東村誌、4分の3まで読み進みました

2024年07月13日 | 読書
この頃、チクチクをしていないので、少し時間に余裕があります。
一日の時間を割り振って使っていますが、15分あれば「これができる」というものもあります。
ダラダラ時間をつぶさないように、空き時間は迷わず埋めます。
心を入れ替えたように、今「東村誌」をしばらくぶりに読み始めています。
1474ページもある。

東村は昭和35年の町村合併で佐久市になっています。
昭和55年に刊行が計画され、足掛け13年かけて完成したこの東村誌。
当初1000ページの予定がここまで増えたのは、豊かな資史料の存在であったらしい。
あとがきの中でも語られているが、全国的にも数少ない近世・近現代史料の宝庫であると。
大地主がいて、それらの関係史料が近世村の村政史料とともによく残されていたり、旧役場史料がほとんど手づかずで保存されていたとのこと。
島崎藤村でお馴染みの神津家はここの大地主なのね。

この資史料があるかどうかが一番なんだよね。
私たちも、母校の100年誌を作っていてそう思うもの。

今、4分の3まで読み進んできました。
原稿を書いていらっしゃる方のお名前も懐かしい。
史料提供の方も私の親世代の方。
昭和3年から戦前のところを読みながら、まさに親世代が子供から大人になっていった時代。
昭和3年は大恐慌の頃。
農村が疲弊していった時代から、その回復もままならぬうちに戦争に突入していったわが国。
テレビのドラマにも出てこない庶民の生活が史料をもとにして書かれている。
なかなか先に進まない。
読むそばから忘れて行ってるかもしれない、でも心には残る。
15分読書、あとどのくらいで読み終えるかな。
重くてベットでは読めないからね。
読みいただきありがとうございました。

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コメント (2)
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