サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

本当は誰も悪くない 凛とチア。 第9回「激怒のウラ」 感想(ヤングジャンプ2017年40号)

2017-08-31 | 山田シロ彦
                             
                         今週はセンターカラーだよ!(歓喜)。












9週目で2度目の巻中カラー・・・いいじゃない
元気いっぱいの沙穂先輩、これはこれでときめけて素敵ですね
個人的には4人勢揃いのカラーを予想してただけに意表を突かれました
また機会があったらたまちゃんやあやちー、真央のカラーも拝んでみたいですね
その為に毎週応援頑張らなきゃ・・・!





「凛とチア。」は青年誌で“しか”描けない事柄を自覚的に表現している稀有な漫画だと思う
常にやる気があって、常に頑張ってて、常に前向きで、、、というのは創作としてはアリだが、
しかし現実的にそんな人間が(少なくとも)周りに多々存在するか?と言えばそれは違う
誰だって挫折もするし、
言いようのない倦怠感に襲われて身動きすら取れなくなったりする
その意味では「凛とチア。」が描いている事柄はある種リアル・・・だとも言えると思う
勿論、全部が全部そう。って訳じゃないけど、少年誌のキャラのように何一つの疑いすら持たず、
まるで宗教のように頑張り続けるキャラがいない本作は今の自分の肌には正直かなりフィットしてしまう

本当の想いを隠して、
歪んでしまった現実に苦しんで、
それでも健気に兄を支える真央と、
過去にうなされ続けて身動きすら取れない状態の兄
何かもがどうでもいい——————————
そういう自棄的になる気持ちは(敢えてこういう書き方をするが)少なからず分かるつもりなので、
正直この兄貴が抱えている感情の片鱗はちょっと理解出来るなあ・・・と思ってしまった
まあ、たばこのポイ捨てはいかんけどね(笑)。






そして、凛太郎も凛太郎で悩んでいる。
自分のやってること、やろうとしている事が「自己満足」なのか、
それとも・・・?という至極真っ当な悩みを抱えている描写に個人的に安心した
凛太郎が少年誌の主人公みたいなアホみたいに真っ直ぐなキャラではなかったからだ
人は落ち込むし、悩むし、時に心が折れそうにもなったりする・・・
そういう「当たり前」をきちんと描いてくれてる内容に、
青年漫画としての矜持を感じた。。のが
個人的な素直な感想です

今目の前に掲げられている苦悩は、
ある意味チアの本質的なものでもあるので
それに対して凛太郎がどういう答えを出すのか、、、にも期待ですね
最終的にはハッピーエンドになって欲しいし、色々な意味でリベンジ展開になるといいな。と願ってますけど、
その過程で生まれるドラマ・・・にも同じくらい期待している自分がいます
真央だって本当は、チアの全部を嫌いになったという訳じゃないはず
そうじゃなきゃ先週もっと激しく突き放していると思う
真央はヒールを演じようとして演じ切れてない。
そこに真央の人間臭さを感じる、、、と、
同時に突破口になり得る要素かなー。とも思います
凛太郎も沙穂先輩も何も悪くない、真央だって、そして、彼女の兄貴だって、
本当はあの日の笑顔が隠れてしまってるだけで優しくて素敵な人なんだと思う
ただ、歯車がかみ合わなくて、壊れてしまっただけ、、、だと感じます
そこを直せるのは、やはり主人公である凜ちゃんしかいない。
来週以降の本作にも、注目してますし大いに楽しみです。


それにしても、今週の沙穂先輩もすっごく素敵でしたね~
男だってメソメソするし、励まして欲しい時もある・・・
それだけに、しっかりと(助けられるだけじゃなくて)助け返してくれる作劇が見事でしたし、
これからの凜ちゃんの希望の指標になり得る大切な言葉だったなあ、、、と
またそんな沙穂先輩をタバコのポイ捨てから守る凜ちゃんのナイトっぷりも素敵でした
今のところラブコメっぽい雰囲気はまずまず、といったところですが、
ルートがあるとしたら沙穂先輩になるんですかね・・・
でもたまちゃんも可愛いし、
真央も惚れたらすっげえ可愛くなりそうだし・・・
実にワクワクしますね!(超笑顔)。「そっち方面」でも、大いに期待しています・・・笑
来週がまたドラマティックで真剣な内容になりそうなんで、シリアス大好き人間としてはめっちゃ楽しみにしています!!













このシーンとか、
今後に繋がる気がしてならないんですが・・・
それにしても山田さんの絵はふんわりしてて、可愛くて、でも芯もあって、
読めば読むほど自分好みの絵だな~と思う。それでいて、哀愁や思春期の複雑な心情も描いてくれる。。って事で
本当に本当に自分向け、っていうか、好みどストライクの漫画&作者なんだなあ。。って強く感じますね
ただ明るいだけじゃない、
ただ可愛いだけじゃない。

そういう物語性が、大好きです。毎週読む度にそう思う。カラーも最高だったし、
今後も感想とアンケと、出来ればFLも送らせてもらって懸命に応援していきたいです
取り合えず早々に2度目のセンターカラーが取れてワンチャンあるかな、と(笑
自分の感情を誤魔化す為に練習に一途な振りをしている凜ちゃんや、
それに気付いてくれる沙穂先輩の描写とかも良かったです
兎角、細かい描写がいちいち良いんですよね・・・
これからもそういう「好き」をブログで執拗に語っていければいいな、と。

あとこの方の描くセーラー服、最高過ぎです。






落ち込んでる時に聴く音楽その② 素直/paionia

2017-08-30 | お気に入りの楽曲










狂ったフリで逃げ回って
本当の自分じゃ戦えなくて
悲しいことを喜ぶ度に
もう一生 出られなくなってて












この曲は数年前知った曲で、
このバンド自体も最近のバンドですね
重厚なアンサンブルと、兎角何かを伝えたい・・・そんな気持ちが突き刺さって来るボーカルが良いです
なんでしょうね。。久々に直情型のロックンロールが出て来たな~って印象もあるんですよ
ぶっちゃけた話、今はオシャレ系か盛り上がり系に二極化されてて
こういうコッテリ系の音楽が出にくくなってるように感じます
なので、個人的に凄く期待しているバンドの一つですね。
期待というか、応援してます。っていう。


パイオニアの音楽はとにかく剥き出しの印象が強くて、
思ったことや感じた事をそのまんまぶちまけてるような作中観が痛快でありリアルさを感じます

例えば・・・表向きは愛想笑いや空気を読んだ発言でなんとかやれてる「風」を装ってたりする
だけど、それは「本当の自分」を隠してバレないように注視した上での「風」なんですよね
仕方のないことなのかもしれないけど、皆インチキの自分を創って抑止して生きている現実があって
たまにそういう自分に、、、物凄いレベルの虚無感を覚えるのもまた事実なんです。

「本当の自分じゃ戦えなくて」ってフレーズがまた生々しいですし、
聴いていてちょっと胸に迫って来るものもあったりして、
かなり琴線を揺さぶられるポイントの多い楽曲に仕上がっています。



素直な唄を歌いたい
素直に君と話したい
酒気帯びでしか語り合えない
こんな虚しい自分て何ですか?




なんかね・・・
個人的な持論である事を考慮した上で読んで欲しいんですけど、
幸せな人の幸せな心境を歌った歌とか、ただバカみたいな前向きさを歌った曲とか
そういう曲を聴いて本当の意味で救われるのかな?って思っちゃうんですよ
それはちょっとインチキ臭いというか、
そんな風に常に感じてりゃ世話ねえよ。って感じちゃうんですよね
まあ、それ以前に俺自身の存在自体がインチキなのかもしれないですけどね・・・笑

この曲から伝わって来るブルースの匂い、、、
切なさ、悲しさ、やりきれなさ、空しさ・・・そのすべてが大好きです
「みんな」の輪の中に入ることが出来ない、または初めからそういう感性を持ち得なかった
そういう事や現実に苦しんでいる人には是非聴いてもらいたい一曲ですね
ただ、
何も気にせず
素直に話したい
素直に分かち合いたい
素直に通じ合いたい・・・
でも、
「ただそれだけ」の事が本当はとっても難しくて
苦しくて、厳しくて、遠くて、叶わないことなんだと・・・
その中に付随する悲哀の感情ですら、鬱屈に入り浸る為の「理由」にしてしまう、
そういういじらしい愚かさも描かれている(悲しいことを喜ぶ度に~という部分)
ありえないくらいに人間くさくて、愛おしくて、素敵な一曲ですね。

尚、この曲が入っている「さようならパイオニア」の後に出た「paionia in Rutsubo」という作品も名曲揃いで大好きです。
今日もあのアルバムを聴きながら帰宅したんですよね。。最高でしたよ。



落ち込んでる時に聴く音楽その① EXIT/WALRUS

2017-08-29 | お気に入りの楽曲
                     








愛なんて言葉を借りて
心が満たされるのなら
一瞬の過ちでさえ
永遠の愛とのたまえ










この曲は中学生の頃から大好きな曲で、未だにヘビロテしている(常に聴き続けている)大事な曲です。





この曲を初めて聴いたのはラジオだったんですけど、
初めて聴いたときは良い悪いの前に「あれっ?この曲サビどこ??」って純粋に思いました
そう、この曲サビがないんですよね。Aメロ→間奏→Aメロ→間奏で終わり、、、っていうBメロすら存在しない
所謂「盛り上がり」という概念から完全にかけ離れている特殊な曲なんです
当時はそれにビックリしちゃって、
「いや・・・サビないじゃん。」ってくらいの感想しかなかったんですが
後から逆にジワジワ来てしまってこの曲が入っているアルバムを買ってしまったんですよね
サビが普通に存在しない曲を聴いたのはこの曲が初めてだったし、それはある種革命的な音楽体験だったのかもしれない。
恐らく、この曲の以前にもサビがない曲は存在していたと思うんですけど、俺がそういう曲を聴いたのはこの曲が初めてで。
だから・・・思春期の頃に聴いた、という思い出も相俟って今でも心の中に焼き付いている楽曲の一つ、ですね。

WALRUSの退廃的な作中観も大好きだった。
この曲の後に入っている「光のカケラ」という曲が何となく自死を思わせる楽曲でそれも中学生時代聴きまくったんですが、
入り口となった(曲名は出口、ですが笑)この曲がやっぱり一番繰り返し聴いてその都度救われて来たかな、、、としみじみ思う
WALRUSを初めて知ったのはこれまた違う「DYED」って曲だったんですけど、その曲もまた心から大好きな曲で。


サビがない代わりに、
爆発音のようなノイズが間奏で延々と奏でられていて
それがまた心象風景のようでもあって聴いていて(逆に)安心してしまう
過剰に皮肉的な歌詞も自棄の匂いを存分に感じさせて希望を信じられない時には物凄く強く響いてくれます
何より、イントロから既に感じられる空虚で物憂げな雰囲気が聴いていて堪らないですね

よく、昔のバンドを語るときに「早すぎた」とか「先駆け」みたいな言葉を使いますけど、
WALRUSは正直どの時代でも売れなかったでしょう(笑
聴き手を盛り上げよう、とか、
共感を呼ぼう。とか
そういう意識が音楽から一切感じられない
ただただ、アキトモ氏の絶望的で孤独な心象風景のようなものが爆音と共に綴られていくだけ

だけど、好きな人はとことん好きだろうし、商業的に成功はしませんでしたけど
俺個人の心にはいつまでもWALRUSの音楽と歌詞が残っていて
未だに普通に家や外で聴いてたりするんですよね
それはこの音楽が「みんなが」好きな音楽ではなく、
圧倒的な「個」として存在しているから。そういうものに心救われる人間も確かにいる・・・という話ですね


ポジティブで、
前向きで、
一点の曇りもない、
そういう言葉に励まされる人も勿論いるでしょう。
ただ、「強すぎる光」は時に弱った目には眩し過ぎて
逆に毒のように感じられることだってあります
そういう時に、
この曲のフレーズの一つ一つに気持ち助けられます
バカみたいにポジティブな言葉と、ウソみたいな前向きさ
それらに愛想を尽かした時にいつも自分を助けてくれたのはやっぱりこの曲だった。
「愛なんて言葉を借りて心が満たされるのなら 一瞬の過ちでさえ永遠の愛とのたまえ」
こんなフレーズを堂々と歌えるのはアキトモさんしかいません。
本当に大好きな一曲ですね。








一切の罪など忘れ
美しく染まりたいだけ



今気付いたんですが、
大好きなこのフレーズもよくよく考えれば自死を彷彿させるような・・・
そんな気もします。
個人的に眠るときにもよくこの曲及びこの曲が収録されてるアルバム「光のカケラ」を聴きながら眠ったりしてます
この世に存在するどんなにポジティブで前向きなメッセージよりも、自分の気持ちを楽にしてくれる。
そんなこの曲とこのフレーズに心からの感謝を込めて。。



前向きな言葉やポジティブな格言を身体が受け付けなくなった

2017-08-28 | ブログ関連










う~ん、
どうも先週の土曜日から気分が重たいのが続いてますね・・・。


強く思うのは、
とにかく前向きな言葉やポジティブな格言等を一切受け付けたくない
そういった類の言葉が(今の自分には)全く響かない、、、って事だけですね。

なんか、笑顔になれないというか・・・。
結局、仕事の中ではずっと暗い顔してるとアレですからその場しのぎの作り笑顔はするんですけど
正直「それに意味があるのか?」って言えば個人的には無意味な気はする。
心からの笑顔じゃないから、空しいだけ。


どうにもならない感覚「だけ」が現状自分のすべてを締めていて、
なんか「諦めるな」みたいな言葉も格言も一切響かなくて、
うん、
なんというか、
普通に“負け犬”だよなー、っていうか。

流石に時間が経てばどうにかなるのかな・・・って無責任に考えてたんですけど、
なんかどれだけ時を重ねても気分は晴れないし、大げさな気分なんてすぐになくなるし、
結局無意味なものだらけだなー。って何となく感じちゃって。うん、なんか無意味だったんですよね。自分のすべてが。

決して他人に自慢出来るタイプの仕事をしてるわけじゃないし、誇れるものは何一つ持ってないし、
自分を「いいひと」なんて思ったことも、思えたことも、人生で一度もないし
人として優れてることも正直何も無いし、他人みたいに振る舞う事も無理だなー。と。


なんか不意に全部が空しくなってしまって・・・。
ちょっとダウナーな更新が増えるかもしれません。
今日一日、作り笑顔しかしてないので、それもまた疲れるし自己嫌悪感あるなあ、と。
どうでもいい記事だし、無価値なブログですし、この記事だけコメントは一切受け付けません。すいません。





その届かない感覚に・・・。 凛とチア。 第8回「真央のチア」 感想(ヤングジャンプ2017年39号)

2017-08-25 | 山田シロ彦
                           
                        「DINER」かな?(違)











たまちゃん可愛いよたまちゃん・・・!
って事で(?)まず触れたいのが今週の「凛とチア。」の掲載順です
なんと上から4番目!!カムイさんとグールさんに挟まれてますよ・・・!
正直朝ヤンジャン買っていの一番に掲載順チェックした時に思わずガッツポーズしそうになりました(笑
合併号挟んでの8話目ですから、修ちゃんの衝撃的なエピもあってスタートは上手く決まったのかな?と
 そして、次週は早くも2度目のCカラー・・・!
こうまで応援の手応えが感じられると個人的にめちゃくちゃ嬉しいですし、応援のし甲斐もありますね
まあヤンジャンは掲載順がすべての雑誌ではないんですけど、
それでも看板作品に挟まれてトップの方に載っている、、、という事実だけでグッと来るものがありました

これからも、応援の手は一切緩めず、感想にアンケに頑張っていきたいですね
本当に大好きな漫画であり新作なんで、まず現段階でここまで高い評価を得られた事が嬉しいです
いずれ巻頭やあわよくば表紙も飾って欲しいな・・・!と夢見つつ、地に足つけてコツコツ支持していきたいですね。



たまらねえ・・・。



本編は、新キャラの真央のお披露目でした
その前に上記のセリフ通り、たまちゃんとのストレッチ描写があったりして
思わずムフフな気持ちにもなってしまったんですけど(笑)勿論お色気描写とかはないです
ないですけど、雰囲気とたまちゃんの無防備さとかが実にたまらなかったですね
凛ちゃん、役得すぎるぞ・・・!と内心注意しつつ(?)、
順調にアホの子キャラを演じているたまちゃん自身もまた可愛かったです
そのやりとりを見てきれいに煽って来る真央さんの表情とセリフもゾクゾクして堪らなかったけど(笑)。

それと、たまちゃんの友達の、あやちー。
72ページ目の5コマ目の表情がちょっと友達に向ける「それ」とは違うような気もしました
これもまた一種の伏線だったりするんでしょうか・・・色々と注目&期待です
でもたまちゃんは凜ちゃんを好きになりそうな気もするんだよな笑
そうなると山田センセも大好き青フラ展開来ますかね。今のところは単なる想像に過ぎませんけど。






今週で秀逸だと思ったのは、真央が凛太郎を突き放す際に、
汗を掻いて若干心苦しい表情をしていること。
これに尽きますね
普通の漫画だったら、記号よろしくもっと振り切れた描き方をすると思うんですが、
この漫画の場合、真央はどこか「いい人」を隠し切れてなくて、苦し紛れに冷徹を演じている気がするんですよね
そこが凄く人間らしくて良かったというか、この漫画「ならでは」な誠実な人の描き方をしている気がして
やはり新人離れしたクオリティだなあ・・・とファン脳かもしれませんが、そう感じてしまいましたね

これは予想に過ぎませんが、
真央はきっとどこかで何かを諦めてしまっていて、
有り体な希望を信じ切れずに「届かない」という想いだけが胸を占拠している状態なのかなあ・・・って思いました
それと同時に、こっそり練習を観に来ているあたり、どこかで「信じたい。」って気持ちも残ってるんじゃないか、、、とも。

要するに、二律背反の感情に支配されてると思うんです
表向きは凜ちゃんを拒絶しているけれど、彼が誘う前から自発的に練習を観に来ているあたり、
どこかで捨て切れない奇跡への想いも残している・・・けれど、「届かない」という感情がそれを邪魔している
そういう真央の心情がセリフではなく演出で伝わって来る力量が凄いなあ、と






でも、
当の凛太郎だって「届かない」ケースは身をもって強く知っている
どんなに強く想いを込めても、何一つ笑顔にする事が出来なかったケースを経験している
だからこそ、上記のカットのように“思うところ”があるんだよなあ・・・と
そんな風に思わせる演出と構成がまた良かったですね

凜ちゃんも、
決して少年漫画の主人公よろしく能天気に「すべて」を信じている訳じゃない
っていうか、「凛とチア。」は少年誌でやるには色々と不向きな内容だからそんな思考回路であるはずもない
だから、何気に真央の言葉がボディブローのように効いている描写にも今週は繊細な良さを感じたりもしました
凜ちゃんだって、何も馬鹿正直に奇跡や笑顔を信じ切っているわけではない
奇しくも、心の中にある傷が彼女の言葉で掘り起こされた結果になったんだけど・・・

それでも、凜ちゃんは前を向けるのか、
それでも、一度決めた志を貫き通す“勇気”を示せるのか、、、
序盤で大きな見どころがやってきましたなあ
そして、真央にとっても凜ちゃんの熱意と影響で立ち直るチャンスでもあろう今回のシリーズ
最後に暇そうにテレビを貪り見ていた男性はもしかして幼い頃に凛太郎が憧れた「あの人」なんでしょうか。。
そういうトコも含めて、凜ちゃんと真央の心境の行く末を含めて、見逃せない・目が離せない展開になって来ました
ちょうどスタートダッシュが上手く決まって高位置獲得、更に早々と2度目のCカラーも獲得出来たタイミングなんで
序盤の良エピソードに仕上がる事をいちファンとして願っています。頑張れ凜チア、頑張れ山田シロ彦さん。
そして凜ちゃんも真央も沙穂先輩もたまちゃんもあやちーも・・・みんな頑張れっ!
「頑張れ」というのは野暮ったい言葉かもしれませんが、
本作を読んでいるとつい素直にそう思ってしまいます
本当に素敵な作品だと感じてるので、今からでも読んで欲しいですし、多くの人に伝わって欲しいですね。
来週以降の展開もめっちゃ楽しみです!!











しかし、主人公の凛太郎の時点で大好きなのに、
沙穂先輩、たまちゃん、あやちー、そして真央といつの間にか良キャラの宝庫になってますな
凛太郎が誰かとくっ付く、みたいな展開とかってあるのだろうか・・・?
何にせよポテンシャルの高さは随一だと思うんで、追い掛け甲斐のあるタイトルです。
セリフではなく、表情でキャラの細かい心境を伝えるテクニックとセンスは是非伝わって欲しい、
そして味わってもらえたら・・・と思います。それにしても凜ちゃん羨ましいぞ!

お客様は神様じゃない DINER 第3話「an aperitif(食前酒)③」 感想(ヤングジャンプ2017年39号)

2017-08-24 | DINER
                           
                       いかにもキチってそうな外見だ(笑)。











日本人の良さに「丁寧」「おもてなし上手」というのがあるが、
逆に言えばそれを受ける側を増長させやすい要素でもあると思う
ぶっちゃけって言うが、お客様は神様なんかではない。っていうか、神様って表現自体がよく分からない。
丁寧に対応するのも、おもてなしを頑張るのも、こちらに対する「敬意」あってのもので
ざっくばらんな態度をされても律義に従うのは接客ではなく“奴隷”である
店内でバカ騒ぎ、痴乱、暴行・・・と自分を神様か何かだと勘違いしていたビスケット
普通の漫画ならスーパーマン的キャラが解決して終わりだが、本作はそこにリアルな殺意が加わり
とってもスリリングなものに仕上がっています 



エロに対して意外と免疫のないカナコが可愛い(笑


ビスケットの恋人らしき女は、実は恋人でもなんでもなく
ビスケットのターゲット(だった)男の連れの女で、要するにおもちゃにされるだけの存在だった
ただ、慰み者にされるだけならまだマシで、一本ずつ骨を折ってそれに我慢している様を愉しむ・・・という
並みの外道もビックリの極悪非道な野郎だった 要するに女性の悲痛な表情を見て快楽を覚えるタイプの人間だった訳ですね。

ビスケットにとっては、恐らく性欲以上にそういう破壊衝動、、、何かをボロボロに壊していく行為が好きなんでしょうが
そういう考え方も常人とは全く違っていて非常にキチの匂いがしてよろしかったです
よろしかったというか、
現実的には全然よろしくないんですが(笑
ただまあ、ここまで残虐非道っぷりを極めていると逆にゾクゾクする感覚ではある
実際に初見時はカナコがやらかさないかどうかドキドキしながら読んでたんですけど笑



やはり や ら か し た



黙ってれば助かったのに・・・
だけど、カナコは自身でよく卑下をしているけど、
その割には「人の心」があるキャラクターだなあ。って思いました
初回でも赤ん坊(罠だったが)は決して轢かなかったし、トイレを舐めるのも命懸けで阻止した、
そして今回も、本当は見て見ぬふりをするのが一番の好手だったはずなのに、
物語の主人公よろしくつい止めに入ってしまった・・・

だけど、同時に嬉しい気持ちもありました
確かに見過ごせば生き延びらえたんでしょうけど、同時にそれは「人の心を捨てる」って事でもある
例えこれで無駄死にしたとしても、人としての尊厳は保たれたんだと思うんです
そんなカナコが格好良かったし、正直初見で鳥肌が立ちましたね
自分の保身よりも大切なものがある―――――
それをカナコに教えてもらったような気がしました。
先週のトイレを舐める寸前の表情は主人公らしからぬ表情だったのに(笑
今週のこれは主人公オーラ満載でとっても素晴らしかったと思います
結果的に、これがボンベロの引き金を早まらせた訳だし、勇気を出して言った甲斐はあったんじゃないかなあ・・・と。





だけど、なんだかんだ助けてくれるボンベロ様も格好良かった
なんでしょう、安い感想かもしれないし、見当違いかもしれませんけど、見捨てる振りして助けてくれる、
そんなボンベロ様にちょっと胸キュンしてしまったくらい(笑
ときめいてしまいましたね
別に俺男だし、男好きなわけでもないんだけど笑
そう感じてしまうのは主人公がカナコでカナコに感情移入してるからなんでしょうか・・・
兎角、「なんだかんだ助けてくれる」っていうのが重要なんですよね
まるで少女漫画の相手役の如く完璧な活躍っぷりだったボンベロ、
ただ、
殺し屋の隠れ家的なダイナーが並みの殺し屋がイキれてるようじゃ格式高い店として続く事すら困難ですよね
そうなると、並大抵の事では動じない強者を店主として据える必要性があり、この強さにも納得出来ますね

気になったのは、筋肉達磨であるビスケットに対してピストルや刃物ではなく、
肉弾戦で渡り合う描写があったこと
外見的に言えばハンサムな店主・・・という感じですが、実は結構色々秘密があったりするんでしょうか・・・
(「どうだろうな」って発言の真意も気になる)。

何にせよ、
カナコが先走った事で最小限の被害で彼女は救われたし、
そんなカナコをボンベロが再び救ったのもまた事実
それに対してカナコはどう想うのか、
また真意が見えにくいボンベロの内面描写を含めて「これから」がすっごく楽しみです
それと今回のお客さんは最悪な奴でしたが、多分ワンパターンにさせない為に
色々なタイプの殺し屋が来店すると思うので、その意味合いでも楽しみですね













最後につまみ食いをしてボンベロの料理に酔い痴れてるカナコがまた可愛かったです・・・笑
ボンベロの洞察力なら気付けそうなんですけど、敢えて気付いてないふりをしてたりするんでしょうか。。
そう考えると、ますます妄想が捗るような・・・なんか、ラブコメ脳の感想でごめんなさい(笑)。
でも正直カナコのキャラデザやボンベロのキャラデザ、雰囲気等大好きなんですよね
この二人の活躍がいっぱい見れるかと思うと楽しみですね!




オークレイはスキだらけ! 保安官エヴァンスの嘘 CHAPTER19 感想(週刊少年サンデー2017年39号)

2017-08-23 | サンデー感想
                          
                          オークレイ可愛い。












今週も「エヴァンスの嘘」が面白い。
なにゆえこんなに面白く感じるのか?と言えば、
恐らくキャラ自体が良いからかなあ、って素直に思った

まず、エヴァンスはポーカーフェイス気取りのむっつり野郎だが、
表向きは硬派な保安官だし、尚且つ実際に実力も高い(←ここ重要です)から、
オークレイがここまで振り向かせようとするのにも“納得”出来るんですよね
きちんとヒロインの心情に感情移入出来る作劇がまず肝心のキャラクターで作れてるのが流石なんですよね

おまけに、そのポーカーフェイス自体がオークレイちゃんのえっちい頑張り(と、言っても微笑ましい感じのだが笑)を
上手く引き出していて、いじらしくてとっても可愛く思える、、、と物凄い計算が働いている漫画だと思う
さらに言えば、エヴァンスの偽クールっぷり自体健気で笑えるし・・・って事で
(冒頭付近のドヤ顔連発の時点で面白かった・・・笑)、
結論としてはやっぱり主人公であるエヴァンスのキャラ造詣が秀逸である。というのに尽きる気がしますね。


個人的には、もっと「エヴァンスの嘘」がブレイクして欲しい。
女の子も可愛いし、ギャグも面白いけど、それ以上にエヴァンスのキャラが最高で
ものすごい愛され主人公であり尚且つラブコメの主人公としては異質であり新しい、
「ゆらぎ荘」や「かぐや様」とはまた違ったベクトルできちんとしたラブコメ主人公を構築していると感じる
今はスマッシュヒット程度の掲載順と扱いですけど、いつかめぐみ古見さん魔王城に続いて表紙&巻頭カラーをGETして欲しい
その為に毎週アンケに感想添えて出してるんで・・・頑張れ、「エヴァンスの嘘」!そしてオークレイも





エヴァンスに向けて天野めぐみもビックリの(笑)スキだらけ攻勢を自ら仕掛けていくオークレイ
無論お色気抜きの漫画ですから、それなりはそれなり、あくまで微笑ましいエロスに留めてはいるんですけど、
天野めぐみが無自覚なのとは違ってこっちは自覚的にスキだらけになる・・・っていう
逆の方法論で魅せてるのが読んでて面白かったですね
ちょっと無防備になってドキドキしたり、反応薄くてイジけたり、
とどめに勇気を出してセクシーポーズをかましては見たものの、無反応で超ショックを受けたり、、、と
オークレイの行動とリアクションのいちいちが可愛くて面白くてクオリティの高い話数だったと思います
健気にエヴァンスに恋してるオークレイがめっちゃニヤニヤ出来るし、
そんなエヴァンス自体もユニークな上に時折イケメン模様もキメて見せる・・・と
兎角キャラ同士が織り成す作劇がとことんまで絶妙なものに仕上がってるんですよ

また、最終的に自身をバカにした犯罪者を、
オークレイ自身が追い詰めてお縄に~って顛末も良かったです
エヴァンスとの問答に気を取られて後ろがお留守になってたんですよね
それがさり気に「仕返し」にもなっていて、そういうトコもきちんとしてるのが流石だな~と
今週はこの作者及びこの作品のいいとこが出まくってて大満足の話数でした。もちろん、毎週面白いけどね。

あと、またオークレイちゃん、ちょっぴり勇気出したアプローチ、お願いします!
超ニヤニヤ出来るから(笑)。












それにしてもこの漫画、きちんとギャグ漫画としても笑える上に、
尚且つラブコメとしてもきちんと成り立っているバランス感覚がやっぱ凄いな。と思う
途中までクスクス笑いながら読んでたのに、最後にはニヤニヤに変わっているという
それが何より秀逸で多面的な作品だなあ。。と感心しますね
来月15日には単行本1巻が出ますけど、勿論購入予定です。
まだまだポテンシャル相当高そうなのがまた楽しみ過ぎますよ。




リアルなダメっぷりに乾杯! 二階堂幸「ヒメの惰飯」 3巻(最終巻)

2017-08-22 | 単行本感想
                             
                            この漫画本当好き。













今巻で最終巻なのですが、
読んでて印象に残ったシーンがいくつかあるので、
解説付きで挙げさせて頂きます。


まずはこれ



なんでしょうね、
他人が自分を卑下してたり
いかにも無能っぽく語ってたりするんですけど、
そうなってくると・・・「じゃあ、それすら出来ない自分って何?」ってなるじゃないですか(笑
そういう、、、基本器用な人間の云う“苦手”は基本不器用な人間にとっての“凄い”だったりするんですよね
それ考えると、なんだかバカらしくなってくるなあ、って気分にもなってくるんで
この場面のヒメの気持ちが個人的にすっごく「分かる」んですよね
喋りが不得手・・・と自分では言いつつ、
その実ちゃんと出来てる(ように見える)と、途端に劣等感が凄い。。っていう
まあダメ人間あるあるですけどね笑





みんなでパーティをする時も、
一人だけ手ぶらで来たり不得手な一面を見せたり、
袖で汚れを拭く姿を見られて引かれたり~と割とイケてない日常で(笑
物凄く大雑把で意識低くて、ジャンクであればあるほど気持ち良さを感じるヒメは完全に読み手の側の人間で
そういう「共感覚」こそが本作の一番のストロングポイントであり、いい歳こいて子供っぽくて、
でもなんだか憎めない可愛さがあって読めば読むほどヒメが好きになってしまう・・・
正に主人公がきちんと面白さを演出し物語を引っ張っている、
最後まで秀逸でクスクス出来る漫画だったと思います。
「ヒメの惰飯」は。

元々、周りの女子がほぼ意識高い系でヒメだけ男子中学生みたいな適当でいい加減な食生活を送っている~という
コンセプトの時点で最高だったんですが、今巻では昼食をながら食いしたかった~と心の中で漏らすシーンや
会社でレンジを回してる時の(待ってる人がいる)気まずさ、
思い付きでやればやるほど空回ってしまうヒメの日常描写など、
やはり読んでいて「俺か!」って思ってしまうシーンが多く、純粋にヒメに親近感を受けれるのが相変わらず最高でした
物語自体は最終話、前回の普通のお話から突如時間軸が変わっているという若干無理矢理な終わり方になっているので
その意味ではもっともっと続きが読みたかった、ヒメの日常を垣間見ていたかった・・・という
そういう想いはあるんですけど、でも3巻完結でばっちり面白い。って時点で
手は出しやすいですし気軽にサクッと読めちゃうのは利点ですかね
ちょっと恵まれない、
だけど、
しっかりと日常を彼女なりに楽しんでいる・・・
そんなヒメの相様を見ていて純粋に元気になったり可愛さにニヤニヤ出来たりする漫画でもあります

周りがしっかりと「大人の女性」「イマドキの若者」を頑張って演じている中で、
ヒメだけが自然に欲望のままに素の生活を剥き出しで送っている様は、
それ自体がコミカルな上にうんうん頷ける共感にも満ちている
そんな素敵な作品に仕上がってるので、
意識高い食生活云々に対して「ああ、そう・・・(遠い目)」みたいに感じてる人は読んじゃえばいいんじゃないでしょうか
そして、読みながら「だよねー。」って言えばいいんじゃないでしょうか(笑
そういう漫画だと思います。そしてそれが何よりも最高でした。
ペーソス表現も多々あってそれもまた個人的にツボですね。





それにしても、吉永さん、
自称「充実した休日」がそれでいいのか・・・笑
完全に根暗じゃん
・・・いや、人の幸福は人それぞれなんで、はい。
でもこのシーンは正直めちゃくちゃ笑ってしまいましたね
もうダメ人間そのもの、っていうか・・・。

ただ、「お持ち帰り」ネタに照れて紅潮したり、
大阪編で少しだけヒメにデレたシーンは堪らなかったですね!
















先述した部分の他にも、
(ヒメが)みんながお茶の話をしてるのに一人だけドヤ顔でコーラの話したり、
腹出てるくせに胸が大きいだけで自身のスタイルを勘違いしたり、
直箸で鍋の取り分けしようとして後輩に注意されたり、
兎角細かいシーンまで含めて面白かったかな、と
二階堂幸さんは作画、小ネタ、キャラ共に才能に満ちているように感じられたので、
この作品を経て次にどういう漫画を描かれるのか、にも注目です
取り合えず半永久的にずっと読み続けるであろう大好きな一作、でした。






君は友達 ゆらぎ荘の幽奈さん 第75話「みんなの新学期」 感想(週刊少年ジャンプ2017年38号)

2017-08-21 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                           
                            わかってほしい。














どんなにストイックに振る舞ってる人でも、
根底には「他人に理解されたい。」って気持ちがあるもんだ
紫音も中学までは硬派気取って誰も寄せ付けないヤンキーライフを送ってたんでしょうけど、
いつかそれにも限界が来る それも誰かと遊びたいこの年頃なら尚更、、、でしょうね

本当はみんな口に出さないけれど、
自分が「いいことをしている」「頑張っている」みたいな、
そういう自意識が少しでもあるならば、“直接”口に出して褒めてもらいたい気持ちがあるもの
だから、初っ端にあげた紫音の表情とそこはかとなく伝わって来る「嬉しさ」には心底共感出来たし、
何なら少し泣きそうになってしまったほどに(笑)感情移入出来た

孤独を愛する「振り」をしていても、
誰にも分ってもらえなくてもいいという誤魔化しを演じていても
人は心のどこかに“認めて欲しい”という想いが大なり小なりあったりして、
そういう気持ちが上手い具合に結実したのが今週分のゆらぎ荘だったと思います

個人的には、
ただ単に話したい気持ちを察してもらった~っていうだけではなく、
ちゃんと紫音の凄さだったり勇気を認めてもらって仲良くなれた・・・という結末が素敵だな。と感じました
ぶっちゃけ話したい気持ちを察してもらっただけならば、あんまり番長ではある必然性がなくなってたと思うんですが
ちゃんと根性を出せる凄いヤツ~として認めてもらった。という作劇の必然性がミウラさんらしい素敵さに満ち溢れていたかと





あとは、純粋に紫音というキャラが可愛いんですよね
こういう誰かに分かってもらいたい、コミュとりたい・・・って
もがいてる系のキャラはなんとなく共感出来るし感情移入もしちゃうし、、、で
思ってた以上に好キャラだと感じて尚且つ育ちそうだな~とも思えたのが良かったです
それはきっと、「わかってほしい」だとか「認めて欲しい」とか「頑張りが伝わって欲しい」とかいう、
そういう感情、気持ち・・・が普遍的で本当は心のどっかにいつもあるからじゃないかな。って思いました
そういう意味ではかるら様や朧ちゃん、こゆずのようなぶっとんだ思考のキャラ達と比べると
物凄く共感型のキャラクターでそういうアプローチが今までの新キャラ達と違うポイントなのかもしれません

同時に、夜々の友達としての新キャラ。。という役割もあるんでしょうね
夜々が入学するのはいいけれど、同世代のキャラが今まであんまり居なかったので
夜々を一人にさせない為のキャラクター、、、という感じも読んでいてしました
一人にさせないっちゅうか、この世代の補強というか、下の学年を印象付ける為の新キャラですね
そういう意味ではこれ以上ないくらい今のタイミングで必要性を感じるキャラでもある
何より、夜々との友情ストーリーは素直に良かったと思うし、
紅潮しながら感謝の言葉を口にする夜々は心底可愛かったと思いますね

にしても、397ページ最後のコマの紫音はわたモテのもこっちっぽい表情と心理だったなあ、と笑





それでいて、
きっちりとサービスも披露する抜け目の無さに感動しました
この子思ってた以上にエロに免疫ないなー、というか、
恥ずかしがってる姿がめっちゃ可愛いな、というか笑
多分、パンツを見られた・・・って事以上に
「くまさんパンツ」ってのが余計に恥ずかしい気持ちを増幅させてたんでしょうね
いや、普通にパンツ見られの恥ずかしさもありつつ、だとは思うんですが(笑
そういうトコも良かったですね
まあ、夜々くらいしか見てないとは思うんですが、
それはそれで百合的においし
・・・いや、なんでもないです。はい。
そう、「ちゃんとサービスも忘れてない」っていう心配りが今週すっげえ嬉しかったんです
可愛い女の子のちょっとエッチなシーンが観たい。っていうのも男子の本音であり
それはそれで少年誌に必要な要素だと(個人的に)本気で思ってますので。

夜々と紫音はこれから良いコンビになりそうで、その意味でもこれから先が楽しみになる秀逸な話数でした。















そんで、
意味ありげなこの先生の伏線もきっちり回収して来ましたねー
何やらトラブルの匂いも感じますが・・・色々な意味合いで気になります
それとやっぱ猫キャラ、猫っぽい女の子はすっげえ可愛いもんだな。と
ヴァンパイアシリーズ等で自分がフェリシア使ってるのも必然性あるな。とちょっと思えた75話でしたね笑
2週間ぶりのゆらぎ荘、満喫出来てかなりいい気分になりました。新展開も楽しみです。

そんで次週はCカラーですか。件のあれがあって以降、露骨に扱いが下がった気がしてたんですが
正直これは大きいですね・・・これからもアンケに感想に真面目に応援していきたいと思う。





「戌年生の猫舌猫手」の紅茶さんと会って来た話PART2~カラオケのセトリ付き

2017-08-20 | ブログ関連









また会って来ました。









最近、どうも精神状態がよろしくなかったんで、
今回紅茶さんの方から誘ってくれたのは凄くありがたかったです
コミケでバカうどん氏の同人誌を紅茶さんの分まで買っていたので、
直接的なきっかけはそれだったんですが。

ところが、7時集合なのに遅刻しそうになる、というアクシデントが発生(笑)
仕事場の最寄り駅から秋葉原までの切符を買って直で行くつもりだったんですが、
間違えて定期券をいつもの癖で挿入してしまい、それを電車に乗ってる最中に気付く、、、という
大ポカをやらかした自身の低クオリティっぷりに絶望しました笑
幸い(?)、
会えたのが7時ジャストだったので(!)ギリギリ遅刻は免れたんですが、
いち社会人としては五分前集合キメたかったなあ、、、という後悔が凄く残ってしまいました
仮にもし遅刻してたら、「西京のクソ野郎が遅刻して来やがった」とボロクソに貶してもらう気マンマンでしたね笑

で、今回の飲みは以前よりも素直に話せた気がする
なんか、こう・・・結構最近ブログが停滞している感触をなんとなく受けてたので
その辺の焦燥感を直接相談出来て凄く良かったかな、と思いますね
例えば同じ「かぐや様」の記事を書いていても、
あっちとこっちでなぜこうまで反応の差があるんだろう?とか下らない事を延々と考えてたりもして
具体的な作品名を出さずに遠回りに嘆いてたら紅茶さんが純粋に励ましてくれたのは嬉しかったですね・・・

・・・うん、なんというか、「もうちょっと真面目に(←ここ重要)頑張ってみようかな。」って気にはなりました。


その他にも色々な作品の事とか悩みとかを話したんですけど、
正直2時間じゃ足りないくらいの時の速さが凄かったです
飲み放題なのをいいことに、
自分は際限なく酒をじゃんじゃん飲んでしまって
もう店を出る時には明らかに「これ絶対に酔っぱらってるな」って確信出来るほど頭がぶわーっとした状態になっていて、
なんとなく飲みがライフワークな方々の気持ちが(アラサーになって初めて)分かった気がしました
でもなんか、ただただ純粋に気持ちが良かったですね・・・

面白かったのは格ゲーの全国大会に紅茶さんを誘ったら「ハードル高いです!」と断られたこと
自分でも「そりゃそうだ。」って思いながら爆笑してしまった(笑
ジャンプ感想ティームで一度出てみたいんですが(多分無理)、
あとは今更なんですけど、ニセコイの某キムチ編を掘り起こして散々Disりあったり、
大学や自分の仕事場の嫌な奴の愚痴を言い合ったり・・・そういうのも楽しかったですね
ゆらぎ荘、ぼく勉、ソーマ、そして栗うさぎ氏、ぱいなっぷる氏など本当に多岐にわたって語り合った気がする
今度遊ぶ時にはまた更に色々なテーマで語り合ってみたいなあ、、、って個人的に強く思いました

また、今回感じたのは紅茶さんの礼儀正しい振る舞いの素晴らしさですね
今までオフ会で会った人の中でもトップクラスなんじゃないか、ってくらいのストレスフリーっぷり
これはお世辞で言っているのではなく、本当にそう思ったから書いてるんです
決して知り合いだから~って理由で持ち上げてるのではなく、
本音でそう思いましたね

あと、ディムさんの「炭鉱のカナリア」を読んでハマった。って言ってくれたのは心底嬉しかったです
ディムさん見てるかな?ディムさんのブログの読者を増やす事に成功しましたよ(笑
そういうのもまた胸いっぱいになって、とても素晴らしい時間でした





カラオケのセトリ 17.8.18 秋葉原パセラ

わぴこ元気予報!/内田順子(紅茶)
生きているよりマシさ/syrup16g(西京BOY)
ハナノイロ/nano.RIPE(紅茶)
どんなときも。/槇原敬之(西京BOY)
JUMPin’ JUMP UP!!!!/fourfolium(紅茶)
君が夢を連れてきた/ペットな彼女たち(茅野愛衣、中津真莉子、高森奈津美)(西京BOY)
僕たちは天使だった/影山ヒロノブ(紅茶)
ぶーりん あ・ら・もーど/パーキッツ(西京BOY)
生きてることが辛いなら/森山直太朗(紅茶)
水彩キャンディー/marble(西京BOY)
POISON/反町隆史(紅茶)
こわれる/THE NOVEMBERS(西京BOY)
My Song/Girls Dead Monster(紅茶)
一切合切太陽みたいに輝く/eastern youth(西京BOY)
ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP(紅茶)
花ハ踊レヤいろはにほ/チーム・ハナヤマタ(西京BOY)
わぴこ元気予報!(紅茶・西京BOY)




まず、ジャパリパークをきちんと入れてくる紅茶さんは流石だな。と思いました(笑
あの一曲があった事で凄くバランスが良くなった気がしますね・・・
あと自分が前回歌ってた「わぴこ元気予報!」を歌ってくれたのも嬉しかったなあ
嬉し過ぎて、最後のデュエットに提案してしまったくらい(笑
すごく盛り上がったと思います

あと曲が始まる前とか終わった後に曲の感想とか、アニメのシーンについて語ったり、
ちゃんとお互いの歌う曲を味わえてた感じも心地良かったなあ、って思います

隣の部屋でまさかのNUMBER GIRLを叫びながら歌ってる人がいたので(!)
負けじと自分もノーベンバーズやイースタンユースの叫ぶ系の曲を入れて、
最終的に隣から声が聴こえなくなったりなんかそういうのも面白かったですね(笑
ましろ色トークとかAB!の岩沢さんトークとかここでも喋りながら楽しく過ごせたのも良かったです
ちなみにマッキーの「どんなときも。」はブロガーの方々(特にアンチに悩まされてる人)に向けて
全力で歌ったんで、是非聴いて勇気をもらって欲しいです
そういう祈りも込めて歌いました。
総じて、楽しい2時間でした。













最後は先述の同人誌と京都みやげを渡して別れました
正直あまりにも楽しかったんで、兎角家に帰るのがさみしかったですね(笑
でも、またこういう夜を楽しめるよう日常頑張ろう。って気にはなりました

最近は「失われた青春を取り戻そう。」っていうのが個人的なテーマになりつつあるので、
どんどん色々なトコに突っ込んでいきたい気分でいっぱいです。
ブログの更新も相変わらずな感じで続けていければ。