ほんとのタイトルは「ザワさん」です。
描いているの、女のひとだなー、と思うのです。
高校の硬式野球部に一人、入部した女の子の日常を描いているもの、
なのですが、特殊な状況をたんたんと日常として描く、というのは、
けっこう我慢がいるとおもうのです。
この書き手は、編集者も、かもですが、モノを見る目が良いうえに
カメラの距離がほとんど変わらないので、こちらも作者と同じように
すこし離れた距離からこの「ザワさん」という女の子をたどって
ゆくことがやりやすいのです。
ヘルメットを被った横顔がアップになったとき、すっととんがった
鼻筋の傍で、まつげがふわふわしています。ショートカット、
昔厳しい剣道の部活に入っていた友人の、短い襟足と耳元が
そのまま絵になったような。
「ありがとうございます」をつぶした一礼をしている時の
朴訥さも、うっかり着替えを忘れて、それをマネージャーに指摘されたときの
「やっちゃった!」も(これがものすごくかわいらしいのですが)、
雰囲気に落差がなくて、ほんとにたんたんと描かれてます。
衝動買いでした。
描いているの、女のひとだなー、と思うのです。
高校の硬式野球部に一人、入部した女の子の日常を描いているもの、
なのですが、特殊な状況をたんたんと日常として描く、というのは、
けっこう我慢がいるとおもうのです。
この書き手は、編集者も、かもですが、モノを見る目が良いうえに
カメラの距離がほとんど変わらないので、こちらも作者と同じように
すこし離れた距離からこの「ザワさん」という女の子をたどって
ゆくことがやりやすいのです。
ヘルメットを被った横顔がアップになったとき、すっととんがった
鼻筋の傍で、まつげがふわふわしています。ショートカット、
昔厳しい剣道の部活に入っていた友人の、短い襟足と耳元が
そのまま絵になったような。
「ありがとうございます」をつぶした一礼をしている時の
朴訥さも、うっかり着替えを忘れて、それをマネージャーに指摘されたときの
「やっちゃった!」も(これがものすごくかわいらしいのですが)、
雰囲気に落差がなくて、ほんとにたんたんと描かれてます。
衝動買いでした。