来週で「天野家四つ子」が終わるんですね
正直「早っ!!」って思ってしまったんですけど、
でも始まる(始まった)新連載は未だにかぐや様一本だけなんですよね
天野家、段々面白くなって結構楽しみになってたタイミングだったので残念ですね
初めから血液型関係ない四つ子コメディでも良かったかも分かりませんね
だって分析がどうたら的な話よりも普通の日常描いてる方が楽しかったもんねえ
でもちょっと、このタイミングでの終了はヤンジャンの厳しさを感じさせますね・・・。
ああいう箸休め枠はシリアスな漫画の合間に読むとちょうどいいんで
新しいそのポジションの作品にも期待したいところです
去年読切であった「ゆるキャラ」とかどうでしょうかね?(笑
何にせよ、これだけ続々と終了作品が出ていると、そろそろ新連載攻勢も近いのかな?と思われます
2016年のYJがどういう雑誌になっていくのか・・・もまた楽しみですね
そんな訳で今週の感想です、では以下。
☆ボクガール #102 ボクの印象
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カワイイ。
今週は・・・藤原さんがまた一歩大人の女になるお話でした
大人の女、といっても勿論下世話な意味ではなく
精神的な成長、、、という意味合いですね
まあ、中々未練を断ち切るのは難しいですよね
なんかどうしても固執したり気になってしまう自分も居たりするのが妙であります
ただ、そこから(自分の中で)ちゃんとケリをつけて、吹っ切れて、今は素直に過去の自分の感情を告白出来る
冷静に想い人の話を聞ける藤原さんの凛とした大人の女性らしさ・・・に凄く惹かれたお話でした
大人の女性らしさ、と言ってもまだ年齢的には学生な訳なんですが
正にそんな思春期の最中(さなか)に、ちょっとだけ大人になる事が出来た彼女の成長、、、というか
無理矢理でもないし、開き直ったわけでもない、本当に素直に、そして凛とした姿で猛にかつての想いを伝えた最後のカットは
何かこう・・・すごく感じるものがありましたね
それは切ないような、逞しいような、儚いような、だけど可憐でもあって、、、っていう
様々な言葉で形容出来るようなラストシーンに仕上がってました
とびっきりエッチなお色気シーンが上手い一方で
こういう何とも言えないキュンとするようなシーンを描くのも杉戸センセめちゃくちゃ上手いなあ・・・ってつくづく感じてしまいました
藤原さん、素敵な“女性”になったね・・・。
猛も水面下でめちゃくちゃ大きい魚を逃したね(笑
もう学生の時点で素敵なレディーになる事確定な大和撫子っぷりに
素直に心情を話せる柔らかくて心地良い雰囲気、
スレてない美しさを持つ女の子、、、
最後の笑顔も切なくなるほどに素敵で、ちょっと泣きそうになってしまうくらいに素晴らしいものでした
こんな可愛い女の子の気持ちに気付けなかったんだからなあ・・・罪な男だよ(笑
まあ、猛は猛で最近は瑞樹の事で手一杯だったと思うけどね笑
でも、本当に泣きそうになってしまったのは
そんな過去の恋に対して
後腐れも引き摺る想いもなく
ただただ笑顔で「好きだった。」と堂々と言える藤原さんの気持ち、そして、その“明るさ”だったのかもしれません
藤原さんは藤原さんで、もう新しい恋に向かってる、昔の恋も落ち付いて話せるようになっている、、、
そういう・・・女性の強さ、ですよね。振り返ると、この回で描かれていたのはそういうものだったような気がします
それも杉戸さんが女性だからこそ、こんな話を描けるのかな、、、とも思ってしまいました
まあ、でも、要するに、単純に、今週の藤原さん凄く良かったな。。っていう、伝えたいのはそこに集約されるかもしれません。
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カワイイ(2回目)。
でも中々「今に生きる」って簡単なようでいて難しいですよね
俺なんかは過去の恨みつらみを拭いきれないままここまで来ちゃってるので(笑
うーん、彼女みたいに真っ直ぐに「今」に向かって行ける力強さこそ本当に必要なものなのかもしれません
なんか、ちょっと歯車が違ってれば、藤原さんと猛がくっ付く未来もあったのかな。。って考えてしまいましたが
上手く行かなかったからこそ、想いが届かなかったからこそ、吹っ切れた瞬間の美しさ・・・のようなものを感じ取れたのかもしれませんね
そんな吹っ切れた瞬間、特にそれが恋愛関係なら、そりゃ俺の琴線に触れるに決まってるんですけど(笑
でも、本当に、藤原さんは立派だし、強い女の子なんだなあ、、、って思いましたよ
やっぱり、自分は「人の恋が終わる瞬間」に弱いのかもしれませんね
そんな藤原さんの「今の」瑞樹への想いの描かれ方・・・にも注目して行きたいと思います
散々自分の為に頑張って来てくれた瑞樹、そんな二人の想いが重なる瞬間もまた楽しみにしています
なんというか、今週は・・・凄く考えてしまうお話だったと同時に、
凄くジーンと来るような感情を与えてもらった回でした
叶わない想い、
それを吹っ切る力、
新しい気持ちに向かって行くマインド、、、
そんな姿はなんて美しくて、凛としているんだろう。
あくまで個人的な感情、感想ではありますが、本当にそう思いましたね。
でもなんか、そういう苦味辛味含めて恋愛って(やっぱり)素敵なものですよね・・・
改めてそんな風に感じました
なんだか必要以上にしんみりした感想になってしまってごめんなさいね(笑
ただ、、、今回の話で個人的に藤原さんの事が今まで以上に大好きになってしまいました
叶わない想いをずっと抱えて来たからこそ、彼女には幸せになって欲しいですね
その相手が瑞樹だったとしても一向に構わない気持ちにすらなって来ました
本当に・・・
涙を流すかと思ったくらい「素敵な女性」でしたね。
果てさて、この三角関係の結末はどうなるんでしょう。毎週ドキドキです。
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恋バナに興味津々乙女カワイイ(笑
ちなみに俺も他人のそういう話聞くの大好きだったりします。
猛は猛で、ようやく本音を出しましたね
自分の事をキモいと自虐しつつ、でも否定出来ない瑞樹への恋心を初めて吐露出来ました
それも彼の成長なのかもしれませんが・・・でも、紅潮する猛もまた可愛かったですね(笑
なんか今週はキュン・・・としたり、ニヤニヤしたりと忙しいんですが笑
これをきっかけに、猛も猛で行動に出るんですかね
彼の常識人っぷりが逆に枷になってしまってる気もしますが、、、
そして、藤原嬢からの過去の気持ちの告白、、、と、猛も猛でまた難儀なキャラだなあ、と思います
果たして、瑞樹はどっちを選ぶのか、そもそも「選ぶ」のか・・・?ってトコロですが
取り敢えず今は、「今の」気持ちに正しく素直になれた藤原さんに拍手を送りたいです
瑞樹の事でドキッとするユメユメもやっぱ可愛かったし(笑
かなり久々の藤原さん主体の話数でもあったので、その意味でも新鮮で面白くて良かったかと
瑞樹に、真っ当に恋する藤原さんを拝める日も近い・・・?って事で益々注目なのです
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でも、しつこいようですが本当にラストシーン良かったなあ・・・
直接見て欲しいので引用とかはしませんけど。
また、モノローグとかで心情を説明している訳じゃなく、
表情を見れば一発で彼女の気持ちが理解出来る作画になっているのも素晴らしい
そして、その吹っ切れた女の強さも、、、って事で正に無条件降伏不可避の傑作回でした
まあ、ああいうシーンに元々弱いのを差し引いても(笑)純粋に恋愛作劇としてハイレベルな回だったかと
瑞樹は瑞樹で藤原さんが惚れ始めても仕方ないくらいに彼女の為に頑張って来てるからなあ。。
その想いに徐々に気付き始めているあたり、藤原さんは敏感な方なのかもしれないですね。
しかし藤原さん今週分読めば読むほど本当にイイ女だ。たまらん。
そんな藤原さんを瑞樹が引っ張っていく回も収録されてます
告白の返事をすぐにしに行く主人公 ボクガール 9巻/杉戸アキラ
男の娘瑞樹も拝めるのでファンの方、好きな方は是非是非よろしくお願いします!
今週はシンマン賞の結果も出てましたが、
杉戸センセは講評まで爽やかで実にイイな、って思いました(笑
兎角今週は情感たっぷりで出来れば何かを感じて欲しいと願わずにはいられない回になってて、それがとっても嬉しかったです。
頑張れ藤原さん、頑張れ猛、そして、頑張れ瑞樹!
☆リクドウ 第93話・第94話
三原、最後までよく戦ったね
リクはまた新しい十字架を背負ってしまいましたね
でも・・・負けるっていう事はやっぱり悲しい事なんですよね
「よくやった」とか「ナイスファイト」だとかは「負けた」って事実の前では無意味で
残って行くのはただただ“悔しい気持ち”「だけ」なんですよね・・・
それもまた十字架であり、
拭い切れないシミとしてずっと残り続けるんでしょうね
ただ、最後まで勝つつもりで必死に抗い続けた
その姿がきっと「誰か」に影響を与えていくんじゃないか、、、とも思いました
勝てないと分かっていても、自分の実力を分かっていても、挑まずにはいられない良くも悪くもバカな部分
でも、そのバカさに心から感動してしまったのもまた事実・・・三原は完全にバケましたね
そう、例えば、身近にいる後輩なんかがその闘いに影響されて、
奮起してくれたら・・・
ちょっとは三原の傷も癒えるんじゃないかと思います
個人的には今まででベストバウトだったな~、と感じましたね
ちなみにその次に印象に残ってるのがリクに瞬殺されたお父さんボクサーとの試合ね。
◆かぐや様は告らせたい
こんなに下らない心理戦も中々ないですよね(笑
ラブコメってよりはギャグに近い感じ、
だけど時折本気のLOVEも感じられる・・・という
中々良い塩梅の連載になってるかと
ただなんか、好みど真ん中って感じではないです。
やっぱちょっと(キャラが)ひねくれ過ぎだからかなあ・・・?笑
◆天野家四つ子は血液型が全員違う。
自分なんかは、賞を取ったり、ランキング1位だったりすると逆に観る気が失せますね(笑
「あーはいはい」って感じで・・・なんでしょうね、偏屈なんでしょうかね?笑
でも、単純すぎるあさひがちょっと可愛かったのは内緒。
映画を観てる時の4人の反応も可愛かったんですが、、、
やはり最後はあの教師で締めるのね
繰り返しになりますけど、
血液型は演出に留めて
もっと「四つ子」という部分を前面に押し出した方が良かったかもしれませんね
ほら、血液型で性格がどう~っていうのも、結局は「そういう人が多い」っていう不確かな統計でしかなくて
実際は全部が全部そうって訳でもないですし、なんならいっそもっと大げさに描いても良かったかもしれません
でも、その路線を捨てて「可愛い四つ子の日常を~」って方向性になってからは
毎週結構楽しく読んでたんですよ 先週のゆうが髪染めるエピソードも面白かったしね(笑
あさひの寂しがり屋な一面がいちいちフィーチャーされるのも可愛くて良かったし、
個人的にはもう少し読んでいたかった連載でした。最終回も楽しみ。
次週は、モンスガの巻頭を筆頭に、天野家四つ子の最終回、
MJからの出張、新人の受賞作の掲載、更にSQから出張読切・・・って事で
かなり賑やかで派手な一冊に仕上がってそうですね
SQに出張ならあったんですけど、
逆に向こうから出張してくるってどういう狙いなんでしょうかね?(笑
最近ヤンジャンからバンバンヒット作が出てるんでその関係もあるんでしょうか、、、
ちなみに4月はシンマンGPの優勝作も発表されると思うんでその意味でも楽しみです
来週号ではまだですけど、もうそろそろっちゃあそろそろな感じですね。