サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ゆらぎ荘の幽奈さん 第37話「朧、学校へ」 感想(週刊少年ジャンプ2016年48号)

2016-10-31 | ゆらぎ荘の幽奈さん
遂に惚れましたかね・・・笑

今週のゆらぎ荘を語るにあたって、シンボリックに感じた場面が二つあります
まずはこれ




普通なら問答無用でボコられるようなシーンなんですが
ヒロイン達の察しがあまりに良く、「諌めるべきは朧」と叱責の方向が最初から朧に向かっています
地味で細かいシーンかもしれませんが、まず最初に読んだ時にこれに感心させられました
いくら朧ちゃんが攻めモードだったとはいえ、コガラシが陥落されて校内で不純異性交遊を行った可能性もなくはないはず
しかし、ヒロイン達は一切コガラシを疑わず、「きっと朧だろう」と彼を一切責めずに正しい行動を取っている
そんな作劇の素晴らしさに感動しました
これ、言っちゃえばそれくらいコガラシが信用されている、誠実だと思われてる、それがきちんと伝わってる・・・って事ですからね
なんかその相様自体が初期から比べると感慨深いというか、みんなもみんなでちゃんと成長してるんだなあ、、、って気がして。
こういう場面では問答無用で潔くボコられるのが「王道」だと思うんですが、
敢えてそこを外して来た作劇に本作の誠実さを感じました。

いや、ぶっちゃけこの場面でボコられる/ボコられないに関してはどっちでもいいんです
そこの是非は問わないというか、問答無用でボコられるのもそれはそれで「王道」だと思います
だけど、この場合は、ゆらぎ荘の場合は、この形が最良で一番スッキリ出来る形だった・・・ただそれだけの話ですね
そういうトコまできちんと考えて進めてくれる細やかさが本作の魅力の一つだとはっきりと感じますね。
特にあの狭霧が何一つコガラシを疑わず真っ先に朧に向かったのがなんか感動的でしたね(笑
それもここまでのコガラシの立ち振る舞いが良かったからこそ、、、なんですよね
そういう意味では積み重ねの物語だとも言えると思います。
で、もう一つのシンボリックだった場面はこれ





この場面、
後続のシーンも含めてよく見ると
後ろに固いロッカーがあってそれに朧がぶつからないように庇ってる訳なんですが
結果的にコガラシの頭と朧を支えている手だけが後ろのロッカーにぶつかり
朧だけがノーダメージで済んでいる・・・という場面になってるんですね

ちゃんと、コガラシだけがロッカーにぶつかっている、、、って描写を入れ込んでいるからこそ
「なんてイイ奴なんだ・・・!!」という感想が素直に生まれる
そういう作劇の転がし方が(本作に於いて)実に象徴的で
素晴らしいなあ・・・って思いました
普通に考えたら、
こんな事(色々な意味で)出来ませんよ
でも、こういう事が出来ちゃうコガラシが主人公だからこそ
ゆらぎ荘がしっかりとゆらぎ荘のまま違和感なく展開出来ている所以なんだろうなあ。って個人的には思います
ただ庇った訳じゃない、朧に一切余計なダメージが及ばぬよう計算された庇い方になっているのが素晴らしい!って話ですね
そりゃ、朧ちゃんもちょっとは惚れるわ、いや、むしろ、これで何の好意も抱かない方がおかしい。ってところまで行けてるのが何よりも良かった
特に朧ちゃんは前々から逞しく雄々しい男が好き、、、って雰囲気があったからこそ、ね。





極めつけはこれね
一応全員無傷で無作為に傷付けた訳じゃない・・・といっても
迷惑を掛けたのは事実ですから、きっちりと朧を諌めて謝らせに行く
ドタバタコメディ回だとそこまで気が及んでない事も結構多かったりするんですけど
この作品は違う
そこで、きっちりと謝らせる
こういうトコも存外にしっかりしてて
ミウラさんの誠実な部分がよく出てると思うんです
ま、あれはあれでみんな新たな性癖に目覚めそうですが
・・・いや、なんでもないです。ええ
特に保険医がね
・・・うん、っていうか、すいません(汗)

しかし、これがあるのとないのとでは全然印象も違ったでしょう
朧ちゃんは多少やり過ぎな一面もあるとはいえ、素直に謝れる女の子でもある、、、という事を
しっかりとアピール出来た。という意味合いでも今週は凄く良かった

朧ちゃんが惚れるきっかけ(に近い)エピソードを先週のお話をきちんと土台にした上で展開し、
その上でコガラシ自身のイケメンっぷり、頼れる王子様っぷりも抜け目なく描き、
更にドタバタした分の諌める描写までちゃんと描き切って終わる・・・という
正にレベルの高い作劇、完璧に近いお話に仕上がってて実に最高でした

やはり(個人的に)今のジャンプで一番好きな漫画がこれです
コガラシがただのラブコメに於ける舞台装置ではなく、
「憧れられるべき存在」として描かれてる、または、男としてもそう思える のがデカいっすね
それは誰が何と言おうと自分の中では確かな手応えとして残り続けるでしょう
そんなコガラシを信用してくれたヒロイン達の描写含めて今週は素晴らしかった
そして、狭霧たちのサービスシーンもまた素晴らしかった・・・笑
様々な意味合いで眼福でした。

にしても、こんだけ高位置をキープしてるのだから、そろそろ表紙巻頭ダメですかね
まっ、読者としては取り敢えず感想書いてアンケ等送るくらいしか出来る事はないんですけど。
まあ近年俺がジャンプで応援して来た漫画の扱いを考えれば、(安定して)続いてるだけでありがたみはあるんですがね(笑
しかし、ジャンプラブコメでここまでハイクオリティな主人公は中々いなかった(と、思う)ので
もっともっと羽ばたかせてあげたいですね。応援も引き続き頑張りますよ。










上目遣い&紅潮朧ちゃん可愛い・・・!
こりゃ、朧ちゃんが本気で恋心を持って攻めて来たらいくらのコガラシはんでも陥落不可避やでぇ!(うらら風)
っていうか、俺自身が陥落されてますがな(笑
早くもっともっとデレデレになった朧ちゃんが見たい・・・!と思わせる効能もあり、
先を見据えたお話としても存外に良かったなあ。。と思いました
制服姿も思ってた以上に似合ってて可愛かった!



ふくねこ 第2話 感想(月刊アクション2016年12月号)

2016-10-29 | 松沢まり
                                      
                                 俺もしょっちゅうスベってます(遠い目)










なんか、いかにも年頃の、思春期っぽい悩みでイイなあ・・・って思いました(笑
そもそもあの場面でスベったのは良い具合に媚びる事が出来なかったからだと思う
「まだ分からない」「引っ越して来たばかりだから」っていうのは正直な感想で「正しい」と言われれば正しいんですが、
やっぱり正しさだけじゃ人間関係は上手く動かないですよね
もっと気の効いた事を言えれば、
もっと上手いパスを出せればあんな雰囲気にはならなかったでしょう
コミュ下手だと、「受ける」だけで終わってしまって、「受け返す」事が出来ないんですよね
パス出されてもこっちがパス出さなけりゃ、「ああ向こうはパスくれないのか」ってその内スルーされる存在になる
要するに“連係が取れなきゃダメ”って事なんですよね それはよく分かっているつもりであります
まあ、分かってても分かってるだけじゃダメなんだけどな!(虚無感)




会話はスポーツに似ている(と、思う)
ただ、ここまでガチガチに考えちゃってる時点で
“自然”とは程遠いのかもしれませんね。



学校は露骨に「友達がいる人」「いない人」に分かれる場所で
しかもこの年代だともっと遊んだりしたいでしょうし、辛いでしょうね
自分もその年代にぼっちだったんで海子の気持ちは分かるつもりです

今回もふくねこ、こと、フクの福を呼ぶ幸せの踊り、、、に助けてもらって
「ぶつかった娘が(偶然)姉の漫画のファンだった。」という奇跡をおやつのお礼に分けてもらえました
ただ、それは先月の展開と全く同じ、違うのはむしろここからでした。

そんなチャンスを活かして、
「自分から」勇気を出して積極的に話掛ける事に成功
全部が全部ふくねこことフクのお陰じゃない、
ちゃんと海子の自力も合わさって掴むことが出来た一つの「成長」・・・の表現にグッと来ました
きっかけはフクちゃんのラッキーパスだったんだけど、そんなパスを自分の力でちゃんと繋げる事が出来た、、、
そんな誠実で、1話の中でもきちんとキャラの進歩を描ける作劇が今月は素晴らしかったですね

世界は君が考えている以上に残酷で
世界は君が考えている以上に残酷じゃなかったりもする
要するに、真剣になるのはいいけど、深刻にはなるな、って話ですね(by松岡修造)
案外、良い結果が出たり、上手く繋がったりもするから、まずは自分から動く事が大切
それを海子は今回で学んだんでしょうね
それまで引越しに因る友達ゼロ案件に必要以上に悩んで、涙していた海子が
ふくねこのフクちゃんのパワーと自分自身の勇気で一気に満たされて行く様はカタルシス満点で読み応えがありました
なんか海子はツンケンしてた最初の印象よりも、思ってた以上に初々しい良い娘で正に美月ライクな主人公で非常にイイ感じです
こういう気持ち、忘れてたな・・・って思える第2話目でそんな思春期の相様に触れるのも面白かった2話目
順調に、そして期待以上に楽しい漫画に仕上がってるのでまり先生のファンは是非読んで欲しい
そうでなくとも、ポップで可愛くて、こしょばゆい所に手が届く漫画になってるので是非是非。当ブログは「ふくねこ」を応援しています!













勇気出し最中の海子可愛い・・・(笑)
ツインテの新キャラがどういう風に物語に作用するのか、
そして家族の為に一生懸命頑張ってるお姉ちゃんのドラマにも期待大です
陽太も相当良いキャラだし、これは今は少なくなってしまったホームコメディの新星になれるかもしれません
今、ホームコメディ的な作品全然見当たらないですもんね。そういう意味合いでも「ふくねこ」には期待なのです
ましてや双葉社はホームコメディの代表格のような漫画を輩出してる出版社ですからね(笑)

それにしても、いつか海子や陽太もフクがただの猫にしか見えなくなる時が来るんでしょうか
それはそれで寂しいな、、、って気が早いですが思ってしまいました。
来月も楽しみ♪



かぐや様は告らせたい 第30話「白銀御行は出かけたい」 感想(ヤングジャンプ2016年48号)

2016-10-28 | ヤングジャンプ感想
                                     
                                     闇を感じる・・・笑








君たちまだ学生なのに、なぜそんな重い物を抱えているんだ・・・笑
と、思いつつ、藤原書記にひっかき回される会長とかぐや様が面白かったです
会長が考えているよりも、かぐや様はずっとピュアな娘なのに
なぜそこまで・・・?と感じながら、
でも正直現実も同じだよな、、、って思うんです
ぶっちゃけ、他人(ひと)の心なんて読めないじゃないですか?
だから、本当は予想とは違う行動や感情を起こす事も理論上は有り得るのに
「でもダメだろうなあ・・・。」って勝手に自分の中で決め込んで行動を起こせなくなってしまう
そう考えると、ある種生々しくもあると(個人的に)思うんですよね
思春期及び思春期を引き摺ったままの心情そのもの、っていうか
蓋を開ければwin-winの関係性そのものなのにね・・・笑




このネタ本当に笑っちゃうんだけど(笑



藤原書記のあまりの自由奔放さに思考停止して放棄状態のかぐや様のリアクションは新しくて面白かった
それと同じくらい「お可愛いこと」包囲網のヤバさにちょいちょい笑いつつ、
藤原書記の天王山は一体いつなんだろう・・・!?と
会長とかぐや様の気持ちも肌で理解出来ましたね
まあ・・・正直、
自分が居ない時にみんなで遊ばれて悔しい気持ちは分からなくもないんですけど
だから、完全に藤原書記の気持ちが分からないという訳ではないんだけど
それでも石上くんの云う事が正論ですよね(笑
やっぱり各々に都合があるわけだから。

ただ、正直トマト祭りと友達と一緒に遊ぶのなら、後者だよな絶対・・・。
藤原書記はそのまんまトマト祭りに行くのか、それとも取りやめにするのか、、、
も個人的には気になる
っていうか、お前遊んでばっかだな!と(笑
先にケジメ云々のドヤ顔語りがあったからこそ、てめェ!って気持ちになれて構成的にも上手いお話でした
会長とかぐや様のエレガンスでピュアで、打算的で(笑)でも、やっぱりイノセントなんだろうなあ。。って夏休みが今から超楽しみです












でもちょっとカワイイ・・・笑(オイ)





クノイチノイチ! 第6話(其之六)「恋するくノ一?」 感想(ヤングジャンプ 2016年48号)

2016-10-27 | クノイチノイチ!
                                     
                                 イチくん(ちゃん)格好良い!










今週は巻中カラー♪
巻物を見つけるまでの道程は、
ずっと渚に頼りっぱなしでイチ自身は何もしてませんでした
何もしてませんでした・・・っていうか、そもそもイチは忍者じゃないし
もっと言えばこの時代の人間でもないのである意味それが「普通」なんですけどね(笑
正直、今すぐ屋根づたいに登れ!って言われても無理じゃないですか?
だから、活躍の機会はない、、、と思ってたら
なるほど、こういう形で活躍させるのね・・・!っていう絶妙な感動がありました
あのまま「何も出来ないイチ」だったならば、単なる小判鮫に過ぎなかったでしょう
だけど、囮役を演じる事ならば一般人のイチにも出来るし、これで貸し借りもなくなった気がする
いや、本人的にはそういう打算すら織り込んでない、ただ純粋に「女の子を助けたかっただけ」なんでしょうね
そんなイチちゃんの献身的で勇敢な姿勢に正直、素で「格好良い・・・!」と思ってしまいました
イチちゃん格好良いだけじゃなく、見た目美少女だし、このまま順調に成長していけばマジで「ボクガール」のポジション継げるんじゃないですかね
少なくとも5話までの巻き込まれ役な相様から、この6話で読切の時にも感じなかった魅力をイチちゃんから感じました
何も出来ない、と言い訳をするのではなく
何か出来ないか、と勇気を持って動いてるのがとても素敵ですね
こりゃますます渚ちゃん惚れ案件ですわ・・・って個人的に思いました(笑
あやめちゃんも4話で珍しく(?)格好良いトコ見せてましたし、思ってた以上に物語は順調に動いてるみたいです
ただ、勿論「始まったばかり」なのも事実なので、人気安定の為に支援はちゃんとします(アンケ等)
今週はイチちゃんが可愛いだけじゃなく、格好良いトコもある・・・!とアピールするには絶好の作劇になっていたかと




カワイイ。


しかし、渚ちゃんはすっかり正妻みたいなポジションになってますね・・・笑
あやめちゃんは超が付くほどの生真面目キャラですから、こういう「悪いコト」を一緒にするには渚ちゃんの方が都合が良いんでしょうね
それにしても、今週の渚ちゃんは可愛かった・・・!
なんかすっかり「恋する乙女」みたいな相様になっていてニヤニヤが止まらなかったですね
いや、、、というのも、ここまで恋愛的な描写がそこまでなかったので
それも含めて「おっ」と思わせるインパクトがあったかなあ、と。
予想外に二度目のセンターカラー貰うの早かった印象ですが
そんな目立つポジションで「恋愛要素、あるよ。」とアピールするにはこれまた絶好の機会でしょうね
なんか、ああいう強気で、ガサツで、おてんばな娘が恋に落ちるの大好きなんですよね・・・笑
そういう意味でも想像以上にニヤニヤ出来てしまって今作の新たな可能性を感じたりもしました
というか、ある種願ってた展開でもあって、その意味でも嬉しかったんですけど。




渚ちゃんも可愛いけど、イチちゃんのティクビに目が行ってしまう俺(アブない・・・)。



その上で、敢えて書かせて貰うとイチくん(ちゃん)も可愛かった・・・!

って、
ん~・・・・・。
こういう事書くと「お前はショタなのか?」って言われそうですけど(笑
でも、本当に可愛くて・・・。象徴的だったのが、蜘蛛を殺すのではなく
「もう大丈夫だよ」って告げて逃がしてあげる優しさが堪らなかったですね
お風呂場の回想も気合いの入ったティクビの描写と
男なのに妙な色気を感じてしまって、
いちいち注視してしまったんですけど(笑
なんか、「ドキッ」ってするところすら可愛く感じてしまうんですよ
これは・・・このままイチくん(ちゃん)の魅力を磨き続けていけば伝説の瑞樹きゅんのレベルに近づけるかもしれません
そんな素養を(あくまで個人的に)感じてしまいました
少なくとも今のヤンジャンにボクガやボーイスカートのようなエッセンスを持つ作品は(一時期と比べて)少なくなっているので
そういう意味合いでも「クノイチノイチ!」には期待なのです

・・・って、
男の娘やショタを(自分のように)本作にワクワクしながら読んでいる読者がどれくらいいるのかがよく分からないので
こういう事を堂々と書くのも趣向全開でアレなんですけど(笑)。
まあ、そこは個人ブログって事で許して下さい
でもなんか、2ページ目の冒頭からして美少女っぽいですよね・・・笑

それでいて、
女の子の為に身を張って囮役を買って出る、とか精神性も最高過ぎる!
蜘蛛も殺さず、あやめちゃんに罪悪感もあって、それでいて女の子を危険な目に合わせない、、、
なんて素敵な子なんだろう。大好きなイチちゃんが可愛くて格好良くて今週は連載が始まってから一番面白かった気がします
次週、イチちゃんがミオ先生に何をされてしまうのか、それとも渚ちゃんが行動に出たりするのか・・・
色々な意味で期待です それにしてもミオ先生は神出鬼没で化け物レベルのキャラですね(笑
だからやめとけって言ったのに・・・笑

でも、行かなきゃ渚ちゃんとのラブコメも、イチちゃんの活躍もなかった訳だから
作劇的には成功なんですけどね。成功っていうか、正解か。
眠ってるあやめちゃんも含めて「ズッコケ三忍組」の明日に注目!!











巻き込まれ気味だったそれまでとは違って、
イチちゃん自身が頑張って動けるようになって来たし、
キャラとの関係性も進んで来て初連載とは思えないくらい良い具合の話運びだと思います
後は、上手くヤンジャン内で安定したポジションを築いていって欲しい
取り敢えず、ボクガのファンは今週の内容読んで下さい(笑
そうでなくとも、
イチちゃんの魅力はきっちり伝わる回だった・・・はず。来週も楽しみ。


祝!イチくん(ちゃん)初カラーページのセンター奪取!!
ぎこちない忍者ポーズが可愛い・・・!
ちなみに1話から欠かさずアンケート1位で入れてるんで、
その意味でも早期巻中カラー奪取は嬉しかったですね。公式はエロコメと謳ってますが、
エロコメだけじゃなく主人公も可愛くて素敵で輝いてるので(笑
なんか様々な角度から楽しめる作品になっていけばいいな、って思ってます。





RYOKO 第2話(vol.2)「WISHES」 感想

2016-10-26 | RYOKO

第2話もセンターカラーだ!スタイリッシュ、かつ、可愛い。










料子は、きっと、師匠の事が好きだったんだと思う
じゃなければ香水を付けたり、わざわざ汚れたらダメな服で会いにはいかないでしょう
香水を付けたのも、可愛い服で師匠に会いに行ったのも、きっと少しでも師匠の前では女らしく居たかった、から・・・。
そう考えると、なんだか健気でいじらしくて可愛過ぎやしませんか。いや、可愛過ぎる。
また、師匠強いし頼もしいし優しいし・・・で、料子が好きになるのも分かるんですよね
そういう意味(恋愛的な意味)でもグッと来たし、料子も一人前にロマンスに興味があるんだな、、、って思えて微笑ましくもありました
いつか師匠と再会する日は来るのかなあ、とか
その時は料子の「頑張り」をもっと認めてくれるのかなあ、とか
色々と想像してしまいますね。2話も1話に負けじと面白かったと思います。




こーゆーの可愛いな(笑


2話は、取捨選択のお話でした
北に「安全」を求めて進むか、
この町に「家庭」を求めて留まるか・・・
普通に考えれば、北だと思うんですけど
料子には経験と力があり、家族を守れるだけの度量がある
そして、何より家族自身が「料子が決めて良い。」と委ねている
それはきっと、自分自身が何も守れないし、何も出来ないからこそ、
最終的な判断は料子に任せたんでしょう

かといって、北に行けば「必ず」安全という訳ではない
情報が未確定な上に、ある意味上手過ぎる話にも取れる
だから、場合によってはここの方が安全なパターンも有り得る訳です
環境を変えるのは、博打的だし、それによって道を踏み外す事も有り得る
そういう観点から考えると、守れる力がある内にはここに留まった方が「安全」かもしれない
何とも難しい2択でしたが、料子が選んだのは、ここに留まる事でした。


母親との約束・・・
しかも「戦って」とも言ってないのに、
敢えてそんな言葉を健気に守り通して、「日常」を守り抜く事を決意した料子
そんな料子の想いと、師匠との決別を自動的に選んだ事からの涙にはグッと来ました
寂しいけれど、悲しいけれど、それでも自分が決めた道、自分が選んだ日常・・・・・。
料子が一歩大人になった瞬間を切り取ったこのお話は、
ある意味初回以上に胸に来るものがあり、
まだまだ未成熟な点はあれど
名作傑作になりそうだな、、、ってオーラが確かにあったと思います
これから料子は、一人で戦って行く
一人で家庭を守って、
一人で大人になっていく。
その過程でどういう出会いがあるのか、どういう出来事があるのか・・・。
正直少年漫画のワクワク感が止まらない感覚にもなってしまって益々夢中になってしまいました
また、師匠と料子のやりとりも微笑ましくてそういう観点からも楽しめたお話でしたね。



この涙はいつの日か・・・。

躍動感のあるアクションシーン、
かと思ったらきゅうりの血が付いちゃうコミカルで可愛いカット、
師匠の前で緊張して力み過ぎてしまう乙女な様子、
さり気に料理自体も上手い料子の素敵さ、
「お前が決めた道ならば」と言ってくれる父親の素晴らしさ、
そして、師匠がきっちり力試ししてくれる王道のシーンの面白さ・・・と
正に少年漫画のエッセンスがふんだんに詰まった2話目に仕上がってるので
料子の可愛さと合わせてこの回から読んでもきっと大丈夫だと思います
この連載自体がデビュー作なので、
経験は少ないでしょうし、決して完璧な作品ではないと思うんですけど
それでもそんな諸々が気にならないくらいのパワーと面白さがきっちりある漫画だと思います
雪の様にしんしんと降るえのき、攻略法を言われないでも即座に倒せる対応力の高さも説明的ではなく
直観的に「もうそんな事を教える必要すらない」って事の証明になっていて、そういう野暮ではない作劇の巧さも光っているかと
とにかく、読んで欲しい
とにかく、感じて欲しい。
個人的にはそういう思いでいっぱいです
ダイナミックで、多少シュールで、そして王道もきっちり抑えてある
これは是非是非人気を得て欲しい!って本気で思います
だから、今週もアンケとFL出して応援します
めぐみと、古見さんと、料子は必ずスターダムにのし上がって欲しい。その為に、水曜日は身を粉にして記事を書きまくる予定。
お好きな方は、是非一緒に楽しみましょう。母親との約束、大好きな師匠との別れ、そして、素敵な母になる。という目標・・・
ちょっとニュータイプだけど、確かな少年漫画の血筋の上に生まれた漫画だと思います。
何より、目標が限りなく日常的なのがサンデーっぽくて最高ですね(笑
この発想はサンデーっ子ならではの発想だと思う。
そういう意味合いでも、三ツ橋さんには期待なのです。あくまで個人的な評価ではありますが。







料子は、
「日常の有り難味」をまた違ったアプローチで教えてくれる漫画になるかも分かりません
料子が戦って得た平穏と日常的光景が正に現実ともリンクしている部分もあって
日常を守ること、それ自体が戦い―――
っていうテーマはぶっとんでるけど共感も出来る気はする
現実だって、家庭を守る為にみんな戦ってるわけじゃないですか?
その意味だと通じる部分もありますよね。
料子も、
みんなも、
「あったかい日常」を守る為に頑張れ。
そして、頑張った末にここにある日常が如何に尊いものなのか・・・
それを教えてくれる気がする。来週以降も、応援します。




天野めぐみはスキだらけ! 第48話「上手だね!!」&古見さんは、コミュ症です。 43、44話感想

2016-10-26 | 天野めぐみ&古見さん
                                      
                                      カワイイ。










天野めぐみはスキだらけ! 第48話「上手だね!!」
 
今週はハロウィンのお話でした
魔女っ子めぐみ可愛い・・・!と思いつつ、
個人的にハロウィンは嫌いではないですね
ただ、自分はやらない、やる暇もないですけど(笑
しかし、こうやって漫画で見てても「バカやれる日」というか、
それはそれである種の趣向としてアリなんじゃないかなあ、、、って個人的には思います
まあ俺が子供の頃はこんなに根付いてなかったんで、やる機会すらなかったのを考えると
今の子供たちはある意味恵まれてるのかもしれません。楽しみが多くて。



・・・イイ。


ただ、このお話の肝はハロウィン自体、ではなく
むしろハロウィンに合わせて衣装新調したのにサイズが合わなくてピンチなめぐみ自体にありました
また太ったのか
それはそれでアリだな
・・・ん、なんでもないです(え?)
人前でセクシーな格好をする女の子って可愛いと思うんですよ
衣装自体は言わずもがな、そういう格好で人前に出れる度胸と精神性が良いんですよね
まあ、今回は不覚にも、、、という形でしたが、いつか学の妄想と同じく大胆な姿で街を歩けるといいですね。いいですね、っていうか・・・笑

しかし、今回のめぐみは本当に可愛かったな
可愛い子が可愛い子を楽しみにする事自体可愛いな、って思うんですが(アキちゃんを待ってた時ね)
いちいち照れてるまーくん含めて良い意味でスレてなくてどのシーンを切り取っても良かったですね
その上で、タイツ破り、、、、という上級者向けのエロスをぶっ込んで来るあたり流石でした
正にエロスとほのぼのが同居し合っている、めぐみならでは・・・と言える内容になってたんじゃないでしょうか
終始漂うイベント感の演出含めて賑やかで可愛くて楽しくて純朴で官能的でたっぷり魅力が詰まっていた48話目でした

ただ、正直またリバウンドしてるな、って思いました(笑)
う~ん、これ秋の味覚食べすぎちゃったでしょ?ってくらい太ましさが目立つ内容で
作者の趣向が反映されまくっている作劇にある種の潔さを感じたりもしました
ねこぐちさんは自分の「好き」を隠さない、というか
ボンキュッボン的なキャラが一番?好かれるんでしょうけど
敢えてちょっと肉付きが良い体型にする勇気、、、っていうか、わが道をいく舵取りが素晴らしいですね
そして、こーゆー、肉付きが良すぎて服でトラブっちゃうような女の子は大好物なので笑
正にwin-winの内容に仕上がっててそういう面でも非常に良かったです
背中が破けてる・・・と知っためぐみの反応もグッドでしたし、
学は良い仕事してんだけど、なんかカップルみたいになっちゃってる相様もニヤニヤ出来てすこぶる良かった
えっちぃ姿を見せまいと紅潮しながら頑張ってるめぐみも不謹慎ながら可愛かったです(笑)

ただ、ハロウィン姿でドキドキ!って話ではなく、
きっちりフェチ心くすぐる演出があったり、ハラハラの展開もあったりで
緩急も上手く使えてて秀逸なお話だったかと
でも、太ましくてもめぐみは十二分に可愛くて素敵です。そのままのめぐみでいてね(切望)。



古見さんは、コミュ症です。 コミュ43 アルバイトです。 コミュ44 公園です。

お水を飲む姿ですら美しい(惚)



ああいう、ティッシュ配りチラシ配り等のバイトって
基本無視してんですよ。そのまま話掛けられる可能性もあるから、
基本そっちを一切見ずに通り過ぎてます
でも、
こういう話を読むと
「う~ん・・・。」って思ってしまう節もありますね(笑
彼彼女らも、あれを配り終えないと仕事自体が終わりにならない訳で
絶対ゴミとして(ほぼ)捨てると分かってても形だけでも受け取るべきなのかな、、、とか
思っちゃいますよね
ただ、そういう余計な優しさが
付け込まれる要因になりそうな気もしなくもないから
その辺が難しいっちゃあ難しいんですけどね。古見さんのティッシュ?
そりゃ全力で受け取って家に持ち帰って興奮するに決まってる
・・・嘘です。
いや、半分は本当です。半分は・・・ね(意味深)。

でも、いざ自分がやる、、、となったら、これほどまでにメンタルを削られるバイトもないかも、ですね
正直受け取ってもらえなかったり、無視されただけでキツいですもんね。いつも自分はやってる癖に
だから、古見さんの気持ちも分からなくもない・・・というか、自分にはちょっとしんどいかも、です(笑)。
結局俺もコミュ症だからな・・・(遠い目)。

しかし、「天野めぐみ」に勅使河原が出て来たと思ったら、
「古見さん」でも勅使河原ですか。
こりゃ、コラボするしかないですね!(超笑顔)
でも、ぶっちゃけティッシュは普通に使えるんで別にもらってもイイですよね。
実は帰りの駅でちょうどティッシュ配ってたんでもらっちゃいましたよ。実話ですけど。
古見さんにはある意味向いてるかもしれません。正直きれいな子だともらいたくなるし(現金だな・・・笑)。


二本目は、古見さんがただ公園で遊んでるだけのお話でした
でも、そんなただ遊んでるだけの内容がピュアリティたっぷりでやたら良かったです・・・(笑)。
デジタルのこの時代に、しかも高校生が、公園の遊具で満足そうに遊んでいる、、、
それだけでちょっとイイな、と思いませんか。
俺は思います。
思います、っていうか、なんか古見さんのペースで楽しんでてイイな。と思う
古見さん自身はいい年こいて公園ではしゃぐのを見られたくないっぽいですけど、それもまた童心に帰れて重要ですからね
別に誰かに合わせたり、誰かのペースに付いて行く必要も無い、古見さんが今したい事を、何も気にせずにやっている・・・。
そんな様子に実は一番グッと来たのかもしれません
今どきの高校生はみんなスマホだけど、
古見さんは古見さんで、古見さんのペースでゆっくりと生きている。
それでいいじゃないですか。なんかそういう風に思いましたし、このご時世だからこそ「イイなあ。」って思えたお話だったのかも
でも古見さんなら、何やっても麗しいし、絵になるよ。だから、そんなに気にしなくても良いと思った(笑)。
むしろ只野くんと一緒に公園で遊べばいいのにね。そんな時も待ち望みつつ。














ジーンズ姿も良いなあ・・・(惚)
それはそれで色っぽい。
今週は「あおざくら」も凄く良かった
沖田ちゃんが正妻過ぎて(笑


大重版中のコミックス1巻の感想もよろしくお願いします
何やら結構いい数字出たみたいで、めぐみと古見さん、そしてRYOKOが次世代のサンデーを牽引してくれたらいいなあ、と。
毎週感想とアンケで応援してファンも頑張りたい。
古見さんは、コミュ症です。 1巻/オダトモヒト

あと、
先週父親を「初登場」とか言ってたけど、
単行本読み返してたら携帯買ってもらうとこでちょっと出てたね・・・(汗)
古見さんファンとして恥ずかしい。申し訳ないです。関係ないけど先週のエピソードも良かったな。









THE NOVEMBERS「Tour-Hallelujah-」@宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-2 16.10.23

2016-10-25 | LIVE
                                    
                             日曜日にノーベンバーズのライブを観に宇都宮へ。












個人的な話なんですが、
今月北関東三県でライブを観たんです
水戸と高崎、そして宇都宮・・・どれも遠かったです(笑
千葉在住と言っても、東京側に住んでる訳じゃなく中央の市原市なんで
どこも往復8時間強とかそのレベルなんですけど・・・笑
でも、ぶっちゃけ日帰りでも行けますね
だから、来年も北関東にライブを観に行きたい
今回は観光めいた事は一切しなかったんですけど(おみやげはどこでも買った)、来年はもう少し頑張りたいし
どこも正直素敵な街に見えるので、完全にテリトリーにしたい気持ちでいっぱいです
しかも今回は宇都宮結成のバンドのライブを地元宇都宮で、、、って公演だったので
余計に感慨深い気持ちでいっぱいでした。

とはいえ、宇都宮に来たのも宇都宮のヘブンズロックに来たのもこれが初めてじゃない
「zeitgeist」のツアー初日がここだったんでその時以来、実に約3年ぶりくらいに来たんですかね
だから、久々感というか、「懐かしいな。」って気持ちも持つことが出来て
こういう感覚があるとちょっと遠くまでライブを観に行くのも悪くないなー、っていうか
「帰って来た感」が地元でなくても持てて素敵なんですよね
1年ぶりの水戸ですらそういう感覚があった
ここでライブをする時の小林祐介はいつもよりも饒舌になる
宇都宮東高校が共学になった話も多分聞いたの2回目でしたけど(笑
高松さんが高校時代茶髪で姿勢が悪くて近寄りがたかった話など、色々話しててそれも面白かったですね
また、宇都宮でノーベンバーズのライブが観たいですし、いつか宇都宮で大輪の花を咲かせられるといいなあ、と。
にしても宇都宮のヘブンズロックは駅から相当距離ありますね ほぼ一本道で来れるので分かりやすくはありますけど、
看板見つけた時の安心感が半端じゃなかったですね笑
東武宇都宮駅ならすぐ近くなんですが。











ノーベンバーズを観るのは渋谷WWWの首以来約半年ぶり
その間の自主企画はどれも都合により行けなかった(行きたかった)ので待ち焦がれた公演でした
まず驚いたのは、物販の充実っぷり 宇都宮のヘブンズロックは物販スペースが広いんで
ちょっとしたブランド店みたいになってて(笑
凄かったですねえ
自分も買いましたが、一度に買うと消費が凄いので、取り敢えず一番欲しかったハレルヤロングシャツを購入
プチ服屋状態になってるので、正直物販だけで既に面白いんですよね。これ、今後も頑張って欲しいなあ。


一曲目は「Hallelujah」でした
力強く、生命を感じさせるボーカリゼイションでライブはスタート
続くポップで爽やかな「風」、そこからロックな「1000年」「!!!!!!!!!!!」と小気味良くライブを進行させていく
小林祐介の発言通り、新作の楽曲は大きいステージを想定して作られてるな。と生で聴いてまじまじと感じた
新木場のコーストで「1000年」のイントロの高松さんのベースが炸裂する瞬間も楽しみだなあ。とか思いつつ
ある種パンキッシュにも感じられるサウンドに興奮を隠せない
「Xeno」でそのボルテージが最高潮に達し、
一心不乱に楽器を弾き倒し以前よりも更にスピード感が増した音像に気分も高まる!!・・・と、思ったら
「爆音じゃない気がして」とまさかのやり直し(!!)が発生、
これは正直ビビったんだけど(笑
こんなん初めてだなあ・・・と思いつつ、
更に爆音に強化して鳴らされた「Xeno」にイントロから大きな歓声が沸き上がる

じっくりと「愛はなけなし」を聴かせて、
流麗に「ただ遠くへ」の美しいアルペジオを響かせる
そんな流れにウットリしつつ、
強烈なシャウトとケンゴさんの張り詰めたギターサウンドが素晴らしかった「時間さえも年老いて」とアルバムの楽曲を立て続けにプレイ
「236745981」に至っては激しいライトの照明と吉木さんの高速ドラミングのパンチ力が凄すぎてただただ圧倒されるクオリティ
この曲と「Xeno」は今年は対バンライブ、自主企画のが多かったので新曲を多く披露する~という方針もあってセトリから外されがちで、
中々聴く機会が少なかったんですけど、こうやって久々に聴くとやっぱ「すげーな。」って思いますよね
ライブでより威力を発揮する、音源の倍以上に衝撃的に感じられる確かな武器だなあ・・・と改めて実感出来ました

爆音の力強さを浴びた後は、
「GIFT」を丹念に響かせてじっくりと聴き手の心を掴んで行く
優しく歌われた「ブルックリン最終出口」、去年よりも賑やかに美しく響いてる印象だった「きれいな海へ」と
往年の代表曲を惜しみなく披露、特に「きれいな海へ」はケンゴさんのギターの音色が更に研ぎ澄まされてて素晴らしい出来栄えだった
スロウダンス出来るくらいに躍動感もある演奏だったのが確かな進化を感じさせてくれました

「ガンガン行きますか」というMCの後で
「鉄の夢」「dysphoria」「Blood Music.1985」と歴代のキラーチューンを次々に投下!
どれも凄く良かったんですが、最近はヘドバンをしたり大きなリアクションで聴くお客さんも増えていて
恐らくああいうのは、メンバーが他プロジェクトに参加したりしてそこから得た客層でもあるのかなあ・・・って観ていて何となく思いました
その前は、みんな直立不動で動いてる方が目立っちゃう感じだったんですけどね(笑
それもまた良い変化なんじゃないかな。って個人的には思います

最近のセトリに組み込まれてる事は知ってたんですが、
まさかの「こわれる」にはテンション上がりましたね!!
ノーベンバーズのライブに行き始めた頃は定番中の定番だったんですが
いつの間にか殆ど演奏する事がなくなってたんで、これは古参の自分もニッコリしちゃいました
THE NOVEMBERSのCDで一番最初に買ったのがデビュー作の「THE NOVEMBERS」で、そこからラジオで新曲として「こわれる」が流れた時は
一気に進化したな!って感覚があってより深くノーベンバーズを好きになった思い出があります
だから、この曲が聴けて、しかも以前よりもエネルギッシュになって帰って来て凄くカタルシスも大きかったんですよね
ただ懐かしい、だけではなく、きちんと最新型にブラッシュアップされていた「こわれる」だったのが二重に嬉しかった。
そういうところの美意識の高さもまた素晴らしくて感動してしまいましたね。

「黒い虹」は、もう最高潮を刻んでくれました
新曲として聴いた時よりもずっと盛り上がりが激しくて、
「合図だ」のところの一気に興奮が最高地まで達して行く感覚は想像以上にとんでもない仕上がり具合になってて
これを大ハコであるコーストで聴いたらどうなっちゃうんだ・・・!?ってワクワクを隠し切れないですね

最後の「美しい火」は曲そのものも良かったんですが、
最後にこの曲・・・っていうのも思ってたより似合っててそのポジショニングも秀逸でした
あのイントロが響いた瞬間「あ、クライマックス感あるなあ。」って思えて、その意味でも感動しました
こうして、宇都宮にまた新しく美しく、それでいて雄々しいTHE NOVEMBERSを刻んでこの日のライブは終了
「Hallelujah」の曲を中心に聴かせつつ、旧譜のナンバーも多目で実に楽しめた一夜でした。
ありがとうございました。









1.Hallelujah
2.風
3.1000年
4.!!!!!!!!!!!
5.Xeno
6.Xeno(2回目)
7.愛はなけなし
8.ただ遠くへ
9.時間さえも年老いて
10.236745981
11.GIFT
12.ブルックリン最終出口
13.きれいな海へ
14.鉄の夢
15.dysphoria
16.Blood Music.1985
17.こわれる
18.黒い虹
19.美しい火

20.いこうよ

21.バースデイ










アンコール(1回目)では「いこうよ」だったんですが、
これがまたえらい良かったですね
音源で溜めて溜めて、一気に爆音を聴かせるパートがあるんですけど
実際にその部分を生で聴くと、素直にかっけぇ・・・って状態になってしまう位にキマってて
新譜の曲の中でも最も仕上がってるのがこれなんじゃないか、、、というくらい格好良くて、美しかった
「未来」を丹念に真剣に目指している今のTHE NOVEMBERSそのものが詰まっているステージだったかと
温かい空気感、福音、祝祭的なムードの素晴らしさを含めて涙線を刺激された一曲でした

小林祐介が、懸命な声で、伸びやかに力強く「いこうよ」と何度も歌うラストは
本当にがむしゃらな希望を抱かせるには十分で、
確かな自分のパワーになってくれた感覚がある
そんな素敵で逞しい光景が、とても嬉しくなった宇都宮ワンマン
まさかのダブルアンコール敢行で聴けた「バースデイ」の叩きつけるような凄まじい爆音含めて進化の度合いがまざまざと感じられる会心の公演だったと思います

新譜の楽曲もまだまだ進化していくだろうし、
この一夜だけで「Hallelujah」を終わらせるにはもったいない。
是非、新木場スタジオコーストに共に行きましょう。いや、いこうよ。
そして来年も対バンイベントやワンマンでまだまだノーベンバーズのライブに触れていたい。
そう切望せずには居られない気分ですね。まだまだすごいもの、観れると思いますよ。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第36話「朧さんは2推しでいい」 感想(週刊少年ジャンプ2016年47号)

2016-10-24 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                      
                                      憧れの人。










今週はコガラシを巡っての女子たちのガールズ・トーク炸裂でした
このお話の何が凄いって、普通少年誌のこの手のラブコメだと大体主人公は優しさ等で乗り切るパターンが多いんですが
コガラシはもうそういう次元でもなく・・・純粋に「憧れの男性」としてヒロインから語られている
要するに王子様的ポジションに収まってしまってる、って事なんですよね。

そりゃそうだ、
幽奈さんが基本誰にも見えない、映らない存在であっても
今ここで「俺には見えてる」って言って大事なチークダンスのパートナーに選ぶレベルのイケメンですからね
恥も誤解も恐れずに、ただただ己の道を貫く、、、客観的に見ても格好の良い主人公だと思う
なんか、千紗希さんがコガラシを語ってる時のコガラシが完全にヒロインに引けをとってない、というか
ある意味では越えちゃってるんですよね・・・笑

普通、少年誌のこの手のラブコメではここまで「あの素敵な男の子と・・・!」って目線にはならないと思うんですよね
男子が強烈に女子に憧れて、女子は「優しいから気になる」ってのが王道のパターンだと思ってるんですけど
そう考えるとゆらぎ荘は王道のようで王道からは少しはみ出している。とも言えます
そのはみ出している部分こそがゆらぎ荘の確かなオリジナリティなんだろうなあ、、、って個人的には深く感じてますね
今週とか、完全に王子様キャラに恋する女の子達の構図にしか見えないし、
またそうなっても違和感がないほどコガラシは格好良いんだよな。。
粋だし、颯爽としてるし、誠実だし、逞しいし・・・。
ここまでヒロインズの心情に感情移入出来る時点で「素晴らしい」と言わざるを得ないのが本音ですね。




祝!アイドル結成!(笑


で、そんなコガラシきゅんの気を惹く為にアイドル修行・・・って
流れがすげーなオイ(笑
なんか、そこまでしちゃう千紗希さんたちも千紗希さんたちで可愛いし、
いい年こいて(と、いっても一応学生だからセーフか?)アイドル夢見て微妙な空気になるオチもまた良かった
ある意味、コガラシが女の子たっぷりの下宿先に来れてラッキー!って始まりから
むしろ、女の子たちが「誰がコガラシのハートを射止めるのか?」って相様になって来たな、、、と思いました
そして、そういう展開にするには、なるには、あまりにもコガラシに違和感が無さ過ぎて
これはこれでOK!って感覚にもなってきて益々面白い事になってますね(笑
どうにかしてコガラシを籠絡しよう、、、っていう
そういう話し合い自体が(ヒロインの精神性含めて)可愛くて面白かった良回でした

しかしこゆず、「年のせい」って意外と失礼だな!
確かにその通りなんだが









こんなコガラシは嫌だ(笑


朧ちゃんのガーリーな服装、可愛くて素敵でした。
あの姿に、照れというか、恋心が加わったら更に最強になりそうですね・・・笑
何か今後の展開が益々楽しみになった36話でした。良い。



太陽のカフス/LOST IN TIME

2016-10-23 | シングル感想








承認欲求を充たしたいがために
弱者の剣振り回して
望んでさえいなかったサイコロの出目に
踊らされる日々の中で












今月のライブから、会場限定でLOST IN TIMEのニューシングル「太陽のカフス」が出ています
これがまた・・・ロストらしからぬ(?)お洒落でヴィヴィッドな音像に仕上がってて凄く良いんですよね
思えば、前のアルバムに収録されていた(これも会場限定のシングルとして切られてましたが)「明け星」に通じるというか
すごくアダルティックで洗練された雰囲気の楽曲になっていると思うんです
「明け星」はミディアムバラッドでしたけど、
「太陽のカフス」はカッティングが光る小気味良いロックチューン
でも、共通してるのは「今までと(明らかに)違う」その新鮮な感覚です
これを聴けばロストがもう一段階進化した、どんどんバンドとして面白くなっている事が一聴して分かる会心のシングルになっていると思います

個人的には、「ライラック」もそうなんですが、会場限定で出すには勿体ないクオリティの楽曲だとも思いました・・・笑
どっちもドラマ主題歌か映画の主題歌なんかに似合いそうな感じするんですけどね
正直、「最近聴いてない」って人こそ今のロストの凄味に触れて欲しい気持ちでいっぱいです
最早、「三井さんが入ってからのロストインタイム」がLOST IN TIMEの中で代表になって来た、そのものになって来たんだなあ・・・と思わざるを得ない
それほどまでに手応えを感じる新曲であり、“これから”もっともっと面白い事になって来そうな予感もします
海北さんの47都道府県ツアーを数カ月でこなす、という傍目から観たら無茶苦茶な笑
(普通は半年か或いは一年ぐらいかけてやると思う。タフすぎ!)
試みなども含めて、
今はロストインタイムがロストインタイムをスクラップ&ビルドしていく時期なんでしょうね
こういう新鮮味だらけの新曲を聴いていると、余計にそういう事を感じてしまいます
海北さん、短期間に楽器弾き過ぎて手がガッチリし過ぎですし笑
その分出す音もぶっとくなって来てますからね
そんなマッチョで大人な、進化中のLOST IN TIMEの「今」を是非目撃して欲しい
出来れば、1カ月後のthe pillowsとのツーマンで目撃して欲しい(笑
そして、気に入った際にはこの曲を手にとって欲しい・・・そう思ってます。来年はデビュー15周年なんでスパーンとロングツアーかましてくれたら最高ですね
そしたら「太陽のカフス」何度も何度も聴けるだろうから至福だと考えたりもするんですが・・・笑




どうすればいいの どうしたらいいの
考えるほどに 遠くなる実像
もうそれはきっと 僕じゃない何か
背伸びするほどに 顔を出す虚像




よく歌われる様な、
「俺は俺」
「君は君らしく」も悪くないんですけど、
それでもどこかで自分を貫いてる時に感じる孤独、、、みたいなものがあって
そんな言葉から背伸びしてはみ出してみたい感情を持つ事もある
だけど、合わせようとすれば合わせようとするほど、
背伸びしようとすればするほどに
“自分ではない何か”になっていってしまう感覚も否めなくて
その狭間で苦しんでいるような心理描写・・・が秀逸だと思いました
誰かの様になりたくて、
誰かの様を目指したはずなのに
なんだかちっとも心が満たされなくて
それよりも素の自分を認めて欲しい気持ちも強くて、、、っていう
アレンジ自体は物凄くオシャレで大人っぽくて素敵なんですが
歌詞の方向性は今までの・・・
いや、今まで以上にロストっぽく深化している
その絶妙なバランス感覚も素晴らしく思える会心の新曲として響いてくれる一曲です

「俺とは違う」と同化、同調、違わない事を求められても、
本当にもう“どうすればいいの”の気持ちの一点張りでしかない
そこを気を遣って外したり、もっと好かれるように、と波風を立たせない事を目指しても
それをやればやるほど、考えれば考えるほどに「本当の自分」から離れて「別の何か」になっていってしまう、
そんな苦しみや悲しみ、失望ややりきれなさは日常茶飯事的にゴロゴロ転がっていて。
だからこそ、この曲を聴いていると個人的に堪らない気持ちになって
聴いてて物凄く感情移入してしまうんでしょうね
また、ライブで聴くとより一層三位一体の演奏の凄味を感じる事が出来るので、
先述のように生で横ノリの気持ち良さを味わいながら聴くのもまた最高に楽しいと思います

LOST IN TIMEは、
心の中に漂っている煮え切らない想いや
悔しい気持ち、複雑な心情を聴いててビックリするほどに掬いあげてくれるバンドです
もう、今のアンサンブルを続けて今のアンサンブルが一番長い、って時点で
信頼の於ける、バンド感の塊のようなバンドになったな、と思います
海北さんのワンマンバンドではなく、
今や個々が目立って主張するバンドになってきた
そんな事実を嬉しく想うと共に、今のLOST IN TIMEの素晴らしさがあの頃以上に伝わって行く事を願っています。
今が一番面白いですからね。色々と。












アルバム再現シリーズのファイナルが今月末の札幌で、
その後はthe pillowsとのツーマンがあったりイベントや対バンに参加したり、
後は年明けにワンマンが入ってたり、、、と正にノンストップでバンドは転がり続けている
先日も海北さん、仙台の弾き語りや東北ツアーにロストで参加したりしていて
一体いつ休んでるのか?って感じですけど(笑
来年のロストの活動の布石としても大きな期待を覗かせるシングルでした。
カップリングには「グレープフルーツ」のリメイク版も収録、
こちらもドラマ主題歌にどうですか?って言いたくなるくらい(笑
ドラマティックな仕上がり、かつ、原曲よりもアレンジが重ためのロッカバラードみたいな音像になっててその違いもまた面白かったですね
三井さんのオルタナティブな轟音ギターに是非身を任せて欲しいです。



かぐや様は告らせたい 第29話「かぐや様は呼ばせたい」 感想(ヤングジャンプ2016年47号)

2016-10-21 | ヤングジャンプ感想
                                      
                                      (注・ヒロインです)








ちょっともう、死人みたいな目してるじゃねーかよー(笑
魂奪われたサブキャラじゃないんだから、いくらなんでもこれは・・・いいぞ、もっとやれ
端的に話すと、会長の妹と仲良くしようと画策してたんだけど、既に藤原書記がマブダチ兼お姉さま的なポジに収まってて激昂、、、って流れでした
かぐや様はミラジャン版とは比べ物にならないくらい表情豊かに進化されていて、
これぞ連載のドライブ感だよなあ、、、ってのを感じています
正直、かぐや様ほど週刊に移籍して正解!って例も珍しいような
物凄く週刊向けの漫画に感じてますからね最近

そんなかぐや様の呪詛が今週も炸裂する!!



あれっ?



「いくぅ!」じゃねーよ(笑
さっきまでの恨み辛み妬み嫉みはどこ行った?と直接訊きたいレベルの豹変っぷりに思わず爆笑してしまった
かぐや様、、、そりゃいくらなんでも・・・いや、これはこれでチョロ過ぎてありなんですが(笑
かぐや様はかぐや様で実は相当のコミュ症なんじゃ、、、と思わずには居られないエピでした
コミュ症っていうか、不器用っていうか、不遇っていうか・・・笑
さっきまで恨みの限りを(心の中で)ぶつけていたのに、
誘われた途端都合良く心変わりする滑稽過ぎる相様に笑わせてもらいました
この一連の流れを初めて見た時、赤坂さんは天才だと思いましたね。

でも、かぐや様の気持ちも分かるなあ
自分が不得手だったり不遇だったりする場合、
器用に、何の苦労も無く世渡りが上手い人、簡単に願いを達成する人を見ていると
そういう・・・こういう気持ちになるのも理解は出来るし、
優しくされるとチョロいのも理解出来るんだよなあ
だから、コミカルに描きつつも
本当は誰しもが持ち合わせている感情を描いている・・・とも言えるのかも知れません
少なくとも、個人的にはどんどん人間くささが増している最近のかぐや様の方が昔よりも魅力的に思えます
お得意の妄想も、妄想で絶頂まで行っちゃう飛躍っぷりも(笑)安定してクスクス出来て良かった
家族愛に飢えているかぐや様も、なんかいじらしくて報われて欲しい気持ちになるなあ・・・笑






更に、オチがまた良かった
突然ニョキっと出て来て会話に割り込む石上くんは陰気キャラ扱いされ(笑
藤原書記は親しみやすい、気軽に話せる先輩みたいな立ち位置で、
かぐや様は憧れの想いが強すぎて上手く話せない・・・という
かぐや様を下げ過ぎない絶妙なオチになってるな、、、って素直に思えましたし
内心「かぐや様、良かったね!」って気持ちにもさせられましたね笑
そんな恥ずかしがりな圭ちゃんの様子自体可愛かったですし、
ラブコメもギャグもお姉さま成分も満たす事の出来る
今週もまたバランス感覚に長けた傑作回だったのではないでしょうか

あと、これを忘れちゃいけない、
会長、水面下の激しいバトル含む会議お疲れ様でした・・・笑
会長も会長で苦労人ですよね。もっと評価してあげないと、圭ちゃんは。












しかし、コラボ表紙、殆どグラビアの方が中心でしたね・・・
似合ってるっちゃあ似合ってるんですが。今の人気なら本格的に単独表紙飾らせてあげたいなあ。
ちなみに毎週アンケの「面白かった3つ」に欠かさず入れてますよ。来週も楽しみ。

今週もクノイチとかぐや様の単独感想オンリーになってしまって申し訳ない
ちょっと最近疲れてるのでアレですが、本誌全体の雑記という形でも更新はしていきたいです。
来週はムヒョロジの西義之さんが新連載、そういえば「HACHI」の連載も結構前ですよね
西さんの絵柄やお話も好きなんで期待しています。