
キスジホソハムシ Prasocuris phellandrii (北海道)
[分 布] 北海道
[食 樹] ドクゼリなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約5㎜~6㎜前後のハムシ科ハムシ亜科に属する甲虫。
国内では北海道のみに分布し、平地の池や沼、湿地や水路などで局地的に見られるが個体数は多い。
幼虫・成虫は共に上記環境のドクゼリの生える場所で極局地的に見られる。
日本では1990年代前半に発見されたハムシの仲間。
体は光沢のある黒色で、上翅の中央と両端に黄褐色の縦帯が見られ、前胸の両端も同じく黄褐色となる。
上翅には点刻列が規則的に配列し、胸部には不規則に点刻が見られる。
頭部・脚は黒色で、腿節基部と脛節の大半が黄褐色となる。
成虫はドクゼリの茎の中に産卵し、孵化した幼虫はドクゼリの葉を食べて育つ。
ある程度成長すると幼虫は茎の内部に入り込み茎中で蛹化し、羽化する。
成虫は水中の泥中で越冬することが知られている。



北海道で見られたキスジホソハムシ

キスジホソハムシの幼虫
[キスジホソハムシの生息環境]


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