こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

クロウリハムシ

2023年06月09日 |  ●ハムシ科


クロウリハムシ Aulacophora nigripennis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カラスウリなどのウリ科植物・ダイズ・エノキ・シソなど
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5.8㎜~6.7㎜前後のハムシ科ヒゲナガハムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は多い。
成虫は日中にカラスウリなどのウリ科植物などで見られる。
上翅・触角・複眼・脚は光沢のある黒色で頭部・胸部が黄橙色の小型のハムシ。
主にウリ科植物をホストとするハムシで、林縁や草原・農耕地・民家周辺など様々な環境で見られます。
幼虫は地中で生活をしており、ホスト類の根を食べて育つためなかなか見つけづらい。
成虫で越冬します。
ウリハムシはトレンチ行動を取る事が知られています。
エサの摂食の時に葉を円形に傷を付けて、植物が出す防御物質を遮断してから円形の中の葉を食べます。
アサギマダラの幼虫も同じ行動を取る事が知られていますが、実はこの行動の詳細は不明で一種の仮設と捉えられているようです。





クロウリハムシのトレンチ行動した後が見られます。




カラスウリの葉で見られたクロウリハムシ



カラスウリの葉にたくさんのクロウリハムシが見られる場合もあります。
写真の赤い〇印部分に3匹のクロウリハムシが映り込んでいます


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・