お米を食べましよう、28日に描きました。
信濃毎日新聞の東條勝洋氏の署名記事の続きを抜粋引用させていただきます。
以下引用
輸入食材の高騰の一方で深刻化するコメ余り。
コメの需要拡大は重要だが、人々の食生活は無理に変わられない、ならば需要に合わせて小麦の国内生産を増やせばよいと思うが、これも簡単ではない。
小麦など、大規模に生産できる米国など海外と比べ、どうしても価格面の競争力が劣る。
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私は、味噌仕入れしたくて、10年ほど前から、義父そして夫に大豆を作ってもらいました。
その収穫に手を出すようになって、豆仕事がいかに大変なのかを体感しました。
私の友人たちが、味噌仕入れをしたいと、手配した大豆の金額はキロ300円台でした。
転作交付金がでているのですね。
転作交付金が出ない農家の生産意欲をそこないますね。
私と夫が幾日も費やした、我が家の収穫した大豆15キロが、たった5~6000円で買えてしまうのですもの・・・・・
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転作した水田を含めた農地をどう維持していくかは、自給力に直結する。
そのための公的負担をどう考えるか。
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私の経験から言って、国の補助が出ているものは、成功したことがない・・・・・・適切な言葉が出てこないけど。
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世界に目を転じると、食料インフレの影響がより深刻なのは、購買力の乏しい発展途上国だ。
飢えに苦しむ人は2020年で、最大8億1100万人。
途上国で、飢餓が続く大きな原因は、先進国の企業が途上国で行う工業化した農業にあると指摘している・・・・・京都橘大の平賀緑准教授。
農業が営まれていても、それが輸出向け加工原料では地域の人々を養うことにはつながらない。
生産性の追求で生まれた利益は大企業が吸い上げるだけだ。
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考えさせられました。
中国で起きていて、オリンピックに政府の要人を送らないと言っていること、それとたいしてかわらないことが地球規模でおきているのではないでしょうか。
何年前でしたっけ・・・・・中国の賃金が月に500円だったの。
私たちはグローバルな社会をと言いつつ、やっていることは・・・・・なんということなのでしょうね。
とにかく私たちは世界の発展途上国の人々のおかげで生きられているのだと思います。
だからせめて、自分の毎日の食に心を馳せて欲しいのです。
すみません、続きは年越ししてしまいます。
1年間大変お世話になりました。
お立ち寄りいただきました皆様ありがとうございました。
拙いブログをお読みいただき、コメントをお寄せくださった皆様ありがとうございました。
ブログを書くことが案外孤独なものだと思っていましたが、皆様のコメナトで皆様と繋がっていると思えた日、うれしくなりました。
来る年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしています。
お読みいただきありがとうございました。
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