君は星の見えない曇り夜空見上げて
明日は雨が降るのかな、なんて
私は明日なんてどうだってよかったから
最後の曲です・・・
本作が出たのって去年の1月なのに、
全曲レビューが終わるのが今年のケツの方~ってどんだけタラタラやってんだよ、という話ですよね笑
でも、なんだろう、体力がある時に書き溜めとけばもっと早く終わったんだろうなとは思う
もう既に次の作品出てっけど、
これが終わってないので後回しにせざるを得ないという。
で、
この曲は、
一言で書くと、
「ダメそうでもやるよ。」という曲ですね
明日は晴れ、とか
明日は雨が上がる、とか、
明日は明日の風が吹くとか一切言わずに、
堂々と明日は雨が降ります。という曲になってて
それもまた朝子さんらしいですけど・・・
ただ、
別に希望的観測を否定してるという訳でもなく、
結局、、、
(比喩的な意味合いで)晴れでも雨でもやる事って別に変らないから。
ぶっちゃけネガティブな事言ってる人もなんだかんだやる事やってるでしょ。
だから・・・
出来るか出来ないかとか、成功するかしないか、とかよりも
やるかやらないか、という事ですよね。
ただ、やりたい自分が居て、
例え雨の中でも譲れない「何か」があって、、、
その芯さえ揺らがなければ大丈夫ですし、
ま、
雨だろうが何だろうが、自分の感覚を信じます~という歌詞なんですよね
そう考えると、とても‟強い”歌だとは感じます
メロディはとても美しく、アレンジも荘厳なバラッドなんですが、
そのしみじみした雰囲気もまた逆にこの曲の‟強さ”を際立たせているようにも思います
パッと見、
ラブソングにも聴こえるんですが、
正直何に置き換えても大丈夫な作りにもなってる(特にサビの歌詞はね)、
そういう意味では非常に汎用性の高い近年を代表するアンセムに仕上がってるなあ、と。
勿論、誰か大事な人が出来た後に聴いても普通にグッと来るでしょう
でも、そうじゃなくても、
ジーンと来るメロディと歌詞の作りになってます、という事ですね。
でも、
実際、
一切ポジティブなイメージが浮かばなくても(晴れるとは到底思えなくても)、
自分のやりたいこと、したいことやって、それで自分は幸福だと思えたなら、
それはそれで勝ちなんじゃないか、とは思いますね
例え、雨でも。