いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

雲南旅行その3(2/1)

2011-03-22 | 旅行 雲南
大理古城からの20kmほど北に貴州という白族の村があります。

その貴州に行く前に貴州の近くの沙村というジ海沿いの村で鵜飼があるらしいので先に寄り道をしました。

鵜飼そのものは珍しくもなく私の地元である岐阜県の長良川でも有名です。といっても地元だと案外身近すぎて実は鵜飼見物は3回ぐらいしかないんですけど。

鵜飼見物に来ていた他の観光客の船と私の乗る船、そして鵜匠の3艘で湖の沖の方へと漕いでゆきます。

私の船には白族の漕ぎ手のオバサンと説明してくれるガイドのお姐さんの3名だけです。(説明はぜんぜんわかんなかったが、まあ見てればわかりますから)

日本の鵜飼だと鵜匠が首に縄を巻かれた数匹の鵜を操って鮎などの小魚を捕るのですが、こちらの鵜飼は首に縄を打ちません。自由になった鵜は勝手に水中に潜ってなんと大きな(絶対飲み込めないサイズの)鯉を捕ってきます。


やっぱり中国の鵜飼はなんか見ていて豪快です。

でも鵜が船の周りから飛び立たずに近くで居るのは羽根を切ってあるのでしょうね。でないと逃げて行っちゃいますから。


一通りの鵜飼見物を終えて、一端陸に上がってこの湖で取れた小エビや小魚のフライを食しました。(いやあ、塩味と胡椒が利いててこれは実にうまかったあ)

休憩間にパイプをくゆらせる鵜匠のオジサン。



鵜飼見物の後、貴州へと移動しました。貴州は南昭時代には王宮が建てられていた処ですが、現在は大理古城のようにそれほど観光化されているわけでもなく白族の普通の生活が見れます。


街をぶらつくと繁華街に出ました。観光客相手の通りではなく、地元庶民が利用する商店街のようです。


屋台村近くでラッパに興じるおじさんふたり。


貴州白族旧居にて三道茶をいただいたのはいいですが、その後やっぱりというか強引にお茶買わされました。

白族のオネエサン、商売熱心でマンツーマンで説得されて、気の弱い私は一袋でいいのに四袋も。(涙)

そのお茶は美味しかったので買うのはいいんですが、まだ旅に最初でバックパックがパンパンなんですよ。お茶のパッケージを捨てて、中身だけスリーピングバックの中に押し込みました。(なんとか入った)


バスで古城に戻った後は明日の麗江行きのバスのチケットを購入しに旅行会社へ行きました。

もう春節前だからなのでしょうか、明日の麗江行きのバスは1本だけ運行しているとか。なんとか明日の座席を確保しました。(実際にはもっとローカルな小客車(ミニバス)とかいくらでもあると思うのですが)


この日の夕食は大理古城で日本人バックパッカーに有名な菊屋(日本料理屋?)にてありきたりの中華料理。でも味も値段も満足です。

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