こんちゅう探偵団

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キボシマダラカミキリ

2014年05月28日 |  ●カミキリムシ科


キボシマダラカミキリ Saperda balsamidera (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] カワヤナギなど
[時 期] 6月~7月
※ 体長は約10㎜~14㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

国内では北海道のみに分布し、低山地~山地に局地的に見られ個体数は少ない。
キボシマダラカミキリは、カワヤナギの生える明るい河川敷で見る事が出来る。
体は黒色で上翅には黄色毛で覆われた小さな丸紋がいくつか見られる。
胸部・頭部の側面には黄色い縁取りが見られ体は短い毛でうっすらと覆われている。
本種はカワヤナギ生木から羽脱する為、成虫を探すよりも材採集の方が主流の様です。
近似種のケマダラカミキリとは外見が良く似ているが斑紋や生息環境からも区別は容易。



ヤナギの若い枝に産卵に来たキボシマダラカミキリ♀



産卵中のキボシマダラカミキリ♀



曇り空の中、枝にしがみ付くキボシマダラカミキリ



枯れ枝に止まり、捕獲しようとして地面に落下したキボシマダラカミキリ



衰弱したヤナギの若枝に止まるキボシマダラカミキリ



飛翔後地面付近のヤナギの葉に止まったキボシマダラカミキリ





ヤナギに枝にいたキボシマダラカミキリ



メスのキボシマダラカミキリと産卵跡



オスのキボシマダラカミキリ


 
 
採集後のキボシマダラカミキリ、指で捕まえると大きさも分かりやすいです



キボシマダラカミキリ


[羽化後の枝と割出しの様子]

 
 


[生息環境]

 
ヤナギの生える河川敷で明るく開けた環境を好みます


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