フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus
2012年5月 [羽化] 北海道産
分布[日本各地] 時期[7月] 開張[32-34㎜]
ホスト[ブナ・イヌブナなど]
写真の個体は羽化したフジミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。
フジミドリは山地のブナ帯・自然林を好み、二次林にはほとんど生息しない、日本各地に分布する(※ 北海道では南部のブナ帯のみ)。
成虫は暖地では6月中旬-6月下旬、寒冷地では7月中旬-7月下旬に発生し、主に午後~夕刻に活動する。
他のゼフィルスの仲間に比べると発生が早く、成虫は普段高いブナの樹高にいてなかなか降りてこない為、完品で採集するのはなかなか難しい種。
卵は他のゼフ卵よりも大きく、まさに純白と言う言葉がしっくりとはまる綺麗な白色をしている。
また卵の大きさの割には、成虫は以外と小型なので驚いてしまう。
日本特産種で、近畿地方のフジミドリシジミは地球温暖化の影響で個体数は減少しているそうです。
最初に富士山で発見されたのでこの名がある。
採卵ワンポイントアドバイス
[山地のブナ帯で、日当たりが悪く風通しの悪いブナのひこばえ、又は細い枝に一卵ずつ産み付けられる事が多い]
【成長過程】
[孵化]2㎜ [2齢]5㎜ [3齢]9㎜ [終齢]16㎜ [蛹]
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【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】
アイノミドリシジミ ウスイロオナガシジミ ウラキンシジミ ウラクロシジミ ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ] [ミズナラ・カシワ] [アオダモ] [マンサク] [イボタ]
ウラジロミドリシジミ ウラナミアカシジミ ウラミスジシジミ エゾミドリシジミ オオミドリシジミ
[カシワ] [コナラ] [カシワ・ミズナラ] [ミズナラ] [ミズナラ]
オナガシジミ キタアカシジミ アカシジミ ムモンアカシジミ ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ] [カシワ] [ミズナラ・コナラ] [樹木とアブラムシ] [ミズナラ]
ハヤシミドリシジミ ミズイロオナガシジミ フジミドリシジミ メスアカミドリシジミ ミドリシジミ
[カシワ] [ミズナラ・カシワ] [ブナ] [サクラ] [ハンノキ類]
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昆虫探偵団。
桜子は、団員としてだんちょさんと飲み比べをして勝つ自信があります。
だんちょさん、ありがとう
懐かしいナァ~~
なんの有難うっすかwwwww
まぁ、やったら負ける自信ありますよwwwww
でも早飲み対決なら絶対勝ちますけどね
mokoさんの飼育写真毎回綺麗で飽きませんでした。
なかなかうまく撮影出来ていないので、まだまだ勉強が必要です。
アオタマ、素晴らしいタマムシでした、あんなに大きいとはおもいませでした、また綺麗な虫ですねぇ
フジミドリはブナなので札幌ではなかなか見られません。
たことがあります。
裏面の模様がクッキリ綺麗な素敵なゼフィルス
ですね!
北海道では南部に分布してますから、身近な蝶ではありませんが、本州ではブナ帯は多いので普通に見られるのでしょうか?
局地的なのでしょうか?
羽がハッキリ・クッキリしていて綺麗な蝶ですよね。
卵はゼフィルスの仲間の仲間では最も大きいのに、成虫個体は他のゼフィルスよりも小さいみたいですね。
不思議ですねぇ