あけましておめでとうございます
新年一発目のセメルパルスの感想で御座います
今さっき、
ふと思ったんですが何気に今作も連載期間が長くなって来たというか、
多分月刊連載だからそう感じてるんでしょうね
毎回感想書いてますからね笑
2周年越えて今年で3周年に向かって行く感じですかね・・・物語としては、
恐らく最終決戦っぽい雰囲気ですがγも透明人間の骨も最終話まで感想書いたので、
今作も最後まで書けるよう頑張りますので荻野純ファンの方々は是非よろしくお願いしますね。
で、
今回の内容なんですが、
シンプルな様で居て結構複雑なものが絡まってる様に感じました
まず、
冒頭の会話ですが・・・
北村さんは「ずっと友達でいたい」って言われて、
まあこれって事実上の恋人には成れないという宣言ですよね
彼女を想って何度も自慰行為をするくらい大好きだったのに、
多分普通の人であればヘコむと思うんですけど。
ただ、
命乃の前って事もあったかもだけど、
その言葉を聞いて彼女は一瞬開口した後に微笑むんですよね
それって、
結構器がデカくないと出来ない態度だったりすると思うんですよ
自分と結ばれて欲しかった~という我を押し殺して微笑むのは難しい
でもだからこそより彼女の人間的な大きさが映える演出になっててそこが好きでした
ふと思ったんですが、
元々「命乃が幸福でさえあればそれでいい。」っていう献身的なソウルもあったのかもしれません
その辺は全部自分の想像でしか無いですけど、なんとなく趣があって良いシーンだなぁって感じましたね
また良い意味で曖昧な描写になってるのが逆に秀逸な気もしていてそれが荻野純作品の良さな気もしました。
もう一つ、
冒頭に引用させて貰ったカット、
ここには様子先輩の「覚悟」も感じました
多分、
人間生きていく上で、
全部正解を引いたまま生きてく事って不可能だと思うんですよ
っていうか、
全方位の他者に対して全員に良い顔して生き抜く事自体物理上不可能だと思ってるんです
だったら、今救える、ここから貫きたい正義の為に生きるしかないよなって思う
そういう事をあのセリフからは感じました
過去は変えられないけど、
未来を創る事は誰にだって出来る~っていう。
様子さんは強い覚悟で、
もう誰も(理不尽に)苦しまずにいられる世界を創るって決めた
そうじゃないと今までやって来た事の意味合いが全部失われてしまう
失ったものは取り戻せないけど、
ここから平和を築ければ、新しい笑顔を守る事は、きっと出来る。
様子さんや命乃達が頑張った結果、安心して生き抜ける世界を創造する事は可能だと思う
そもそも世の中そんなに白黒はっきり付けられる事も正直全然無いですよね。。
なので、
読者としては2022年もそんな彼女たちの努力と奮闘を応援してゆきたいです
という訳で、改めまして今年もセメルパルスの感想を私独自の視点で描いていくのでよろしくお願いします!
個人的には、
北村さんのナイスファイトにも期待したいですね~
なんか共感度指数高いキャラですよ(笑
自分的にね。