サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ボクガール73話 感想ほか(ヤングジャンプ 2015年35号)

2015-07-31 | ヤングジャンプ感想






気が付けば7月ももう終わりですね
日常では色々あったけれど、ことブログに関してはその分割を食った感じでした
ただ、このまま日常の忙しさに追われてゆっくりフェイドアウト~ってなっちゃうのとか
或いは開き直って週一更新です!みたいな感じになっちゃうのも嫌なんですよね
やっぱり、やるなら常にフルスロットルじゃないと・・・
そんな訳で体力が続く限り踏ん張ります。押忍。







ボクガール #73 ボクの赤ちゃん!?

天使かな?(確信)



まあ、「もう親友には戻れないのかな?」って話ですよね
やっぱり仲が良い関係性だったとしても「男女のそれ」と「男同士のそれ」とは全然種類が違う訳で
具体的に書けば遠慮だったりがない、意識だったりがない“気軽さ”を含んだ関係性
「そこ」にもう戻れないんだとしたらそりゃ悲しくもなるよなあ、って気もする
猛の事を気にしている節があると同時に
元々自分が存在していた「一番気がねなく話せる親友ポジ」を朝生に奪われている訳で
それは当然恋敵としての嫉妬ではなく煽りにもある通り“親友敵”としての嫉妬
どうやら瑞樹の中には猛を異性として意識する気持ちと一緒に
「まだアイツの一番の親友でいたい。」っていう気持ちもあるようで
二律背反の想いに囚われてるみたいですね
結婚式のイメージの相手が藤原さんで赤ちゃんの時のイメージが猛な時点である意味象徴的ではあったんですけど・・・笑

確かに瑞樹は女の子になった事で色々素直になったし(笑
勿論得たものも大きかった、とは思うけれど
数週前の、男子寮に談笑しながら帰って行く猛と朝生を見つめる物寂しげな瞳が語るように
「もう今では取り戻せない感覚」だって当然存在しているわけで
そこに複雑な感情が生まれない方がおかしいですよね
本当は心のどこかで“羨ましい”って気持ちがある
“もう戻れなくて寂しい”って感情も存在しているのかもしれないですね
紆余曲折ありつつ、「最高の親友で居よう。」っていうのもある意味美しい顛末だとも思いますが
その辺含めてどうなっていくんでしょうね? どんどん女の子化は瑞樹も受け入れ進んではいるけれど
やっぱり心の底では気兼ねなく、何の意識もなく話せてた「あの頃」に対する未練に近い感情があるのかもしれません

いや~なんとも切なくて面白い事になってて続きがかなり気になりますね
でも個人的にはどういう流れになるにしても、今のままじゃ読者としてもちと寂しくはあるので
なんとか、何らかの形でも、ちょっとだけでも「あの頃」の感覚を取り戻せたらな、って思ってはいます
そうやって考えると瑞樹にもまだ男子的な部分が残ってるんだなあ、と思えてそこも面白かったし
だからこそ余計に女子化している部分がめちゃくちゃ可愛く思えるんだな、とも感じれた話数でありました
意識も新たに生まれた感情も楽しいし、ドキドキするけれど、元々あった“友情”も大切なんですよね。



藤原さんに抱かれる側なのかい!でも二人の初夜とか想像したらグッと来ますね(笑
あと個人的にこういうセクシーな結婚式の衣装大好きです。もっと流行れ←

ただ、瑞樹が失ってしまったポジションに焦燥感を抱くのもそんな瑞樹の感情を追うのも楽しかったんですが
同時に物凄く・・・物凄く色々な意味で!グッと来るお話でもありましたね
具体的に書くと瑞樹のおっぱいですね!(満面の笑み)

まあ、正直な話、2回も、その・・・致してしまいました
そんな事報告せんで良い、って思われるかもしれませんが、まあ、その通りなんですよね(笑
でも、まあ、これはしちゃうよね、おちんちん反応しちゃうよね、って感じですよね(爆笑
しかもまた、セクシーなネタってだけじゃなく想像の中の瑞樹が信じられないくらい可愛いんですよ
もう母性と“オンナ”のかたまりじゃん、、、って印象で
それまでの過程も込みでやたらグッと来てしまった
そう考えると執拗に「男らしさ」に未練たらたらだった連載序盤の内容がめちゃくちゃ活きてんなあ・・・とも思えて余計に良い感じですね
ああいう風だったからこそナチュラルにこんな想像を自分からしてる現状に堪らない気持ちになる訳で(笑
最高に官能的なシーンであると同時にちょっとずつ意志の変遷を描いて来た本作だからこそ最高に気持ち昂ぶるシーンだったと思います
正直、実際にこんな風になったらむしゃぶりつきたくなるのも分かりますよね
っていうか現段階でもむしゃぶりつきたいのに、あんなに柔らかそうなえろっぱい見せられたらお世話不可避だっつーの!!とは思います(訴訟)
しかし、おっぱいが大きくなった瑞樹も是非拝んでみたいものですな。ロキ先生、お願いします!(笑

その他にもぬいぐるみに夢中になる瑞樹、ぬいぐるみにスリスリする瑞樹、
ちょっとムスっとした瑞樹の表情や女の子っぽい髪型の表現
ハーブティーを飲んでる時のつぶらなお顔だったり
瑞樹の可愛さ満点、
また色々な角度から瑞樹の“新しい可愛さ”を掘り下げていてまだまだ引き出しあるなあ、と思いつつ恍惚的な内容でした
美少女美少女言われて女子たちと一緒に遊んでいる瑞樹も瑞樹でまんざらじゃなさそうですけれど(笑
これから時々は自ら女の子しちゃうんだとしたら、正直それはめちゃくちゃ楽しみです
個人的には藤原さんとのデート回なんかも読んでみたいですけど(笑
さり気に結婚式の時のイメージの藤原嬢のセクシーっぷりが大好きでした
それにしても猛と疎遠になってる事を気にしてくれたり本当藤原さんは良い娘ですね
彼女の心配を晴らす、という意味合いでもこのわだかまりを(ある程度は)解く必要性があるみたいです
主人公として、頑張れ瑞樹!そしてまたキラッキラの笑顔を見せて欲しいものです。期待。



神様のハナリ 第3話 トゥジミートゥ[夫婦]

まあ、なんでもそうですけど
自分がやってること
自分がやってきたことを
「いつでもそこにあるもの」
「当たり前のもの」
なんて風に思われたら正直辛いですよね
それはやっぱり“慣れ”だとか“経験”とかでどんどん感動が薄れちゃうんでしょうけど
人って誰かの為に、他人の為に頑張ってる時って物凄いエネルギーを使ってるものだから。
どこかで「認めて欲しい」って気持ちが生まれて当然なんですよね。
当たり前なんてない、っていうけど
本当に当たり前なんてないんじゃないか、ってこの年になってつくづく思います
その辺ちゃんと意識してないと見失っちゃうものいっぱいあるよ?っていう風に感じられたお話
もう二度とそれを、その気持ちを失わないように浦部さんには頑張って欲しいですね
願わくば、いつかまた夫婦で揃って再登場して欲しいんですけど(笑

六の聖人っぷりもここまで振り切っていれば個人的にはアリだと思います 中途半端が一番いけないですからね。
にしても望ちゃん、普通にしててもその内包された色気が滲み出てるのが実に堪らんですな(笑
自分が好きなタイプのペーソス含む人情ものなんですが目の保養にもなるのが一石二鳥でかなり好きかも
また望ちゃん純度たっぷりの本当に良い娘で見てて気分良いんだよなあ。
抑圧されてる時には見られなかった表情の数々が素敵です。
Tシャツのシワの感じもイイですよね(笑顔)
素敵なお話で大満足、思ってた以上に好みの連載になりそうで先が楽しみ。







◆天野家四つ子は血液型が全員違う。

バイキングの選ぶ基準が俺O型なのにまんまB型の「好きなものばっかり派」ですね・・・
偏食するのでコンプリートはしませんね・・・
いや、その内共感出来るO型ネタが出て来るはず。うん。ただ単に俺が異端なのかもしれないが(笑


◆妖怪少女 -モンスガ-

この教師は暴力までふるって最悪だと思うけど、
たくし上げのシーンに関してはグッジョブと言わざるを得ない、、、
っていうのもアレですけどね(笑
しかし前半の格闘戦はパンツどころかア〇ルと具まで見えそうになってるじゃん
一応一般紙なのにふなつセンセ攻めてますね、毎回。陰毛まで必ず描くし(笑



◆リクドウ

こういうシーンを見てると、リクが「生活」に目覚めるのも有り得るかな、とか思いますね
まあまだまだボクシング命ですから先は長いとは思うが。。。頑張れ苗ちゃん!



◆もぐささん

確かにおみやげは食べたくなるけれど・・・
でも、ヘコみ気味の百草さんはこれはこれで可愛い 笑
つーかヘコカワ系でもありますよね、彼女。










ボクガの瑞樹や藤原さん、もぐささんに加えて「神様のハナリ」の望ちゃんを眺めるのも木曜日の確かな楽しみになってます
純度の高い自分好みのキャラが沢山いて読み飽きない雑誌になりつつありますね。
勿論「リクドウ」や「ブリュンヒルデ」等緊迫した展開の漫画も面白い。
個人的に読んでる作品が半数以上なので、読み終わるのに結構時間が掛るんですよね(笑 それもまた嬉しい悲鳴ですな。

あと、式部作者によるうまるちゃんトリビュートコミックは必見。良い味出てます。





【いつかこんな気持ちも】のんのんびより りぴーと 第4話「てるてるぼうずを作った」 感想

2015-07-31 | のんのんびより りぴーと
こんなんに田舎のあぜ道で出くわしたらまず生命の危険を感じますね(笑






雨の日が楽しくなくなったのはいつからなんでしょう
少なくとも、子供の頃はもうちょっと楽しんでいた気がします
いつの間にか「濡れるから」「仕事場に向かうのが面倒くさくなる」「気分が憂鬱」だとか、
そんな感情だけで満たされるようになってしまった・・・という感覚があります
でも別にそれはいけないことなんかじゃない
我々はもう大人になってしまったんだし
ただ、思い起こせば“雨の日の変化”は子供の目にとってはとっても新鮮な出来事であった
今とは違ってもうちょっと楽しめる気候だったんだなあ。とか、この話数を観ていて思い出しました

本当は自転車(補助輪付き!)に乗りたいから晴れて欲しいのに、
いつもよりも掘り易くなっている土、柔らかい地面に夢中になってしまうあの感覚・・・
は、正直俺にはもう無いと言って過言ではないんですけれど(笑)
でも、あの頃はそんな変化が楽しかった
雨の日は生活に支障が生じる嫌な日って「だけ」ではなく
実はそんな「いつもとは違う」が新鮮でワクワクしていた日でもあったんだなあ、、、なんて
つい雨の日の変化にちょっと夢中になっているれんちょんを観ていて実直に思い出してしまいました
その境界線の内に自分はもういない
だからちょっと羨ましい感覚なんかもあるし、
逆に言えばよくそういう感覚に満ちた作品を大人が作れてるなあ。なんて
いち視聴者としてまたも感心してしまったお話でもありました みんなで虫採りに興じる光景も間違いなく原風景でした。



相変わらずこれを見た時の一穂姉のリアクション・・・というか間が面白い(笑 コスプレも簡単に出来るね!


でも、やっぱり自転車に乗りたくて雨乞いに興じるれんちょんは
どっかのカルト集団か、或いは浦沢直樹の漫画に登場する危ない組織みたいなヤバさがあって正直爆笑してしまいました
まあ発想としてはもっと目立つてるてるぼうずを、そして音を出しておてんと様に気付いてもらおう、っていう
よくよく考えれば健気と言えば健気な発想でその辺はある意味可愛かったんですけど
深い霧と本降りの雨の中でのアレは正直変質者にしか見えないっていうか(笑 また無機質で無造作に鳴らされたスコップの効果音が余計に辛気臭さを煽ってます
大人でも危険を感じざるを得ない匂いがあったのが面白かったですね
また劇伴が調子に乗ってスリリングに変わってたのも楽しかった(笑)
れんちょん自身がてるてるぼうずになっちゃうのは、傍から見れば何考えてんだ、って感じなんですけど
でもそれも子供の発想力っていうか、時に子供はとんでもない考えをしちゃうものなんですよね
実は子供なりに必死だったりもするんですけどね。

ただ、ちょっと、いや、かなりマイペースなれんちょんの様子がさり気に可愛かったり(「晴れるのーん」とか特にね!)
そんなカルト集団みたいな格好のれんちょんにビビるこまちゃん先輩が小動物可愛かったりと
笑った事は笑ったんですがキャラの可愛さも十分に表現されていてその点でも良かったですね
ちなみに家で一穂姉のアレに出会った時の間なんかもこのアニメらしくて笑いました(笑
全体的に凄く「間」を活かしたギャグが多くてすっげえ観心地がいいですよ。 
もうあまりにお茶目過ぎるれんちょんに散々おかしな気分にさせられた話数でしたけど、
その分「晴れて良かったね!」って気持ちもあったり、
結局はハートフルさにも満ちていたお話だったかな、と。
それにしても、れんちょんって寝顔は一穂姉にそっくりなんですね。ちょっと微笑ましかった。




その「晴れて良かったね!」という気持ちはBパートの内容でも深く感じました
もっと具体的に書けば、「新しい命が生まれてて良かったね!」って事なんですけど
あの雨とアンビエントな音楽、そしてその後の晴れ模様と感動的な劇伴が彼女の心模様を表現してたのだとしたら
やっぱり「晴れて良かったね!」って言葉のが似合う、相応しいんだろうな。という気はします

雨は「悲しみに寄り添ってくれるもの」でもあります
泣きたいのに流れない泪を自分の代わりに流してくれるメタファーのような役割も時に担ってくれる
心の中に湧き立つ悲しみも、空しさも、憂鬱も、すべて一律に洗い流してくれる母のような存在でもあるんだな、と
生き物はいつか自分より先に死んでいく 大事なものはすぐになくなっていく
そんな事を知ったれんちょん
そんなれんちょんの悲しみに寄り添うようにただただ流れる雨の描写と劇伴が特に素晴らしく感じた今回
雨を悲しみ、苦しみ、憂鬱、苦境等に重ね合わせる手法は結構良く使われてますが
今回のはそれに加えて雨の持つ優しさ、
代わりに泪になって落ちてくれる雄大さなんかも表現されているような気が個人的にはしました




でも、いつかそんな気持ちも晴れていく
こんな気持ちも忘れていく
別に頑張ったら頑張った分だけ報われるような容易い世界じゃないけれど
時に昔の、ちょっと前の自分の頑張りが自分を助けてくれる時だってやって来る
あの「晴れ」は別に棚ボタ的ファクターだけで生まれた安っぽい奇跡ではなく
れんちょんが頑張って執拗に世話していたから生まれた奇跡だったんだと思いました
だから、れんちょんの笑顔にも、喜びにも、
誰にも見せなかった涙にも“価値”があるんだなあ、って感じます
れんちょんが本当に可愛がって頑張って世話していたからこそのあの顛末・・・
おてんと様に晴れるようにアピールする為にれんげ自身がてるてるぼうずになったり
みんなで行って来た生き物採集で捕まえたカブトエビをれんちょんなりに一生懸命育てたり、
今回も今回でそんなれんちょんの健気な姿が様々な手法で描かれて凄く面白かったですし
演出面の美しさやそれによって生じるメッセージなんかも素晴らしく
正しく“傑作回”と表現して差し支えない話数だったんじゃないかと。
悲しみ(雨)があるから喜び(晴れ)がある、そんなメッセージをあくまで作中の展開「だけ」でさり気なく伝える距離感なんかも自分好みですね。
正直「大好き」、と大手振って書きたいアニメの一つです。













ところで蛍の大人っぽさ、みんなと並んでる時のむしろ「お母さんかな?」って感じの良い意味での違和感がすっごく好きですね(笑
こまちゃん先輩とのちょっとしたラブラブ要素もちょいちょいあってその意味でも良かった
休日にみんなで駄菓子屋で遊んだり、昆虫採集に勤しんだり、
正に「正しい子供の休日」って感じですね。そういう懐かしいテンションも楽しくて、観ていて充足感があります。



あとは美術への異様なまでのこだわりを是非まじまじと感じて欲しい。
ちょっとしたあぜ道を知ってる方なら美術・背景を眺めるのも面白いんじゃないかな、と。



【遠くから見れば】のんのんびより りぴーと 第3話「連休中にやる気を出した」 感想

2015-07-29 | のんのんびより りぴーと
夏海可愛い。







個人的に傍から見た印象ほど信用出来ないものはないんですよ
人間は所詮嘘をつく生き物ですから自分も含めて正直取り繕おうと思えばある程度は取り繕える
だけど、そんな風にきれいに見せてもよく見ればよく付き合えば埃が出て来たり「こういう部分が醜いな。」って点が出て来る
傍目から見て美しい関係に思えても内心ギスギスしてたり実は最も信用出来ないのが“見た感じ”だと思うんですよ。

一穂姉は、先生は見た目こそ超適当・・・っていうか中身もある程度適当なのかもしれませんが(笑
でもそういう人間に限って実は他人想いだったり裏でしっかりやる事はやってたりもする
遠くから見れば、ある種のテキトー職人でどうしようもない大人かもしれませんが 笑
無駄に取り繕わず、自然体で、でも夜中まで生徒の為にプリントを作ってたりする
そんな一穂姉ちゃんの“意外性”が実に良かったのと
シュールなギャグを展開しつつも、
何だかんだであったかい気持ちにさせてくれる作劇が実にバランスがいいなあ、とか思いながら観ていた第3話でした
というか、一穂姉ちゃんも姉ちゃんでちょっととぼけた部分があって可愛いですよね(笑



この黒板の汚れ具合とか、最高ですよね(笑 完璧にきれいにはならないんですよね。


思えば、都会、又は地方都市の人間は「無駄に」見た目きれいでいる事を求められ過ぎているのかもしれませんね
何となくこの話数を観ていてそんな事を思わず感じてしまいました
逆に言えば態度が適当でもやる事やってりゃいいじゃないか、というか
そういう部分は田舎ならではのストロングポイントって気がします
肩肘張らなくてもいい、
常に自然体で頑張れる、
無駄に自分をきれいに着飾らなくても良い場所・・・
そんな姿というか空気がちょっと羨ましいような、心地良いような感覚なんかもありましたね
でも一穂姉ちゃんも考えてみれば異なる学年の問題を同時に作らなきゃいけない訳だから大変っちゃあ大変ですよね
それも何教科も。
そう考えると、お気楽そうに見えて実は結構苦労してるんじゃないか、というか
だから朝とかはあんなんなんじゃないか、とか
やっぱり良い人だなあ、とか。

ちょっととぼけた部分もあるけれど、でも夜中までプリントを~の下りで目を輝かせていたように
きっとれんちょんにとってもある部分では尊敬出来る姉ちゃんであり、先生なんだろうな、と
そんな雰囲気も垣間見られたのが観ていて嬉しかった話数でもありました
まあ、最終的には人は見た目じゃないよね!って事で。



ところで、れんちょんのファッションって小学低学年の割には大人びててグッと来るなあ。


それにしても今回は「シュールな笑い」が際立っていた話数でもありました
夏海の点数発表の時の絶妙な静寂だとか(笑
小学一年に生活態度を注意される大の大人だとか
そんな一穂姉ちゃんの間抜けな姿を観て「ウチ頑張る」「・・・うん」っていうやりとりだとか
間を効果的に使ったギャグ等が印象的でそういう部分もまた有り体な日常アニメと一線を画す部分かもしれません(勿論、そういう王道があるからこそ、です)
「真っ暗」と「枕」を掛けた自前のギャグで大爆笑する大人を観てたら不安になるのも仕方ないですよね(笑

それと、ちょっとませた考えのれんちょんとのやりとりがイイ。
れんちょんが姉ちゃんを年不相応に心配するシュールな絵面がある一方で
「ゲーム」とか「ケーキ」とかいう単語を出されたら途端に子供らしさを取り戻すれんちょん等
そういったキャラの緩急のバランスもまた良好だったと思います
でもリモコン取るのすら億劫って怠け過ぎですよね(笑
確かにそういうだらけモードの時もあるけれど
そうやって冷静に言われたら確かにアレだな~、と
普段は田舎っぽい劇伴が鳴ってますけど(今回もさり気に鳥の声が良い味出してました)
れんちょんがワクワクするシーン、夏海がテストを頑張る時なんかは賑やかなBGMに切り替わってたり
そういう一本調子ではない劇伴のセンス、面白さなんかも感じられた今回



激おこれんちょん。


また、窓の外から観たみんなのカットだったり
消しているTVに映っている姉ちゃんとれんちょんのカットだったり
絵コンテ的にも割と生っぽさ“も”追求している印象でそこも良かったです
今回も間に差し込まれたたっぷりの田舎の風景、細かい情景
そして虫の描写がちょこちょこ出て来たのも印象的、
っていうか本作らしくて良かったですね
何だかんだいって幼いころの虫との触れあいって大人になっても楽しい思い出として残りますからね。
あと出された理科の問題が懐かしかった、懐かしいどころか一部忘れててそういう部分もまた楽しくて良かったです(笑
れんげの可愛さ、夏海の可愛さを描きつつ、一穂姉ちゃんの実はしっかりした一面も描いていたシュールなギャグも満点の愉快な第3話でした。
あ、でも無事に嫁に行けるのかは心配かも(笑 











今週のほたるん。相変わらず一列に並ぶカットでは飛び抜けた発育っぷりを披露しててそこもまた面白いです。




ぴかお「ちっちゃいセンパイ」がとにかく可愛い!快楽天 2015年8月号 感想

2015-07-28 | 快楽天






いきなり言い訳から始めますけど(バカ)
7月の更新量が6月以下になってしまったのはぶっちゃけちょっと部署が変わって残業が格段に増えてしまったからです
最早残業が当たり前になっちゃって完全なる社畜と化しつつある今、どれだけ踏ん張れるかが重要になって来ます

というのも、精神的に傷付いて滞るとか病気とかで滞るんならまだしも
「仕事が忙しくて」なんてのははっきり言って個人的にちょっとベタっちゅうか、
それはなんだか“悔しい”じゃないですか。だからもう少し頑張ろう、というか
まあ別に誰に頼まれてる訳でもないんだけど(笑
やっぱりそれは“悔しい”よねって事で。
この感想だって明日最新号が出るのに書いてるんですよ!他にも書けなかった記事がいっぱい!あああ“悔しい”!!

俺はずっと更新し続けているブログでありたいな、とか思ってるので何とか踏ん張れますように。








すきだから・・・/いちまつ

なんか珍しく純愛っちゃあ純愛ものでした
まあ不倫ではありますけれど(笑
でも新境地でしたね。
この先全力でLOVEを描くいちまつ作品が拝めそうな、そんな予感を受ける作品でした
(とかいってまた次が王道のパターンだったり 笑)。



純異性交遊/Beなんとか

初っ端からかなりの絶倫っぷりを披露されてますな(笑
ああいう問答無用にガツガツ盛る感じの作風はかなり大好きです
また主人公の女性のキャラも面白いし愛嬌があって何故かほのぼのする作用なんかもありました
とはいえダイナミックで扇情的で、なすがままにされる行為のシーンの官能っぷりもまた素晴らしい
ところで精子がたっぷり入ったコンドームを腰周りに結びつける演出って最高ですよね
あれによって益々アダルティックに見える、っていう。
moggセンセの「ガールズ・トーク」でも絶大な威力を発揮されてましたね。

序盤散々ゴム付きだったからこそ後半の種付けがよりエロティックに演出されてましたし興奮も出来ました
でも何より面白かったのは主人公の妄想通り?二郎さんが普通にウブで感情を表現するのが下手な御仁だった、ってオチですね(笑
物凄いドヤ顔っぷりもある意味可愛くて良かったです(笑)。コミカルな味わいかつダイナミックな性描写が光る秀作。


ノンストップ!/mogg

ヒナちゃんすっごく可愛い・・・。
内容としてはセックスしまくりのタイトル通りヤリ過ぎ物語なんですけど
ヒナちゃんの天真爛漫っぷりやあどけなさの残る行動等でエロティックでありつつも“可愛さ”も際立っている
そういう作品に仕上がってると思います 男性の方が困惑するほどの性母っぷりを披露するヒナちゃん
ただ現実も得てしてこんな風なのかもしれませんね
だって男性の方が萎えやすい

ロリータスタイルなのにエロティックさ満点のヒナちゃん
だけど髪を解かしたりしてる姿は純真な美少女そのもの・・・っていうギャップが素敵な作品です
授業中の扇情的な表情の数々も堪らなかったんですがその前のガキそのものな立ち振る舞いもちょっと滑稽で面白かったですね(笑
あとフィニッシュの時の若干切なそうな表情も好き。実際に居たら嬉しいけど、困惑もするでしょうな 笑
でも何だかんだで憎めない可愛さがあるのが、ズルい!



今日だけ恋人/由浦カズヤ

メグ姉最高じゃないか・・・笑
俺だってこんなふくよかな年上女性に介抱されたいよ!
癒されたいよ!もう青年層の理想のようなヒロインだよ、、、とか単純に思いつつ
余裕そうに見えてからかわれたら子供っぽく怒ったり、「可愛い」って言われたら少女みたいに照れたりもするギャップ・・・
というかあんまり記号的ではないキャラ造詣がやっぱり良かったんじゃないかなあ、って気はする
この手のシチュでこの手のキャラだと割と完璧な御婦人が多いけど、
そうじゃないのが新鮮だったし人間味もあって余計に感情移入出来たんじゃ、とか思いました。
メグ姉、確かに可愛いもんなあ。最初年増だと思ってごめんなさい(土下座)。

しかし「ちょっとだらしない腹」+「大きなおっぱい」の組み合わせはホント最強ですよね
何がいいって、そういう生々しいスタイルだからこそ現実感があって余計に興奮出来る、っていうね。
下着がちょっとおばさん臭いのもまた逆に生っぽくていいですなあ・・・♪
毛の生え具合なんかも好きですし、
何より困惑しつつも受け止める側だったメグ姉が途中からのり気になって「女」を感じさせる一連の流れが最高でしたね
旦那がいるのに弟分に種付けされる、っていうのも興奮出来ましたし、出来る事ならこのまま溺れてくれないかなあ、なんて(笑
年下とのセックスに夢中に興じるメグ姉、とってもエロティックで素敵でございました。

でも、タイトル通り一日限りのそれだったとしてもそれはそれで情緒がありますし
ちょっと胸キュンな感覚もあって全然OKな感じです。
個人的に8月号で一番お世話になってる作品。



ちっちゃいセンパイ/ぴかお

いや、この先輩可愛すぎだろ・・・
背がちっこい癖にカラダはオトナで、そのギャップもさることながら冒頭の仕事着とその後の制服とのギャップも実にイイですよね
でも性格はあんまり子供っぽいのを気にしてる訳でもなくフランクなのもなんか素敵ですし
そういう良い意味での馴れ馴れしさがまたオトナっぽさを引き立てて良かったですね
ちょっと子供っぽい愛嬌のある目配せから、
かな~り大人っぽい官能的な目配せと交代に襲って来るもんでぶっちゃけ初見で最初にお世話になったのがこの作品でした
背はちっこいのに男根の扱い方は手爛っぽいのもまたエロティックで良かったかと(笑

本番を誘う時に唯姉ちゃんのカラダが震えていたり、
致す前に回想を挿し込んで来たりとそういう演出もまた良かった一作
唯姉ちゃんちっこい割にはあそこもお尻もプリップリで実に良い女でした
あと個人的に男根の事を「おちんち」とか「ちんち」とか言葉足らずで言うのがすっごい好きなんですよ(賛同者いないかな?笑)
なんでその点でも満足度が高かった行為のシーン、種付け模様も意外と大きいおっぱいもそしてお尻の描写もすこぶる良かったと思います


何より、最後のシーンが胸キュン度MAXでヤバかったですね・・・!笑
不器用な唯姉ちゃん可愛すぎる。
個人的には成年漫画こそ胸キュンなんだよ?って事柄は伝え続けて行きたいですし、そう感じさせる最高の一作でした
ぴかおさんの単行本が出たらきっと買うでしょう。同人誌も買ってるし(笑



バレーつながり/isao

これ、めっちゃいいですね
何が良いって有り体な肉便器系ストーリーと思わせといて
最後は純情系青春風味のオチにまとめる・・・っていうセンスがイイ
最初はただのヤンキーって印象だった呉田が最終的に「可愛いな、こいつ」って印象になるのが最高に面白い(笑
こういう漫画読むといじらしい男子はいじらしい男子でやっぱ可愛いもんだな、って思います。

なんとなく将来結婚してそう、この二人・・・笑



ユイユルイ/40010試作型

妄想がその通りだったのに笑った(笑)。
こういうのって大体ブラフなのにね。成年漫画ならではの手法、かな。
でもユイちゃん可愛いなあ・・・。ちょっと切なくなるタイプの可愛さ。











表紙は初のkanbeさんでした
思ってた以上に似合ってて良かったです
で、次号はいぬぶろさんですよ!これまた嬉しい。
内容は・・・もう明日には出るんで、そっちで確認を。
なんか更新に関しては「頑張る」ってより「踏ん張る」って言い方のが今の自分には合ってるかも。

今号は様々な形の「お姉ちゃん」の可愛さが特に光ってて良かったです。



ボクガール72話 感想ほか(ヤングジャンプ 2015年34号)

2015-07-26 | ヤングジャンプ感想






気が付けば1週間ぶり(!)の更新です
その間何してたかと言えば病気でも憂鬱でもなく毎日かなりの時間(明け方近く、または明け方)の残業と、
しかも朝まで残業させる癖に「早出ね。」と、クソみたいな労働環境っていう・・・
まあ早い話が“社畜”ですね
お陰で私生活の時間がほぼほぼ食事と睡眠だけになってしまいました!(吐血)
まあはっきり言ってフラストレーションしかないような状況ですけどね、結局はそんな中でどう考えるか、何を選択するのか?っていうのが大事になってくる
やっぱり“考え続ける”“動き続ける”って事が大切なんじゃないですかね
人間もある意味止まったら死んじゃう回遊魚のようなものだと思います。
っていうか、ブログもそうですね。止まっちゃいけないんです。
と言う訳でまずは近況報告でした。










ボクガール #72 ボクの役作り

俺の瑞樹は本当に可愛いなあ・・・


なんかもう瑞樹の可愛さがここに来て天使レベルすら突き抜けてる気がします
じゃあ一体何なのか?って言えば女神的な・・・(似通ってるな 笑)
凄く、グッと来る。みたいな言い方が正しいんでしょうか 
もっと言えば手前の女にしたくなりますね
それは危険な発言かもしれませんが(笑
抱きしめたくなるし、
ちょっと不安そうな表情作画もまた「俺が守ってあげたい」的な欲を掻き立ててくれてたまらんです
よくよく考えれば瑞樹の特技は合気道なんでむしろ俺の方が守られる側に回りそうですけど、まあ精神的な意味合いでね。

でもそれもやっぱり自分がちょくちょく感想の中で書き綴る“過程”あっての感情でもあるんじゃないかな、とも思います
藤原さんが瑞樹にドキッとするのも初期の完全に友達としてしか見てなかった「悔しさ」があったから嬉しくなる訳で
今回の瑞樹初の女子制服!のアレやソレもまたここまで焦らして来た、ここまで葛藤を続けて来た描写あっての興奮なんだと思います
だからこそ一気にタガが外れて行く瞬間がめっちゃニヤニヤ出来ちゃうわけでね(笑
そういった長いタームで楽しめる構成の妙、、、みたいな部分もまた「ボクガール」の魅力の一つだとまざまざと感じられた話数でもありました
ただ単に長く続けてるから~ってワケでもなく、きちんと要所要所に藤原さんが瑞樹の事を友達としてしか見てない描写だったり
瑞樹が男にこだわり続けてる葛藤の描写をちょくちょく入れ込んでましたからね
そのお陰で今こうやって自ら女子制服を着て不安そうにしながらもしっかりと似合ってる、女の子してる瑞樹が抱きしめたくなるくらいにめちゃカワ!というのがあるので
そういう意味では構成面に関してももっと評価されていい作品、とも言えるかもしれません
まあヤンジャンでここまで連載出来てる、ファンの数も中々多いってだけで幸福っちゃあ幸福な作品かもしれないですけど。

だって、この各話感想も書き続けてもうすぐ一年、連載としても既に一年半を越えてますからねえ
アンケもファンレターも出してますが、感想もしっかり書きたいのでこれからもどんなに忙しくても続けたいですね


しかし瑞樹の女子制服姿は正直予想してた以上の可愛さでした
紅潮してる表情だったりごまかしてる言い訳だったり演出もまた良かったですね
ぶっちゃけた話、もし実際にこういう状況になって自分がクラスメイトだったら迫ってるかもしれないです
いや、そんな勇気はないかもしれませんが、よしんばなくても正直元男というのも手伝って「いけるかも」というのはあるかもしれないですよね
・・・さっきから何を書いてるんだろう、俺は(笑
でもね、ホントに可愛いんですよ
「てめえただのボクガールファンだから手放しで絶賛してんだろ」と言われたら返す言葉もないですが(笑
でも、ホントに「この子可愛い!」「瑞樹大好きだ!」としか思えなくなる
そういった狂暴なまでのキューティーさに満ちている主人公だな、と
改めて感じた次第であります
また、繰り返しますがこれが72話で描かれるというある種の“感慨深さ”がまたイイんですよね
藤原さんの瑞樹意識の件もそうですけど、連載序盤に早々に描かれたらここまでグッと来る事はなかった気がする
そういった面も含めてやっぱ「ボクガール」大好きだなあ、自分好みの作風だなあ、って思う訳です

猛との会話も本当に良くて・・・
上目づかいで紅潮する瑞樹とか猛のドキドキが手に取るように分かりますよ(笑
リアルに美少女じゃないか、、、そりゃ惚れるわ。っていう。

挙句の果てに「おしっこしたい」って・・・
ごめん、正直めちゃくちゃときめいたよ(笑
なんかもうここまで来たら即ハメしたいレベル、、、ってだから俺さっきから明け透け過ぎだろう!
女神を越えて最早悪魔的な可愛さを発揮してしまった瑞樹、これでまた更にファンが増えるだろうな。
なんでここまで可愛いキャラを描けるんだろう、そして演出出来るんだろう、と杉戸アキラさんの才能に震えております
そりゃあ猛も猛るわ。っていうね。またさり気にまともに用を足してる瑞樹を描いてるのもポイント高いです。成長したね!(満面の笑み)

しかも、この場面猛も可愛いんですよね
「んが」とか「つーかお前アレだな」とかマッチョ男の割には繊細な部分が同姓から見てもいじらしくて可愛いですね
こういう風に同姓からも好かれる相手キャラを作れてる、見せられてるのもボクガの強みの一つですね
猛も本格的に瑞樹LOVEになっちゃうのだろうか、いや、もう既になってるのかもしれませんが
それでもちょっとアプローチしようと邪念を持っちゃうのは新機軸ですかね 笑
猛は男から見ても格好良いし、格好良いだけじゃなくて嫌味もない
その上いじらしい部分が可愛くも思える・・・と
密かな萌えキャラだと思います(笑

そして、ロキの様子にも変化、とちょっと物語が進みそうな気配もあります
もしくはまたロキを可愛く思える(元々可愛いが)エピソードが来るんでしょうか
色々な意味で楽しみです!
瑞樹の女神的、悪魔的な可愛さに昇天しつつも「過程があったからこそだよなあ。」って思える気持ちも抱けたりと
今回もまた最高の話数だったと思います。ラブコメとしてはピカイチな面白さだと感じてますね。


そして相変わらず藤原さんもまた女神でした・・・
さり気にみんなが物珍しくまるで動物園の動物を見るようにしてた中で
藤原さんだけが素直に「とっても可愛いよ」って言ってくれる、という天使っぷりを披露していました
多分瑞樹にとって藤原さんはある種の“素で居られる存在”の一人なんでしょうね
そんな事柄が短いやり取りの中でも伝わって来てとても良かったです
またウインクしてる表情も可愛すぎですよね(笑
その後のデフォルメ瑞樹も可愛かったし。



ところで、本編とは関係ないんですが杉戸アキラさんがツイッターで呟いてた
「ボクガール関係で別のお仕事~」みたいな呟きが気になってます
別のお仕事・・・もしかしてメディアミックスの類とかなんでしょうか
その内告知してくれるっぽいですけど、なんか色々と想像しちゃいますね。
裏を返せば声が掛るくらいには人気があるんだなあ。って事でもありますけど。個人的には瑞樹や藤原さんのグッズが欲しいな(笑



神様のハナリ 第2話 ウトゥシムン[落し物]

日本人はよく「忍耐」「我慢強い」とかいうのを美徳としてますけど
それを言い訳にむちゃくちゃな使い方されてる、っていうのも否めない部分ではあります
「甘え」とかいう言葉を弱みに雑巾のようにこき使う風潮もどうなのかな、って気持ちもありますよ、そりゃ。
なんか、こう・・・日本人が抱える苦しみ、みたいなものを描きつつそれを浄化してあげる~みたいな明快なコンセプトが読みやすくていいですね
あの夫婦はお互いに認めて欲しくて仕方がないんでしょうね。きっと。
それを「当たり前」とされると正直辛い、っていうか。

しかし望ちゃん、ウブな上に良くも悪くも純粋なキャラで正直可愛いですね(笑
地味系なのにスタイルはいい~っていうのも実に俺好みで素晴らしい
また水着のシーンがやたら色気があってそこもまた好きですね
そこも、っていうかそういうセンスが、かな。
おしりも良かったしね(笑顔
ツッコミも結構面白くてクスクス笑えるようなギャグセンスもあるなあ、と
意外とラブコメ的な視点で読める隙間といい結構楽しんでるかもしれません。続きも気になる。


もぐささん 第67話 心霊現象と百草さん

あの・・・夜中に女子部屋に男子一人、って最高ですか??
小口メンチレベルなんですけど、でもそのお陰でラブコメ成分が際立ってたので許します(笑
百草さんのパジャマ姿、ちょっと紅潮している表情・・・大竹さんも実に「分かってる」作家さんですね~
定期的にこういうのをぶっ込んで来るセンスと、たまにだから余計にグッと来る塩梅も良いんでしょうね
百草さんのドキドキしている表情、ちょっと、いや、かなり胸に来るものがありましたぜ
また回を増すごとに「太眉女子」を更に上手く可愛く描けてるような作画の進化っぷりも感じられますね
ちょっと目を逸らして小口の方をストレートに見れない仕草の描き方とかも実にイイんですよね

二人で美味しそうにカップうどんを食べてるオチもほっこり出来て素敵でした
揚げを食ってる小口の表情も純粋な少年っぽい絶妙な描き方で良かったかと
久々にラブコメっぽい成分も搾取出来て満足度高かったですね。

にしても、布団の中でさも当たり前のようにお菓子食いまくってる百草さんかわええ・・・!
罪悪感満載でも平気で食べ続けちゃうのが百草さんの罪、でもそれが堪らなく可愛い、っていう(笑)。
いつもとはまた違う切り口で「食べカワ」を表現出来てた気もしてそこもまた好きでした
はっきり言って心霊現象のオチがあまりにもアレ過ぎて笑っちゃいましたね。
コメディ的な観点、ラブコメ的な観点両方の視点で楽しめる良回。
でも小口はやっぱちょっと羨ましいね(笑











◆妖怪少女 -モンスガ-

結局深入りしてバレちゃいましたね
悪い事を続けるって事はその分バレる危険性が高くなる
そんな事を感じさせるエピソードでありました(まだ終わってないけど)
ところでその情熱と執着心はもっと別のところで使えるんじゃないかなあ 笑



◆BUNGO -ブンゴ-

あんな着替え方してんだ
そりゃ意識もされるわ
多分オナぺ・・・いや、なんでもないッス。ええ。



◆しらたまくん

商店街のおっちゃんおばあちゃんとあれこれ~っていう今どき珍しいほっこりエピソードで良かったです
こういうやりとりって実にハートフルでいいですよね。ハナリの望ちゃんに会わせたいわな(笑



◆プリマックス

そりゃ、パンチラ見せられたら黙るわ(笑
にしてもモン太だったら男でも構わないですよね。ね。



◆予告犯(終)

オチがむちゃくちゃダークだ・・・!
でもこういうの好み。














木曜発売の雑誌の感想を日曜に書く、という体たらく
来週は・・・どうなるだろう。いや、来週も気持ちだけは絶対に書く、という心持で。
というかあまりにも有言不実行過ぎるのでこの辺でいっちょ頑張りたいですよね。
最近のヤンジャンはちょっとほっこりする漫画も多いのでその点でも個人的にかなり楽しく読ませてもらってます。




ヤングジャンプ 2015年33号 簡易感想

2015-07-18 | ヤングジャンプ感想





「7月は頑張る」と宣言しておきながらこの体たらく
急に暑くなってバテてしまったのとその影響で体調を崩して先週の土日辺りヤバかったんですね
まあ案の定精神的に健康かと言えばそういう訳でもなく、結構葛藤なんかも日々あったりもするんですが。
だからと言って更新を手抜きしていい理由にはならないですよね・・・いや、ある意味なるとは思うけれど(笑
基本的にはいっつも何かしら更新していたい、ってモチベーションなだけに時間と疲労が問題ですね。

ちなみに大好きな「ボクガール」は休載でした。吐血不可避、、、でもまあ、久々と言えば久々の休載ですからね 笑
また来週分に期待しています。









◆神様のハナリ(新)/吉村拓也

1年前の読切「海河童」と比べると随分絵が垢抜けた・・・
というか、こういう言い方が正しいのかは分からないですがライトさが増した気がします
そしておっぱいの描き方が成長している、、、ってそればっかりかよ、とか思われそうですが(笑
でも何気にちょっとラブコメ方面にも転がして行けそうな雰囲気もあって中々良いですね

話の方は、都会の喧騒に疲れて救いを求めて田舎に~というベタっちゃあベタな内容
だがその分狙いがはっきりしていて読みやすい事は読みやすいですね

個人的に、癒しを求めて田舎で暮らしたいって願望は正直ないです
なんだかんだ言ってもう長い間関東で過ごしていると愛着が生まれて離れたいって気持ちがなくなります
ぶっちゃけ関東の人って他の地域に別に劣らないくらい故郷愛・地元愛あると思うんですけどね。
ところで望ちゃんは是非南房総にでも(略




◆天野家四つ子は血液型が全員違う。

俺はO型なんですが、O型の特徴は
社交的→×(親からも心配されるレベルの内向的な性格)
大らか→×(短気)
オープンな性格→×(クローズな性格)
素直→×(意地っ張り)
らしいです。

・・・うん、まあ。ま、人としてダメダメですからね!血液型どうこうの前に!



◆干物妹!うまるちゃん

「ニスコイ」って・・・
また、雑誌の煽りも予想展開も本家そっくりで思わずニヤけちゃったじゃねーか(笑
にしても連載期間的にもジャンプラブコメと言えばすっかりあの作品になっちゃいましたね。
河下水希の後釜として「パジャマな彼女。」を必死に応援してたあの頃が懐かしい(遠い目&涙目)。



◆しらたまくん

葵、モンスガ読んでるんだ(笑)。そういう女の子っていいですよね。
でも白玉くんもちゃっかり読んでるんじゃん。モンスガ。最後の最後にすげえ面白いコラボが見れて良かった。



◆妖怪少女 -モンスガ-

でも、ぶっちゃけこういう能力をもし手に入れたとしたら「使わない」とは言い切れないですよね
口ではどんな偽善でも言えるし書けるけど、裏でちゃっかりするのが人の性の一部ですからね
ある意味この教師は読者の望みを叶えている、とも言えますからね(笑
だけど、流石にそればっかになっちゃうと純粋に「悪」ですよね
普通の人間なら罪悪感が付き纏う訳だから。
それを考えると元々粛清されるべき人間は人間なんでしょうね。逆に言えばそこまで固執するか?っていう(笑



◆プリマックス

あのPV、実際に作ったら「アリ」な気はします
少なくとも漫画表現的には十分「アリ」かなー、と
正直“カワイイ”は確かに感じられました
もっこりはキモかったけど(笑



◆BUNGO-ブンゴ-

先週「時間がない」という理由でボクガ単独にしたんですが
マコトとの久々のラブコメっぽい雰囲気のシーンがあってちょっと面白かったです
もうちょっと可愛い表情をアップで描いてもらえると嬉しいですね、っていう。
それはそれとして細かいギャグがちょいちょい挿入されてるのがイイ感じ。野田は人格変わってるけど(笑



◆もぐささん

ソーマみたいな表現してる(笑
ちなみに自分も牡蠣は大嫌いです。
そしてカラー絵が色気のある百草さんとちぐみの水着姿でした(超笑顔)
ちぐみの苦労がよく分かる話数でした。しみじみと。



◆リクドウ

苗代ちゃん、美人すぎ・・・
そりゃ狙われるのも無理ねーわ、っていう。
浴衣姿は見惚れるレベルでした。











うまるちゃんのアニメ、録画しっぱなしなんで早く観なくちゃ!
来週は「ボクガール」復帰で楽しみです♪






【先輩たちの矜持】のんのんびより りぴーと 第2話「星を見に行った」 感想

2015-07-14 | のんのんびより りぴーと
このカット、ただ可愛いだけじゃなくて自分たちなりの「楽しみ」を受け入れて貰えた事に対する“安堵”が詰まっててイイなあ、と。








人はどうしてもそこに建っているものや環境で「こっちが都会であっちが田舎」と優劣を(勝手に)決めますが
正直な話、そんなものは人の心の感じ方次第でどうにでもなる“些細な”事だと思います
都会だから楽しい、
田舎だからつまらない、
そんな偏見にまみれるよりも「そこだから楽しい」ってポイントが必ずあるワケで
ただ単に外側から暴力的にカテゴライズしただけじゃ永遠に分からない「そこならではの楽しみ方」がきっとどういう土地にもあるんじゃないかと
だから要するに都会だとか田舎だとかっていうのは単なる“事実”でしかない、って話ですね
環境が良ければ幸福って話でもないし
そもそも何が楽しくて何が幸せかなんて他人に勝手に決められるようなものじゃない

やっぱり人間は根源的な部分で故郷、地元に対する愛着や誇りのようなものがある程度は存在していると思いますし
都会から来た蛍が田舎的と言えば田舎的な、もっと書けば彼女ら“ならでは”の遊びに共感してくれた
一緒に楽しがってワクワクしてくれた~というのが夏海はすっごく嬉しかったんじゃないかな、と
時代の流れには反しているシンプル過ぎる古臭い遊びではあるかもしれない
でも、そんな遊びが都会っ子に「通じた」という気持ち
それこそが夏海の(地元に対する)誇りであり
単純に嬉しかったんだろうな、と。

「何が楽しいのか」「何をどうやって楽しむか」なんてものは別に他人の目だとか他人の評価なんぞを気にする必要なんてないんだけど
それでもやっぱり受け入れてもらえると、認めてもらえるとなんだかすっごく嬉しい気持ちになるんだろうな、と
そういった夏海の純粋な“嬉しさ”こそがAパートで目指してた最終地点だったんだろうなって思ったし
一見満たされてない環境に思えてもだからこそ生まれる楽しみ方もあるんだな、って感じました
発展の具合で貶し合ういびつな関係性よりも認め合う関係性のがよっぽど健全ですよね。


蛍のおっぱいは相変わらずイイですよね・・・なんかもう今週は小学生らしからぬ雰囲気プンプンで堪らなかったです(笑

でも、考えてみりゃこういう原始的な遊びで盛り上がる事もなくなりましたね
こういう原始的な遊びで盛り上がる、盛り上がれる感覚っていうのは大人になって失った感覚の一つではあります
なぜならば大人になるとやれる事の範囲、得れるものの範囲が広がってこういう事に興味を示さなくなるからです
それもまた今作を観ていて如実に感じられる「境界線」の一つなんだなあ、とつくづく思いました
でも、失った感覚、とは書きつつもぶっちゃけちょっと懐かしくて羨ましいですよね(笑
打算とか利己的なだけじゃないお遊びで真剣になれる生き物、それが子供
そう考えるとある意味大人よりも無敵なのかもしれないですね
そんな様子もまた微笑ましくて良かったです
にしても蛍は変にスレてる部分がなくて本当に良い娘ですね・・・
はっきりいって発育面を含めて相当の優良物件だと思います(何がだ)。

自分たちがやっている“楽しみ”に誇りや愛着を持ってる、っていうのはとても健全で素敵だと感じましたね。




後半は逆にこまちゃん先輩大活躍の巻、でした
自分も怖かっただろうに、“先輩の意地”を見せて頑張ったこまちゃん先輩は素直に格好良かったですね
こういうキャラは得てして外見通りのへタレ可愛いって方向性に落ち着く事が多いんですけど
こまちゃん先輩と蛍の関係性はとても先輩後輩らしく“健全”でとてもいいな、と
(蛍がこまちゃん先輩を気に入るのもよく分かりますね~)
蛍もある種アダルティックなプロポーションの割には
精神はきちんと小5、って感じでもあってそれもまた可愛かったと思います
にしても今週の蛍は本当良い服来てる、そうそう、発育のいい娘はこの辺から既に主張するもんなんですよね

それはさておき(?)、田舎の夜の自販機の小汚さ、気持ち悪さをガチで再現していてそういう部分もまた良かったです
もう目に見えてキモかったですし、臭さといった匂いまで伝わって来るガチっぷりが実に素晴らしかった(笑
こういう部分で手を抜かないのがこのアニメのストロングポイントですよね
キャラは可愛いけど、背景や小道具はきっちり仕上げる匠の技。
でも、それもある意味“風情”ではあるんですよね
田舎ならではの光景、
山や森に囲まれてるからこその光景
今はただただ気持ち悪くしか感じられないでしょうけど
後々大人になった時にそれがこの田舎ならではの愛情の籠った愚痴、笑い話に昇華されるのだと思います



夜の冒険、子供だけでの外出、夜に買い食いをする事によって得られる小さな“大人感”
やはりノスタルジックに訴えかけてくるものがあるなあ~と思いつつ
それもまたそれが「当たり前」になった今では
もう二度と体験し得ない感覚なのかもしれません
昔は夜に遊びに行くだけで、
夜に買い物をするだけで大人になったような感覚を味わって楽しんでいた
でも、大人になった今ではもう楽しめない楽しみ方でもあります
そんな感覚に懐かしい想いを馳せると同時に、そういう経験こそ、そういう感覚こそ一生の思い出になっていくんだろうなあ・・・ともしみじみと
こまちゃん先輩との“遊び”も一言で片付ければサブタイ通り星を見に行った「だけ」に過ぎない
だけど、観に行くまでの過程やドキドキ感も含めて大切な思い出になっていくんだろうな、と
そんなドキドキワクワクを含めて“幼少”と呼ぶんでしょうね、きっと。
(まあこまちゃん先輩はもう中学生ですけど 笑)

作画だけでなく虫の鳴き声を終始鳴らしている効果音だったり、
さり気にペットボトルのフタをすぐハメるこまちゃん先輩だとか細かいシーンもまた良かったですね
あとれんちょんの「分かってるのーん」とかも非常に可愛くて良かったと思います
後やっぱれんちょんも好きだけど、蛍も可愛いなって改めて思いました。まる。









蛍も、こんなに「いい人」「気持ちのいい人」達に囲まれればきっと楽しいでしょうし
すぐにこの田舎が愛着のある地元に変わって行くんだろうな、と
そんな事を深々と感じる事の出来た第2話でした
こまちゃん先輩の勇気と覚悟も、
夏海の自分らの遊びに対する愛着と嬉しさも同じくらい素敵に感じました
でも、それらに対する蛍のリアクションもまた観ていて良い気分にさせてくれたかな、と。
子供がとても素直に子供してて素敵なアニメです。



犬になりたかった




ボクガール71話 感想(ヤングジャンプ2015年 32号)

2015-07-09 | ヤングジャンプ感想






今週も諸事情によりボクガ一本に絞ってお送り致します。
でも今週号をその仕様にするのはちょっともったいないんですけどね(汗
中々時間がね・・・
ちなみに俺はO型だけど社交性ゼロなんですがそれは(略)






ボクガール #71 ボクの演技指導

のっけから藤原さんが超可愛い・・・って
お前そればっかりかよ、とか言われれば「そうです」と閉口せざるを得ないんですけど(笑
ロキの謀略もこんなに上手くハマるとはなあ、というか
元々相思相愛気味になっている二人だからこそ
「告白」を含むこの作劇でこの配役っていうのが映えて来る訳で・・・
そりゃ瑞樹はともかくそこそこ器用(だと思う)な藤原さんでも“棒読み王子”になっちゃいますわ
ある意味劇の内容が現実にも一部リンクしちゃってますからね(笑
なんかもう冒頭の藤原さんの紅潮フェイスを眺めてるだけで個人的には大満足っちゅうか、ニヤニヤし過ぎちゃいましたね
片目だけ瞑っちゃってるちょっとリアリティのある仕草もまた最高でセリフと併せてめっちゃドキドキさせてもらいました
初期から考えると、まさかこんなおいしいシチュが今みたいな感情の変遷を経て来るとはなぁ・・・とまたしても感慨深い気持ちになりますね
しかもその後「鈴白くんが好きって気持ちを込めて!」ってズバリなアドバイスを送られてるカットなんかもう相当グッと来ましたよね
デフォルメ気味でありながら、藤原さんのドキッとした気持ちもちゃんと伝わって来る最高のカット!一体どんだけ可愛くなるんだ・・・!?
益々めちゃくちゃ可愛くなっていく藤原さんにニヤニヤしつつも、
今週は結構“衝撃的な仕掛け”も見受けられた話数でもありました。



確かに、朝生と瑞樹のカップルだと違和感ないっちゅうか、それはそれで形にはなると思うんですけど
でも瑞樹のもっともっと可愛い表情を引き出せるのはやはり猛なのかな、って気はします
まあちょっと無防備な瑞樹にドキドキする朝生って構図もそれなりに良いんですけどね(笑
瑞樹の無垢な表情もそれはそれで可愛いですしね。
それと呪いをかけられ猿化してしまった山田、みたいな軽いギャグシーンがありましたけどあれはあれで何かの伏線のような気がします(笑
また山田意外と猿似合うんだなあ・・・。

嫉妬する猛もなんだかいじらしくて可愛いんですけど
そんな猛にからかわれてプンプンする瑞樹は正直天使っちゅうか、グッと来るものがありましたね
朝生くんは猛と比べるとちょっと真面目過ぎるというか、少しツンツンしている瑞樹の表情を引き出せるのは猛だけって気がする
(ちなみにイケメン美少女な瑞樹の表情を引き出せるのは藤原さんだけ)
瑞樹も乱暴な女の子って思われるのは嫌だったのか、やたら焦ってましたけど
そういう部分もまた適度に女の子女の子してて可愛いんだよなあ・・・その後も「ずっと見てた?」ってジト目かましたり
そんなジト目かまされた猛のドキッとした表情が面白かったりとやはりこの二人のコンビは相当良いなあ、と思いつつ
後半になってから朝生くんの逆襲(?)が始まったのには正直驚いたっちゅうか、感心したっちゅうか、有り体に書いてファインプレーでしたね(笑


猛になくて朝生くんにあるのは「素直さ」でした
中々素直になれない猛に対して朝生くんはストレートに女子の制服を着た瑞樹が見たい、と
奇を衒わない発言をした事でまた猛とは別の付加価値が生まれた気がします
ナチュラルボーンイケメンっちゅうか、それによりまた更に猛のいじらしさ、嫉妬っぷりがヒートアップしそうな予感もあったりして、
想像してた以上に物語を掻き回してくれそうで今後も彼の行動や活躍が楽しみになって来ましたね

ちなみに帰り道に楽しそうに話す二人の姿、
自分とは違って男子寮に帰って行く姿を見て瑞樹はなんだか寂しそうな表情もしていました
変わってしまった自分・・・女の子化しているとはいえ、まだ“男子”というものに対する未練もあるんでしょうかね
その辺もまた後々伏線になって来そうな予感もしますけど、このシーンもまた「ボクガール」の持つ深みの一部として今週特に良かったかなあ、と自分的に。








そして、女子の制服で初登校。
・・・なんだか色々いけない香りがするぜっ!!
とか言いつつも続きがめっちゃ楽しみです(笑
表情の紅潮っぷり、そこはかとない色気、そしてちらりと見える女子パンと正に最高の“デビュー”シーンだったと思います!
正直抱きしめたい

あと、藤原さんのリアクションも超面白かったです(笑
お陰でページ捲るのがめっちゃ楽しみになった。あのワンカットで。
今週はうまるちゃんのトリビュートコミックも描いてるのでそちらも是非是非、という事で。
益々可愛く面白い展開になってて凄く楽しかったですね。次週休載が惜しい(吐血)。


【その境界線に用がある】のんのんびより りぴーと 第1話「一年生になった」 感想

2015-07-07 | のんのんびより りぴーと
光の分量、差し込み具合が実に秀逸で作中観に入り込みやすい演出が多かったですね。







「のんのんびより」は、ここ数年(再び)アニメシーンを席巻している所謂“日常系アニメ”の一角を担う存在だと思いますけど
それに加えて物凄く本気で“田舎”を描こうと頑張っているアニメの一つでもあります
もっと言えば“幼少時の原風景”の再現に尽力しているアニメでもあり
その辺の細部に注目や浸って観るとまた違った印象を持つかもしれません。

例えば、れんげが道端に落ちている棒っきれに愛着を持ってこだわっているシーンがとても象徴的でした
大人になった今ではあんなものゴミのような扱いでしかないですけれど、
でも子供の時は今で言う「ゴミのようなもの」こそ宝物だったんですよね
いつからあの日の棒っきれが宝物じゃなくなったんだろう
大事に取っておくものじゃなくなったんだろう
そこには明確な“境界線”があり、
今このアニメを観ている自分はもう随分昔にそこを飛び越えていたんだな、とちょっと当たり前ですけどしみじみ感じてしまいました 
でも、子供の頃はあんなもので喜んだり楽しく遊んでたりしたんですよね
今ではもうその感覚を抱く事は出来ないけれど
だからこそちょっとした追体験のようでもあってその風景や仕草が愛おしくも感じられる
自分も地面に印つけて歩いてたなあ、とか、ちょっと長い棒見つけただけで勇者気取りだったなあ、とか
そういうもうすっかり忘れているような絶妙なポイントを突いてくれるシーンにまずは夢中になってしまいました
なんでかもう全然思い出せないんだけど、確かに棒を引き摺りながら歩くの楽しかったんですよねぇ・・・笑




このシーン、早朝の教室に光と混じってほこりが飛んでるんですよ(!)
これはもう個人的に感動してしまったというか、よく「あれ」を再現出来たな、と(笑
正直ああいう情景があった事すら忘れていて
木造の教室だと確かにああなるんですよね
凄く懐かしかったと同時に
もうああいうの観る事もないのかな?とか思うと物寂しくもなったりして。
れんちょんはめっちゃ可愛いし、ちょこんと座ってたり動いているだけでもそのキュートさに満足出来る仕上がりになってましたけど
そういう細部っちゅうか、仮にこういう演出がなかったとしても既に忘却の彼方ですから違和感すら受けなかったであろう情景等を、
いちいち描き出すある意味執拗なこだわりっぷりがとても観ていて心地良くて「ガチで作ってるんだなあ。」という印象を抱かせてくれました
所謂「キャラの可愛さ」と「写実性」をドッキングさせたようなバランス感覚が個人的にツボでした、という話ですね。




また、光の演出だけではなく朝は終始鳥のさえずりが鳴り響いている効果音の演出だったり
より牧歌的により神妙に仕上がっているBGMも作品に似合ってて凄く良いんですよね
そういう意味ではOPEDも更にカントリー臭を強めて一致団結している感覚もあります
美しい田舎の背景もたっぷりと映されていましたが、
この適度に折り曲がったミラーだとか
適度に汚れているローカル電車、
年季の入った遊具だったり
乗り捨てられた自転車やバイク
あぜ道を走るトラック
伐採作業に励むおじさんや
金具に留まっている小鳥たち
必要なのか不必要なのか、ちゃんと機能してるのか機能してないのか分からない水槽だったりと
凄く心をくすぐってくれる背景美とノスタルジーの塊のような初回に仕上がっていて
この一見なんでもないような風景の数々もまた確かに自分が生きて通って来た風景の一つなんだなあ・・・とこれまたしみじみ感じる事が出来ました
別にだからどう、とか押し付けがましい感じでもなく、「ただそこにある」って描き方をされてるのが尚素敵だと思います
キャラの可愛さだったりシュールなギャグを楽しめるアニメであると同時に、そういう“粋な演出”を楽しめるアニメにも仕上がっていると思います
そのこだわりのガチっぷりを確かに視聴者に見せ付ける意義と志の高さを感じた第1話でありました




絵コンテ的にはれんちょんを背景の中にポツンと置くようなカットが多いな、って思ったんですけど
だからこそれんちょんがより可愛く映ったりちんまいあいくるしさが際立っていたりと
口癖や紅潮フェイスのキュートさ以外にも“可愛さ”を伝えようとする工夫が光ってました
こうして観ると本当に子供らしくて、色々と純粋でカワイイ女の子ですよね
基本自分が大好きな無表情系の女の子ですけど
携帯電話に興奮したり、
お姉ちゃんとの別れにちょっと強がったり、
嬉しい時は素直に嬉しそうな表情したりと実は観ていて飽きないような女の子だと思います
そんなれんちょんの魅力にも満ちていた回だと感じたので今回のツボカットチョイスはほぼれんげオンリーに致しました

本当は嬉しくも、内心ちょっと不安でもあったんだろうな、という印象の今回のれんげ
それでもたて笛を貰ったら凄く紅潮して喜んでいたりと最終的には笑顔で終われたのが良かったですね
恐らくたて笛っていうのが彼女にとっては「小学生の象徴」だったんだと思うんだけれど
そこに至るまでの、
無表情の内に確かに存在したであろうナイーブな心情があったからこそ、ラストのほっかほかの笑顔も光っていたと思います
そういった意味では子供は大人以上に繊細なのかもしれないですね。そこを上手く切り取ってる印象です。











今ではもう感じる事もない感覚だったり、
子供の目線から観た廊下の広さの感覚、不安も入り混じったワクワク感
れんちょんの可愛さを描きつつもこのアニメで「しか」観れないものもしっかり描いていた印象で、それがとても気持ち良かったですね
いつの間にか忘れてた事、もうすっかり飛び越えちゃって思い出す事も無いかつての境界線の中に帰る事が出来る効能のあるアニメだと再認識しました。

あと、お姉ちゃん先生(一穂)の距離感っていうか、適当なようでその実愛情も感じるセンスも好きだったり。
オートクチュール→「そだよー」のシーンは特にシュールで面白かったですね(笑
来週は蛍が合流するのでその点でも期待です。



ところでツイッターで慣れない実況なんかに初挑戦しました
実況っちゅうか、実況にもなってないかも、ですが(笑
あと浜野駅に貼ってあったポスターの写真もUPしてるのでお暇でしたら観てやって下さい。
2期もまた色々な部分に着眼して楽しめたらいいですよね。という訳で、〆。





ボトムオブザワールド/eastern youth

2015-07-05 | アルバム感想





抑圧と不条理は向こう側の車線に
絶望と諦めは手前の信号に
中傷と嘲笑はコンビニの裏手
なんでもねえ
なんでもねえ
泣いてなんてやらねえ (コンクリートの川)








あなたは自分が「無価値な人間」だと思うでしょうか
俺はいつだってそう思っています
毎日考えます
仮に俺が物凄くコミュニケーションが上手くて物凄く素直でピュアで物凄く“誰か”に愛され必要とされるような人間ならば流石に考え直しますが
今のところそう感じたことは人生で一度もないですし、そう感じられるような気配すらありません
よしんば時に何かを掴んだとしても、結局掴んだ手の中から溢れ出して自分では処理し切れなくて見捨てられるような出来事ばかりでした
そのくらい出来損ないで、虚無感ばかりを受けながら日々過ごしている「失敗作」だと現時点では思わざるを得ません
っていうか「出来損ないじゃなかったらもっと良い暮らししてるよ!」「もっとちやほやされてるよ!」っていうのはありますよね(笑

でも、このアルバムを聴いていると、
だからこそ心が熱くなって胸が掻きむしられる
“上手く行ってるから楽しく生きる”という選択肢だけでなく
“上手く行ってないからこそ歯を食いしばって生きる”という選択肢もあるんだ、という事を改めて教えてくれる内容になっています


本当は誰の指図も必要なくて
誰の顔色も伺いたくなくて
でも、時に“群集心理”ってやつに負けそうな自分も居て
気が付けばいついつかなる時でも息苦しさを感じている自分がいて
それでも負けねえぞ、とか
それでも泣かねえぞ、とか
俺は俺の道を往く
お前と同じ道は(それが結果的に幸福的で安心感に満ち溢れたものだとしても)行かねえ、だとか
自分が欲しかった言葉だったり常日頃感じているモヤモヤがほぼカバーされているような作中観の楽曲ばかりなので
正直聴いていて凄く気持ち良かったし、スッキリしたし、「これだよこれ!」って感覚が自分の中ではありました

俗に言う「この世に必要とされてない人間」だったり
(実際問題、他人と大して関わり等持ってない上に不器用の極みであったら正直必要不必要かで言えば前者ですよね)
「無駄な人間」「無価値な人間」と呼ばれる全ての人々に向けたメッセージと応援のようなアルバム
勿論eastern youth自身はメッセンジャーでもなければエールの気持ちも更々ないでしょうけど
そこは受け手が“勝手に”解釈して良い部分ですし、そう聴くのも自由だと思います
少なくとも自分は今作に収録されている楽曲群を聴いていて
真っ直ぐに胸が熱くなったし、
生きてやろう、って思ったし
勇気をもらえたし
素直に「頑張ろう。」って感じ取れたし
その“全身全霊”の音像に聴いてて泣きそうにもなったのが本音です
無価値だろうが無駄だろうが、精一杯生き抜いてやる、最後には笑ってやる!
そんな気概と意志をまざまざと感じれるアルバムで同時に「今の」eastern youthらしいアルバムだなあ、とも思いました
「今の」っちゅうのはどういう意図と意味なのかは一言では形容出来ませんが、もうそれぞれの解釈で考えて頂けたら。
兎角、ここまで書いておいてなんですけど「聴けば分かる」類のアルバムだと思います

全編通して抜けの良いメロディ、どん底なタイトルの割にはポップで明るいメロディが多く
より軽やかに自由に解き放たれたeastern youthが楽しめるアルバムでもあります
リードトラックの「街の底」はミディアムロックと思いきや
曽我部恵一みたいなポエトリーにナンバガみたいなセンスが加わって、でもサビを聴けばどうしようもなくイースタン、と
変わり種でありながら王道っていうまた一歩突き抜けた新しい大名曲として鳴っています
続く「鳴らせよ 鳴らせ」はバンドアンサンブルの若手みたいな勢いとガムシャラなサビに思わず胸を打たれる激情ロック
先述の「泣きそうになった」というのはこの曲の事です
「イッテコイ カエッテコイ」「ナニクソ節」など美メロが冴える曲も多く往年のファンでも納得して聴けるアルバムになっているかと
かと思えば童謡っぽいメロディが新鮮な「茫洋」、
“あの人”の事を歌ってるんだろうな、と(勝手に)思っている名曲「テレビ塔」など聴かせるタイプの曲もあり
そしてタイトルの時点で大好きな「直に掴み取れ」は向井秀徳、グループイノウのcp、ブッチャーズ射守矢雄等がコーラスで参加しているビッグアンセム
特に向井秀徳は間奏でラップまでも披露していて、でもこれもまたサビはどうしようもなくイースタン、っていう
新しいeastern youthを模索しつつも、「らしさ」は薄まらせない絶妙なバランスの新作に仕上がっているかと
アレンジや構成の面でも長年のファンでも新鮮に感じる部分が多々あり、
まだまだ才能が尽きてない事を証明するにはうってつけのニューアルバムって個人的には断言出来る
というか、ロック好きならeastern youth聴いて下さい
この国のロックが好きならeastern youth聴いて下さい
今作を聴いていて、思わずそう感じちゃいました
そう思わせるほどの傑作です。
出来れば聴いて欲しいし、でもただ聴くだけじゃなくてあなたの胸に突き刺さるものがあればいいなあ。っていちファンとして願わざるを得ません。






訳も分からずただ歩き出した
訳も分からずただ喋り出した
いつしかその涙は否定され
それからその泣き声も奪われた
意味なき故の価値を見失い
価値なき故の意味なき命か (街の底)



色々書いたけど、「自分がなんで生きてるかがよく分からない」みたいな、
そんな事をしょっちゅう、もっと言えば毎日考えてるような人はこれを聴いてちょっと気持ち助けられる部分があるのでは?と
聴きながらふと感じたのでこの文章を書きました。価値も意味もない人生、でも、今、生きてる。それだけ。「それだけ」に心揺さぶられる。