
今週はセンターカラーだよ!(歓喜)。
9週目で2度目の巻中カラー・・・いいじゃない
元気いっぱいの沙穂先輩、これはこれでときめけて素敵ですね
個人的には4人勢揃いのカラーを予想してただけに意表を突かれました
また機会があったらたまちゃんやあやちー、真央のカラーも拝んでみたいですね
その為に毎週応援頑張らなきゃ・・・!

「凛とチア。」は青年誌で“しか”描けない事柄を自覚的に表現している稀有な漫画だと思う
常にやる気があって、常に頑張ってて、常に前向きで、、、というのは創作としてはアリだが、
しかし現実的にそんな人間が(少なくとも)周りに多々存在するか?と言えばそれは違う
誰だって挫折もするし、
言いようのない倦怠感に襲われて身動きすら取れなくなったりする
その意味では「凛とチア。」が描いている事柄はある種リアル・・・だとも言えると思う
勿論、全部が全部そう。って訳じゃないけど、少年誌のキャラのように何一つの疑いすら持たず、
まるで宗教のように頑張り続けるキャラがいない本作は今の自分の肌には正直かなりフィットしてしまう
本当の想いを隠して、
歪んでしまった現実に苦しんで、
それでも健気に兄を支える真央と、
過去にうなされ続けて身動きすら取れない状態の兄
何かもがどうでもいい——————————
そういう自棄的になる気持ちは(敢えてこういう書き方をするが)少なからず分かるつもりなので、
正直この兄貴が抱えている感情の片鱗はちょっと理解出来るなあ・・・と思ってしまった
まあ、たばこのポイ捨てはいかんけどね(笑)。

そして、凛太郎も凛太郎で悩んでいる。
自分のやってること、やろうとしている事が「自己満足」なのか、
それとも・・・?という至極真っ当な悩みを抱えている描写に個人的に安心した
凛太郎が少年誌の主人公みたいなアホみたいに真っ直ぐなキャラではなかったからだ
人は落ち込むし、悩むし、時に心が折れそうにもなったりする・・・
そういう「当たり前」をきちんと描いてくれてる内容に、
青年漫画としての矜持を感じた。。のが
個人的な素直な感想です
今目の前に掲げられている苦悩は、
ある意味チアの本質的なものでもあるので
それに対して凛太郎がどういう答えを出すのか、、、にも期待ですね
最終的にはハッピーエンドになって欲しいし、色々な意味でリベンジ展開になるといいな。と願ってますけど、
その過程で生まれるドラマ・・・にも同じくらい期待している自分がいます
真央だって本当は、チアの全部を嫌いになったという訳じゃないはず
そうじゃなきゃ先週もっと激しく突き放していると思う
真央はヒールを演じようとして演じ切れてない。
そこに真央の人間臭さを感じる、、、と、
同時に突破口になり得る要素かなー。とも思います
凛太郎も沙穂先輩も何も悪くない、真央だって、そして、彼女の兄貴だって、
本当はあの日の笑顔が隠れてしまってるだけで優しくて素敵な人なんだと思う
ただ、歯車がかみ合わなくて、壊れてしまっただけ、、、だと感じます
そこを直せるのは、やはり主人公である凜ちゃんしかいない。
来週以降の本作にも、注目してますし大いに楽しみです。
それにしても、今週の沙穂先輩もすっごく素敵でしたね~
男だってメソメソするし、励まして欲しい時もある・・・
それだけに、しっかりと(助けられるだけじゃなくて)助け返してくれる作劇が見事でしたし、
これからの凜ちゃんの希望の指標になり得る大切な言葉だったなあ、、、と
またそんな沙穂先輩をタバコのポイ捨てから守る凜ちゃんのナイトっぷりも素敵でした
今のところラブコメっぽい雰囲気はまずまず、といったところですが、
ルートがあるとしたら沙穂先輩になるんですかね・・・
でもたまちゃんも可愛いし、
真央も惚れたらすっげえ可愛くなりそうだし・・・
実にワクワクしますね!(超笑顔)。「そっち方面」でも、大いに期待しています・・・笑
来週がまたドラマティックで真剣な内容になりそうなんで、シリアス大好き人間としてはめっちゃ楽しみにしています!!

このシーンとか、
今後に繋がる気がしてならないんですが・・・
それにしても山田さんの絵はふんわりしてて、可愛くて、でも芯もあって、
読めば読むほど自分好みの絵だな~と思う。それでいて、哀愁や思春期の複雑な心情も描いてくれる。。って事で
本当に本当に自分向け、っていうか、好みどストライクの漫画&作者なんだなあ。。って強く感じますね
ただ明るいだけじゃない、
ただ可愛いだけじゃない。
そういう物語性が、大好きです。毎週読む度にそう思う。カラーも最高だったし、
今後も感想とアンケと、出来ればFLも送らせてもらって懸命に応援していきたいです
取り合えず早々に2度目のセンターカラーが取れてワンチャンあるかな、と(笑
自分の感情を誤魔化す為に練習に一途な振りをしている凜ちゃんや、
それに気付いてくれる沙穂先輩の描写とかも良かったです
兎角、細かい描写がいちいち良いんですよね・・・
これからもそういう「好き」をブログで執拗に語っていければいいな、と。
あとこの方の描くセーラー服、最高過ぎです。