1000冊の読書 2018.1

2018年01月31日 | 読書
今年も12分の1が終わる。なんだか寒い寒いで終わったみたいである。

 でも今年は正月からよく仕事をしたような気はする(笑)

 年末年始は読書なんていう心積りはあったのに、やっていたことと言えば、チクチクと針仕事だった。

 映画に行こうなんて思い立っても、題名だけでは、見たい映画なのかわからない。だいたいからして昨今の題名の付け方の意味がわからない、なんて嘯いたりしている。調べる手間を省いているだけなんだけど。

 それでも、今月のノルマは果たせたかな。

 57 働く女  群ようこ著   集英社文庫

 58 神さまたちの遊ぶ庭  宮下奈都   光文社文庫

 59 ハケンアニメ  辻村深月   マガジンハウス文庫

 60 シンマイ    浜口倫太郎  講談社文庫

 61 用心棒日月抄  藤沢周平   新潮文庫

 62 62 鎌倉ものがたり 上下  西岸良平 双葉社

 63 64 65 江 姫たちの戦国 上中下 田渕久美子 NHK出版

 66 ストレンジャー・イン・パラダイス  小路幸也  中央公論新社

67 わたしを離さないで  カズオ・イシグロ 土屋政雄訳

 
 鎌倉ものがたりはちーちゃんが貸してくれたもの。この映画を友人は2度みたという。2度目はご主人を誘い、そのあと鎌倉と江の島まで行ったというから、私も心が動いたことは確か。

 ご夫婦の会話が増え、心の垣根が外れたらしい。

 鎌倉ものがたりはそんなお話なのかもしれない。映画はともかく鎌倉へ行きたいなー。

 シンマイもおもしろくて、米作りにまだまだシンマイの夫に薦めようかと思った位・・・・・でも迷うといけないので止めておいた。

 神さまたちの遊ぶ庭は、私も経験してみたいと思った。最近まったく冒険をしていないもの。

 江 姫たちの戦国は私の中の家康ブームが読ませた物。20代いっぱいまで、家康が嫌いだったのは、どこかで見た映像の影響かもしれない。
30代から10年おき位に、「徳川家康」の大作を読み返してきた。それ以外にも歴史小説を読むことで、私の家康観も変わってきた。

 今回はテレビドラマの原作であったこともあり、楽しく読めてしまった。

 藤沢周平さんの本は、ひたすら時間つぶしのために手にとった。一時この方の本を読み続けたことがあって、既読か未読かがわからなくて、購入する時、イチかバチかと一大決心したりする(笑)

 わたしを離さないではノーベル賞作家の物 これからの臓器移植に大きな問題を提起というか警鐘を与える問題作だと思う。

 このところの読書ときたら、行き当たりばったりだと自分でも思う。


                                    依田 美恵子
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寒い日が続いて、凍結のトラブルが多発

2018年01月30日 | 住まいづくり
寒い日が続いていますね。お洗濯物が乾かなくて我が家の主夫が嘆いています。浴室乾燥機よりもストーブの方が効率的なのだとか。

 私の作業部屋のストーブが消えました。「???」って思っていました。ストーブがないと作業部屋には籠もれません。洗面所のストーブの調子が悪いので、そちらに移動したのだとか。

 あたらしいのを買わなくてはという夫に、またも「???」。まだ1台あったはずなんだけど、と押入を見ましたらありましたよ、まだ1台。

 築37年だか38年だか、私も計算しないとわからなくなった我が家は、在来木造。

 水廻りと、内窓を付けたり、内装のリフォームをしているけれど、それ以上の断熱リフォームはしていないから、家の中は温度差いっぱい。

 建てる時、家族がマックスだったから、88坪プラス浴室となった。リフォームをするにも、この大きさがネックとなる。

 家の大きさは心の余裕なんて思っていたのは、若い嫁だった頃。いまや余裕なんていっている余裕がないのが、掃除である。きれいを維持するにはそれなりの気力と体力を要するものね。

 太陽光発電を屋根に載せる時に、夫と協議した。建て直すなら載せられないし、どう考えても、現状の半分以下の大きさにはならないしと、もう息子世代に任せようと。

 そんな訳で、建て直すよりは安いので、灯油をたくさん使って下さいという生活を続けているから、やたらとストーブの数が多いのである。

 あまりに寒いので、断捨離をする元気がなく、このところ、そのストレスが溜まっていると思う。

 気を付けていても溜まっていく紙の類。このあたりを片付けたいのであるが、寒さを理由に針仕事に逃げている。

 早く春がくればいい。

 そうやって暖かくなるのを心待ちしていると、春になれば野良がいそがしくなるのだと、昔父が言っていた。

 夫が体重が増えたと言う、父も冬の間、太って、野良が始まると、体重が落ちていたから、夫も同じ路線なんだろうと思った。しかしここ1月ばかりで太った私の体重はいつ落ちるのだろうか(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 マイナス10度の日が幾日も続き、初めてのお客様からの修理のご依頼が増えています。

 当社で、ここ27年ほどの間に建てさせていただいているのは、高気密高断熱ですので、水道が凍るということは、まずありません。

 在来工法で建てられた住宅では、凍結から破裂があるのです。

 佐渡で4割の家が断水とありましたが、こんなに寒いということがない地域は、凍結防止をしていなかったのでしょうね。

 まだしばらくは寒そうですから、皆様もお気を付けください。

 また建てていただいた工務店が廃業なされてしまって、修理の依頼やご相談ができない方は、メンテナンスお引き受けしていますのでご連絡ください。

 ただし近在の方ですが・・・・。                                        
                                  依田 美恵子
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年賀状お年玉2等に当たりました

2018年01月29日 | 日々のこと
いただいた年賀状、片付ける前の作業の「お年玉」調べ。今年は当り年で5パーセントが当たっていた、その中には2等が一枚あったから驚き。

 2等の年賀状を下さったのは、北陸のNさん。暮にお歳暮のお礼のお電話でお話をした。そして今後はお中元とお歳暮のやり取りを止めたいとおっしゃられた。

 私より一廻り年長であるから、いろんな意味で身辺整理を始めたいのだと察した。

 会社のお取引先の方であったが、長野県に土地があり、その管理や処分でお手伝いをさせていただいたのは、もう20年以上前のことだと思う。それ以来律儀に、夏冬北陸の名産が届く。

 こちらからは、自家製の桃やプルーンやお豆、冬にはりんごを送っていた。

 お会いした時、メモ帳にびっしりと細かく記載されているのを垣間見て、この方は几帳面な方なのだと思った。

 物のやり取りの際の電話は、どんなに短くとも20分を超えていたから、夏に2回冬に2回の長電話を通して、結構親しいお付き合いをさせていただいていたのである。

 電話だけではなく、重ねて長男のお嫁さんからも、お礼のお葉書も届くことがあって、この方の家庭の様子も想像できたのだった。

 これからは年賀状の交換にしましょう、と言われた。

 リタイアしてからは、生活のすべての見直しは必要だから当然のことと思う。


 今年いただいた年賀状に、今回を持って年賀状を止めますという告知が、夫のにも私のにもあった。

 50歳位まで、年齢の10倍の年賀状なんてあって、私もその頃をピークで出していた。還暦を過ぎてから、年賀状だけの交換だけのものを1枚2枚と減らしてきた。

 年賀状をいただいた日を記録して、受け取ってから、出してくださっている方を減らしていった。

 今は多かった頃の3分の1までとなった。今は安易に新しくは出さないようにしている。と思いつつも、そんな訳にはいかないけれど。

 メールでいただいたものには、メールでお返しをしている。

 30年近く、私と夫はそれぞれの年賀状一面に1年の報告や豊富を書いている。

 ただ印刷された文面は生きているという証だけのような気がするから。同じ1枚ならと思っている。

 これが書けなくなったら、私も年賀状を止める時かもしれない。

 何十年振りかの2等の当選に、Nさんに「ありがとう」のお手紙を書くことにした。

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書き込み楽しむ読書術

2018年01月27日 | 読書
先日のエッセーの会の席で「書き込みを楽しむ読書術」の話になった。

 そのしばらく前に信濃毎日新聞に阿部公彦・東大准教授が「手を使い読む技術を」と提唱されている記事が掲載されていたからである。

 「読めないという状態は、文章の呼吸が合わなかったり引っかかりがあったりして、いまいちしっくりこないこと。でもそのしっくりこないところのおかげで、むしろ文章がよく分かる。あんまりすいすい読めたら、内容なんて覚えちゃあいないですから」とあった。

 なるほど・・・・・最近私の読んでいる本は覚える必要のないものだから、すらすらの口である。だから中身は覚えてはいないわなー。

 昔は読書ノートを付けていたけれど、最近は初めても書き続けることに頓挫しがち。

 阿部さんは、読みながら、つまづいた箇所、ちょつと言い回し、変な表現にいちいち反応し、その瞬間に感じたことを本に直接書き込んでいる。

 「正解」の読みを求めるためではない、取るに足りないものに注目するのが面白い、のだという。

 文章にツッコミを入れつつ文章をほぐし、遊ぶように読み進めることで「かえって、本からいろんな声が聞こえてくるのでは」と。

 阿部さんの著書「名作をいじる『らくがき式』で読む最初の1ページ」立東舎

 最近読書しない人が、いっそう多くなったと思う。読書が大好き人間にとっては、とても残念でもつたいないことだと思う。

 活字に慣れないと、読解力は養われない。

 だから、書き込む読書もいいかなあーと思った次第。

 でもー、他の人に本を回せないのも確かだわね。

 昔図書館の本を開いたら、線が引いてあって、○○会社の▲▲さんのようだと書きこまれていた。かなり悪意的であったし、○○会社さんは、地域であまりに有名な会社であつたから、一応その会社に電話をして、そのお名前の方が実在されているのを確認してから、消しゴムで消した。

 電話をするなんて我ながら悪趣味とは思ったけれど、それでもねえ・・・・。

 間違っても公共の本には書き込みしないでくださいね。


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猿のクローンがうまれたニュースを聞いて

2018年01月26日 | 日々のこと
昨日の朝6時のNHKのラジオから流れてきたのは、中国で猿のクローンが生まれたというニュースだった。

 一瞬先日読んだ、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」が心をよぎった。

 この小説は「臓器目的」のために生まれてきた子供たちの話である。

 ニュースを聞きながら、ノーベル賞は、人類が踏み込んではいけないことに警鐘したのかもしれない、と思えたのだった。

 過去に日本の作家の作品に、臓器目的のために、自分の子供を育てた・・・・育てたというのと違うはね・・・・産ませたんだわね。親子の情愛なんて発生しない仕組みになっていた。

 それも人類に対しての警鐘だと思った。読み終えるのに苦労した思いがある。あまりにも重いテーマだったから。

 人間のクローンは禁止されている。

 医療や科学のさらにの発展は、臓器移植の方に進むだろう。不老長寿は古来からの人間の願いだから。

 自分の身内の命となれば、誰しも移植を否定はしないだろう。

 海外で移植のための人身売買があるという、嘘か本当かわからない、怖い話を聞いたことがある。

 
 今朝26日の信濃毎日新聞の斜面を読んで、やはりイシグロ氏の「わたしを離さないで」を思い浮かべた方がいたのだと知った。

 遺伝子技術で育てられたクローン。大人になれば臓器を提供させられるのだ。そのための施設で生まれた目的が臓器提供のためと教え続けられていくのだ。

 それでもクローンとはいえ、人の心を持っている。

 イシグロ氏がこの作品を生み出したのは1990年代。クローンの羊が誕生し、世界中でさまざまな議論がされた頃である。

 今回の猿のクローン、かなり完成度が高そうだ。

 人類にとって、人としての倫理の分岐点に立ったと思ったのだった。

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錦野旦さんと今陽子さんのコンサート

2018年01月25日 | 日々のこと
今冬1番の冷え込みが続いていますが、佐久は真冬日だけれども、お日様がキラキラしていますから、気持ち的には楽です。

 昨夜小雪がチラチラする中、山ほど着込んで出かけたのは、佐久商工会議所会員感謝音楽祭です。

 毎年この時期に開催されて、たしかもう20回になるらしいです。

 今年は錦野旦さんと今陽子さんのお二人。

 このお二人、デビューしてから48年と51年だとか。

 旅行でいけなくなった会長の代わりにお誘いすると、60代以上でないと反応が悪いのでした。

 毎年、時間ギリギリに駆けつけるので、広い創造館の一番後です。声は問題ないけれど、姿がよく見えません(笑)

 それでもお二人とも若々しいスタイルを保たれていて、さすがプロって思いました。

 今陽子さんの若々しさに圧倒されました。

 声量にもです。

 同じ時代を生きてきたお二人です。自慢ではないが、若かり日歌番組を見る興味も時間がなかったけれど、さすがにどこかで耳にはしていたので、ヒット曲を聞けば、記憶がよみがえってきました。

 若い日は聞かなかったけれど、ここ10数年、ラジオ深夜便のお世話になっていたから、無意識の内にも聞いていたのかもしれない。

 お二人に元気をもらったのでした。

 そして外に出たら、雪は止み、細くなった月が煌煌と輝いて、翌朝の寒さを感じさせたのでした。

 その感謝音楽祭でおみやげに頂いた「ロールケーキ」と会長のおみやげの「赤福」のどちらを先に食べるか、事務所の中でみんなで悩んだのでした。

 ハイ午前と午後に分けることにしました。佐久はケーキの街でもあるのです。

                           依田 美恵子
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道祖神に奉納しました

2018年01月24日 | 季節のこと
大寒に入って、この時期が一番寒いのは昔からのこと。寒中休みなるものがあったのは私の子供時代。本当に寒いのは2月15日までと、例年指折り数えるのもこの時期のこと。

 さいわい雪もたいしたことなく、ホッとしている。

 雪に慣れていない関東圏の皆様は大変でしたね。雪かきも持っておられないから・・・・・ね。


 古い着物、私の兄弟が子供の時着た着物を発見してしまったから、それをほどいて洗ってをしている。

 自分のだけにしておこうと思っていたけれど、ついみんなの物にも手を広げた。兄と弟の分はなんたって色目が地味だから、何か作るという発想がうまれてこない。

 ほとんどが綿入れだから、あらためて真綿の使われ方を学習してしまった。私がこれを作ることは絶対ないだろうけれど。

 メリンス地の物が多かったけれど、絹地の1枚は手を通した様子がなかった。

 たぶん日常着が着物だった時代から、洋服になっていった時期の物なのだろう。

 よそいき用に作ったけれど、着せる機会がなかったということなのかなと、当時を思い出してしまう。

 母の縫った物にハサミを入れるというのは、ハードルが高い。

 でもいずれは処分されてしまうものだから・・・・・と決断をしたのだった。

 表地よりも裏地がいい、裏地には絹が使われている、虫食いもなく色あせも少ない。結び紐の絹もうれしい。

 赤系、水色系、緑系と分けて洗う。その頃の物は色落ちするからである。

 アイロンを掛け、裏芯を貼る。

 さて・・・これを何にするか。


 それで道祖神に奉納する飾りを作ることにした。

 あえて、これらの古布を使うことにして、今まで奉納されていた古い品を参考にさせてもらった。

 「さるぼぼ」をメインにして、1つの飾りに20ばかりのパーツを作り、それをお宮の左右に飾り付けるべく2組作った。

 チクチクと縫っている時が楽しい。キッチンに道具を置き、細切れの時間を使って縫い上げた。

 道祖神は子供たちのお祭りだし、お当番の保護者は1年で替わっていく。かつては正月の道祖神は、甘茶を沸したのを、各戸が貰いに来たけれど、今は合理的に、子供たちが配布するようになった。

 それだから・・・・、これが一般の人の目にふれる機会はほとんどないから、奉納しても誰も気に留める人はいないだろうと、奉納するハードルが低くなった。

 上手下手を気にしないでいいから。

 日曜日夕方、ちーちゃんと道祖神の小屋に出かけ、奉納をすませた。

 地域の子供たちの幸せを祈りつつ。

 道祖神のお役目も、あと天神講を残すのみとなった。

 ちーちゃんが小学校に通う日も40日を切ったようだ。新潟の柿崎小学校で入学、そして1年生で2度の転校、そして3年生から平根小学校でお世話になった。

 その6年間がもうすぐ終わる。やっぱり感無量。

 すっかりお姉ちゃんぽくなった。夫も私も背丈を抜かれるのは時間の問題である。大きくなったものである。

 
                                            依田 美恵子
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味噌仕入れをしました

2018年01月22日 | 料理
 1昨日から、本日は大雪の予報がたびたび流れます。南岸低気圧です。北陸が雪の時は佐久は晴天なのですが、この南岸低気圧になると佐久は雪になります。その前線が陸地から何センチ離れるか(天気図で)で、雪の程度をはかっています。

 ここまで雪が降らなかったからしょうがないかと諦めています。

 それでも降る時に降らないと、夏場の水不足につながるかもしれないし。

 このお休み、意を決して味噌仕入れをしました。大豆1.5キロを4回です。1回に1.5キロを2回ずつ2日に分けてやります。

 ちょぅど胴鍋が1.5キロの大豆を煮ることができるので、2つ同時に炊いて、途中毛布に包んで保温しています。

 前日に、豆1.5キロに対して麹3キロに塩800グラムで塩きりを済ませておきます。この塩きりを丁寧にやるのが、こつのようです。

 お豆が柔らかくなったら、電動のミート粉砕機で潰します。何が面倒かって、この豆を潰す作業です。いろいろ試行錯誤をつづけてきましたが、この電動にたどり着いて、味噌作りが超簡単になりました。

 一昔まえまで、我が家には手動の味噌豆を潰す機械がありました。味噌仕入れの時期になると、それが各家庭を廻って返ってきていました。おそらく多くの方が、だれの所有物だか知らないで使っていたのかもしれません。

 時たま我が家に持ちに来られた方の口調からさっするに、皆さんの共有物だと思われている様子がわかりました。

 最近は味噌仕入れをする方もいなくなってきたのでしょう。

 嫁いだ頃は、まだ共同で味噌仕入れをしていました。それは隣近所の楽しみの機会であったのかもしれません。もっと言えば5軒組といわれていた時代のなごりでもあるのかもしれません。

 どちらにしても、この共同作業は嫁にとっては大変なことでした。

 味噌豆を潰す機械が壊れたのが先なのか、両親の意欲がなくなったのが先なのかわかりませんが、我が家で味噌仕入れをしなくなって20年程経ちました。

 それ以後は、味噌屋さんから届いた味噌を家の桶に移すという時代が続きました。しかしどうしてもおいしいとは思えませんでしたので、調達してくれる父に断って、スーパーで買うようになりました。

 大豆と麹と塩だけでできた、一番お値段の高い物を選んでも、おいしく思えませんでした。

 こうなれば自分で作るしかないと、父に大豆を作ってもらうところから始めました。

 誰かに教えてもらったわけでもなく、ネットで調べた分量どおりにつくったのですが、麹の量が多いので、その麹の力でおいしいお味噌が出来上がりました。

 今年で6年目位になるのでしょうか。大豆を10キロ以上使いますからかなりの量を作っています。

 絶対においしい!!

 自信を持って言えます。これは麹の量のおかげなのです。

 今回は2日にかけて大豆6キロ分仕込みました。昨年作った分がまだかなり残っていますが、一番は大豆の収穫がそんなに多くなかったからです。

 来年はもう少し作付けしてもらわなくては!!

 豆仕事は、とても手間がかかるのですが・・・・・おいしい味噌のためならです。

 私の味噌仕入れを見ていた母が言います「今は簡単にできていいねえ」と。

 いえいえ大騒ぎしないだけで、やっていることの中身は昔も今も同じですよ。豆を潰すのか手動から電動になっただけですから。

 もっとも昔は外で火を焚いておおがまで煮ていました。だからその後始末の方が大変でした。

 どうして発想の転換をしなかったのでしょうと思います。昔からやっているからということだけで。

 でも味噌玉を作らなくなっただけ、発想は変わってきたのかもしれません。

 今回のお味噌は9月頃に口開けできます。

 このお味噌を使ってネギ味噌を作っています。

 ネギを小口切りにたっぷり、柚の汁と皮、砂糖を混ぜてグラタン皿で焦げ目ができる位焼きます。

 あれば、ソバの実を茹でて入れると本格的になります。

 諏訪のお蕎麦屋さんで食べたものの自己流再現です。分量はお好みで味を見ながらやってみてください。

                                            依田 美恵子
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彩雲にどんどん焼きに・・・・

2018年01月16日 | 季節のこと
先日来の寒波から打って変わって、春がきたような陽気です。正午で8度あります。暖かい地域の方ならね8度で暖かいなんてとお思いでしょうね。

 風もなくおだやかな日です。

 この頃、お客様訪問で事務所に座っていられませんでしたので、ブログを書いている時間がなくご無沙汰しています。

 11日の3時半頃、西を向いて車を走らせていましたら、彩雲が見えました。彩雲なのか、ちょっと悩む感じもありました。

 太陽と並行した位置ですが、その太陽が隠れるように雲がかかっていたからです。ひょっとして虹の出来損ないなのかなー、なんて。

 前回彩雲を見たのは10数年前でしょうか。知り合いに電話をしまくって、見て、見てと教えたのでした。

 それは本当に見事でした。

 今回もいいことあるかも!!と・・・・・ええー、本当にありましたよ!!

 休日、孫たちのスキーの様子を見たいと思いつつも、針仕事に精を出していました。半月も経つと、家の中を本格的にリセットもしたいしなんて午前中を過ごしてしまうと、午後は母の入浴時間になったりとなって、なかなか出かけていくタイミングになりません。

 そのうちに孫たち含めて10人の宴会の用意です。

 男子3人は朝から、相撲の初稽古にお誘いを受けたとのことで、結構な取組を済ませた後のスキーです。4時近く帰ってくるなり、4キロのランニングに出かけていきました。

 今年の目標にランニングを掲げたちーちゃんに、5年生の男子が「今年になって、何回走ったか」と、突っ込みが入りました。ちーちゃん弟分の男子3人にたいしてメンツがありませんので、一緒に走りにいきました。


 さすがに早々と帰ってきました(笑)

 どんどん焼きが復活したので、稲の花や繭玉を前夜ちーちゃんと作りました。それをどんどん焼きで焼くと、藁のとっても香りのいい団子になるのです。

 でも、持って帰ったのは、煙でいぶした感じで苦いのです。オキになってから、焼くといいのですが、そんな風になっていなかったのでしょう。

 子供たちには不評でした。

 私の子供の頃、母が繭玉をお汁粉にしてくれました。お餅のお汁粉は苦手でしたが、このお汁粉は大好きでした。

 今は自分のために、このお汁粉を作ります。最近甘いものが大好きになりました・・・・かなり危険な領域に踏み入れたのでしょうか(笑)

 この頃私があかちゃん時代に着た着物を2枚ほどきました。

 道祖神に奉納する物に仕上げたりしています。

 あえて大昔とも言える古い布を使うことにしました。1枚はメリンスで、もう1枚は絹のちゃんちゃんこでした。

 それをほどきながら、ちゃんちゃんこの中綿の中の汚れは、まさに私です。洗って、アイロンを掛け、裏芯を張ります。

 記憶にない頃の様でもありながら、どこか懐かしく感じます。

 まだ捨てきれていない、兄と弟の晴れ着もほどいてみようと思うのでした。

 断捨離の一方、こうして増えていく物もあるのですが・・・・・。

 お読みいただきありがとうございました。

 これからお客様訪問に出かけてきます。

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年末年始の手仕事

2018年01月10日 | 季節のこと
新年になって、早10日。年末年始のお休みにやりたいことを幾つか計画していたのですが・・・・・全部はできていません。

 何をやっていたかと言えば、年末は料理作りに励み、夜なべで、食卓の座布団をチクチク縫っていました。

 長年仕舞ってあった、実家の母が作ってくれた炬燵の上掛けのリメイクです。30数年前にはなるでしょうか、実家の新宅のおばさんが織った物です。経糸は木綿糸で、横糸は毛糸です。母が頼んで織ってもらったものを母が仕上げたのです。

 きれいな色合いでしたが、大事仕舞いこんでいました。本来の上掛けで使うということもなく、まさに死蔵品になっていました。

 それをほどきました。一番のハードルはそれをほどくという過程でした。縁取りの布は、私のワンピースの余り切れでしたから、まずその思い出と向き合わねばなりませんでした。

 そしてさらに母が、私の姑の目を十分に意識しただろうその仕事ぶりでした。

 私の能力ではそれを再現することはできませんから、ほどけば元に戻すことは不可能です。だから最初の鋏を入れる時は、なみなみならぬ決意がいったのでした。

 それをほどきながら亡き母との時間を過ごしたのでした。

 30日にようやく8枚の座椅子の布団ができました。あと2枚必要なのですが、材料が無くなりました。

 経糸と横糸のハーモニーが見事です。赤がアクセントになって、心がホンワカします。

 ただ仕舞っておいても、次世代には想い出がないので、処分されてしまうでしょうから、いい選択だったと思うことにしました。



 正月になって、道祖神の小屋を片付けていて、そこに奉納されていた、吊し雛風の飾り物をみました。いつの時代の物かわかりませんが、劣化して色あせたり、破れて中の綿がはみ出したりしていました。

 太陽の下にさらされることはありませんが、小屋の中の温度環境が劣化を促進しているのかもしれません。

 メリンスの生地の風合いが優しくて、ほのぼのしています。

 これを作った時代が偲ばれます。絹の物がふんだんにあった時代ではなかったのでしょう。だから使われている生地もさまざまです。

 端切れや、ほどいた着物の裏地が使われています。

 私も奉納してみようか・・・・・孫子の成長を願って。

 そんな訳で、毎日いそいそと縫い始めています。あのメリンスのやさしい風合いが気にいりましたので、私の持っているメリンスも使うことにしました。・・・・もう現代でも売っているのでしょうか・・・・それで「さるほぼ」を縫っています。

 飾られていた「さるほぼ」と作り方は違います、私流です。

 薬袋や、間にはさむ、梅の毬みたいな物を時間のある限り、チクチクしています。

 この休み、いっぱい読書して、確定申告の医療費をまとめてなんて思っていたのですか、そちらははかどっていません。

 でも、ノーベル賞作家のイシグロ氏の作品1冊読み終えました。かなり重い内容でした。

 夕食の席でそんな話をしたら、ちーちゃんが「鎌倉ものがたり」を薦めてくれました。そして「鎌倉ものがたり」の他に数冊が届けられました。

 私の読むのを待つ本のタワーがさらに高くなりました(笑)
                                           依田 美恵子
    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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