
今週はちょっとビックリした
ヤンジャン買ったらまず目次の確認から始まるんだけど、
100カノのページ開いたらなんか近未来SFみたいな展開になってて。
一体どうした?!と思ったら、
別の世界線の凪乃がやって来て
自分の世界線よりも発展してない〜という理由で
自分の世界と同期させよう〜という企み…というか彼女の正義?を抱えて来た、と。
すべての世界を最発展させてお互いの世界を高めあってゆきたい、みたいな…かな。
要するに、
恋太郎と出会わなければ、
効率化と無駄を滅する事だけに人生を捧げたとんでもないモンスターになっていた・・・
という事ですね
正直、
管理人は底辺公立校出身なんで
えらい難しい話来たな!とは思いました笑
ただ、
メタな話、
"この世界線の凪乃"が恋太郎と結ばれなかった場合、
純粋に死が待っている訳ですよね(多分)。
まずそれが困るのと、
無駄=悪なのか?という話になる。
例えば、
すべてを正論に取り替えて
ストイックな「だけ」の生活をしたとする
それは理論上誰でも可能だとは思う
しかし、
それが"幸福"か?と問われると…
勿論
それが好きなら別に良いけど、
一心不乱に頑張り続ける事自体が不幸に感じる人もいるだろう
要は生き方に正解は存在しないし、そっちの凪乃もこっちの凪乃も各々正解だと思う
それを押し付けてしまっているのが問題なんですよね
漫画とか音楽とか、
今はデータで販売もする時代ですけど、
それでも紙の雑誌やCDが無くならないのは
それなりの理由がある訳で。
紙の匂い、質感、ページを捲るドキドキ感など…
つまりは効率だけでは測れない情緒や趣がそこにはあるんですよね。
ぶっちゃけデータだけだと味気なく感じる時も多いしね。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」第208話(ヤングジャンプ2025年14号より)
(凪乃が静に対して)何も言えなくて…春。
道端に咲く花、みたいなありふれた風景を見て微笑ましい気持ちになる事だとか、
無我夢中で成長する為には無駄な時間でも
そういう風情が楽しくて生きれている部分もある訳でね
他人との何気ない会話が心に残ったり、
それはそれで
人生の目的の一部になるような大切な事で。
そう考えると、
別の世界線の凪乃がやってる事にはやっぱり賛成は出来ない・・・
っていうか賛成したらこの世界線の凪乃死んじゃうし笑
同期が進み、
どんどん自分の事を忘れていくみんなに対して
辛さを感じ涙を流す凪乃
しかし、
恋太郎と出会う前の彼女はまったく同じ考え方だった訳で
そんな過去の自分がして来た事の報いを今私は受けている・・・と苦しむ凪乃
このまま本当に凪乃はみんなの前から消え去ってしまうのか
それとも、
恋太郎がそんな彼女を救えるのか…
同期されつつあるって事はもしかしてそのまま生きていけるのだろうか
だとしてもやっぱり情緒を捨て去ってまで生きる価値を今の凪乃が見出せるとも思えない
ある意味、
過去最大級にファミリーの絆が試されそうな展開になっています
分かり合えたはずの美々美がまた敵役に戻ってたシーンとかキツかったですね
なんか最近よろず回とかが多かったので久々に緊迫した展開で楽しみです
個人的には今の多角的な価値観の凪乃の方がより魅力的だと思うから、
是非とも恋太郎の献身的な揺さぶりに期待したい。
っていうか価値観が一つじゃないトコを見せつけて欲しいですね。。
尚、
次週は休載
連載再開は再来週なんですが、
その週の木曜日は祝日なんで前日の水曜日3/19で13日後の再会と相成ります
少々ややこしいですが是非よろしくお願いします!
はい、
という訳で、
今日の更新こそ最新号の最新話でございます!!
昨日のは先週分なんで、そちらもまたよろしくお願いします
長期連載漫画の感想を書き続けるのは大変な部分もありますけど、
とはいえ
「続ける強さ」もあると思うのでこれからも自分なりに心を込めて続けてゆきます。