院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

意外な検索語

2011-07-08 06:54:19 | Weblog
 このブログを読んでくださる方々には2種類がある。まず、言うまでもなく常連さん。次が、ある言葉を検索していて、偶然このブログに辿り着いた方々。

 どのような言葉が検索されているかを調べてみると、意外なことが分かる。最近目だった検索語は次のようなものである。

 「先天性中手骨欠損症」

 この奇形は、外見が著しく損なわれるのに較べて、命に別状はない。だからか、この障害はあまり注目されることがない。ほとんどの人が名称さえ知らないのではあるまいか?

 この障害は中手骨(手の中指の骨)がなく、中指の部分が手首まで割れている奇形である。妖怪人間ベムの手は、この障害をモデルにしていると考えられる。

 ウィキペディアにもこの項目はない。でも、人知れず悩んでいる人が多いことが、検索数から窺われる。

 「交互色彩分割法」

 これは私が1978年に芸術療法雑誌に発表した非言語的コミュニケーションの一技法である。30年以上たっても、この語で検索してくれる人がいることが嬉しい。

 近いうちに原著論文をPDSファイルで公開しようとも考えている。

 「正多面体が5種類しかないことの証明」

 正多面体が5種類しかないことはウィキペディアにも載っているいるが、証明は載っていない。証明はいくつかのウェブに載っている。しかし、長い。

 このブログでの証明がもっとも短くて簡潔で、しかもエレガントであると自負している。