キベリトゲハムシ Dactylispa masonii (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] フキ・アザミなど
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5㎜~5.2㎜前後のハムシ科トゲハムシ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は普通。
成虫は日中にホストの草上などで見られる。
上翅は暗褐色~黒色で、小さい突起が複数あり、脚・触角は赤褐色。
近似種のヒメキベリトゲハムシ(ホスト:サクラなど)に似るが、本種の方がやや大きく腹部
は赤褐色の側方部を除き黒色で上翅には褐色紋が見られる。
成虫はフキなどの葉の表面を齧り、その中に産卵し白い幕の様なものを付けて卵を保護している。
孵化した幼虫は葉の中にトンネルを掘って、葉の内部を食べて育つ。
別名:キベリトゲトゲ
2023年5月 北海道 山地のドロノキの葉の上で見られたキベリトゲハムシ
北海道で見られたキベリトゲハムシ
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