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今週は水曜日発売でした(ヤンジャンが)。
で、
今回の話なんですが・・・
昔ジャンプで連載してた「ピュー!と吹くジャガー」のポギーの話に通じるものがあるな~って思いました
ポギーは姫歌の様に人気アーティストだったんですけど、奇想天外なジャガーに出会った事によって
自分の才能を疑い奇行路線に走って人生めちゃめちゃになってしまう、、、って
そのあらすじ書いてたら
全然少年漫画じゃねえな(笑)と改めて感じました
100カノの読者がジャガーさんを知ってるのか?はともかく。。
うん、
近しいものを感じました~って事ですね。
ただ、
違うのは結末ですね
姫歌は詩人ちゃんの「奇抜」なとこに惚れ込んで教えを乞うていたけど、
当の詩人ちゃん自身はただ格好付けてやってるだけに過ぎない~というのを自覚していて、
本当は彼女に持ち上げられる度に違和感を受けて段々それがキツくなってきちゃったんですね
驚いたのが、
詩人ちゃんも「人の子」だったんだな・・・って事
まあホラー映画でビビり散らかしてた時点で人の子っぽさはありましたけど(笑
でも、自分を客観的に見れるだけの視点は持ち合わせてたんだな、って。
考察すると、
本当は本気で格好良い存在になりたいけれど、
努力してもそれが中々出来なくて、
仕方なく今のキャラを演じて楽しんでるのかな...と思いました。
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しかし、
姫歌は言う
「すごい私がすごいって言うんだからあなたはすごい」と・・・
その理屈だと、
総理大臣がホームレスを称賛しても総理大臣よりもすごいという事になっちゃいますけど(笑
でもね、
詩人ちゃんのそのキャラは羨望から来る妥協から生まれたものかもしれないけど、
それだって詩人ちゃんの確かな個性なのは間違いないし、
絶対数では姫歌の方が上かもしれないけど、
詩人ちゃんの才能を褒め称える人だって確実に居て、それが姫歌だって事。
それを誇りに生きてゆけばいいんじゃないか、って思いました
まあ、
もっとはっきり言っちゃえば表現に勝ち負けなんて無いし。
大概の人が知らないマイナーミュージシャンが居たとしても、
熱心なファンが少しでも居ればそのミュージシャンはその人らの中ではメジャーに勝ってるって言えるんですな
だから、あんまり自分を卑下しないで...
って、
まさかいつも颯爽としてる詩人ちゃんにこんなメッセージを贈る事になるなんて想定もしてなかった。
ただ、詩人ちゃんも詩人ちゃんで水面下ではホント思春期の女の子なんだなあ。って
そんな風にキャラの新しい側面が見れた収穫ポイントの高いお話でした。
いつか、
詩人ちゃんのテイストを上手く取り込んで更に昇華させた姫歌も見てみたいし、
姫歌の表現の基本的な上手さを学んでまたちょっと進化した詩人ちゃんも見てみたいですね。
しかし、
まさか詩人ちゃんがストレートに突っ込む側に回るとは思わなかったな
そうさせた時点で姫歌って最早奇才なのでは・・・?