サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

THE NOVEMBERS「At The Beginning」全曲レビューその5「消失点」

2021-04-30 | THE NOVEMBERS「At The Beginning」全曲レビュー
                    






僕らは現在進行形の宿題を
新しい名前で呼び合って
標本箱の昆虫のように
留まっている
止まっている







この曲が入ったアルバムが発売されたのは、
今からちょうど1年前だったでしょうか
上記の歌詞っていうのは、
(たぶん)今のこの状況を謳った歌詞だと思うんですけど、
あんまり変わってない・・・どころか、
むしろもっと酷くなっている気さえしますよね(笑
いやでも、
それだけじゃないかもなあ
人間って、否、日本人って結構保守的な生き物だから、
今まで馴染んでたものと比較してどんどん新しい価値観に~という選択肢になり辛いところがある
でも、この曲には、自分なりにどんどん新しく生まれ変わって行こう。という価値観があって、
それが何よりも素敵な楽曲に感じられた、今作でも随一にポップなナンバーに仕上がっています。





今から一本だけ補助線を引いて
いままで見えなかった風景
聞こえなかった声達を
迎えに行こう
その瞬間
世界が変わる





去年は有観客ライブ自体がほぼ無かったので、
勿論この曲を1年経った今でも生で聴いた事は無いんですが、
それでも家のコンポでじっくり聴いてると伝えたかった事は伝わって来ます
この世界自体は(待ってたって)いつまでも変わらないし都合良く動いてくれる事もない
ただ、世界は変えられなくても、自分自身が変わる事はいつだって出来る。
それによって、
見える世界をいつの日も美しく心地の良いものにする事が出来る・・・
要するに、いつだって「何か」を変えるのは自分自身でしかない、って事なんですよ
一番最初に挙げた歌詞と上記の最後の歌詞を対比させれば、
きっと自ずと見える世界も変わって来る、、、と思う
そういう意味では、
THE NOVEMBERS流の一つの応援歌・・・だったりするのかもしれません。







そういえば、
7月に超久々の有観客ツアーが決まりましたね
この曲含めて色々な新曲を是非生で味わいたい・・・ものです。




【引き抜きの危機】ゾンビランドサガ リベンジ 第3話「愛と青春のアコースティック SAGA」

2021-04-29 | ゾンビランドサガリベンジ
2期はタイトルの表示がより格好良くなった(笑







少しずつ順調に再起しつつあるフランシュシュ、
ただ、
どっちかって言うと愛のワンマンチームになりつつあって、
愛以外のメンバー全員が愛を頼るような状態になってたんで、
幸太郎もまた・・・そういう状況を外から観ていて危機感を持ったんでしょう
敢えて愛を抜いて、残ったメンバーだけでどこまで出来るのか?を試してるようにも感じました。







でも、
その意図も理解出来るんですよね
いくら(他のメンバーと比べて)経験豊富だからと言って、
全部が彼女主体になってしまうと、それこそ劣化アイアンフリルになってしまうのでは?と。
それはちょっと言い過ぎかも分かりませんが、フランシュシュはあくまでフランシュシュなんですよね
このメンバーだから「こそ」の“何か”を生み出していかなければならない
そう考えた時に、
愛のワンマングループみたいになっていくのは発展性の観点から考えて「ナシ」だったんでしょう







でも、
愛が目指してる完璧なグループと、
フランシュシュのちょっと未完成な感じ・・・が果たして合うのか?って問題もある
適材適所というか、元々アイアンフリルに所属していたのだから、
もうそのままアイアンフリルに復帰した方が(収まりが)いいんじゃね?という気持ちもありました
勿論愛が抜けるのは痛いけど、死して尚始まりのグループのセンターを務める、、、のもまた、
一種のドラマなんですよね
そういう意味合いでは物凄く“巧い”脚本に仕上がってるんですよねえ
愛がアイアンフリルに復帰した方が意識高い系の彼女にとっては「合う」気がするし・・・。







だとしたら、
愛がフランシュシュに呼ばれた理由は何だったんだろう?という事になってくる
愛がフランシュシュにとって(逆に)足枷になるのならば、
幸太郎も始めから蘇らせなかったハズ
その辺未知数なんですが、
多分、
何かのコピーではなく、
フランシュシュならではの「一体感」とか「カタルシス」を生み出すのが来週以降のテーマになる気がする。
フランシュシュは、そもそも「みんなで一つになる~」って類のグループでは無かったよね
愛みたいな鉄腕アイドルがいて、純子みたいな正統派・・・というか、
歌がバカウマなメンバーもいて、
サキみたいな気合一閃!ってメンバーもいて、
リリィみたいな無邪気な子役もゆうぎりみたいな大人のオンナもいる
たえちゃんみたいなたえちゃんもいるし(?)、
究極のバランサーであるさくらもいて・・・キーになってくるのはその「バラバラさ」かもしれない
というのは個人の予想ですが、でも俺が思うフランシュシュの魅力ってそこかな、と。
それが今夜放送の4話や来週以降に観られたら、、、実に最高!と思います。










ところで、
毎週感想のアップが遅れて申し訳ない
2話3話と放送の直前に更新とか流石にタイミングが遅すぎるんで、
次の4話目からはもうちょっと早めに振り返れるようにしたい・・・な!
多ジャンルを扱うブログを目指すなら、更新数に於いてももうちょっと頑張らなくちゃね。



G.W.突入!!

2021-04-28 | 






いつもそうなんですけど、
大型連休の前の日ってやたら疲れがドッと押し寄せるんです
別に、
普段だってキツい日はあるはずなのに・・・
それは何故か?って考えると、
恐らく、
気を張ってた糸のようなものが緩んだ~って事なんでしょうね。
 結構、
人間平気なようでも耐え忍んでる事も、
我慢してる事も多いじゃないですか
その解放感というか・・・
あ、
そうそう、
ある程度アドレナリンで頑張れてる部分も強いので、
明日からゆっくり出来る~という意識がそれらを消し去ってしまうのでしょう
何も考えずにただただダラダラ出来る時間で「立ち止まる事が出来る」
ずっと思ってる事なんですけど、
大型連休の渦中よりも、
こういう時が最も大型連休に因る“余裕”という恩恵を受けてる気がしてならない

それはそれとして、
あまりにダラけないように、
一応やりたい事や日々の目標などを紙に書いたりしました
ま、
そういうのって大概有耶無耶になったりもするんですけど(笑
まあ何もしないよりはマシかと思いました
勿論、
このブログも毎日更新貫く予定です。よろしくお願いします!!






チョップ♂
とっても凛々しい表情やねえ~。




ルイ♀。
ルイはいつも真に迫ってる表情な気がする(笑
ま、これもぶっちゃけご飯おねだりしてる時の顔だけど。。




マロン♂
今日、名前が決まりました
母親から「名前どうする?」って訊かれて、
パッと思い付いたので・・・
ちなみに、ブログ仲間の栗うさぎさんから拝借しました。勝手に申し訳ない(笑




この猫、
昔は懐いてなかったんですが、
優しく優しく接してたお陰で懐いてくれるようになったんです
猫と仲良くなるのもまた努力かな・・・とか感じました笑
すくすく育ってよ~。






では、
また明日♬



旧syrup16g全曲レビューその6「来週のヒーロー」

2021-04-27 | 旧syrup16g全曲レビュー
                    








失ったものなど何もない
いつかはわかってもらえるはず
あなたの為だけに生きている
たまたま今週は出番がない







この曲はかなりの名曲だと思ってるんですが・・・
多分、「名曲」って形容は今まで何度も何度もしてると思うんです
そうなると、名曲ばっかぢゃん。。とか思われる危険性もあるんですけど、
しかし、
自分は常にフラットである事を目指してるので、
これも名曲!あれも名曲!って感じたら遠慮なく素直に出すタイプなんですよ
見られ方とかよりも、
自分の感情を出すんだ。。っていう。
ま、
まとめブログがセックスなら個人ブログって正直オナニーなんでね、
好き勝手やってる方が正解だとは考えてますけどね笑


でも、
この曲は、
正直20代の頃とは捉え方がかなり変わって来ました
20代の頃って所謂モラトリアム期間だからぶっちゃけ絶望し放題なんですけど、
30代になると(例外もあるけど)段々そんな事ばっか言ってる余裕も無くなって来るんですよ
あらゆる意味合いで人間性・・・というか、人間力が試される世代だと思うので。

若い頃は、
「今週」ではない・・・
という部分にばかり焦点が当たってましたが、
30代になった今になって思うと、先週(過去)はともかく、
来週(未来)っていうのはぶっちゃけ希望的観測が入ってるんですよね
今週は出番が無い=現時点で誰にとっても“何か”ではない、
でも、
来週は・・・!っていう、
泣きのギターリフも相俟ってその切望してる感じも強く伝わって来る、
ただただネガティブさを押し出してる曲ではなく、実は物凄く足掻いてる曲だとも思うんですよ。


正直な話、
「鬱ロック」っていう言葉は絶対に称賛ではなく、
単なる皮肉だったな、とか今でも思う
というか、
そういう言葉でイメージがあまりにも限定的になり過ぎましたね
シロップが大ブレイクしなかったのは結構その固定観念も大きかったんじゃないか、って考えてますけど、
この曲なんかは今週じゃない、俺は今週じゃない、としっかり自分の至らなさを認めつつ、
それでも夢見て来週は・・・!ってもがきながら進んで行く様が描かれてるんです
その泥臭くも美しい様は正(まさ)しく古き良きロックンロールそのものじゃないですか
そう考えると、
シロップはむしろ王道のロックバンドだったのかも・・・とか
ちょっと飛躍し過ぎかも分かりませんけど(笑
ただ、
シロップ特有の悲壮感も沁みつつ多分聴き手が思ってる以上にロマンに満ちた一曲だとは思う
サビのスケール感溢れるメロディも気持ち良く、ライブで聴いた時も迫力満点だったのを想起します。








今更解散前の全曲レビューやり直してるのは、
前ブログはアクセスも完全に落ち込んだ状態なんで(更新無いんで当たり前)、
そこを上げる為に努力するモチベーションがないっていうそういう理由なんですが、
加えて年齢に因る捉え方の違いも大きいような気がして来ました
昔よりも、
syrup16gの楽曲に対してロール感を受ける度合いが増えて来たかも分かりません
だから今の自分で改めて真摯に綴っていくのにも意味があると信じてます。

あともう一つ、
syrup16gは鬱な事を歌ってる「だけ」、
ファンはネガティバーの集まりである。っていう、
そういう見方をしちゃってる一定勢力も正直居るんで(笑
それが個人的には悔しいのかも分かりませんね
syrup16gに多大な影響を受けた自分が、
いつまでも意地悪く、足掻き続けてる様を見せる事で「そうじゃないんだよ。」って伝えたいの、かも。



偽マグちゃん現る?!/破壊神マグちゃん 第41話「禁忌の魔術人形」

2021-04-26 | 破壊神マグちゃん
カワイイ。









今週も面白かったです
コピーマグちゃんも可愛かったんですけど、
やっぱ個人的には本家の方が好みでしたね・・・笑
でも、
マグちゃんって「可愛い」が先んじてる素晴らしいキャラクターなんですけど、
時に流々よりも達観した、、、というより大人な判断を下せるのも素晴らしいって思いました
最後のコピーマグちゃんを容赦なく吹っ飛ばす場面・・・
勿論「可哀想」って気持ちもありましたが、
秩序や平和を守る為には時に残酷な判断を下さなければいけないんですよね
そういう意味では、
マグちゃんは立派な判断をしたと思います
逆に言えば自らそういう役割をこなす行為そのものが「優しさ」だったりしたのかも、です
なんかビーム打つ時の目が心無しか潤んでる様な気もしましたよね・・・。
深読みだったらアレですけど(笑
でも個人的にはあそこが今週の肝だったようにも思いました。







ただ、
上木さんの事だから、
なんとなく後々コピーマグちゃんも伏線として何らかの役割を果たすと思うんだよな
事実、意外と耐久力あってミュスカーの元まで飛ばされて拾われたし・・・
そういう意味では、
1話完結のコメディとしても楽しめたけど、
連続のストーリーものとしても楽しめる・・・のも今作の秀逸なポイントかもしれません
 それと、
何気にナプちゃんが唐揚げ調理に精を出してたのも良かったですね
勿論以前正式に公言はされてた訳だけど、実際に頑張ってるトコを見せてくれるのは高評価
こういう・・・
「積み重ねの良さ」が表現されてる漫画でもあるので、
(意外と)1話完結とは言え毎週追っていく楽しみもストーリー漫画に負けない位ある、っていう。
正直、
今回は苦戦してたけど、
苦戦してた分、
ちゃんとしたものをお客様に出せた時、
よりカタルシスが深まる気もするし・・・。
そう考えると、
ある意味努力友情勝利の「努力」の部分もめっちゃあるじゃん!とか思う(笑
最後に、流々とマグちゃんが“失敗作と切り捨てた唐揚げ”を食べてたのも収まりが良くてイイ
冷蔵庫が空っぽになったのと、ナプちゃんの試行錯誤が繋がってる、っていう。
二人が美味しく食べてる分、ちょっとだけ報われた気もするし。
兎角、
「ナプちゃんの今後」にも要注目なのです・・・!!







ぶっちゃけた話、
掲載順でよく(上から)トップ5に入ってた時、
1周年までにはプッシュの巻頭あるかも。って気分だったんですが、
その後結構・・・
最近の新連載陣に押されてやや掲載順で苦戦してますかね?
去年末から人気得れる新作がちょいちょい入って来たことで煽り受けてるかもです
 ただ、
1周年の表紙巻頭は個人的にはゲットしたいので、
その観点から考えて今週の感想は本作の秀逸なポイントを並べる類の感想に仕上げました
この手の漫画はキャラクター人気が爆発すればグイグイ行くと思うので、
個人的にはもっともっと健闘して欲しいですね
取り敢えず、
感想とアンケで応戦します
出来れば単行本を紹介する記事も書きたい・・・けど、
その辺は他感想とのバランスやスケジュールとの兼ね合いですかね
 あ、でも、あとちょっとでG.W.なんで、3巻と少ない分一気読み推奨の記事は効果的かも!
ま、いち破滅使徒としてちょこまか動けるように頑張ります。。笑
これを読んでる破滅使徒の方々もよろしくお願いします!!!



最後に、
小ネタ拾い箇条書き!
・冒頭のコピーマグちゃんに嫉妬するマグちゃん可愛い(笑
・おしゃぶりバブリーなマグちゃんも可愛い(ほっこり
・ヨカローって言ってるコピーマグちゃんとマグちゃんのコンビが可愛い
・ウネちゃんに抱かれてるマグちゃん可愛い
・唐揚げ作ってるナプちゃん可愛い
・唐揚げに夢中なコピーマグちゃん可愛い
・ナプちゃんとコピーマグちゃんの子供じみたやりとりが可愛い
・唐揚げ食われて流々をペシぺシ叩くナプちゃん可愛い
・ちゃんとごめんねと言う流々ちゃん可愛い(君のせいじゃないのに)
・情緒不安定なコピーマグちゃんキモ可愛い笑
って、可愛いばっかりじゃねーか!!😇
 でもしょうがない、ホントにみんな可愛いんだもの。。。
 しかもいちいち可愛い可愛い言ってたら感想のテンポが悪くなるからここに置かざるを得ないっていう笑




選択の時。/松沢まり「みはらし荘の6人の花嫁」第13話 感想(コミック電撃大王2021年5月号)

2021-04-24 | 松沢まり
カワイイ。









という訳で次回で最終回です
松沢まりさん久々のラブコメ新連載、
しかも、多少サービスシーンも復活・・・!という事で、
毎回幸福な気持ちで読んでたんですが、、、まあ、一通りのヒロイン回はこなしたし、
親父の言う事も至極真っ当ではあるし、それなりに盤石のエンディングではあるんでしょうか
全部推測で書いてるので、結構とんちんかんな事言ってるかも分かりませんが。。
 でも、
本音云えば、
もうちょっと長くニヤニヤしてたかったな~とは思います(笑
松沢まりさんの絵柄及び誠実でほんわかした作風が大好きなので。
ただ、毎月・・・否、
体調の問題なのかな?毎月ではなかったけれど、
コンスタントに楽しめたのはとても良い体験でした。。







ぶっちゃけ、
親父さんが出て来た辺りで「終わり近いのかな?」って覚悟してましたけどね
物語の根幹に関わる人物が出てくると、それは連載が終わりに向かってるサインだったりするんで。
でも、
彼の存在が、
みんなの想いをここに来て強めている・・・と考えると、
その正論っぷりを含めて出て来た事自体は良かったのかもしれません
誰か一人を選ぶべきタイミングの襲来、
そうなったら、
まあ、
みんなから良い評価貰えてるよね~って事で、それまでの忍の誠実さを見てる事もあり、
真っ当にニヤニヤしまくれた文字通りの神回だったと思います・・・!
特に、
冒頭の二ノ宮さんの告白(?)はずっといの一番に忍の事を気に掛けていたのも加味して、
とっても感情が籠ってる気がして・・・王道だけど、彼女でいいんじゃないかな?って感じました
次回で最終回なので、正直誰かを選ぶトコまで描けるのかは未知数だったりするんですけど、
親父も良いトコ見せてるし、何気に忍の母親との関係性も快方に向かいそうで、、、
次回、期待大!!・・・でございます♪







でも、
ホント、
自分松沢さんの漫画大大大大大好きなんですよね
絵柄が見やすいしキレイだしシャープだし男子の描き方も好み(笑
その上、作劇に関して言えば昔から誠実そのものでハートフルなエピソードが多くて・・・
それに触れられただけでも幸福な数年間でした
最終回の感想が終わったら、
過去作の感想とかも是非やりたいですねえ
松沢まりさんの素晴らしさを個人的にもっと広めたい、、、という欲望は、あります。
それを体現していければ。



記憶の中の君。/青年少女よ、春を貪れ。第十五話「思い出すな」

2021-04-23 | 山田シロ彦
可愛い。。









やはりただの事故ではなかったらしい
亮にとっては忌まわしき記憶を掘り下げられてるのと同義で、
確かに・・・
あそこまで頑なに拒否するのも理解出来るかもしれない
でも、当時の彼氏・・・いや、“ハルにとって最後の彼氏”かな。
その勝之にとっては正直そういう細かい事実を聴く権利はあると思う
それはある種の「正しさ」ではある
正しいけど、
ある意味傷口をもう一度拡げるみたいなもんで、
しかし悪気ではなく情に因る行動なのも加味して何とも言えぬ悲壮感・・・うん、
悲壮感と共にどうしようもない軋轢みたいなものも感じましたよね。








いっそ、
全部を話してしまえば楽になるのかもしれない
でもそれが簡単に出来たらこうなってはないんだよなあ
ただ一つ言えるのは、
亮も亮で、
別に悪人とかではない
彼の中では罪悪感とトラウマが重なってハルの事を持ち出されると心が保てないんでしょう
亮はまた勝之とは別の視点でハルが大好きで、
最後の最後までハルを諦め切れなかったのかなあ・・・とも読んでて思いました
 でも、
そんな亮の心の動き、また、
トラウマの描きっぷりは真に迫るもんがあって非常に素晴らしかったです
この漫画って人間同士の描写に軋轢が多い作品だけど、
正直、
根っからの悪人及びサイコパスは居ないんですよ
でも、それが非常に秀逸なところなんですよね(笑)。
現実でもそうでしょう
画一的に見ればダメだけど、
多角的に見ればそれなりに素晴らしい人間だったりもする
そういう意味合いでは物凄くオルタナティブな青年漫画だな。とも感じられた15話目でした
今週遂に単行本の1巻も出ましたので、ゴールデンウィークに是非どうでしょうか
ま、取り敢えず自分はそれを購入してアンケも入れたいと思います♪
入れたいっていうか、もう入れたけど。










しかし、
記憶の中のハルは無邪気でとっても可愛かった
こりゃ勘違いするのも、最後に吐きながら泣くのも両方理解出来るわな
段々亮が可哀想なキャラにも感じられてきたけど、
でも、
勝之のやってる事も彼氏としては素晴らしいとしか言いようがない行為ではあるから。
まさしく二律背反・・・って感じですよね読み手としては。そこもまた、巧い。



【消えた灯火の先へ】ゾンビランドサガ リベンジ 第2話「ぶっ壊れかけのレディオ SAGA」

2021-04-22 | ゾンビランドサガリベンジ








今回のテーマは栄枯盛衰でした
これ結構・・・観てて(精神的に)キますね
人の栄光や人気などはいつか枯れて朽ち果てるもの
昔は大人気のカリスマでもいずれ時代遅れになって淘汰されていく・・・
こう、
あらすじを書いてると、
物凄く現実的なエピソードに思えて辛いんですけど(笑
うーん、リアルでも、段々好きだった人が衰えたり表舞台から去っていくのはキツいじゃないですか?
なんかそういう意味だとギャグでお茶を濁しつつもかなりリアリティのあるお話に思えました
勿論髪型はダサいとも思ったし階段でゼエゼエ言ってるシーンは笑いましたけどね(笑
でも、
彼のセリフはちょいちょいどこか真理を突いてる気もする・・・のは本作らしいバランス感覚でした。







でも、
その意思を「継ぐ」事は出来る
今の竜さんは“時代遅れ”と判断されて退くんでしょうけど、
他の誰かが別のやり方でその魂を受け継ぎ繋いでいく事は出来る・・・と
そう考えると、
お話としては美しく収まったな、とか観てて感じました
そうなれば、
「消えた」という事には事実上ならないですよね
むしろ、その生き様は形を変えて残っている、、、とも云える
サキのスタイルはほぼほぼ竜さんの模倣だとこの話を観ていて感じたけど、
それは「意志を持って受け継いでる」んだと思うと、
なんだか尊くも思える
でもその上でサキにしか出せない「明るさ」もあって・・・
リスペクトやオマージュの「素晴らしさ」を負い目なく伝えた完璧な2話目だった様に思いました
その場のノリでフランシュシュに番組を渡すのも案外話題性にはなって良い影響な気もするし(笑
そんなサキメインの新曲も良かったし、
あれが他の誰かにまた伝わったら魂の連鎖になるな・・・!とか、
色々な意味でポジティブになれる最高に格好良いエピソードだったと感じました。。







でも・・・
今回はめちゃくちゃに泣きましたよ(笑)。
観終わった後自然に泣いていた・・・。
「ゾンビにまともな恋愛は出来ない」
特に、
年齢差がある場合、
相手も年相応の相手を望む
だから、
身なりが永遠にこのままで、
永遠に大人の姿にはなれないサキは、
竜さんと恋愛を成し遂げる事は物理的に不可能な事なのであった・・・。







この涙はね、
感動とかじゃなくて、
純粋に「可哀想。」って意味合いの涙なんだけど・・・
正直、
2話目っていう様子見でお茶を濁しがちな話数で、
こんなに残酷なテーマを持ってくるとは思わなかった
思わなかったので、泣いた。。
でも、
これが現実
“ゾンビの恋愛は幸福にはなれない”
サキの初恋の終わり・・・あの涙は全部を理解した上で流した涙に感じたので、
ぶっちゃけこれを書いてる今も涙が止まらない
だけど・・・
さくらが泣いてくれて良かった。
さくらが一緒に泣いてくれて良かった
サキは一人じゃない
もう一人じゃない・・・
それは奇しくも、
いつかの竜さんが残したメッセージの再現にも思えて、なんかそれも凄く良かったです
自分ではない誰かが同じ気持ちで居てくれる、そんな仲間にサキが出会えて、本当に良かった。

今回は、
二重の意味で良かったです
今、涙どころか鼻水さえ出て来て我ながらきたねえな、って思ったけど笑

やっぱりゾンビランドサガって最高のアニメだな、と再確認しました・・・!!









しかし、
この話数、
疲労の為リアルタイムでなく録画で観たんですけど、
逆にリアルタイムで観なくて良かったな、って笑
多分、
ツイッターで醜態さらしてたでしょう
ま、結局は俺は俺なんで、自分の素直な感情綴っていくだけなんですがね。
全部ありのままで、
こういうのが自分なんですよ。


脱人間。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第56話 感想(ヤングジャンプ2021年21・22号)

2021-04-22 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
尊い。。








でも実際、
これだけの数の彼女の為に尽くしてたらそりゃ眠くなるでしょ、とは思う(笑
しかも、運命の悪戯により結ばれなかったら死が待ってるんでしょ?
それ考えると・・・
ある意味恋太郎以上に「尊い」存在を見つけるのが難しいかも分かりません
たまには今回みたいにストレートに休んでも許されると思います
多分、
彼女らとのお付き合いの他に勉学とかもしっかりやってるんだろうし・・・
そう考えるととんでもない生き物ですね(爆笑)。

なんか、こう・・・
自分みたいに単行本まで集めてるようなファンには伝わってるかもしれませんけど、
あんま良く知らない人から見たらここまでのイメージ持ってるかどうかも分からないので。
でも、
恋太郎は別に自己犠牲の精神で無理矢理幸福にしてる訳じゃなく、
全身にグッズ纏って生活するくらい彼女らに夢中になってるのも事実なので。
そう考えると恋太郎以上に献身的かつ人生謳歌してるラブコメ主人公もあんまいないかも笑
でも、それが恋ちゃんという男の「徳」なんだよなあ。。




今回一番笑ったシーン・・・笑



ま、
今回の話に関しては、
全員優勝なのはもう分かってた・・・
というか、分かってる以前に「そう云うべき」だとも思ってたので。
それは予定調和ではなく、逆にそう云わない恋太郎は恋太郎じゃないんですよ(笑
夢の中でもみんなの願いを叶えてあげたり、、、って、
冷静に考えるとほぼほぼみんなヤベぇ思考回路なんですが笑
平常運転の須藤さん、
王道の静ちゃん、
エロエロな花園親子あたりが特に良かったです
娘の方が更にテンポ早かったのは所謂「若さ」が影響してたんでしょうか・・・?笑
薬膳先輩のもある意味ロマンの塊で良かったですけどね(笑
胡桃ちゃんのはカニバリズムの域やんけ、、、とヒエッとなりました(汗

でも、
ラストの方、
みんなで膝ベッドの時恋太郎死んでるみたいじゃん!とか、
最後のオチに至ってはもう人間放棄してダ〇シムみたいになってる。。とか、
流石にアホ過ぎだろ!って読んでて感じましたけど(笑
いやでも、
実際みんなの思い遣りを感じる素敵なエピソードでもありました
特に日本人は頑張ってる人にはそのまま頑張り続ける事を強要しがちなんで・・・
そういう意味では、彼女らの素敵さもまた(読んでて)伝わって来るお話でもありました
奇しくも、
今週は合併号なんで、
恋太郎もたまにはゆっくりゆっくり休んで下さい。。という事で。









最後のコマを(敢えて)引用せず、
素直に眠ってるコマをサムネイルに持って来たのは、
個人的には恋太郎に「いつもお疲れ様。」って気持ちをいち読者として表す為です
でも、トータルで考えても、あの安らかな表情が地味かもだけど自分は一番好き、でした。。

あと、
先週は疲労を言い訳にして短くまとめて申し訳ありませんでした
今週から体力強化を念頭に入れて頑張ってるので今後は毎回しっかり書けるよう頑張ります!


蔵出し猫の写真

2021-04-21 | 






今日、仕事の休憩時間中にスマホの写真眺めてたら、
結構出してない飼い猫の写真あるなあ・・・と純粋に思ったので、
良い機会だしいっぱい蔵出しする事にする
正直な話、
他人が撮った猫の写真を観て「自分よりよく撮れてるかも・・・。」と結構感じるんですよ(笑
でも今日何となく今まで撮った猫の写真眺めてたら「普通に良い感じだな。」とか思ったんで、
ぶっちゃけ隣の芝生は青く見えるというヤツだったのかもしれません
かなりいっぱい撮影してるんで見てて和みますよぉ!

あと、
今日は千葉ロッテが最大5点差を跳ね返して大勝利したので、
そのあまりの劇的な試合にいたく感動してずっと動画観たり他人の感想眺めてたんですよね笑
なので、サッと仕上げられる猫の写真で行こうかな、って思いました。
ロッテ、
昔からちょいちょい強い時も刻んでるのに、
いまいちマスコミに注目されないのが不憫なので、
自分はその「強さ」をちゃんと見ていたい。
これからも応援してます!







あまりに純粋な瞳。。
小チビ♂
前の記事の通り最近自分に懐いてます♪😽




ムク♂
これまたピュアリーな表情ですな~
手前みそだけど超可愛い。。🥰




チョップ♂
凛々しい表情
この猫も好きですね
鼻の微妙な黒ずみ具合が。。
それと、一番声がデカイ笑




最近生まれた子猫たちと。
ちなみに、別に大将♂が父親ではない笑
でも似合ってるなあ。




このどっしりした構えも良い
正に我が家の「大将」
ウチで最も権威のある猫です😊👍✨




ジャンプと猫(笑)。
これは構図もお気に入りです!!





それでは、また明日お会いしましょう🎶
👋😃🌟