サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

さようならマグちゃん。/「破壊神マグちゃん」 9巻(最終巻)の感想。

2023-01-29 | 破壊神マグちゃん











「破壊神マグちゃん」の最終巻が発売された。
っていうか、
もうとっくに出てるけど(笑
なんなら去年の6月に発売になっているので、
半年くらい経ってるんですけどね。
うん、
ぶっちゃけると、
新連載の1話から目を付けて各話感想を始めたんだけど
(当時は個人的に「これは売れる。」という確信にも近い感情があった)、
途中精神的な崩壊があってマグちゃんに限らず色々なものの各話感想をストップさせてた時期があり、
それでも持ち直して徐々に再開し始めてた時期に本誌で連載が終わってしまったので・・・
ある種、
一番大事な時期に個人的な都合で毎週の応援をストップしてしまった~という後ろめたさというか、
罪悪感に近いものがあったんですよね。
でも、
やっぱり毎週真剣に懸命に感想書いてたから.....
マグちゃんの感想を終わらせずに前に進む事は出来ないとは思ってました
具体的に書くとマグちゃんの最終巻の感想を書かずに他のWJの各話感想は書けないと思ってた。
2023年は。




最終巻より引用。
最終巻で一番笑ったシーン...(笑)。
ちなみに、個人的に破壊して欲しいヤツはいる←←←



で、
9巻の感想なんですけど、
実直に「淋しい」って想いましたね。
なんでしょう、
同じジャンプの漫画で言えば、
明稜帝梧桐勢十郎みたいに「これからも日々は続くのだ~」みたいな感じで終わるのかと思ってたら、
想像してたよりも思いっ切り卒業だったり転生?だったり物語自体を完全に閉めた印象で、
それはそれである種の❝潔さ❞も感じるんですが、
流々の結婚から老後、
そして、
最期まで描かれてるので、
読んでて胸がキュッと締め付けられるような感覚はありました
同時に、
若くして、
ちゃんと自分の死を受け入れている流々は正直強い子だな。とも想いましたね
自分は今30代後半ですが、彼女の様な死生観があるのか?と問われれば無いとは思う
つくづく人間の価値って年齢などには一切無いことを思い知りますけど、
そうですね・・・
やっぱり、最後までマグちゃんはマグちゃんだったんだとは感じましたね
マグちゃんは9巻の段階では「みんなの神様」には成れなかった、
けど、
流々にとっては想像上の神様を超えて❝本当の神様❞だったんだと思う。
「世界に一つだけの花」のナンバーワンにならなくてもいい~もともと特別なオンリーワン~って歌詞は、
よく批判の対象に上がるけど、この展開こそ、その歌詞の正しさを証明してる様にも思えた
つまり、
マグちゃんは、
誰かの唯一無二の神様に成ったのだ。
八方美人的に様々な人の「そこそこ」になるよりも、
君にとっての一番になるほうが個人的には嬉しいんじゃないかとは思う。
そういう意味では、マグちゃんの夢は叶った~と断言しても良いと想えた最終巻になっていて、
本当に素晴らしかったですし、
未練が全く無いかと問われれば正直ちょっとは、、、結構ありますけど(笑
でも、
落としどころとしてはやっぱり秀逸だと感じました!







でもね、
読んでいて、
本作は自分の青春だったな。って感じました
おいおい、令和に始まったのに「青春」って何だよ(笑)とか思われるかもですが、
それでも約2年間ぐらい感想書いたりツイッターでも色々書いてたりしてたので・・・・・
そういう意味では青春って何回あってもいいよね。とは感じますし、
正直、
自分は80代になっても新しいときめきを探すつもりですから。
懐古主義に陥るつもりなんて毛頭無いんです。
特別編で、
ナプちゃんが、
錬の為に叫ぶところなんて、
俗に言う❝絆❞以外の何物でもないですし、
ナプちゃんの食堂が出来てるのも胸アツでしたよね
それと、
個人的に好きな唯歌が卒業式で泣いてたのもグッと来たなあ
なんか、唯歌みたいな子が恋愛したらどうなるんだろう?って興味はありますよね
人気キャラかどうかは分からんけど、あの子とゾンちゃんの人生も見てみたいな~とは思いました
そういう風にホント「良キャラの宝庫」でもあった漫画でした、自分にとって。

卒業式の最後、
マグちゃんがビーム放って大騒ぎな感じで学生生活が締められるのは凄く良かったですし、
あの見開きのカットこそ本当にマグちゃんらしいというか、
みんなの「青春」が詰まっていて感無量でした
マグちゃんの集合写真に、
きれいにまとまったイイ感じの写真は似合わない
あんな風にバカやってわちゃわちゃやってる方がすっごくマグちゃんらしい。
そういう意味では作中でも最高の見開きだったように思いましたね。




ちなみに、すべて初版です(初版にこだわるヤツ😂)



最後の最後で、
流々と錬の関係性に決着が付いたのも良かった・・・!
流々がラストで紅潮してたのも可愛かったですし、
惜しむらくは、
こういうのがあったのが最後の最後だったので、
本格的な二人のデートとかが見れなかったのは心残りの一つですね
ふたりともウブだから絶対ニマニマ出来るクオリティのものに仕上がったはず。。
 けど、
逆に言えば、
最後にようやくポンッと発表されたからこそ、
「おっ😃」となったのかもしれないし、
そこはまあ、
「だからこそ」の良さもあるのかもしれないですよね
錬の勇気には乾杯したいし、マグちゃんを溶かすくらい(溶けたマグちゃんも可愛い!)、
秘めたる恋の熱を持っていた流々の女の子らしさもまた素敵な特別編でした。
他にも、
本当は描きたかった事は色々あったとは思いますけど、
この二人の関係性っていうのは物語初期からコンスタントに描写されてた事だったので、
それが最後に描かれたのはそれはそれで本作の〆には相応しかったかと。

上木敬さん、
最後まで好きになれるキャラクターと、
イマドキ珍しいくらい純真なファミリーコメディを、
ありがとうございました・・・!!
本誌最後のカットは個人的に「みどりのマキバオー」の最終回を思い出したんですが笑
❝これからも❞マグちゃんには誰かにとっての最高の神様である事を願ってます。
















という訳で、
約3年間「破壊神マグちゃん」の感想を書いてまいりましたが、
本記事にてマグ助の感想は一旦は終わりになります。
一度でも、
読んでくれた方々に深く感謝したいです。
最後は無念にも単行本単位での感想になってしまいましたが、
それでも、第1話を読んで即座に信じたこの漫画を最後まで見守れたのは幸福な事でした。
2月に上木さんの新作読切もあるみたいなので、そちらにも是非期待しましょう♬



マグちゃんすまいる。/破壊神マグちゃん 8巻 感想

2022-05-03 | 破壊神マグちゃん









えー、
いきなりですが、
まずは謝罪から始めないといけない。
去年まで毎週欠かさず各話感想書いてたマグちゃんでしたが、
・・・これいちいち説明するのも最早面倒くさいな
一時期メンタルブレークに因ってブログの更新がストップし掛けた時期があって、
その間に各話感想書いてた作品が全部大幅な周回遅れになってしまって、
その中でもマグちゃんに関して言えば感想を再開する前に連載が終わってしまったので、
作品にとって大事な時期に感想で援護射撃出来て無かったのはいちファンとして申し訳ない気持ちです。
 なので、
コミックスを現状コンプリート中でございますので、
せめて単行本単位ではありますが「続き」の感想を書きたいと思いました
今自分のブログ調べたら感想自体はこの8巻に収録されている第63話でストップしてました
だから冒頭の表紙見た時は「知らないキャラが表紙になってゐる・・・!」と素直に感じましたね笑

思えば、
今までマグちゃんのコミックスを毎回買ってたんですが、
本誌でも毎回感想書いてたので新刊買っても全部知ってる話だったんですよね
それを考えると、
知らないキャラが表紙飾ってるのも、
単行本の最後が引きで終わってて次巻が気になる!っていうのも、
ある意味初めての経験であり懐かしい体験でもある、というか・・・・・
 むしろ、
今まで味わった事の無かった感覚を、
今更マグちゃんで味わえてる~という事実もあり、
そう考えると正直全部が全部マイナスではないかな。とも感じました
ぶっちゃけ単行本も例外なく発売日の直後に新本で買ってたんで最低限の応援は出来てたと思うしね。

唯一、
月曜日にマグちゃんの感想へのアクセスが多かったのを見てると、
やっぱりある程度の申し訳なさはありましたけどね(笑
そこは良い機会なんで素直に謝罪したい。
申し訳ありませんでした。
でも、
これから新しいマグちゃんを、
真新しい想いで読める~って思うと結構楽しみな自分も居たりもしますよ、ええ。
という訳で以下8巻の内容を管理人の視点で語ってゆきたいと思います。








まず、
表紙が凄く可愛いですよね。。
可愛さに加えてちょっと扇情的なものも感じる、、、というか、
顔が紅潮してる上に制服、かつ、それなりに際どくもある。っていう
本編でそういう要素がほぼ皆無なだけにこの表紙は結構攻めてるな?とは思いました(笑
僕と一緒に遊ばない?とか言いたい←←←

キャラとしてはイズマの妹になるんですけど、
そう言われれば銀髪に加え多少格好付けな性格は似てるな~と感じました
ただ、
イズマと比べると、
若干ビビりというか、
イズマほどは振り切れてないのかも?とは思いましたね
でも、その良い意味で中途半端というか羞恥心が残ってる初々しさが彼女の魅力なんでしょう
プリンを食べるシーンや流々が錬に向かってサムズアップポーズを取るシーンとかは、
先にラインスタンプ(購入済)で見てたんで「あー、これかぁ。」と。
でも、
珍しく恋愛ネタ(?)でちょいドキしてる流々ちゃんや、
ミュスカーに「えっち」っていう流々ちゃんは新鮮で良かったですね・・・笑
上木さんの描く初々しいジュブナイル的な恋模様も結構好きだな~なんて感じました
まあ、セイラは正直現時点ではお兄様好きキャラなんで別に錬とのアレとかは無いんですが。。
 うん、
そうですね、
セイラは色々と「初々しいとこ」が最大の魅力かな、と
普通バージョンも可愛かったし定食屋でスタバのメニュー頼むのも面白かった
何より首だけの状態でイズマのセリフに感動してるトコはめっちゃ滑稽可愛かったですね・・・(笑
同時に、凄くポテンシャルの高そうな新キャラだっただけに、
現状連載が終わってる事実はちと残念ですね。。

そんなセイラをきっかけとして、
物語はバトル展開に入ってゆきます
聖騎士団vsマグちゃん(達)という構図ですが、
なんでしょう、
マグちゃんの良さを理解出来ない人々~と
マグちゃんの良さを理解出来てる人々~との闘い、という印象でしょうか
 ただ、
言ってもマグちゃん(達)は一応強大なパワーを持つ邪神ではあるので、
こういう展開になるのも有り得なくは無かったのでそこまで違和感は感じなかったですね。
肝心なのは、
お互いの想いが理解出来るだけに、
どう和解ポイントを見い出すのか~が重要になって来ますね
それは9巻以降で明らかになっていくんだとは思いますけど・・・・・
いや~、なんというか、思ってた以上に❝単行本派マグちゃんファン❞満喫しちゃってますね(笑
今までマグちゃんの続巻に対してこれほどまでに「早く読みてぇ!」って感情になった事無かったかも
勿論、本誌で毎回大好きで大好きで読んでて、その延長線上でコミックスも揃えてたんですが、
ある種コレクター的な側面が50%ぐらい占めてたのは否めないですからね
「反逆のイズマ」(かっけえ!過去最高に輝いてる!!)
「マグちゃんの激昂」(エモい・・・!!)
「聖騎士団の正義」(わからなくもない)・・・・・
様々な要素が絡み合って、バトル展開とは言え、
ある程度の❝納得❞を持って展開されている~とも感じられたので、
素直に6月3日発売の9巻でどういう顛末が待っているのか?が非常に愉しみです
ここから当然、クライマックスに向かって行くんでしょうが、
後追いにはなっちゃってますけど、
それでも初回からファンだった者として最後までワクワクし続けます。
という訳で、仮に自分の過去のマグちゃん感想を読まれてた方がこの記事をご覧になっているのなら、
改めて「これからも」是非よろしくお願いします・・・!!という事を伝えたいです。
当然、9巻の感想もUPする予定なので。














ところで、
3月に渋谷のパルコ6Fのジャンプショップ覗いたら、
マグちゃんグッズが残ってたので迷わずに回収してしまいました・・・笑
ツイッターでUPしたら沢山のマグちゃんファンが反応してくれて凄く嬉しかったです。

それで、
8巻で最も印象に残ったエピソードは、
やはりマグちゃんが夕陽を見て笑った第67話でした。
この回、表紙にサブタイトルとしても提示されてますけど、
これを代表回として認定(?)してるのも理解出来るくらいに感動的かつ、
マグちゃんの中でも屈指の❝ほっこり❞エピソードで、
流々の精神性含めて流石としか言い様の無い位に素晴らしいエピソードだったように感じました。
途中のミュスカーによる厭らしい感じの「にんまり」って笑顔も最高だったんですけど笑
 ただ、
最後の、
気の置けない大切な誰かと好きなものを見る、
それ自体が幸福なんだ。と、そう情緒豊かに感じられる流々のセンスがまず自分好みでしたし、
何より大事な使徒にそんな風に言って貰えて、
❝最高のすまいる❞を魅せるマグちゃんが尊すぎました。。
流々はマグちゃんに心を奪われたのと同時に、
マグちゃんもまた使徒である流々の想いに心奪われてたのかな。って思いました
それは、その感情は流々と出会う前のマグちゃんでは決して有り得なかったと言える変化で、
それを丁寧に丁寧に描いてあそこまでの感動に昇華させたセンスはやはり掛け値なく素晴らしい物でした。
それもまた積み重ねに因る賜物、というか・・・
クサい言い方をするなら、
もうとっくにマグちゃんの「願い」は叶ってた
流々にとっては既に絶対的なものに成っていたのかも、
その❝絆❞の在り方に爽やかな感動があった~と心から言えました。
そしてそんな王道から逃げなかった上木さんの手さばきもまた見事でしたね!

うん、
やはり、
新連載第1話からこの漫画を大好きになって絶賛した自分は間違ってなかった、
本作をずっと追い駆けて来て本当に良かった、読者として本作を誇れるとさえ思った、
価値あるサブタイ回だったと思います。。
(余談ですがJCのいちいちタイトル回を表紙に設定する文化、自分は昔から大好きです笑)。
ちょうど1か月後に発売する9巻も必ずゲットして感想書きます!!
最後までマグすけの活躍を楽しみますよ。



追伸:ナプちゃん、人気投票1位おめでとう(笑) 



仲良くなりたい。/破壊神マグちゃん 第63話「海原より愛を込めて」

2021-10-18 | 破壊神マグちゃん
可愛い。









・・・でも、
今回の話は現実に置き換えたら結構シビアな問題よな
要するに見た目が怖いからフレンドリーに接したくても敬遠される、と。
まあそもそも身体のサイズからして違うからそりゃそんな簡単に信用しないよ
例えば、
野良猫とか人間を見たら大体敬遠してすぐ逃げるでしょう
いくら親しみ込めて接しててもやっぱ本能的な恐怖があるんじゃないですかね
それを取り払うには何度はねのけられても懸命に仲良くなろうとする執念が必要なんですが、
それもやり過ぎると逆に畏怖に繋がる(っていうか繋がってた)ので中々に難しい問題でしたね。




これは・・・逆に怖いな(笑)。



でもね、
サメちゃんも決して悪意があってやってる訳じゃなくて、
本当に純粋に仲良くなりたくてやってた事だから。
正直、
どっちも責められんよね
ナプちゃんも悪戯に避けてる訳でなく本能的に危機意識を感じてただけなので。
その証拠に、一度ヤドカリ達を抱えて逃げ出してましたからね
何気に眷属もしっかり守っている、っていう。
そりゃ、
サメ=狂暴ってイメージは絶対あるから早々信用されないわな
結局、「何かあったら。」という意識は確実に焼き付いていたでしょうからね。

ピュアな心を直接見せられたのなら、
多分こういう事にはなってなかったでしょうけど、
でもそれが出来れば便利だけど物語にはならないですよね
ことごとく失敗する滑稽な模様は笑えたし、
「さめざめ」って擬音も可哀想だけど正直上手い、とは思った笑
だけど、
その根底にあるのは、
仲間が欲しい~という想いと、
自分を呼んでくれた、必要としてくれた人と繋がりたい~っていう
純粋極まりない気持ちだったので。
流々の涙も分かりますね。




上に乗ってるマグちゃんも可愛い笑😻



ただ、
最後に効いたのは、
誠実な気持ち・・・でした
ナプちゃんと仲良くなる為に綺麗な真珠の貝をプレゼント
「自分の為に」くれた、という気持ちもあったでしょうし、
その素直な想いがナプちゃんには届いて、、、本当に良かったですね
結局、
真珠ごと煮込んで食用にしてしまったんですけど、
そこでナプる事に因って逆に借りが出来て仲良くなれた~みたいな雰囲気に持っていけましたね
やはり誰でも贈り物をされると嬉しいと思うし、苦労の分だけ誠実な気持ちが伝わったんでしょう
 でも、
正直「仲良くしたい~と想ってる人がその願い通りにちょっと打ち解ける」みたいな、
変化球に見えて実はとってもド直球のエピソードにも感じたので余計にグッと来ましたね
これから、徐々に徐々に親密になって、
サメちゃんがもっともっと満たされる相様も見てみたいな!とか感じました
恋が実るかは結構怪しいけど(笑
ただ、
これからは(きっと)普通に仲良くしてくれるでしょう
そんなサメちゃんの気持ちの充足を思うだけで心地の良い話数に仕上がってましたね。。








しかし、
あの貝中身が抜かれてなかったので、
普通に食べる気持ちも正直分からなくもない・・・笑
そう考えると絶妙なチョイスでそこもまた上手かったですね
どっちの気持ちも理解出来るっていう。
 それと、
9ページ目1コマのサメちゃんが、
思いっ切り歯を「ガチィッ」とかしてるのもまた絶妙
お前の方がよっぽど危険だよ!!っていうね🤣
張り切り過ぎちゃったんでしょう笑


久々のお仕置き!/破壊神マグちゃん 第62話「血湧き肉躍る混沌闘技祭」

2021-10-12 | 破壊神マグちゃん










いきなり先週の話から入りますけど、
先週の話、
感想書いた後に何度も読み返してたらちょっと泣いちゃったんだよね
それくらい(あの話は)自分にとってものっそいグッと来るエピソードで・・・
って、
何で冒頭で先週のエピソード振り返ってるんだよ、とか思われそうですけど、
あの感想ってはっきりと「泣きました。」とは書いてなかったので。
そこは個人的にしっかりと明記しておきたかった
なんせ、
(多分だけど)マグちゃんで泣いたのってあれが初めてだったから。
泣いたと言ってもちょっと涙が出ただけで号泣とかでは無いんですけど、
ただ、
いちファンとしては大好きな漫画で泣けた~っていうのが嬉しかったね。
自分にとっては作品に触れて泣くのって物凄い特別な事なので。
他の方がどうなのかは知らないけど、
まあ個人ブログだし自己満足に走っても良いよね、っていう笑

でも、
今週の話も良かったよ
90年代アニメみたいに話の起承転結がはっきりとしてるし、
やりたい事も伝わって来る
要するに、
邪神同士の友情を描きたかったんでしょう
こういうエピソードがあるとないととじゃ今後の積み重ねにも関わって来るので、
そういう意味合いでは巧いエピソードに仕上がっていたと思います
今週は気楽に読める日常回に思えて、
実は邪神たちの貴重な思いで作りのエピソードでもあったんじゃないでしょうか。







その上で、
きっちり体育祭に乱入した罰も受けてるのが尚良かったです(笑
ま、
その辺はしっかりしてるなというか、
人間達の祭典じゃなくなってる訳ですしね
ただ、
イズマくんの活躍はバリ格好良かったし、
人間VS邪神の構図は燃えるものもあったし、
なんだかんだでみんなそれなりに楽しんだのも事実じゃないかな
(大玉転がしとか二人三脚なんかは結構邪神チーム負けてただろうし)
イズマくんのキャラを考えるとこういうトコで活躍させられるのはデカい
邪神たちのやりたい放題を阻止しつつ、人間たちの反撃をアシストしましたからね
この人間VS邪神の構図は存外に面白かったので今後機会があればまたやるのも楽しそうです
 錬のツッコミも逐一面白かったし、
ゾンちゃんを使った倒し方もバトル漫画っぽくて良かった
何より先述の様に普段はつつき合ってる邪神たちが協力して勝利した~っていうのも感慨深くてイイですね
これはこれである種の「成長」というか・・・
うん、
良い具合にオチも付いてたし、
でもマグちゃん達が友情パワー(?)で勝利したのも事実だし、
結果的にはニンマリ出来て良いバランスのエピソードに仕上がってたと感じました。
 それと、
最近コメディに振り切った話が少なかったので、
その意味合いでもこういうサクッと読める話が来たのは緩急的にもベターだったかな、と。
来週のマグちゃんもまた楽しみです♬










最後に、
発売日である月曜にUP出来なくて申し訳ない
来週からはまた月曜にきっちりUPすると思うので、
是非よろしくお願いします。。


その気持ちが嬉しい。/破壊神マグちゃん 第61話「破滅的午餐」

2021-10-04 | 破壊神マグちゃん










マグちゃんは弁当が崩れてぐちゃぐちゃになった事を嘆いていたけど、
でもね・・・
あそこまで苦労して、
「自分の為に」弁当を持って来てくれた事が流々は嬉しかったんだと思う
要は、ただの食べ物じゃなくて、優しい気持ちが入った最高の弁当になったというか・・・
正直、余計に美味しかったと想像しますね
管理人だって、
仮に同じような事されたら全くおんなじ感情を抱くと思われます
味自体は変わってなくても、食べる時の心持ちが違うのでフィルター自体が全く違うんですよ。
 それに、
マグちゃん自身は誤魔化してましたけど、
弁当を一切食べずに残ったパワーで学校まで来たっていうのは
キャラ弁を楽しみにしていた流々の為でしか無いんですよね
その心意気というか、
思い遣りの心が本当に素晴らしいと思ったし、
心の底から感動出来たエピソードにも仕上がっていたと思います・・・!!
ちょっと読んでて一瞬泣きそうになったね(笑)。




可愛い♬😊✨



でも、
マグちゃんと流々の関係性って、
結構 理想的な関係性だよな~とも感じました
流々はマグちゃんの為に食物買ったり料理作ったりゲームさせたり崇拝してたり(?)するけど、
ただ崇めてもらってるだけじゃなくて、
時にはこんな風に・・・
使徒を想って自身の身を削ってまでも助けてくれたりするっていう。
リアルに‟尊い”存在
うむ、
こりゃ崇拝不可避ですわ。という感じですかね(笑
要するに、お互いがお互いを支えてる気がするし、お互いがお互いに感謝してる気がするんです。
こんな関係は最早相思相愛・・・ってこう書いてるとまるで恋愛漫画かよって印象ですが🤭
うん、でも、
それくらい良いコンビだ。という話ですね
というか、
マグちゃん「下等生物」とか言ってくる割に性格が良すぎるんだよ(笑)。
想いを贈ったらちゃんと贈っただけ返してくれるし、ホント理想的なパートナーですよね。。
それと、
ようやく届け終わった時のでろんでろんの姿がシュール過ぎて初見で爆笑しました
歴代のジャンプの主人公でも流石にあんな姿になる主人公は早々いないでしょう笑🤣(たぶん)。







しかしここ最近のマグちゃん読んでると本当にキャラの転がし方がより巧みになった気がして、
以前にも増して面白い漫画になって来た感覚がありますね。
何気に続けてるゲーム(笑)とか、
冒頭のキャラ弁の下りもほんわかして楽しかったし、
そこから忘れたキャラ弁を届けに行く下りも冒険っぽくて読んでてワクワクしました
良い意味で童心に帰れる印象で前半の冒険パートも物凄く面白かったんですよ
それに、
形を崩さない様に運んでるマグちゃんは健気にも映ります
ミュスカーの扱いの変わりっぷりだったり、
ドリルを敵視したり、
ナプちゃんにキレ散らかす下りも読んでて笑いました
コロッケをパクパク食べてるナプちゃんも可愛かったし、
久々にマグちゃんの眼光食らってボコられてるナプちゃんもそれはそれで滑稽で面白かった笑(酷)
そこからの・・・
マグちゃんの葛藤のシーンがまた良いのよ😭(しみじみ)
ただ単にキャラ弁を運ぶんじゃなくて、一口もつけずに元の美しい形で渡したい・・・
っていう、
マグちゃんの流々に対する思い遣りの心がさ、、、
気持ち泣けましたね
心の底から推せる!というか、
なんかもうマグ様に自分のパワーを捧げる決心がより一層強くなったエピソードでもありました。。
その後は冒頭の通りですが、「やるしかあるまい」のトコでミスリードがあったのも作劇として巧い
兎角、
今週はコメディありほのぼのあり冒険あり感動ありの超特盛で紛う事なき神回でしたね!
掲載順も上から5番目だったんでそこも含めればより完璧な回じゃないでしょうか笑
本当に素晴らしい漫画だと思いますね。










ところで、
今日は単行本6巻の発売日でした!
ナプちゃんがミュスカーとタイマンで熱く闘り合ったりした、
あの伝説のVSミュスカー編まで完全収録されててそのキリの良さもまた魅力的ですね♬
各話感想毎週キッチリやってるので、購入された方は過去感想も是非!


本音の重ね合い。/破壊神マグちゃん 第60話「親友(後編)」

2021-09-27 | 破壊神マグちゃん









今週のマグちゃんを読んでてまず感じたのは、
唯歌ってこんなに殊勝な考え方が出来るキャラだったんだ・・・!という事ですね
前回の感想で感じた通りに彼女は桔梗の勉強の邪魔にならない為に自ら遊ぶのを控えたみたい
加えて、
内申書に響かない様に、
自分のようないたずらっ子とは一緒に居ない方が良い。という、
この娘の新しい一面を垣間見たような物凄い客観的過ぎる判断力にビックリしました(笑
唯歌ちゃん、あなたそこまで俯瞰で自分の事評価出来てたのかよっていうね。

それは、
ある意味かなり強く相手を想ってるからこその行動であり、
問題児であった自分と仲良くしてくれた恩義或いは愛情に近い気持ちがあったんでしょうね
ただ、
逆に言えば、
それは違う意味合いでは「自分を殺している。」とも言えるんですよね
正直に言うと、面白くはあったけど、この年齢でそこまで大人になる必要性は薄いんですよ
仮に未来が変わらなかったとしても、自分の本当の気持ちは伝えてもいいんじゃないか。
そんなメッセージ性も感じたゾンちゃんの‟ズル”は最高の所業だったと思うし、
唯歌も流石に親友の前ではわがままになれなかった・・・という
事実を活かした暗澹の使い方にも痺れました・・・!







一方で、
桔梗の方はこれでバッチリ受験勉強が出来る🎶😊・・・って風にはならなかったみたい😰
具体的に書くと、彼女が進学校を受験すると決めたのは親や先生への期待に応える意味合いが強かった
つまりは、
ぶっちゃけ彼女の「本当の意志」では無かった訳です
逆にこのまま自分を持たないまま人形の様に生きていく事に疑問を感じてた訳で・・・
そう考えると、
最終的に進路は変わりましたけど、、、
ただ、
彼女自身の本懐を考えればこれで良かったんだと思いますね
親の期待には応えられなかったけど、でも、なんだかんだ自分の人生は自分のものだから。
うん、
間違ってようが、
正しかろうが、
「好きに生きる」事が結局一番大事だと感じてるので。
大好きな友達と高校生活を過ごす事を選んでも全然良いと思う
独りで知らないトコ行って孤独を感じるよりは、
やっぱりそっちのが良いと思ったね
まず本人の本懐が進学校志向じゃないワケですから(笑
桔梗の未来も、唯歌ちゃんの未来も、私個人としては同様に応援しています!!


桔梗が「選ばされた」のではなく、
自分の意志で「選んだ」というだけで価値ある選択ですね。
そしてそれを後押ししたグラちゃんとマグ様も素晴らしい働きだったと思いましたね♬
桔梗はあくまで「オカルトが好き」な娘で、「勉強が好き」な娘ではないからね。
これが彼女の‟本当の幸福”だし、そしてその為の第一歩なんだと感じました。












読んでて感じたのは、
桔梗は自由に好き放題やってる唯歌の存在に救われて来て、
逆に唯歌はわがままな自分に呆れずに傍に居てくれる桔梗に救われて来たんだと感じました
それと桔梗はただ優等生やってるだけだった自分に頼ってくれる唯歌にも救われてたのかも
そういう風に考えると、
本当win-winの関係性なのかもしれないです
でもそれ以前に幼少期から培って来た言葉に出来ない感覚・・・もあったのかも、ですね
何にせよ、お互いが素直になる事が出来ただけでも良かった。。
桔梗の未来は自分の本懐に正直になった事で更にハッピーになると思う!
それと個人的には唯歌が更に好きになれたお話でした笑
本当に美しいエピソードでしたね。


交錯する想い。/破壊神マグちゃん 第59話「親友(前編)」

2021-09-18 | 破壊神マグちゃん
この唯歌ちゃん可愛いなぁ!🎶🥰✨










今回の話は進路に対する軋轢・・・軋轢なのかな
唯歌ちゃんが思った以上に大人の対応だったんで別に喧嘩した訳じゃないけど、
ただ、
水面下で妙なわだかまりは出来た、、、気はする
 
けど、
今回の問題っていうのは難しいですよね
「みんなで西高に行く。」というのが何となくの‟流れ”だったんでしょうが、
しかし、
友達に合わせて学力高い子が偏差値落ちる高校にわざわざ進むのが良い事なのか?というのもある
能力があるんなら将来性を考えてそりゃ偏差値高い高校に行った方が当人の為だけれど。
唯歌も内心それは分かってるんじゃないですかね~
分かってるからああいう形だけは大人の対応を取ったんでしょうけど、
本心では・・・
大分ダメージ受けてそうでしたね
 恐らく冒頭の描写から過去に桔梗と何かしらの絆が生まれるような出来事があり、
唯歌ちゃんもそれを大事に想ってただけに心の整理が付かないんでしょう
美澄高校の事を知った後にさっさと帰ったのも桔梗の邪魔をしたくなかったのかもしれない
そう考えると意外と健気な思考してるな。。とか個人的には思いましたけど(笑
親友に何の相談も無しに決めちゃってたのも追い打ちをかけてた・・・のかも。







でも桔梗に罪は何も無いし、
空気を読んでわざわざ自分の学力から一歩下がるトコを選ぶのが必ずしも良い事とは限らない
本人がより偏差値の高い学校に行って将来やりたい事があるなら正しい事なんですよね
みんなに事実を言わずに、
先に先生に話してたのも・・・
性格が大人しくて優しい桔梗らしいと言えばらしい
空気を壊したくなかったんだろうし相手にショックを与える事を思うと中々言えなかったんでしょう。
 ただ、
この問題ってどう解決すればいいんだろう?とは読んでて気になりました(笑
美澄に唯歌ちゃんが行く事は学力の面を考えれば厳しいし流々達とも離れ離れになる
かといって、説得してみんなで西高にする~というのも同調圧力な気はする
せめて、
お互い本音で話せれば・・・
唯歌ちゃんが変に大人の対応だったのが思春期のこじらせを誘発してる様な感じもしました。。
とはいえ幼少からずっと絆深い友達だった事を考えるとまともで居られる訳ないよね
これ結構、
今回の話は結構、
俗に言う‟こじらせ青春漫画マニア”には堪らないかもしれないなぁ~、と笑

個人的に想うのは・・・
ちびまる子の大野くん達みたいに、
お互いのお互いに対する想いを確認し合って欲しい。という事ですね
どういう展開になったとしてもこのままなあなあで終わるのは悲し過ぎるから。
うん、
それが一番かな.
取り敢えず二人とも自分の気持ちを押し殺し過ぎなので。
来週、、、じゃない、今週は土曜発売だったんで、再来週、ですね。
どういう顛末になるのか、今からドキドキしつつ期待しています・・・・・!!











ところで、
マグちゃん、
破滅使徒血盟の書にプロフィールを示してくれて、
信徒になってくれた恩や義理で二人をどうにかしようと立ち上がるなんて、
前々から感じてましたけどマジで性格素晴らしいですよね(笑
ここまで信徒想いの邪神もおるまい・・・という事でマグ様の立ち回りにも期待しましょう♬


ナプちゃん、メイドになる。/破壊神マグちゃん 第58話「狂乱食堂の夜明け」

2021-09-13 | 破壊神マグちゃん









今週は「一介の料理人になる~」というナプちゃんの夢が叶ってましたね
まあDIYかつ子供のおままごとみたいなお店でしたけど・・・。
でも、
メニューが少ないとは言え、
品物の値段は5円な訳でしょ?(笑)。
そりゃ流行る・・・
というか、原価に対して売値が安すぎてド〇キもビックリの価格破壊を起こしてるわな🤣
恐らくどうしても承認欲求が捨てられなくてそういう値段にしたんでしょうね
事実、
ナプちゃんの作った料理を他人が購入して、
美味しそうに食べてくれた~というのは確かな成果であり足跡ですよね
あれ見るに、ナプちゃんもお金が欲しいというよりは本当に飲食業が大好きなんでしょう。
打算的なようでいてそういう純粋な部分はホント素敵なキャラですよね(しみじみ)。







確かに、
お店の仕様は貧乏(笑)ですし、
言っちゃえば子供のごっこ遊びみたいなものかもしれないですけど・・・
ただ、
自分が頑張って勉強した料理の腕前がある程度は誰かが「楽しむモノ」として通用したのは事実
イズマくんも唐揚げ食べてたし唯歌ちゃんもプリンを大量に買いに来てたり。。
例え一瞬でも、
ナプちゃんの夢が叶ったのは現実ですし、また、
こういうのが自信になってまた次なる夢の懸け橋にもなるんですよね
お店ごっこをしてるナプちゃんも可愛かったし、
充実の表情で働いてるナプちゃんも可愛かった、
勿論、
ノスの夢でメイド姿になってるナプちゃんも超可愛かったです(笑
結局は最初の妥協し過ぎた価格破壊が仇になって今回の事業は失敗に終わりましたが、
また一から料理も経営も勉強し直してリベンジするナプちゃんも観てみたいなぁ~と思いましたね♬
 今回は小ネタも充実してました
最初の「がんばれ邪神」もヘタレ感出てて面白かったし、
野望を語る引用させて頂いた上記のカットも夢があって素敵でした。。
錬の“予想”もしっかり当たってたし笑
プリンに唐揚げ付ける~っていう食い合わせ無視のサービスも笑った
その後の悪徳商売(笑)や、
流々に高値吹っ掛けて冷酷にあしらわれるのも面白かった
鏻さんを下っ端として使おうとして猿ぐつわにされたり、
マグちゃんを増えるワカメで騙した下りもチョロ過ぎて笑ってしまった
ナプちゃんがメイド喫茶やる下りは一瞬ロボコとコラボしたのかと錯覚しましたが笑(いつか共演希望!)
正直、
個人的には「アリだな。」とか普通に思いました←←←←←
また、夢オチでもノスちゃんの存在で自業自得になってるのもポイント高いですね
顛末としては予想通りの炎上&破産で真っ当に因果応報食らってましたが🤣
 でも、
(価格を除けば)途中までは上手く行ってたので、
これに懲りずにまた狂乱食堂の“続き”にも期待しています・・・!
ちょっとだけでも、ナプちゃんの夢が叶った事に関しては、本当に良かったです。。












ナプちゃん可愛い・・・!😍👍✨
これで思いっきり媚びられたら1000円くらいなら出してしまうかもしれない。。
ああ、自分も大概チョロいですな(笑



忠誠の理由。/破壊神マグちゃん 第57話「眷属チヌ」

2021-09-06 | 破壊神マグちゃん
面白い(笑)。








個人的には、
マグちゃんは威厳がない訳じゃなくて、
ただ純粋に強烈に愛されてただけだと思ったけど・・・笑
でも、
最後にチヌが改めて「お手」で応えたのも理解出来るんですよね
マグちゃんは“危険に晒した”という表現をしてたけど、
逆に言えば、
ああいう状況下で自分をあそこまでして懸命に助けてくれる~という「証明」でもあったと思うんですよね
ぶっちゃけチヌの飼い主に伏線として注意喚起された時も、
マグちゃんなら車に轢かれても大丈夫だろう。とは感じてたんですけど
(しかし車に轢かれても大丈夫だと思える漫画の主人公って一体・・・笑)。







まあそれでも、
(ある程度の)ダメージはあっただろうし、
ペチャンコになる事で生じるリスクも勿論あった訳ですけど、
それでも邪神であるマグ様が率先して自分を助けてくれた~というのはインパクトもデカい
恐らくは自分はこの程度では死なないというのが分かってるからこその優先だったんでしょうが、
助けられた方としてはやっぱ恩義も感じますし忠誠の度合いも強くなりますよね
これが例え人間相手だったとしても、
正直信仰されてたんじゃないかな~とか思うので
そう考えると邪神でありながら使徒想いのマグちゃんの“凄味”が凝縮された話数でもありました
以前も25話で困ってた使徒である流々を渾身の力で助けてみせた出来事がありましたが、
威厳を示す事に躍起になっていると思いきや、
何気に使徒に対する思い遣りの気持ちも強い~という、
高圧的でありながら深い慈しみも持ってるのがマグというキャラなのかな。と読んでて思いました
 チヌも、
そんなマグちゃんの素晴らしさを理解してるからこそ、
最後に今一度深い忠誠を誓ったんだと思うしそこには恩義も存在しているんでしょう
なんせ自分の為に身体を張ってくれるくらい自分を想ってくれてる~という事ですからね
正直、
今回の散歩も色々な出会いとかあって楽しかったと思うし・・・笑
チヌもまた、そんなマグちゃんの背中を見て益々大きく逞しくなっていくんでしょうね
誰かを守れるくらい強い存在へ―――――。
ちょっと今回の話はいつもよりもしんみりとしたテイストのお話でしたが、
その分水面下に漂っている感情の動きが読んでて感慨深い気持ちにさせるお話にも感じました
読者に解釈を(ある程度)委ねてる説明の少なさも含めて秀逸な57話でしたね!










ただ、
マグちゃん、
「己が身を挺してまで」って言ってるけど、
先に己が身を挺して助けてくれたのはマグちゃんだからね(笑
その前に必死に制してた事からマグちゃんの落ち度(?)も少ないとは思う
勿論チヌは犬だから命令を愚直に聴いてしまうのも仕方がない
だからこそリカバリーが見事だったし、
そんなマグちゃんだからチヌも懸命に救助したんでしょう
最後のコマのマグちゃんのセリフはそういうチヌの想いも汲んだセリフだったのかな、と
今回個人的な解釈多めの感想になってますが、まあ、こういう感想もあるよ、という事で(笑
マグちゃんとチヌの“絆”がまた一つ深まった、そんな記念碑的な話数でもありました。

あと、唯歌ちゃんの妹・・・めっちゃ可愛かったです!!(満面の笑み)←←←


夢の中のイズマ。/破壊神マグちゃん 第56話『夢幻』のノス=コシュ

2021-08-30 | 破壊神マグちゃん









今週は夢の中でRPGでした。
でも、
イズマの夢だったからこうなった訳で、
仮に錬の夢だったら甘酸っぱい感じになってたんだろうか。。とは思いました
まあみんなで協力してワイワイっていうのは楽しいですよね・・・
ぶっちゃけ、
RPGというのは一人遊びの極地なんですよ
人間一人でやってもゲームの中で「仲間」は出来るし、
街を救ったら妙な達成感もあるし、、、ある種の沼なんですよね(笑
そういう意味では、
マグちゃんみたいな最初からレベル99を超えて1000くらいなのがパーティに居るのは、
反則だし醍醐味ナッシングでネタとしては面白かったですね。
RPGツクールのギャグみたいで(笑
 ただ、
マグちゃん能力値下げられても、
その軟体を活かして「鍵」として機能してたんで・・・
ああいう描写はパーティ感あってとても読んでて楽しかったです。
仮にあの描写が無かったら“主人公が役立った感”が薄くなってたからね。







で、
イズマの精神世界を見ていると、
やっぱり「男の子」なんでしょうね
管理人自身は姉ちゃんの観ていた少女漫画原作のアニメ等で育った人間ではあるんですが、
ドラクエとかも子供の頃から大好きだったので・・・
ちょっと気持ちも分かりますね
学校とか忘れて、
ただ単純に、
自身がヒーローとなり世界を救っていく、、、いいじゃないですか
なんかそれはそれでイズマなりの生き方ではありますよね。とは素直に思いました
ま、
例え現実であったとしても、
「何かを救う」って生き方も出来なくもないですからね
イズマはイズマのままで居て欲しいな、とも感じた56話目でした。







オチは、
大魔王役がウーネラスで、
でも、
懸命なイズマに萌えちゃって陥落~っていうコミカルなものだったんですが、
イズマのセリフから察するにやっぱりイズマは早く大人になって認められたいのかもしれません
一刻も早く誰かから認められるような英雄になりたい感、というか・・・
勿論、
ウーネラスに自分の根性や能力を認めて欲しい想いもあるんでしょうね
なんというか、
ラスボスはマグちゃんだと勝手に思ってたので(よく考えれば既に居るんですが)、
ウーネラスだったのは意外だと同時に「子供扱い」ってコンプレックスが目下最大の悩みだったのかな?とか
そう考えるとイズマも結構可愛いトコあるな~とか感じながら読んでましたね(笑
 そんで、
散々苦労したのに、
最後のボスが所謂ちょろイン系だったのもオチとしては上手かったです🤣
萌えて欲求が満たされて堕ちる~っていうのはいかにも本作らしくて非常に巧かったかな、と。
その後のマグちゃん達とのやりとりもほのぼのしてて読んでてニッコリ出来て良かった♬








振り返ると、
イズマとウーネラスののろけ回だったのかもしれない・・・笑
そして、ノスさんの能力は意外と色々な労働というか商品に使えそうな気もしたり(笑
ハーレムの夢とか😋
・・・ん、
なんでもないです(何)
それと、次週Cカラーなんですが「アニメ化祈願」って・・・アニメ化して欲しいんですかね?
どっかの関係者が見ている事を願います🙇‍♂️
あとthe pillowsの「GOOD DREAMS」は自分も持ってます!(巻末コメントネタです笑)。