aitendo製極小電圧表示器[VM3D-30V-036]販売価格: 395円(今日現在は在庫切れ)は安価で正確に電圧表示出来、重宝するが、電源電圧と測定電圧が共通なため、4.5V以上からしか測定出来ない。
電源と電圧測定入力が別であれば、これより低い電圧でも測定出来るかもということで、電源線が半田付けされている部分を見る為に7seg表示器を取り外してみる。
すると+線が左側のランドとジャンパーされている。
これはもしや可能ではと、ジャンパーを切り離し、左側のランドから単独に線を引き出して、表示器を付け直す。
左から、測定電圧入力端子/電源+/電源- となる。
電源は+5Vで動作させ(3Vでも、7SEGは暗くなりますが0.01V程度の誤差増加で動作します)、測定電圧入力は0~29.9Vまで可変させてみた。
入力 表示 誤差
0V 0V 0V
0.05V 0.05V 0V
0.1V 0.09V -0.01V
1.0V 0.98V -0.02V
1.5V 1.49V -0.01V
30.14V 29.9V -0.15V
という結果になり、仕様も満足しており、正常に使えそうだが、メーカー保証は無いので、改造する場合には自己責任でお願いする。
kumanofさん、コメント有難うございます。
電圧誤差は仕様の範囲内ですが、半固定抵抗で調整出来る様で、試してみます。
ICは小さいので仮接着した後、ペーストはんだを爪楊枝で塗って半田こて先で溶かす。CRはピンセットで押さえながらランドにペーストはんだを塗布し同様に作業する。
2色(R/G)LEDの方向が分からないので、電圧を加えて調べることにした。
回路上はアノード(A)コモンタイプなので3本リード線の真ん中に+を印加するが点灯しない。逆極性にするとちゃんと点灯するので、キットに入っていたのはカソード(C)コモン品が間違って入っていた様だ。
LEDの取り付けはリード線長さで確認出来る(中:R,長:C,短:G)。
あいにくと、手持ち2色LEDもカソードコモン品しかなかったので、単品(RとG)を2個使ってランドに半田付けしたが点灯しない。パターンを見ると、この古いバージョン(2012/2/10ぼシルク表示)はパターンミスがある様でC/G/Rの順になっていた。HPにある基板図(2013/06表示)を見ると、これは修正されている様だ。
また、パターンは合っているが回路図上R2(1k)の接続先がか違っている(入力+5Vに接続)。
パターンに合わせてLEDを付け直し+3.7V/820mAバッテリーを接続すると正常に点灯(充電中:赤、充電完了:緑)する様になった。
入出力の端子は添付されていないので、入力はDCジャックを、出力はねじ端子を使用した。