いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

秘密手法の官房長官。 secretariat of confidential skill

2010-11-13 19:26:45 | 日記
 (1)弁護士出身の現官房長官(director of cabinet secretariat)なので、民主党政権のテー
ゼ(these)の情報公開に透明性の高い積極的な政治姿勢かと思っていたら、日に日に政治
手法が事実隠し、秘密主義、強権的な政治姿勢、言語、振舞いが目立っている。
 首相が首相だけに、弁護、擁護する官房長官としてはついついあせり、片意地が張りすぎて
くるのかもしれない政治情勢の連続だ。

 現官房長官が登場してから、それ以前の官房長官に比較して毎日恒例の記者会見を通して
も、メディアへの露出が極端に少なくなっている印象がある。官房長官は政府のスポークスマン
として政府を代表として国民に情報伝達、協力、認識、決意を直接伝えるのが仕事だ。

 その表ステージの機会が減って、「影の総理」とか言われる院政(secret politics)で政府を
政治を操作、統治するかのような政治手法からは、社会正義を具現する弁護士としての風通し
の良さの特徴は伺えない。
 メディア、国会の説明、答弁では、言葉じりを捉えるだけの切り返しが得意で、自尊心が強く
まるで内容の形骸化が目立ちとても誠意が感じられない。

 (2)尖閣諸島沖事件では、当初中国の出方を見誤ったと責任を認める発言をしながら、外交
対応のまずさを指摘されると、「柳腰」外交政治とか言ってしたたかさを強調して開き直るした
たかさだ。確かに権謀術数のしたたかさはあわせ持つ、政治家というよりは民主党政権が壊
そうとした官僚的体質のあらわれだ。

 そこは弁護士らしく、法規制、原理原則で拘束、統制する政治手法が身上のようだ。政治主
導の民主党政権の中では、官僚政治(官僚との友好関係維持程度のことか)の必要性を早く
から主張していた。

 (3)尖閣諸島沖事件では、首相の外遊中に指揮をとり中国船長の事実不問のまま釈放を主
導した(表向きは地検の判断とした)ことが推測されて、また海保庁のビデオ映像では、これ
を見れば事実は明瞭という外務大臣の発言の中、一部国会関係者に限ってビデオ映像を開示
して国民には事実隠しに走り、中国船長釈放の整合性、妥当性に不利益と映るこのビデオ流
出事件ではあたかもこれを国家機密漏えい違反と決めつけて、法規制の強化による厳罰主義
を主張する強権振りだった。

 (4)さらに、衆院予算委員会の質疑答弁での本人資料が階上からのメディアに撮影されて公
開されたことに同予算委員会でこれを「盗撮」と批判し、メディアの抗議を受けて後に「撮影」と
修正発言した。
 メディアが抗議する位だから、慣例上も資料撮影が禁止されていた訳でもなくて、撮影され
れば公開されるのは前提のことだ。これも当官房長官は、国会審議の撮影規制を検討すべき
だと主張している。官房長官にあるまじき、統制、秘密主義主導の政治体質、強権手法だ。

 (5)あせり、片意地張りすぎ以上の、官房長官の執拗な統制、秘密主義、強権政治手法には、
国民として強い関心、注視が必要だ。
 弁護士出身の官房長官として、まるで影で操るがごとくの政治手法としての「影の総理」と言
われることを甘受するかのような政治姿勢は、自ら打開して透明性を示すべきだ。

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