クロコブゾウムシ Niphades variegatus (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 針葉樹各種
[時 期] 3月~11月
※ 体長は約7.1㎜~10.2㎜前後のゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数は普通。
成虫は日中に、針葉樹の枯れ木・衰弱木や伐採木などで見られ夜間灯火にも飛来する。
体は黒く上翅にはたくさんの瘤の様なものが見られる。
爪に歯があり、前胸腹板に深い吻溝が見られる。
屋久島産はやや前胸が細長い。
2011年6月 北海道(針葉樹の伐採木で交尾中のクロコブゾウムシ)
2010年6月 北海道(山地の針葉樹の倒木上で見られたクロコブゾウムシ)
2019年5月 北海道(山地のトドマツの倒木の上で見られたクロコブゾウムシ)
[クロコブゾウムシが見られたトドマツの倒木]
[クロコブゾウムシの幼虫]
山地のアカエゾマツの伐採木の樹皮から幼虫や前蛹・テネラルの新成虫などが見られた。
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・