悲しい日

あの震災の日から3年あまり、その3月に母を見送ったばかりなのに、23日兄が突然のように亡くなりました。

　ゴルフ三昧の毎日を過ごしていましたのに、怪我が原因で歩くことが困難になっていました。

　当初はリバビリを続ければ、ゴルフもできるかなと思っていたようでしたが、それもかなわずインドアの生活になってしまいました。

　インドア生活で体力がなくなっていたせいでしょうか。、肺炎であっけないほどでした。

　
　
　今日まで、家族親戚を始め多くの友人がそんな兄を支えてくれました。

　生前お世話になりました皆様、そして失意の底に落ちぬよう支えてくださった皆様に感謝申し上げます。

　ありがとうございました。

　68歳という若さでしたが、悔いのない人生だったと妹の私は思います。

　60歳で一線を離れ、次世代が成長し事業継承できる道筋を作っていったのも、今思えば深い思慮が働いていたのでしょうか。

　今は只、兄を送るための目の前のことをこなしているだけですが、この悲しみをのり超えて前を向いて歩いていきたいと

　強く願っています。

　
　26日は葬儀のため休業させていただきます。

　よろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅　中島木材の家　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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自然のショー

すっかりのご無沙汰です。この夏嫁と母とバーバをしっかりやっていて、暑さも地元の佐久長聖高校の甲子園も記憶に残っていません。

　なんだかふーわ、ふーあと生きているみたいです（笑）

　難しいことに挑戦はさらに難しく、夫の収穫してくる野菜をとりあえず消費とばかり、マンネリ化した料理を作り続けています。

　見れば作らねば・・・・とシソジュースも山ほど、ゴーヤの佃煮も山ほど。きゅうりの佃煮は１回のみ、これってむやみに時間がかかるから。

　幸いにも、畑のきゅうりの出来具合もうちばだし（笑）

　気が付けばお盆も過ぎ、ススキも穂を出し、夜になるとコロコロとコオロギの鳴き声も。

　夕方西方に向かって車で走ったら、秋の到来を告げるように空が高くなっていました。高い空はきれいな水色・・・・飛行機から見る空のよう。

　そこに帯雲が何本も南北にたなびき、太陽が１日の別れを告げるように、その帯の色を変えていくのでした。

　おもわず「きれい！！」と声が出ました。

　浅間山の上には傘雲がいくつも、そして東の空には雨雲の水色がかったグレーをベースに入道雲が３本立っています。

　多彩な空です。

　オレンジ色の帯が輝いています。そしてその色が徐々にグレーを濃くしていき、八ヶ岳連峰も浅間山も山の色を刻々と変えていきました。

　自然のショーというところでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

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新しい直売所

　通勤途上の最初の信号の交差点横に、テントが作られたのは1ケ月も前。たぶん直売所と検討を付けたらその通りだった。

　そこに手書きの文字看板が置かれた。道路から距離があるのと、文字が小さいのと、私の目が良くないのとが重なって、ほぼ意味を理解するのに

　1週間要した。

　つまり毎日ではなく、週に3日それも午後3時ごろから6時ごろまでの時間限定らしい。

　交差点だから人の数・・・というより車の数は多いのだが、なんせ止まっていられないというのが最大の問題。寄ろうかと迷っているうちに信号が変わる。

　南を向いて建てられているんだけど、南側の道路を通る方は、ほとんど兼業農家かも、ナスやきゅうりにトマト位は作っている方が多いかも。

　他人事ながら気になって寄ってみた。我が家で生産しているものがあらかたで・・・・とりあえずニンニクをもらうことにし、一言。

　字が見えないこと、本日は何が売りなのかを道路から見えるとこに張り出すこと。

　消費者の観点から言ったんだけど・・・・・相変わらず営業時間はテントの下においたまんま。

　それでも「桃あります」の看板は表に大きな字でだされた。

　夕方店じまいしているところを通りすぎたら、重そうなケースを軽トラに積み込んでいた。

　売れ残りはどうするんだろう・・・・と心配になった。

　テントの下で客待ちしているんだろうけれど、道路側から一度じっくりと眺めてみるといいのになあー、って余計なことを思ったのでした。
　
　何の仕事も同じことなのですが・・・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

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断捨離・・・・圧力鍋

暑いとその分燃えるみたいの夏っ子です。

　と言いましても、ここは信州佐久空気は乾いていますから、身体を動かさない限り汗はかきません。

　避暑地軽井沢のすぐそば・・・・・ハイこの時期は過ごしやすい別天地です。

　半世紀前は30度を超える日は幾日もありませんでしたが、昨今は30度は連日です。

　そんな中で断捨離を少しずつ続けています。

　自分が今後管理できる程度まで物を減らしたい・・・・が目標です。

　収納場所は山ほどありますから、いくらでも収納できます。裏を返せばそれだけ収納してあるということです。

　長いこと足し算の生活をしてきたと思うのです。

　オープントースターを捨てました。ＩＨにした時、グリルがついていませんでしたから、肴焼き機を購入しました。それでパンも焼くようになりました。

　考えてみたら、長いこと使っていませんでした。

　３帖のキッチン納戸の一番上の棚には、未使用の鍋があります。この先も使う場面があるのでしょうかと悩むところです。

　でも外箱はそれなりの年月を感じさせてバザーも出しずらい感じで・・・・・。

　そして圧力鍋。私はどうも苦手で使ったことはなかったけれど、新しい物には好奇心を示す母が１度使ったようで新品ではありませんでした。

　捨てるには気がとがめます。会社に持ってきてだれかーと、嫁入り先を探しています。ただしＩＨ対応ではありません。

　そして土鍋、古い物は処分してきていたのですが、お一人様用も大人数だった時代の人数分あって。ＩＨになってしまった今、これを使う場面があるのでしょうか。

　保存ビンに入った、中身が不明の物も潔く捨てました。

　１度にはできません。私の所有物でないものには手がつけられませんから。自分が購入したものの範囲の中でボチボチとです。

　でも家中の収納場所に余裕がでてくると、ホッとします。

　まだまだ暑い日が続きます。皆様くれぐれもご自愛くださいませ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

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夏の野に遊ぶ。

ようやく夏休みの研究が決まった「ちーちゃん」。大好きなお花の名前を研究することになりました。

　ここ3年程「ちーちゃん」と通い続けている小山にでかけました。

　ご当地は8月1日は地域を挙げてお墓参りの日です。子供の頃29日が30日には山にお花を採りに行ったものでした。

　それはとっても大好きな行事でした。

　この時期のお山にはさまざまなお花が咲き乱れていました。

　しかし半世紀も経ちましたから、山事情は変わっています。

　半世紀前はまさに植林の始まった時代ですが、山に人の手が十分に入った頃です。

　それが今は笹が生い茂り、すすきが大地を覆っています。

　というより伐期を迎えるころの針葉樹の林には下草がありません。

　間伐が進んでいない林にも、草花が咲いてはいません。

　荒れた山に入る勇気のないまま路肩の花だけを、カメラに収めました。

　小学生の観察は親子共同作業でもということなので、「ちーちゃん」のピント合わせだと心配なので、

　バーバがお手伝いです。

　50種類が目標でしたが半分ぐらいしか見られませんでした。

　それにしても里山がなくなってしまったと思い知らされました。

　もうみんな幻の花になってしまったのですね。

　田畑の構造改善がすすんだ時期、畔に咲いていた花がなくなってずいぶん寂しく、故郷を失ってしまった思いがしたのでした。

　それでも野イチゴを見つけて「ちーちゃん」はとってもうれしそうです。たくさんあったのでジャム用に摘みました。

　「おばあちゃん、お山ってステキだね」と言います。わが娘にはこの年頃に、この楽しみを与えることはできませんでしたが、今こうして「ちーち

　ゃん」が野で遊ぶ楽しさを知ってくれたことはうれしいことです。

　このあたり一面野イチゴがあったのよ・・・・と思わず見回した私。

　帰宅してから「ちーちゃん」はジャムづくりをしたのでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　依田美恵子

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