業者から領収書を貰って辻褄を合わせていたのがバレた、と報道されていた。

 予算があれば、使い切らないと来年減らされるから、というニュアンスの物言いをこの年齢になるまでに、幾度も耳にした。

 事業をしなければ、当然余る。しかし余らせない為に、やらなくてもいい事業をする、ということも大有りではなかろうか・・・と思うは考えすぎかしら。

 先日元お役人さんと話していて、「おれは、貯金をする感覚を持て」と部下に言い続けた。とおっしゃつた。こういう考えをする役人は少ないとも、付け加えた。
 ようは必要の無い事業はするなという意味らしい。

 行政にも民間手法を取り入れるとか(ちょっと説明になっていないか)、企業に出向するとかして、予算を使うということだけの環境からの脱却も、日本の経済を考えると必要では。・・・ようは、もったいないというバランス感覚か。

 どちらにしても、先ごろの補正予算を見る限り、ここまでするかー、と思ったりもする。そのうちに若い人たちが「やってられねえ」と反乱おこすかも。
依田 美恵子

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きれいな手

2009年06月22日 | 日々のこと
 「きれいな手ですね」と宴席で、ビールをさしてくださった先輩が声をかけてくれた。「きれい」なんて言葉・・・・うーん久しぶり、と思いつつも、手をあわてて引っ込めた。「内の女房の手なんか・・・」と愛妻を思う言葉が続いたから。
 
「あ、あのこれ手性なんです、私の手すごく丈夫なんです」と言い訳めいちゃって。まるで主婦してないみたいだし・・・・。

 どこかの皮は厚いはずなのに、そちらには、そばかすも染みも嫌というほど出現するけれど、我が手にはまだそれは出現していないだけ。
 ゴム手袋は嫌いだから、どんな家事も素手だし、草むしりだってそのままだ。冬場にはハンドクリームを付ける日もあるがとんと忘れている。

 先週蕗と格闘した後、両手の指先が真っ黒だった。なんで間が悪いんだろう。同窓会なんていったら、普通よりもきれいにして行きたいものをと後悔した。切ってごまかせる程度でも無く・・・主婦丸出しで出席。

 日頃の奥様の手をいたわしいと思われている時に、ノー天気のような手を見て・・・うーん、たしかに私主婦してないわ・・・きっと。

 考えてみれば、仕事場に居る限り、お茶の茶碗を洗う程度だし、家では・・・ああ食洗器よー、と合点しちゃいました。

 熱いお湯と洗剤、これが手荒れの元なのよね。そこからの解放の結果なんだと、あらためて納得。日々の積み重ねは恐ろしい。

 先輩に教えてあげればよかったなー。
 
依田 美恵子

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またまたお聞きしました「山商リフォームサービス㈱の社長のお話

2009年06月20日 | 住まいづくり
 昨年の秋お話をお聞きした「山商リフォームサービス株式会社」の「山 晶弘社長」さんのお話を聞く研修会に参加。もっとも前回感動のかたまりとなったので、「是非皆でお聞きしょう」と企画していただいたのだけど。

 お話が始まってから2時間、誰もが目をそらすことができない。よく通る声で全身を使ってパワフルによどみなく、「ご自身」を語ってくださるのである。

 お聞きする私たちは、小さな会社だけど、同業者だ。その同業者にご自分のノウハウを、こんな事までいいのー、という位お話してくださる。

 その後1時間あまりを質問に答えてくださった。昨年から聞きたいと思っていた事をお聞きした。・・・お聞きしてもいいのかしら・・・と思っていた事だ。

 全部をお話してくださるには、あまりにも短い時間だなというのがよくわかる。

 昨年秋ご縁をいただいて以来、ホームページを見せていただき、氏のブログも欠かさず読ませていただいている。・・・だからとっても身近に感じている。

 どんないいお話をお聞きしても、それを自分で消化して活かさなければ何にもならない。それでは、あんなに皆に元気をくれた氏に申し訳がない。

 今回一緒に参加した専務は、私以上にそう感じたようだ。

 「トップは夢を語らねばならない」は我が社の社長の常のセリフだが、山社長の夢はすごいー。そしてその夢にむかって着実に進んでおられるというのがよくわかる。

 この頃夢がみずらいのよね、なんて言っている私は・・・・ちょっとはずかしいねぇ。

 昨夜帰宅してお礼状を書いた。今朝出勤したら、みゆきさんが、「講師の先生からお礼のメールが入っていますよ」と。あー、また先を越されてしまった。
 どうして先生がお礼?・・・・ここが伸びる会社の由縁なのでしょう。

 依田 美恵子

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悲しいできごと。

2009年06月18日 | 日々のこと
突発性難聴・・・・もう大丈夫ですね。とお墨付きをいただいた。入院して読書三昧もありかと内心覚悟していたが、まあいいかー、この多忙な時期休んだらその方がストレスがたまりそう。

 「ストレス」と言われて何がストレスなのか考えた。

 実は、その前日悲しいことがあったのだった。

 月初めから、OBのお客様にお届け物があってお伺いしたのにお留守が続いた。でも何か変なのだ。車はあるのに・・・軽トラックに荷はついたままだしー。
さすがに3日通って、絶対という確信。洗濯物だってベランダにほしたままだし・・・。

 ちょうどお兄さんにお会いしたので、「旅行にでも行かれたのでしょうか?」とお尋ねした。

 30代の息子さんが職場で倒れたのだという。なにを差し置いてもとあわただしく上京したのだという。

 それから2週間息子さんは意識も戻ることなく亡くなられた。

 葬儀をすませて帰られたと聞いてご挨拶にうかがったのだった。

 ご主人が「腰を抜かす」というが、「もう腰を抜かしたい」とおっしゃられた。
病院につききっきりの看病、そして緊張の日々、本当の悲しみはこれからだ。
 ただお話を聞いて差し上げる事しかできなかった。奥様がその場にふさわしくないような、ピンクの干菓子をお茶に添えてくださった。

 私はその1枚を口に入れることによって、この状況が消えやせぬかと願うような気持ちでいただいた。

 我が身に置き換えれば、その悲しみがどんなに深く辛いものか分かる。なぐさめの言葉なんて何一つ思い浮かばない。

 ただただ悲しくて・・・・やりきれなさがその夜の私の眠りをさまたげた。
依田 美恵子

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山蕗と格闘の後

2009年06月17日 | 料理
すっかり山蕗に魅せられて、2週続けて山に行った。そのむかし、むかし採りに行った山に行ってみた。木が大きくなった分、蕗はやせてはいたが、その分柔らかい。

 採るのが楽しいはよかったのだが、それを全部料理すると言う膨大な時間を無視したので、山ほどの収穫となった。帰って「すごく満足したの」の一声が自然に出た。

 キャラブキ以外に、塩ズリをして茹でて皮を剥き煮物を3種類作った。ついでに時期はずれ状態のわらびも収穫したので、灰汁抜きをした。

 結局延々と6時間も蕗と格闘。その間に夫が、「山椒の佃煮」をしてと、庭から摘んできてくれた。・・・・あーあ、とうとう山椒の味の分かる人にしてしもうたと、内心うれしいような・・・・。結局山椒の実まで摘んで、それも焚いた。

 山椒の実、さっと湯でこぼして、お酒と醤油とみりんで薄味をつけるだけ。
これがおいしいのなんのって。

 翌日、同窓会の懇親会。結局少人数だったけど、その分中味が濃かったみたいで話がはずんだ。初めて参加された方も楽しい時間を過ごされたみたいで、内心ホッとした。

 ところが翌朝、耳鳴りがすごい。突発性難聴だ。
 早いに越した事がないので、耳鼻科にすっ飛んで行った。
 「どなたか病人でも」「お仕事がおいそがしいとか」「家の普請でも」とか医師の質問に・・・・まったく思い当たることがない。
 時間があれば点滴でも、と言われて「ハイハイ」と。点滴をしてもらいながら、本を読もうとしていた私に、看護婦さんは「本当はお疲れだと思いますから、休まれたほうが・・・」と。

 突発性難聴はストレスで起きることが多いようだ。うーん私のストレス解消は読書だから、本を読まないでと言われても・・・。

 3日薬を飲んで治らないようでしたら、入院しましょうなんて言われて、来週のスケジュールを思い浮かべてしまいました。
 幸いにも1日薬を飲んだら、ほぼ元通り・・・やれやれよかったわ。

 どうも慣れない山歩きと蕗との格闘がことの原因のようです。
「ほどほど」という言葉が身にしみました。
 
 でも次は、梅が待っているのよね。
 依田 美恵子

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