円高は50円まで進む?

2011年10月31日 | 日々のこと
急速にまた円高が続いています。しばらく前から介入があるのかという憶測はあったのですが、本日介入がありました。

 今朝のNHKのラジオを聴いていて、その傍を離れられませんでした。
円高は50円までいくと・・・・。介入はムダな抵抗だと・・・・。

 なんだか頭の中が混乱する思いでした。
 昨日の朝刊で日本がТPPの交渉に参加するという大きな見出しを見て、10年後日本が大きく変化したとしたら、今日のこの日が境目だったと思うに違いないと確信したのでした。

 消去法で円が高くなっていると言われていましたが、この先私たちの国はどうなってしまうのでしょぅ。

 ラジオの中のしゃべり手は続けます。日本は例のない債権国家であると。それはそうでしょう、円が50円だったら、海外の物は格安で買えるのですから。

 続きます、冨の再分配が必要なのだと。

 どうやって、どういうシステムででしょう。

 昨日年下の友人が、どんなに海外の物が安くても私たちが買わなければどうでしょう
と食事会の席で発言しました。

 ТPPの食料問題が話題になった時でした。

 いえ個人ではそうはいっていても、お米も乳製品も外食産業・中食産業レベルのほとんどは、安いものに走るでしょうね。

 そこに円高とくれば、数字だけのお金持ちの日本、暫くは飢えることはないでしょう。飢えるのは、発展途上国の人々です。

 本日世界の人口が70億人となるそうです。世界の人口は38億人と習った昔が懐かしいです。今世紀中には100億人となり、食糧、そして水が足りなくなるでしょう。

 どんな時代になろうとも、米だけは作り続けるようにと言っていた実家の父の言葉が重く心に迫るのです。

 哲学者内山節さんが何年か前に言っていた言葉が、ますます現実の問題となってきたことを思い知るのです。
                       依田美恵子

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いい家を作るということ。

2011年10月31日 | 住まいづくり
この頃よその会社で家を建てられてしばらく過ごされた方のお話を聞く機会がありました。

 家を車にたとえてお話することがあります。軽自動車から始まって33ナンバーの高級車まであるのは、みなさんよ~く納得されています。

 でも家になると「よくわからない」らしいのです。

 車は軽自動車と33ナンバーとでは、ランニングコストは格段に違います。税金も保険も燃費もです。

 しかしきちんとした性能を持つ住宅は、ランニングコストが下がります。
少しの燃費で家中が温まりますし、夏場だつて僅かのクーラーで快適に過ごせます。

 必要以上の寝具も暖房設備もいりません。そして何より身体が楽なのです。

 お話をお聞きしながら「そんな程度の性能で本当にいいの・・・・」と思ってしまったのです。

 こだわりはキッチンや外観のデザインです。

 家の構造も断熱・換気にも頭がいかなかったのでしょう。

 デザイン重視の家がすべて住みよいとは限りません。西日が煌々と当たる場所に大きな窓がある住宅を見る度に、知識のないお客様の思いを全て受け入れましたという安易な施工会社を想像してしまうのです。

 言葉でいい家を作るというのは簡単ですが、それにはやっぱりお客様のお勉強が必要なのだと思い至った出来事でした。
                        依田美恵子

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女房と畳は・・・・

2011年10月30日 | 住まいづくり
このところ畳の表替えをご希望のお客様ラッシュです。やっぱりお正月にはきれいにしておこうという雰囲気です。

 そんな訳で我が家も表替えに踏み切ることにしました。
でも・・・・でも気になるんですね、5歳を頭に3人の男の子ですから。それで畳屋さんにお聞きしました。「一番丈夫っていうとどのランクですか?」と。

 「それなら和紙の畳です」とお薦めいただきました。それって床から変えなければだめなんですが。

 それでも築30年の在来工法の我が家、床下から湿気があがるんですよね。おかげでハウスダストのアレルギーをもっている子や孫には大敵なんです。

 みゆきさんが畳下に防湿シートを敷くことを勧めてくれました。これも畳屋さんがやってくれます。

 少し硬めになりますが、ワラ床でないスタイロ畳になります。
和紙だと、いつまでも青々していますから、それはそれでいいかもしれません。

 全部で34枚、思いがけない出費ですが、家は手入れが必要なんです。
「女房と畳は・・・・」と言いますでしょう。畳でよけりゃあー・・・ですね(笑)

  依田美恵子

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夕焼け小焼け

2011年10月29日 | 日々のこと
 佐久のこの時期の夕方5時頃はは日沈タイムです。ここしばらくこの時間外に出ていて、すばらしい夕焼けを続けさまにみることが出来ました。

 空が高いというか、秋の雲は高いのですね。だから夕日がその雲にあたり美しいピンク色にそまるのです。そのグラデーションがたまらないのです。

 刻々と色を変えていきます・・・・感動ものです。

 幸いご当地5時になると、災害無線から「夕焼け小焼け」がなりますので、あわてて外にでて見ます。今日は日本晴れでしたので雲がありませんので夕焼けは見られません。

 空と山の境あたりが微妙に色を変えていきます。東の稜線はもう灰色です。西は残光のせいでしょうか、オレンジ色です。そして時間と共にその色を無くして行きます。

 もう5時では無理です。もうすぐ4時半になってしまうでしょうね。木枯らし吹く季節がまもなくです。
                     依田美恵子

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原発は海温め装置

2011年10月28日 | 日々のこと
 恐ろしい内容の新聞記事である。信濃毎日新聞の10月25日の「斜面」。
その出典は、小出裕章さんが福島第一原発の事故後に書かれた「原発のウソ」(扶桑社社新書)である。

 小出さんは、京大原子炉実験所の助教で反原発の立場を貫いてきた方だという。

 「斜面」の著者がうなづかれたくだり。()内は私の感想
 原子工学科で学んだ学生時代に恩師の東大原子核研究所の助教授だった水戸巌さんから、原発は「海温め装置」と呼びなさいとと言われたという。

 標準的な原発の発電量は100万kWだが、原子炉の中では300万kWの熱が生み出される。その3分の1を電気に変え、残り3分の2は海に捨てている。

 原発の中に引きこんだ海水で原子炉の熱を冷やし、温まった水を生みに戻しているから「海温め装置」なのだという。

(私の中にだって海辺に原発があるのは冷やすためだという認識はありましたよ、確かに、そのボリュウムがこんだけとは多くの方も知らないでしょうね)

 1基の原発が1分間に70トンの海水を引き込み、その温度を7度上げ戻している。日本の原発54基すべてなら、1年間に1000億トンの海水を7度温めるということらしい。

 ちなみに海に注ぐ国内の川の総水量は4000億トンだという。

(ここまで読んで私たちの地球温暖化ってなんなのよ、と思ったのでした。今回の事故があったから、この手の話が表に出るようになったのでしょうか。確かに電気コストが上がれば、外国との競争に立ち行かなくなる業種もいっぱいなのでしょうが、何にしても無力な自分に行き当たります)

依田美恵子

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ТPPって本当にわかっていますか。

2011年10月27日 | 日々のこと
1960年代初め、テレビドラマで見るアメリカは夢の世界でした。「名犬ラッシー」から始まり「パティ・デュークショウ」はもう憧れのかたまりでした。

 この頃古い映像を見ていたら、アメリカの女性のワンピース姿にその当時を思い出してしまいました。子供の私にはよき時代に見えたアメリカでした。

 朝6時43分のNHKラジオで内橋克人さんが、今盛んに問題となっているТPPについて話されていました。

 問題を5つ取り上げていました。
とっさに手元にメモがないまま頭に入れた積りなのですが、かなり抜けていますが。
 ①制度のバリアフリーであること。
 ②その範囲は保険・医療・サービス・金融・環境・労働・・・・。
 ③日本の国民皆保険の崩壊の恐れ
 ④日本は農産物の2国間交渉で除外するものは除外してきたが、一切認められない。
 ⑤ТPPはアメリカにとって対中国戦略である。(貿易と軍事)
 最後に情報が全部出されていないというようなお話でした。

 内橋さんこの程度にしか聞き取れなくてすみません。
以下私の考えです。
 前々から7月まで全国農業共同組合中央会の会長だった茂木 守さんが、これに対して猛烈な反対をしていましたから、私自身も「農産物」に大変なんだという位の認識はありました。

 それが金融・保険からすべてがその対象で。何一つ除外はないそうです。
カナダは乳製品を除外できるかと水面下で交渉して、参加自体を除外されたとか。

 大分前です、トイザらスと保険・金融が我が国に入ってきた時のことを思い出してください。日本中から街のおもちゃ屋さんが消えませんでしたか。

 保険の外資はもう当たり前ですね。

 企業の中に外国の資本が入っていて、びっくりすることもしばしばです。まあ外資を入れることは必要なことですが。

 クリントンさんもオパマさんも健康保険のようなシステムを作りたいと言っていました。なぜできないのでしょうか。アメリカの保険会社が反対しているからです。

 国民皆保険が今回の範囲の中であるのは日本だけです。この皆保険でさえなくなってしまう可能性だつてあるのだそうです。

 アメリカも本当に僅かな人々が冨の大半を占めている国です。この頃のウォール街でのデモでも分かるように、冨の配分が求められている国。

 今アメリカが憧れの国でしょうか。

 ТPPとはアメリカのシステムを皆に適用するということなのだそうです。

 農産物ですが、遺伝子組み換えの表示がなくなります。残留農薬の検査もなくなるかもしれません。そしてお肉の問題に至っては・・・・おわかりですね。

 関税で保護されている農産物はもう国内でつくる人はいなくなってしまうということです。それを補償すると1兆円規模のお金が必要と試算されています。

 自家用ならともかく、採算のあわないものを作り続けることは不可能です。

 日本の農業と自給率どうなっていくのでしょうか。

 農業は24の中のひとつに過ぎません。
日本は工業国ですから、輸出で稼いでいけばいいという考えも充分理解できます。

 それでも工業製品の輸出のために失うものの大きさに愕然としました。
時代の流れに逆らえないとばかりに、ことは進みそうです。

 韓国はТPPに参加を決めて、オバマさんが野田さんより韓国の大統領をずっと歓待しているように見えましたのは・・・ひがみでしょうか。

 環太平洋はひとつ・・・・理想ですが、政治も違い経済の格差もある中です。無理が通れば道理が引っ込む・・・・そんなことわざが思い出されました。

 むずかしい!!
みなそれぞれの立場がありますものね。
 
             依田美恵子

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小春日和

2011年10月26日 | 日々のこと
空が高いです。
空が澄んでいます。
空が水色です。

 雲が薄いです。
 雲も高いです。

 柿の木の葉が日毎少なくなります。柿の木の隣家の奥様が掃き掃除していましたが、2日たったらまたいっぱいでした。

 八幡神社の桜の葉が濃い色から、軽やかな色にこれも日毎に変わりつつあります。

 トンボの羽が白く見えます。その羽は生き続けるための闘いを表徴しているかのように傷んでいます。それでも秋の穏やかな日を浴びて小さな羽音をたてて飛んでいるのでした。

 空き地の枯れ始めた草の中にそこだけ白く見えるのは野菊です。季節を忘れずに今年も同じ場所に咲いています。

 使われていない建物の上の方に、びっくりするほどの「馬ぶどう」のつるが絡んで、たわわに実を付けています。あそこなら・・・・大丈夫だわ、と思わず笑ってしまいました。

 今年なんたかんだといいながら、この馬ぶどうを何本も焼酎に漬けました。()

 随分伐り詰めた我が家の無花果の木、昨年は鳥にとられましたが、今年は寄り付きません。もっとおいしい物があったのでしょうね。

 それでも時々ボール1杯の収穫になるのです。
ワイン煮?甘露煮?いえいえ今年は超手間かからずのジャムです。
もう霜が降りそう直前になるとど~んと熟すのでする。・・・・う~んもう1回位はつくらなくちゃあかなーと疲れ気味の私・・思っています。

 風もなくほんわか陽気の秋の昼休み・・・・2000歩歩けましたあー(笑)

                           依田美恵子

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ホームカミングデーの楽しい日

2011年10月25日 | 季節のこと
母校がホームカミングデーと称して、卒業後20年・30年・40年・50年の節目にご招待してくれるようになって18年。

 軽食とワイン付きです。

 10年前のご招待時の同窓会長さんの「卒業生が支えずして誰が母校支えますか?」は強烈なメッセージであった。その日何年ぶりかのクラス会をした。

 今年かなあーと思いつつも、やっぱりご招待状をいただいてから、電話連絡してと、今回のクラス会も泥縄で設定となった。

 当日早めに到着して母校や寮を見てみたいと思っていたのに、朝食時新幹線が途中で止まっているというテロップが・・・・・。あ~あどうなるのよ。

 まあとりあえず行けるとこまで行かなくちゃあ。

 25分遅れの表示が出ている、やれやれそれならばと思ったら、駅員さんの「あれは自動的に出るので」だそうです。新幹線は始発駅をまだ出ていないとのこと。

 出がけに2冊の文庫本を抱え込んだのは最良の判断だったわ。

 遅れること45分、とりあえず車内には入ったけれど、次のに乗る人も乗っちゃったんでしょうね、久しぶりに座れない経験をすることに。

 高崎駅に来てようやく心臓で座ったけど、「お急ぎの方は隣のホームのマックス・・にお乗換え下さい」。そちらが先に出発するからだそうで、確保できた座席に未練はあるけれど、遅刻だけはしたくないからね。

 おかげで2階建ての電車に初めの乗車、おまけにこちらはガラガラ、たぶん1つ前の電車は混雑したんでしょうね。

 まあ何とか5分の遅刻ですんだけど、山形の友人は1時間の遅刻でした。

 電車が走らない、こういうこと結構あるようになりましたね。機械が複雑になったということでしょうか、走る電車の数が多くなったということもあるのでしょうか。

 学園祭で賑やかな母校、10年でこんなに変わるかあーという変貌ぶり・・・・新しい建物が建ったということなんだけど。

 在校時は85周年記念館、いまや100周年も120周年記念館も存在し、今年は創立130周年だという。

 変わらない建物は戦前からの赤レンガの建物、これは恩師の研究室だったところだ、そして中庭の大木の林。これにはみんなで歓声を上げてしまったわ。

 我が恩師88歳、還暦を過ぎた我らに、さらに資格を取って働くことを勧める。
仲間で協力して働く場所を作りなさいとも、すっかり喝を入れられたのでした。相変わらず私たちは先生と生徒です。

 80過ぎまで教壇に立たれていた恩師には、もういい加減働きたくないわーと思っている私たちの魂胆が丸見えのようでした(苦笑)

 10年後の招待までなんて言わずに、この次は2年後、どこかの温泉でと再会を期した楽しい1日でした。
                         依田美恵子

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冬支度

2011年10月24日 | 住まいづくり
急速に気温が下がっていく窓辺に、トンボが強い風に煽られたのでしょうか、ぶつかりました。寒さに耐えるトンボです。もう少し早い時期にうまれてくるとよかったね。

 先日諏訪の街を歩いていて見てしまったのは、店頭に山積みの「湯たんぽ」でした。
やっぱり・・・と今年腑におちる商品です。

 この頃折込のチラシを見ていましたら、今年を表徴する商品がいっぱいでした。
温かグッズの類です。ウォームビズ用です。

 まあ毎年なかったわけではなく、私が気にしなかっただけかもしれませんが。

 それでもここまでするかーという商品もあり、この冬暖冬であることを願って止みません。

 我が家でも息子は半袖、母セーターなんて度々のこと。年齢を重ねることは基礎代謝が落ちるということで、寒さを強く感じるようです。

 この夏省エネにこだわり熱中症になった高齢者も多かったのですが、今年寒さをこらえて肺炎なんてならないといいですね。

 ただ思うのは、家の性能がよければ、広告に載っている様なグッズいらないということ。

 そういう意味では、最初にお金をかけておけばいいということになるのですが。日本の住宅はまだまだ「住みごこち」の面から言えば遅れています。

 知らないままに知らされないままに、家づくりをしている方がまだまだ多いのです。

 それでいいですか?と思わされることも度々です。

 住まいと健康ってとっても関係ありなんだよね。
                         依田美恵子

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ローン見直し

2011年10月23日 | 住まいづくり
無料勉強会の広告をみました。「ローン見直し勉強会」とうたっていますが、当然金融機関が主催ではありません。

 下に小さく書いてあります。今回の勉強会は、リフォームの資金を作る事が目的です。そのため毎月の家計も見直します。これからリフォームをお考えの方、いまお考えの方、ぜひご参加ください。と

 長い事低金利ですから、そう該当者がいるわけではありませんが、それでも・・・・いらっしゃるかもしれませんね。

 ①今お支払いの住宅ローンの金利が2.4%以上
 ②住宅ローンが、まだ10年以上残っている
 ③住宅ローンがまだ1000万円以上残っている

 もし現在この中のひとつに該当するならばローンが減る可能性があります。

 世の中資金需要がありませんから、金融機関にとっては他所の金融機関からの借換えだってほしいところだと思います。

 今の金融機関でないところで、あらためてローンを組むということになると思います。あらたですから、ローンの残高+リフオーム資金が可能になるのですね。

 太陽光発電資金がちょうど出やすいのですね。その程度ですと、今までと同じ程度のローンになるかもしれないし、売電はあるしとなりますから。

 ちょっと深読みした・・・・広告でしたが、心当たりの方は研究してみてください。

 金利以外の諸費用をお忘れにならないように!!
 慎重に考えてくださいね。
 
                      依田美恵子

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