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自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

バディストライク 第11話(最終話)「甲子園」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年10号)

2016-02-08 | バディストライク







この最終回はどうなんですかね・・・。







うーん・・・それまでやって来た事を不意にする最終回というか
「グローブは枷」とか「衝撃波でホームランを阻止」とかそういうのは要らなかったと思うんだ
まあぶっちゃけ打ち切りによるヤケクソ臭がかなり強い、とんでもなく酷い最終回だった訳ですが
正直読んでて「え、これ夢オチじゃないの?」って思ってたら結局そのまま終わってしまったんで二重にショックというか。
途中まで完全にギャグに振り切ってたんで急にシリアスになる流れもよく分かんなかったですし・・・
11週で終わってしまったショックとか動揺を隠し切れなかったのか、相当痛々しくて荒唐無稽な内容になってますね
はっきり言ってガッカリしたし、
少し前まで胸を抉るような過去編で魅せられていただけにこんな最終回なら見たくはなかったな。って思いました
いきなり甲子園に飛ぶっていうのもねえ?何一つ感慨深さもないですし、、、(これは想定内でしたが)。

まあ冷静に考えると皆キャラデザは良い事から「今後出す予定のキャラ」や「今後出す予定の設定」などを過剰に出しただけなんでしょう
でもこんな茶化すようなテンションで出して欲しくはなかったなー、とか
そもそもこんな打ち切り臭「しか」しない内容にした事自体どうだったのかな、とか
疑問符しか浮かばない訳なんですが・・・
先週までの流れ台無しじゃないですか(笑
もう泣きたい
いや、ホント嘘みたいにいいとこ一つもない最終回なんですよ
もう完全に野球漫画ってよりは安導と荒狼の関係性の漫画になってたんで
そこはこの二人のドラマで締め括っても良かったんじゃないかなー、って
どうせまともな試合なんてしてなかったんだし・・・笑
これじゃなんか愛せないっすよKAITOさん
「武士沢レシーブ」とかならこういう終わり方も逆にグッジョブでしょうけど
いくらワンクールで終了だからって、こんなヤケクソなオチにはして欲しくなかったな
最終回の感想はもっと色々な事書こうと思ってたんですけど、全部吹っ飛んでしまいましたよ。

あ、勿論これは全部「個人的な感情」なんで、
こういうのが好きな方は好きな方で俺などに感化されず好きでいて欲しいです
他人の趣向なんかに影響されて自分を失うことほど愚かな事はないと思ってますから。
ただ、俺個人としてはひどくガッカリした、っていう、それだけです。
感想を書き続けた事に関しては何も後悔はしてません。
あの過去編は、そこだけ切り取れば、
やっぱり面白かったと思うし。
うん。
でも、こんな終わり方じゃやっぱり納得出来ないんだよなあ。
なんというか、「それで良かったのか?」ってどうしても思っちゃう。




さて、敗因。
まず、地味だったんですかね・・・
ぶっちゃけちゃいますけど、この漫画本当に検索で来る人少なかったですからね
一応「バディストライク 感想」で検索するとこのブログ上位に来るのにそれでも全然来なかった
つまりは(認めたくないんですけど)そもそも読まれてなかった・・・!?って印象が自分の中では強いですね
・・・これ、書いてて辛いですね(苦笑)
本当はKAITOさんの漫画がこんな早く打ち切られてしまうっていうのはいちファンとしてとてもショックですし、
目を背けてしまいたい現実でもあるんですけど、でも結果としてこういう結果が出た訳ですからね
しかも毎週アンケもファンレターも感想も欠かさなかったのにこれですからね!(笑)(爆笑)
どうにもならなかったですよね・・・
本当にね。

あとは中途半端にジャンプに寄せすぎた感があります
ファンとしては「KAITOさんらしさ」も残ってて嬉しかったんですけど、
だからこそ、「そこ」が王道の少年漫画としては足枷になってしまった感があって
今考えると完全に割り切って新しい方向性に舵を取っても良かったのかもしれません

だけど、一番面白かったのが(個人的には)ディープな過去編、って考えると
やっぱり無理して少年漫画っぽさを出そうとするよりも
KAITOさんが得意とする湿った方向性で
勝負した方が(作品としては)まとまって良かったのでは・・・とか
色々と考えてしまいます
二兎追うものは一兎も得ず、
正直書くと「どっちも意識した」結果、どっちの支持も得られなかったんじゃないか、、、って感じますね
あんまりクロマネのファンが付いて来ている印象もなかったしねぇ。

クロマネの終わり方が、ラスボスとちゃんと戦って(本作で言えば青龍高校ね)、しっかりとストーリーにケリも付けたきれいな終わり方だったのと比べると
(連載期間的にも)こっちは随分と消化不良感が激しく、安導と荒狼の関係性もなんだか絆を感じる事もなく終わってしまったなあ、と
一応死神設定にケリを付けた事は褒められるべきとは思ってるんですが
その分まともな試合が一切出来なかった~という事実は拭えない
非常に対照的な結末になってしまった訳ですが・・・
まあそれもしょうがない
もっと安導を軸に、最初から感情移入し易い構成にした方が良かったのでは、とか
何なら鹿真城先輩を主人公にした方がストレスフリーで良かったんじゃないか、とか
色々と考えてしまったりもするんですけどね。

それと、正直甲子園観てて感じるんですけど最近は打撃が活発なチームの方が目立ってるんですよ
昨夏も「一番話題になった」という観点だけで言えばぶっちゃけ早稲田実業(清宮)とか関東第一(オコエ)でしょ?
その二人に次ぐ・・・ってなったら仙台育英の平沢だと思うんですよ
スポーツ新聞読んでてもオコエと平沢の記事ばっか目につきますし、
むしろ好投手+好捕手の守備がきっちりしているチームカラーって目立たないし、今は打力に屈しちゃうんですよ
その点でも今のトレンドからは少し外れた若干一昔前の方向性だったかな・・・って感は否めない。
別に圧倒的なピッチャーがいなくても甲子園のヒーロー校になれるよ?って
早稲田実業と関東第一が証明しちゃった後に「実際に勝敗を分けるのは投手の力~」ってのはあまりピンと来なかったんじゃないかな、と思います
だったら昨年の広島カープがBクラスなのはおかしいでしょ?ってなっちゃいますし
「打てなきゃ勝てない」と言われてる昨今に於いては少々時代錯誤な作品だったかも分かりません。


ただ、なんでしょう
KAITO先生はジャンプに向いてないんだとも思いました
過去編を読んでたら、初期のあの行動もあの表情も表面的以上に意味がある事だったんだ!って素直に思えたし
安導くんの気持ちも執念もストレートに伝わって来て更に大好きなキャラになりましたし、
そういうロングスパンで魅せていく事に関しては長けている作家さんだと思います
ただ、短距離走だとかいきなりドーン!ってかます瞬発力はなくて
「じわじわと良さが伝わって行く」作劇を得意とする事は本作でも往々にして伝わって来たので
うん、やっぱり、連載前に書いた通り「またWJなのか・・・」って不安がそのまんま的中したとしか思えない(笑

ファンとしてはそういう作風(湿り気のある作風)が許される雑誌に移行して、もっとKAITO節全開でお願いします!って期待がありますけど
そんなもんファンが決めるような事じゃないですし、作家がファンに左右されちゃダメなんです
もしKAITOさんがまたWJ目指したとしても、載るんならやっぱ応援しちゃうだろうし
別の雑誌に行ったら行ったらで喜んで応援するだろうし(笑
隅々からポテンシャルを感じる作品だったのもまた事実
最終回は個人的にナシですけど(笑
出来ればもっと見守っていたかった・・・というのが本音と言えば本音であり
でもこれでKAITOさんの今後の作品が益々楽しみになった、、、というのも本音です(今回の挫折を受けて次どうアクションするのかが気になるから)
次はもっと、みんなに愛されるような、、、KAITO先生の本領発揮が見たいな。と素直に思います
半ば大ファンの意地で書き続けた感想でしたが、この痛みも戸惑いも貴重な経験として胸に刻まれると思う
何より、3話での荒狼の渾身の球を受けれて絶妙な表情をする安導くんとか
いつまでもガキの頃の約束を健気に信じ続けてた安導くんとか
素敵なシーンだったり、青春もあったからさ。
いくらポテンシャルを感じてても
こんなサクッと打ち切られた挙句あんな最終回なんじゃ間違っても「短期の良作」とは言えないし、言いたくもないんですが
でも、いちKAITOファンとしてワクワクしながら読んでた側面もあったのがまた事実であります
単行本はお布施のつもりで・・・
いや、最終回がアレでも過去編とか良かったから、まあ、普通に買うか。
まあでも最終回で全部台無しにしてるんで間違っても「是非」なんて言えないけど(笑
うん、でも、まあ、残念な作品でしたね・・・。色々とね。












次は青春の過失だったり、苦悩を思いっ切り描いたような作品を
講談社系の青年誌で読みたいです。
久々の連載はあっという間に終わってしまいましたが、色々と複雑な感情もあったりしますが
それでも、やっぱりKAITOさんはもっと凄い作品を描ける人だ。という気持ちもありますし、これからも掲載があればその度に応援し続けたいと思う
もうリフレッシュして、頭切り替えて、それこそ「パジャマな彼女。」の濱田浩輔さんみたいに青年誌に行って自分の好きなもの描いて真っ当に支持される道もあるかと
ジャンプだけが漫画雑誌ではないですしね。ファンはついていくと思う。これからも期待して待ってます。

KAITO先生、お疲れさまでした!
連載前のドキドキと、連載中のワクワクに感謝です。
コメントを下さったかばさんとアルパッカさんにも感謝。




「バディストライク」第10話の感想とミウラタダヒロ先生の新連載「ゆらぎ荘の幽奈さん」に関する複雑な心情

2016-02-01 | バディストライク










この感想もほぼ意地だけで書いてるみたいなところがあるんですが、
やっぱり精神的に辛いものは往々にしてあって・・・結局、ねえ?何に繋がったのかと言えば
最早分からない状態になってますし、まあでもその厳しさもそれがこの雑誌で好きな作家を応援する事の辛さだとも分かっててやってる事で
もうはっきり言ってその精神的な辛さっていうのは自業自得としか言えないんですけど(笑
まあ、敗戦覚悟で臨んだ応援なんで「しょうがないな」って部分はあるんですが
うん、でも、結果的に無様な相様になってしまいましたが
やっぱりKAITO先生の新作を前に黙ってはいられなかった
それだけの事なんですよね。

とか言ってたら、来週からミウラタダヒロ先生の新連載なんですよね・・・(汗
正直KAITO先生のこれだけでもメンタルガンガン削られてショック大きいっていうのに、
これ以上心労抱える訳には、、、ってまあまだバディスト終わってないので読む事は確定なんですけど(笑)。
凄いですね、バディスト終わったらさっさと離脱しよう。って思ってたのにまさかここでミウラさんとはね・・・。
完全にね・・・
繋ぎとめられましたよね・・・。
しかも、9回裏二死で「あー終わったな。」と思って会場後にしようと思ったら、思わぬヒットが出て延長になって
「あ、まだ何かあるんなら見てこうかな。」っていう、そんな気分な訳なんですが・・・。正直楽しみと言えば楽しみですよ
「恋染紅葉」は全巻持ってるし、未だに読みますし、忘れられない一作ですから
でもただでさえボッキボキの心境でWJ掲載作を応援し続けられる気力が残ってるかどうか・・・。

しかも「幽霊」って、、、
「パジャマな彼女。」ですか!?って感じなんですけど笑
今のWJでお色気ラブコメが受け入れられるかがどうかが肝になってくるんですが
まあ正直それを書くならミウラタダヒロさんくらいしか居ないんだろうなあ~とは思います
他にもそういうの描いてる方いましたけど、やっぱり画力的な問題もありましたしね
ただ、バディストで色々な意味で現実を思い知った後だと流石に慎重にも為らざるを得ないんですけど・・・


話逸れまくってますが、
WJで生き残る事自体はある意味そこまで難しい事だとは思って無くて
なんでしょうね、別に他意はなく最近生き残ってる作品はテンションが似通ってますから
今現在のトレンドに合わせつつそこから逸脱しない作品作りをしてけば表現力次第で上に行けると思います
逆に言えば「それ以外」ではちょっと厳しいところがある、という話ですね
バディストも結局は、
初期は「少年漫画っぽく!」ってテンションを提示しようと尽力されてましたけど
最終的にはちょっとナイーヴでブルースのような方向性に行ってしまった(そうせざるを得なかった)訳ですし、
やっぱり完全ストレスフリーで最初から主人公が大活躍!みたいな割り切りが出来ないとチャンスすらないのかな・・・とは思います
ぶっちゃけ少年漫画に寄せつつも、
半分はKAITOさんらしい劣等感からのスタートでしたし
最初っからフルパワーを求められる雑誌に於いては現状だとKAITO先生のスタイルだと厳しいのかなと思います
特にKAITOさんは最初っからレベル99で行く事自体がないですからね・・・。
回を重ねる事によって安導くんの切実さが伝わる~という構成もそういう意味ではジャンプ向きではないですよね

それと同じように、「ちょっとエッチなラブコメ」的なアプローチも今のWJでは全然トレンドではないと思います
いや、WJどころか全体的に「健全なのが良し」的な流れになってるので、その意味でもそういうのやるには厳しい時代ですよね
規制もどんどん厳しくなっていくしね・・・
爆発しろ
でも、なんだろう?
自分が子供の時とかはそういうのをドキドキしながら読むのが「当たり前」だったんで
そういったエンタメの内の一つが隅に追いやられつつあるのは尋常じゃなく寂しいですよ
まあ、そんな事言いつつ何も行動しないのもアレなんで色々大手振って支持とかもしてるわけですけど
官能及び官能的表現がナメられてるんだとしたら個人的には遺憾ですね。あくまで「個人的には」、ね。


まあ、ここまで語って来て自分の想定内の内容じゃなかったらジャンピング土下座ものなんですけど(笑
でも・・・「ゆらぎ荘の幽奈さん」か。完全ソロですし、「ハイスペックラヴァーズ」がめちゃくちゃ面白かったのでストーリーにも期待出来ます
幽奈さんと思わしき女性が予告でメイン張ってますけど可愛いですし、男もちょっと格好良い(?)ので純粋に楽しみにしておきます
KAITOさんもそうですけど、結局読んじゃうし、応援もしちゃうんですよね・・・
うん、でも、ラブコメというポジションに関してだけ言えば
今現在「ニセコイ」だけで、その「ニセコイ」も畳みに入っているので
ある意味タイミングとしては全然悪くはないんですよね
上手く行けば入れ替えワンチャンあるかもしれない
そういう意味ではつくづく「バディストライク」は最悪のタイミングだったなあ、、、って思います
何にせよ、大好きだった(短期の傑作だと思ってる)「恋染紅葉」以来3年ぶりとなる新連載、という事で実にめでたいです
結果は未知数ですが、久々の連載という事で是非頑張ってもらいたいものです
そろそろ「ちょっとエッチなラブコメ」が復権しても良い時期だと思ってるんだ。







今週のバディストは、
安導の魂の解放がテーマでした
ちょっとだけ大人になった荒狼くん、
かつて自分も捕球という行為で救ってもらった分、
今度は自分から、ずっと優太兄ちゃんの呪縛から離れられずに
常に生き急いでいる安導くんを解放してあげる・・・というストーリーでした
帽子のつばに荒狼が託した安導へのメッセージ、、、それだけでもう何も言う事がないくらいに完成されたお話でしたね
きっと、来週終わるんだろう、とは思いますが
来週終わっても当然ながら感慨深くはならないでしょう
だってまだスタートラインに立っただけなんだから
それでも、一番肝心な部分を描いた事によって謎や伏線が残ったまま終わる事はなくなった
それによって、初期のお話もまた違った見方で読めるようになった。
それだけは間違いないと思います
その構成力の高さは本当に「流石」だと思った次第です
惜しむらくは、これをジャンプでやってしまった事ですが・・・笑
でも、やっぱり自分は「バディストライク」が好きでした
それもまた嘘偽りない気持ちなんです。
誰よりも強い気持ちで、
誰よりも生き急いで、
誰よりも必死で、
誰よりも切実で・・・気が付けば安導くんが完全にヒロインになってましたね(笑

ようやく、本当の意味で「バッテリー」になれた二人
見開きのシーンも、
安導が気付いた瞬間の表情も、
ちょっと臭くなるのを避けたクールな演出も
とってもKAITOさんらしくて素晴らしかったです
でも、この遠回りな表現もまたWJ向きではないなあ。って思っちゃうんですけど笑
ただ、片鱗片鱗にKAITOさんの良さが滲み出た連載でもあったと思うので
やっぱりその辺は信じてた甲斐あったな、と個人的には思います
特に安導くんの健気さがしっかり伝わって来た過去編に関しては大手を振って「読んでみ!」と言いたい出来栄えでした
本当に、、、ここから先を見守る事が出来そうにないのは「口惜しい」の一言に尽きますが
悔しい状況の中でもきちんとまとめる努力をされていた事に関しては称賛されるべきだな、と素直に思います
胸を張って「バディスト、大好きでした!」と言い切りたいです。ありがとうございました。
でも、アンケは出すよ(笑 最後までファンも戦わなきゃ。














ところでバディスト後のページで
オリラジの中田さんがバディストを褒めてるトークコーナーがあったんですけど
ああいう事されると「ワンチャンあるのでは!?」と夢見ちゃいますよね
そこで心の中の龍兄ちゃん(byクロマネ)が「希望持たされた分だけ後に待ってる絶望は~」と騒ぐ訳ですが(笑
うん、でも、実際全然話題になってないだけに(検索でもあんまり来ない・・・泣)
ちょっとでもそういう発言してくれて嬉しかったです。はい。

自分はWJをまず次号予告から見る人間なんですけど、
そこでミウラタダヒロさんの新連載情報が載っててまず「はえっ!?」ってなってしまった事
(バディスト終了後即座に離脱する気マンマンだったのに・・・笑)、
そして、だとしたら今週最終回なのでは!?とドキドキしながらバディストのページを確かめたりして気持ちがてんやわんやでしたねえ(笑
うーん、当分WJから離れられなさそうです。だってKAITOさんが終わりそう、ってなってる時にミウラタダヒロさん投入とか、
完全に俺を狙いに来てると言うか、購入させる気まんまんですな。っていうか笑
ま、そんな事は当然なく単なる偶然ですけど
でも、なんか、うん。これからも自分らしく「自分の好き」(他人の好きでなく)に忠実に居れればいいな。って思いました
なんだか精神的に混乱してたり、嬉しいのか悲しいのかよく分からない感想になりましたが
それが今現在の自分の率直な感情という事です。なのでそれを素直に出しました。来週は勿論分けてシンプルに書くつもりです(笑


・・・早くも「カワイイ」の予感!?(超笑顔)


バディストライク 第9話「荒狼亮」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年8号)

2016-01-25 | バディストライク











う~ん、
今週号のバディストを読んで気付いたんですが
俺は「純粋にKAITO先生の漫画を読みたい。」それだけだったのかもしれません
雑誌での立ち位置だとか、そういうものも正直どうだってよくて
ただただKAITO先生の漫画の温かさに触れられればそれで良かった、それだけで十分だった
だから、本音としてはもうちょっとこう、、、ここじゃないところでじっくり読みたかったな。って気持ちは正直あります(笑
J誌に載ってるKAITOさんの漫画が好き、なんじゃなくて、もうKAITOさんの表現自体が好きな訳だから
それこそ(継続して)読めるのであればどこでもいい。っていうか・・・

振り返って考えると、
やっぱりKAITOさんの作品にはこういう湿った部分が必要で
そこにファンもグッと来る訳で、
ただ、そういうのが求められてるか・・・と言えばとてもそうは思えない現状がある訳で。
河下水希さんの「群青とサイレン」もきっとJ誌では出来ない内容でしょうし、
もうちょっと、こう・・・
年齢層の高い雑誌に行った方が良いなあ。って先週と今週ではっきりと思いました
それこそ、更にディープなKAITOワールドも見てみたいなあ。って気持ちもあるわけで
ぶっちゃけ前半と後半じゃ全く別の作品みたいになっちゃってますからね(笑
なんかもうここまで清々しく玉砕されてるのを見ると、
やっぱりそういった待望論が出てきてしまう、
書きたくなってしまうんですが、、、
どうなんでしょうね。
勿論他誌は他誌で厳しいでしょうが、濱田浩輔さんとか河下水希さんが伸び伸びと描きたいであろう作品を描いて
その雑誌の読者に受け入れられているのを見てるとちょっと思うところも当然出て来ちゃう訳で
完璧にJ誌の作風に染まったとは言い難い本作を見てると率直にそう感じてしまいました
「クロマネ」は全5巻とそこそこ奮闘した方だとは思いますけど、
今回を見れば分かる通り、
あんな奇跡が起きる確率の方が少ないですしね・・・

こんな事を長々と書いているのは、
きっと「悔しい」だとか「こんなもんじゃないんだ」って気持ちがどこかであるからなのかもしれません
こんな誰からも見向きもされないようなポジションに収まるべきポテンシャルじゃないのに、、、という想いです
それは「ファンだからそう思うんだ」と言われればまったくその通りではあるんですけど(笑
でも、なんか、うん、今回の感想では「もったいないなあ」って気持ちを素直に出したかったのでした
まあ個人的なブログですし、それもいいかな。ってね笑







しかし今週の内容見てると、
安導くんが健気過ぎて泣けて来ます
っていうか、ぶっちゃけ荒狼の方がヒデー奴じゃねーか(笑)とか思いました
あんな思わせぶりなセリフ吐いて、当人はすっかり忘れてるだなんて・・・
まあ、何日も付き合った~という訳でもなく
たった一日限りの付き合いな訳ですから
正直忘れててもしょうがないかな、、、とは思うんですけど笑

でもなんか、初期の感想で安導くんの秘めたる思いを要所要所から感じ取って来てただけに
かなり読んでてグッと来てしまったというか、子供の頃の約束を健気に信じて頑張って来たんだなあ、、、と思うと
彼は主人公でありヒロインでもあるなあ。って何となく感じました
子供の時の表情とか普通に可愛いしね(笑
「殺すつもりで~」とか、
そういう複線の回収も相変わらず上手くて
かなり感心させられてしまったお話だったんですが
こういうロングスパンで魅力が伝わって来る話は当然の如くWJでは不向きだなあ。って気持ちも同時にあって
それが冒頭の長々と書いてるアレに繋がってしまった訳ですけど・・・今やってる内容は確実に面白いと思います
ちゃんと段階を踏んでるからこそ、一つ一つの告白が胸に来るし、主人公である安導の強い気持ちもストレートに伝わって来る作劇も見事だと思う
今読み返せば安導くんの行動の一つ一つにグッと来る良い作品に仕上がってる・・・とは思うんだけど
「時既に遅し」って印象もあるからこれがどれだけ伝わってるのか、伝わってくれるのかは未知数な所もあってね
でも先週書いた通り、こういう構成だからこそ振り返ってしみじみと「良いなあ」って感じれる余地も確実にあって。
まあ正解なんてどこにもないですけど、
ただ一つ確かなのはやっぱりバディスト及びKAITOさんの作品が大好き。っていう、ただそれだけです

荒狼の球が優太兄ちゃんと同じくらい素晴らしくて、通じる部分があって
だからこそこいつと人生を懸けたいと思った、涙した
こいつと一緒にバッテリーを組みたいと心から思えた。
そして、一方的ではなくちゃんと約束も取り付けていた(笑)
そんな安導くんの本心が垣間見れてとても素晴らしかった今週
ぶっちゃけ残り話数も少なさそうですが・・・
それでも、きちんと「まとめる」気概を見せてくれたのがいちファンとして嬉しかった。
適当に「俺たちの戦いは~」的な流れにするんじゃなくて、ちゃんとキャラや物語に想いがなければここまで徹底して真摯な流れには出来ないでしょう
このままワンクールで終わったとしても、ある程度はきれいに終われそうでそこは安心
でも、最後まで応援を止めるつもりもないので今週もまたアンケ等出して来ます。押忍。















今週の巻末コメント:
「新年会ビンゴでおしりリフレを頂きました。これ気持ちいい」

新年会に出席されたのはクロマネ以来2回目でしょうか?
新年会のある時期に連載開始・・・という意味合いならKAITOさんは恵まれてるかもしれません。そこは良かったですね。
さて、アンケ投函して来よっと。例え生き残れなくても、「何か」に繋がるかもしれないですしね。




バディストライク 第8話「優太兄ちゃん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年7号)

2016-01-18 | バディストライク









(絶句)
うーん・・・例えて言うなら、有名な医師に何とかして欲しくて
アンケやらお手紙やらを送って延命を訴えかけて来たんだけど
結局はスケジュール(=枠)の都合で無理でした。。みたいな、そんな心境ですかね
ぶっちゃけ連載前に厳しい予見をしたそのまんまの・・・何一つこちらの予想を裏切らない(笑)
清々しいまでの転落っぷりに正直いちKAITOファンとして泣きたいような、そんな気分ですかね・・・。
まあはっきり言って「負けた」んだと思いますし、内容的にも「後は最後まで看取るだけ」みたいな感じになってますね。

アンケも、ファンレターも、一度もサボらなかったんですけど
やっぱ個人の力では限界があるんでしょうね
そりゃそうだ、200万台の雑誌ですもんね
そりゃ通じないか・・・と思いつつ
宗教みたいなのは、
宗教みたいなやり口ははっきりいって大嫌いだし、
その中で「個人としてやれる事」を必死に全うしてきた自負こそあれど
それが結果的に一度も浮上せずに下がりっぱなしの掲載順ではやっぱり「繋がらなかった」という想いの方が大きいですし、
端的に言って(繰り返しになりますが)「負け」という事実なんでしょう それもこのままワンクールで終わるなら「完全敗北」そのものですね。

お世辞やおべっかを書いてもしょうがないので、
はっきり言うと物語の根源となる部分を過去編という形でやっている~という段階になっているので
ぶっちゃけた話ワンクールでパッと終わる可能性の方が高い、というよりもう決まっているような感覚すらあります
この船はきっと沈むと思います
だからといって、諦めるわけでもなく
今週も52円切手買ってアンケはもう書き終えてるし、
ファンレターもこの後書いて一緒に投函するんですよね
でもそれは「健気」とか「いじらしい」とかそういった類のものではなく
単に「(マイナスな意味合いで)諦めが悪い」だけの話だと思います
もっと単純に言えば自分はバカなんだと思います(笑

なんかね・・・
先々週の時点で「こりゃ次は最下位だわ」ってもう分かり切ってたのに
いざこんな風になっちゃうと・・・うん、やっぱりなんかヘコむし落ち込むし悔しいし、、、っていう
とにかく残念ですね。まあ裏を返せばそれくらいKAITO先生の表現に期待してたという事なんでしょうね。
また今週の内容が自分好みだっただけに余計にクるものがあるんですよね(笑




効果的なモノローグの使い方、
ノスタルジックな感覚
素朴な読み心地、
そして安導が背負って来たもの、
優太兄ちゃんの想い・・・
何もかもが好みで、
読み終えてから「はぁ・・・」って溜息が出るくらいに素敵で胸を打つ過去だなあ、って思ったんですけど
裏を返せばここから始めた方が良かったのかも・・・?とかも思ったりね(笑
バディものにせずに、
完全に安導中心で彼の今週みたいな想いを背景に進めた方が良い結果出たのかな・・・?とも思ったけど
今振り返るとこういう過去があって尚自らを「死神」と呼ぶその姿に未だに過ちを、兄ちゃんの想いを引き摺っていたんだな、、、っていう感慨深さもあるし
だから、あんなに生き急いでたんだなあ・・・っていう気持ちもあるし。その辺は「まあ、、、」って感じなんですけど
とても感情移入しやすい、尚且つKAITOさんの武器をこれでもかと詰め込んだ“らしくて素敵な話”だったと個人的には感じました
だからこそ、段階を経て甲子園で躍動して涙する安導の姿も見たい。って思っちゃうのはきっと諦めが悪いんでしょうね。。

小さい頃の安導くん可愛いなあ・・・とか、
野球出来なくなっても腐らずに「オレを生かすんだ」と言える優太兄ちゃん格好良いなあ、とか
死神と呼ばれた理由の物悲しさとか、その後の安導くんの悔しがりながら、頑張りながら流す涙とか
今週は全部が全部素晴らしかったな。とか感じました
そして次号の過去も気になるし・・・って事で
まあ、
はっきり言ってどんなに誤魔化しても「悔しい」とか「空しい」って気持ちは消えてくれないので
どうしてもその辺の感情を素直に書いてしまうんですが、やっぱりKAITO先生の表現及び哀愁が好きなんだなあ。。って感じた気持ちもまた本音っていう感想ですね
だから勿論今週も先述のようにアンケとファンレター必ず出します
別に報われなくてもいい、ただ自分がそうしたいからそうするだけ。ってただそれだけです。










今週の巻末コメント:
「昨年も年末大掃除がちゃんとできませんでした。今年こそ・・・」

いや、大丈夫です
俺なんて「大掃除」って概念自体消えてるから
・・・先日、聴きたいCDがあってそれ探し出すのに数時間掛りました(←アホ)



バディストライク 第7話「捕手」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年5・6号)

2016-01-04 | バディストライク








新年一発目。








野球は投手が大きなウェイトを占めてる・・・というのも正直あるとは思いますが、
それと同じくらい「打てなきゃ勝てない」というのもあると思います
実際に昨夏の甲子園でベスト4に残ったチームは総て打撃に秀でてるチームで、むしろ打撃のが大きかったチームもありました
あと広島カープは

ただ、捕手が投手の生命を握っているというのはその通りでしょうね
単調なリードだと喰い殺されるだけでしょうし、投手を生かすも殺すも捕手次第なところはあります
しかしキャプテンの東郷さんには彼(安導)の過去と併せて少々気に喰わない部分がある様子
安導もまた拭い切れない想いに溺れてしまっている節もありますが・・・気になります


個人的には東郷と安導のコンビは好きですね(笑
なんか「ひょいっ」って子供扱いされてるし、中々この二人のやり取りにも期待出来そうです
安導は初めから“スーパー捕手”みたいな描かれ方で、そこに「成長成分」はないのかな?って思ってましたが
この分だとそういう描写にも期待出来そうかな?って思えたのが一番良かったですね

お話自体は遂に二人の過去、
馴れ染め、
そして肝心な「死神」の由来だったり、そこから這い上がる姿が描かれて来そうでとても楽しみです
何より、寛大且つ何もかも主人公サイドの思い通りにはさせてくれない、更に(試合の中で)頼れそうな上級生の存在が実にイイですね
個人的に鹿真城先輩とかはかなりのポテンシャルがあると思うんですが・・・
まあ、応援するしかないですね。


にしてもここまでの流れがかなり前作「クロス・マネジ」と似て来たな、と思います
具体的に書くと同じバディもの?で7~8話あたりに相方の過去を知るパターンや
あと掲載順の推移までも全く同じような感じで(笑
うん、まあ、
正直KAITO先生の作風がWJ向けじゃない、っていうのはヒシヒシ感じてますが
雰囲気たっぷりの青春模様だったり、ちょっとひりひりするような空気感の演出だったり
そういうトコやっぱ変わらずに好きだな~。とも個人的には思いました
話を聞いて荒狼がどういう風なリアクションを取るのか、
そして安導に対する印象がどう変わるのか、、、
期待、です
「優太」の帽子発見のところからその直後のモノローグ辺りのセンスが一番ツボでした。












しかし最後の安導くんの表情良かったな・・・
未だに彼が優太兄ちゃんの幻影から離れられてないのが一発でよく分かる雰囲気たっぷりのカット
その回想もまた重そうで、自分の好みっぽくて、実直にワクワクしてたりもします
最終的には二人(安導と荒狼)で大きくなって、絆も結んで、晴れ舞台で躍動出来ればいいな。
そんな風に思います。


今週の巻末コメント:

「あけましておめでとうございます。今年も頑張ります。<KAITO>」


マスクともさよなら出来て何よりです。
本当に「頑張ります」ってだけ頑張れる余地があればファンとしてはとても嬉しいです
十中八九来週は最下位でしょうし、正直この下位の面子だとバディストが最も切り易いのは火を見るより明らか
新年早々つらみたっぷりの展開(現実での)ですが、まあこれも最悪のタイミングでの投下だったのでしょうがない部分はありますわな
ぶっちゃけこの推移だと相当の割合で10週前後での終了も目に見えて来ましたが、だからこそいちKAITOファンとして最後まで応援しますよ
お話としては本当にいいところですしね。まだまだ「青春」の続きに期待しつつ・・・。




バディストライク 第6話「見ているもの、見えているもの」 感想ほか(週刊少年ジャンプ 2016年3・4号)

2015-12-21 | バディストライク








もう少しで年末、そしてお正月とお休みなんで個人的にテンション上がってるんですよ
でも、最近ジャンプを読むと(っていうか目次を見ると)テンション下がるんですよ
それはなぜでしょう?答えは(略)(白目)


う~ん・・・
自分は伊達や酔狂じゃなく本気でKAITOさんの漫画大好きなんですが
こうも予想通りの展開になってくると正直哀しいというかやりきれないものがありますね
毎週感想も、アンケも、ファンレターも一回も欠かした事がないのにこれって事は
そもそも読んでいる分母の時点で問題があったりするのかもしれません
やっぱりいくら俺がKAITO先生大好きだったとしても、
個人の力じゃ限界があるか
でも宗教みたいな活動なんてしたくもないし、
まあ結局は毎週アンケ出して毎週ファンレターも出して、そして感想も綴って・・・って基本を徹底するだけなんですけどね
正直これは堪えるわなあ、、、。

2作連載して、
2作とも同じ流れって事は
「合ってない」という事を疑わなきゃいけない
そういう段階に来てるんじゃないかな、なんて風にも思いました
実際に志望誌じゃ全然ダメでも、雑誌によってはヒットを出せるパターンもありますし
結局は「向き不向き」ってヤツがありますからね
確かにクロマネと比べれば展開自体は早くなったけど、
それでもまだ全然試合はしてないし、今は野球部の面々をじっくり掘り下げている段階ですからね
そういう“じっくりと作って行く”方法論はKAITO先生らしいですし、譲れない部分だったんじゃないかなあ、って思いますが
今のWJで生き残るのってそういうポテンシャルを示す作品よりも取り敢えず分かりやすく無双するタイプの作品ですから
このギッチギチに詰まった状況下という事を含めても難しかったのかもしれないですね。
猪熊には勝ったけど、あれは完全にまぐれ勝ちで実力では負けてましたからね(笑

ただまあ、正直な話なんですよね・・・笑
だってほら、次号からはもう即最下位落ちしてても不思議じゃないんで笑
それこそこんな状況下だと固定されてもおかしくない
支援こそ止めないけど、
支援してるからこそ辛い感情だってある
繰り返される悲劇、、、(KAITOファンオンリーですが笑)だけど、内容的に見れば進む方向性は分かってる訳だから(二人の友情、想いの結実)
これからも頑張って欲しいですし、例えどんな状況になっても応援だけは決してやめません
ぶっちゃけ冒頭からこんな悲壮な決意を語ってる時点でお察しって感じなんですけどね(笑
ただ、正直(ファンとして)「悲しかった」、そんな当たり前の気持ちは吐き出しておきたかったんです
そこを無視して笑顔で振舞えなかっただけですね。













俺はね、
本当にKAITO先生を信じてるんです
今週も本音で「すっごく良かった」と思ってます
自分の過去だとか、周りの評価だとか、無難に行こうとする気持ちだとか
全部捨てて、まっすぐに俺に来い。もう怪我させるとか、本気で投げても捕れないかもだとか
「どーせ俺はコントロール最悪」だとか、いちいち周りを気にしないで
ピッチャーとしての本能のままに投げて来い!
それは、
ピッチャーとしては最も幸せな状況ですよね
捕手との釣り合いだとか、どーせ出来ないかもとか、そういうのを全部投げ捨てて
思うがままに、感じたままに、やりたいように投げられるんですから
トラウマを拭い切って、本能のままに投げられるようになった荒狼は正に水を得た魚・・・
という訳で「そこ」に至るまでの流れや捕手のメンタル管理がとっても巧妙な漫画になってるんですよね
高校入学したばかり、しかも甲子園常連校とかでもない限り入ったばかりの一年が140を打つのも無理でしょうし、
そういう“きっちりした作風”は少年漫画っぽい(っていうか今のWJっぽい)かと言われると微妙ではありますが
間違いなく褒められて良い作劇だなあ、、、って個人的には思います
元々怪我とか捕れないのが怖くて乱してただけですから、
きっちり捕ってくれる捕手が現れれば打ち取れるのも道理なんですよね。




こういうカットとか実にKAITOさんらしくて大好き。安導くんにもきっと深い想いがあるんだろうな。



しかし、あれだけ反応出来ないと一年間雑用にするのは惜しい気がする
制球力は完璧じゃないにしろ、空振りするくらい速い球を持ってるわけですし
ここは一つ「2枚看板でいかがでしょうか・・・?」って言いたい気分ですね(笑
そもそものきっかけは生意気な一年を粛清する為でしょうけど(個人的にはあれくらい生意気な方が逆にスポーツに向いてると思うが)
あれくらい「使える」と分かってて使わない手もないでしょうよ。ってな訳で今回初登場だったキャプテンの英断を待ちましょう
勝負も鹿真城先輩の崇拝者の差し金によってちょうど水を差された形になったわけですしね笑(その辺もまた上手いなあ・・・)

ともかく、正直な話この面子が集まって試合すればかなりいいものになるんじゃないか?って気持ちがあります
特に鹿真城さんや狐味町くんあたりは色々と活躍してくれそうで今からかなりワクワクしてます
安導くんや荒狼くんのバッティングに関しても気になりますし、
本当「これから先の熱さ」に期待したくなるんですよね
今のところそう感じさせる面子だと思う

だからこそ、もうちょっと応援頑張りたいですね
さり気に安導のキャッチング技術に関しても褒められてましたし、
出来る事ならもっと長い目で見て欲しいもんだ。それを伝える為に、今日もアンケとファンレターを投函しに行きます。
俺は後ろ向きな性格だから、嘆く時は思いっ切り嘆くけど、それが「諦め」とは直結しないですから。
足掻きますよ。ファンも(そしてそれがどんな結果になろうとも)。
















ところで、今回女の子が初登場してましたね(笑
たった数コマだけどやっぱり可愛かった。来年も楽しみにしてます。


今週の巻末コメント:
「ずっと出てた咳がやっと出なくなりました!さよならマスク」

おめでとうございます・・・!ファンレターで祈った甲斐がありました(笑






オマケ
◆左門くんはサモナー

男を誘惑する天使ヶ原さん・・・アリだな!(笑顔)
あと唐突なスラダンネタに笑った。


◆ニセコイ

やっぱ千棘はいいね・・・
良い意味で純粋さが出て来て見ていて心地が良い。
そして、話の流れ的にはスケットダンスのヒメコとかパジャマな彼女のまくらとかを彷彿させる流れになって来てますね
要するに、いつも側に居て一緒に遊んでたり、何も言わなくても気の効いた行動してくれる良さというか、、、疑似夫婦みたいな関係性って事だね
割と納得いく流れだったと思います 千棘派としては中々に注目の展開(そして楽しい笑)




バディストライク 第5話「鹿真城雄治」 感想ほか(週刊少年ジャンプ 2016年2号)

2015-12-14 | バディストライク








しかしまあ今週の掲載順、新連載が軒並み人気or或いは人気出て来てて
下位までも人気作品がたっぷり詰まってる・・・という正しく涙目な状況な訳ですけど。
なんというか、三浦台が山王や愛和学院、豊玉に挑んでるような、現実に置き換えると浦安南が大阪桐蔭、浦和学院、高松商業、敦賀気比らに挑んでるような、、、
そんな悲壮感が出て来ましたね
流石にこれは笑えない・・・

こういう時に自分の無力さを思い知ります
結局出来る事と言えばアンケとファンレターと感想書く事だけですもんね
でも比較的同時期の新連載が軒並み人気を博していて、
かといって今現在のジャンプが後ろの方の人気長期作品をあっさり切るとも思えない
どう考えても詰みの状況の中で頑張らなければいけない厳しさ
それは分かってたはずなのに、
実際は更に厳しい現実が待ってたなあという感じ
これはいよいよ「他誌でのんびり」云々の待望論発動か、って印象ですけど(笑

正直な話、自分の感想も“KAITO先生だから好き”っていうある種のバイアスが掛ってる事は否めません
全くバイアスがないかって言ったらそれは違う、「KAITO先生っぽい部分」「KAITO先生だから最高が待ってるだろう」って期待値の高さも加味されています
 ただ、それもまた真実であり本音である事も間違いないんですよね
確かにある程度のバイアスはあるけど、それ込みで楽しんでたり、ワクワクしちゃってるのは事実ですからね
荒狼が本当の意味で自分に自信を持って、堂々と野球を楽しむところを見てみたい
安導が本当の意味で最高のバッテリーになって、彼の願いが果たされる所を見てみたい
そういう「報われた」表現・演出に関してはKAITOさん本当最高ですから

・・・本当に「クロス・マネジ」には心底救われたから。
いつか、絶対にKAITOさんを(結果的に)勝たせてあげたい。
この人が報われてるところが見たい。
それだけですね。
取り敢えず、WJ買って真っ先に読むのも一番繰り返して読むのも今はバディスト、って事だけです














あのですね、甲子園に出るような高校でも地方予選見ると「あれ?意外とここの無名校に苦戦してんな」って事がよくあるんですよね
だから、今回の鹿真城さんの描写に関しては「KAITOさんらしいリアル路線だなあ」って実直に思った訳ですけど。
正直鹿真城先輩めっちゃ格好良いし、頼りになりそうな先輩だな~って感じました
ポテンシャルの高い荒狼とこの鹿真城先輩の2枚看板なら、結構いいところまで行けるんじゃないか?とか思いましたし
実際に前年有望なピッチャーが居て、そのピッチャーが居残ったチームは躍進出来たりするんですよね
後高校野球限定の球威はないけどコツコツ打たせて取る好投手もよく見かけますし、
その意味じゃ「なるほどなあ」と思える選択ではある
荒狼がどんだけ奮闘出来るかも楽しみですし、
その中でどれだけ認められるかも実直に期待です



荒狼くんの窮地に立たされっぷりにはかなり笑ったんですけど、
一方で彼には自信だったり「俺が俺が」みたいな気持ちは薄いです
多分安導くんの狙いも“そこ”にあるんじゃないかな・・・って何となく思います
今は未だ複線、「そこはかとなく感じさせる」程度に留まってますけど
いつか彼の想いが噴き出したらそれはそれで燃えるだろうな~、とも思う



しかし、あの鹿のハッタリ描写は「クロスマネジ」を思い起こさせてくれてとても嬉しかったですね(笑
この人が味方である、ってだけで随分頼もしさも(チームに対する)期待値も上がりました
その他にも粒ぞろいのようですし、個人的には一刻も早く麒麟寺高校が周りの予想を裏切りポテンシャルを発揮して登りつめて行くところ、
その中で生まれる青春模様を見てみたいな。とはっきりと思いました
割とサブキャラを立てて行く気概も感じたのでこれからの展開も楽しみです
あと1年のちょっと可愛い子(やっぱり凄かった、って言ってる子)にも色々と期待です(笑

メグルくんも(鹿真城先輩に対する)忠誠心、愛情が強くて面白そうですし、
餌ぶら下げられて必死にバット振る1年のギャグ描写も楽しかった
その後の野洲貝先輩の行動も面白かったし 笑
あれもまたクロマネっぽかったですね
笑い上戸で、
いまいち何考えてるかよく分からない鹿真城先輩ですけど
チームを良い状態に導いてくれそうな確かなカリスマ性は感じました
このチームでどこまで行けるのか、そしてどこまで成長出来るのか・・・に期待です
個人的には安導くんの奮闘、努力、手さばきにも期待。











◆ニセコイ

やっぱ千棘回は面白いし、
なんだかんだニヤニヤしちゃうなあ・・・って思いました
この二人の距離感や、とっても素朴でナチュラルな空気感は相変わらず素晴らしい
最後のプリクラのところの千棘は正直かなり可愛かったですね
個人的には今でも完全に千棘派でした。一択ってくらいに。





バディストライク 第4話「エース宣言」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年1号)

2015-12-07 | バディストライク








4話目、、、という事で掲載順も普通になり当分下駄を履かせてもらえない状況になりましたね
逆に言えば下駄を履かせてもらってない分ここからが勝負所になる訳ですが・・・
まあ出来るのは所詮基礎的な事(アンケ・FL)しかありません
基礎を怠らない事が、
「何か」に繋がる事をきっと信じて行動し続けるしかないですね

でも、出来れば、ファンの力でKAITOさんを勝たしてあげたいな。まあ、厳密に言えば別に勝ち負けじゃないですけどね。
一番はKAITOさんが納得する形で物語を進められるかどうかであってね。その為に頑張りたい、ただ、それだけですね。










やっぱ安導くんのこういう表情格好良い。


男と家が向かい、って大して嬉しくねえ(笑
そして、ゴキちゃんによる大パニックとさり気に笑いも忘れないKAITO先生流石です
まあ荒狼よりも努力家なのは何となくそう思ったけど、
おバカちゃんだったのは予想外っつーか、
よくよく予告絵の顔とか見ればおバカキャラっぽくもあるんだけども
正直かなり笑ってしまいましたね(笑
安導の弱点一つみっけ、、、と思ったけど、今までが不敵だった分そういう一面もまた案外可愛いのかもしれないですね。

そして、やっぱり二人は元々知り合いで荒狼だけが一方的に忘れてるみたいです。
その辺もこれから(ドラマチックに)語られそうで期待。





やっぱ荒狼くんの顔芸面白い(笑



あの表情を見てると「図星」だったみたいですね 笑
毎年ベスト16~32レベルで昔一回だけ甲子園、、、って言うと
千葉なら志学館や千葉商大付あたりですかねえ
正直そういう高校は結構多いですよ
実力はあるのに、
中々上へ行く事が出来ない類の高校ですね
この麒麟寺高校っていうのもそう捉えていいんじゃないか、と思います

ただ、意外と「昔一回きり」って高校が決勝に行ったり甲子園に出たりする事も多いんですよね
今年なら三沢商業・岡山学芸館とか、あと茨城の日立第一も決勝まで行きましたね
そういう実力はあるけど~的な高校は何かのきっかけ、勢いがあれば
割と再ブレイクも可能なポジションだと思います
神奈川でも甲子園未出場だけど向上高校が激戦区勝ち抜いて昨年決勝まで来てましたね
そういう「なんとなく惜しい」ポジションに目を付けるのは正直面白いな、と感じましたし
荒狼や安導がきっちり“戦力”になる事が出来ればワンチャンあるかな、って素直に思います

1年でエース格は東邦の藤嶋くん、
1年で正捕手は東海大望洋の峯尾くんなど直近に実例もありますし
実力主義の高校野球ならば不可能じゃないと思う
早々と高校を決め、入学し、
そして身近なライバルもこれからの目標も発掘・・・と良いテンポの4話目だったと思います
正直もうちょっと引っ張るのでは?と思ってたので、このサクサクとした進行は非常に良い仕事してるな、と感じました
いつの間にか名前で呼び合ってるのもイイ感じですしね。




これぞ少年漫画!という名シーン。是非今後実現してもらいたい。燃える。



そして、荒狼くんは、入学したばっかで「甲子園へ導く」だの「背番号「1」はオレのもん」だの
全校生徒の前でハッタリめいた啖呵を切ったビッグマウス野郎になってしまいました・・・笑
正直笑いましたが、
その後すぐ今後の展開に繋げる引きを用意している辺り流石だなあ、と思いましたね
そう、現時点での背番号「1」が目の前に居た、ってオチですよ。鹿真城雄治さん。
顔だけ見ると良い人そう、っていうか若干「WORKING!!」の相馬さんに似てる
彼とのレギュラー争い、そしてここからの二人の成長が楽しみです
所で、二人ともバッティングはどうなんでしょうね
その辺も個人的に気になります
その辺含めてこれからの麒麟寺高校野球部の描写も非常にワクワクしますね
甲子園出場が一回あって、「惜しい」ってレベルならそこまで絶望的なポテンシャルでもないはず。期待します。













それにしても鹿真城先輩のキャラデザ、個人的に大好きだな(笑
優しそうだけど、くわせもん的な雰囲気も同時にあるのが実にイイですね
荒狼くんには是非しのぎを削ってもらいたいですし、
彼の口ぶりからすると案外逸材の可能性もありそう(麒麟寺のエースって確か去年・・・、のところ)
その意味でも彼からエースナンバー奪えたら相当熱いですね。そして層も厚くなりそう。二つの意味合いで期待します。

今週はコメディ描写も冴えててその点でもとても良かったです。引き続き応援応援。




バディストライク 第3話「信頼のミット」 感想(週刊少年ジャンプ 2015年53号)

2015-11-30 | バディストライク








昔、特に学生時代は「〇〇が載ってるから買う」みたいな論調がいまいちピンと来てなかったんですが、
大人になった今、昔ピンと来てなかった人達と全く同じ行為をしているのが不思議というか面白いというか(笑
正直、本当にKAITOさんの描く哀愁の表現やそこから這い上がる姿、それが引き起こすどう仕様もないくらいの“青春模様”が心から大好きなんです
そこに偽りは一つもなく、
恐らくKAITO先生の作品が載ってれば、どんな雑誌でも定期購読するくらいの情熱と覚悟が俺にはある
それが例え女性誌だったとしても揺るがないくらいの(笑
なんで、一度卒業した雑誌だったとしても「あっ、KAITO先生戻ってくるんだ。なら買おう」みたいなテンションになるのも至極普通な事だったのです
これからもKAITO先生の作品が載ってる間は購入し続けると思います。はい。
そして、出来うる限りKAITO作品に関しての熱い想いを伝え続けたいですね。ホントに大好きなので。

・・・で、3話ですよ
個人的には3話目からが本当の勝負だと思ってます
なぜならば1話は表紙巻頭、2話は巻中カラーが無条件で与えられるので
必然的に「ある程度の注目度」を纏っての掲載になるんですね
ですが、ここからは無色かつ掲載順もそこまで高い場所に置いてもらえる訳ではないので
そういった意味合いで本当の勝負なんだ、って改めて感じています
だから、応援する方も必死です
1話2話の時のアンケファンレターはどちらかと言えば援護射撃のつもりで投函してましたけど、
ここからは「本気で生き残ってもらいたい」と居場所を取れる事を願っての祈りにも似た投函になって来ます
なので、もしバディストライクが大好きでこの記事を見て下さっている奇特な方がいましたら
まあ、今週も一応3話目なんでそこそこ良い位置にはつけてますけど恐らくここまでは既定路線の掲載順だと思うので
是非「ここからだ」という意識を離さず一緒に戦っていければいいな、と思っています

ただ、個人的に呼びかけみたいなのは先週も書いた通りしません
そもそもアンケを出す/出さないも個人の自由ですし
強制させるようなもんじゃない
それにまず自分から率先して出し続ける方が先ですし(笑
結局は「出せ出せ」って恣意的に他人に望むような連載はそれはそこまで、って感じもする
それよりも素直にKAITOさんの作品をいちファンとして楽しみ、その“好き”を伝えて行く方が先でそんな切羽詰まった空気を出しちゃいけない
あくまで持論ですがそんな風に思います だから、感想で少しでも伝わるように努力し続けなきゃいけない、と強く感じてます。

ま、要するに「俺は」絶対支持します、ってだけですね
その上で共に戦ってくれる方や、別の場所(俺の記事を読んでなくとも)で戦っている方には本当個人的に感謝しかないですし
「ここからが正念場です!」って伝えたかっただけ、ですね
まあなんで先週に引き続きこういう事を長々と書いてるのかというと
昨今の「アンケ出さなかった奴は~」みたいな論調が俺的にいまいち「それは違うんじゃないか」ってよく思ってるのと(特に今最下位の某作品で見掛けたので)
あんまりアンケ!アンケ!で息苦しくなったりアンケの話が中心になるのもアレだと感じてるんでね
まあ、それぞれが自由な形でそれぞれのやり方でそれぞれの愛し方で楽しんでいければいいんじゃないですかね
やっぱり最終的に重要なのは「好き」を自発的に伝え続ける事、それが一番なんじゃないかなあ、と。

そんな作品的にも内容的な意味合いでも“勝負”な3話目の感想です。

















猪熊くんは、過去のKAITO作品キャラで云うとなんとなく照樹を思い起こさせましたね(笑
ボディに比べて小さい頭だとか、いまいち何考えてるのか分かりづらい所とか、上記のコマの「ありゃあ」とかね 笑
そういう所も良かったんですが、
単なる常識人ではなく“ナチュラルボーン野球狂”的な雰囲気を纏っているのが個人的に素敵だと思いました
キャラデザや雰囲気は照樹と似てるけど、より強い相手を求めているようなところは和峯さんにも近いのかな、って思う
この漫画がもっと進んで行けば、あの“和峯さんの笑顔”にも似たシーンが拝めるのかもしれない、って思うと正直ワクワクして来ますね!
弱小は弱小で悩みは尽きないけれど、強大は強大で「本気の勝負」に飢えている。
そういう二面的な構成がKAITO作品のストロングポイントの一つ、だと思ってますし
本作でもそれを感じ取ることが出来そうな余兆を受けれて俺的にとってもニンマリとした話数でもありました。
今回は痛み分け的な形に終わったけれど(これもまた上手い!)、
今後、荒狼がもっと力を付けての再戦にも大いに期待しています
多分あのピッチャーライナーはヒット性の当たりで「運が良かった」って部分もあると思いますから。
「ここから先」の彼らにも正直ワクワクさせられてしまいますね。



安導くんは一見掴みどころのないキャラですが、行動は一貫して「荒狼の再起」だけを想って行動している
そんなところに個人的にはグッと来ますし、応援したくなる、俺的には本作で一番好きなキャラだったりします。


そんな訳で、
「バディストライク」3話はめちゃくちゃ面白かったです
ここまでのクオリティならば、ここまでの絶妙な塩梅ならば、ここから先の(WJ内での)躍動も期待したくなってしまうような・・・
まあ、それにはファンの尽力もきっと必要になって来るでしょうしこれをUPしたらすぐにアンケとファンレターを投函して来ますけどね(笑
アンケには祈りを込めて、ファンレターにはKAITOさんへの想いと編集部へのアピールを込めて。

何が面白かったのか。
今週も荒狼くんの顔芸の数々がいちいちツボでそういう部分もまた素敵かつテンポ感の良さにも繋がってて面白かったんですが、
一番はそんな彼の「トラウマ」を安導が彼の「力」を以って拭い去った所で実にスカッとする作劇でしたし
爽やかな少年漫画そのもの!って感じで先週に引き続き少年漫画らしいワクワク感を煽られてしまった部分なんですよね。



このシーンとか最高。


きっと、荒狼の全力の球、渾身の球を捕球してくれるピッチャーが今まではいなかった
だから、コントロールも乱れたし、全力で投げるのを躊躇って微妙な場所にばかりボールが逃げて行った
例え全力で投げられとしてもそれを捕ってくれるピッチャーは誰もいなかった

だけど、安導は違う
どんだけコントロールを乱しても、どんだけ本気のボールを投げても必ず捕球してくれる
その「安心感」は存外に荒狼くんの心に“冷静”と“自信”を与えたのだと思います
そりゃそうだ、正直やらかすの前提のキャッチャーに投げてコントロールが安定する訳がないからな(笑
実際高校野球の試合見ててもキャッチング能力の高さとどれだけ後逸等を防げるか、っていうのは実直に勝敗に関わって来ます
そういう部分に着目されたのは非常に良い事だと思いますし、KAITOさんらしい「挫折からの再生」を描くにもピッタリだったんじゃないかな、と

何より、先週の俺のワクワク通りに、最後ヒット性のライナーを打たれたとは言え
「ちょっとは良い勝負」「ポテンシャルを感じさせてくれる勝負」をしてくれたのが嬉しすぎますし
期待してて良かった・・・!って嬉しさも今週の自分の評価に間違いなく直結してくれてると思います
やっぱり、荒狼はただのノーコンなんかじゃないし、
やっぱり、安導は彼を想って無茶してくれてたのが分かって本当にグッと来たし、楽しかったし、素敵なバッテリーだな。って思えた。
てめえの、中坊レベルじゃ捕球も困難なタマを、俺が捕ってやるよ。っていう一見傲慢なようで救いにも似た優しさ。
理屈の上でも違和感なく成り立ってると思いますし、この先もこの二人の活躍に期待も出来る良い塩梅の決着になったと個人的に確かに思います
あとは、それが、この面白さが、しっかりと伝わってくれれば、ってところですね
それが伝わるように自分も頑張りますし、伝わってなければ伝わるように努力し続けるだけ
その結果「何か」に繋がればいいなあ・・・って思って今は頑張るだけ、です。



この顔の上を映さない演出も好みですし、KAITO先生っぽくて素敵だ


ようやくバッテリーも結成し、
米倉くんへの多少のフォローも済ませて実に良い流れだと思います
正直な話、米倉くんは批判されても仕方のないくらいにダメダメなキャッチャーだったと思います
でも、安導も米倉くんの「人の良さ」はきっちり認めてますし、アドバイスもしたって事で
単に捕手としては(現時点では)クソってだけで別に彼自身を憎んでる訳じゃない
頑張ってれば認められる、なんて甘い話は世の中にはない
だけど、
今回与えたアドバイスを元にここから先彼が成長していけば、それを描く事が出来たら正直グッと来ちゃうだろうな~、とも思います(笑
そんな安導の気遣いにも感動させられた今週、
ちょっと凸凹だけど、根底では通じあってるこの二人がもう既にとっても大好きになっちゃってるみたいです俺は。
という事で、来週以降も注目&応援&アンケ/ファンレター出し必須、という所ですね(笑 自分は。
1話2話も好きだったけど、3話にはそれ以上の納得とカタルシスが存在していてすっごく良かったです
だって3話を読みにコンビニにジャンプ買いに行く段階で既にドキドキしてたもん
また再びKAITOさんの素敵な作品に夢中になれている今がいとおしい。
それを少しでも持続させる為に、これからも努力は惜しまない方向で行きます。


・・・ところで、本当高校はどうするんでしょうね?(笑
あの勝負をたまたま視ていた他校の監督とかにスカウトされればいいんですけど。
まあ弱小校でもそれはそれである意味王道なんで別にいいですけどね。
楽しみです。












しかしまあ、今週も掲載順見て「下位ですらこの厚さ・・・!」と戦々恐々とする作業を繰り返してしまいました(笑
まあ、俺みたいないちファンに出来る事と言えば基本のアンケに応用のファンレター、そして感想を必死に綴る事ぐらいしかないんで
地道にやり続けるしかないですね
そして、俺と同じような心持の方がもしいらしたら
本当の勝負はむしろここからです!!って事で山王工業や愛和学院に挑む湘北の気持ちで共に頑張りましょう。
絶対に諦めない。


今週の巻末コメント:
「スプラトゥ-ンをS(スタッフ)に広め、着々とフレンド対戦の準備は整うものの私の時間が・・・<KAITO>」

あらら、そりゃ本末転倒だ(笑)。でも、自分の好きなものに興味を持ってもらえるのは素敵な事ですね。



バディストライク 第2話「信じる心」 感想(週刊少年ジャンプ 2015年52号)

2015-11-21 | バディストライク








先週・・・っていうかまだ今週なのか(笑
感想書いてて思ったんですが、まずいちKAITOファンとしてKAITOさんの漫画が載ってる事自体を喜ぼう、
そして純粋にKAITOさんが紡ぐ新しい物語自体を楽しむ事の方が先だなあ、って思いました
そりゃファンだから人気とかアンケ取れるかとか気になってしまう部分もあるんですが
別に人気取りやアンケ勝負なんかが“目的”なわけじゃない
あくまで「大好きなKAITOさんの新作を楽しみたい」、極論を言えばそれだけなんです

だから、前作の感想では「アンケに協力を~」みたいな事も書いてましたけど
そもそもアンケを出すも出さないも個人の自由
その上で自分は少しでもKAITOさんの漫画を“楽しみたい”からアンケを出すし、ファンレターも出す、感想も書く、それだけの話であって
まず前提として「バディストライク」に純粋にワクワクして面白がった上で、KAITOさんを後押しする意味合いでそういう活動をやっていきたいな、と
だから「アンケに協力を」とか書きませんし、それよりも単純にKAITOさんの作品に対する“好き”を伝えて行きたい
それが伝わんなかったら自分の実力不足なだけですし、好きな人が増えればおのずとそういう人気も上がって行くものだと思います
まあ、一番ダメなのは最初から諦めちゃう事ですね
何一つ諦めないまま俺は頑張りたい。ちょっとでも魅力を伝えていけたらなと。
そんな訳で「バディストライク」2話目の感想です。








KAITOさんのこういう表情が好き


荒狼は、例のスカウトくんを制止して、真っ直ぐに安導くんの元に向かった訳ですけども
そこには周りのごちゃごちゃした会話や視線とかは全く頭に入ってなくて
ただただ安導の才能を確かめたかった
ああいう全力で投げたボールを捕り切れるだけの力があるか確かめたかった
要するに、安導の才能やポテンシャルに惹かれている節がある・・・って事で実に素敵なシーンだと思いました
そもそも米倉くんでは全力で投げる事が出来なかった、全力で投げたら怪我をしてしまうので、必然的に力を抑えるしかない
その結果が最悪のコントロールに繋がった節があるので、そりゃ自分の全力を捕ってくれるキャッチャーが出てきたら興味も沸きますよね
それ即ち「自分を信じる」事にも「自分の可能性」にも通じますから
その後の安導くんの意味深な表情もいかにもKAITOさんの漫画らしくて良いなあ、と(笑



こういうギャグシーンのセンスも実に最高ですね 笑
カバンを盾にするとか上手過ぎる。いかにも“男子っぽい”やりとりが微笑ましい。“男子”じゃなくて“男子っぽい”のがいい。


ただ、荒狼くんはいまいち自分の才能もポテンシャルも信じられていない気があります
そりゃキャッチャーの能力がないとはいえ結果を出せなかったのだからしょうがないんですけど
でも、安導としては、そんな手前の才能を信じて欲しい、気付いて欲しい
俺がどんなボールでも受け切る事で確かにさせたい・・・って感情があるんだと思います
そして、そんな風に「自分を信じ切れない」荒狼をちょっとでも信じさせる、その気にさせるのが当分のテーマであり面白さだったりするんでしょうね
正直横浜青龍高校の脅威の一年生バッター・猪熊くんにちょっとでも通用して、ポテンシャルを示せるのか~、その気にさせる事が出来るのか~
とか思うとワクワクしてくるのが本音ですね(笑
今はまだ燻ってたり自信喪失気味な分、ここから立ち直って
どんどん彼が成長して行く様、試合に勝って行く様を見せられたら相応のカタルシスがあると思いますし
いちKAITOファンとしてめちゃくちゃ期待しています!!「みんなで」強くなっていって欲しいです。

荒狼くんは、米倉くんを見限る事が出来ずに妥協した挙句にコントロールを乱した
それは一見「優しい」と思われがちですがだからこそ荒狼くんが羽ばたけなかったのもチームとして勝てなかったのもまた事実
本気でやらなきゃ勝てないのは米倉くんにとっても荒狼くんにとっても当たり前の話
厳しい言い方をすれば“友情ごっこ”に溺れてたから勝てなかった、とも言える
だけど、安導は違う
安導くんは己の全力を使って荒狼の渾身の、厳しい所のボールを捕ってくれる
その為に彼の「全力」を使ってくれる、そこにはそれまでの明かされてない「過程」もあったんでしょうけど・・・
そうやって知らず知らずの内に台無しになっていた才能がまた目覚める時が楽しみで仕方がない
それと同時に、米倉くんとのドラマがどう決着するのかにも注目です



しかし今週の引きはインパクトありましたねー(笑
神奈川ナンバーワン高校の1年生スラッガーに四球暴投自滅王の荒狼が挑むんですもん
そりゃあラストみたいな表情にもなりますわなあ、とか思いつつ純粋にどこまで荒狼の力が通用するのか、
全国クラスに彼のポテンシャルの片鱗を示せるのかは先述したように単純にワクワクします
なんてったって140キロ台出せて、しかも彼の本気の球を捕球出来るキャッチャーもいる
米倉の時は力加減に苦労していた部分も少なからずあったと思うんです
でも、安導ならどこに投げても、どんだけ全力で投げても捕球してくれる
自分のフルパワーが出せる・・・って事で、実は案外無謀でもないし、期待しちゃってもいいんじゃないでしょうか

でも、はっきりいってコネあんのか?って流れから道場破り系だった事が分かって
尚且つ一年生最強クラスのバッターに勝負を挑む~って流れと最後のリアクションには爆笑してしまいました(笑
ただ、それもまた安導の狙いであり、荒狼に自身のポテンシャルを実感してもらう作戦でもあるんでしょう
その作戦が上手く行く事を願いつつ、今週はこの辺で感想を締めたいと思います
今週も、実直に面白かったと思います!
燻っている荒狼の魂が無事に解き放たれる事を、信じてます。













しかしまあ今週も目次を眺めてて「下の方の連載も人気作ばっかりじゃん・・・」と少々気が滅入ってしまいました(笑
こんな状況で一緒に応援して下さる同志の方には頭が上がりません(ちょっとリアクションあったんです)
最悪の状況ですけど、共に頑張ってアンケ等で奮闘してゆきましょう
早速今日中にアンケ&ファンレター投函と攻撃の手は緩めません。


今週の巻末コメント:
「一か月以上咳が止まらず喉飴と漢方薬が友達の毎日。S(スタッフ)とお喋りできないの辛い」
あらまあ、それはお大事に・・・今回もファンレター送るんでちょっとでも力になれるといいなあ。