自分は「シンマン賞」のページも毎週欠かさず読んでいて、
理由としては普通の募集ページと違って審査員の先生と新人さんたちのやりとりがあるのが面白いんですよね
そこからその先生独自のこだわりや美学が垣間見えるのがとても大好きでさり気に編集の隠れた好仕事だと思ってます
で、月の終わりごろになると「来月の審査員は誰かな?」ってまた別の意味での楽しみが生まれるんですね
そういう事もあって今週もちょっとドキドキしながらシンマン賞のページを見た訳なんですけど・・・
2月期の審査員は『ボクガール』の杉戸アキラ先生!!
う~ん、正直これは凄く楽しみです!
1周年を越えた辺りから「そろそろ来ないかな?」ってぶっちゃけ期待してたんで
なんか「いよいよ!」って感じで・・・まあ、そんなに注目はされてないページでしょうけど(笑
でも杉戸さんの口からボクガールに関する色々が語られるのか、と思うとめちゃくちゃ楽しみです
正味な話実質特集ページみたいなもんですからね(笑
半分はアドバイスでしょうけど。
また、杉戸さんの実績が評価されて審査員も務めるというのはいちファンとしては嬉しいですよ
「ああ、ここまで辿り着いたんだなあ・・・」って感覚で。ミラジャンの出張カラー袋とじといい今年は中々良い風吹いてるなぁ、と思いつつ
今後も頑張って応援を続けたいものです
なんというか、、、
毎週感想書くほど好きなレベルの漫画でここまで長く続いてるのってボクガが初めてな気がします
その意味でもここ最近は2周年を迎えたりもあったりで個人的にかなり感慨深い想いがあったりもしますね
凄く応援のし甲斐のある作品になって来てるな、というか・・・。単行本発売月でもないのに、2月は早くもボクガ充の予感です(笑
ちょっとはしゃぐというか、ここが推しどころでもあると思うので記事の中で猛プッシュするのは許してやって下さい笑
取り敢えず2月分のヤンジャンとミラジャンはボクガファンは要チェックですよ!
それと今週も「シンマンGP2016」が開催中です
ヤンジャンでこういうイベントは滅多にないので興味ある方は是非アンケートでご参加を
自分も毎週シンマンGP作品の感想を書いてアンケ参加もするつもりですが
参加するからには全作品触れる!って事で
時折普段の感想とは違って「あんまり好きじゃないなあ~」って感じの気の抜けた感想もあるかもしれません
その時は「分かってない奴が何か言ってるよ」程度の軽い気持ちで流してくれれば幸いです
(ちょっと先週のはほぼ全否定みたいな形になってしまっていて申し訳ない)。
☆
ボクガール #94 ボクのクリスマスパーティー
ムスッといじけるロキちゃん可愛い。
今週はロキちゃん回でした
というか、扉絵の煽りがいつもとは違って
あまりにオシャレ過ぎて吹いた(笑)
多分こういう煽りは初めてだと思うんですけど、初見でちょっと「かっこいい・・・」と魅入ってしまったので
機会があればまた見てみたいですね、、、そしてロキちゃんの格好もカジュアルと思いきやさり気に乳首がちょっと見えてたり
そういうトコもまたイイなあ。とか思いつつ。官能的でありながらカッコいい、そんな感じ。
内容は、まず、(藤原さんと二人になりたいという理由で)仲間外れにされてイジけるロキが可愛かったですね(笑
すっごく年頃の女の子っぽくて素朴なキュートさがあるなあ、というか
目的は悪戯とかいう不謹慎極まりないものなのに笑
理屈じゃない可愛さがあって
もう冒頭からニヤけちゃってました
なんだかんだ言いつつも瑞樹の事が好きなのかな?とか、
好きだから悪戯しちゃうみたいなそういう心持ちに変わってるんだろうか?とか
何か色々と考えてしまうんですけど、そういうちょっとした“変化”が垣間見られるのもまた面白かったですね
しかも、ただ単に「面白いから」から「好きだから」に変わるには十分な瑞樹の優しさが与えられてますからね
そういう構成というか段階の丁寧な踏み方も本作の秀逸な点の一つだと思います
でも、振り返ってみればクリスマスに一緒に過ごす程仲良くなれたのも
藤原さんが瑞樹を意識するようになったのも女体化して急接近するようになったお陰でもあるんですよね・・・
そう考えると、意識的には悪戯のつもりでも、ロキが瑞樹にもたらしたものって存外に大きくて
その憎めないあいくるしさも含めて本当に神的存在なのでは、、、って思う時もあります
そう考えると余計に可愛く思えたりもするんですけど(笑
普段とは違うちょっとお洒落な服装もまた
新鮮で可愛かったですし、
今後益々ロキちゃんの可愛さを拝めそうなポテンシャルも感じられてその意味でも良かったお話でした。
拭い切れない自身に生まれた感情・・・
そんなロキちゃんは瑞樹に仲間外れにされた腹いせに
男子寮にてモテない男子達を餌にクリスマスパーティーという名の詐欺ショーを行ってました(笑
流石に本人たちに無断で下着売買を行うのは犯罪チックな臭いがするぜ・・・!とドキドキしたんですが
そりゃ同級生の下着餌にされたら思春期の男子は食い付いちゃいますよね笑
そこに「実はイデ子のでした!」という強烈なオチが付いてちょっと安心(笑
猛には瑞樹のリップクリーム、、、という誘惑だらけの品が差し出されてましたが、
結局はそれも適当なおっさんのものだったようで。
でも、
そんな風に無性にときめいてしまっている猛もまた単純で面白かったですね(笑
もし本当に瑞樹のだったら、彼は使うつもりだったんだろうか・・・?
それと瑞樹と一緒に実家帰り、という複線?も撒かれてましたね
実家帰りも初詣も面白そうだ・・・!と思いつつ、
姉ちゃんの下着を死守しようとしている真面目過ぎる朝生くんなんかも面白かったです ちょっと久々でしたね
ロキちゃんも中々やる事が鬼畜めいてるな~とか感じながら、まあでもサンタコスはきっちり見せてあげたんで許してやってね(笑
ここら辺のパートも実にゲスくて笑えて良かったかなあ、と。
あんまりロキの深い心情は語られて来ませんでしたけど、
本当はクリスマスを満喫している親子みたいに瑞樹と藤原さんと一緒に遊びたい気持ちもあったんじゃないかな、と思う
きっといつも一人だったから、「寂しい」とか「構って欲しい」って気持ちもやっぱあるのかなあ・・・と思わせる後半の寂しそうな表情でしたが
ロキが未だに瑞樹にこだわり続ける理由の一端が見えたような気がしてこれもまた優れた描写だったかな、と
ちょっと視点を変えればイケメン瑞樹と素直になれない小悪魔的神さまのロキちゃんとのラブコメにも成りうるのかもしれないですね(笑
夜の街を満たされない表情で歩くロキちゃんの描写を眺めてると、この哀愁の表現も杉戸さんの武器の一つだなあ、と思ったりもしました
そんな風に寂しがってるロキちゃんもまた可愛かったし・・・笑
ただ、今回も
瑞樹がイケメン過ぎました(笑)。
いや、確かに、藤原さんとは仲良くなったけど、そこまで深い関係だったっけ?とか違和感も受けてたのは確かだったので
その違和感の正体はこれだったのか!と
今週もまた杉戸さんの仕掛けにまんまと嵌ってしまいました笑
しかも、特筆しておきたいのが
確かに
#90でロキが「クリスマス・・・ナンデスか?」って
クリスマス自体を知らない、クリスマスの楽しみ方を知らない描写があるんですよね
そういうトコもまた上手いなあ・・・!というか、前振りがきちんとあるからこそこのオチも説得力を持つ訳で
尚且つクリスマスを知らない可哀想なロキちゃんの為にここまでやってくれる瑞樹がイケメン過ぎて(笑
うわ~、正直、こんなんやられたら(自分が女の子だったら)落ちちゃうなあ、、、ってレベルのイケメンっぷりでした
そりゃモテるよなあ、としみじみ感じさせつつ、
その後のロキたんの笑顔は・・・
正に
天使でした(神だけど笑)
ヤバい、これロキちゃんルート、アリだわ・・・って思ってしまうレベルの可愛さ
なんかもう過程が過程だった分カタルシスも半端ない、正直めちゃくちゃニヤニヤしてしまって笑
ああ、瑞樹ってやっぱ良いヤツだな、とか
ああ、ロキちゃんってやっぱ可愛いな、とか
こういう表情も出来るんだ・・・!っていう
また一つ新たな魅力を感じる事が出来てとても嬉しかったし、面白かったです
っていうか、最初のロキ回(雷恐れる)、次のロキ回(看病)、そして今回のロキ回と
回を重ねる毎にロキちゃんの可愛さがパワーアップしている気がする(笑)。
それくらいに夢中になってしまった今回のロキちゃんの可愛さ!
「えがった~」と素で言ってしまったんですが
何だかんだ言ってロキちゃんも優しくされればあんな風に喜ぶんだな、と
そんな光景もまた微笑ましかった94話目でした まあ、瑞樹は藤原さんとの急接近に加えラッキースケベも頂いてるからね(笑
ある意味(当然無意識だが)お礼にも似た渾身のクリスマスケーキでした。ごちそうさま。
そして、次回遂にロキの天敵が登場か!?
また瑞樹のイケメンっぷりも拝めそうで楽しみだ
やっぱり瑞樹は主人公なだけの事はあるな、と思いました
ロキちゃんファンは是非読んで欲しいお話です。来週以降も含めて。
正直、
可愛すぎて読んでて悶絶したね(笑
瑞樹がめちゃくちゃ可愛い事で人気の本作だけど、
夏祭り回の藤原さんのとびっきりのスマイルといい他ヒロインも存外に魅せてくれます
だから、余計に好きなんですよね。まあまだロキちゃんは瑞樹を好きなんて事は無自覚でしょうけど。
にしても夏祭り回の藤原さんに匹敵するレベルの会心のスマイルですね。可愛すぎ。
そんな2度目のロキ回が掲載されている8巻も是非!
美少女とイケメンの両立! ボクガール 8巻/杉戸アキラ
もうすぐ100話だし気合い入れて感想もアンケ投函も頑張りますよ 目指せ久々の巻頭!!
☆
シンマンGP2016 エントリー作品② TELECASTIC GIRL/小野祐平
見開きのシーンは素直に格好良いと思った
多分ですけど、この作者さんはライブ結構観覧してるんじゃないかなあ・・・って思うくらいに
「それっぽい」演奏の仕方、ステージ上の絵面でちょっとリアルさも感じられて良かったですよ
今は正直“音楽の時代”ではないから、
今の時代に“音楽で夢見る”って事自体が難関なんでしょうね
でもやっぱり、、、権力や長いものに巻かれて他人を裏切って好き勝手生きて
そんな薄情な相様がロックなのか?って言われるとなんだか「足掻き」が足りなくて感情移入は出来ないですよね
オヤジは、大勢の人に愛されて出来レースを登っていくよりも目の前のたった一人を救いたいと思ったんでしょう
そもそもロックなんていうのは「同調」なんて概念から最も掛け離れているはずのものですからね
そこから外れてしまった人々の音楽として鳴っているのがとても美しいんだと思います。
ちなみに28歳ってオヤジなんですかね・・・?
だとしたら、
俺もとっくにオヤジだった・・・?
そこがちょっとショックでしたね(笑
そして最後に出て来た女の子が後の妻だったりするんでしょうか
話としてはかなり王道の読み味でしたが、こういう安定感のある読切はこれはこれで悪くなかったです
割と読切の時点で完成されてる節もあるので、連載に出来るのかなあ?って気持ちもありますが個人的には良かったんでアンケートは「支持」で出しました
ちなみに作者の方はドラムやってるらしいです。
しかし、オヤジの夢が叶うから、自分は消えてもいい、なんて思える娘は中々気持ち泣かせるなあ。
◆リクドウ
伏黒が初めて本気で流した涙・・・
本当は「ボクシングをスポーツとして楽しむ」っていうのはある種の逃げで
本当はもっと自分を試したかった、試して真っ向から跳ね返されて悔しかった
ただ、そんな風に真っ直ぐにやるボクシングが今の彼の「新しい楽しみ」に変わったのかもしれないですね
全部単なる想像に過ぎないですけど。師匠からは完全に見切られたみたいな形になってますけど、だからこそ「ここから」にも期待したいです
或いは、ホントは真っ向から勝負すればこうなるっていうのは自分でも分かってて、だからこそ涙したのかもしれません。
リクの充足の表情も良かったし、終わり際として印象に残るものだったなあ、と。
◆BUNGO-ブンゴ-
吉見の表情いいなあ・・・
正直まだ中学生にそんな重たいもの背負わせんなよ、とか感じてましたが
逆に言えば、そのトラウマを乗り越えられたからこそあんな風にピンチでも泰然自若で居られるのかもしれません
東海大相模の門馬監督も色々な挫折が(後々の)全国制覇に繋がった的な発言してましたし、
人を成長させるのは案外そんな悔しくて辛い経験だったりするのかもしれません。
こんなに(精神的な意味合いも含めて)イケメンの吉見なんて初めてで、
ちょっと惚れそうになってしまった(笑
高校に進学した彼を見るのが今から楽しみになって来ましたね。
◆グラビアトリ
人物の顔がみんな同じ過ぎるのでクローンがいっぱいいるのかと思った
しかも、実在のグラドルも全く似てない上に以前よりも作画が雑になってるので出す意味さえあるのか分からない
オマケに、ストーリーがもうグラビアの魅力や技術を伝える事を放棄していて破綻し過ぎで酷いです
まさか、コスプレ体験ショーで気を引くとかいうお粗末過ぎる展開になるとは思わなかった
これで写真集が売れたとして、それで写真集が魅力的だった~という事にはならないでしょう?
はっきりいってグラビアってよりコスプレがしたくて集まってるだけですから。
あとなんかこの間からやたら「青春」を強調してますけど、
これが「青春」だとは全く思えないのが辛い
正直書くとただウザいだけです
オナニーを長々と見せつけられてる気分で不快にもなってくるのがまた更に辛い
そんなに思うのなら読まなければいいじゃん、って自分でも思うんですが
初期は真面目にグラビアの魅力を解説している回もあったからなあ・・・元々嫌だった訳じゃないのでつい読んじゃうね。
あと「!!!」ってやたらエクスクラメーションマークを多様してるのも読みづらくて腹が立つ
こういう感想は書くべきではないんですけど、
この漫画に関しては編集がどうしてもヒットさせたいのか
不等なプッシュが目立つのでそれもあってこういう事書きたくなってしまいます
最早グラビア漫画を棄て完全にコスプレ漫画に成り下がった「グラビアトリ」の明日はどっちだ?
◆プリマックス
なんて歌詞なんだ(笑
でも、不思議と「可愛い」って思っちゃうから悔しいっ
◆神様のハナリ
過程は最悪と言いたくなるレベルでしたが、
こうやってきれいに終わってるのを見るとなんだかんだ「良かったね・・・」と思わなくもない
というか、ゆずの父親めちゃくちゃ良い人だなあ。あれで生還してたらもっと収まりの良い美談になったんでしょうけど。
朝日のシーンは作画に気合いが入ってるだけあって正直かなり魅入られました。今でも親父の魂は六の中で生きてる事をゆずも感じたんでしょうね。多分。
しかしやっぱ、この人の描く女の子可愛いですね。改めてそう思いました。
もうちょっとそっち方面を活かした話も読んでみたい。別に今作でなくとも。
来週は「元ヤン」が新連載開始号以来の巻頭カラーです
それと今週は「キングダム」が10周年で表紙巻頭でしたが、
漫画が終わった後のページでヤンジャンのゆかりの連載作家達による寄稿イラストが記載されてるので
それもまた面白いんじゃないかな、と思います リクドウの松原さんが描いたのとか格好良かったです
来週は「青山くん」もセンターカラーなので楽しみです 最近ラブコメ化しつつあるし(笑