楽しい1年でした。

2007年12月29日 | 日々のこと
 外に出たら4月のような穏やかな朝である。嵐の前の静けさなのであろうか、30,31日と大雪になるようなことを言っていたから、我が家のお客様も明日から出かけてくるという。

 今年1年駆け抜けたような生活をしてきたので(単なる年のせい?)、明日の朝1年の疲れが出て起き上がれるか自信がない。しかし仕事となるとたいしたもので、今日はしっかり出勤しているが。まあぶっ倒れる前に、今夜から主婦業に切り替えて、おせち料理に精をだそう。なにごとも緊張感が持続しているうちに。

 監督たちは、朝事務所の不要のカタログやサンプルを片付けた後、現場へ散っていった。現場が休みにはいるので、そのための養生とそのチェツクに出かけていった。雪がふったら・・・・かくしか方法がないので・・・・たぶん帰省中の若人が動員されるだろう。それにしても降らなければいいなあー。

 昨夜、スケートを見ながら、「私あれに挑戦するの」と言ったら、母が「辞めておくれ、その年で」と。父があわてて「お前の年までにはまだ20年もあるのだから」と母を制してくれた。「大丈夫よ。真央ちゃんレベルなんて言わないから。」
どうがんばったって、畳の上でさえ、足を120度上げるのも困難だし、ジャンプなんかしたら、足首が心配だもの。

 それにしても楽しい1年でした。年をとるとは、思い出をつくることなんですね。来年もいっぱい楽しい思い出をつくるようにがんばります。
みなさん本当にありがとうございました。

                           依田 美恵子
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜこんなに暖かいのですか?

2007年12月28日 | 住まいづくり
もう建てて10年も経つのに、事務所に入ってこられたお客様が「木の匂いがいいですね」とおっしゃる。暫くイスに座っておられたと思ったら、「床が暖かいのですが、何か入っていますか?」と尋ねられた。

 「暖房はあのストーブだけですよ」と言うと、振り返って、種火しか赤くないストーブを不思議そうに見る。「45坪ですけれど、あれ1台で賄っていますよ」というと、「なぜ?なぜ?」になる。

 16年もソーラーサーキットの家を建てているのに、まだこんな家が存在することを知らない人がいる。

 キッチンが寒くて嫌なんです、本当は新しい家が欲しいんですが・・・・と、嫁の立場だから・・・・・、と。

 判で押したようなセリフを私たちの立場だとお聞きすることが多い。若い世代が望んでも、なかなか両親がうんと言ってくれないとかも多い。

 大きな買い物になりますから、よくお勉強してみてくださいね。と帰り際にお声をかけた。今日はご主人の替わりに書類を届けに見えてくれた方だったけど、
カルチャーショツクを受けられたから、実際に家を建てられる時には参考になるだろう。

 今日は今年最後のお引渡し。住宅機器を含めて説明事項がいっぱいだから、きっと今夜は頭がごちゃごちゃかもしれません。実際は住み始めないとよく分らないものも多いですから。
 新しいお住いで新年をお迎えいただくことができてよかったです。

                         依田 美恵子

                    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転換期迎える住宅事情に思う。

2007年12月27日 | 住まいづくり
 信濃毎日新聞に「転換期迎える住宅事情」で日本開発構想研究所理事の小畑晴治氏のインタビュー記事が載っていた。

 都市や中核都市の駅前で高層マンションが急増する一方で、高齢者しか住んでいない団地が増え始めており、住宅事情は転換期を迎えている。という前置きである。

 現実にこの佐久平駅周辺も今マンションブームだ。毎週のように折込が入り、ポスティングも度々だ。夜には電話も入る。売れている物件と、そうでない物件があるようだ。噂によると、売れていない物件はグレードがよくないということだ。立地もよくないから、価格で勝負でもかけたのだろうかと、通りすがる度に思う。

 記事は、今のマンションの多くは、安くて見栄え良く造るという論理がまかり通り、「価値」の持続性がない。豪華なロビーなど共有部分の派手な付加価値で売っていて、押入などの収納部分が少なく、普通の生活の水準にあわない。

 住居としての価値がどんどん下がり、新築でも10年毎に大規模修繕が必要で、30年後には建替えなくてはならない。60歳の人だと、老後の安心のために入居したのに、年金生活の中で10年毎の修繕積立金の心配をしなければならない。

 短期の資金回収を目的にしたマンションは、コストがぎりぎりに切り詰めてあり、20年以上耐久性がある建材や技術がたくさんあるのに、それを使わない。
 こうした問題は専門家にはすぐわかるが、初めて買う人にはわからない。
あと1割値段をあげれば、品質の高いマンションを造れるのに。

 記事はこの後、世帯の変化に移っていくのだが、本日は上記まで。

 当社の社長がいつも行くサウナで知人に声をかけられたとのこと。灯油の高騰により、家のランニングコストについてのところから話は始まったらしい。
そして最後に「中島の家で建てればよかった」と。価格が高いという思い込みで、声がかけられなかったが、最近中島の建てた建物の評判を聞くにつれ、後悔しているとのことだった。高気密高断熱ではない家で、家中床暖房ではたまらないだろうとお気の毒な気持ちになった。

 信州エコ住宅構想もいよいよ予算がつきそうだ。寒冷地でいかに燃費を使わなくて暖かくくらせるか、遅ればせながら官も動き始めた。

                        依田 美恵子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校駅伝 都大路を駆ける。

2007年12月26日 | 季節のこと
 高校駅伝では長野県、特に佐久は非常に盛り上がった。何が忙しくてもこの時間だけは確保して、テレビの前に陣取った。

 結果はご存知のとおりで,終わった後みんな暫く言葉がでなかった。
残念というには、あまりにも残念だった。(こんな文章あるかしら)
 今年は優勝できるかなと、みんな心秘かに期待していて、まったくその通りの走りだった。たった1メートル、たった1歩がこんなに残酷とは。

 それでも記録は立派だ。すばらしいタイムだ。
こんなにも楽しませてくれて有難う、と感謝してしまう。また来年楽しみにしていますよ。

 両角監督のお名前は「速さん」とおっしゃる。初めてお会いした時、「ご両親のどちらかが走られたのでしょうか?」と、どなたでも思うことをお尋ねしてしまった。お答えは「いいえ」とのこと、それでも名は体を表わすのでしょうか。

 東海大で箱根駅伝に4年連続出場、日産自動車とダイエーで計6年間走り続けて、95年の阪神大震災に遭遇される。ダイエーが活動拠点を神戸から福岡に移転。そんな時期に長聖高校から監督の要請があったとのこと。オリンピックも視野に入れていた時期だっただけに迷われたことと思うが、長野に戻られこの佐久の地に高校駅伝のメッカをつくってくれた。

 お会いしてお話する度に、指導者としての大きな器というのか、人格というものを感じる。すばらしい方である。

 本当に楽しませてもらって有難うございました。
                         依田 美恵子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民的行事ですが、あなたはもう出されましたか年賀状。

2007年12月25日 | 季節のこと
3連休で「年賀状も欠礼のはがきをいただいた方へのご返事も、みんな終わった。」と夫。私だってとっくに終わって出しましたよ。

 最近、今年の元旦に年賀状が届かなかったという話を聞いて、少し慌てた。身辺整理の延長で、年賀状も出してご迷惑と思われていると思われる方をカットしたからだ。その判断をいただいた年賀状の日で判断した。

 それが単に郵便局の仕事が間に合わないからということならば・・・・・どうしょう。来年は元旦からバタバタかしら。

 民営化になって、仕分けをする人が集まらないなんていう報道もあった。早く出して協力することは簡単なんだけど。25日過ぎに欠礼のはがきが届くなんてことがある。あわてて郵便局に駆けつけるが、最近その取り戻し手数料が1通500円になった。これは民営化前からだけど。

 確かに経費のかかるのは分るけど、元旦に届くか届かないかの問題を優先するならば、もっとお安くしたら、早く出す人多くないかしら。そう思うのは私だけ?。

 1年に1度の「元気でいます。」の交換みたいなのも多いけど、それはそれなりに楽しいものですよね。そう暮の猛烈な忙しさと、年明けの暇の落差を埋めるには一番ですものね。・・・・・待っています!!!。
                        依田 美恵子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪出し

2007年12月24日 | 日々のこと
初雪が降りました。
積雪5センチ、自宅の雪掃きを済ませて、現場の雪掃きに出発。

まずは佐久市のすぐ近くの基礎完成の現場へ、お天気が良く溶け出したので大急ぎで雪を外へだす。

次は軽井沢追分の現場へ、ここは積雪10センチやっぱり軽井沢は違う、こちらは曇っているので溶け出していないから雪は軽いが基礎が高い2m、凍りだす前に外へださなければ。
午後は佐久長聖高校の駅伝が頑張っているのを聞きながら、スポンジで水を吸い出す。

href="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0c/c2d637d56e196bc4e09631002d602b28.jpg">


やっと雪かき出し修了、唐松の落ち葉も雪と一緒に外へ出て綺麗になった。

帰りの車の中で、佐久長聖高校は2位になった。惜しかった、でも素晴らしい、立派、なんと褒め称えたらいいかわからないがお疲れ様でした。これからも頑張ってください。                    中島 みゆき
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱりあったかいお家がいい。

2007年12月23日 | 住まいづくり
 2005年の都道府県別の平均寿命が先日発表になった。5年毎だが、長野県は4回連続で男性が1位、女性は5位以内である。

 信州は寒くて漬物が好きで、脳卒中が多いというイメージがあった。たしかにそういう時代はあったはずだ。佐久のことしか知らないが、佐久市には保健補導員という制度があり、女性は必ず1度はこの当番に当たるようになっている。

 今ほどに健康に対する情報がなかった時代に、「一部屋暖房運動」や「減塩」について、地道な予防医学が推し進められた成果ではなかろうか。

 マイナス15度にもなる地域で、家とはいっても外とそう変わらぬ温度である。暖を取るのは炬燵だけという時代に、一部屋だけでも暖かくという運動を起こしたのである。今ならヒートショツクなんていうかもしれないが、寒い思いをして帰ってきて暖かい場所があるということが幸せなのである。

 OBのお客様の奥様が「どんなに寒い思いをしても、帰れば暖かい家があると思えば我慢ができる」とおっしゃられた。その後笑いながら、ご主人が「こんなに暖かい家があるのに、なにを我慢して寒い温泉なんかに行かなければいけないのか」といって旅行に連れて行ってくれないとのこと。

 まだまだ温泉宿でも、部屋は暖かいけれど、廊下は寒いというところいっぱいですものね。

 我が家でも「今日は寒かったね」と話す母に「えーそうでしたか。」と私
「かあちゃんは、暖かいところにいるからわかんないんだよ」「えーそれでもまだ12月ですよ、寒中になったらどうします。」
 年を取ると基礎代謝が落ちるので寒さを余計に感じるようである。


「すみません、寒かったらストーブ焚いてください。寒さはがまんしないでくださいね。病気になる前にお金をかけてくださいね。」

 たしかに会社の事務所は快適だから、中にいれば春の陽気だ。
やっぱりあったかいお家がいいなぁ。

                          依田美恵子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は高校駅伝です。優勝するかも。

2007年12月23日 | 季節のこと
 OBのお客様が奥様お手製のお饅頭をどっさりとほかほかの焼きたてのパンを届けてくださった。こんなにいただいてどうしょうと思っていたが、その日来社されたお客様にお出ししていたら、杞憂であることが判明した。

 日頃甘いものには、絶対手を出さない方も、この昔懐かしい母親の郷愁とも言える素朴な炭酸饅頭には手を出さずにはおられなかったに違いない。

 最後の一つをけい子さんがゲット。「いただかないとちゃんとお礼が言えないものね」と。そしてみゆきさんと3人で、「手づくり」談義となる。
 「いつか時間が有り余るようになったらなんて、言っていたら食べてくれる人がいなくなっちゃうわね。」「おまけに糖尿病なんて言われているかもね。」「やっぱり忙しい時にも無理してやる所に意義があるかもね。」

 やり残した仕事があって、日曜出勤してきたら、別のOBのお客様からお手製のシュークリームが届いた。例年干柿をお届けいただいていたのだが、今年は柿が不作でだめだったからと、プロ顔負けの焼き上がりである。

「みなさんで召し上がって」の後「あらお休みだった?」「いえいえ今日は雪が降ったので、みんな出勤してますから」

 降らないと思っていたのに、今朝真っ白だった。現場の雪かきでみんな出てきたのだろう。太陽が出てきたので、お手伝いしてくれるかも。

 きょうは高校駅伝があるので、みんなが楽しみにしている。地元長聖高校が走る。今年は優勝も狙えるところだ。
 私も帰って応援しなくちゃ。駅伝の応援だけは、テレビに限る。

 長聖高校が初めて、都大路を走った時応援にいった。グランドで出発を見送ると後の情報が中々入らないのである。ラジオを持つて行くという知恵もなかったが。
でも暮のこの時期に、京都に行けたのは、ひたすらこの駅伝のおかげだったと感謝している。
                       依田 美恵子


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プランニングにむけて。

2007年12月20日 | 住まいづくり
 退職後の人生を故郷で過されたいというお客様のお打合せが昨日あった。
最初の日、開口一番に「ここに農機具を入れる小屋」というお話があったので、今回も住まいとトータルに考えたプラン作りが必要と考えた。

 物の収納をどうするのかが、家の大きさに大きく影響する。特に農作業ということになると、農機具と共にその収穫物を置く場所も考慮しなければならない。

 野沢菜を初めとした漬物に、ジャムなどの瓶詰めや干柿も奥様の生活サイクルに入っておいでだ。

 どのように暮らしたいのかを雑談を含めた中から聞き取っていく。どうしても叶えたいとう夢が少しづつ見えてくる。

 床下を地下室とするならば、収納とお二人の趣味の部屋も確保できる。
そうすれば、広い上屋を必要しなくても、小奇麗な生活が可能だ。
 2階の窓から浅間山が見たいという夢・・・・大丈夫ですよ。たまに見るから見たいけど、これからは毎日見えるのですから・・・・・。まあロフトという楽しい演出もありますからね。でも1階からも見えそうという話もありそうですよ。

 同じ年代の方だけに我が夢を重ねてしまう。・・・ついつい楽しい時間を過ごしてしまった。

 お客様は「何にも決まらなくて・・・・」とお帰りになったが、いえいえ私たちは収穫させていただきましたよ。きっといいプランニングができますよ。

                       依田 美恵子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐久は医療施設の充実したところ。

2007年12月19日 | 家族
 食事会から帰った9時過ぎ、娘から電話が入る。2歳の孫娘が39度8分の熱がでてどうしたらいいかの相談であった。一昨日医院に行ったら様子を見ましょうと解熱剤をもらってきたが、解熱剤を入れても下がらないと。

 水分がとれていることを確認した後、病院に相談してみてというと、近くの病院は受付終了でダメとのこと、行くなら隣の市まで行けばどうにかなるかもしれないと、電話は切れた。

 子育て中子供の具合が悪い時は、心細く不安になる。自分が親になってみて初めて知ることかもしれない。子供は一人で大きくなったと思っているが、どれだけの愛情と手をかけてもらって大きくなったか。

 気になって電話をすると、40度を超えてしまったと、これから隣の市の病院に行くからと忙しく電話は切られた。地図を出して直線距離で12キロかと見てしまう。

 佐久は医療施設の充実したところだから、いつでも受け入れてくれる病院がある。この頃日々新聞紙上を賑わしているのは、県内各地の医師不足による閉院の話だ。

 今になって急に分ったことではあるまいに、なぜこうなったのと思わずにはいられない。

 患者が増えたから?。医療報酬のせい?。医療ミス回避?。過酷な医師の長時間勤務? 何が原因なのか。

 佐久市には病院勤務を辞めて開業医になった医院がいっぱいだ。病院勤務は夜勤も多く過酷な長時間勤務もあるから、開業した方がいろんな面でメリットがあるということなのだろう。

 核家族での子育ては不安ばかりが先にたつ。いつでも駆け込める体制があるならばどんなにか心強いだろうと思う。

 何もしてやれない不安な夜を過ごした。朝貰った座薬が適量ではなかったらしいと電話があった。今日あらためて病院に行きますとのこと。


                          依田 美恵子

 





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする