5月に筑西市聴覚障害者協会から県西生涯学習センターに「聴覚障害者向けパソコン教室(初級)」をやってもらえないか打診があったのだが、聴覚障害者についての知識は無く手話も当然皆無なのだが、手話通訳者の方が2名来ていただけるというので、結局引き受けることにした。いろんな参考書を入手して、これらから引っ張り出して画面で説明すれば何とかなるだろうと考えていたが、結局何も進まないままタイムリミットになってしまい、急遽、関連するテキストが無いかネットで検索すると丁度良いのが有り、これを使わせていただくことにし、制作者からも了解をいただいた。公民館主催パソコン教室などの教科書
制作教材としては季節がら「暑中見舞い」を製作してもらうことにした。入れるイラストとして最小限の絵を下記からダウンロードして使える様にした。
暑中見舞い(残暑見舞い)夏のイラスト素材・無料ダウンロード
6/28(日)9:30~16:00本番
10名が参加、パソコンを持っていない方が8名もいたので、教科書に基づいて説明を行う。
私の他に、おもちゃ病院の吉本、八田、深谷先生にもアシスタントしていただいた。
マウスの操作がやはり慣れないと難しいみたいで、またキーボードも私達はローマ字変換に慣れているのだが、かな入力が良いとのことで、教える方としてはキーを探すのが大変だった。
手話通訳者の方は幸い、パソコン操作に精通している方で、生徒さんには通じるみたいだが、やはり、もっとゆっくりと、そしてホワイトボードに具体的に説明した方が良いということで、その様に対応した。
午前中は、何とかWordによる「暑中見舞い」(ワードアート活用)も完成に近くなったので、午後も、その続きを行おうと考えていたら、「カレンダー」を制作したいという意見が多く出て、急遽Excelにより6ケ月(7~12月)カレンダーを作ることにした。まずは用意していた集計表で、Excelの便利な使い方を説明しカレンダー作りに移行する。
曜日のオートフィル、セルの一括幅変更、土日の色変更、中央寄せ、日付のコピペ、字体の変更等をその都度説明。
やはり、個別に対応するケースが多くなるので、手話が出来ないと、お手上げである。
今後は、基本だけでもマスターしなくてはと思った次第です。
完成したカレンダーを印刷して持ち帰りたいとのことだったが、用意したネット接続プリンタが接続出来ず、急遽パソコンのデーターをUSBメモリーにコピーし事務所のプリンターで印刷することで対応した。
この為に30分程度時間オーバーしたが、皆さんプリントされた作品に喜びを感じていた様で安心した。
この他には、自習用に、いろんなテキストがある次のページも参考になる。
パソコン教室テキスト一覧