サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2023年のベストアルバムTOP10!

2023-12-31 | 年間ベスト





今年最後の記事です。
月初めにやる!と決め込んだものの、
「俺はインフルエンサーではない。」
「ならば、わざわざやる意味もない。」と精神的に病んでしまって、
それを昨日のブログ運営報告で吐露したらわざわざ応援コメントをくれた人がいました。
そういう人が一人でもいるのならば、そこに意味を見い出してなんとか最後まで走り切ります。
では、
よろしくお願いします。







第10位miss you/Mr.Children


まず、
10位を何にするかで相当悩んだ。
候補としてはあのちゃんや眉村ちあき、chilldspotなど他にも力作はあったんですけど、
色々考えた結果Mr.Childrenが今年3年振りに出した「miss you」に決めた。
本作は、
ビックリするくらいプロモーション活動が行われず、
文字通りノー宣伝で「ただ出ただけ」って印象でポツンと放り出された様に見えた。
 内容としては、
ダーク・・・というよりもシビアって言った方が良いのかな。
途中までは年齢を重ねてしまった人間の葛藤や苦悩が滲んでいる楽曲が多い様に感じた
そしてそれは、ミスチルの音楽と共に歩んで来た大人達に贈るメッセージにも思えたりしました
自分自身、30代後半になって様々な意味合いでチャンスが失くなっていくのを如実に感じ取ってるので、
その意味では燻って未来を見失い欠けてる大人への処方箋の様な作品なのかもしれない。
サウンド的には、良い意味で肩の力が抜けたグッドメロディを聴かす楽曲が多い印象で
しがらみから解き放たれてただただ素直に音楽を奏でた結果が本作なのかな、とも思った。
 名曲「ケモノミチ」まではどこか張り詰めた雰囲気の楽曲が続き、
これはどういう層に向けて作ったんだろう?って思う「アート=神の見えざる手」みたいな問題作もあり、
だけどラスト3曲ですべてを受け入れて、
いつもの優しくて素朴なミスチルに戻ってるのもアルバムの流れで聴かそう、という意図が感じられる。
多分若い頃だったら絶対に作れなかったであろう、渋いがその分沁みる要素の強い傑作です。



第9位Welcome to My Castle/Chilli Beans.


正直、
一気に暗くなったな。と思った
前作の基本的にポップでノリノリの楽曲は少な目で、
どちらかと言えばダウナーでクールな楽曲が全体の半数以上を占めている。
昨日のベストソングでもランクインさせた「わからない誰の事も」とけだるげに歌う「aaa」
そしてストレートに「死にたいの。いつも」と歌う鬱ロック「stressed」など、
まるで転校生がイジメに遭ったのか?という位の変わりっぷり
だけど、
その分未来を描かんとする「Raise」
ライブハウス賛歌にも聴こえる「you n me」
感動的なメロディラインが胸を打つ「spark」など、
要所要所で配置されている前向きな楽曲が際立つ構成にもなっています。
極めつけは、暗闇を抜け切ったかのように最後に置かれた牧歌的なラブソング「I like you」
これによって最後の最後はどこか安心出来る雰囲気で聴き終えられる節があり、
サブスク全盛でアルバムを通して聴く事がなくなってる今、
敢えて
「通して聴くからこその感動。」を目指した意欲作であると感じられました。
個人的に、こういう作品が存在するならば、アルバムという文化は決して無くならないと思う。
そんな風にも思えたアルバムというフォーマットにこだわり抜いた逸品。



第8位8STRAIGHT/BACK DROP BOMB


90年代後半に知名度を上げ、
00年代にキッズを虜にしたロックバンド、BACK DROP BOMBが帰って来た。
実に9年振りのアルバムである。
彼らが全盛期の頃、
管理人は中学生だったので色々な意味合いでどストライクだったし影響も受けました。
今作に収録されている「THE WAY UR」という曲を聴いた時に、
贔屓目かもしれないが全盛期にも存在してそうなメロディラインだな~と感じた。
 そう、
BDBの良さって、
激しいアンサンブルとか複雑なビートとかもあるけど、
何より練り込まれたメロディラインが聴いてて気持ち良かったのだ。
刺激的に暴れ回る「1994/1996」、新しいキラーアンセム「BROKE OUT」など、
演奏に関して言えば常にハイクオリティで心配ご無用、
ただ、それに加えて❝あの頃のメロディ❞が感じられたのが個人的にはかなりデカかった。
昔よりも渋みを増した白川さんのボーカルと良い意味で変わらないマサさんとの絡みも絶品だ。
全9曲とサッと聴けてガツンと興奮出来るそのサイズ感も良し。



第7位僕らじゃなきゃダメになって/ハク。


大阪を拠点に活動するハク。の1stアルバム。
聴いてて感じたのは、「どこか懐かしい感じがする。」という事
影響されてるのかは分からないけど、
00年代のミュージックスクエアで流れてそうな・・・一昔前のギターロック、
オルタナティブ・ロックの匂いが漂って来る聴く人によっては堪らないレベルのアルバム
だ。
一曲目から攻撃的な哀愁ロック「回転してから考える」で攻め、
名曲然としたエモーショナルなバラッド「自由のショート」で一気に引きずり込む...という構成も完璧。
 淡い青春を感じさせる「君は日向」
アルバムの中で最もシリアスな「僕らじゃなきゃダメになって」等
楽曲の振り幅も広いので、
ある種これから何でも出来そうな可能性も感じる文字通り名刺代わりの一枚目。
ただ、この洗練され切ってない良い意味でいなたい雰囲気は正にエヴァーグリーンなものでしょう。
大好きなアルバムです(個人的になずな氏のギターフレーズがノスタルジーを増幅させてる節も感じる)!



第6位AIRPORT/藤原さくら


前作「SUPERMARKET」から約3年振りにリリースされたアルバム。
前作はポップでカラフル~というイメージだったけど、
今作は全体的に浮遊感があって
より洗練されたデザインのアルバムに感じました。ジャケットの通り青~水色のイメージ。
自分で自分を褒めて認める今の時代だからこそ必要な名曲「わたしのLife」に始まり、
TOKYO NO.1 SOULSETのBIKKEさんばりのポエトリーリーディングが光るクールで沁みる名曲「放っとこうぜ」
コミュニケーションの大切さを訴える丁寧なメロディラインが心地良い「話そうよ」など、
純粋にホームラン級の名曲がいっぱい入ってる~という理由でこの位置にした。
淡くて、どこか切なくて、あの良い意味でオールディーズ的な声で...
音としても気持ち良さしかないアルバム、
あの有名な大滝詠一の「君は天然色」のカバーも収録された正に新しい代表作と言っても過言ではない傑作。
 それと、
最後にはこのブログで2021年のベストソングとして選んだ大名曲「mother」も収録
正直、大好きな曲だけにトリっていう大事なポジションに置かれてる事自体が嬉しい。。
いつも以上に神秘的な声で歌われる胸の中にある大切な感情がナチュラルに歌われる名バラッド、
入門にも相応しい一枚なので、是非藤原さくらの音楽の世界に浸って欲しい逸品ですね。



第5位PILGRIM/LOSTAGE


ここで紹介する10枚の中で、
唯一サブスクでは聴けないアルバム。
いや、サブスクどころか、CDショップですら聴けない。
通販とかもやってない。
ライブハウスの物販でのみ販売~という
完全にクローズドな環境でしか聴けないはぐれメタル感たっぷりのアルバムである。
 内容は、素晴らしい。
まず、
前作で封印されていた聴き手を威圧する強烈なシャウトを聴かす楽曲が復活している。
ヤケクソ気味に「辿り着くまで」と吐き捨てる「へそ」、
ブチ切れたテンションで「敗者~!!」と叫び倒す「錆」がそれにあたる。
そして、
歌心で聴かせる「瞬きをする間に」「巡礼者たち」等、
LOSTAGEの二面性、いや、三面性。四面性か?がたっぷり味わえる充実作に仕上がってます。
クローズドな環境下での販売とは言え、楽曲的には世の中に宣伝したいレベルの楽曲が揃っている。
中でも、
青春を感じさせる「High Fidelity」、
ポップさも内包した聴き手の背中を押す応援歌の様な「箱庭エレジー」など、
今回は明るさやポジティブに舵を切った楽曲が良いアクセントにもなっていて、
売り出し方とは正反対により開かれつつ音楽的な広がりも感じさせる名盤に仕上がってるな、と。
これが新しい代表作になっても文句の無い現時点でのLOSTAGEの名刺代わりの一枚だ。



第4位pink blue/緑黄色社会


緑黄色社会は、
全員が作詞や作曲に参加している珍しいバンドだ
事実、前作でも本作でもメンバー4人の楽曲が均等に配置されている。
そういう意味では、令和のL'Arc~en~Cielと形容したくなるバンドです(音楽性は違うけど)。
本作は、
リード曲である「ピンクブルー」「うそつき」がネガティブな楽曲なので、
そういう意味では今までと比べて聴き手の感受性に委ねる部分が強かった様にも思うけど、
ミスチルの様に宣伝に使われるリード曲でそれをこなした~というのは間違いなく進化に繋がったと思う。
バンドの勢いを感じさせる「Starry Drama」、攻撃的なロックナンバー「ミチヲユケ」、
国民的アニメのテーマソングにも使用された「陽はまた昇るから」
美メロが光るバラッド「White Rabbit」等、
今作も粒揃いの大傑作である。
緑黄色社会のアルバムを聴いてると、正直たまにエモのアルバムを聴いている気分になるんですよね
全員が作曲活動をして一緒に切磋琢磨してるみたいなので、そういう意味では意外と体育系なのかもしれない。
 ちなみに、
TVでも披露されてなければ、
アルバムツアーに行ったのに一度も聴いた事のない速攻でレア曲化した「さもなくば誰がやる」という曲が
あるんですが、それがまたリョクシャカの王道を往く堂々たるキラーチューンで、
二軍レベルですらこのレベルなのか。っていう層の厚さも感じました。
っていうか、ライブで「さもなくば誰がやる」聴きたいんですけど(笑)。
そして昨日も書いた通り表題曲「ピンクブルー」は今年のベストソングでした。ジャケットも好き。







第3位タオルケットは穏やかな/カネコアヤノ


今年1月に出たアルバム。
80年代歌謡曲、フォーク、オルタナ、時にシューゲイザー...等々、
幅広い音楽的アプローチで聴かせるカネコアヤノの芯の強い歌唱が際立つ傑作になっている。
一曲一曲が純粋に練り込まれてて素晴らしく、無駄な楽曲がない。
初っ端から、
轟音ギターが鳴り響く決意表明にも似たアンセム「わたしたちへ」から始まり、
ポップス要素の強い「やさしいギター」~「眠れない」まで、
そこからロック色の強い「予感」、
アンニュイなバラッド「気分」「月明り」、
哀愁漂うロックナンバー「こんな日に限って」、
そしてそれらの葛藤をすべて包み込む名曲「タオルケットは穏やかな」を壮大に聴かせる・・・と
本作もサブスク時代に於いて❝アルバム一枚を通してその世界観を味わってもらう❞事に尽力しています。
ただ曲が溜まったから出す~のではなく、
作品としての聴かせ方にもこだわった正に渾身の力作と言えます
 また、
「怖いけど頑張るしかないんだね」と現実を歌うミニマムなバラッド「もしも」で終わる構成も好きで、
聴き終えた後に聴き手に何らかの影響を及ぼす可能性の高い美意識ある名盤に感じました。
ちなみに、その「もしも」を生で聴いて一度泣いてしまったのも良い思い出だ。



第1位沈香学/ずっと真夜中でいいのに。


第1位The Novembers/The Novembers



最後まで悩んだんですが、
今年は初めて同率1位を採用する事にしました。
よって、1位が2作品あります。これも見栄え的にどうなんだろ...って散々考えたんですが、
決めきれなかったという事を敢えて決めてしまおう。という判断に至りました
もっと言えば、
無理矢理決めてしまったら、
それ自体が嘘になってしまうくらい拮抗してた、、、という事ですね。
だったら見栄えなんて気にせず、これが一個人のリアルとして出すべきではないか、と。


まず、
ずっと真夜中でいいのに。の「沈香学」に関しては本当に良かった。
はっきり言って全曲シングルで切ってもいいくらいキラーチューンばかりで固められてるのがスゴい。
まあ、
実際にデジタルシングルとして10曲以上切られてるんですけど・・・(笑
バンド名も歌詞の中に関した新しいアンセム「花一匁」の時点で惹き込まれ、
攻撃的に駆け抜ける「残機」、
陰キャの思想を丸ごと歌詞にしてしまったような大好きなロックナンバー「綺羅キラー」
馴れ合いを否定する痛快な性急ロック「馴れ合いサーブ」、
透明感のあるサビも心地良い「あいつら全員同窓会」と
どこから切ってもノリの良いナンバーで固められてる構成は正に❝最強❞を感じさせる内容だった。
 ただ、
それだとベスト盤の様な印象も与えそうだけど、
いきなり古き良き歌謡曲の匂いを感じさせる「夏枯れ」でアクセントを挟んだり、
最後にACAねさん自身の本音を独白したようなDUBの様なバラッド「上辺の私自身なんだよ」を置いたり、
締める部分はきっちりと締めてるからこそしっかりと❝アルバム❞として成り立っている、
その抜け目の無さも含めて完璧に近い形でずとまよの音楽性を出し切った作品になっていると言える。
 「上辺の私自身なんだよ」で、
「立ち直り方より味方でいたいのさ」と歌っているその言葉が、
この作品及びずとまよの音楽性や思想を象徴してる様にも思える
ので、
そういう意味では切り取って聴くのも楽しいけど是非通して聴いて欲しいアルバム。って
堂々と言えるのも頼もしい、正に❝はみだし者❞の心境を表情豊かな歌声でたっぷりと歌い切った、
令和ののけものロックンロールの代表格の一つ、と言い切りたい大傑作だと感じましたね。
本当によく聴いたアルバムでした。


そして、
The Novembersの「The Novembers」。
本作に関しては、今年の自分が最も聴きたい言葉が詰まっていたアルバムだった。
冒頭の「BOY」から「生まれ変わる」と何度も力強く宣言しているのが象徴してる様に、
これまでの人生から、
それまでの自分から、
脱皮して人生そのものを変えてやりたい
もっと誇れる自分になりたい。
そんな再起や再生がテーマになっているその切実なエネルギーに心を打たれる現時点での最高傑作に感じました。
 聴き手の人生に変化をもたらす可能性を秘めた作品で、
事実、
自分自身この中に入っている「Seaside」の「ショータイム! したいようにしたいんだ」ってフレーズを聴いて、
子供の頃みたいに...
純粋に新しいアルバムや聴いてないアルバムを聴いて歌詞カード眺めながらじっくり楽しむことや
子供の頃好きだったものや風景を何一つの後ろめたさなく愛したい~とか
今お世話になってる東京という場所を素直に称賛したい。等、
俗に言う❝そういう空気❞だとか、
同調圧力とか、
いつの間に自分が自分で掛けてたストッパーやフィルターとかもう全部外しちゃって、
兎角、何も気にせずに素直に楽しみたいな。ってモードにまた還れた。という「経験」がありましたので、
そういう意味では聴き手を最強にしてしまう意志とエッセンスがふんだんに詰まっているアルバムだと言えるかも。
疾走感のある楽曲や、ダークでハードな曲が良いのは勿論、
美メロ際立つバラッド「かたちあるもの、ぼくらをたばねて」の堅実さだったり、
J-POPを今まで以上に意識したのを感じさせる「抱き合うように」の沁みる名曲っぷりだったり、
ロックンロール、オルタナティブな部分と同じ位ノーベンバーズのポップネスも磨かれてるのも秀逸な作品。
 個人的には、
THE NOVEMBERS印の激しいロック模様から、
サビで「ここにいるよ」と一気にポップに変化する「James Dean」にまた一つ殻を破った感覚を憶えました。
それと、上記のCDはライブ会場でメンバー達本人から直接手渡しされたものなので、
そういうアナログな体験含めてより聴き手の人生にコミットしたい~という意識を感じさせる名盤...ですね。
CDを購入してから学生時代に戻ったかの様に何度もコンポに入れて再生してしまった
そういう経験含めて忘れられない一枚です。
それは、
最初にサブスクで出さなかったからこそ生まれた感動と気付きだったのだと思う。













ああ、
気付いたら、
自分の中の「好き」が止まらなくて、
結局モンスターエナジー飲んでまで必死にタイピングしてしまいました(笑
でももう、
冷静になる事にあまり意味を感じないし、
それに好きが溢れ出る性格だからこそ三桁の文字数なんかじゃ収まらない訳で、
なんで自分がブログを続けているのか~がはっきりしましたね。
 要は、
Xでは感情が収まらないからブログを続けている、ってこと!
うん、
このチョイス及びレビューがどう思われるかも
どのくらいの人に読まれるかも分からないけれど、
もう、
今は一人の人間のこういうケースです。っていう感じですわ。
来年もいっぱい音楽聴きたいですし、まだ聴いた事のないけど興味ある歌手の音楽も聴きたい。し、
改めてこの企画の為にいっぱいアルバムやシングル聴きまくってたら幸福感かなりありましたね(笑)。
やっぱり自分は音楽が大好きだし、好きな音楽と一体化してる時のカタルシスが大好き。
だから、その想いを再確認する意味合いでもやっぱりこれが出来て良かった。


そういう訳で、
2024年も音楽にしろ漫画にしろアニメにしろ、
自分の「ただただこれが好きです。」って感情を試行錯誤しながら捻出していこうと思ってます。
それでは、2024年もサブカルチャーマシンガンをよろしくお願いいたします!!
(良いお年を♬)。



2023年12月のブログ運営報告。

2023-12-30 | ブログ運営報告








昨日、
年間ベストのアルバム編やる~って書いたけど、あれは嘘だ。。
今日仕事納めだったんですけど、予想以上に大変で帰宅後すぐ寝てしまって
起きてからも反動でちょっと身体痛くて休んでたのよね。だから、ゆっくりレコード大賞観てましたよ。








今年は・・・
長かったです。
1月が遥か昔に感じられますね。
ぶっちゃけ、
1月にやってた仕事と、
12月にやってる仕事全然違いますからね。
なんかもうそれが2023年という年を物語っていますよね。

なんかもう初っ端から絶望してたんですけど・・・
その後、春に勤めたトコロが給料1億でも拒否したい。と思える場所で
そう、
冬終わりまでやってた仕事が誰とも会話せずに独りでコツコツやれる天職と言えるものだったから、
正直ずっと未練がましく「なんで・・・」って状態に陥ってたんですね
ちなみに、赤字故の撤退で終わったんですけど。


一度グダグダになってしまうと、
そこから立ち直るにはエネルギーが要るって事を痛感しました
夏からは、
大人としてのリハビリ期間をずっと過ごしてた気がする
体力もそうだし、
精神性も・・・
今は、
千葉県を離れて仕事をしていて、
それも人生で初めての事だったのでかなり緊張だったり戸惑いもありました
それが一段落したタイミングで精神的な重荷がかなりあったのか一度寝たら起きれなくなって、
12月27日にこの一年間守り続けて来た毎日更新が途切れたんですよ(笑
申し訳ない。。
けど、
逆に良かった。
簡単に達成出来る様な目標だったら、目標にはしてないので。
それと、千葉県に住んでるのに、わざわざ千葉県以外の場所で働く~っていうのは
それなりに体力使うな。って感じました。主に通勤とか通勤とか通勤とか(汗


自分としては、
一生千葉県内で働くつもりだったんですけど、
色々な経緯と縁があってそういう事になって・・・
ただ、
辛い部分もあるけど、
それまでの人生だったら有り得ない選択をしちゃってるんで、
そういう意味ではこの歳になってこういう新しい扉開けるんだな。と
ちょっと新鮮な気持ちも感じてる自分も居ますね
今は、
本当に頑張りたい気持ちでいっぱいだし、
ぶっちゃけこの歳でグダグダやってた事に罪悪感も強かったので、、、
心の底から生まれ変わりたい。と念じながら生きている感じはありますね
なんかもうずっと自分を責めてばっかりの一年だったので長く感じてたんですかね(笑
 その分、
今年一年だけで色々な人生経験が出来て、
濃厚と言えば濃厚でしたよ。
話のタネが増えたというか、
なんでもそうですけど、やってみなきゃ分からない事ばっかりだと思うんで。
それによって見えてくるものもあるし...うん、大変でしたけど、記憶には深く残る一年でしたね。
 まあでも、
管理人はリアルにピンクブルーですから、
ブルーで涙する日もあれば、
ピンクでただただ楽しいだけの日もありました。
例えば、お気に入りのものを購入して帰りに食したラーメンが美味しかった、とかね。
文字にすると平凡かも分かりませんが、実際はものすごく「楽しい」って感情を得てるんですよ。
そういう自分の中に生じる些細な喜びに敏感さを保ったまま来年も生きてゆきたいです。










こういうレビュー活動に関しては、
かなりの頻度で苛まれてました。
気にしなきゃいいのに、
他の人の事をちょくちょく気にしちゃうんですよね(笑
特に、
同じ様な事をやってるインフルエンサーに対してのコンプレックスが爆発してました
極端な事を書くと、
もっと人気のあるレビュアーはいっぱいいるから、
そこでわざわざ自分が努力して感想を書く意味が分からなくなってしまった。
そっち見ればいいじゃん、って。

ただ、
続けたのは、
やっぱり完全に趣向が一致する事ってないから。
そういう意味では、
自分のためなんですかね・・・・・
やっぱり、
どこかで「自分ならこうする。」って変な欲が残ってるんだと思われますね
逆に言えば、自分よりも遥かにポピュラリティがあり、更に「そうだよね!」って素直に感じられる、
そういう人が出て来たら本気で全部辞める決断はするかも分からないですね。
 でも、
結局、
これも本当にとある一般人の一つのケースに過ぎないというか、
自分がやってる事を隙間産業の様なもの。と自覚している内は続けてゆくんだろう、とは感じています


しかし、
昨日もレビューの中で書いたんだけど、
ずっと相対評価の中で生きてたら人間は永遠に幸福になれないんじゃないか、とも思う
その辺はもっと達観したいというか、トップに立てるのが一人だとしたら、それ以外不幸って事になるから。
でもやっぱり実際はそうじゃないし、逆に今ある幸福を認識しないともったいないかもなあ、と。
勿論、やるからには一生懸命やりますけど、
届かない事ばっかり考えてないで、
届いてる事にもしっかり目を向けないと失礼な気もして来たので。それは、仕事とかもそうですけど。
そういう意識の改革に関しては2024年の明確な課題になっていくかもしれないですね。





12月の更新に関しては、
私生活の環境が変わった割には、
そこそこ通常通りに振る舞おうとしてる努力も感じられて良かったと思う。
特に、
ライブレポは全部気合入れて書いてたし、
去年とは違って年内にライブ納めのライブのレポをUP出来てるのは成長と言えるかもしれない。
90年代アニメの感想も書けたし、
単行本はもちっと頑張りたいけど(笑
うん、
雑記は雑記で、
少しでも捻り出せる様に考えながらやってたし、
それなりに充実はしてたんじゃないかな~って思いますね
もっともっと色々な事書きたい!という欲と身体的な、体力との折り合いが付いてない印象もありますが、
そこは人間誰しも訪れる衰えでもあるので・・・そこをいかに塞き止められるか、ですよね。
来年も色々学びたいし試行錯誤を重ねながら、モチベ高く頑張ってゆきたいです。
まだやりたいこと、いっぱいあるんですよ。










明日は、
今日UPする予定だった年間ベストのアルバム編をUPします。
去年とは違ってもう積んでるCDはなく大体聴き終えてるので、
細かい精査を重ねるだけなので普通に出せると思う。
っていうか、必ず出す。
という訳で、明日もよろしくお願いします!!


2023年よく聴いた曲ベスト20!

2023-12-29 | 年間ベスト








今年もやります、年間ベスト企画。
その前に、この新しいブログに移行して初めて
ようやっと年間ベストのカテゴリー作りました(遅っ)
2020年~22年のものも全部そちらに移しましたので、
宜しければ過去のものと合わせてご覧頂ければこれ幸いでございます。
もっと言えば前ブログの時からやってましたが...笑

やはり、
自分から2023年を終わらせよう。って思いました
とある一人の人間の生活の記録・・・と捉えて貰えれば、って感じです

ちなみに、
ルールは二つある
・総て2023年に発表になった楽曲であること
・一つのミュージシャンから複数曲選ばないこと。

という極々シンプルなものです
それでは、
以下(明日はアルバム編をUPします)。









第20位すてきなひとりぼっち/ひかりのなかに


今年再始動したひかりのなかにのデジタルシングル。
ひかりのなかには、今どき珍しいくらいストレートなロックバンドだ
奇をてらわない素直で無垢な歌詞がこれまた直球のロックサウンドに乗せてビシバシ入って来る
ちょっと違うかもしれないが、初期のLINDBERGを彷彿させる直球勝負っぷりが実に痛快だと思う。
ライブイベントのタイトルにもなった孤軍奮闘する人々の背中を押す疾走感のあるロックナンバー
未だに諦めずに新曲やライブをこなしている姿に感化されてる人はきっと少なくないでしょう。


第19位Biri-Biri/YOASOBI


この「Biri-Biri」という楽曲は、
歌詞の全てがポケモンにまつわる事になっている
今までのポケモンのシリーズのタイトルを無理なく出し切り、
「君に決めた」とか「PICK UP」を「ピカ」って聴こえる様に歌ったり、
ここまでタイアップ先に全振りな楽曲も早々無いなと思った
極めつけは、そのアレンジ
ゲームボーイを彷彿とさせるピコピコしたアレンジに仕上がっていて、
結構アラフォーを狙った感のあるノスタルジックっぷりが素晴らしい一曲になっている
その上で、「No Limitよ」とか「ギリギリも楽しむの」とか、人生にも置き換えられるフレーズを
ちょいちょい忍ばせてるのもポイントが高い、それと、「楽しむの」の歌い方が
一番目のサビと二番目のサビでは少し違うその表情の付け方も見事な楽曲。
ミュージックステーションで披露した時もクールで格好良かった。


第18位夢の10年後/トンボコープ


千葉テレビの高校野球ダイジェストのテーマソングとして制作された一曲。
聴くと、成熟期のレミオロメンの様な王道のバラッドに仕上がっていた
丁寧に紡がれたメロディ、スケール感、
そして、
こちらも奇をてらわない無垢な言葉が光っている、
正に少年期のピュアな想いを楽曲に託した名曲になってるなあ~と感じました。
正直、
地方に留まらずに、
熱闘甲子園のテーマソングにも起用して欲しかったくらい堂々とした青春のバラッドですね。
「まだ諦めないから正直に生きてみよう」という擦れてない言葉が逆に沁みる感じがします。



第17位貴方の側に。/りりあ。


TVアニメ「わたしの幸せな結婚」のOP曲。
ちなみに、今回の20曲の中で唯一のアニメソングなので、今年のアニソン代表でした。
でも、一曲っていうのは寂しい気もするので、来年はもっとアニメの視聴を増やしたいって思った。
 川のせせらぎの様に流れるようなメロディ、
流麗なアレンジ、
確かな歌唱力・・・と素晴らしいポップスに仕上がっており、
また主人公の美世の想いをそのまま歌詞にした~というフレーズの数々は
完全に作品の世界に寄り添っていてこれぞアニソンのお手本!とも言うべき名曲になっていると感じた
ただ、それを抜きにしても、古き良きプロポーズソングとして成立しているのも見逃せない点だ
正直、聴いててちょっと羨ましくなる曲でもある・・・笑
憧憬も刺激される曲ですね。


第16位泳いでゆけたら/リーガルリリー


今年の夏の終わり辺りに出たデジタルシングル。
今までよりもポップな、打ち込みを駆使したアレンジに仕上がっている。
そして、サビもポップで、ポップな上にそれまでと比べると大分ストレートだと思う
その分、
「誰かに届きたい。」という切実な想いが聴き手に伝わりやすい楽曲にもなっていて、
より感情移入し易いもう一歩表現を踏み込んだ感覚が新鮮で大好きでよく聴いていた一曲でした
自分も細々とブログを続けてるので、この曲の様な気持ちも実は水面下で抱きながら毎日更新していた。
他人に良い影響を与えたい(又は与え合いたい)という想いが滲んでいる新しいアンセム、
いつかThe Novembersやeastern youthとも対バンして欲しいですね。


第15位回転してから考える/ハク。


初のフルアルバムのリード曲。
この曲は、00年代のNHK-FM「ミュージックスクエア」で掛かってそうな曲だと思った
ちょっとストレンジで尖ったイントロから、溜めて溜めて、サビで一気にロックンロールに爆発する
良い意味で旧時代的なロックナンバーであり、
ペーソスが滲む歌詞と
文字通り転がっている人生をストレートに表現した雰囲気が素晴らしい。
ちなみに運良く最前列でこの曲を生で聴けたのだがその時の迫力もスゴかった
執拗に繰り返される「回転してんだベイべ」のインパクトも何度も聴きたくなる中毒性があります
その上で「今夜しつこく踊ろう。」と足掻いて終わるセンスも好き。
同アルバムからだと「自由のショート」「君は日向」も大好きなのでどれを選ぶか迷った。


第14位涙くん、今日もおはようっ/ano


曲を神聖かまってちゃんののこ氏が書き、作詞をあのちゃんと共作した渾身の楽曲
「君を1人にさせない音楽があるから」と歌うこの曲は、
正に音楽に救われ続けている人々に贈る屈強なアンセムに仕上がっている。
00年代初頭のアイドルポップの様なキラキラとしたアレンジに、
哀愁たっぷりのフレーズが乗るバランス感覚が堪らない。
そして、
「涙が今日も流れてく」と最後まで悲しく報われないまま終わるのも素晴らしく、
ある意味あのちゃんが音楽で表現したい事のすべてが詰まっている楽曲だとも言えるかも
しれない。
この曲を紅白で披露するのも個人的にはアリだった様にも感じた。


第13位ランバダ・ワンダラン/ネクライトーキー


サビで「ここじゃ興味ないなんて言わせないのさ」と歌う王道のディスコナンバー
ニューウェイブ気味の始まりから一気にディスコビートに移行するその構成が気持ち良く、
そのままノリノリで駆け抜けるのかと思いきや、
途中でシャバダバブレイクがあったり、
最終的には「もうどうしようもないけれど」と何故か落ち込んでたり、
良い意味でヘンテコなポップナンバーに仕上がっててそれが面白く夏によく聴いていた。
キラキラしたアレンジの割にはヤケクソ気味で踊るような雰囲気に仕上がってるのは、
ネクライトーキーならではの個性なのかな、と感じさせるオリジナリティも高い新アンセム。
まだライブで聴いた事がないので、2024年是非生で聴きたい楽曲の一つだ。


第12位まどろみ/chilldspot


この曲は歌詞が面白い。
要約すると、
怠惰にかまけて寝腐っている人間がようやく起きよう~とする歌で、
ある意味日常をここまでドラマティックに意味ありげに描けるセンスが常人離れしている。
歌詞が、
寝腐っている時はとっても快適で、
起きようとするラストはむしろ「心地が悪い」
逆に現実とのギャップでダウナーになって終わってるのもユニークなポイント
その上で「わたしが縋るのは私だ」「私生きてくわ」と最悪な現実を生きようとする、
その心意気にもグッとくる爽やかでありながらエモーショナルな楽曲に仕上がっています。
それと、裏声を駆使したサビパートもあり、より比喩根さんのシンガーとしての魅力が増してるのも良い。


第11位aaa/Chilli Beans.


この曲は、
NHK-FMのラジオで初めて聴いたんですが、
90年代オルタナ感の強いアレンジと浮遊感たっぷりのサビに惹かれて一発で好きになった。
どこか、悲壮感のある達観を聴き手に与える雰囲気と、
「わからない 
 わからない 誰の事も」

ストレートに憂鬱な気持ちを独白するフレーズが大好きで感情移入しながらよく聴いていた。
所謂、他人と自分との間で決して交わらない断絶された感覚をよく憶える自分にとっては、
これ以上なく親近感を憶える楽曲の一つであった・・・事は間違いない。
世界の果てに辿り着いてしまった様な感覚もある、
厭世的要素に満ちた一曲
と言える。












第10位タオルケットは穏やかな/カネコアヤノ


今年1月に出たアルバムの表題曲。
ざらついたギターの音色が心地良いオルタナ感に満ちたアレンジに、
「いいんだよ 分からないまま」というフレーズが聴き手を包み込む名曲。
すべてが約束された充足に満ちていたら逆につまらない、
どうなるんだろう?ってドキドキがあるから、
人間は未来を楽しみに生きれる。
・・・というメッセージが込められてるかは定かではないが、個人的にはそう受け取った
正に新しい生き方を提示している渾身のミドルバラッドであり、
今後のカネコアヤノを代表していくレベルの新アンセムだと感じました。
不安な中で生きるのは決して悪い事ではない
そう歌われると、
まさに価値観すら逆転してしまう様な・・・
そんなエネルギーすら感じさせる楽曲ですね。
冒頭の昔好きだったものほど大事にするのが大変になる~と歌う歌詞も聴いてて沁みます。



第9位ーあなたが毎日直面している 世界の憂鬱ー/SOPHIA


今年、
SOPHIAが新曲を発表したのは大ニュースだった。
しかも、上記のCDは非売品でライブ会場に来た人に無料で配られたもの。
ある意味時代錯誤なアナログな届け方だったけど、ファンに対する愛情も感じさせる届け方だった。
 で、
楽曲に関しては、
初期~「EVERBLUE」以降の王道期でもなく、
「ALIVE」以降のシニカル期でもない
いきなり民族音楽.....部族の歌?みたいな異色の雰囲気から始まり、
社会風刺と共に全力で駆け抜けていくような挑戦的な楽曲に仕上がっていた。
要は、今までにないSOPHIAが聴ける楽曲であり、ここからまた今までの自分たちを壊して
新しい音楽を創って行こう。という気概を感じさせる高らかな狼煙として響いていた~と感じました
ね。
要約すると、「SNS社会に負けるな。」という事を歌っている様に感じるんですが、
それも今の時代だからこそ歌えるのかな、って思わせる一曲
正直、
活動再開と言ってもたまに集まって懐かしい楽曲をやるタイプの再開の雰囲気も感じてただけに
(まあ、それはそれで楽しいんだけどね!!)、
ここまで再び転がって行く想いを叩き付けるとは想像して無かった。
2024年は新アルバムに全国ツアーも敢行したい~と語ってたのでそちらも是非楽しみに待ちたい。



第8位放っとこうぜ/藤原さくら



5月に出たニューアルバムに収録されてた一曲。
本人が作詞作曲のみならず、アレンジも一人で手掛けた力作。
「通り雨なら放っとこうぜ」というある種男らしいフレーズが光るクールで格好良い一曲
どことなく、
TOKYO No.1 SOULSETにも通じる雰囲気を感じるが、
「満足することばっかり考えてるのは悲しい」
「添い遂げるだけが美ではないさ」と歌詞も名フレーズのオンパレード。

確かに、
他人と比べて相対評価で悔しさを覚えて頑張るのもいいけれど、
相対評価のままだったらいつまで経っても悔しいままで終わってしまう気もする。
だから、ありのままを受け入れて幸福を感じ取るのも大切な事だし、
後者は、例えずっと一緒に居なくても、
あの瞬間だけは確かに通じ合った。という事実を
後生の喜びとして生きて行けばいい。
等、人生観が滲む様な歌詞が多いのもステキなナンバー
それを重くならず颯爽とサラッと歌唱している所にも粋さを感じる大好きな一曲です。
この曲も生で聴いた事が無いので、2024年は是非聴いてみたいですね。



第7位WILD&FREE/竹内アンナ


最新EP「at FIVE」に収録されている楽曲。
小気味良いアコギのカッティング、及び間奏の流麗な演奏に乗せて
「あたしの世界 あたしがいなきゃ 面白くないでしょ」と強気に歌うスピード感に満ちた楽曲。
正直、
「確かに・・・。」って思った。
他人と比べて自分の存在がちっぽけに感じる事は日常茶飯事だけども、
だからといって、じゃあその人になれれば幸福なのか?って考えるとぶっちゃけ嫌だと思う。
仮にそういう事があったのなら、自分が本当に大好きなあれやこれを手放さなければならなくなる
そういう意味では得心と共に自己肯定感を聴き手に与える会心のキラーチューンになっている~と言える
それと、「たった3ページ トントン拍子で掴む栄光は so boring(つまらない)」とも歌っていて、
確かに積み重ねもなくすぐに目標に達してしまう漫画なんて誰も読まないでしょう
そういう風に人生を漫画に例えている視点もユニークで面白く、
個人的に2023年お薬の様に支えられた一曲でありました。
ライブでも聴いたけど、
間奏のアコギソロの音色が美しすぎて完全に酔い痴れてました。。



第6位未来の僕が手を振っている/眉村ちあき


「確実が見えない世界で僕らは走る」
「数字に劣等を感じては光を見失いそう」
というフレーズが身に沁みるじんわりと効くバラッド。
元々は、
受験生のテーマソングとして制作されたタイアップの曲だけど、
実際に音源やライブで聴くと普通に燻っている大人にも突き刺さる様な楽曲になってると思った。
「僕ら傷ついてるのは 上だけ見てる証拠さ」
「光るぞ 光らなきゃいけない」

聴いていて、
胸が熱くなるフレーズも多々あって、
練り込まれたメロディラインの秀逸さも重なって正に❝極上の応援歌❞に仕上がってる~って思いました。
こういう直球勝負をタフに仕掛けられる様になった事自体がまたミュージシャンとしての進化を感じさせる、
今までの眉村さんの限界をまた一歩とび超えた感動的なバラードとして響いてくれた一曲です。



第5位私のままで/SHISHAMO


今年、
SHISHAMOはデビュー10周年という事もあり、
新曲の発表にライブ活動、TV出演と精力的に動いていました
そんな数々の新曲群の中でも特に大好きだったのがこの「私のままで」という楽曲。
軽快でザ・シシャモ!と言った印象の颯爽と駆け抜けるアンサンブルに、
やっぱりこの声好きだわ。と感じさせる宮崎朝子の声
何処から切っても、
SHISHAMOとしか言い様のない新しい王道のロックナンバーになっているんですが、
それに加えて歌詞が素晴らしい。
「「あなたウケ」じゃない「私ウケ」で」
「誰にも媚びたりしない」
と、
めちゃくちゃ芯の強い事を堂々と歌ってるんですが、
確かに、SNSの発展に因って「これが良いよね。」と染まらなきゃいけない空気があったり、
或いは日常の中で大好きなものにイマイチな反応を貰ってしまう事もあるでしょう。
 でも、
この曲を聴いてると、
「他人受けではなく、自分受けで良いんだな。」と素直に思えるというか、
こんなに自分を貫いてる人が居る事が、自分で居る事を守っていく勇気になるんですよね。
そういう意味では、随分気持ち的に救われた一曲でありました
ライブでも早速後半の盛り上がりパートに配置されてたので、
これからどういう風に育っていくのか.....が早くも楽しみです。CD化も望みたいトコロ。



第4位馴れ合いサーブ/ずっと真夜中でいいのに。


正直、
「花一匁」とかなり迷った。
「花一匁」もバンド名がそのまま入ってるくらい重要な曲だし、
ライブで聴いてリアルに泣きそうになった「上辺の私自身なんだよ」も大好きな楽曲だ。
 「馴れ合いサーブ」に関しては、
のっけから躍動感のあるブリブリベースが鳴り響き、
その後特徴的な笛の音色や攻撃的なアンサンブルに興奮する、
正に❝攻め攻めの一曲❞になっています
また、
要所要所で挿入されるACAねさんの「あいあい」って声も、声を楽器として使ってて素晴らしいと思いますね。
 歌詞は、
「仲良しこよしなんて馴れ合いサーブでしょ」と文字通り馴れ合いをバッサリと切り捨てる歌詞であり、
それ故に孤独感を背負いながら生きている人にとってはかなりスカッとする楽曲になってるのではないか
まあ.....一言で、
やっかみ、僻みだと思うんですけど、
でも、そういう感情を歌えるのがずとまよの良さであり、強さでもあると思う。
かつて「正しくなれない」と歌ったそのままにこういう気持ちも歌ってみせるずとまよですが、
こういう歌詞に救われる人もいるんじゃないか...という強い想いもあって選出しました。
ライブでも聴けたけど、ブチ上がり過ぎてヘドバンしながら聴いてましたね。



第3位Love is Beautiful/Rei


「好きなものをただ
 傷つけられずに
 好きでいたいだけ」



この曲はこの歌詞に尽きる。
っていうか、
こういう事をわざわざ歌わなくてはいけない状況自体が、
今という時代の闇を映し出している気がしなくもない。
本当に自分が大好きなものを、
大切に抱きしめていたい。
そんなピュアな想いを80年代のニューミュージック風のアレンジに乗せて爽やかに歌った名曲、
昨年までのロックモードとはうってかわって今度は「歌」に焦点を当てた新譜を象徴する曲ですね。
 後半、
「大好きなキモチ 生きてる証」
「愛はすばらしいものね!」
と、
大好きなものがあってそれを愛でている~それ自体がとっても素晴らしい事なんだよ。と
精神的な豊かさに繋がる様なフレーズで締められてるのもまた一歩踏み込んだ❝愛の歌❞になっている。
大好きって感じれる、その感情を大切にしてね。という切実なメッセージが胸に響く大好きな曲です。



第2位BOY/The Novembers


「Seaside」「James Dean」とかなり悩んだ
っていうか、
これを書いてる今でも悩んでる(汗
ノーベンバーズの新譜は、初めて聴いた時から大好きでその後貪る様に何度もCDで聴いた。
その中から選んだのはオープニングナンバーであり12月のO-EASTワンマンでも一曲目だったこの曲。
まず、
タイトルが「BOY」である。
そして管理人の名前が「西京❝BOY❞」・・・
しかも、
歌詞には「剥き出しのテーゼ」と、前ブログ「超進化アンチテーゼ」を彷彿とさせる言葉もある。
 ..........当然、
100%偶然でしょう(←当たり前だバカ)
ただ、偶然だとしても、正直自分自身の応援歌として聴いてしまった事実もある
攻撃的なギターリフと疾走感溢れるアンサンブルの時点で大好物ですが、
加えて、
サビで何度も繰り返される「生まれ変わる」という荘厳なフレーズ
このフレーズに感化されて12月は行動し、実際にその手ごたえも少しは得れたので、
そういう意味ではリアルに聴き手の人生を変える程の影響力のある楽曲に感じられました。
ぶっちゃけ、人生をもう一度やり直したい~って気持ちも最近はあったので、
ある種自分にとってはタイムリーでもあった忘れられない一曲
ですね。



第1位ピンクブルー/緑黄色社会


今年は一年を通してピンクブルーだった。
常に落ち込んでたし、でも、
ピンク・・・
ブルーなだけではなくて、
意識的に明るい事、楽しかった事も考えよう。と
手帳に日記など付けて思い出を大切に書き記そう。と個人的な努力もしてた。
ただ、
どんなにポジティブに生きよう~と思っていても、
結局どこかでブルーが零れてしまうのも人生であり、
その度に何とも言えないモヤモヤした気持ちや断絶された様な感覚を味わって空しさを憶えてたりしていた。
 この曲を一言で説明すると、
そういう感情をただただ真っ直ぐに表現した正々堂々とした❝憂鬱の歌❞である。
「来るはずのないお誘い」
「もうね全然つまんない 用がないから」
「ちょっとだけ羨ましい気がする」

並べられてる言葉はどれも物憂げで、それも最後まで一切報われずに終わってるのも素晴らしい。
歌詞カードには記載されてないけど、ラストは長屋さんの「はぁ・・・」って大きなため息で終わっていて、
管理人自体もしょっちゅう溜め息を吐くので正に自分自身の精神性が反映された曲にしか思えなかった。
多分サブスクでもCDでも一番リピートした楽曲だったとも感じるので、
そういう意味では2023年の個人的な首位には相応しいかな、と。

とは言え、アレンジに関しては80年代歌謡曲風の聴きやすくてポップなものだし、
メロディも疾走感があってキャッチーなものなので、決して重たい雰囲気の曲ではないです
逆に言えば、その相反する方向性に惹かれた~とも言えますけど。
この曲には完璧に精神的に助けられてたでしょうね。
一生聴き続けるであろう大切な曲です。













いやこれ、
出来るだけサクサク書きたい~とか思ってても、
やっぱすげぇ時間掛かるわ!
疲れた。。
文字だけで1万3000字だってよ(バカ)
冒頭で明日アルバム編~みたいな事書いてるけど、
この疲れを引きずってたら明後日にもつれるかもしんない!
でも、それくらい本気で好きなんだな。って事が自分でも理解出来て書いて良かった。
年内には必ず最後まで書き切るので、よろしくお願いします。。



特別でなくとも、美しい。/ナースエンジェルりりかSOS 第32話「もしかして命の花?」 感想

2023-12-28 | ナースエンジェルりりかSOS











今年最後のりりかの感想。
今年が終わる前に、ライフワークの一環として続けてるこれは必ずやりたいと思ってて。
で、
やっぱり面白いですね
自分を育ててくれた90年代アニメ・・・

懐かしいではなく、
安心感っていうか、
故郷に戻って来た感じ。観てると管理人が生まれた横浜市戸塚区で観てる感じがします。違うけど。




CV.藤原啓治(R.I.P)




で、
今回のお話なんですが、
りりか達が長い間(kiroroではない)探して来た「命の花」が見つかった...と。
現状、
ダークジョーカーの残党を屠っている状態だけど、
いつ今のワクチンが切れるとも限らない
その為に、
新しい平和の為に、
命のワクチンがどうしても必要だ!とミミナに説教を喰らったりりか
横暴だけど、確かに妙な説得力はある。命の花が見つかれば何もかもが好転する様な気配は感じる。
 そして、
その命の花がりりかの父親の研究所から見つかったらしい。
ある種、都合の良い展開ですが、星夜の言った灯台下暗し(ニュアンス)的でもある
そもそも家族が草花に関係ない仕事をしてるよりも普通に考えてこういう事も有り得そうでもある
総ては、みんなの平和の為に、ナースエンジェルの使命の為に。最後のお仕事が始まる?







ただ、
りりか達の意志とは裏腹に、
情報を聞き付けたダークジョーカーに先回りされ、
父の助手の中山さんが取り込まれて利用され
逆に、
ダークジョーカーが命の花を手にしてしまう~という状況になってしまった
ある種、父親でなく、助手に取りついたのはダークジョーカーの賢さを表しているかもしれない
バレにくさという意味合いで。
それと、
これに勝った方が命の花をGET出来る~という構図は分かりやすさもあってその辺の脚本も良かったですね
多少、怪しみつつも、父親の前で彼を疑う事なんて出来ない・・・という罠に陥り、
中山もといダークジョーカーの目論見によって命の花は咲く寸前にまで成長してしまいました。







ただ、
完全には咲き切らない花
それを無理矢理咲かせようとしてるところに、
ダークジョーカーだとはっきり確定した事でりりか達が参上。
元々、
大の植物好きで、
誰よりも花を愛していた中山
そんな彼がこの様に花や植物に乱暴する訳がない・・・
取り憑かれてから他の草花を「邪魔だ」と言って引っこ抜いたりもしてたし、
完全に元来の人格とは真逆の事をさせられてしまっている彼
そんなダークジョーカーの蛮行に、
りりかの怒りが爆発する。








本当は、
植物が大好きだったはずなのに、
植物を愛していたはずなのに・・・必死で訴えかけるりりか
大抵、こういう悪役への問いかけは「うるさい!」の一言で却下されそうなものだが、
今回は違った。
ダークジョーカーに支配されても、
誰よりも優しくて、
誰よりも自然を愛する彼の心は死んじゃいなかった。
正直、
出て来た時に人の良さそうなキャラだったので「利用されそう。」とは感じてたものの笑
ただ、どれだけ悪に支配されても、根底の部分だけは消えてなかった描写に少しグッと来てました
りりかは勿論命の花を手に入れたい~って想いもあったでしょうけど、
それ以上に中山さんの心を案じてたのにも涙腺揺さぶられた
結果、
戸惑ってる間に浄化に成功
やっぱり、彼はとびっきりの笑顔でお花を愛でてる方が似合う青年だ。
ダークジョーカーに勝利したのは、当然りりか達の尽力もあっただろうけど、
魂だけは捨てなかった中山さんも含めての勝利だった
んだと思う
まあ、
要は「人間ナメんな!」って事ですよね
だからこそ、最後のほのぼのとした描写により一層尊さも憶える・・・そういうお話に仕上がってました。




素晴らしいカット。絵コンテは高瀬節夫さんという方。



で、
無事に命の花を護る事に成功したりりか
その結果、目的は果たされたのか?というと・・・
 実際は、
スミレの一種だったみたいです(ガックシ)
よ、
ようやく初期から話題に出ていた命の花に辿り着いたと思ったのに。。
ただ、
そこで「なんだよ!」って雰囲気にならずに、
「この花強かったね。」って称賛するモードになってたのは流石でした
りりか達が命を賭して守ったスミレ
例え命の花じゃなくても、
花は花
とっても綺麗だし、凛として咲いている文字通り世界に一つだけの花。

大切に護ってもらった~という愛情を含めて立派に咲き誇って欲しいな...と感じた次第です。
 という訳で、
命の花の採集はまたもおあずけ
ただ、
まだワクチンが尽きた訳ではないし、
りりかもどんどん逞しくなってはいます
事実、昔よりもダークジョーカー化に気付くのは早くなってるとも思う。
なので、きっと大丈夫、「どーにかこーにか」してくれるさ!と想いながら今年の感想を締めくくろうと思う。
これ、リアルタイムで観てたら結構ショック受けてたかもなぁ~とか感じつつ(笑
ある種それぐらい肩入れして視聴出来ている証拠だとも言えるかな、と。
人の心も花の命も救ってみせたりりか、
ミミズ知らないのに、
ミミズにビビってる(!?)ミミナのシュールさを含めてほっこり出来る名話でしたね♬
という訳で、2023年もご愛顧ありがとうございました。
2024年も当ブログはりりかの奮闘を応援してゆきます!もう令和だけど!!












オマケ




日々、
読まれた記事のランキングトップ10が出るんですが、
12月6日くらいのこのブログ内の人気記事ランキングでりりかの記事がいっぱいランクインしてました
正直、
時代遅れな事やってるかもしれません
でも、こういう風に平成初期のアニメの感想を令和の今に読んでくれてる人もいる・・・
その事実に勇気付けられますね
個人的に、
昔好きだったものを時が経つにつれ忘れていく事が他人よりも少ないと思う
やっぱり好きだったものはいつまでも好きなままで居たいって思う。
全部は無理かもしれないけど。。
うん...そうですね。こういう方々の存在にモチベ支えられてます、という事ですかね。
来年も、もう既に残り3話なんですが、きっちり最後までりりかを応援しながら見届けたい~って思いますね。
この32話も生で観てたのか思い出せないんですけど、まあそれくらい昔の作品って事なんですよね。
子供の時センチメンタルな雰囲気に惹かれて観始めた(と、思う)このアニメ、
それを未だに大好きで居られてるのも昔の自分にとっては嬉しい事なのかも。しれない。
それでは、また来年も気張って書きますので、どうかよろしくお願いします!


イメチェン日和。/「姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い」第36話 感想(コミックキューン2024年1月号)

2023-12-26 | コミックキューン
ん?🤨










今回は、
天宮さんが初の白ワンピ挑戦!!の巻でした
(関係無いけど、昔の漫画ってタイトルに~の巻って付いてたよね)。
確かに、
服に関しては色々思うところはありますね
時折めちゃくちゃ痛いファッションしてやりたい、とか
V系を意識した耽美な服も来てみたい。とかね。まあ俺は顔がV系じゃないんですけど(爆笑)
うん、でも、
自分をぶち壊したくなる瞬間は誰にでもあるんですよね
例えば、
服は〇〇でいいのよ。みたいな構文がありますけど、
それって結局世間の空気に自分を合わせて従順になりなさい、って事でしょ?
だとしたら、
それって何の為にその服を着てるんだろう
他人の許しを請う為に生きますか?って事じゃないですか。
ちょっと大げさかもしれないですけどね(笑
 ただ、
同調を求めたがるのは日本人の悪い癖だと思う...し、天宮さんも本当に女の子らしい服装‟も”好きなら
誰に負い目を感じる事もなく堂々と歩けばいいでしょう。と、思いつつ、
「言うは易く行うは難し」って言葉もまた真実なんですよね~
そんな簡単に自分を変えられれば悩みなどしない、、、
別に悪い事してないのに、
必要以上にまるでやらかした人みたいに振舞う彼女は絶妙に可愛かったですし、
櫻子が夏樹と付き合ってもこういう描き方や魅せ方があるんだな~って感心しましたね。







ただ、
姫乃は純粋に天宮さんの事を女性らしくてキレイだ~と言ってくれた。
例えば、いつもとは違う彼女をからかってネタにするのも場は和むでしょう
でも、
なんでもかんでも安易に笑いにする事で失われる尊厳って確実にあるから。
そういう意味では、
笑いもせず、
ただただ純粋に新しい自分を褒めてくれた彼女の言葉は嬉しかったんじゃないかな
実際に、
微笑みと共に姫乃に語り掛ける天宮さんは紛れもなく素敵なレディでした
人間は多面的な生き物なので、
イメージなんて決して一つじゃなくていい。

だから、
天宮さんにはああいう天宮さんも大切にして欲しいな。と思ったし、
案外その姿に打ち抜かれる野郎いるかもよ?ってちょっと感じたりもしました
途中まで、完全に自意識過剰の滑稽な疑似やらかしショウでクスクス笑ってたのに、
最終的には自己肯定感に繋げてあげるのがこの漫画らしい優しさに満ちてて好みな36話目でした!

とは言え、やっぱりまるで露出狂?かのような、
とんちんかんな罪悪感で冷や汗掻いてる彼女も正直可愛かった...笑
一粒で二度美味しいお話であると同時に、天宮さんもしっかり描く!という意識も伝わって来て
これまた期待以上に良質なラブコメになってるな~と思いましたね。
それと、
紫ひな(21)はアリですね。。←←←










という訳で、
2023年最後のひめさくの感想でした。
実は、
何気に姫ヶ崎櫻子の記事はアクセスとかが多めでして
それを目にする度により良い感想を!とモチベ上げさせてもらってました。
いつもありがとうございます。

この漫画の感想も初回から書いてるんですよね
こっちも気が付けば長期連載になりつつあります
欲を言えば、
100カノみたいにひめさくもそろそろメディアミックス期待したいな...なんて。ね。
取り敢えず、来年も各話感想で猛プッシュするので、ひめさく好きは是非よろしくお願いします!!


【TRUE LOVE】アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(100カノ) 第12話 感想

2023-12-25 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(アニメ)











最終回でした。
最終回は、
いきなり恋太郎と羽々里さんの情事から.....始まりませんでした(笑
でも、
えらい気合入ってましたね
喘ぎ声から、躍動感のある肉体描写、、、アニメで観ると、
本当にヤッてる様にしか見えなかった。。





極まってます。



その後は、
女装させられる恋太郎に
男装させられる凪乃、
更に、
恋太郎のお風呂タイムを覗きに行こうとする女たち・・・と
羽々里さんを中心にしたやりたい放題のスケベライフが始まってました
なんでしょう、
女風呂を覗きにいかんとするシーンは王道だけど、
その逆、
しかも、
多人数で・・・っていうのは相当貴重ですよね
っていうか、正直今捻り出そうとしても思い出せないからこれって初めてなのかもしれない
ある種、なまじ美少女達だけに色々な意味で反応に困る所ですが。。
健全王を自称する恋太郎の貞操はいかに!?




バレなければ、誰も傷付けない。一理あ(ry



結構、
恋太郎の事なら勘付きそうな感じもしたけど、
意外とお化けだと勘違いしてしまって途中まではバレませんでしたね
っていうか、
集団で何してんだよ(笑)って話ですが、
唯一覗く事を拒んだ静ちゃんだけが結果的に恋太郎の生まれたままの姿を拝んでしまう...っていう
これぞリアルなラッキースケベである~と同時に
ある種の因果応報が垣間見られた形になりましたね😂
覗きに行った野郎どもがボコられたり因果応報食らうシーンは多々あれど、
女子たちが正座させられて説教食らうシーンは斬新過ぎるな(笑
まあでも、
なんだかんだ静ちゃんがぞうさん大好きになれたみたいなんで、
そういう意味では❝無欲の勝利❞が見られて良かったんじゃないでしょうか。。はい。

(それにしても恋太郎のは立派そうだ)







ただ、
シリアスなストーリーもありました。
羽々里は今でも亡くなった夫を愛している、
その事に後ろめたさも感じていた。
だけど、
恋太郎はそれでもいい、と。
恋太郎が全員を全力で愛している様に、
羽々里さんも夫の事は忘れずに、どちらも真剣に愛して欲しい。
二つあったらどっちかはウソになるって誰が決めたんだ~みたいなセリフは、
そのままこの作品のテーマ性に直結してるな...と純粋に感じました。

好きなものがいっぱいある人と、
何かを一途に愛してる人
後者の方が本物なのか?と言われればそうではないと思う
本当に大好きなものを両手一杯に抱え込んで愛し切る生き方もあるという事。
勿論、
恋太郎は初めからそういう生き方を望んだ訳ではなく文字通り神様の悪戯に因る部分もある
だけど、彼も色々葛藤しながらも、それでも出した答えがそれなんでしょうね
そして、その愛がリアルに感じれば、それは紛れもない愛なのだと。
 まあ、
実際に一夫多妻制とかあるしね・・・笑
この辺の恋太郎の言葉は本当に誠実そのものでした
最終回にこのエピソードを持って来たのも総括的な意味合いもあったんでしょう
この言葉は他の彼女達にも是非聴いて欲しいセリフでしたね~。







最後は、
モノホンの幽霊が出て来てフィナーレでした
若くして羽香里を授かった彼女の父親であり羽々里さんの亡き夫だ。
それまでのやりとりを見ていたのか、
素直に恋太郎の事を認めてくれました
二人で見守りましょう。という恋太郎の言葉
僕に任せて下さい~と言わなかった辺りに彼の誠実さがまたも垣間見れましたが、
あまりにも恋太郎がいい子過ぎて未練が無くなって成仏してしまいましたね笑
ただ、
見守れるのは何も現世だけではないでしょう。

きっと、
羽々里さんも彼「も」想い続けていくでしょうし、
彼もまた天国にて...
あらゆる意味合いで会う人会う人の価値観を変化させていった恋太郎
口だけではなく、もう毎日全員に会いに行く辺り一つしかない身体を遣って頑張っている
その姿と彼に幸福にしてもらった彼女達のラストシーンを眺めてたらグッと来るものがありました
急いで彼女(たち)の元に駆けていく恋太郎のパートなんかは最終回感ありましたね!
正直、
想像以上に良いアニメ化だったと思いますし、
原作ファンとしては大満足な1クールでございました♬
何気に、羽香里を気遣ってその夜だけは独占させてあげる唐音の描写も良かったですね
この壮大な愛の物語は今後も続いて行くので、是非原作もチェックして頂ければ。













やっぱDQ6のミレーユ感あるな。。(しゅき)


ちなみに、
最後のEDで未登場のヒロインズが顔出ししてましたね
こういうファンサービスは愛を感じられて良いです
と、
思ったら2期制作決定!!
どこまでやるのかは分からないですが、1クールでは物足りないとも思ってたので、
またアニメ版のみんなに会えるのも今から楽しみです♬
それでは、
また原作の感想か、
アニメの2期でお逢いしましょう。あ、書けなかった8話の感想、BDで観て書くんだからねっ!


クリスマス・イヴとぬこ。

2023-12-24 | 









この間、
「急に休んでごめんなさい。大変だったでしょ?」と言われて、
内心返答に困ってた。
「大丈夫ですよ」と答えたらなんかそれはそれで居なくても大丈夫、と思われないかな?
でも「大変でしたね。」と答えたら罪悪感与えるかもだし。
なんかね、
他人との会話の難しさは常に感じてますね。
結局、
「いや、大丈夫でした。」って返答したんだけど、
正直居た方が良いに決まってる。と思いながら返したのでした。まあ日々勉強ですよ。










親猫のチコと子猫のミケ(そのまんまの名前・・・)。




う~ん、可愛い。。




名前の無い子猫。今後考えると思う。




手、伸ばしてます。




鼻塞いでる(笑




「窒息死するぞ~」




😽「これを読んでいる皆さん、BIG LOVEです」












オマケ




この間夜の東京ビッグサイト見たら、
クリスマスカラーになってました。
こういう事もやるんだなあ。
粋ですね!



ずっと真夜中でいいのに。「原始五年巡回公演 喫茶・愛のペガサス」@東京ガーデンシアター 23.12.21

2023-12-23 | LIVE












一昨日、ずっと真夜中でいいのに。のライブに行きました。2023年最後のライブ参加でした。










ずとまよに関しては、
実は「秒針を噛む」がCDでリリースされた頃、
NHK-FMのラジオで流れていて「これ良いな。」って思ってたんです
ただ、
その頃は広く浅くよりも
ある程度ミュージシャンを絞ってその人らの音楽を深く聴こう~ってモードの真っ最中だったので、
中々新規開拓を今みたいにフラットに出来る様なモードでは無かったんですね
でも、
今思えば惜しいことしたな。って純粋に想う
「秒針を噛む」って振り返ると初期の代表曲だったので、
そこで躊躇なく踏み込んでいれば完全に古参だったのに・・・別に古参面とかに興味はないけど、
その時から追い駆けていたかったな、、、という後悔に似た感情はありますね。
ライブに関しても今回が初参加ですし、
年齢重ねると小学生の様な初動が鈍って来るのがホント悔しいわね。

ただ、
今回のライブに関して言えば本当に念願の初参加でした
というのも、6月のアルバム聴いて「めっちゃ好みだな。」と感じて、
その後ロングツアーが発表され「これは是非行きたいな。」と考えたんですが
先行抽選に一つもかすらず全部落選したんですな(滝汗)
えっ、
ずとまよってこんなにチケ取れないんだ。。と
折角ニューアルバム大好きでライブも楽しみにしてたのに.....とかなり落胆したんです
 しかし、
その後追加公演(この日と翌日)が発表され、
祈る様に申し込んだら何度目かの正直でこの日だけ当たって・・・
マジで嬉しかったですね

こんなにも追加公演の存在を有り難がったのもすげぇ久々な気がする
追加公演がなければアルバムリリース直後のライブツアー観れてなかった訳ですから...
そういう意味では、リスナーの事を考えて頑張ってくれたんでしょう
その感謝の想いを念じながら参加した初の生ずとまよでした。
相変わらず前置きが長くてごめんなさい、
コーヒーでも飲みながらゆっくり読んで頂ければ幸いです。 セトリのネタバレ込みですが、以下。












先行物販に並ぶために早めにINしたら、偶然うにぐりの着ぐるみに遭遇。。


東京ガーデンシアターは今年の1月以来11ヶ月ぶり3回目。
最寄り駅の一つがあの国際展示場駅なので色々と思い出す場所にある・・・笑
ガーデンシアターは武道館に匹敵するくらいにデカい割には観やすい感じもあって好きですね
それと、
着いてから隣接してる建物のフードコートでラーメンを食してたんですが、
有明ガーデンってその日公演するミュージシャンの楽曲が延々と流れる仕様?になってるのかな
散策してる間ずっとずとまよの楽曲が流れててすげぇ仕様だな・・・と。
 物販では、
並ぶときにカタログを配ってくれてこっちもかなりの親切仕様でした
取り敢えず季節的にロンTとタオル、ライブで使用する事が予め分かっていたしゃもじを購入
腹ごしらえもライブへの準備も整えて満を持して会場入りしその時を待つ
2023年のライブ参加がこのライブで終わり~という事もあり、
正直色々な意味で気合が入ってました
ね(笑
何一つ悔いは残さぬように、と。


ステージセットは喫茶店をモチーフにした独特なものだった。
ツアーはまだ来年の沖縄公演と京都公演が残ってるのであまり緻密に描写するのは控えますが、
率直な感想としてはあのステージセットでチケット代1万超えないのはスゴいな。ってものでした(笑
SEで太田貴子の「パジャマのままで」が流れる中、
ACAねさんが登場し、
続いてバンドメンバーも登場していよいよライブはスタート。
一曲目は淑やかなバラッド「マリンブルーの庭園」からゆったりとした幕開け。
ACAねさんの生歌、音源だけで聴いてると純粋に上手いし、歌の表情の付け方も巧い印象で、
それがライブで聴くと声量小さく聴こえるとかだったら嫌だな~ともちょっと考えてたんですが、
実際に聴くと、
本当にあの音源のままの繊細さと力強さを兼ね備えた声でまずそれに感動した。
CDで感動したあの歌声はリアルなものだったのがまずは嬉しかった。
 そこから、
一気にアッパーな「ミラーチューン」に突入
「君がいなきゃはじまんない」と観客に向けて歌ったこの曲、
聴いてる時の❝コンサートに来てる感❞が半端無かったですね
なんか漫画とかで描写されるコンサート描写を生で体感してる印象だった
「憧れはきっと超えてくもの」って歌詞は今思うと2023年春を先取りしてたっぽい
終わった後の「ミラーチューン~っ!!」ってACAねさんのシャウトもカッコよく早速テンション上がる。
 「ずっと真夜中でいいのに。です!」というMCの後、代表曲の一つ「お勉強しといてよ」
ライブで聴くと「焼き焼きだ」の部分が中毒性ありすぎて楽し過ぎた
そこから、
チュルチュルッチュ~と口ずさむイントロの段階でブチ上がった「勘冴えて悔しいわ」と
恐らくライブの人気曲であろう楽曲を惜しみなく注いでいく。
性急なバンドアンサンブルと、
問答無用に踊れるビート感
解放感たっぷりのサビメロ~と「もうクライマックスですか??」って位のカタルシスを既に感じてました
サビ後半の流れる様なメロディの歌唱はゾクゾクする様な気持ち良さがありましたね。

ここで、
ニューアルバムからの書き下ろしの新曲の一つ「馴れ合いサーブ」が投下される
この曲、「沈香学」の中でも特にヘビロテしてた楽曲だったので、
来た段階でガッツポーズ
イントロのACAねさんのギターフレーズに痺れ、
更に音源よりももっとけだるげで攻撃性を孕んだAメロのボーカリゼイションに二度興奮する。
タイトルの通り、場を円滑に進めるだけの意味のない愛想を否定する様なニュアンスを感じる曲で、
それが爆発するこれまた攻撃的なサビに同調しそのビート感にも酔い痴れ個人的にヘドバンで盛り上がる
そのヒリヒリする様なカッコよさは本気で惹かれる程スゴかった。
ある程度孤独じゃなきゃ創れない曲というか・・・
聴いてて何かスカッとしたし、
ACAねさんの「あいあい」のコールと
間奏の爆音スラップベースもめちゃくちゃ格好良かった。マジでこの曲が聴けて良かった。。。
 MCで、
「痛みを焙煎し~」と口上、
「何卒何卒よろしくお願いします。」と述べ、
SEとして中森明菜の「プレイバック part2」小泉今日子の「あなたに会えてよかった」等
昭和を代表する歌手の名曲を流している中で「夜中のキスミ」に移行しそのまま生歌唱で披露
この曲ではそれまでと違い歌心を感じさせる丁寧さが光ったパフォーマンスでした
アンニュイな雰囲気が心地良い「違う曲にしようよ」
曲中で小芝居も挟み、
その演出も楽しみつつ、
シンプルなアコギサウンドに乗せて名バラッド「不法侵入」を歌唱
先ほど音源そのままの声と記述したけど、この曲は音源以上に綺麗な声に聴こえて素晴らしかった
途中、煙の演出も視覚的に良かったし、どんどんヒートアップしていく演奏もCDと違ってて面白かった。
「曖昧なのは自分だって わかってる」ってフレーズも胸に刺さって来て堪らなかった。


この日、
一番聴いてて泣きそうになったのが、
「上辺の私自身なんだよ」という曲でした。

最後の方、今思い出しても泣きそうになるくらい感極まってた(自分が)。
他の楽曲とは違って、
めちゃくちゃスロウで、
ある種フィッシュマンズの様なDUB的な要素も感じさせる曲
どことなくノスタルジックな雰囲気&メロディと、雪みたいにしんしんと降り積もる様な生歌
それに、
「泣いてんの」の部分の高音の歌唱があまりにも綺麗で、
それが最も涙腺を刺激したと同時にこの人の歌唱力って本当高いんだな。
とも実感
聴きながら、色々と悔しさを感じて、自宅の部屋で独り泣いてしまった事を思い出してしまい、
そういう意味でもヤバすぎる一曲でした
音源でも大好きだけど、
この日の生歌唱はそれを上回ってた気もする。この曲もセトリに組み込んでくれて感謝だわ。。
 「日替わりメニュー」と称して、
A~Cまでのランチ(楽曲)をご用意、
観客の拍手の大きさでそれが決まる~という演出も面白かった。
しかも、アレンジはアドリブっぽくてインド風味のアレンジで「優しくLAST SMILE」
バンドメンバーに「インドの事をもっと考えて下さい。」とか「インドっぽいギターで」とか
無茶振りをしてるのも面白かった・・・笑
オリエンタルな空気が心地良く、
終わった後には「ナマステー」と発言してたのも振り切ってて良かったですね
曲中でしゃもじでハンドクラップする時の「しゃもじ用意~!」ってコールも可愛かった。

曲始まりの時点でまっすぐな歌が鳴り響いた「正しくなれない」
「ずっと もうずっと」の部分の歌唱が演歌ばりにコブシの効いた歌声になってて、
こういう歌い方も出来るのか!とACAねさんのシンガーとしての可能性に驚き
美メロ際立つサビにも陶酔。
大人っぽいうたで、
心地良いダンスミュージック風味の「眩しいDNAだけ」
この曲でも、曲の一部で「だけ~!!」と物凄い声量を叩き出しててめっちゃ盛り上がってました
小気味良いデジタルビートと気持ち良い低い声が絡み合う「マイノリティ脈絡」も良かった
サビでは逆にアッパーに弾けるメリハリにも夢中になって聴き入ってました
「一方的を貫くなら」ってフレーズも聴いてて印象に残った。
 ACAねさん「まだまだ行くねーっ!!」と楽しそうに観客を鼓舞して「低血ボルト」
このコールも超可愛かったし、これもすっごくコンサートっぽくて良かったな笑
格好良いビートに酔い痴れる中、
アウトロの昔の戦隊ものみたいな雰囲気の演奏(?)も面白かったな
なんか令和っぽさの中にもちょいちょいレトロなテイストを混ぜ込んでいる気もした。


ライブもクライマックスに突入。
イントロのスラップベースソロの時点でバッキバキでテンションブチ上がった「残機」
「やぁ。」に聴こえる「嫌」の冒頭のコールも素晴らしかったし、
この曲ではもう片方の手で剣を持ち、
最終的に振り回しながら歌うACAねさんが格好良過ぎた!
ドクドクと注ぎ込まれる様なサビメロにAメロでのラップ風味の歌唱、
途中スキャットのような歌唱を混ぜてたのも聴き心地良かったし、
「Yeah!」と叫ぶACAねさんのボーカリゼイションに最後まで魅せられた楽曲だった。
 MCで、
「みんなに好いて頂いて、こうして5年間も音楽を続けさせてもらってます。
 いつもありがとうございます。」
という丁寧な発言が光る中、
「始まりの曲です。」と前置きし、遂に件の「秒針を噛む」がスタート。
個人的にも初めてずとまよの存在を認識した曲であり、当時ラジオで聴いて
「この曲良いなぁ。」って感じた記憶を反芻しながら聴き入りました
大好きな楽曲だし、
ある種、良いと感じてたのに保守的にそれまで聴いてた音楽だけの方に行ってしまった、
あの日の自分に本当の意味でリベンジ出来た様な個人的に大切な時間だった。

「分かり合う〇一つもなくても」というフレーズに感情移入しつつ、
イントロのACAねさんのギターも格好良かったし、
この日はソングライター、
シンガーとしての魅力に加えて、
ギターだったり扇風琴(扇風機みたいな楽器)だったり、
演奏者としての魅力も存分に感じる事が出来たのも収穫でしたね
「「本当」を知らないまま進むのさ」という歌詞も聴きながら感化されてたし、
兎角歌詞と歌唱と自分の経験等が融和して「最高!」という感情を常に創り出していました
最後の「レイラ~!!」の爆音歌唱も本当に胸アツで生ライブならではの感動がありました・・・!

曲紹介の「MILABO」の言い方も可愛くて好きだった「MILABO」
巨大なミラーボールがステージの上で回り出して青い光が充満するその光景がステキだった
これ、
本当にチケット代1万超えてないのが奇跡的だな(笑
心地良いディスコビートに心酔、
まるでバブル期の様な雰囲気に浸りながら自由に踊って楽しんだ
この曲では観客の俗に言うワイパーの振りも面白かったし最後の扇風琴の音色にも痺れてました
あれ、視覚的にめっちゃ格好良いよな・・・
 本編最後は、
本格的にずとまよにのめり込むきっかけになった現時点で一番大好きな「綺羅キラー」(!!)。
正直、この曲が生で聴けたのは嬉しかった。。
しかも、めちゃくちゃ良い位置で...
あのイントロのかっちょいいギターフレーズが鳴らされた時点で「おお!」と思わず歓声を上げてしまった
カリラップが担当している部分はACAねのアドリブの歌唱が充てられててそれも面白かった。し、
アウトロのホーン隊のアレンジがCDよりも爆音かつ攻め攻めになっていて、
この日一番のブチ上がりを感じながら大興奮して終われたのが感動的!

ものっそい攻撃的で、
でも、
「乗りこなす必要もないし」って魂の籠った歌唱にはやっぱり気持ちが楽になって救われた。
サブスクやCDでずっと愛聴してたお気に入りの曲が、ライブでそれを超えて来たのが何より嬉しく、
ずとまよが音源をひょいと飛び越えていくミュージシャンだと分かったのも誇らしかった。
みんなで飛び跳ねて熱狂して、素晴らしい❝個❞で一体感を生んだ瞬間は忘れられない。
一つにならなくても一つになれる、正に夢のような時間でした。
ありがとうございました!
















1.マリンブルーの庭園
2.ミラーチューン
3.お勉強しといてよ
4.勘冴えて悔しいわ
5.馴れ合いサーブ
6.夜中のキスミ
7.違う曲にしようよ
8.不法侵入
9.上辺の私自身なんだよ
10.優しくLAST SMILE
11.正しくなれない
12.眩しいDNAだけ
13.マイノリティ脈絡
14.低血ボルト
15.残機
16.秒針を噛む
17.MILABO
18.綺羅キラー

19.サターン(弾き語り)
20.あいつら全員同窓会
21.花一匁
















アンコールも敢行。
ACAねさんが一人で出て来て、アコギの弾き語りにて「サターン」を披露
「私といるより楽しまないで」という歌詞に早速鷲掴みにされた名曲然とした演奏でした
素朴で、無垢さを感じさせるうたが印象的で、
こういうアプローチも出来るんだ~と
脊髄反射的に「こういうの好き!」という想いに駆られた。アウトロではバンドメンバーが加わって、
豪勢に終わってたのも痛快だった。
 MCで「まだもう少し踊ってくれますか!」と告げ、「あいつら全員同窓会」を披露
「嫌味に費やすほど 人生長くないの」というフレーズに共感しつつ、
最高に踊れてスカッとするサビの歌唱に陶酔してました
「お世話になってます」の部分で、
メンバー全員でお辞儀して演奏がストップするトコも面白くてしゃもじの鳴りが止まりませんでしたね笑
 印象的だったのは、
音源だとラストの部分はウィスパーボイスで締められるんですけど、
ライブだと真逆の叫ぶように、決意表明かのように声を張り上げて歌っていたこと!
これはライブに参加しないと聴けなかったアレンジだし、ギャップもあって激アツだった
最後の「あばらの骨が折れるまで~!」のパワフルな歌唱も超絶エモーショナルで感動的でした
ああいうエモロック的なアプローチもあるんだ・・・!とものっそい胸アツな気持ちに。。

 MCでは、
「普段は暗くて・・・」
「(このライブが)日常の中のささいな煌きになったらいいな。」
と前置きし、
「原点であり、ここから始まって行く曲です!」と最新のアンセム「花一匁」でフィナーレ。
最後の最後が最新ナンバーってのもカッコいいなあ!と感じつつ、
「笑ってくれていいのに~」のセクシーで逞しい独特のボーカリゼイションに魅せられたり、
途中メンバー紹介も挿入したりと正に万感のクライマックス感で聴かせていました
「意味が欲しいよ」と切実に歌う歌唱も、
「寂しさに強い処方箋欲しいよ」と歌う箇所も、
要所要素に琴線を刺激させられつつ、最後に「健康でいられますように!」と叫ぶ
その大胆かつバカでかい歌声を聴いて、
「ああ、今年のライブ納めがこれで良かった。」と素直に思った。

ラストが「健康でいられますように」っていうのはこれ以上ないくらい相応しい気がする
扇風琴も披露、
アウトロの「花一匁」の囁きは音源とは違って「花一匁っ!」と大声で何度も叫び、
その上「ダッダッダラダラララダッダラ!」みたいなスキャットも交えて
感情を昂らせて熱量マシマシの歌唱に仕上がってたのも聴いていて逐一グッと来てた。
ステージを去る時は肉声で「ありがとうまたね~っ!!」って大声で叫んでたのも感動しました
歌ってる時の踊る様な振付がすごく可愛かったし、それとは裏腹に意外とアツい一面も垣間見れて...
CDとかで聴いてるだけでは分からなかったずとまよの一面を十二分に味わえて心から大満足でした。
ライブ前に聴きたいと思ってた曲(綺羅キラー、秒針、不法侵入、馴れ合い、上辺~等)は全部演ったし、
それ以外の楽曲もみんな新鮮で格好良くて益々ずっと真夜中でいいのに。に夢中になりそうな一夜でした。
ある意味、子供の頃に戻ったかのように純粋に観れて楽しめた記念碑的なライブでした・・・!
想像以上に長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた方に感謝です
ずっとずっと真夜中でいいのに。の生ライブ観たいと思ってたので、
今年最後にその夢が叶って幸福でしかなかったですね。


尚、
2024年は管理人の生まれ故郷の横浜にて2DAYSアリーナ公演が決定!!
想像以上にチケ取るの大変だったので、プレミアムの入会も考えてます...笑
これからガンガンずとまよ追い駆けてくので、好きな方は是非よろしくお願いします。


今日は勝つ。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第161話 感想(ヤングジャンプ2024年3.4号)

2023-12-22 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女











悔しさが人を成長させるのは、正しいかもしれない。
事実、
自分も軽んじられたり、
或いは、情けなさを感じる事で泥臭く足掻く力が生まれてるんじゃないか・・・と思う
まあ、
自分の場合はそこまで秀でた成果は出せてるって言えないんだけど(笑
とは言え、
美々美先輩は、
今や凪乃に並ぶほどの評価を得る素敵なレディーになった(未成年だけど)
勝てなかったけど、
負けなかった。

多分、
この漫画の性質上彼女に優劣を付けない~っていうルールみたいなものを感じるから、
それも込みだったんじゃないかと思うけど、実際どっちも美しいんだから全然納得出来る気もする
同率で優勝した事によって、わだかまりも完全になくなり、今は二人で文化祭を楽しめる様になった

見た目的な成長だけではなく、
心の成長も描けているのも今エピソードの秀逸さを物語っています。

凪乃の笑顔、かつての彼女だったら有り得なかったけど、
今の彼女は効率を大切にしながらも豊かさも得ているんでしょう。
それは決して矛盾しないし、
二兎を得ても良い。
最後は、あまりにも眩し過ぎる二人のキラキラに目を潰される観客達・・・って事で
最後の最後はギャグに振り切って来たのも本作らしい締めでしたね(笑
 
素晴らしい、
❝二人の❞リベンジでした。







ところで、
161話分の重み~ってセリフがありましたけど、
移り変わりの激しいヤンジャンでもうそんなに連載してるんですね
最早、
(雑誌の)一つの顔になってる・・・否、
元々なってるっちゃあなってたのか。より代表格の一つに成って来た感覚ですかね。
 正直、
第1話の感想を書いた時、
ここまでの長寿作品になるとは信じ切れてなかったですね
161話分も同じ漫画の感想を書き続けてるのも確か今まで無かった事なんで、
はっきり言って毎週新鮮な気持ちで書けてますね
しかも、
今年アニメ化もしてるでしょう?
昔は、各話感想書き続けてる作品がよく短期に終わって行ってたので、
その時代を想うと自分の中では奇跡みたいな作品・・・作品自体も奇跡ですけど(笑
ここまでアンケも単行本もメディアミックスも好調をキープし続けてる作品もめっちゃレアなんですよ
俗に言う❝青田買い❞した漫画の中ではね・・・
そういう意味では、
逆に今までの揺り戻しが来てるのかもしれないですね。
なんかもう100カノの感想を書くのがライフワークの一つみたいにもなってるので、
最後の最後まで毎週追い駆け続ける事をここに宣言しますよ。
(あと毎週感想読んでくれてる方にも感謝を。
 少しでも精進を目指したいです)。











ところで、
美々美先輩と凪乃が一緒にいると、
美々美先輩がツッコミに回る事も多いですね・・・笑
そこも新鮮で面白かった。目立ちたがりの美々美さんをツッコミに回すとは、
流石凪乃さんやでぇ...。


一緒に寝てくれたぬこ。

2023-12-21 | 








今日はずっと真夜中でいいのに。のライブに行って来た
本当に楽しかった・・・
Xでも書いたけど夢の様な時間だった。
そして、
今年のライブ参加は本日で終了でした。
ライブに行った日はそれだけで体力を使い果たしてしまうので、
大体文章よりも写真が多めの記事をUPしてました
何気に、
その場で撮ってる訳では無く、
日々撮り溜めているものの中から選んで出しています。

毎日の更新に関しても
実は割と管理的というか、
「この日はあれの記事で次の日はあれの事を書いて・・・」と予め計画して更新しています
というのも結構好きなものが多いタイプなので計算を立てやすい~ってのもある
それでも、
「書けてねぇな。」ってものいっぱい転がってるので、
来年はこの自分の中での管理性をもっと研ぎ澄まして更新してゆきたいですね
 でも、
勿論訃報とかあったら予定変えて突発的に書きますけどね
その辺はやっぱり臨機応変さが無いとね。

まあ要はずっと精進を目指したいんです。











甘えてるところを撮ったら、ドラクエのモンスターみたいになった。。




絶賛甘え中。。




爪をカジカジ。




舌、デカい笑😂




鼻の辺り、墨ぶち撒けられた?って感じの模様が堪りません。最近のオキニです(笑




😼「未来を見ています」
一緒に寝てくれて、ありがとう。














オマケ。
東京で住んでる場所の遅延を知るなど。
ライブ終わった後は普通に運行していて助かった。
風に弱い路線なんで平常運転っぽさはありますが・・・。
でもなんか東京で地元の情報観ると嬉しいですよね。個人的に。