サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

起死快晴先生「イロイロしたいの」は逆に男がヒロインだった快楽天 2015年12月号 感想

2015-10-31 | 快楽天








12月号ですってよ
例年なら「もう?」って云う所なんでしょうけど
今年はねえ、私生活であまりに苦い出来事が多すぎたんで
「もう?」っていうよりかは「やっと今年も終わるのか・・・」って感覚なんですよね実際。
裏を返せばそのちょっと前が(今と比べれば)上手く行っていた、って事なんでしょうけど
多分今年は人生でもワーストクラスに入るくらい散々な年だったんじゃないですかね
まあ相変わらず娯楽関係で言えば充実はしてたんですが・・・。
まあちょっと上手く行かない事が多すぎて
舵の取り方も下手で
自分自身が間違えた、そして失敗してしまった、かといって有意義な経験だったのかも現時点では分からない
それを上向きに持って行けるのはあくまでこれからの自分自身でしかないですから、頑張るしかないんですけどね
今年は思ってた以上に自分が残念かつ脆弱なメンタルの持ち主なんだと自覚せざるを得ない年でしたね。

ただ、こんなこと書いてると虚無とか何もない~みたいなネガティブな印象に捉われがちですけど
決して「何もない」ってほど無収穫だった訳でもなく、ちゃんと自分の手で掴み取れた良い事だったり自信もゼロではなかったんで
結局は「それ」を信じて頑張り続けるしか手段はない気がします 勿論その頑張り方の是非も考慮しつつ。
振り返ってみれば、「自分がやって来た事が全部無意味で無価値だった」って事はないんですよね
頑張ったら頑張った分だけ、時に得る事が出来たものや嬉しかった出来事だってあったはず
そこを完全に無視してネガティブに堕ちていくのも自分自身に失礼ですし、
消極的になって守りに入って行く“都合の良い言い訳”な気がする
もっとよりよい「生き方」「考え方」を模索中の毎日です。









カイカンスイッチ/宵野コタロー

なんか凄く女流作家っぽいお話だ・・・
って宵野コタローさんは女流作家でしたね(笑
先輩の気丈に見えてふと垣間見せるか弱さにドキドキさせてもらいました
基本的にはリードしてんだけど、時折「可愛いなあ」って部分が出て来る塩梅が良かった。
にしても相変わらず宵野さんの描くボディは写実的な食べごろ感があってイイですな。



私浮気してました/santa

浮気ってレベルじゃねえ・・・(笑
何十股かけてんだよ、って悪女っぷりでしたが
それでもいいように責められる様は可愛らしくもあり
まあ手玉にされちゃうよなあ、って魅力は感じられたんで中々憎めないですね
教師の心酔っぷりも興奮を手伝ってくれてとても良かったと思います
そしてセリフと被せてきた扉絵の演出もまたお洒落でイイ。

後この方、女性のイキ顔を描くのが上手いですね。「痛さ」も伝わって来て素晴らしいです。



イロイロしたいの/起死快晴

起死快晴さんは本当にちょいちょい個人的にツボな作品を仕上げられますね
今作の何が良いかって、一見快楽主義の作品に思えて最後は純愛風味・・・
それも一見強面の男子のがいじらしくて可愛い、っていう
むしろヨシキくんのがヒロインなのでは?とか思えるオチになっていたのがとっても面白かったです(笑
あんないかにもヤバい事やってそうなお顔で、もっとイチャイチャしたい恋愛体質って堪らないですね
途中まで興奮優先の作風だったのにも関わらず、最後には爽やかな気分になっている、、、という
起死快晴さんのマジックが光っている胸キュン必至の傑作でした
しかもちゃんと優しいし、
一緒にヨシキくんのコートに入るシーンなんかは純愛ものの旨味たっぷりでとてもよろしかったです
ある意味連載にも出来そうなくらいヨシキくんのキャラが立ってて素晴らしいなあ・・・と素直に思いました。
なんか、なんだか、読み終わった後に「上手く行って欲しいなあ」って思っちゃう辺りが流石ですよね(笑

でもナチュラルに官能的でナチュラルに可愛い菜々美ちゃんも良かったですね
途中までエロティックな表情、目配せ、仕草でヨシキくんと読者を手玉に取ったと思ったら
ラストで小動物みたいに可愛らしく守ってあげたい雰囲気を醸し出す、っていう・・・
ある意味ズルいんですけど(笑
でもなんか、あんな可愛い笑顔見せられたらそりゃ堪んない
夢中になってしまうよな。って気もする しかも作為的でもないしね。
エロティックにヨシキくんのものをむさぼり、官能に溺れていく菜々美ちゃんはとってもスケベで素晴らしかったんですが
そんな中でも9ページ目2コマ目のような天然的で無垢な表情を見せられる辺り尚可愛くて素敵だなあ、と
あらゆる意味で“天然”を感じさせる無防備さとそれが醸し出す「だからこその可愛さ」が個人的にツボだったんでしょうね
「最初に見つけてくれてありがと ヨシキ君でよかった」なんて言われたら、男としては燃えちゃいますよねえ・・・笑
乱れている時の表情も見事で、起死快晴さんの“純ヒロイン”の威力の高さを改めて提示した逸品に仕上がってると思います。

しかし、何度読んでもラストページの甘酸っぱさは絶妙!



腐ってもオタじょし/齊藤山城守之彦

所謂“腐女子”ものの成年漫画って意外と好きですよ
なんかこう、薔薇ばかり夢中になってる女の子が男に夢中になってドキドキしてるのもまた可愛くて燃えるじゃないですか(笑
それもまた「ギャップ」の一種っていうか・・・冒頭の涙目で高圧的な感じもとてもよろしいですね
そして薔薇本を見られた時のリアクションもまたコミカルで面白かったです
案外利己的な思考だったのは正直笑いましたけど(笑
男のものを生で初めて見て、
そこから興奮→正気に戻る→興奮のジェットコースター的展開もメリハリと振り切れ感があって良かったと思います

薔薇ばっかに陶酔してると思いきや、意外とエッチな事に興味があったりドキドキしている様は
とっても宜しかったですし上手い具合に興奮出来ましたし可愛くもあってとても良かった
性格が微妙にツンデレっぽいのも感情移入を手伝ってくれましたかね
意外と女らしいグラマラスなボディや、
行為が終わった後の満足気な表情等ツボなポイントも多くて
後半はコミカルというより普通に出会いから始まる純愛ものとして読み切れたのも良かったですね
お世話になれたし、まあこれはこれで正常っちゃあ正常に戻れたんじゃないですかね(笑
でもなんか薔薇に心酔してんのもあれはあれで可愛いっていうか・・・笑
その後のセックス三昧な性生活の描写含めて初登場の割にインパクトも可愛さも残す事が出来たんじゃないでしょうか(少なくとも俺の中では)
正直予想以上に良かったですね あと最後の「はふー」って言葉が個人的に大好きなんでそこも大きかったです
あれは男が言うと激寒でキモいけど、女性が言うともんのすごく可愛くて興奮するっていう・・・笑

なんか無性に好みな作品です。



淫性遺伝子/SAVAN

前々から感じてたんですが、この方の絵柄って可愛くて個性あってイイですよね
顔が丸っこいのが特に可愛いというか
しかも今回は太ったおっさんに手篭めにされるお話って事でお世話になれる度合いも相当高めでございました
具体的に書くと、今月号を買ってまず真っ先にお世話になった挙句、ちょっと時間を置いてまたお世話になったくらいに・・・・
ってこんな事をわざわざ書く必要は、、、あるか。威力を知らせるのに役立つので許して下さい(笑
まああくまで個人的なものですが。

更に褐色っ子っていうチョイスもいいですね
moggさんの「ガールズ・トーク」、江口ジョーズさんの「ぷらしーぼ」といい快楽天の褐色っ子は打率高し。
“快楽への興味”に負けて溺れていく様も興奮必至でしたし、序盤の相様が「気高い少女とクズ男」って風だった分
それが逆転してどんどんクズ男が強気になって自身のものでアカネちゃんを蹂躙していく・・・って様も
展開にメリハリとギャップがあってよろしかったですし構成的にも優れている作品だと言えます
ろくでもない男に性的蹂躙を受けて堕ちていく“堕落欲求”を満たす秀作でしたね

また、唇の描き方がとってもエロティックであったり
涙目の使い方も上手かったり、
適度に大きくて柔らか味のあるおっぱい、
最終的には母親と同じ事をやられているカット等
作画/演出的にも充実していてまた一歩SAVANさんの良さが高まった感覚も受ける一作でした
最後には快楽に流され、大量の精液を注入されている様も最高に興奮を煽ってくれて素晴らしかったです
また、ものを擦りつけられて完全に慰み者と化している姿にも(下半身的に)グッと来るっていうか・・・。
15ページ目のラストのコマね。紅潮した表情も、堕ちていく様も両方美しい。完全に興奮に振り切った素敵な一作でした。

にしてもアカネちゃんはナチュラルに美人さんやね。だからこそ燃えるのかも(笑



悪いセンパイ/雛原えみ

オトナな作風ですね
オトナっていうのは官能的な意味合いでなく
酸いも甘いも経験したオトナ風っていうか・・・。
正直な話、傷心状態の時に読んだからちょっと泣きそうになりました(笑
社会人は、そりゃ辛いよな。だから寄り掛かる隙間が必要なんだ。っていう話。

「おべっかばっか言う子は嫌いだな」ってセリフも頷ける。



後輩(強)/Beなんとか

Beなんとかさんはキャラクターメイキングが非常に上手い印象ですね
毎回“どこか奇妙で、でも何気にいとおしい”ってキャラが多くて
単行本が出たら買っちゃいそうなテンションです
こんな娘がいたら楽しいに決まってる・・・!と思いつつ
変人めいた部分も当然のようにあるのでそれなりに苦労しそうだ(笑)とも感じる
でもなんだかんだで憎めない、「ちょっと可愛いな」って思っちゃう塩梅こそ氏の一番の武器なのかもしれません
男以上のデカ女でグラマラスボディで、しかも黒髪ツインテっていうギャップも非常にツボでございました
また先輩のキャラも弱気かつ早苗ちゃん大好き過ぎるところが可愛くてとても良かったです

しかし、マイキャラで自慰って、どんだけレベル(段階)高いんだ・・・!?って思いましたよ
変人を飛び越えて逆に滑稽で可愛い・・・って感じてしまった辺り自分もアレなのかも 笑
でもまあ強すぎる性欲と異色な性癖の組み合わせは逆に興奮を煽る作用もあるしね
それなのに変なところで余計な恥じらいがあるのがまたイイっつーか。
「マイキャラから寝取る」って概念も良い具合に狂ってて最高ですね(笑)。

にしても早苗ちゃんカラダも目配せもエロすぎですな
そりゃ先輩じゃなくてもビンビン&興奮しちゃうわなあ、って思う
途中からお互いに感情移入して恋人みたいになってたテンションもまた素晴らしかった
こういう恋の始まりも・・・アリですよね!?まあナシって言われても納得はしますけど 笑
でも、個人的にはコミカルから純愛に行くパターンは超好きなので全然アリでした

最終的には弱気な先輩も「俺の女になれぇ・・・!!」と立派に男になれた様子
序盤が序盤だった(弱気)だけに精神的な成長を感じてグッと来ました
まあなんにせよお似合いのカップルだとは思います。
オリキャラには負けずに勝ち切りましょう!実際にものあるしね!ええ!
最終的に先輩にラブを見せてくれる早苗ちゃんの可愛さも光っててとても良い作品でした。羨ましい。















またかるま龍狼さんがおかしな作品を描いてるのでそちらも是非チェックしてみて下さい(笑
来月号はなぱたさんが表紙、藤丸さんに今月過去作(最高)も載っていたぼっしぃさん
単行本が出たばっかりのぴかおさん(マストバイ!感想も書きたい)に、
久々のすがいしさん、先月特に良かったもずさんやカタセミナミさん等豪華なラインナップなのでとても楽しみです
初登場も二組とニューウェーブにも期待が高まりますね。




ボクガール84話 感想ほか(ヤングジャンプ 2015年48号)

2015-10-29 | ヤングジャンプ感想








なんだか最近は日々「悔しい」と感じる事ばっかりで、
それでも段々とその「悔しい」に慣れてしまって自棄的になる事も多かったり
日々考える「壁」はどこまでも高く、正攻法じゃ突き崩せないんじゃないか・・・と眩暈もするくらいなんですが
それでも、その、所謂“娯楽”と呼ばれるものに触れて遊んで楽しんでいるとちょっと気持ち救われる感じがするというか
逆に言えばそういった“隙間”がなければダメなんじゃないか、なんて感じたりもする今日この頃です
不安「しか」ない日々の中で自分が好きなものに触れている時だけは幸せを感じられる
これが所謂世間一般でよく使われる「救われた」「助けられた」っていう事象の正体なのでは、なんて風にも思います。
結局のところ自分ひとりで生きていける程、孤独だけをむさぼって生きていける程人は強くないって話ですね。

話は変わりますがブログに関して言うと、もっと効率よく回して行きたい・・・とは思いつつ
多分1年前のトラウマ状態からは抜け出せたと思うんですが
その前の毎日ご機嫌に更新出来ていた状態までは持って行けてないと自分で思います
その辺りは精神的なものが未だに尾を引いているっていうのが正直な所ですけど
まあ何にせよ意志としてあるのは「続けていく」という事だけです
それもあくまで「自分らしく」、です。
「自分らしく」なきゃやってる意味すらないと思いますから。まあでも徐々に徐々に進んでいけたらいいですね。色々な意味合いで。











ボクガール #84 ボクの返事

好きだ・・・
瑞樹好きだああああああぁっ!!!!!
っていうのが本音なんですが(何)
いや~・・・参りましたね
可愛すぎ!!
天使すぎ!!

ってこれ毎週書いてる気がするんですけど(笑
でも、自分がまた女になってる・・・!って気付いてからの瑞樹の反応は思わずキュン死にしちゃうレベル(段階)でした
いや~、こんなに可愛い男が居て許されるのか?って話ですけど、なんかもう猛と目が合った時の反応からして可愛いですもんね
凄く触り心地が良さそうなおっぱいだな、、、とか思って一発お世話になってしまいましたが(照)
そんな風にちょいちょい猛の前で裸を晒してドキドキしている様だったり、
精神的には男のままなのに猛を前にして紅潮してしまう姿だったり、
色々彼の心情を想像して二マニマもしてしまったんですが
流石に息子が放浪している事に気付いた後のリアクションと紅潮フェイスに関しては瑞樹の中の「女の子」が突如降って来たかのようで
正直ニヤニヤが止まらなかったっつーか、なんかもう、はい・・・って感じでしたね

はっきり言って理屈を越えるドキドキが内包されていた訳なんですが、
一発で上記の瑞樹の紅潮フェイスにブッ飛ばされた、メロメロになってしまった訳なんですが
敢えて理屈で語ると、やっぱり瑞樹の元来の性格、、、生真面目な部分が活きているんじゃないかな、と思いました
あの面あの女の子らしさで「男なんだよ」とか言っても多分まともに信じてはもらえない
だからこそ、今なら男同士だし息子を見せるしかない・・・という苦肉の策でしたけど(まあ同姓ならそんな恥ずかしくはないしね)
それが裏目に出てしまった、今不安定な瑞樹のカラダだからこそ本人が知らないとはいえ自殺行為でしかなかった~というオチでしたが
元々真面目くんであれば真面目くんであるほどこういうのは面白いっちゅうか・・・
いや、ちょっとロキの気持ちが分かった気がする(笑
そんなロキは、瑞樹に「何か」を託しているようにも見えます
一応いたずら云々でここまで来ましたけど、
実際瑞樹にとってマイナスになるような出来事ばかりではなく、女体化されたからこそ
藤原さんともっと近づけて、瑞樹の格好良い部分をアピール出来た、、、っていう恩恵もあるんですよね
それをどう活かすか、どう答えを出して行くのか・・・意外とロキちゃんはある意味「天使」なのかもしれないですね
いや、悪魔であり天使でもある、というか・・・。そんなロキちゃんのめちゃカワなシーンがまた来るといいな、と密かに思いつつ(笑


しかし、瑞樹はビックリするほど早く朝生くんに対する答えを出しましたね
ぶっちゃけこの手のラブコメの主人公は優柔不断なパターンが多いので(別にそれはそれで一芸だとは思うが)
ここまで「男らしい」はっきりとした決断をしっかりと出すとは予想外でまた瑞樹のイケメン度がアップしましたね
誤魔化さない、嘘つかない、自分の本当の気持ちをはっきりと伝える・・・
それを告白されて即座にこなせるラブコメの主人公が一体どれだけいるんでしょうか
藤原さんに関して言えば、猛の事が頭に過って中々素直にはなれない
猛に関して言えば、常識に捉われて揺さぶられている胸中ですが
相手からストレートに告白されたらしっかりと自分の今の素直な気持ちを伝えられる「真っ直ぐさ」は間違いなく瑞樹のいいところだと思います
またこの場合、瑞樹がモテモテでも何ら違和感も不快感もない辺りストーリー運びに関しても上手いなあ、なんて風に思います
朝生くん、猛以上に真っ直ぐで男らしくて、自分の気持ちを誤魔化さない意外と素直に「良い男」でしたね
まあ猛の場合“長年の親友”だった訳ですから同じ土俵って訳でもないんですけどね。
そんな猛もまた今週紅潮しまくっていて何だか可愛かったですね(笑
なんだかんだしっかり見てるじゃねーか!っていう。

朝生くんの告げる通り、藤原さんも猛も本当に「良い子」ですから(皮肉ではなく)
きっと瑞樹が男らしかろうと、女らしかろうとその両方を愛してくれる素敵な人でしょう。とは思います
特に藤原さんはここから益々化けていきそうな気配がするんですが・・・その辺もまたこれからのお楽しみ、ですかね。
兎角、ここまで瑞樹も朝生くんも格好良いと思える青春劇になるとは思ってなかったので
その意味でも大満足だった今週分
朝生くんもよく頑張って告白、告白の返事の返事をしたと思うし
瑞樹もこの手のラブコメ主人公にありがちな先延ばしや誤魔化しを一切口にせず本音を告げたと思う
そんな二人の姿はとっても正しくて、そして甘酸っぱくて最高だった・・・!と思いつつ
よくよく考えればやっぱBLっちゃあBLなんですよね(笑
でも、それがこんなに面白く感じられるのはやっぱり杉戸アキラさんの手腕なんでしょうね
ラストシーンではロキちゃん不調って訳でもないのに息子が戻ってましたが、、、
その辺もどう転がしていくのか、来週以降にも注目、ですね!
今週もめちゃくちゃ大好きだな、って思いました。



それにしても藤原さんもカワイイのう・・・!
これも何回も書いてますけど、初期が初期(瑞樹の事は恋愛対象でない)だったからこそ、
余計にドキドキするし、ニヤニヤしちゃうっていうか、、、
藤原さんのおっぱいを手にする日も近い!?(笑
でも、やっぱり自分を本当に大切に想ってくれるのは瑞樹の方だって藤原さんも気付いている感じはします
この約2年間で随分藤原嬢を気にかけ助けて来ましたもんねえ。。ドキドキする瑞樹も可愛い。

ロキの差し金とはいえ、
上記の藤原さんの表情とセリフからは本音も入り混じっている気はします
本当は瑞樹のが気になってて、彼の男気に惹かれ始めている藤原さん・・・素敵です。
願わくば藤原さん視点から見たお話をまたやって欲しいなあ。なんて事も書いててふと思いましたが
この漫画は何気に“恋におちていく”瞬間の旨味もちょいちょい拾ってくれてるのがポイント高いですね
なんかもう藤原さん完璧に瑞樹に対して“恋する乙女”の表情見せてくれててたまんね、、、ってなるんですけど 笑
そんな彼女のストレートなようでちょっと駆け引きも入ってる目配せもまた大人っぽくていいな。なんて感じたのでした
正直俺は瑞樹の心情に入り込んで読んでいる節もあるのでその意味だとあの紅潮した上目遣いはもう最高過ぎましたね(笑)
自分の好きな女の子が、ちょっとずつ自分を意識してくれている瞬間・・・!!
酔っぱらっている姿も、
役得でドキドキの瑞樹も両方可愛かったですね
344ページの藤原さんの「エヘヘ」っていう無垢な表情がまた可愛い。
この二人の行方にも、当然注目しています。藤原さんは瑞樹と同年代ですけど、ちょっと瑞樹よりも大人びてて
瑞樹とはまた違った可愛さがあるなあ~。と今週は強く感じました。あとTシャツおっぱい最高(笑
一話の中で様々なトピック、ドラマが存在していて構成力の高さも見せつけた84話でした。


そんな藤原さんの可愛いトコが一杯読める7巻の感想もヨロシク。



リクドウ 第73話 家族みたいに

苗代ちゃんおめでとう・・・!!
ずっとリクを好きで居続けて良かったね
子供の頃から想い続けていて良かったね・・・!!
ってまずは言いたい
子供の頃からの想い人と結ばれるなんて幻想に近いと思われるかもしれない
でも、だからこそ、そんな幻想が現実になってしまった光景にグッと来るのもまた事実
誰よりも凛々しく、
誰よりも健気に、
誰よりも恋に真っ直ぐに生き続けてきた苗代ちゃんの人生
そんな彼女もまたこの漫画に於いて戦ってきた、または戦っていく人物の一人なんでしょうね。
こうして一つの「結実」を迎えた事があまりにおめでとうって言いた過ぎる・・・!って思ったんですが
リクは正直ボクシングの事、もっと言えば強くなる事だけを見据えて生きてきたようなもんだし
性に対して強いトラウマもあるでしょうから、「これから」は当然大変でしょう

でも、ここまで粘り強く頑張って来た二人ならばきっと・・・って想いもあるし
これからの「二人の」健闘にもやっぱり期待してみたい。
正直ドキドキ出来る描写が増える事にも期待しちゃってますが(笑
まあその辺は性にゆるゆるな人物が多い今作で天然記念物みたいにウブな二人なんで、
慌てず、ゆっくり、じっくり楽しんでいけたらいいですね。って事で、改めて「おめでとう!」でした。

しかし、「家族みたいに」のシーンは作画に超気合い入ってて思わず「すげえ」って感じてしまいましたし
苗代ちゃんの気持ちがストレートに伝わって来る雰囲気も手伝って理屈じゃない感動がありました
そりゃ苗代ちゃんも泣くわ・・・と思いつつ、この二人の行く末に注目!ですね
相変わらず先が気になる良い漫画です。












◆BUNGO-ブンゴ-

なるほど、一巡目全然打てなくて、二巡目から急に打ち出すパターンが
高校野球なんかの試合を見てると見受けられますけど、こういうのもあるのかもしれないですね
更に、そんな強豪校ならではの戦略を見透かして真っ向勝負に出る吉見・・・と真っ当に面白い試合展開です
一巡目は「まだ」勝負球オンリーでも抑えられる・・・という賭けにも近い戦略が読んでて楽しい。
今のところ静央ペースですが、恐らく今後流れが変わるタイミングもあるでしょうね。相手のここからの戦略にも注目。



◆もぐささん

何気に百草さんに都合の良い展開になってる・・・!(笑
でもまあ、正直百草さんの云う通りだと思う
苦しみながら食べる食事に癒しや息抜きの要素なんて生まれない
そもそも何が好きで何が苦手か、なんて年齢によっても変わって来るものなんで
そこまで執着すべき事柄でもない気がする。今は補えるものもあるしね。
別に「食わず嫌い」でもいい、
それがある意味「その人らしさ」でもありますから。
その差異を楽しめるようになれれば一番良いんですけどね。食べ物に限った話じゃなく。

でも、ぐみちゃんの気持ちも分かります
自分も、誰かが「おいしいおいしい」と喜ぶもので
喜んでみたい、良さを理解したい・・・って気持ちもやっぱありますから
何にせよ無理をしない程度に楽しんでいければそれがベストなんじゃないかと思う。
まずいと思ったのなら素直にNO、ちょっとでも良さが分かったなら進んで食べてみよう!って具合にね。



◆潔癖男子!青山くん

女はべらすのってNGなんですか?
個人的にはセクシーなテイストが生まれて逆にドキドキしますけどね(笑
まあでも誰かの云う通りにしてダメだったのが一番ダメージデカいですから
基本的には参考程度に留めてスパイスとして入れるくらいがちょうどいいんじゃないですかね
個人的には全部が全部重ならなくてもいいんじゃないかな・・・って思ってます
逆に言えば全部と重なるようにしちゃうと毒のない作品になっちゃいますからね
その結果が安易な王道展開だった訳で(笑
表現なんてものは好き嫌いを分けるくらいがちょうどいいんじゃないかと。元々のウィザード様みたいにね。

しかし「絵が苦手で読み飛ばす」っていうのは、正直ありますね・・・(笑 タイトルは書かないけど!
元々読まれてなかった、、、ってオチにはめっちゃ笑ってしまいました。



◆敬え!!留年センパイ

来週で終わりかー。
もっともっとさくらちゃんの可愛い表情見たかったんですが(笑
今週は寂しがる表情がやっぱり可愛かったかな。
ポテンシャルあると思うのでこれからも注目。













来週はもう「銀河英雄伝説」が巻頭カラーで登場!!ですよ
かくりよの2度目の巻頭も早かったし、フジリュー先生はかなり重宝されている様子
割と強めの筆圧でゴリゴリした感じの作風になってるんで今までとはちょっと違った面白さがあるかな、と。
来週はカムイ、グラビア、うまるが再開なんでその辺りも楽しみたいですね。という訳で、締め。




LOST IN TIME 『DOORS』Release tour 『TOURS』@恵比寿LIQUIDROOM 15.10.25

2015-10-26 | LIVE
                                   
昨日はLOST IN TIMEのライブを観に恵比寿へ。










という訳で長かったLOST IN TIMEの新ツアーもこれにして終幕です
長かった・・・とは言っても、個人的には千葉、水戸、恵比寿とこの3か所しか参加してないんですけど
それでも各地キワキワのスケジュールをこなして来て新アルバムの曲達を更にタフに仕上げて来たこの日のライブを観ていたら
流石に感慨深い気持ちになってしまった・・・というのが本音ですね
正直この世には観たくもない光景や、
聴きたくもない言葉が多すぎて
時々嫌になりますが、
この日のロストのライブを通して“それでも”“だからこそ”自分らしく、自分が素敵だと思える、感じれるもので満たされていたい、笑っていたい
そういう気持ちを改めて持つことが出来ました。ありがとうございました。
本音を言えばね、ランクヘッドとの対バンは観たかった
東日本でもお願いします!って気持ちはあるんですけど(笑
それでも、その時のランクとの思い出話を持ち帰って話してくれる所に海北さんの誠実さを感じましたね
色々なバンドマンの、色々な人の気持ちを背負ってたくわえて思いっ切りステージに叩き付けたツアーファイナル、
過去の曲、それも代表曲に近いナンバーの羅列を含めてとっても「集大成」っぽい、
正に本人が仰ってた通りの最高のライブに仕上がってたのでは・・・と思いました

それにしてもこの日の海北さんのベースはセクシーでしたね(笑
艶っぽい、と思えるフレーズが多くボーカリストとしての素晴らしさは勿論
ベーシストとしても益々魅力的に成熟されてるなあ・・・と思いながら観てました
加えて、ロストは3人のキャラが立っているバンドだなって改めて感じましたね
柱の海北さんに、自由に美しくギターを奏でる三井さん、面白くも格好良い源ちゃん、、、と
この日のライブでは特にそう感じたんですがここまで全員のキャラが立っているバンドも早々ないな、って
だから毎回参加するのが楽しみ・・・って気持ちも間違いなくあると思います。人間味溢れてる、というか。
ちょっと聴いてて泣きそうになる瞬間も多々あり、ロストがまた一歩ピークを刻んだ公演であったように思う。
あくまで俺個人の感想ではありますけれど。という訳で以下感想など。










気が付けば久々のリキッドルーム、
ちなみに当日券ありでしたがほぼほぼ満員御礼だったかと
この調子ならもう少し大きいハコでやっても大丈夫かもね。とか思いつつ
一曲目の「366」からギターの音が更にソリッドにギラギラと鳴っていて楽曲の進化を早速感じました
続く「Synthese」も力強いボーカルとアンサンブルが前のめりに響いて聴き手にガッツを注入してくれる出来栄え
今ツアーではお馴染み「列車」への流れも相変わらずよく、三井さんの美しいギターソロも良かったんですが
その裏でしっかりと支える海北さんのベースフレーズもまた印象的で良かったと思います

「教会通り」は、CDとは違って、というかいつぞや岩崎慧さんがカバーした時のように
最後にAメロのフレーズを付け足して終わる、という海北さん曰くの「新解釈」バージョンでした
勢いも解放感も、切なさも全開でこの曲もとっても良かったなあ・・・
と過去曲に浸っていたら新譜から「小さな隣人」

正直新譜からどの程度定番化するのかが分からないんですが(ジンテーゼ、燈る街あたりはしそうですが)
この「小さな隣人」とか「予知夢」とか大好きなんで絶対に1回聴くだけじゃ終わらせたくなかったんですよね
だから複数参加した訳なんですけど、この日も物凄く浸れる&スタイリッシュな出来栄えで最高でした・・・!
こういうちょっといつものロストのスタイルとは違うタイプの曲も今後もライブで聴きたいです。
歌詞の作中観もとても複雑かつ切実なフレーズが多くを占めていて堪らなかった、
心地良く、そして痛みを伴うように胸に響いてくれたと思います。
やっぱり、大好きな曲です。


涙目になってしまったのは「予知夢」でした
別に頑張ったからって今が好転する訳ではない
苦労したからって何もかもが報われる訳じゃない
そんな事はもう分かってて、
それでも・・・

っていう、複雑な気持ちを大いに刺激してくれてサビの部分で不意に涙が出そうになりました
サビが一回しか来ないマニアックな曲ではあるので今後聴けるかどうかも分かりませんが
しかし本当にこの曲のフレーズの、物悲しいエッセンスは今の自分に似合っていてかなり気持ち救われてしまったのでした。
ぶっちゃけ個人的にこの曲がハイライトの一つだった、って言い切りたいくらいに。
それくらい自分の琴線を揺さぶってくれた一曲でした。相変わらず最後の決して楽しげではない(←ここ重要)「ラララ」も良かった。


馬が駆けていくような疾走感とドラミングが気持ち良い「ヒカリ」、
よりダンサブルにより躍動感たっぷりに進化した「ヒカリ」はお世辞抜きで今までで随一の完成度だったように思う
海北さんと三井さんのコーラスワークも良かったし何よりメンバーが楽しそうに演奏してたのが印象的
この曲でもまた一歩“自分らしく”歩いて行く勇気をもらえたような気がする。
久しぶりの「羽化」は艶やかなベースのフレーズ等にエロティシズムなんかも感じました
成熟してる今だからこそより大人の音楽を鳴らせているんでしょうね
今のロストの音からは昔以上に官能的にまで感じる艶っぽさ「も」あります
やっぱりロックバンドにはエロさ、セクシーさも重要ですからね。直近の新曲の「明け星」なんかはそれが分かりやすく出ていると思いますけど。
勿論歌詞ではなくギターやベースのフレーズの話ですよ。

名曲然とした「五月の桜」では近くの観客が泣いてました
メロディのスケール感も普段とは大きさが違うハコだと更に映える印象
源ちゃんのドラミングがカッコよかった、バシッと決まってた「30」
この曲では源ちゃんと海北さんが一緒に歌う(ハモる)部分も気持ち良かったなあ
ペーソス沁み渡る部分も含めて年齢的なものもあり余計に胸に来た一曲でした
勢い良く「証し」を叩き付け、
続けて「約束」と一気にロック・モードに突入!
この曲は源ちゃんのキメのドラムの貫録が増して来たのと
よりガツガツアガる曲に進化して来たのでこれから益々武器になって行きそう
個人的にも強いドラマ性を強く歌われたので不意に泣きそうになる
不穏さを撒き散らす「No caster」、
逆にポジティブなエネルギーで会場を満たす「26」と真逆の曲を立て続けに演奏して成立させられるのも今のロストの強み
メロディアスなベースのアレンジも音源以上に楽しめていいな、と感じつつ心地良い一体感も同時に受けてました


「手紙」はいつも以上にメロディを丁寧に歌っていてより聴いてて感情移入出来た気がする
続く「希望」もまたアグレッシブかつがむしゃら感がよく出てた・・・んですけど
「22世紀」が更にエモーショナルに、
まるでイースタンユースのライブを観てるかのようなテンションで奏でられ聴き手に深い爪痕を残す
お前(ら)の思い通りにはならない、同調圧力には屈しない、そんなテーマ性にも胸を熱くしながら
泣き叫ぶように歌う少年のような“必死さ”もまたいちファンとして胸に来ましたね
聴きてて不思議と笑顔になってしまうような曲に成長した「燈る街」
誰もがそれぞれの故郷を持っていて、
そこに優劣などは存在しない。
それはきれいごとなんかじゃなくて、なんともない風景でもその人らにとっては大事なものだから。っていう
それを理解した今の自分だからこそより感情移入しながら聴ける詞世界に恍惚
この曲はライブで聴くとより沁み入りますし
気付けば笑顔になれる曲なんで
是非生で聴いて欲しいですね 多分定番化すると思うし。色々な場所でそれぞれの故郷で響かせていって欲しい。そんな風に思います。

本編最後は「明け星」で終了、今年はこの曲で終わるライブが多かったので
その意味でも久々にこの曲で本編締めって事で集大成っぽくて良かったと思います。
素敵な夜を、ありがとうございました。












1.366
2.Synthese
3.列車
4.教会通り
5.小さな隣人
6.ligarse
7.予知夢
8.ヒカリ
9.羽化
10.五月の桜
11.30
12.証し
13.約束
14.No caster
15.26
16.手紙
17.希望
18.22世紀
19.燈る街
20.明け星

21.呼ぶ
22.hurry
23.home

24.きのうのこと











アンコールでは源ちゃんが一人でドラムソロ&「鼓動」を熱唱(笑
と嬉しいファンサービス(?)から始まり(ぶっちゃけ企画がなくてもこれ続けて欲しいなあ・・・)
対バンシリーズでは未披露だった「呼ぶ」が遂に聴けて心の中でガッツポーズ不可避でした
これずっと生で聴きたかったんだよなあ・・・
派手な曲じゃないけれど、
歌詞の一つ一つが自分そのもののようで頷かざるを得ない曲なので。三井さんがベース、
海北さんが鍵盤集中と変則的なスタイルでしたがそれもまた味があって良かった
最後の「届かない」に関しては非常に余韻たっぷりで素敵でした。

ドラマティックなインスト曲「hurry」もこのツアーの醍醐味の一つ
この曲も本当ロストのポテンシャルを示してる一曲だよねえ・・・ってしみじみ聴き入りつつ
正に集大成というキーワードには相応しい「home」をしっかりと聴き手に届けて終了
ダブルアンコールでは水戸でも聴けた「きのうのこと」
ただ、
水戸ではこの日以上にエモーショナルでガツガツ揺さぶるような印象だったんですが
この日は露骨に「寂しさ」や「物悲しさ」が前面に出て来ているような気がして胸の中がセンチメンタルで満たされてしまいました
それは「気のせいかな」的なものではなく、素直にそんな風に感じられた事です
でもそれはそれで聴き手に傷跡を残すような表現になってて良かったかな、と
ロストの感性や進化の度合いは、まだまだ磨かれていっている様です。
それもまたファンとして確かに嬉しい「手応え」でした。


ランクヘッドの話は、
ランクヘッドもロストインタイムも通じる部分があって
それはロストの新譜が扉、ランクの新譜が家であるように
どちらも聴き手にとってのホーム(home)、家でありたいんだと
あ、ちなみに同じ事を二度言った訳ではないですよ 笑
ロストは「home」、
ランクは「玄関」って曲を発表してますから。

海北さん曰く「誰かにとっての絆創膏」「誰かにとっての(家で飲む)みそ汁」みたいな存在になりたい
そんなロストの覚悟と生き様と、そして“これから”が透けて見えるような名演だったと思います。
個人的ハイライトは「予知夢」と「きのうのこと」でお願いします。
ではまた、ライブハウスでお会いしましょう!
ツアーお疲れ様でした。
ロストのメンバー、スタッフ、各地のハコのスタッフ、リキッドルームのスタッフ、
各地のお客さん、この日のお客さん、みんなに感謝の気持ちで一杯です。はい。


本音を言えば、「ツアーが終わってしまって寂しい」って気持ちもあります
ロストインタイムはどんな形にせよとにかく細かく回ろう、ってスタンスだからこそ
頑張ってもっと参加したかったな、って気持ちもちょっとありますけど
それでも、千葉、水戸、恵比寿で観たライブは
それぞれがそれぞれに良い夜だったし、優劣は付けられないし、自分の心に確かに残ってくれるものでした。
お世辞とかじゃなくね。「DOORS」のツアーが終わっても様々な形でこのアルバムの曲達が聴けるといいな。
今後のチームロスト及び辿って行く道程をとても楽しみにしております。
年内もライブ残ってるんでそちらも行ける時は参加したいな、と。




千葉LOOK制作のデカポスターとも再会!そのシワ、汚れの数だけ「旅」を感じさせてくれました。



奥田民生「2015年ツアー秋コレ」@市原市市民会館 15.10.23

2015-10-24 | LIVE
                                     
昨日は奥田民生のライブを観に・・・市民会館に行って来ました。








自分の住んでいる市の、市民会館に行くのは実に13年ぶりの事でした
そして電車を使わず自転車でサッと行ってサッと帰って来るライブを経験したのもその時ぶりでした
ちなみに13年前にここで観たのは東京スカパラダイスオーケストラでした・・・って事で色々感慨深い公演でしたね
そもそも何故自転車で20分程度の場所にあるコンサートホールに13年も行かなかったのか、というと
まあタイミングだとか観たい人が来ても中々観れない都合があったりとか、、、
その頃はまだ学生だったので、
未だにこの場所でライブを観て楽しめる
学生の時みたいに夢中になって自分の市のライブホールでライブを観れている事実が凄く感慨深かったんですよね
この13年間様々な事を経験して、あの頃とはちょっと違う自分にもなってしまったけれど、
でも変わらずに自分の街でライブを観て興奮している自分だって未だに居て、
根本的な部分は全然変わってないのを確認出来てそれもすっごく嬉しかった一夜でした
とても思い出深い、学生の頃のドキドキが詰まったある種横浜アリーナと並んで原点的な場所だったので
また再びここに戻って、帰って来る事が出来て本当に良かったです。ツアー初日で来てくれた民生さんに感謝、ですね。

奥田民生さんのライブを観るのは実は初めてだったんですが
スーッと出て来て、いきなりピークを刻んでお客さんを満足させてしまう
ナチュラルボーンロック職人っぷりが終始凄かったですね
バンドも長年一緒に演奏されてるだけあって呼吸も一体感も流石のレベル(段階)でした
なんか傍目から観ていると、本当に息をするように気持ちの良いロックミュージックを奏でられる印象なんですよね
そういう表現が合っているのかは分かりませんが、兎角外さない、どの曲もしっかりおいしい(ロックの旨味たっぷり)っていう、
これは観といて良かったな・・・と思える盤石のツアー初日だったと思います
音源でもよく声が出てますが生の伸びはそれ以上でしたね~
学生の頃にきちんと戻れるロックンロールでした
そして、きちんと「毎日を楽しもう」と最後には思える素晴らしい効能が伴っていたライブだった事も付け加えておきます。
民生さん、バンドメンバーの皆さん、スタッフの皆さん、ホールスタッフ、そして満員のお客さん達に感謝です。













13年ぶり、とはいうものの
この辺は土地勘があるので迷わずあっさり到着
うーんやっぱり自分の市でライブが観れるっていいね!ってニンマリしつつ
スカパラ以来に観に行った市原市市民会館(“市”が多いね)は記憶の中以上に広くて
そして音響も演出も冴えている素敵なホールでありました もっとここで自分の好きなバンド観たいくらいに。
千葉LOOKと同じく初日によく利用されるホールですが、民生さん曰く「前日にゲネプロ込みで利用すると安くなる」
「泊まり込みで練習出来る」っていう事実が明かされて衝撃、かつ民生さんが絶賛してくれた事が何だか誇らしかったですね(笑
正直あの頃よりも市民意識強いのかもしれません、自分。

もう一曲目の「解体ショー」の時点で声の具合がバッチリ、
生で聴くとつくづく「良い声だなあ・・・」って惚れ惚れしてしまいました
まあ自分はこれが民生さん初参加なんで普段と比べてどう、って書き方は出来ないんですけど
それでも普通に「ああ、いいなあ・・・」って気持ちで聴き入っていました
続く「フリー」はオルタナティブなロック・サウンドがめちゃくちゃ格好良くて早くもピークを刻んでいた、
っていうかある種“当たり前のように格好良い”その佇まいと演奏こそ民生さんがレジェンド扱いされる所以なのかな、って思いました
「ライオンはトラより美しい」と序盤は勢いのあるロックチューンが多く兎角満足


「ごぶさたしております。」
という挨拶のあと、ちょっと長く「市原と市川が紛らわしい。」という趣旨の話をされてました(笑
民生さんも言ってましたが今回のツアーでは両方組み込まれてる為余計に紛らわしかったそうです
「市原市」と「市川市」、確かに昔慣れてない時は自分も紛らわしかったなあ・・・と思いだしつつ、
「マツタケ子」という(松たか子のイントネーションで)デカいマツタケの人形を秋ツアーに合わせて作っていたり
その辺も気合入っていて、またライブ始まりの時にはツアータイトルに合わせて秋のファッションショー的な軽い演出があったりして(笑
ことMCに関しても面白くユニークなライブでありましたね
地元トークは盛り上がりますよね。上手い。

「E」「チューイチューイトレイン」(←このタイトル・・・)と畳み掛け、
とてもご機嫌なテンションでダウンタウンブギウギバンドの「スモーキン・ブギ」と
流石の横綱相撲っぷりを見せつけロックショーは展開されて行きました
カバー曲の歌いこなしっぷりは相当男らしくて格好良くて、
長年カバーしている曲だけの事はありましたね

その民生さんの“ワイルドさ”はその後も継続して響いてました
「まんをじして」では張り詰めた演奏も気持ちが良いロックモードを展開
普段のしゃべりはひょうひょうとして掴みどころがないんですけど、ふとした時に垣間見せる男らしさ、ワイルドさがカッコイイ。
そういう緩急に関しても冴えている公演だったな~、と今振り返って思います。
かと思えば「音のない音」ではきれいなアンサンブルで美メロを歌いこなす~と振り幅も広くこの辺もまた満足。


個人的に、「comp」ってアルバムが凄く好きで
あのアルバムのささくれだった音像がかなりツボなんですけど
そこから「海の中へ」「ギブミークッキー」と2曲も演奏してくれたのは正直堪らなかったです
しかもどっちも演奏のクオリティが高くて・・・!!
「海の中へ」はもうあのメロディラインと儚い歌詞の時点で相当感情移入して聴いてました
歌の強弱、メリハリも上手い具合に付いていてプロフェッショナルっぷりを堪能
情景が真っ直ぐに浮かぶような作中観に胸を打たれながら聴いてました。
本当名曲や・・・
「ギブミークッキー」の方はバッキバキのロックンロール、
怒りを露わにしてるかのように大声を出しつつサビでスカして見せる“大人の格好良さ”を演出
その盤石のアンサンブルとシャウトのカッコ良さは正にロックスター然としていてすっかり夢中になってました
その間にあった「へへへイ」もバシッと決まってたし、「息するように」のミュージックラバー的なフレーズも心に残った


踊るようにギターソロを弾き倒す姿がめちゃくちゃ格好良かった勢いのある「イナビカリ」
この曲では途中ブレイクで「市原ー!!」って思いっ切り叫んでくれたのが兎に角嬉しくてめちゃくちゃ興奮してしまいました
やっぱり、何だかんだいって地元好きな人間なんだなあ俺・・・って思ったし、
地元でライブを観て地元の市名を叫ばれるのがこんなに気持ちいいなんて!って素直に思いました
だから、もし地元でライブに使われる類のホールがあって、好きなバンドマン、ミュージシャンが来たならば
迷わずチケット取って行った方がいいですよ。って思いました。特に地元が嫌いじゃない人なら尚更。

「無限の風」「フロンティアのパイオニア」と民生流の“自由さ”が際立ったロックンロールを奏で
特に後者は気の向くままに、思うがままに一人で自分の道を往く~様子が伝わって来る作中観に聴き惚れてました
この方の生き様も改めて、リスペクト、尊いと思うに値する生き様だなあ。って素直に思いつつ(鮮烈に感じるのではなく、あくまで素直に)
近年の代表曲の一つ、「最強のこれから」ではうって変わって力強い歌声を響かせる骨太なロックサウンドを展開
こうやって振り返ってみると構成に関しても緩急がしっかり付いてて良かったんだなあ・・・としみじみ
そしてこの曲の「これから」を素敵に、美しく生きようとする姿勢は本当素晴らしく映りました。
続く本編最後の「風は西から」の“無理のない前向き”さも相乗効果になって
とても今現在の心境にプラスに働くような、
「これまで」と「これから」は全く別モノなんだよ。って事を何も説明せずに語りかけてくれるような
そういう大人の男の抱擁感がホントにカッコよくて気持ち助けられて、メロディも素朴でいいなあ、って思えて・・・。
本当に最高の締めだったと思うし、近年の曲でここまでピーク感を刻める現役っぷりも凄いなと思いました
なんせ近年の曲中心であれだけ盛り上がる、今現在の民生さんできっちり勝負して勝っている姿が本当に格好良いな、と。

元々奥田民生さんのライブの評判の良さは度々目にしてましたけど、
そんな期待値以上のパワーと格好良さを存分に、しかも自分の住んでいる街で味わえてホントに至高の一夜でしたね
「楽しんで行こうぜ」そんなポジティブなメッセージがなんの壁もなくきちんと伝わる
そんな民生さんの存在とテクニックにひたすら魅了された2時間でした。
「ありがとう市原!!」
最後の曲ではそんな風な言葉を演奏中に叫んでましたが
むしろこちらこそわざわざ市原に、しかも大事な初日に来て最高なライブをしてくれた事に「ありがとう」ですよ。
繰り返しますが、本当学生の頃に戻れるような、夢中になれるロックンロールでした。ありがとうございました!!










1.解体ショー
2.フリー
3.ライオンはトラより美しい
4.E
5.チューイチューイトレイン
6.スモーキン・ブギ
7.まんをじして
8.音のない音
9.海の中へ
10.フリーザー
11.息するように
12.へへへイ
13.ギブミークッキー
14.イナビカリ
15.無限の風
16.フロンティアのパイオニア
17.最強のこれから
18.風は西から

19.わかります
20.御免ライダー












演出面では最後の「風は西から」の時に銀紙がパーン!と客席に向かって放たれる演出だったり、
度々のスモークや豪華な光の演出の数々に久々に“コンサート感”を受けれてとても良かったです
自分の住んでる街であんなに良いライブを極上の演出で観れただけで幸せでした
アンコールの2曲もしっかりと盛り上がって、
特に最後の「御免ライダー」は20曲目なのに本当よく声が出ててこれまた流石だな、って思いました

正直、色々なバンドマン、ミュージシャンが民生氏に憧れるのも生で観てみて「よく分かるなあ」と感じました
ああいうナチュラルボーン歌うたい、ナチュラルボーンロッカー的な雰囲気を持つバンドマンは他にはいないですからね
ひょうひょうとしていて、トークは自然体なんだけど、パッとロックモードにサッと行き来出来てしまう
あのセンスは憧れられるのも当然だなあ・・・って思えて改めて参加して良かったと今思います。
帰りも自転車でちょいと帰れる喜びがあったし何から何まで最高でしたね(笑
そして民生さんの書くメロディラインはよく耳に残るな、と。今も頭の中で鳴ってるし。

頑張って、時に休んで、でもまた頑張って、「これから」を楽しんで行きたいな、と今素直に思えてます。本当に感謝。


市原市市民会館も記憶の中以上に良かったですし、
市民なのでアクセスに関してはベストでしかないので(笑
また機会があったら今度は13年ぶりとか超久々にならずに訪れたいですね。
つくづく、思い出のホールで記憶に残る公演を観れて良かった。素敵な夜でした。



ボクガール83話、潔癖男子!青山くん 第32話 感想ほか(ヤングジャンプ2015年 47号)

2015-10-23 | ヤングジャンプ感想








なんかここ数週冒頭の前置きが完全に憂鬱な気持ちの吐露になっていて申し訳なかったですね
ただ、個人的には・・・憂鬱な気持ちになるっていうのは特異な事では決してなくむしろ“自然”な事なんですよね
逆に言えば常に明るく前向きっていう方が嘘臭く思えるので正直ただフツーの事っちゃあフツーの事なんですよ
別に「分かって欲しい」とか「頑張れって思って欲しい」なんて気持ちなんて一切なくて、
ただただせめてネットの上とかだけでは素直に普通に自分らしく居たいだけなんですねえ
だからもっとみんな遠慮なく弱音吐いても許されるんじゃないか、とは思う
弱音を吐く=頑張らないって事ではないですからね。
むしろ膿は我慢せず吐き出したい時には吐き出した方が良いと思う。持論ですけど。

ここ1年でなんでここまでヤンジャンを愛読しているのか、というと
誌面の空気が「頑張れ!頑張れ!」的なものとは掛け離れていて
適度に憩いの場として、そして刺激の場として機能している読者との“距離感”が素敵なのだと思いました
凄く、「選べる誌面」なのはここ数年、特にここ1年で随分仕上がって来たかな、と感じます。
一つの方向でまとまってたり、妙にカテゴライズされてるのは嫌いなので・・・(個人的に)イイ感じです。











ボクガール #83 ボクの保健室

う~ん・・・。
一言で、
瑞樹の息子なら愛せる、むしろ息子ごと愛したいと思いました
息子を刺激する事で得られる反応を愉しみたい気持ちがありつつ
まあ、なんていうか、男でも女でも結局瑞樹は瑞樹でしたね
抱きしめたいくらいに可愛いし、
読んでいて堪らない
男ならば未知のニューワールドに突入したくなる良さがあるし、
女ならば、瑞樹とにゃんにゃんしたい気持ちを煽られてしまいますし、
かといって可愛いだけのキャラかと言えば時折物凄いイケメンになれるというオールマイティな部分もある
先週先々週の瑞樹は間違いなく女の子にとって、とっても素敵なイケメンっぷりを見せつけてたしね。

個人的にはそういう部分が好きなんですよね、大好きなんです
それは今週分を読んで改めて確信しました
女の子になったら良さがあって
男の子に戻っても良さがある
そして女子が好きそうなイケメンにもなれるポテンシャルがある
こういう形容は物凄い盲目的なファンっぽいので控えて来ましたが正に“完璧”なキャラクターだと思ってしまいました
ロキを病気にすればこれからは女子もイケメンも男の娘までも縦横無尽に行き来できるでしょうし既にめっちゃ可愛くて夢中になっているのに
「それ以上」のポテンシャルを垣間見せるとは本当に末恐ろしい方ですよ・・・!
まあ完璧というにはちょっと素直になれず考え過ぎちゃう生真面目さが玉に瑕ではありますが、
でもそうやっていちいち悩んじゃう損な性格もそれはそれで“瑞樹らしい”とも思うので。
これからは更に考えさせられる事になるでしょうけど、瑞樹なりに頑張って欲しい
俺も感想、アンケート、ファンレター、単行本購入で全力援護するので(笑
繰り返しますが頑張って「瑞樹だけにしか出せない答え」を見つけて掴んで欲しいですね。

というのも、瑞樹は男の子に戻っても、自身に新たに生まれてしまった感情に未だ戸惑っていて
そこには複雑な心情と二律背反の本音だらけで瑞樹自身も大変と言えば大変だとは思います
もっと素直になれれば、
自身の感情を否定しなければ、
個人的には答えに近づけるんじゃないか、、、とは考えてますけど、
まあ年頃ですし(笑 その辺はじっくりと見守って行くべきなんだろうな、とは思います
でも、イケメン瑞樹も凛々しくて見惚れる良さがあるし、美少女瑞樹もそれはそれで抱きしめたくなる良さがある
答えを徐々に探して行く段階を楽しみつつ、そんな瑞樹の右往左往をいっぱい見れるかと思うとワクワクしちゃいますね(笑
今の瑞樹も超可愛くて大好きですが、これから益々可愛くなっていくんだろうなあ・・・と思うと最高ですね
藤原さんスキーもロキファンもイケメン瑞樹好きも、男の娘好きも女体化好きもみんな楽しめる好シリーズに仕上がってくれて大変満足です。文化祭編。


それにしても朝生に裸を見られまい、と画策してもじもじしてる瑞樹は天使だったな・・・(満面の笑み)
ラブコメとしても格別な面白さを含んで展開してくれた今週の「ボクガール」ですが
冷静に考えるとこれってベーコンレタスっちゃあベーコンレタス的展開なんですよね
でも、瑞樹なら許せる、っていう・・・笑

まあ、なんつーか、こういう事なんですよね
俺は瑞樹を愛してるんです
俺もずっと瑞樹と一緒に居たいんです
・・・いい年した大人がキャラにここまで惚れ込むのもアレなんですけど
本当に可愛くて可愛くて仕方がない!!
キャラに恋するとはこういう事ですね
それぐらい感情移入させてくれるキャラって事です
それは見た目が可愛い、とか、男の娘、とかそういう事だけじゃなく
瑞樹自身がめちゃくちゃ品格があって素敵な人ってのがちゃんと描写されてる事も含みます
そりゃ朝生も勘違いしちゃうし、まあ瑞樹の言い方もややこしいんですけど(笑
本当に告白したくなるほどのキュートさを表現出来ていて見事だったと思います

にしても、猛と比べて朝生はいちいちやる事が男らしいですね
猛は基本イケメンでガタイもいいけど、こと恋になると臆病ですからね(笑
いやまあ、恋と言っても事態が事態だから踏み出せないのも分かるけれど。
ただ、今週の朝生は行動にブレも迷いもなくて素直に格好良い、って思ってしまいました

また、そんな朝生の告白を受けた瑞樹のリアクションも正直面白かったです
完全に不意打ち告白食らってドギマギしちゃってる可愛い女の子じゃん・・・って悶えつつ
その後すぐ猛の話題に持って行った構成と演出も正にグッジョブ!でしたね(笑
兎角今週は表情が豊かで楽しくて、紅潮フェイスをいっぱい見せた瑞樹の表情演出が冴えまくってました
そこに付随する瑞樹の心情を想像すると余計面白いしキュンキュンするので是非おススメします 笑


そして、ラストは完全に瑞樹が晒し者になっちゃいましたね(爆笑
朝生くんからすると「えっ?何?」って感じでしょうが
事実は事実なんで・・・笑
猛も見ちゃって益々の修羅場が予想されます
それ以前に瑞樹のリアクション及び戻った事による心情の変化もすっげえ楽しみですね
これ毎週言ってる気がしますが来週が待ち切れないですね!!
嫉妬する猛とかも見てみたいし、
藤原さんの今現在の心境も気になる、
ロキたんも正直あのイケメン瑞樹を引き摺ってて欲しい・・・
とまだまだワクワクの宝庫でいちファンとして嬉しい楽しい展開であります
最近ノベライズ化もされましたし、本当に応援し甲斐のあるタイトルですね!
朝生の勇気と行動力の描写も含めて面白くそして可愛い最高の話数だったと思いました。
男から告白されちゃった瑞樹があまりにも可愛すぎてなあ。。
俺も告白したい。させて下さい。はい。
(夢中になり過ぎな感想申し訳)

あ、7巻の感想も相変わらずよろしくです。
この巻は藤原さんがめちゃくちゃ可愛いんで是非読んでもらいたい。



潔癖男子!青山くん #32 小田切さんは特別なヒト

この間絶賛した小田切さんが早くも再登場してました
相変わらず天真爛漫で素直で発育も良くてツボなキャラだな~とニヤニヤしながら読んでましたね
なんか、こういうスレてなくて、嘘くさくなくて、思うがままに生きてるキャラ大好きだなあ、と
また笑顔もドヤ顔も本当に可愛くて堪らなくて作者の坂本さんは女子キャラ描く才能案外あるなって思いました
案外っていうのは、初期は本当に青山くんの取り巻き的な女子が多かった印象なんで
ここまで可愛いキャラを描けるとは予想外だった、っていうか。
また俺は肉付きの良い女の子の方が好きなんで
カラダも正直ツボなんですよね
最高のキャラだ、って手放しで絶賛したい気分なんです
もう再登場って事は人気あったってみなしていいんですかね(笑
正直この子とのラブコメ展開も面白そうだよね、って思いましたけど
まあまた出番があるだけで喜びますし高望はしないことにする。はい。

でも、小田切さんの時だけ反応が違う、っていうのはこの漫画的に新しい切り口だと思うし
発展性も望めると思うので是非是非大事に扱ってもらえれば嬉しいですよ。
後半の天然な言動とかデフォルメもいちいち可愛いし、
凄い良いキャラ生み出したね、って気がする
でもそれだけじゃなく、


小田切さんの登場によって他のキャラも可愛く映ったり本当に良い事だらけなんですよね
ぺったんこを気にする後藤ちゃんめっちゃ可愛いな、って思っちゃったし、
涙流して発育を良くしようとするデフォルメ画は更に可愛くてキュンとしました(笑
後藤ちゃんはライバルらしいライバルもいなかっただけに「触れる」って切り口でライバル視が生まれる、って展開は上手いと思いますよ
春野友矢さんのシンマン賞の語りでもありましたが最近キャラに“隙”が生まれててイイ感じだと思いますこの漫画。
だから今週タイトルにも入れちゃいました。そして漫画展開に反映するというアイディアも秀逸だった(笑)。

しかしラスト付近でも小田切さんの笑顔に癒されるなんて本当素敵だ・・・。











◆BUNGO-ブンゴ-

表紙巻頭カラー。
十中八九ドラフトに合わせて、だと思う。
そのドラフトは正直面白過ぎて(主に千葉出身、千葉の高校球児が多く指名されたのが理由 笑)、
でもこの漫画でもこういう風にいろいろキャラを掘り下げていって将来ドラフト展開しても楽しそうだなー、って思いました。
特に袴田辺りが指名されたらなんだかグッと来そうだなあ。そこまでやるかどうかは分かりませんが。



◆リクドウ

白黒付かないグレーゾーンを描いてる・・・印象ですね
こういう作劇は結構好みなんで読みながら色々考えてしまいました。



◆しらたまくん

まあ50万とか正直マニアでない限りなしですよねー笑
それにしてもペット用品も進化してますねえ
実際にあるらしいですからね。
すげえよ。犬用スキー板って・・・。



◆干物妹!うまるちゃん

人気投票、主人公が一位じゃないけどこれは一体・・・!?
でも一位になってプルプル震える海老名ちゃんのカラーイラストはとても良かったです
まあ、乳も(結果的に)大きいんですかね。うまるはうまるでそこそこ乳あるんですけどね(笑
本編も良い具合に「仲間」ってテーマでまとまっていて良かったと思う。



◆グラビアトリ

「グラビアは低俗」
まあ、基本的にエロってのは揶揄されたりするのが世の常ですからね
でも、グラビアはエロだけではないし、ストーリーも見出せるものでもあるし、
何よりも“他人の好き”を平気で嘲笑するような人間は俺も嫌いです。
そもそも「官能」ももっと「芸術」扱いされないといけないんですよね。
そういう意味でも今後の展開に期待、です。
あと染村やっぱちょっと可愛いね。



◆もぐささん

俺の母親もうなぎ嫌いなんですよね
俺自身は大好きなんですけど、
人によって好き嫌いがはっきりと分かれる食べ物、それがうなぎ・・・
まあうにの方がもっと分かれるとは思いますけど(笑
悩むぐみちゃんの後ろで幸せそうに隠れ食いをする百草さんがすっげえ可愛かった
にしても本当に下らない事(ブーメラン)に全力掛けてて好きですわこの漫画のギャグセンス。













次号は久々にモンスガが巻頭、もぐささんも巻中カラーで登場です
そしてあれから約1年って事で「まんがっ娘」及び「スウィートツイート」の連載化が来るならそろそろタイミングかな、と
まだ諦めてない・・・のは最近また読み返して笑ったから(笑
 





katyusha/Emerald/ゲスの極み乙女。「歌えば尊し」@千葉LOOK 15.10.18

2015-10-20 | LIVE
                                  
日曜日はEmeraldを地元千葉で観て来ました。








まず、始めに明言しておきますと、
本公演は完全にEmeraldファンとして行きました
俺が大好きなナカノヨウスケさんがボーカルを務めるEmeraldが千葉にやって来る!観たい!って気持ちのみで取ったチケットでした

が、寸前になってゲスの極み乙女。の参加が表明された為、一瞬でプラチナチケットと化してしまって(笑
当日周りを見る限り大多数がゲスファンだったんじゃないかな・・・という空気で「これはすごいことになってしまった」という感じでした
なんせ、ゲスの極み乙女。は直前に横浜アリーナでワンマンしてたみたいですからね
そりゃこういう雰囲気になるわなあ、、、と思いつつ、
直前に発表~っていう手段は間違いなく正解だったと感じました
そうしなければ自分の様に「Emeraldを地元で観たい。」とか思うファンがチケット買えない=3マンなのに実質ワンマン状態になってしまいますからね
まさかルックでゲスが観れるのか・・・って事も含めて色々と主催者側の皆さんの配慮に感謝です
っていうか、こういう類の対バンも、「珍しい」んじゃなく、もっとあればいいな。ともちょっと思いました。
正直横アリからルックを行き来するゲスはちょっと格好良いな。って思ってしまったから(笑

Emeraldを地元、それも隣の市で観れるチャンスなんて早々ないですから
本当に早めにチケット買ってて良かったな。なんて思いました。
チケット等は是非取れる時に取っておいた方が吉ですね。という訳で以下。










ゲスの極み乙女。

1.キラーボール
2.星降る夜に花束を
3.Ink
4.誘惑バンジー
5.サイデンティティ
6.ホワイトワルツ
7.オトナチック
8.ドレスを脱げ


ゲスの極み乙女。に関しては「猟奇的なキスを~」と「私以外私じゃないの~」の2曲しか知りませんでした
その2曲しか知らない状態でライブに臨んだんですけど、その2曲は聴けなかったっていう(笑
それでも十分楽しめたので良かったです
テクニカルなピアノの音色と、
それが醸し出すオシャレな雰囲気、
かと思えば時折ギターサウンドがガレージばりに火を吹いたり、
でも、どの曲もダンサブルなエッセンスは忘れてない・・・という一貫っぷりが良かったですね
ちなみにセットリストは歌詞の一部をメモして全て検索で先述しました
有名バンドなんで調べれば直で出て来るのがありがたいっていうか流石というか。

嬉しかったのが、ボーカルの川谷絵音曰く「下北沢ERAで観たPBL(ペーパーバッグランチボックス)のライブが人生でベスト3に入るくらい良かった」
「ナカノヨウスケさんは凄いボーカリストなんです」等正直聴いてて「えっ、そう思ってたんだ!?」って思う言葉を連発してくれた事ですね
Emerald及びナカノヨウスケファンとしてはとても誇らしい気持ちでしたし、
自分もPBLの音楽に何度も(気持ち)救われて来た人間だったのでとてもシンパシーを感じました。
凄くルックでのライブを楽しんでたみたいですし、正直川谷絵音氏及びゲスの極み乙女。に対する好感度が上がりましたね(笑
それは勿論自分の好きなバンドマンを褒めてくれたからってだけじゃなく、
音楽に対する姿勢がとても素直で素敵な方々だな~、と。
自分らの出番が終わった後もフロアに来てライブを普通に観てたり単純にミュージックラバーなんだな。って傍から観ていて思いました。

最近出した新曲「オトナチック」も凄く良かったですね
強いメロディと、ちょっと哀愁溢れる歌詞のコラボにこの日聴いてて思わず感情移入しちゃいました
「大人じゃないからさ」ってフレーズにはちょっと俯くような物悲しさが漂ってて特にツボだった。
正直あんまり知らないバンドだったんですが(知名度高いのに・・・)、普通にめっちゃ楽しめてとても良かったです。
横アリからルックに来てくれて本当にありがとうございました。



Emerald

1.Nostalgical Parade
2.フラニーの像意
3.Summer Youth
4.After Blue
5.サキソフォン
6.ふれたい光


なんでしょうね、
そもそもがkatyushaの主催企画で、
ゲスの極み乙女。のファンも大量に参加している。つまり、
ファンの目線から書くと「Emeraldをちゃんと聴いてもらえるだろうか。」的な不安があったんですよね
でも、それが不思議と・・・いや、不思議でもないのかもしれない。物販を見たらちょこちょこエメラルドのCDが売れていたり、
予め調べて楽しみにしている様子のゲスファンを見かけたり、そもそもゲスファン自体が良い具合なんでしょうね
思ってた以上に温かく迎えられている様子でちょっと、いや、かなり安心しましたね
Emeraldの音楽は盛り上がる要素も時にあるけれど、
でもあくまで聴き手の心に沁み込むようなエッセンスの方が強いと思うので・・・。しっかりと受け止めてくれた方々にいちファンとして感謝です。

ライブとしては、久々に聴いた「Nostalgical Parade」がめちゃくちゃ良かったですね
レコ発の時以上に研ぎ澄まされたギターサウンド、バンドアンサンブルの美しさが凄まじく
一発で「Emeraldの世界」に誘えてたと思います(少なくとも自分は)
より“バンド”になって来た音像に感慨深さを覚えつつ、
ナカノさんのボーカルも迫力満点でとても素晴らしかったです
具体的にどこが素晴らしかったか、と書くとやっぱり「涙目で笑おう」ってフレーズを渾身の想いを込めて歌った部分が、ですね
あそこは今の自分の心境にもフィットして問答無用でグッと来てしまいました
兎に角、“美しい曲”だったと思います。音色的にも姿勢的にも。

ナカノさんが「千葉LOOK-!!」ってフロントで叫ぶ姿に喜びを感じた「フラニーの像意」(本当に無性に嬉しかった!)、
この日も適度にリズムを刻みつつも歌詞の内容に浸りながら聴けるパフォーマンスでした
聴く度に磯野さんのギターサウンドが美しく磨かれてるなあ・・・と感じる「Summer Youth」を浸透させた後はこの間から演奏している新曲攻勢でした。


「ロマンチックな声を探そう」ってフレーズに胸が温かくなる「After Blue」を和やかな気持ちで聴き入り、
続く「サキソフォン」に関しては今までで随一に感情移入してしまいました
正直な話、現在進行形であの曲の歌詞のような状態(ありのままの成れの果て)に陥ってるので
それもあって・・・
ちょっとゾクッとするような感情の切り取り方に完全に引き込まれて魅了されてしまいました
それはただ単に、自分がそういう人間だから~って以上に“歌への入り込み”があったからじゃないか、と思う
Emeraldのライブには、毎回こういう瞬間があるからこそ夢中になってる~って節がありますね。
是非、ナカノヨウスケ及びどんどん流麗に進化していくアンサンブルに注目して貰いたい。
そう思います。

この夜も、本当に胸に来るステージング、ありがとうございました。
また千葉でEmeraldが観れたらいいな!あといつかワンマンも観たいです(笑
この日演奏した以外にもホントに良い曲いっぱいあるので。お世辞ではなく。



katyusha

katyushaっていうのはソロユニット名みたいなもの~
所謂TMレボリューションやスーパーフライ的なもの~と丁寧に説明してくれました
ちなみにゲスの極み乙女。のサポートコーラスもやっているそうで、なるほど音楽性もかなり通じるものを感じましたね
ファンの熱気というか、ドスの効いたコールが凄くて、いつもああなんだろうか・・・って疑問を抱きつつ(笑
本編最後に演奏した月曜日ソングが一番大人の女性っぽい作中観で(個人的な印象ですが)良かったですね
アンコールのちょっぴり(?)エッチな曲もそれはそれで個性的で宜しいんじゃないでしょうか。ええ。

ゲスの極み乙女。のメンバーに対する感謝や(出てくれた心意気に)、
Emerald及びナカノヨウスケさんに対する想いもふつふつと語られていて、
そういう部分とっても誠実で素敵でしたね。

「素敵な繋がり」と、「素直なリスペクト」が生んだ、文字通り“尊い”一夜でした。感謝!!














それにしても、まさか手持ちのチケットがプラチナ化するとは全く考えてなかったので
なんか行く前から色々と面白味が生まれてしまったイベントでしたね(笑
ゲスファンの方々が大体「近い!近い!」と興奮されてたので
やっぱり「小ハコで観れる」っていうのは求心力高いんだなあ、と。常にオリコントップ10に入るようなバンドファンにとっては。

逆に、Emeraldファンの視点からすると、ある意味Emeraldの良さがちょっとでも伝わる、広まるチャンスだなあ。とも思ってました
そんな中でも姿勢を変えず新曲も中心に添えて「いつも通りのスタンス」でいつも以上に素晴らしいパフォーマンスに仕上げた彼らは本当に格好良かった!
このライブレポでこの日感じた様々な感情が少しでも伝わってくれる事を祈ってます。
「発見」と「感慨深さ」が同時に存在しているような素敵な夜でした。



お姉さま方の扇情に見惚れる快楽天 2015年11月号 感想

2015-10-18 | 快楽天







なんか今週一週間はずっと気分が沈んでたし、
かと思えば身体に関しても寝違えて首と肩が痛かったり
なんちゅうか、散々な一週間だったんですよね
こんなに沈む事あるのか、ってくらいに。

幻滅と失望ばっかで肉体も精神もボロボロなんですけど、
そこには勿論自分自身に対するものも当然ある訳で
もう精神的に無間地獄っつーか、
完全に「どうしようもない」状態になりつつあるんでそろそろ立ち上がって行きたいな、と。

“自分の好きなもの”に関して自分なりに一生懸命書く、っていう行為は
裏を返せば自分にとってはとても健康的な状態を指し示す一種のバロメーターなんですよね
なぜならば、心が乱れ切ってる時というのはまず書くことすらままならないですし、
そんなきっちり更新など出来ないくらいに自棄的な生活になってしまいますから
何よりも、更新してなきゃ自分が面白くないんでね(笑)。
よく義務感云々書かれる所もありますが、
自分の場合正直「これ好きだから何か言葉を残したいなー。」っていう目的でやってる所も大きいので・・・。
出来うる限り続けて行きたいですね。気力との勝負です、常に。












ちんちん占い/もじゃりん

若い娘も全然いいですけど、
こういう「最近してなくて欲求不満なお姉さん」っていうのもイイですよね
それはそれで燃えるっていうか・・・オチも面白かった(笑



後輩攻略大作戦!!/オガデンモン

初登場。
まず、絵が良いですよね
プニプニ系のタッチにしっかりと官能的な局部描写等
正に自分のツボでしたし、めちゃくちゃ可愛いなあ。と思いました

ただ、「可愛い」と感じたのはそういう絵柄とかキャラデザが要因なだけじゃなくて
マナミ先輩の性格に因るものも自分はかなり大きいんじゃないかな、と
いちいち心の中で心境を実況する子供っぽい部分だったり、
小賢しい手口で(笑)後輩をメロメロにしようとする浅はかな部分が逆に微笑ましく可愛く思えたり。
純情そうに見えて時に大胆で、扇情的で、でも攻められると弱い・・・って性格の描写が正に完璧でそこが一番良かったですね
「ヒロト少年はお姉さんを気持ちよくできるかな――――?」から、「こんなに巧いの――!?」の流れは正直グッと来ましたね(笑
その後完全に蕩けさせられちゃってるシーンなんかは正直何度もお世話になってます
そう、そういう扇情的な態度から蕩けさせられるっていう展開にもメリハリがあって良かったんですよね
おまけに最後のヒロトくんのあの言葉、というかオチが余計に官能的な気分を煽ってくれて堪らなかったです
出色の快楽天デビュー作だったのでは。次回作も楽しみ。



あの頃の二人/ぴかお

あの“たっくん”がこんなセンシティブな少年になってしまったとは・・・!
勿論これ単体でも読める仕上がりにはなってますが、1月号の「教えて!!ねーちゃん!」を再読してから読むと
また違う印象を抱けるといいますか、そもそもこれの前を描いた「教えて~」が割と能天気な作風だっただけに
なんだかちょっと切ないんですよね(笑
でもまあ、得てしてこういうものなのかもしれません。
お姉ちゃんもたっくんもここに至るまで色々な事があったんでしょうね、きっと。
そして、そういう風に事情や背景を読者が詮索したくなる読み味にもなっていたと思います。
いつか結ばれるといいな。・・・でも、“いけない関係”になっちゃったらそれはそれで切なくて面白いかも(酷)。


Precious Memory/アシオミマサト

アシオミマサトさんは以前も「ファイティングガール」っていうゲーセンものを描いてましたけど、
もしかしなくてもゲーセン好きでかなりのゲーマーだったりするんでしょうかね(笑
ゲーセンやゲームに対する強い愛情やこだわりなんかを感じましたけど、
勿論物語としてもとても良かったです
具体的に書くと、ヒロインのお姉さんの地味だけど、地味だからこそ余計に官能的に映るボディと
昔の大切な思い出を今でもちゃんと覚えててしまってある・・・という粋なオチが特に良さを感じましたね
ベタっちゃあベタですけど、それでもやっぱ結婚して子供が~っていうオチは大好物なんだと改めて思いました・・・笑

にしても、この方は年々おっぱいの描き方がエロティックに進化されていて流石だな。とここ毎回思ってます。



Lovely Toy/もず

これはめっちゃツボでした
どこらへんが、っていうのを説明すると
真理佳姉ちゃんのキャラが良かった~って書くしかないんですけど(笑
もっと具体的に書くと、こういう年下を扇情するお姉さんキャラっていうのはある種のパターンの内の一つなんですが
今作の場合、扇情しつつも、どこか弟分の樋口くんに依存している、偏愛しているような節が見受けられて
そういう“サイコな愛”的なエッセンスがほんのり漂っている塩梅が絶妙だった、という事ですね
多分もう愛し過ぎちゃって、普通の愛し方じゃ物足りなくなっちゃったってレベルだと思うんだけど(笑

お世話にも何度もなりました
扇情的に眼前自慰を要求する場面のエロティックさ、
そしてお風呂で足コキ&息子におしっこぶっかけ等アブノーマルなプレイの連発、
更に空き教室で樋口くんを縛り付けて一方的なセックスをかましたり、大人しそうな顔をして
随分アダルティックかつ変態チックなお姉さんでもう大満足でした(笑顔
クライマックスのシャツ越しにぶるんぶるん揺れるおっぱいと、
完全に勃ってる乳首の描写に関してはまた一歩突き抜けた官能表現に進化されてるなあ、と。
ああいうのは余計にエロティックに感じるので他の作家さんにも是非やって欲しいところです(笑
最後のキスシーンもめちゃくちゃ良かったですし、興奮しましたし、真理佳姉ちゃんのちょっと歪んだ愛情が伝わって来てそういう意味でも良い味出してました。
タイトルも秀逸。



うどん職人の朝は早い/みちきんぐ

フルカラー漫画6ページ。
この間の「ぼんじり先生」もそうですけど、みちきんぐさん完全にギャグ方向に行かれてますな(笑
これはこれで振り切れてて面白いっちゅうか、随分快楽天作家らしくなって来たなあ、と
っていうか、某ソーマの成年誌版にも思えますけど 笑

しかしまあ見事なおっぱいと尻でしたな。色白に描かれてる分余計に美味しそうに映るっていうか。
俺にもご教授願いたい



まくあいげき/Hamao

寧々ちゃん可愛いですね・・・
この可愛さはどこから来てるんだろう?とふと考えると
ちょっとサバサバした態度が生々しいから、なのと
それでいてきっちり彼氏に対する愛情が感じられるそのバランスが良いのだと思いました
やや写実的な描き方も興奮を煽ってくれてストーリー、キャラで魅せつつもお世話にもなれるクオリティだったのが見事
後、快楽天でここまできっちり扉絵を描いてる作品も珍しいですよね 
しかもその扉絵自体も官能的かつ少女の可愛さを感じさせるものでとても素晴らしかったです
Hamaoさんはどんどん写実的な方向に行っている気がしますけど、これはこれで個性的で良いんじゃないかと。

生だと気付いてからの寧々ちゃんの反応はセンセーショナルかつ艶っぽくて最高でしたね
生だからこそ燃える・・・!いや、前半散々ゴムだったからこそ燃える、って感じ
その後のオチも最高でしたけど(笑
上記のカットなんかは非常に快楽天らしい叙情性が出ててこれまた最高だと思いました。
何もそんなにビビらなくても、、、笑



ナカまで教えて!/カタセミナミ

比菜子ちゃん可愛すぎ問題・・・笑
これまで快楽天に載せて来たカタセ作品の中でも随一にキュートな仕上がりで、
それはやっぱり頭はまだまだお子ちゃまなのに、カラダだけはやたら成長してしまっている・・・という
ギャップが素晴らしく良いのだと思います あと、比菜子ちゃんコロコロ表情が変わるのがとっても漫画的に面白いですし
デフォルメも実に彼女を可愛く見せるのに効果的に作用してて、台詞回しもコミカルでとても充実した作品と言う印象ですね

そんな風に、理屈でああだこうだ言う事はいくらでも可能なんですけど
もっとシンプルに言えば、単純にこの比菜子ってキャラは見ていて癒される、元気になるキャラなんですよね
扉の素敵な笑顔だとか、時折見せる可愛いドヤ顔だとか、純真無垢な相様とか・・・
涙目で上目使いしてくるカットなんか思わず抱きしめたくなりますね
つまりは理屈じゃなく“可愛い!”って思えるキャラって事です
でもまあ、可愛い可愛い言ってても感想にならないので理屈も加える訳なんですが(笑
そりゃおじさんも夢中になっちゃうよねえ・・・って事でこれまた盛大にお世話になれる一作でした。
 
でも、若妻展開もそれはそれで「アリ」ですよね 笑



いいなり/ハードボイルドよし子

いつものよし子作品とは毛色の違う、
ちょっとハードなお話でした
「いつもの~」っていうのは、大体変態的な女が意中の彼を襲う~ってパターンだったと思うんですけど(笑
今回は逆にネクラな男がギャル系の女を手籠めにするお話で雰囲気もコミカルではなく若干ダークで面白かったです
でも何だかんだで快楽に染まって~ってオチなのもよし子さんの作品らしいな、とも思いました。
相変わらず美味しそうなヒップも良かったです(笑














今月号はかなりの当たり号だったんですけど、
肩が痛いのでタイピングがキツいのと、
精神的に落ち込んでるのでリハビリ的にこういう感想になりました
つまりは面白くても事情で感想をカットした作品もちょいちょいあるって事です
具体的には、由浦カズヤさんのダーク過ぎる作品、moggさんの小気味良いお仕置き作品、
ひげなむちさんのお家芸である騙しセックス炸裂の作品、南北さんの「そんなオチかよ!」って作品(笑
西安さんのこれまた良質な黒髪ツインテを味わえる少女作品、ぼーかんさんのダイナミックなギャルもの等が面白かったですね
勿論その他にも。

かるま龍狼さんの「人妻姫」の再録も抱腹絶倒間違いなしのギャグ系成年漫画に仕上がってるので(笑
っていうか、おじいさん、やったのかよ!っていう 笑
98年の再録なので古い作品ですけど読み応えあるんで是非是非、という所。
今読んでも面白かったですよ。

表紙のぼっしいさんの“お尻”も最高でした・・・!!



次号は起死快晴さん、宵野コタローさんに、
ちょい久々のsantaさん、それからこのところ好調な雛原えみさん等楽しみです
次号もデビュー作家いるみたいなんでその辺もまたどんな方なのか期待。




ボクガール82話 感想(ヤングジャンプ2015年 46号)

2015-10-15 | ヤングジャンプ感想








「自分のブログ」というのは
「自分のこと」を正直に書く場だと思うので、
正直な心境を書きますと、最近“生きてる意味”だとか“何の為に生きているんだろう”とか
そういう事をしょっちゅう考えてしまいます
「全て」が「努力」で「解決」するんならそれで全然良かったんですけど、
どうしても「努力」では埋まらない壁や違和感があって
それを想うとそれだけで苦しいっちゅうか、
ふと空しくなるんですよね
心の中で「何故・・・?」が止まらなくなる感じというか・・・。

生きてる意味すら分からないまま生きてて良いのかな、とか
何の為に生きてるのか分からないのに生きてて楽しいのかな、とか
思春期の学生みたいな事を延々と考えている自分に嫌気も差すんですけど
「努力」してもスッと「避わされる」世界はこんなにも厳しくて、辛くて、でもそれが「道理」でもあって
そんな否定しようがない“事実”に一番胸が痛くなってしまうのが現状ですかね・・・。
その「正しさ」からはきっと一生逃れられないんだと思います。

でも、結局そんな事を考えたって“自分よりも苦しい人”なんていうのはそれこそ世の中に数え切れない程居る訳で
正直こんな自分の抱えてるジレンマすら他人から見ればとてもありふれてるし自分からしてみても嘲笑の対象にしかならない
そんな場所でいつまでもぐるぐる回っている自分こそ実は最も許せない存在なのかもしれません。












ボクガール #82 ボクの人生

とても美しいワンシーンです。
実は最近「ボクガール」を読んでいるとどんどん核心に迫って行く展開のような気がしてドキドキするんです
今週もヤンジャンを買いに行って、目次を見て、ボクガのページを捲っているだけでやたら心臓がドキドキしてしまいました
それは瑞樹がここに来て、ある意味「ようやく」答えを出そうとしているからなのかもしれませんが・・・。

ふと振り返ってみれば、瑞樹は女の子になって、そこで生まれて「しまった」感情に振り回されてここまで来ました
流されてた、と言い換えた方が分かりやすいかもしれませんが、兎に角何も選ばずにここまで来てしまってた訳です
でも、もしかしたら今こそ瑞樹が瑞樹の身体で心で瑞樹が向かうべき場所に向かうタイミングなのかもしれません
上記の見開きのカットはそんな彼の心境を象徴するシーンにも思えましたが・・・。
実際、どういう方向性になっていくのかはまだこの材料からは分かりませんが、
きっちりと彼の手で足で、そして身体と心で藤原さんを抱きしめたシーンは光の演出も手伝ってとっても“美しいもの”だったと思うんです
ここから瑞樹はどんな風に歩いていくんだろう、
ここから瑞樹はどんな風に答えを出していくんだろう。
それを想像するだけで、ワクワクしちゃうのが今の本音ですね。


・・・いや、嘘。
正直、瑞樹が心配な気持ちもある(笑
考え過ぎてないかな、根詰めてないかな、っていうか、
瑞樹はかなり生真面目な人なんですけど、それが逆に彼を「素直」から遠ざけてる節があるのも事実ですよね
今は色々ありすぎて、ロキちゃんも色々活発過ぎて(笑 考えちゃう時期だろうけど
本当は物凄く素敵な笑顔を見せれる人っていうのはもう分かってるから
どんな答えを、どんな道を選んだとしても、瑞樹が笑顔であればいいなあ・・・とも思います
ただ、元々意中だった娘を、あんな大舞台でしっかりと抱きしめた“美しさ”はきっと忘れないでしょう
初期から考えると、劇の内容とはいえ、ここまで逞しくなったんだなあ、、、とか思ってちょっと胸打たれる節もあったりしますね(個人的にね)
それもまた小さな一歩、小さな成長だったのかもしれません。
当の本人は謎の苦しみを発症してますけど、
もしかしてまた戻っちゃうのかな・・・笑
それはそれで正真正銘の“思春期男子”っぷりを堪能出来なくなるので残念っちゃあ残念ですけど、
まあそれもロキちゃん次第なんで・・・笑 ああ、また来週分がすっごく気になりますよ。もう。



ロキの言う「贈り物」こそが、
もしかして再びの女体化なのか、もしくはまた別の展開なのかもしれないですけど
取り敢えず現時点で瑞樹が「答え」を出せている、とは言い難い
だからこそ、ロキなりにあるプレゼントを渡したのかもしれません
それが何なのかはまた来週以降・・・って話ですけど、
やっぱり瑞樹はまだ女の子にも未練があって
女の子らしくする事にも未練があって
ただ、未練だとかそういうのを抱え続けるんじゃなく
これからは彼自身が考えて選んでいく段階になるのかな、とか
そんな風にも思いました
女の子になっても、大好きな女の子への想いを貫き通すのか
それとも、新しく生まれた感情に身を委ねて生まれ変わっていくのか
ロキが選択肢を与えているのかな、と
「それで良いんだよ」
もうロキも瑞樹をイタズラに泳がせて遊ぶ季節は終わり、
これからはそんな瑞樹の迷いだったり選択を「愉しむ」季節に突入しているのかもしれないですね
実際にどうなっていくのかは分からないんですけど、ロキはロキで何となく変わっている部分もあったりするのかもしれません。
それでも、瑞樹が選ぶ道
それでも、瑞樹が選ぶ想い
それでも、瑞樹が選ぶ自分自身。

余計な雑念は捨て、迷わず藤原嬢を抱きしめた瑞樹。
そこには先々週までの息子の心配云々がバカらしくなるくらい神々しい結末が待ち受けてた訳ですけど、
先述のようにロキの体調が治った今、そして彼女からの「贈り物」をもらった今
また一筋縄ではいかない展開が待ち受けてそうで、やっぱりワクワクしちゃいますね結局は。
相変わらず、息子の存在がバレないかな、って心配はある訳なんですが 笑(保健室に連れて行って「あら!」みたいな)
そうだったとしても、「今の」瑞樹の行動と選択に期待、ですね。
多分本作にとって、とっても大事な話数だったと思います。

7巻の感想も是非。


















なんとなく、
今週は「ボクガール」の事しか考えられなかったので
ボクガ一本にしました。また来週、頑張ります。



高校の日常 1巻/ハードボイルドよし子

2015-10-12 | 単行本感想










最近ずっと読んでいる漫画です
そもそもなぜこの漫画を買おうと思ったか、と言うと
快楽天に載っているハードボイルドよし子さん(凄いペンネームだ)の漫画・キャラが好きだったから・・・ですね
まあ俗に言う“作者買い”だった訳ですけど、これが思ってた以上に面白くてよく電車の中で読んで内心クスクス笑ったりさせてもらってます。

形式としては4コマ・ショートギャグに分類されると思うんですけど、
色々なキャラの組み合わせがあって、しかもそれらがクロスしないという独特の構成になっています
例えば妄想著しいモテない男子達だったり、お嬢様と乱暴娘の組み合わせだったり、思春期男女の組み合わせだったり、、、
まあ、「オムニバス」という言い方が正しいのか、或いは「初恋限定。」のクロスオーバーとかしないバージョンって言えばいいのか・・・
兎に角色々な切り口から楽しめて中々に退屈しないギャグ漫画に仕上がっている、という事ですね
所謂アンジャッシュ系のすれ違いネタから、
男子高校生のペーソス溢れるエロ妄想ネタ、
日常ものっぽいお嬢様と乱暴娘のほのぼの(でもないか 笑)ネタに、
中には先生同士のはっちゃけネタなんかもあって、結構そのコンビごとに“味”がするのも自分が楽しく読めた要因なんじゃないかなー、って思いました
ま、こんな風に四の五の言わずとも単純に、純粋にネタ自体がどれも面白いので
美少女系のギャグ、或いは男子高校生のペーソス系がお好きならばきっと通じるんじゃないかな・・・と思います
快楽天作家らしく時にちょっとエッチなカットが良い塩梅で描かれてるのも実に良いですね
まあ本編ではあんまりそういうのはないんですけど、
おまけページでちょいちょいサービスカットを出してくれてるのは、
自分みたいに快楽天でハードボイルドよし子さんを知った身としては嬉しかったかなと(笑

キャラの体型もむっちりというか、ポッチャコロンとした、プニプニの体型が多いのでその意味でも眼福な作品ですね
おしりは大きいし、肉付きはいいし・・・っていう正に期待通りのキャラ造詣でとても良かったです
絵も本当に可愛くて、こうして読んでみると案外個性強いんだな、って感じました
それは独特の体型描写も含めて。キャラの等身がやたら低い感じが。
先述のおまけカットも、ただ無意味にサービスするんじゃなくて
ちゃんと本編の会話の中で出て来たアイディアを形にしている~っていうのが凝っててイイですね
カバー裏のクロスオーバーイラストにキャラ紹介なんかも気が効いてて好きです
けど、本編はこの1巻の時点ではほぼほぼコンビ毎に独立しているので、
いつかクロスオーバーする事もあるのかな・・・って思うと、
そこもまた楽しみですし、
勿論続刊を読むのも楽しみですね。
特に好きなキャラのエピを探して読むのが楽しいし、
それを読み終わって味わい尽くしたら、他のキャラのエピを楽しむという読み方が出来る
それは間違いなくこの漫画の個性になっていると思うのでこれからもそのスタイルは(ある程度)貫き通して欲しいですね。






で、個人的に一番タイプだったのがこのコンビ
ヤンキー女とその子分・・・というコンビネーションになっているんですが
ちょっとめんどくさいヤンキー女の秋山さんとその言動に翻弄される桜井くんのコメディがとても面白いし、
個人的にこういう、、、なんとなく友達以上だけど、別に恋人ではない。みたいな関係性が大好きなんですよね
キャラ紹介とかを読むとお互いに恋愛感情はないっぽいんですが、時折胸の話しになったり
彼女の話しになったりするのも、ちょっとキャラ妄想っちゅうか・・・
そういうのをするにも合っていて、
そういう意味でもかなりお気に入りのコンビです(笑
いつか恋愛関係になったら、それはそれで燃えそうだなっていうか。俺だけかもしんないですけど 笑

秋山さんは結構つかみどころのない性格というか、下ネタを平気で話したり、
かと思えば胸の話が長引いたら嫌そうな顔をしたり、
でも興味なさげに振舞われると怒ったり、そういうところがとてもイイですね
良い意味で行動が読めないキャラっていうか・・・サドルをパクって桜井を笑わせたと思ったら、
その後説教じみた発言するクレージーな部分とか、後は妙なところで理屈っぽいのも意外性があってイイんですよね
「ウザい」「ウザくない」談義のネタとか大好きですし、
「マンパワー」「チンパワー」のネタも会話にフックがあって実に面白かったです
カツアゲのネタも秋山さんの天然炸裂!って感じで面白かったし、線香ネタもナンセンスで面白かったですね(笑
まあ、要するにこの二人の話になると会話にフック的な部分が増えて特に楽しく思える、という事です。
あと上記のカット、その裏のカットも含めて普段は色気のない秋山さんが珍しくセクシーな格好をしていて何度も繰り返し見ています(最高)
まあ精々Bですよね・・・笑
授業サボったりもしてるけど、なんだかんだ憎めない愛嬌があって素敵な組み合わせだと思います
にしても秋山さんドラゴンエイジ読者ってのもなんかイイですよね(笑 多分掲載誌を単純に描いただけだと思うんですけど、それでもなんかオモシロい。










他にも、
ちょっとエッチなネタが冴え渡る氷川くんと後藤さんのネタも個人的ヒット多いですね
ああいう物静かでおとなしめな子が、そういう事に興味ある・・・ってキャラ造詣は実にイイですよね 笑
ちなみに一番好きなネタは第6話89ページの「やっぱりアレ」ですね

ハムストリングは実は自分も知らなかった、、、(恥)




渦と渦/NICO Touches the Walls

2015-10-11 | シングル感想











例えば、自分にとって信ずるに値するものや思想が当たり前のように通じない現状があって
通じないどころか、時に嘲笑の対象になってしまったり、「空気」「流れ」という大きな濁流の中に呑み込まれてしまったりもする訳です
でも、なんか・・・そこで「仕方ないよね。」ってただ単に泣き寝入りするのは正直「癪だなあ」って気持ちがあります
そりゃ怖いんで大手振ってメッセージを発したりは出来ないんですけど、それでも、居心地の悪さを感じている中でも
“あくまで手前は手前を貫き通したい”
そんな強い想いを後押ししてくれるのが・・・くれるのがっていうか、実際に最近よくして「くれてる」のがこの新曲「渦と渦」なんだ。って事をまず伝えたかったんですね。


僕ら取り返せるかな
色つきの空



今作は光村龍哉の詞がかなり秀逸だと思うんです
いや、秀逸っていうよりかはここ数カ月の自分の心境そのまんまなんですよ
だから余計に自分にとって愛着が強い新曲に仕上がってる訳なんですけど・・・
時に、自分を全否定される出来事があって
自分のすべてが信じられなくなって
もう消えちゃいたいくらい精神がガリガリと削られた、それは自身の不出来も手伝って、なんですが
だからこそ、「何も無い」無味無臭な空からまた自分を信じられるような色を取り戻せるかな、取り戻してみたいな。
ってこのフレーズを聴いていたら思ってしまったんです もう一度、もっと楽しかった(はず)の季節を
もう一度、もっと自由だった(はず)の空気を・・・って。


足りない僕らで
信じてた世界を奪えたら



このフレーズも大いに自分の背中を押してくれました
本当に自分が信じているもの
正しいと思うもの
素敵だと思うもの
美しいと思うもの
尊いなと思うもの
それは「みんなが」ではなく、
あくまでも「自分が」、って事です
「みんなが」じゃなく、
「自分が」本当に信じて貫き通したい感情を保ち続けていられるかどうか

また、「信じてた世界を奪えたら」の前に
「足りない僕ら」ってフレーズが付いてるのが秀逸なんですよね
足りてたならばそんな悔しい想いだったり満たされない気持ちになる訳がない
もっと言えば足りないと思うほどに孤独でマイノリティな存在でもある、って事です
それが例え「みんな」には理解されなくとも、「みんな」にとっては嘲笑の対象だったとしても
そこに「本当に手前自身が貫き通したい想いがあるのならば」って気持ちを後押ししてくれる曲に仕上がっていて
正直(ロックンロール的に)とっても頼もしい曲ですし、ありがたかった曲でもありました。


この声が嗄れたって祈りの歌届けたいよ


極めつけはこれですよね
なりふり構わず、笑われてもいい、バカにされたっていいから
ずっと叫び続けたい、ずっと吠え続けたい、想いを持ち続けていたい
誰に邪魔されることもなく
むしろ誰かにその熱が伝わるくらいに。
本当に自分が大好きなもの
本当に自分が大好きなこと
その尊さと、
正しさと、
美しさを、
“真っ直ぐに”信じ切って醜いくらいに足掻き続けるようながむしゃらさがこの曲にはあります
そして、そこが大好きですし、ロックバンドはこれくらい無茶苦茶に転がり泥だらけになってるような曲を出して欲しいな、って気持ちもあります
要はしたり顔で説法なんぞを述べたり「一体感」を求め過ぎていたり、ドライに徹し過ぎてるということです
実はそんな不満が密かに自分にはあったんだなあ・・・という事をこの曲とThe Cheseraseraのアルバム、特に「東京タワー」という曲は教えてくれましたね
アコースティックモードから一転、再びロックモードに振り切っている最近のNICOにとって決定打的な名曲に仕上がってると思います。
しばらくは、っていうか、これからずっとこの曲と一緒に戦っていけそうですし(争うのではなく)、
この曲をライブで聴くのも今から正直めちゃくちゃ楽しみにしています(笑
ギターサウンドも分厚くTVで聴くよりもダイナミックなアレンジに仕上がってると思うので
タイアップ先で何度も聴いてた人にも是非音源で聴いてぶちのめされて欲しい一曲ですね。ぶちのめされなかったら申し訳ないんですが(笑)
でも、俺はこの曲に凄い気持ち励まされました。という事で。






カップリングの「僕は30になるけれど」は光村龍哉のパーソナル・ソングで
アコースティックモードの延長線上にあるような曲ですね
っていうか、ある意味ソロとかに相応しいような曲(笑
歌詞の内容は自己と対話してるような内容になっていて、そういう部分を深読みするのも面白いと思います

「ラーメン食べたい」のカバーは、正直天才かと思った(笑)
原曲はシティポップに近いと思うんですが、まさかのスカアレンジ、しかもそれが上手くハマってる上に
ボーカルの性質が真逆なんで、矢野さんのが“都会のレイディ”だったとしたら、光村龍哉版は“大阪のおばちゃん”、みたいな(笑
まあNICOは千葉のバンドなんですけど、そういう面白さを含んでいる好カバーに仕上がってると思います
多分、ある意味こっちをA面にした方が話題性は取れそうですよね(笑
非常にソウルフルな「ラーメン食べたい」が堪能出来るんで是非お召しあがれ・・・というところですかね。

初回版のDVDも真夏の一コマ、って感じで良かったです
「まっすぐなうた」のアコタッチ版、めっちゃいいのでこれも好きな方は見といて損はないかと。









追いかけなきゃ 最後の扉

またいちいちこういうところのセンスが良いんですよね「渦と渦」は。
本当に、これが最後のチャンスだってくらい必死にならないと伝わるものも伝わらない
要はそのくらい揺ぎ無い気持ちが大切なんだ。って事なんですよね。
「また次がある」「次はもっと」ではなく、
「今、これで最後だから」っていう、そういう気持ちで。