「しょうあんと日々。」
今月号で最終回です。
正直、ちょっと寂しいですね(笑
個人的にはこの漫画にはアニメになって欲しいな、っていう気持ちがありました
普段好きな漫画に対して全然アニメ化とか望まないタイプの人間なんですが、
しょうあんだけは観てみたかったかな・・・
結構アニメ向けのキャラだったし。
何より、
もう新しいしょうあんには会えないんだなあ。。って思うと気持ち的には悲しいし淋しいです
ただ、この最終回はしょうあんの「未来」を描いたエピソードでそこは非常に良かったと感じましたね。
終わり方としては個人的には最高のものだったかな、と。
孤独に泣いてしまったしょうあんだったけど、
自分が過ごした・・・
孤独ではあったけど、
大切な居場所だけは(お遊戯だと分かっていても)守りたかった、
あの場所であの面子で過ごしてた時間「も」彼女にとっては大切だった。という顛末は
初期から、っていうか初回からこの漫画を見て来た人間にとってはかなり感慨深いものでした
最初の台風と船を作ってドヤ顔で端島に渡ろうとするパートもクスクス出来て良かったんですが(笑
ただ、
最終的な結論としては、
新しい場所に向かうよりも、
生まれ育った端島で生きる事を選んだ、
つまりもう端島そのものがしょうあんにとっての“故郷”になったんでしょうね。
先月号で寂しさに泣いたのもウソではなかったんでしょうけど、
この島で生きたい。と想う気持ちもまた本当だったという話
それはそれで、一つの素晴らしい選択だったのでは、と。
最高にカワイイ!
で、
最後のオチも凄く良かったです
あのオチってはっきりと「こうなりました」っていうオチじゃなくて、
どっちかって言えば読んでる人に想像を委ねるタイプのオチじゃないですか?
それがこの漫画には非常に似合ってるなあ、と感じたと同時に、
“その後”のしょうあんの未来にも想いを馳せられる感じで・・・
とっても豊かな結末になっていましたね。
個人的には、
うめちゃんとかにもまた出会って欲しいし、
その時は故郷を代表してまた素敵な地元人(?)になってて欲しいし、
またお酒も飲んでて欲しいし(笑
うん、
最終的には先月号とうって変わって素敵な未来を想像出来るエンディングになったのが
いちしょうあんファンとしては嬉しかった・・・ですね。
ありがとうございました!
正直、
この漫画からは色々な事を学んだ気がします
自分が普段当たり前のようにやってる事でも、
その実他の誰かにとっては新鮮で尊い事なのかもしれない
特に、
食に関しては、
美味しいものを美味しいと感じながら味わう~という点でかなり参考にさせて頂きました
また、
新しいことや、
新しい出会いに、
いちいち驚いて沢山の表情を見せてくれた、
そんなしょうあんというキャラクターが愛おしくて堪らなかったです・・・!
最後の最後まで初々しくて可愛らしいキャラクターだったしょうあん、そんな彼女の人生に、拍手を。
桑佳あささんの次回作にも期待、です!
またキューンでも連載して欲しいですね。