大田区政は、目指すべき方向性を描き、そこへ向かって区政運営をしています。(そうは見えないかもしれませんが、、、)2008年に作った基本構想が「社会が大きく変化したので」「目指す将来像を再検討するときに来ている」ということで、大田区が新たな基本構想に着手しています。新たな基本構想を検討するにあたり、大田区が出してきた資料集(=「データブック」と大田区は呼んでいます。)をみたら、0~4歳の転出が23区で一番多いと書かれていました。これを聞くと、子育て世代から好まれない区という印象にならないでしょうか?ところが、大田区の人口は23区で3番目。人口数を考慮すると、転出はそれほど多いわけではありません。大田区が0~4歳のお子さんがいる世帯の転出数が23区で一番多い、というデータを掲載したことは、ある種の誘導的な切り取りとは言えないでしょうか。
こうした、誘導的なデータの切り取りをすることで、大田区は、新たな基本構想策定に、何か、盛り込みたいことがあるのではないか、と懐疑的になってしまいます。みなさんは、どう思われますか? . . . 本文を読む