サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2021年のベストアルバムTOP10!

2021-12-31 | 年間ベスト
今年もご閲覧のほどありがとうございました!!








と、いう訳で、
これが正真正銘2021年最後の更新になります
ここ数日間、ずっとCDやスマホで音楽ばっかり聴いててホント大変だった・・・(苦笑
でもどうせやるならば、しっかり自分の中で吟味してから選定したかったので。
ちなみにルールは今年フィジカル(CDかレコード)で出たフルアルバム、それだけです。
良い機会なのでフィジカルの仕様に関しても触れられれば、と思います。では以下。








第10位海底より愛を込めて/cinema staff

4年ぶりに出たアルバム
前作も実はレビュー書いてたんですが・・・
正直傑作ですね
全部やり切った感がする作品というか、例えるなら二郎系ラーメンみたいなロックアルバムでした
自分たちの得意分野である鋭利で焦燥感の強いギターロックだけを中心に詰め込んだ力作
たぶん今回選定した中でも最も収録時間が長いアルバムだと思われる
バラエティよりもストロングポイントだけで勝負してるので、
ある意味ここに来て過去最高にcinema staffらしい作品
00年代後半~10年代前半の残響系Gロックの集大成とか言っても過言では無い。
それでいて「はじまりの場所」みたいなアコギを中心にした新境地で終わるのもまたニクい
それと、何となくV系好きな人も好きそう、とか個人的に感じました。
「雨の日のヒストリア」って曲がおススメです。

フィジカルは、最初買った時「やたら青いな!」って思ったら、元々のジャケットに加えて
青いクリアシート?みたいなのが重なってる事に気付いて凝ってるなあ、と笑


第9位よすが/カネコアヤノ

カネコアヤノの音楽って、
2000年前後のオルタナティブロックの流れを汲んでる気がしていて、
最近の歌手なのに凄い自分の「世代感」にフィットして聴いてて気持ちが良いんですよ
それでいて昭和歌謡とかAORの要素もあったりして面白い事やってんな~とか思う
来年はeastern youthとかOGRE YOU ASSHOLEとかと対バンするみたいで
それも納得というか・・・
正直歩きながら「星占いと朝」聴いてた時に「オウガのファンとか好きそう。」って思ったもん笑
 それと、
直情的ではなく内面からふつふつと想いを煮え滾らせるような楽曲が多いと感じる
「腕の中でしか眠れない猫のように」とか「爛漫」とか、歌詞だけ見ればある意味パンクですね
それと「抱擁」の切実かつ祈りにも似た音像も自分的に大好きなポイントですね。

歌詞カードも昭和感あります、それと盤面がキレイです。。


第8位DIARY KEY/Base Ball Bear

この作品もよく聴いてました(よく聴いてたならちゃんと感想書けよ笑)
ベースボールベアーって正直年齢不詳感があるというか、「いつ老けるの?」って感じがする
全体的に楽曲がみずみずしくヴィヴィッドな音像でどの曲を聴いても気持ち良かったです
方向性としては、
聴き手が想うイメージの中のベボベを思い切りやりました!っていうタイプの曲が多く、
その上で本格的なヒップホップに挑戦した「生活PRISM」などしっかり新しさに向き合ってるのも素敵
個人的にはシングル曲、リードトラックも素晴らしい出来ですが、
それらを上回るくらいアルバムの10曲目という地味ポジに配置された「海へ」って曲が大好きです笑
メロディと歌声を聴く限りこの曲が一番シングルっぽいとか思っちゃったりもしました。
それと関根さんが歌ってるポップな歌謡的ロックナンバー「A HAPPY NEW YEAR」もかなり好き。。

フィジカルは、歌詞カードが便せんみたいになってるのと、
ちゃんと正しく入れないとジャケットが変わってしまう仕様になってるのが
ダイアリーキー感があってそういう工夫もまたこだわりを感じますね。


第7位KOE/佐藤千亜妃

きのこ帝国のボーカルでお馴染み佐藤千亜妃さんのソロアルバム
この作品は良いですよ
正直きのこ帝国のファンが聴いても「良い。」と感じるんじゃないでしょうか
近年のポップス路線と初期のオルタナ路線が良い具合に融和していてどの曲を聴いてても気持ちが良い
しっかり練り込まれた質の良いメロディに繊細かつ趣のある歌詞が合わさって見事な傑作に仕上がってます
その上で抜けの良いポップソング「カタワレ」があったり打ち込みの「Love her...」があったり
意外とバラエティに富んでるのもまた聴いてて飽きさせない技量を感じる作品でした
誠実かつ鮮やかで力強い歌詞が光るアウトロのアンサンブルの暴走具合も凄まじい「Who Am I」、
本作で随一に物悲しく切実なバラッド「声」、泥臭い歌詞が胸熱な「転がるビー玉」等が特に大好きです。

このジャケット、
管理人は逆光の写真が(実は)昔から大好きなんですよ笑
WALRUSの「逆光」って曲も大好きですけど(←関係ない笑、けどきのこ帝国のファンなら好きかも)
裏ジャケットの一面の海の写真もまた眺めてて心が洗われる感じで好みですね。。


第6位√S/山崎あおい

最近、
ラジオで「サボタージュ」って曲が流れてて、
その曲が凄く良かった、良かったというか、かなり自分好みの音だったので、
フィジカルでも聴きたくて購入したら他の楽曲も想像以上に良かった
とにかく全曲良い、
捨て曲一切無し、山崎あおいの素朴で透き通るような声も大好きで兎に角ナチュラルなんですよね
純度の高い王道のポップ・ミュージックをしっかりと高いレベルでこなし切っている傑作
正直今回選定した中では知名度の低い方かもしれませんが、やってる音楽は本物だと思いましたね。
 先述の「サボタージュ」って曲が自分はとにかく大好きで大好きで大好きで、
小気味良いアレンジ、心地良いリズム、純朴な声~という恵まれたサウンドデザインから
歌ってる内容は全部憂鬱な想いをつらつら吐き出してるだけ、そのセンスに惚れ込みました。。

この、
前衛的なジャケットもかなり好きです笑
歌詞カード見ててもまともに映ってる写真とか無いんですよ
でも、それもある意味「音楽だけで勝負したい。」って意志の表れなのかもしれないですね。何となく。





第5位行列のできる方舟/MONO NO AWARE

これも相当ハマった。。
分類としてはオルタナティブロックに該当するのかもしれないですけど、
でも昭和歌謡みたいな「ゾッコン」があったりAORっぽい楽曲もあったり結構形容するの難しいですね
かと思えば、何となく童謡の世界観をオルタナティブロックに落とし込んでる様な感覚もあって、
まるで軟体動物みたいな・・・
そんな掴みどころの無さこそある意味MONO NO AWAREらしさ、なのかもしれません
昨日語った❝個❞を真正面から認めている大名曲「異邦人」を始めダンサブルなロックチューン「幽霊船」、
スケール感の大きなメロディと歌詞のセンスが神懸っている「そこにあったから」
そしてBメロのギターリフがオルタナド直球過ぎて聴いてて痺れてしまった「孤独になってみたい」など、
兎角スゲえな。って思える楽曲が多かった印象です
来年はレコードでも出るみたいなので、それも絶対に手に入れるぞ・・・!

フィジカルは、レビューした時も記述したんですが、これも歌詞カードがバラバラになってる上に、
一曲ごとにオリジナルのフエルトアート?みたいなのが付いててめちゃくちゃ凝ってます。。


第4位Kongtong Recordings/安藤裕子

今年ライブを観る機会があったんですが、
その時に観たパフォーマンスがあまりにも圧倒的で・・・
しかも、
セットリストの8割がまだ未発表であったこの盤に収録されてる新曲だったんですよ
それもまた元々ファンでは無かった身からすると「すげえカッケーな。」って純粋に思ったんです
その時に今作を購入する事を決断したんですが、これがまた相当な力作でした。

全体的にしっかりと洗練されたポップ・ミュージックを中心に据えた作品に仕上がっており、
時に攻撃的かつシニカル&シックなロックナンバーも収録されてて色々な意味合いで隙のないアルバム
その上で、
作品を通して物憂げかつ儚い、そして刹那的な要素も感じられたりその独特な雰囲気もまた絶品でした
なんというか、今更ですが、安藤裕子ってこんなに素晴らしい歌手だったんだな、
こんなに色々な世界観を持ってる歌手だったんだな。。と
その魅力を十二分に堪能出来た傑作でしたね。

アートワークは、オールモノクロなんですが、この作品にはモノクロがよく似合う、と強く思いましたね。


第3位FREAK/ネクライトーキー

今年は(自分の中で)ネクライトーキーが熱かったです
この作品はネクライトーキーのポップな部分、ロックな一面、それから新境地のナンバーまで含めて
その魅力及び個性がぎゅっと濃縮されたような文字通りの名刺代わりの一枚になったと思います
全体的にカラフル、かつ、
色々なタイプの楽曲が入っててまるでおもちゃ箱みたいなアルバムでもありましたね
ボーカルもっさの特徴的過ぎるアニメ声に朝日さんの内省的でネガティブな歌詞が乗っかる~という
相反する要素が奇跡的に相殺せずにちゃんとポップ・ミュージックとして成立しちゃってる
そんなオリジナリティ溢れる音像が兎に角痛快でかなり新しさを感じた一枚でした
 兎角、
純粋に良い曲が多いのも特徴的で、
ダンサブルでもある自虐的ポップ「気になっていく」、ゴリゴリの反骨的ロックナンバー「豪徳寺ラプソディ」、
泥臭いギターロック「Mr.エレキギターマン」に極上のキラーチューン「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」
賑やかなアレンジとは裏腹にちょっぴり切ない歌詞が最高な「八番街ピコピコ通り」など、
かなり粒揃いって印象が強かった作品ですし現時点での代表作になったと思います。

オリジナルキャラが際立ってるジャケットもまた好きですね。
歌詞カードには曲ごとに素朴なイラストが描かれててそれもまた好きでした。


第2位新しい果実/GRAPEVINE

ジャケット通りかなりシックで大人びたロックアルバム
ちなみにジャケットの仕様が今では全く見ない類の仕様になってて(ダブルケース?)、
個人的には懐かしかったですね・・・笑 今では2CDSとなったら大体デジパック仕様ですもんね。

本作、
凄くバランスが良い様に感じました
近年は円熟したロックサウンドに傾倒してた印象があったんですが、
新しい音像を感じるような序盤の曲からバイン印のディープなロックナンバー、かと思えば
中期によく見られた真正面からのポップス・・・など、ちょっと今までの良いトコ取り感あったんですよね
 ・・・この形容が正しいかは分かりませんが、
「スロウ」が好きな人も「放浪フリーク」が好きな人も「1977」が好きな人もハマれる作品って気がしました。
要するに、どの時期のバインが好きな人でもこれは好きなんじゃないか、ってアルバムなんですよ
新しい表現にも向かってるし往年の激シブのロックもあるし若々しいポップスも入ってる
そういう意味合いでは❝最強のGRAPEVINEに出会えるアルバム❞に思えました。
久々にライヴも観たいなぁ。。


第1位SHISHAMO7/SHISHAMO

これは、現時点でのSHISHAMOの最高傑作だと思いました。
というのも、SHISHAMOは新譜を出す度に「今回のが一番良いな。」って思えるバンドなのです
今作は、
昨日も熱弁させて頂いたキレッキレのオルタナティブロックナンバー「人間」、
攻撃的なギターロックナンバー「明日はない」が入ってる時点で傑作確定だったんですが、
アルバムの新曲であまりにもメロディが良すぎる珠玉のポップナンバー「ドライブ」、
これまででも随一にペーソスに溢れている「かわいい」まで入ってるという本当にスゴいアルバム
しかも、
アルバムの3曲目にインディーロックっぽい「警報」、最後の「夢で逢えても」もアレンジがそういう曲で
尚且つ叶わなかった過去ですら、それもまた確かな尊い経験だったと思える様な肯定的な雰囲気も胸に来て。
全体的にたまらん曲が多くてたぶんこれまででも随一に音楽的ポテンシャルが発揮されたんじゃないかと思う
しかも俗に言うアルバム曲の「通り雨」とかも大人の雰囲気も漂うしっとりとしたバラッドで、
この作品も相当隙のないニューアルバムに仕上がってるな~と純粋に感じました
アルバムのリリースツアーにも無事に参加出来たんですけど、
正直、
1回では足りない
出来ればもう1回は行きたかった・・・笑
また、リリースツアーで全曲生で聴けたのも良い思い出ですね。。

フィジカルに関しては、今回選定した中でも一番気合が入ってますよ!
なんと、浅野いにおさんによるオリジナル漫画付き(!!)
CD買ったら、
イメージ漫画まで楽しめるなんて正直今までの人生でも無かったと思いますよ笑
そういう意味では音源として買って貰おうとする意欲に満ちていたフィジカルでもありました。










昨日から、
曲を聴き込んでは文章をPCで打ち込んで、
それが終わったらまたアルバム単位で聴き込んで、
またせこせこPCで打ち込んで・・・って感じの生活だったので、
ある意味全然休みじゃないっスよ!!笑笑(逆ギレ乙
でも、
はっきり言ってここ数年はこんなにガッツリとした総括的な記事は書いてなかったので。
そういう意味では例年以上にやり切った感はありますし、これもまた一つのケースとして見て貰えれば幸いです。
来年はどんな新曲に出会えるのか、そしてどんな漫画やアニメに出会えるのか・・・が楽しみです♬


それでは皆様、
本年もありがとうございました!!!!!!!!
この後はゆっくり紅白でも観ます笑



2021年よく聴いた曲ベスト20!

2021-12-30 | 年間ベスト






やっぱり、
2021年を(自分の中で)ちゃんと終わらせたい、って事で
こういう記事を書く事に決めました。
選定基準は、
今年音源(CDとかレコード)かデジタルでリリースされた楽曲であること、
そして1グループに付き1曲であることの二つです
 最初は、
去年から進化させて30曲の予定だったんですが、
そうすると厳選した感じが薄れる気がしたので敢えて20曲にしました
上の5曲は比較的考えずに決まったんですけどその後の15曲はギリギリまで聴き込んで選定しました
ぶっちゃけ、かな~~~~~~り個人的な趣向が全開のランキングになってしまったので、
はっきり言ってそれなりに世間ズレみたいなものはあるかも分かりません
(なんせ今年の紅白で歌われるような曲が1曲も無い笑)
でもまあ、
こういう人もいるんだよ。的な温かい目で見てもらえたら嬉しいです。いや、ホントに。
では以下ジャケ付きでどうぞ(音源で出てるヤツはCDのジャケット、デジタルのはspotifyのスクショです)。
あ、クリックすれば大きい画像も見れるので、良かったら。











第20位未定/chilldspot

凄くクールで格好良い曲
若いバンドらしいんですが雰囲気が既に大人びてて良い意味で成熟してる
その中でもこの曲はシックなアレンジと流麗なメロディが光るキラーチューン
歌詞の内容がまた無意味に自分を否定するな~っていう確かなメッセージ性があって素敵だと思う。
この、CDが剥き出しになってる(?)ジャケットもちょっと珍しくてイイですよねえ。


第19位バレる!/Creepy Nuts

ガチガチのヒップホップでは唯一ランクイン
否、クリーピーナッツがガチガチ扱いされてるのかは正直よく分からないですけど、
痛快なくらいに自信過剰な歌詞が逆に気持ちを鼓舞してくれて今年聴いてて楽しかった曲の一つですね
また、2番目の歌詞が一転してものっそい自虐的な歌詞に変わるのも人間臭くてステキだなぁ、とも。


第18位海へ/Base Ball Bear

この曲は俗に言う「アルバム曲」であって、
シングルでも無ければリード曲でも無いんですが、
自分的にはこれが新譜の中では一番好きだな、って感じました
希望的観測というか、
きっとこうなるだろう、そうなっていくだろう・・・みたいな、
理想を描きながら日々生きる事自体がある種の幸福なのかもしれないって思うんですよね
それが本当にそうなるかはまた別の話としてね。そんな素敵な「予感」の一曲です。


第17位Who Am I /佐藤千亜妃

きのこ帝国のボーカルのソロアルバムから。
この曲を選んだのは歌詞の内容がとても現代に即してる気がして、
率直に書くと今の匿名で袋叩きしまくる社会に対するカウンターになってるんですよね
その勇ましく鮮やかな音像が素晴らしいし、テーマ的にも是非紹介したいな、と思い。
また、アウトロのドラミングが相当アグレッシヴでそこもインパクト大です笑
ちなみに「声」って曲も名曲なのでそっちと若干迷いました。。


第16位Samidare/崎山蒼志

今年の1月、
ラジオ聴いてたらふとこの曲が流れて来て度肝抜かれました
アコギなのに騒々しいと感じるくらいの張り詰めたアンサンブルに独特の不安定なボイス・・・
正直「ん?何が起こった?!」ってかなり衝撃的でしたね、、、笑
物凄い感傷的な歌詞でもあってどんどん哀しみに沈んでいく内容に思い切り浸ったりしてました
さっきCDで聴いてたら今年の1月の曲なのにもう既に懐かしさを感じてビビりましたね
が、
逆に言えば懐かしさなんてものは今年の事ですら感じれちゃうくらいイージーな感情なんだな、とも。
だから今を重ねていけば自然と思い出なんかはどの曲にも付随するんだな~って事ですね。


第15位ANSWER/フレデリック×須田景凪

フレデリックは元々好きだったんですが、
須田景凪に関しては申し訳ないですが無知でした
声質に関しても癖の強いフレデリックとキレイ系の須田さんとではアンバランスな印象で、
でもこの曲の歌詞や方向性自体が戸惑いの中でもがいてる~という内容なので
不思議と「逆にマッチしてるんじゃね?」とか思える化学反応感が素敵でした
切羽詰まった焦燥感の表現が見事でこの曲もハマった一曲ですね。
動揺の瞬間をそのまま切り取ってる感じがするのが好み。


第14位かっぽじれーしょん/SAKANAMON

ネクライトーキーのもっさがフィーチャリングボーカルとして参加している曲で、
ネクライでは恋愛系の歌がほぼほぼ無いと思うので、
そういう意味では、
もっさが普通に恋愛系のフレーズを歌ってるのが新鮮でしたし正直可愛いな。。って感じました笑
その上で多少コミカルに演出しつつ、伝えたい想いがちゃんと伝わらないジレンマを歌っていて、
そんなちょっぴり切ない感覚もまた聴いてて胸に来る隠れた名曲の一つです。


第13位ふざけてないぜ/ネクライトーキー

で、
そのネクライトーキーからも一曲。
ネクライトーキーは今年フルアルバムも出してるので、
このシングルの楽曲含めて15曲くらいあって結構選出は悩みました
最終的には「だったら最新の曲が良い。」という判断でこの曲にしたんです
この曲は、
お祭り系の曲によく使われる‟あ~いやいや~”って言葉を
あ~嫌嫌っていう風に漢字を充ててる時点でかなり面白くて痛快だな、と笑
直球ではなく要所要所で捻りが聴いてる独特のアレンジとままならなさを歌う歌詞含めて痺れる一曲。


第12位I Love You/くるり

この曲は、
のっけから「やれそうでむりそうな仕事ばっかり やれそうでむりそうなやつらばっかり」
この世の真理をいきなり豪速球で突いて来てて初聴きの時のインパクトが物凄かったですね笑
新譜の中では「ぷしゅ」と迷った、
多分「ぷしゅ」の方がまとまったポップソングだとは思うんですけど、
敢えて前衛的なこっちを選定してしまいました(こういうのがまた自分らしい)。
この歌詞の内容でタイトルが「I Love You」っていうのも面白い。


第11位天使と悪魔/リーガルリリー

唯一のカバー曲。
この曲はSEKAI NO OWARIのカバーなんですが、
原曲とあまりにもアレンジが違い過ぎて最初新曲だと勘違いしたんですよ
原曲はもっとポップなアレンジだったと思うんですが、
歌詞だけそのままでアレンジはオルタナティブロックにしちゃってるっていう大胆過ぎる変更に唸りました
元々原曲聴いた事あったのに全く気付かなかった、、、というのは人生で初めての経験だったかも
より轟音に仕上がったテイストが自分好みでぶっちゃけ原曲超えてる感があります。。
そして、2021年という混沌の時代にも歌われるべき曲だった様にも思う。





第10位Greatest Gift/大原櫻子

今年のJ-POP的な楽曲の中では一番聴いたんじゃないかと思う
この曲が面白いのは所謂別離を歌った曲って向こうから振られたパターンが多いと思うんですけど、
この曲は自分からさよならを告げた上に最後に想いというギフトを与えたい~っていう
聴いてて哀しみだけに留まらない爽やかで暖かい感情も発生するんです
そのグッと来る感覚が大好きな今年を代表するバラッド
また、
このタイトルと(略すとGGって呼べる笑)敢えて逆さまになってるファニーなジャケットも好きですね
そして英語の発音が流暢で格好良く感じたので結構マネしたくなる良さもあったりする曲です。
オールディーズみたいなギターリフが印象的な「ポッピンラブ!」もよく聴いてました。


第9位Gifted/GRAPEVINE

またまたギフト頂きました。。
どんだけギフト大好きなんだよ、って感じですが笑
元々ギフトっていう言葉と響きも好きで実際ミスチルの「GIFT」もノーベンバーズの「GIFT」も好き、
LITEの「humangift」などそもそもギフトってタイトルの曲には当たりが多い事に気が付きました。
 ただ、
この曲はかなり重苦しい雰囲気の上に歌の内容もダークなロッカバラードに仕上がっていて、
その終末的な作中観と自棄的な歌詞が素晴らしくそういう気分の時に最大限に作用してくれる曲だと思う
GRAPEVINEは未だにこんな凄い曲を最新の曲として出せてるのがまた偉大だし尊いですよね。
こういう色々なしがらみや軋轢にうんざりした時に聴きたい曲も自分には必要でした。


第8位MOVE ON!/ひかりのなかに

この曲を含んだデジタルミニアルバム出してツアーした直後に無期限の活動休止を発表、
しかも、
この曲の歌詞で「焦りとも違う化物に飲み込まれちゃいそうで壊れそうで逃げたい」となってるので
今こうやって振り返るとかなり極限の精神状態の中で書かれた楽曲だったのかもな・・・と切なくなります
満たされない想いと息苦しい心情を歌った王道のギターロックに仕上がっていて、
個人的には00年代のギターロックの意志を受け継いでる令和のバンド~という感覚もあったので
今全く活動してない~って事実が寂しくも感じますね。ただ、この曲が名曲だと思うのも確かな気持ちで。
同作品の中だと「日曜日」という曲も大大大好きでよく聴いてた覚えがあります。


第7位サボタージュ/山崎あおい

この曲はこの中で一番最新の曲かもしれないですね
多分ここ1ヶ月以内くらいにフィジカルで出た曲だと思います
純朴な感じのボーカルに、
良い具合のリズム感があるメロディ、
オーガニックポップなアレンジ・・・とどこを切り取っても自分の好きな要素ばかりの楽曲。
 そして、
その上で虚しくて憂鬱な日々を歌う~っていう爽快なアレンジとは相反する歌詞がまた捻くれてて面白い
内容的にはあまりオブラートに包んでない生々しい不満がひたすら綴られてるのでそこもまた好み
その純度の高さと明け透けなフレーズとの化学反応が聴いてて楽しい大好きな一曲です。
これも全然紹介出来てなかったなぁ。。。


第6位All the little things/安藤裕子

曲調としては昔ながらのシティ・ポップスで
オールディーズのファンにも受け入れられそうな普遍的な感覚もある名曲。
この曲の何が好きかと言うと、
その圧倒的なポジティブ感ですね。
・・・さっきまでダークな曲を頑張って推してたのにいきなり違う事書いてますけど笑
でも自分は「良ければ、何でも良い。」というタイプだしこういう晴れ晴れした曲を聴きたい気持ちもある。
それにここまで突き抜けてると逆に切実な感じもして、そこもまた個人的に好みだったりもしますね。
 この曲は晴れた休日の昼下がりに散歩しながら聴くのが実に最高で、
希望に満ちたフレーズたちも確かに自分を鼓舞してくれる、
自分の中では今年を代表する名曲だと思ってます。


第5位ダイバー/ポルカドットスティングレイ

ポルカは今年まであんまり知らなかったんですけど、
ふとラジオから流れて来たこの曲があまりにも素敵過ぎて耳を奪われました
艶やかなボーカル、魔法のようなメロディ、カッティングが効いた格好良いアレンジ・・・
何よりもものすごくポップに感じられてこのポップセンスは正直スゲえな、と
同じepに入ってる「トーキョーモーヴ」って曲も超ヤンデレ・ポップミュージックに仕上がっていて(笑
そっちもかなり聴き込んだんですが紙一重の差でこちらの曲を選びました
「頑張れ」という言葉を一切使わずに聴き手にそういう気持ちを抱かせる❝粋さ❞もまた素晴らしい。


第4位Individual/眉村ちあき

この曲はまだフィジカルでは出ておらずデジタルオンリーですね
ただ、ライブでは既に定番曲かつ起爆剤としてセットリストに組まれてる曲です。
この曲は、
完全にマイノリティの気持ちに寄り添ってくれてるんですよ
歌詞の一つ一つが沁みるというか「よく分かる」というか・・・・・
例えば、「あいつもラクト~」の部分だったり「水鉄砲~」の部分だったり、
ちょっとした事で勝手に傷付いたり落ち込んでしまう人にはうってつけのナンバーだと言えます
その上で「そのまま吹っ飛んでけ」ですからね、個人的にこの曲にどれだけの勇気をもらったか。。
 また、
正直この曲聴いてると個人的に「眉村ちあきって天才なのでは・・・!?」とか思っちゃうんですよ
だって疾走感のあるギターロックから始まってヒップホップに行ってクラシックにも行って
最後にパンクミュージックになる曲~って凡人だったら絶対に出来ないですよ(笑
なんだろう、この1曲だけで眉村ちあきの名刺になるような、
そういうレベルの個性大爆発!な名曲でした

それと、タイトルの意味を調べた時、直訳で「個人」になるのが分かった時は、流石に感動しました。


第3位異邦人/MONO NO AWARE

この曲は、
好きを越えてある種の心の処方箋になってましたね
歌詞は一見すると難解に見えますが、自分たちは元々個として生まれた
そこから経験を経て群になるけど、だけど、そもそもとして個であったというのは変わらない、と。
だからそんな自分もまた一つの個のケースでしかないし、そこに関して劣等を持つ必要はない。
・・・っていう、
相当独自の解釈かもしれませんけど笑
正直、聴いてて気持ちが楽になれた曲ではありました
 また、
単純に解放感のあるアレンジと
爽やかなコーラスワークも大好きで歌詞云々抜きにしても楽曲としても素晴らしい曲だと感じますね
この曲が入ったアルバム「行列のできる方舟」も名盤で来年アナログ盤が出るのが楽しみです。


第2位人間/SHISHAMO

今年出たアルバム「SHISHAMO7」の2曲目に入っている曲
多分、
今年出たCDの曲の中では最もネガティブかつダークな楽曲に仕上がってると思います
いや、まあ、今年出た新曲を全部聴いた訳じゃないんで、もしかしたらもっと暗い曲あるかもだけど笑
ただ、この曲は演出された暗さっていうより人間の根源的な欲求不満や本音を歌にしてるんですよね
そこが素晴らしいというか、
ここまでオブラートに包んでないのも珍しいというか・・・。
はっきり言って売れるタイプの曲じゃないし、
もっと言えばこの曲に関して言えば売れる事をある程度放棄してる様にも思える
 でも、
この曲ほど自分の(わがままで幼稚な部分含め)心を歌にしてくれた楽曲も無かった。
そういう意味では好きを越えて「救われた。」って表現しても良い曲ですね
自分の中、では。


第1位mother/藤原さくら

これは、
驚くぐらいに神秘的な曲で・・・かなり神々しい曲ですね
透き通るような歌声、オーガニックなアレンジ、沁み渡るようなフレーズの数々。。
どこを切ってもナチュラルさ「しか」無くて、ラジオから初めて聴いた時にすぐ好きになりました
また、
歌詞の内容が具体的でなく比喩表現を多用した曖昧かつアーティスティックな言い回しになってるのが
余計に素晴らしい、聴き手を応援するような言葉を全然使ってないのに、自然と胸が熱くなって
精神的に昂ったり満たされたりするっていう・・・こう書いてるとホント完璧な曲ですね。
 唯一の難点としては、
デジタルシングルだったので未だCD化されてない楽曲だと言う事!笑
これほどの圧倒的なバラッドを配信だけで済ませてるのは下世話ですが勿体無い気がしました
2022年には是非フィジカルでも出して欲しいですけど、この想いは叶うのかどうか?
せめて来年の今頃までには音源でもリリースされてる事を祈ってます
個人的には好きな要素しか無い何度も聴いて胸打たれた名曲です。

この曲が聴けただけでも、生きてて良かったですね。










そういう訳で、
今年のフェイバリットソングスでした。
ここ数年、(ガッツリした量では)こういうのやれてなかったので、
今年はインプットを意図的に増やせて非常に良かったし心が豊かになったと思います。
 反省点としては、
これだけ密かにフィジカルでも色々聴いてたのに、
インプットしてただけでそれを感想という形では中々アウトプット出来てなかった事ですね
そこさえ改善出来れば10年前の自分にも負けないクオリティの総括が出来るはずです。
去年がホップ、今年がステップだったので、来年は是非ジャンプかましたい。
最後に、音楽の情報収集の場としてNHK-FMには多大にお世話になりました
ラジオという未だに途切れない根強い文化にも感謝します。


2021年12月のブログ運営報告。

2021-12-29 | ブログ運営報告








あの、12月はですね・・・以前にも書いたように、
gooブログのランキングでデイリー5位、週刊でもトップ10に入ってたんです、アクセス数が。



勿論、
それをしっかりキープしてる、っていう事も無いんですけど、
ただね、
もうずっと前から・・・
「10年くらい前の自分コンプレックス」があったんですよ
結局、
その時と比べれば単純な更新量もインプットの量も何もかもが落ちてる訳で・・・
正直、
このまま劣化していくだけなのだろうか?っていう自分に対するジレンマもあって。

しかし、
今月の結果を見ていると、
純粋に記録だけなら当時を越えてしまった訳で、
その辺に対する、、、
気持ちの楽さというか、
ぶっちゃけちょっとだけコンプレックスが解消された感があったんですよ(笑
なので、ここ数年張り詰めてたものがやや解けた感覚はありましたね
やっぱり、
「劣化してるなぁ~」とか感じながら続けていくよりも、
「進化してるな!」ってちょっとでも感じれた方が良いじゃないですか。
そういう意味では(更新の上では)最も気持ちに余裕があった月でしたかね
また、そういう月が今年最後に来る~というのもなんかイイですよね・・・笑


今年もあっという間だったという感覚もあるけれど、
例えばオリンピックとか遥か昔の出来事に感じるような気持ちもありますね。
今月を振り返るとやっぱ精神的にキてた時に更新がストップしたりしちゃった影響で、
その遅れを取り戻すのに精一杯、、、という感じでしか無かったですね
若干スタミナ切れも起こしましたし、
やっぱ一度でも途絶えるとどんどん妥協していくもんですよ
「まあ今月結構休んでるし、一日二日増えたところで・・・」という具合にね。
自分を甘やかしちゃうから、
本当はもっと強い意志が必要だったのです
それを来年は是非体現したいな~という想いはあります
なんか今月はホントに周回遅れの記事ばっかり書いてた記憶が多いので、
1月からはちゃんと管理して・・・管理人なのにまともに管理も出来てないのもおかしいんですが(汗
うん、
折角閲覧者の方も増えた事ですし、
もっと自分を切り売りしてゆきたいというか・・・
より生っぽい感じでお届けしたいですね

今月は、
アニメの記事がゼロでした
一応複合ブログとして音楽漫画ゲームは若干偏ってるものの挙げてたんですが、
なんかそういうトコも詰めが甘いですよね
結局、
「いつでも書ける。」という意識が駄目なんでしょう
そこも反省点でした。

でも、
アナログレコードの記事は結構気に入ってますね笑
来年もアナログ盤の記事書きたいなぁ
自己満足ですけどね😂






12月のラーメン:3杯/合計64杯(目標100杯)


池袋にて濃厚カニつけ麺。
店名忘れたけど、
看板に濃厚つけ麺って書いてた(適当だな笑)。
味はかなり美味かった
思ってた以上にカニの風味が効いてて物珍しくもしっかりとした王道っぽさもあって見事でした。




本千葉駅のオタ異世。
スープのドロドロ感が半端じゃなかった
でもその分ついつい箸が止められない中毒性がありましたね
味玉がまた途中で食べると完全にオアシスでその辺もまた面白い一杯でした。。



物井の麺屋湊
前のラーメンとは対象的なあっさり系
だけど、味がかなり沁み込んでるのでかなり美味しく食べれた
チャーシューがまた味が付けてあるタイプだったのでバランス感良かったですね
ガッツリ派の自分でも満足出来たのは流石の一言です。



という訳で、
年間通して64杯でした。。
夏から減量生活やってたんでもう仕方無いですね
来年こそもうちょっと食べれるように頑張ります(笑
大体体重のコントロールの仕方憶えてきたので♬



年末のぬこ。

2021-12-28 | 






正月休みに入って、
若干ダラけ気味の毎日でした。。
やはり自分の気持ちをしっかり引き締めないと、
どんどんゆるゆるでしょうもない感じになってくな~と痛感しました
メリハリを保つ事って案外難しくて・・・継続の素晴らしさも逆に思いましたね
来年は、密かに毎日更新を数年ぶりに達成したいと考えてるので、
いつもの如く口だけに成らない様に頑張らないと!!

ああ、
それと、
食べ過ぎて増量しないように気を付けないと笑
この時期は、やっぱり美味しい物いっぱい食べますから!😋
考え方としてはガッツリ食う時は食って抜くときは抜けばいいのですよ。





モモちゃん♀でございます。




これ、昨日のテレビゲーム総選挙を見てる時に、膝の上に乗って来たんですよね。




まだまだ甘えん坊♬😻




鳴き声も実にキュートなんです。。




スゴイドヤ顔に見える笑🥴👍✨




管理人の膝の上で悠々自適🎶😸
そこそこ数居るんでたまにトイレ掃除がめんどくさい時もあるけど、
労力を使うだけの価値と可愛さは正直ありますね。。
俺って今現在恋人居ないから、
こうやって求めてもらうとやっぱ嬉しいんですよね・・・笑
また、来年も愛猫の写真載せると思うんでよろしくお願い致します!🙇‍♂️







クリスマスと猫。

2021-12-25 | 





今年も、もうすぐ終わりですね・・・
今日は年賀状書き終ってポストに投函しました
クリスマスのごちそうは昨日のイヴの日に既に家族で食しました
ちょっと幸福な空気の中で一年が終わってゆきますけど、
正直今年も色々あったなあ。。

体感的には確かに早いけど、
振り返れば結構色々な事があったように思う
そりゃ一日一日真面目に生きてりゃ思い出も増えるわな
ま、
365日全部が真面目って事もないですけど笑
そんな訳で、クリスマスらしくラブラブな猫の兄弟の写真をお届けしたいと思います。
これが今の自分に用意出来る最もクリスマスらしい(?)更新だから。






昨日も仲良く、ムク♂(上)とチョップ(下)♬😊✨




舐められてます!😼




思いっ切りベロりんちょ!!😘👅💦




いっぱい優しくしてあげる🎶😽
(若干目がイッてる様にも見える笑)。




チョップ。舐められてた猫。




ムク。舐めてた猫。
(パッと見そっくりだから閲覧者の方区別付かなそう笑🥴
 飼い主としては余裕です♬)




今年も最高に仲が良かった(良くなった)二匹、
クリスマスの日にラブラブっぷりを見せつけてくれましたよ(兄弟だけど・・・)
来年も元気に過ごして皆様を少しでもほっこりさせて下さい
よろしくね、ムク、チョップ🙇‍♂️






今年の大みそか近辺に、
改めて閲覧者の皆様に感謝する記事ブチ上げたいと思ってます
是非見て下さったら嬉しいです。
では、また明日👋😃✨



あの頃の様に。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十二話「許せんかった」

2021-12-24 | 山田シロ彦









冒頭の、
勝之、亮、龍樹、わゆちゃんのやりとりは微笑ましくて非常に良かったです。。
本当は、
本来なら、
「ああいうの」がみんなの理想だったんじゃないだろうか・・・とか感じつつ、
すべては古崎さんの手の平の上で踊らされてたっぽいですね。

だとしても、
それがあったから、
またこうして笑えるようになった、とも言えますけどね
そこに関しては良いし悪いしという印象ですが。







ハルは何故、
最期のメッセージを古崎さんに託したのか?
それは、きっと近しい人には精神的に言えなかったんだと思う
ただ一人でも誰かに分かって欲しくて、
その相手には古崎さんぐらいの距離感の人が良かったのかも、ですね・・・。
それと、昨日書いた感想で古崎さんの想いは(ホントは)伝わってたのかも分からないですね
古崎さんもそのハルの想いを胸にこれまでずっと生きて来たのかもしれないですが。

古崎さんの復讐の件に関しては、
分かる部分もあるし、やりすぎだと思う部分もある
古崎さんのやったことが「全部」正しい~だなんて書くつもりは無い
ただ、
間接的にでも恨みを晴らしたかったんだとは思うし、
彼彼女らがのうのうと生きてたのもまた事実だから・・・。
難しいですけどね
酒のせいでフラついたのもあったかもしれない
辛辣な態度がハルを追い詰めたのもあったのかもしれない
でも、
正直「罪」ではない
なので古崎さんのやった事は逆恨みでもあったんですけど。
とはいえ、龍樹らが「全部」正しいとか書く気にもなれないし、、、ホント難しいですよね。
ただ、そのこじれた感覚こそこの漫画の一番の魅力だとは、やっぱり思いますね。。笑
そういうトコが強みでヤンジャンで1年間生き残れたのも事実でしょう。
あ、そうそう、今更ですが、連載1周年おめでとうございます・・・!!🎊👏😊✨







次回、
遂に「ハルの本当の想い」が語られるみたいです
それに注目・・・と同時に、勝之への本音も明かされそうでそちらもまた楽しみです・・・!
音無さんでは、出来なかったこと。それは、勝之の誠実さに他ならない
一方的ではなく、フラットな目線に立って、相手を理解する。
だからこそ、相手も本当に心を開いて話してくれる。
それは本作の主人公たる所以であり、
これまで勝之を支持して来た当ブログとしても誇らしく思いました、ね。


親の愛情。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十一話「伝えたかった」

2021-12-23 | 山田シロ彦








昨日書いた感想で2つの予想をしましたが、
どうやら最後に書いた方のハルのコンプレックスの方が正解だったみたいです。。
良かった、
念のため2つ書いておいて・・・笑
でも、
ハルの気持ちも分かる
父親は噂通りなら「そういう人」で、
母親からもああいった扱いじゃ確かに愛情には飢えるわな
外見だけならば、ハルはインスタも大人気のクラスのヒロインだったのかもしれない
ただ、
その実ハルの胸の内は常に何かしらの虚無感が渦巻いてたのかも、ですね。







しかし、
古崎さんの健気な事よ。。
古崎さんは古崎さんでプロになる~とか、
大多数に認められる~とかではなく、
たった一人でも良いから、
誰かに認められたかった
それも、ハルっていう明確な想い人が居ましたからね
ただ、ハルの母親の言葉を無言で聴いてた事でハルに猜疑心を持たれたのも間違いない
あの時、本当はハルは否定して欲しかったのかもしれないですけど・・・
古崎さんが最後にハルに読ませた漫画は、
ある意味、
古崎さんのラブレターだったのかもしれない
でも、逆にそれがハルにとっては余計に中身が無い(と、自分で思ってる)ハル自身への追い打ちになったのかも
それでも、古崎さんの気持ちも、救われたという経験も、未練もすべて「本当のこと」だったので。
うん、その想いの美しさは客観的に見てて素晴らしいものだったかなあ、と。







にしても、
ハルが古崎さんを呼んだのは、
一体何の目的だったんでしょうね
突き放した事への贖罪か、
はたまた、
今までの全部をきれいに清算して元々終わるつもりだったのかもしれないですね・・・。
その辺も含めて、また逐一注目してゆきたいですね。あと1話で追いつくぞ!!



古崎さんはアリ。/青年少女よ、春を貪れ。 第四十話「誰も、しらない」

2021-12-22 | 山田シロ彦









この回は今月の始めに出たヤンジャンに掲載された話数、だったかな
ちなみに感想を書く時は1話1話しっかり読んでから次に進むので未だ最新話は読んでません
その上で、この回の率直な感想を書くならば・・・「古崎さんはアリ。」っていうのがまず浮かびました🥰
アリっていうか、
端的に書けばオタクが好きそうなキャラでもあるから(笑
挙動不審、陰キャ、自信無さげ、地味カワ、漫画好き、承認欲求は強い~っていう
ある種自己投影もし易いキャラクターに仕上がってて読んでて面白かった
これ、
相手がハルじゃなく男の子だったら、
(ある意味)いちご100%だな。とか思っちゃいました
そういえば今日、(寝てる時に)河下水希の夢見たんでその点でもタイムリーでしたね(知らねぇよ笑)。
 そんで、
一つの物語の始まりとしては、
THE王道という印象でストレートに読んでて楽しくもあった
普通の漫画であればこれが起点になってハッピーエンドに進むんでしょうけど、
この漫画は結構こじれてるんで・・・勿論そこが本作の魅力なんですが、
仮に普通の漫画だったら古崎さんももっと報われてたのかも?とも感じちゃいましたね
ハルの母親もやや不穏な伏線ありきで(姿としては)初登場してましたが、、、
先が気になりますね
まさかのアマチュアからの盗作?とかあるんでしょうか
ヤンジャンは買い溜めてるんでこれ書き終わったら読み進めるのが楽しみです。。




う~ん、自分好みだ(笑



しかし、
古崎さん、
絶妙に可愛いな。。
わゆちゃんや音無さんとはまた別の魅力がありますよね
俗に言う共感型というか・・・支えてあげたくなる感じがイイですね
まあ、支えてあげたくなる~と言っても自分は正直高給取りとかではないんですが(苦笑)←←←
でも、
ハルとの絶妙な友情、
承認欲求が満たされる事によって生まれた絆の表現は、
読んでて非常に気持ちの良いものでした
自信がないからこそ、
褒められて心が震える~という
古崎さんの健気な心情が伝わって来て素晴らしかったです・・・!

ただ、
オチが思い切り不穏っちゅうか切なさ満点だったので笑
恐らく次回以降こじらせエピソードが待ち受けてるんでしょうなあ
そうだとしても、
連載1周年にして古崎さんのキャラがガッツリ描かれたのはファンとしては収穫でした
個人的にこういう娘大好きなんでまたひとり気になるキャラが増えた、という感じです♬










もう一つ、
仮に(古崎さんの40冊のノートから)盗作で無かったら、
母親に愛されてないコンプレックスが誘発した可能性もあるかも?
ハルの・・・・・。
いずれにせよ、この先の話数もロック・オンは確定ですね。


有観客ライブ。

2021-12-21 | ブログ雑記






今日で2021年の有観客ライブの参加が全て終わりました。
取り敢えずツイッターで簡単な感想は投下しましたが、
また後でライブレポートガッツリ書く予定であります。
ここ4日間で3回参加というとんでもないスケジュールでした笑🥴


音楽が大好きなので、
生ライブの解禁は本当にありがたかった。
去年は2本しか行けませんでしたから・・・・・
そして、
以前よりも物販を積極的に買う事を心がけてました
やっぱりここ数年でミュージシャンってかなり苦しかったと思うので、、、
自分の好きな音楽を(経済的に)繋ぎたい想いも大きかったです
なんせ自分は音楽に生かされてきた人間なんで・・・
勿論、行くからには対策は毎回バッチリでしたよ😃👍
普段から体調崩さない様に気を付けてもいました。
そう考えると、
むしろあったからこそ健康に過ごせてたのかもしれないです笑
なんせ熱出したら会場入れないので、
本当その辺はかなり気を付けるようになってました。
会場もどこもしっかり対策練られてて感謝です。
やっぱり自分にとってライブは必要なものですね。



また、2022年もライブライフが送れますように。
今日は生まれ故郷の横浜で観れてそれもまた嬉しかったなぁ。
新高島駅近辺のイルミネーションもキレイでした。。





自分のせい。/青年少女よ、春を貪れ。第三十九話「ごめん、ハル」

2021-12-20 | 山田シロ彦









・・・でも、結局、
何が「幸せ」なんて誰にも分からんよね
何かで成功して名声を経てお金もあって全部を手にしてるんじゃない?っていう人でも
ニュースとか観てると自死を選ぶ事も「普通に」ある訳じゃないですか。
俺は、
自分自身が名声も富も持って無いので、
ごくごく自然に羨望の想いを誰かに持ったりもするけれど、
ただ、
そういう人たちはそういう人達ならではの「苦悩」もあるんじゃないか、とかハルの姿を見て思いますよね
だって、逆に言えば、普通であるからこそ常にプレッシャーと隣り合わせ~という事も無いですしね
はっきり言っちゃえば名声も富も無い方が(ある意味)気楽に生きられるじゃないですか笑
なので、個人個人が今幸福かどうかなんてただ外から観て推し図れるものじゃない
それは、
わゆちゃんの涙とセリフが物語ってますよね
コンプレックスがあったのは事実だけど、それでもわゆちゃんは今は生きてて、
ハルは自死しちゃってる訳で・・・なんか客観的な情報とか評価だけで人は推し図れない物だな、と
それこそ人の内面なんて他者には絶対に永遠に覗けないものですし、
その人の苦しみはその人だけのものでしか無いので。







みんながみんな、
「自分の所為」でハルは死んだと思ってる
勝之は風邪で休んだこと、
わゆちゃんは話を聞いてやれなかったこと、
亮は父親を誘ってしまったこと・・・それらは、それぞれ事実だと思うし、
実際そうじゃない道を選んでたら未来は変わってたのかも知れない
が、
それぞれに思惑も事情もあっただろうしね
人は誰もが常に成熟した行動を取れるほど完璧な生き物では無いので、
仕方がないことではある

もうハルは亡くなってて
死人は口を聞けない
今、
彼女の為に何かをしたって
全部自己満足でしか無いとは思う
それでも、
勝之は優しいから—――――
きっとハルの為に「何か」をするでしょう
そして、それにはわゆちゃんや亮、そして龍樹も・・・参加してくれると思う
音無さんは未だ自分の非を認めてないし、古崎さんは何考えてるのかまだ分からないけど、
彼女らもきっと根は良い人だと思うんで、、、多分、最後はみんなで何かをするんじゃないかな
その前にラスボスだと思われるハルの親父に会いに行くとは思うけど(汗
・・・うん、
それもある意味楽しみですし、
物語としては順当にクライマックスに向かってる気もします
この漫画の感想は(前作を途中で感想止めてしまったのもあり)最後まで書くと思います
自分自身、こういう人間関係のいざこざを描いた物語が大好きというのもあり笑
正直、週刊の感想ではこれだけは絶対に完走するつもりでいます
かなり遅れをとってますが、
必ず追い付くのでもし良かったらこの後もご閲覧の程よろしくお願いします!!









プライドの塊のような音無さん、
彼女がこの後「素直」に謝れるかどうか・・・も気になります
この内容自体が既に1か月前のものなので、どんどん読み進めて追い付いてやるぞ~!