(Wikipedia ”目出し帽”より。)
目出し帽をかぶった人が店に入ってきたらどうなるか?店の人は強盗だと思うだろう。目出し帽はあからさまなので、本物の犯罪者は風邪用のマスクを多用する。
このところ老若男女を問わずマスクをしている。これまで何度か書いたが、あんまりだからまた書く。
最近、大勢がマスクをしているから、マスクは犯罪者のアイコンではなくなってしまった。だからか、街ゆく人々がみんなマスクをかけて恥じない。白昼堂々と、感染防止のようなふりをして、顔を隠している。
NHKの街頭インタビューでも、マスクをしている人が多い。(もっともこれは、一般人の顔をテレビに出したくないために、NHKはわざとマスクの通行人を選んでいるのかもしれないが。)
マスクだらけの街は気持ちが悪い。ふたたびマスクが犯罪者のアイコンになることを望むものである。マスクは目出し帽と機能的には同じだからだ。
(西洋人は、日本人は清潔だ、国民がみな手術室の外科医のような姿をしている、なぞと呑気なことを言っている。)