サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

(ベタだけど)当たり前の事が実は幸せ、という話

2015-06-29 | ブログ関連




週末は全く更新がなかったんですが、
これはいつもの精神的な悩み/迷いから来るものではなく
ちょっと病気にかかってしまってその所為で全く更新が出来ない、というものでした
そして、その病気は未だ完治してないので今週もまたしばらくは更新に関してはお休みを頂く事になりそうです
具体的に何故更新が出来ないのか、と言うとしばしば痛みが襲って来るので長文を書き綴るだけの集中力が保てないからですね。

その分、今までの自分を見つめ直して、これからどうしようかな、だとか
7月はもっと頑張って更新したいな、だとか
今考えていますが、
正直一週間前は「当たり前」だった事を今強く願っているのは滑稽だなあ、というか
詳しく書くとこういう風になる前からちゃんと感じてないとダメだなあ、というか・・・
それは更新云々じゃなくても、日常の些細な事に関しても、ですけど。

そういえば、今期の積みアニメは大分消化出来ましたよ
新番組チェックみたいな記事ならなんとか書けそうなのでそれは書こうかな?
まだまだまだまだまだまだまだまだ精進の必要性たっぷりのブログですが、
そんな訳で復活までの間は是非バックナンバーかツイッターなどを見てて下さるとこれ幸いでございます。




・・・実はライブの予定もあったんですけど、
「この状態で外に出たら確実にダメ」「この状態でまともに観る事は無理」って感じだったので諦めました
なんというか、健康を渇望する方々の気持ちが分かるなあ、とこういう時は思いますね。
健康って元からそこにあるものでなく、実は自分で勝ち取るものだったんですね。
今はとにかく当たり前の事がしたい。治ってもその気持ちを忘れない為にこの雑記を書きました。



ボクガール69話 感想(ヤングジャンプ 2015年30号)

2015-06-25 | ヤングジャンプ感想







最近、ずっと積みアニメを消化してて、なんとか夏アニメが始まる前には・・・!と躍起になっています
その影響と、あと体力と時間の問題で今週は久々にボクガ一本の感想になってしまいました
兎角、数週間ぶりの「藤原さん成分」を補給出来て幸せでしたね・・・!笑








ボクガール #69 ボクの文化祭

今週はセンターカラーですよ♪
非常に中性的なルックスの瑞樹の姿が可愛い!梅雨だけにカッパを着用と季節感のあるカラーでもありました。
そういえば夏の巻頭の時は水着、冬の巻中カラーはサンタ、春の巻中カラーは桜模様とさり気に季節感を意識されているっぽいのも素敵ですよね
今回のカラーはどっちかと言えば「男にも女にも見える」って感じの方向性に仕上がっててこれはこれでいいな、とか思いました。


さて、ひと夏のラプソディーが終わって今度は文化祭編突入ですね
カミングアウトしたり、女子寮に移ったりと色々ありましたが、そんな中でも藤原さんとの会話はあるようでなかった
その分を取り戻す・・・と言っちゃうと若干大げさではありますが、あのハプニング・キスから一転して
こういう“みんなで協力するイベント”を通じて二人の仲を元に戻す・・・
だけではなく、オチを考えるとむしろそれ以上にしていく目的が予見出来るような始まりに仕上がってましたね。
これに今回出番のなかった猛等がどう絡んでいくのか、も注目ポイントに成り得そうです


まあ、一言で藤原さん可愛すぎますよね・・・
散々書きましたが、瑞樹の前でこんな表情をしてくれるまでに連載始まってから1年半も掛ってるワケ
だから余計に、感慨深くて、嬉しくて、それも色々段階を重ねて来てのこれな訳ですから説得力もあって、、、という
つまりはもう「最高」という言葉しか出てこないのが本音なんですけど(笑
初期が飛び道具から始まった物語だったならば、
今はラブコメとしての成熟期に突入しているような感覚を受けてます
段々縮まっていく距離、複雑な三角関係・・・それがすっごく面白いですし、

何より藤原さんが初期よりもずっと可愛くなっているのが素晴らしい!(笑)
瑞樹の前で照れる表情、先述のように「友人としてしか見てなかった過去」があるからこそその変化のギャップが可愛いし
つまりは単純にルックス云々を越えて性格的な部分も含めて「可愛いなあ」って思える、という話なんですけど
先日発売された6巻の銭湯のエピソードとかも含めて純粋に“藤原さんも”可愛い漫画になって来た気がします
いや、勿論初期から藤原さんめっちゃ可愛かったんですけど
今は瑞樹相手にデレてくれるようになったんで
普通に意識してくれるようになったんで
その観点からするとすっごくオイシイキャラになりつつあるんですよね
それもイケメン時代の瑞樹にはそこまで男性としての興味はなかったワケだから
ご多分に瑞樹のルックスとかよりもその優しい性格に惹かれてるのは明らかですしね
なんかそういう部分含めて「初期よりも可愛い」っちゅうか、ぶっちゃけ“主人公に惹かれてくれるの凄く嬉しい”っていう感情もありつつ(笑
こっち(瑞樹)が頑張った分だけちゃんと良い部分を見てくれる藤原さんという女の子は素敵だなあ・・・と思えたのでした
それとそんな藤原さんに負けじと照れてる瑞樹も可愛いしね(笑
もっともっと瑞樹の良い表情引き出してくれそうなポテンシャルも感じられますし、
これからも藤原嬢には個人的に注目なのです。

にしても、奇異な目で見られる事、
「今までと違う」人物として見られる事に瑞樹は若干違和感を受けてたのが先週で
その時は猛こそがどんな事があっても「今までと同じ」に接する事が出来る人物、とも感じてたのに
今週分を読んだら藤原さんも藤原さんでそのポジションに行けるんじゃないか、とか思えたのが面白かったですね
そしてすっげえ「良い娘」だ・・・そう、6巻の感想でも書きましたが異常な設定の割には主要キャラが本当に良い子で
そのギャップ・・・というか真っ当な部分とのメリハリも個人的に今作で凄く好きな部分だったりもします
新キャラもちょくちょく出ましたが、彼彼女らの掘り下げも楽しみですし
特に男の方の朝生くんは苗字と名前から先週出て来た朝生さんの兄か弟だったりするんでしょうかね(笑
ここに来て新展開、に加え新キャラの数々とまだまだ楽しませてくれそうな気配があって嬉しい限り
その上藤原さんがどんどん天使化中・・・って事で本当最近のボクガは間違いなく自分にとって生きがいの一つになってますな(笑)。
少なくとも自分はね、っていう。藤原さんも、猛も、その二人にリアクションする主人公の瑞樹もホント可愛くて素敵なので
今個人的にかなり読んでて面白い、楽しいと思えるラブコメとしてまだまだ沢山の人に読まれていって欲しいです。応援してます!


で、出しものの方は劇、それも瑞樹と藤原さんによる「シンデレラ」って事でこれまた楽しみすぎる・・・!
途中から「もしや・・・」とは思ってたものの、本当にそういうオチになった時はもうめっちゃニヤニヤしちゃいましたね
完全にお似合いの二人化させる為の仕掛けだと思うんですけど(笑 距離もまたちょっと縮まるかな?とか思いつつ
まあ基本的にロキの謀略なんですが 笑
でも、藤原さんはともかく瑞樹のはロキが操作しなくてもほぼそうなってたんじゃ・・・とは思いますな
その他にも大川さんの容赦ないイデ子さんのお顔批判だったり(笑
(ムチで叩かれたような顔、って曲がりなりにも女の子には言っちゃいけない形容でしょうに!)
男子が票がバラけて女子のが結束力が強かった、というのもちょっとリアルで面白かったですし
そういう学園モノ的な雰囲気もまた今週はいつも以上に楽しかったなあ、と思う
先述の新キャラの内風紀委員の今井さんは瑞樹の事をよろしく思ってないみたいですが、
そういう不穏分子の行く末も含めて当シリーズの今後がめっちゃ楽しみです。

あと、シンデレラ役が瑞樹に決まった時の瑞樹の紅潮した表情とその後の恥ずかしがってるカット
それとオチの二人の表情も完全にめちゃカワで堪らなかったですね
疑似とは言え、恋人役を任された瑞樹と藤原さん
そして木の役を任された大川さん(笑
めっちゃニヤニヤ出来そうな予感ばかりで早くも期待大な今シリーズ、来週以降の展開にも大いに注目、ですね!
藤原さんのドキドキする可愛さと、瑞樹のリアクションの楽しさと、学園モノの面白さに満ちてて感触がとても良かった話数でした。










ボクガール 6巻/杉戸アキラ
先週の金曜日に出た最新コミックの感想もよければ是非。想い、込めてます!



【ファンタジーの中のリアル】SHOW BY ROCK!! 第12話(最終話)「青春はNon-Stop!」 感想

2015-06-22 | SHOW BY ROCK!!
こんな力強いシアンの表情は初めて。








今までシアンは、
要所要所で主人公っぽい活躍を見せてきたけれど
ことダークモンスター関連になると途端に怖気付く癖・・・
癖というよりは、元島国のただの娘としての当たり前の感情だとは思うんですけど
自分で選んだ、決めた、というよりは半ば流されつつの“戦い”であった事は否定出来ません

けど、この日は、この最終回では、ほぼ初めてと言っても過言ではなく
シアン自身がダークモンスターと戦うと“決めた”
みんなを守る事を“選んだ”
自分の国に帰る事を先延ばしにしてまで「まだ私 帰れない」「何も変わってない」
敢えて彼女の嫌いだった「争い」をする事を選択した、その姿はとても頼もしかったですし
前回が前回だった(不安そうだった)だけに、余計カタルシスがあって良かったです
仲間に支えられた、ってセリフにもだからこそ説得力があったし
ギターが弓矢みたいになる演出もけれん味に満ちていて面白かったです(笑

これは自分の勝手な想像ですけど、
「流星ドリームライン」っていうのはシアン自身でありシアン自身の想いでもあるんだろうな、って
まるで流星のように再登場したシアンの演出を観ていてそんな風に感じました
望んでもいなかった世界だったけれど
そこで繋がった夢の線
シアンにとっては何よりも守りたいものに変わっていったプラズマジカという存在
それもまた順風満帆ではなく紆余曲折だったからこそ、色々と思い出に満ちているからこそだったんだろうなあ・・・と思うと
余計に感慨深い気持ちになってなんだかジーンと来てしまいました。シアンの力強い表情作画、見事だったと思います。




成長、という一言を使うならば
実は一番成長したのは優等生キャラで実質リーダーだったチュチュなんじゃないかな、と自分的には感じてます
本当は自分の野望、欲望を第一に考えて行動していた、自分が一番目立たなきゃ嫌だと思っていた、
そんな一番バンドに関して強い想いがなかったチュチュが、バンド自身の絆の象徴であるピックをみんなに渡した、という事実・・・!!
ある意味裏の主人公は彼女だったのかな、なんて思えるほどにチュチュに渡させた演出は正直神懸っていたと思います
それまでの過程が過程だったからこそ、今こんな風に素直にバンドを愛せているチュチュに感情移入してしまう
このバンドで良かった
このバンドで存在出来て良かった
心からプラズマジカを大好き・・・!って気持ちが伝わって来て
そんなチュチュのつかえが取れたような表情の数々にも個人的には感動していました

勿論、何も気にせずプラズマジカに陶酔出来ていたモアも
今この瞬間にみんなで演奏する喜びを感じていたレトリーもそれぞれに成長していました
主人公であるシアンの成長譚、であると同時に
プラズマジカ自身の成長譚にも成り得ているのが絶妙だと思います
時を重ねて、軋轢を経て、ようやく(本当の意味で)一つになれたプラズマジカ
最後はOP曲であり名曲でもある「青春はNon-Stop!」を奏でて終わる、という構成も
最後はCGでなく人間の姿で、とびっきりの笑顔作画で演奏をして終わる、という演出も
両方グッと来て自分的には堪らなかったです
特にレトリーの笑顔は「本当に楽しんでるんだなあ・・・」ってのが如実に伝わって来て良かったですね(笑
あの6話を顧みると余計に感慨深くなる節もあったりして実に良い塩梅の最終回だったと思います。

スタッフの皆さま、
そしてこの感想を読んでくれた方々
どうもありがとうございました!!
まだロムとシュウの詳しい過去エピだったり、
ダガーが生き残った事も2期への伏線に成り得ると思いますし
何よりもまだまだ魅力的なキャラの掘り下げを観たいので(笑)
是非2期も作ってくれると嬉しいです
お疲れ様でした。





この1クール、なんでここまで「SHOW BY ROCK!!」に夢中になってたのか、と考えると
はっきりと思うのは“ファンタジーの中のリアル”が良かったんじゃないかな、とか感じてます
例えばロージア一つ取っても、ただ単に腹黒あざといキャラってだけではなく
本当は誰よりも負けず嫌いで
本当は誰よりも自分たちの実力に自覚的だったりもする
目の前で自分たちよりも格上の演奏を見せつけられて涙する“真剣”っぷりだったりと
「オンリーワン」ではなく「ナンバーワン」を常に目指しているストイックさを感じるようなキャラクターで、
設定としてはファンタジックでドリーミーなんですけど、そこに存在しているキャラ達の感情はいつだって生々しいものだったと思います
そのギャップが個人的に堪らなかったというか、けれん味とリアリティとのバランス感覚が自分のツボにハマったのだと思います

それとチュチュは後半になればなるほど人間味を増して好きになっていったキャラクターでした
本当は自分が一番目立ちたい、
だけど、だからといって簡単に切り捨てられるほど愛着がないワケでもない―
散々自分の本音を漏らしつつも、本能がそれを越えてしまったシーンに関しては本当このアニメ観て来て良かったな、とすら感じました
理屈の上ではソロ希望だけど、あれこそ、そんな理屈を越える感情があるよ。って事の証明だったんじゃないかと思ってますね。
しかも過去に色々チュチュがバンドに対しても愛情を感じ始めているシーンの数々があったからこそ説得力もあった。


説得力という話で言えば、
散々ダークモンスターに対して消極的な場面を見せていたからこそ
「何も変わってない」という心情吐露に頷けてその後の意志にカタルシスを感じられた今回だったり
互いに冗談交えて罵り合いあまり褒めている様子がなかったからこそ心情に納得出来たシンガン回だったり
割と展開までの下準備、“過程”の描写が上手いアニメでもあってそこは待田さんの構成力の高さがきっと活きたんでしょうね
関係ないけど、2期があったらシアンにデレデレのロージア様が拝めそうで楽しみです(笑

今は音楽の価値が昔に比べて低くなっている、
そしてバンド、ロックよりもアイドルのが格好良い、とされている時代(という風に感じる時もあります。正直ね)
だからこそ、こんな風に真っ直ぐに音楽の価値を信じるアニメが必要なんじゃないかな、とか思った次第であります(少なくとも自分は)
まだまだ音楽で夢を観る事が出来る、まだまだ音楽で世界を変える事が出来るよ!という証明のようなアニメ。
そこがいち音楽ファンとして嬉しかったし、尊かった・・・というのも正直ありましたね。
けれん味溢れる演出が多いので万人受けするかどうかは分かりませんが、
それでも自分の感想で少しでも魅力が伝わったのならば幸いですし
そうじゃなければまだまだ努力して行きたいですね。
個人的には、傑作だったと思ってます。




そういえば、桜の作画が出て来ただけで「日本に戻ったんだな」と思えるのもなんかいいなあ、って思いました
それくらいあの世界の背景が独特だった、って事の証明でもあるでしょうけど
切り替えの手法としては抜群だと思いましたね。

1話とは違って一歩踏み出す事の出来たシアン
でも、個人的にはプラズマジカの再結成もまた観たい・・・! 笑
ただ他の方がツイッターで呟いてるのを観てハッとさせられたんですが
現実の軽音部のシルエットがプラマジのメンバーっぽくもあって
その辺も「今後」に活きて来るのかなあ?なんて思いつつ
取り敢えずは一歩成長したシアンを祝福したい。
現実をちゃんと生きているシアンを祝福したい。
仮に、2期が作られなかったとしてもこの終わり方なら不満という不満も出ないとは思います
そういう面もまた抜け目がなくてイイ感じでしたね。最後に、「SHOW BY ROCK!!」大好きです!!
またBDやイベントに行けたら行って感想など書けたらいいな、なんて思ってます。















今週は遂にBDの1巻が出るのでそれもまた楽しみです
確実に購入して、出来れば続編にも繋げたいなあ・・・と(笑
ところでロムとシュウの友情めいたシーンなんかも良かったと思います
その辺りもきっちりこなすところにやっぱり「抜け目の無さ」を感じましたね 笑

今期で各話感想を書いたのは今作だけでしたが、来期もまた何か書けたらいいな、って思いますし
各話感想じゃなくてもまた自分なりにちょっとした感想等も書いていきたい、と考えてます
twitterでもちょこちょこ書いてたりするのでそちらも是非読んで頂ければ。

余談ですが終わった後のCMを観てたら、
何とも言えない寂しい気分になった、というか
まだまだ画面の中で動き回るプラマジやシンガンを観ていたいなあ、って思っちゃいました(笑)。
クリクリちゃんの成長とかも観てみたいし、やっぱり2期にも期待しちゃいますね。



それと、一体この人は何ものなんだ・・・笑




ボクガール 6巻/杉戸アキラ

2015-06-20 | 単行本感想








表紙の瑞樹があまりにも可愛すぎて堪りません・・・!
そりゃ猛もああなるわなあ、っていう(笑









自分は割と誠実な作風っちゅうか、
きちんとキャラの気持ちが(納得出来る形で)伝わって来る作品が大好きな節があるんですけど
その点から考えると今作「ボクガール」は実に自分好みの誠実さが光っているなあ、とこの6巻を読んでみて感じました
特に大きかったのは藤原さんの行動の数々ですね
瑞樹が彼女の為にして来たこと、頑張って来たこと、これから役立とうとしていること・・・
そんな瑞樹の“優しさ”に触れて、彼女は彼女で瑞樹の為に頑張ってくれている
後先考えない不器用な部分も垣間見せつつ(笑
でも、そんな不器用な部分も含めて凄く「良い子だなあ」というか
ちゃんとこっち(主人公)が与えた分だけ返してくれる類の“誠実さ”にも満ちている内容にもなっていて
そういうのが凄くいいなあっちゅうか、「お互い支え合う」関係性なのがとっても読んでて気持ち良かったんですよね
 それは瑞樹も同様で、自分が傷付くと分かってても健気に猛と藤原さんの関係を取り持とうとするいじらしさだったり、
今巻では個人的に何度もお世話になった(失礼!)藤原さんとの混浴回なんかもあったりする訳なんですが
そこでも出来るだけ早く上がろう、だとか、視ちゃダメだ!と必死に理性にしがみつく姿など
美少女になっても実はめちゃくちゃ紳士的だったりもして、
瑞樹はめちゃカワな部分がよく着目されてますが
最終的には他人に頼り切らず自分から猛との問題に関して訴えた意志の強さ含めて「男らしさ」も健在だったりもする
そういった“精神的イケメンポイント”なんかも是非着目して頂けたら・・・とか思います
要は、やっぱりこの漫画のキャラ達は良い子が多くて(特にメインの3人は)
そんな彼女たちの“不器用な誠実さ”に触れてるだけでも楽しい、と
変態も多い漫画ではありますが(笑
さり気に友情だったり愛情なんかもきちっと楽しめる内容や演出に仕上がってるなあと感じました
猛とのあれこれもいいですけど、何気に藤原さんとの関係性も過去エピソード含めてめっちゃいいんですよね
官能的な部分も多々垣間見られる漫画だからこそ、瑞樹の紳士な部分だったり猛の男気、藤原さんの優しさが際立つ感触なんかもあります
そういった可愛さを強調してキュンと来させるエピソードとキャラの人となりの良さを感じさせるエピソードのバランス配分もまた良い、という話でもありますね。


バランス配分云々で言えば、この巻は所謂「女体化ものの旨味」と「元男子としての役得」のバランスが実に良い巻でもあります
今回も今回で瑞樹は絶妙な表情の数々により読み手をキュンキュンさせるめちゃカワっぷりを披露しまくってまして
徐々に徐々に女の子らしくなっていく思考や仕草も含めて堪らない出来栄えになってるんですが、
同時に憧れの女の子と混浴!なんていう、
瑞樹じゃなかったら血涙を流して恨んでしまいそうな(笑)
超羨ましいシチュなんかもあったりして、先述の「どんどん女の子らしくなっていく瑞樹」を味わいつつも
「思春期男子としての喜び」なんかにもニヤニヤ出来ちゃったりして、一粒で二度美味しい的な
そういう効能があるなあ・・・とこの6巻ではいつもよりもずっと強く感じた次第です
また思春期男子しちゃってる瑞樹も瑞樹で実に可愛いんですよね(笑
正に真の意味での両性具有、元男子と一緒にお風呂に入る藤原さんのドキドキ模様ももう最高でしたし
「羨ましいし、可愛いし」というこの手の作品としては中々ない読み味になっていると思います
その・・・男子の視点と女子の視点で両方でドキドキ出来るからこそ
自分は「ボクガール」って漫画が大好きなのかも。って読んでて思えましたね
猛にドキドキしてる瑞樹も可愛いし、藤原さんにドキドキしてる瑞樹もまた可愛い・・・っていう
作品としては全体から考えても実に良い塩梅になって来たのでは?なんてはっきりと感じました
藤原さんの心情もちょっとずつ変わって来ているみたいですしね。

個人的な話なんですが、
例の混浴回、#53はもう掲載号のヤンジャンが発売されてからリアルタイム以外でもずっと読み続けています
それくらいに大好きな話数であり、ぶっちゃけ藤原さんの遂にちょっと露わになったおっぱいに読む度にお世話になってます
正直多分一番お世話になった話数なんじゃないですか!?って思うんですけど
それくらい遂に拝めた藤原さんのおっぱいと、
ただ官能的なだけじゃなくキャラの内面まで伝わって来る繊細でもある作劇が自分的にめちゃくちゃツボでした
実は何度も何度も繰り返し読み続けていたらふと「瑞樹って藤原さんがショックを受けないように凄い紳士的に振舞おうとしてるなあ」って強く感じました
当時は、週刊で読んだ時はもうワクワクし過ぎてページを捲る度に心臓バクバクいってましたからね(笑
どんだけ夢中になってるんだよ・・・とか呆れられそうですけど、それくらいこの漫画のストロングポイントが出まくっている傑作回だと断言したいです
思春期でありながら、いじらしく紳士的な(そこが可愛い)瑞樹と藤原嬢のエロティック過ぎる体付きとドキドキ、、、
実に最高でした!(超笑顔)
また藤原さんの心境を顧みると更にニヤニヤ出来るシチュでもあるのでそういう観点からも是非
このお話は男としても思春期大好き人間としても熱弁不可避な話数でしたね
次のお話で瑞樹が反芻して紅潮したりしてるシーンも実に思春期男子的で堪りません(笑


そんな瑞樹は、この6巻でも相変わらず、いや、今まで以上の可愛さを放っておりました!
まず、猛に向かって紅潮しながら「エッチ!!」って言い放つシーンは完全にヤられましたね(笑
前述のように藤原さん相手に紅潮する瑞樹は瑞樹でどれもすっごく可愛かったですし、
妄想の中の瑞樹だったり、
思い出の中の瑞樹だったり、
或いは(不可抗力で)泥酔した瑞樹だったりと
単調でなく手を変え品を変え色々な切り口で瑞樹の可愛さを掘り下げてくれる器用さが光っていたと思います
特に酔っぱらって甘えんぼになって更に無防備にもなってしまった瑞樹は正直堪りませんでした
あそこまでされたら、いくら「良い子」でもある猛でも抗えないでしょうねえ・・・笑
中でも「一緒に寝るの!」のカットは天使かと・・・
そりゃ親父もあそこまで狂っちゃうわ、とか思いつつ、
実はそんな瑞樹や親父に翻弄されて受難を背負う猛は猛でなんかいじらしくて個人的に可愛く思えました(笑
あまりにも無防備過ぎる瑞樹に色々と刺激されて思春期男子化してしまう猛の姿が微笑ましかったし
理性を越えてさかってしまったシーンはそりゃもうごちそうさまって感じで 笑
親父に責められるシーンがね、これがまた「叱られている猛」という常識人の彼にしては新鮮なシーンなんかも見れてね
それもまた面白かったですし、タジタジになって困惑している猛がまたマッチョ男とは思えないくらい可愛くて・・・(笑)
そういう猛の人間くさい部分も凄く面白く感じた6巻目、親父のキャラはもう説明するまでもなく強烈だし、
コメディとしても余裕でクスクスニヤニヤ出来る仕上がりにもなっているので是非是非という所

個人的には、実は瑞樹と同じくらい藤原さんが大好きでもあるので
そんな彼女が照れるシーンだったり、
瑞樹の為に頑張ってくれるシーンがとてもお気に入りですね
特に混浴する前の彼女の戸惑いの演出の数々はもう最高でした
ちなみに藤原さんは今後もっともっと可愛くなるので藤原さんスキーの方は期待していて欲しいです(笑
毎回毎回面白くキュンキュン出来る内容ですが、この6巻はこれまで以上に方々の要素のバランス感覚に優れていたかと。
今個人的にトップクラスに夢中になっているラブコメ漫画の一つです。改めて、大好きです!!














ちなみに来週の本誌では巻中カラー、
毎週各話感想も書いてるので本誌も読まれてる方は是非そちらもよろしくお願いします
細かいところを書くと、デフォルメ画もどんどんセンスがアップしているかと
57話の扉絵のデフォルメ画は特に可愛く内容にも沿ってて実にイイ
そういう訳でこれからもコツコツ応援していきます!

あ、それとおまけ漫画の藤原さんのデフォルメ画とアシさんの描いた藤原さんのイラスト(水着)も超良かったです。



ヤングジャンプ 2015年29号 感想(ボクガール68話ほか)

2015-06-18 | ヤングジャンプ感想







最近は、家に帰るとすぐに眠くなって寝てしまう・・・っていうのはいつかも書いた気がする(笑
その所為で更新頻度が少な目になっている事に関して謝っておきたいです。特に毎日観てくれてる方には申し訳ない。
また夏になる頃には復調すると思うんで。ただ単に体力的な問題なんで。コツコツやっていきたいですな。

それはそれとして、今週号の表紙はリクドウでした。勿論初表紙!
の上に2話掲載+巻頭カラー+山中選手と松原さんの対談も収録・・・と
これ以上ないレベルの「リクドウ号」に仕上がってましたね
やっぱり漫画が表紙、
それも非メディアミックス作品が表紙になるのはとっても新鮮で良い事だと思います
これからも漫画の表紙が増えたら更に嬉しいな。YJコミックスも明日発売。












ボクガール #68 ボクの奪還作戦

女子寮に入って益々女の子らしくなる瑞樹・・・!

あのー、
正直な話瑞樹みたいな“女の子”から「ダイキライ」なんてメール送られて来たら逆に興奮しますね(笑
というか、別に「責められたい」とかそういう訳じゃなく、いかにも“女子っぽい”意地悪な配慮なところに凄く可愛さを感じますね
まあ本当に瑞樹が送ったのでなく大川さんの暴走だったワケなんですけどね(笑
でも、なんか、想像したら堪らないですし
その件に関して山田に怒ってる猛も最早彼女の機嫌を損ねてしまった彼氏みたいで、そういう観点からしても面白かった今週分
女子寮で猛からのメールを眺めて紅潮気味の瑞樹とかもうすっかり“女の子”に染まってますよね
なんかそんな風に瑞樹がどんどん女子化していく姿が特に楽しかった印象で、
それも「ジワジワ来ている」からこそ、
毎週毎週いちいちニヤニヤしてしまう隙間があったりして
そういう小出し小出しに旨味を投入していくセンスが個人的に一番堪らないですね
先週のカミングアウトしちゃった瑞樹もそこはかとない艶っぽさが付随していて凄く良かったんですけど
今週は内面がちょっとずつ変わっている感じがすっごく可愛くて読んでてイイ気分になりました

勿論、お風呂上がりのサービスシーンに関しては最高だと書かざるを得ないクオリティで
確かにおっぱいが成長している・・・!だとか
こりゃ実にたまらん・・・!だとか
有り体に言えば触りたくなるクオリティ
いや・・・まあ、うん。とにかく素敵だった、って事ですね!(超笑顔)

でも、あんなワンカットでも十分セクシーさが伝わって来る絵柄の色気はかなりのものだな、、、なんて再確認もしました。
最初から大きいんじゃなくて、徐々に膨らみつつある・・・っていうのが実にロマンティックでイイですよね。
C-C-Bが止められないようなロマンティックでしょうね(何書いてるんだ俺は)
まだまだ発展途上だと思うと益々ドキドキワクワクしますぜ。
なんちゅうか、、、
もう瑞樹は本当最高だなあ、と(笑


瑞樹はコミックちっくな性格でなく、普通に元々「良い子」なのが実にいいんですよね
バックナンバーを読み返してみると良く分かりますが、藤原さんと一緒に入浴した時も
出来るだけ彼女を視ないように、役得と言えば超役得なのに必死に自分の理性と戦っちゃってる辺りが健気で可愛いんですよね
今回も猛の気を遣ったメールにあったかい気持ちになって紅潮するあたりに瑞樹の人の良さが出ていて、
「根は本当に素直な子なんだな~」ってよく伝わって来るのが個人的にとても好きです
でも、逆に言えば根が真面目だからこそ「揺らぎ」がより可愛く映るんでしょうね
美少女でありながら、
イケメン成分も保ち続けている瑞樹

でも、それでいて女の子相手でもフッツーにめちゃカワ状態になれるのが瑞樹の更に素晴らしいところで(笑
女の子化しつつも元々男子だった過去もあるから女子相手でも超可愛い表情になれるのがとても良い
女子寮の可愛い女の子、特に新キャラ3名に囲まれてタジタジの瑞樹、
個人的に朝生さんがいいな、とか思いつつ(笑
猛と離れ離れになって“恋人感”をちょっと演出しつつも
女子寮で可愛い女子とお知り合いに!という役得展開も忘れていない、という
抜け目のない話数に仕上がっていてとっても面白かったし、新キャラ達の今後の活躍にも是非期待したいですね
あとは個室のお風呂に入って凌いでいるそうですが、いつか何かの間違いか都合が手伝って浴場展開があるといいな!

に、しても、
山田とあのオチには笑った・・・(笑
「その手があったか!」っていう。
っていうか井出にしろイデ子にしろ普段とは違って完全に山田がタジタジになってましたな
山田すら手に負えない(?)二人の存在感がパネェ!って感じた回でもありました
そして、猛は色々と頑張れ(笑)あとまだ女子寮で藤原嬢と出会ってないのでその辺もまた期待したいです。


明日は単行本6巻が発売!!
そして、次週は巻中カラーで登場です♪
これでまた潤います。














◆リクドウ

表紙のイラストが格好良い。巻頭カラーも見開きで豪華ですし、
対談では松原さんのお顔も拝見出来てその意味でも是非必見ですね
あまりにも壮絶な内容だからか、もっとゴツめの方を想像してました・・・(笑
山中慎介選手への愛情が伝わって来る良い対談だったと思います。ガチファン的なノリで。

本編は、新たなる難敵登場、更にリクの進路が決定したり
今後益々の波乱に満ちた内容が想像される複線であるとも感じられましたが
今まで散々だったリクの人生にちょっと光が射して来た?って感触もあったりしてその意味でも良かったですね
この漫画の事ですから、きっと順風満帆には行かないでしょうけど・・・笑

そして、苗代ちゃんも復活!!ですね
彼女なりにちょっとずつ理解を示してくれてるようで苗代ちゃん好きとしてはとても嬉しいです
「リクドウ」は男女間のあれこれを描く、という側面もあるのでその意味でも期待
後はやっぱり兵動が少しずつ狂い始めてるみたいでそっちもまた気になる。



◆ゴールデンカムイ

死に場所を求める殺人鬼、
ですが、ちょっとした“変態”を感じる辺り実に「上手い」ですね
コミカルでありながらも、そんなコミカルさが逆に“気持ちの悪い怖さ”“一筋縄じゃない感じ”に繋がっている、という。
アシリパさんが白米に反応するところもらしくて良かったです 笑
白米はヒンナですよねー。



◆プリマックス

モン太が目を寄せるところがすげえ可愛かった(笑
相変わらず絶大な疑似美少女っぷりですけど、
このモン太が負けた、って時点で
続きが気になります
そこが上手い
また現時点では普通にモン太のが可愛く思える辺り来週の種明かしに期待・・・ですね。



◆もぐささん

超高速咀嚼・・・
すごくバカバカしくて笑っちゃったんですけど、
ハムスターみたいな可愛さがあるのがさり気にズルいっすね(笑
大食いしてるところがきちんとプリティに映る辺りは流石だと言える
そしてやっぱりロリ百草さんは可愛いな!
さり気に主張している胸も気になりますが・・・笑















2本もなくなると目次がちょっと寂しいですね
来週は読切も載るようだし、また読切作品も沢山読めたら嬉しい
今週の「ボクガール」はドタバタラブコメの理想的なフォーマットに近い出来栄えで、
その点でも凄く読み心地がよくて満足感が個人的に高かったのでした。
新展開に新キャラとまだまだボクガには楽しませてもらえそうで嬉しいですね!



【聖地への渇望】SHOW BY ROCK!! 第11話「グレイトフル ロックフェス」 感想

2015-06-15 | SHOW BY ROCK!!
遂にここまで来た・・・!!







ブードゥー館、とは言わずもがな日本武道館がモデルだと思いますけど
どのバンドもあそこを到達点、または一つの大きな通過点に見据えているところを考えると
あの独特な雰囲気も含めて正に「聖地」という言葉が相応しい。
ファンタジックな作中観でありながら
中々にリアリティのある“重み”も付随しているのがショウバイロックのストロングポイントの一つだと思います
日本武道館をモデルにしている事でキャラのドキドキや高揚が如実に伝わって来る所が実にイイですね。
そういう意味じゃ結構しっかりと“バンド好き”にもアピール出来ているアニメかもしれません

また、基本的にプラズマジカは割と主人公であるシアンが何度も危機を繋ぎ止めて来た感覚もあったりしますが(一部喧嘩の原因も作ったけど 笑)
今回に限っては、今まで何度も助けて来た仲間たちに逆に救われているカットがあったりもして
それもまた色々な意味で感慨深かったですし、
そもそもプラズマジカはいつ空中分解してもおかしくなかったバンドでもあった訳で。

母星の存在と宇宙人であることを秘密にして多少後ろめたい気持ちでやっていたモア、
面と向かって自分の意見が言えない、どうしても自分を出せなかったレトリー、
そしていずれはソロで・・・とか考えてしまってたチュチュ
そんなメンバーが、
今や紆余曲折ありつつも本当の意味で一つになって
4人で確かな“絆”を紡げている事実に胸が熱くなったお話でもありました
もう過去の自分も過去の想いも関係なくて、今のプラズマジカはしっかりと個々が確たる意志を持ってここにいる。
それがきちんと感じられたのが嬉しかったですし、今のプラズマジカだったらきっともっと大きなサークルを描けるんだろうな、とも思います
軋轢があったからこそ、逆に深める事が出来た絆。逆に言えばちょっとやそっとの衝突で諦める程度ならば所詮それまでの関係って事かもしれませんね。



SB69は印象的なアップのカットが多い。しかも、可愛くも何かを示唆しているコンテの数々が実にイイです。


そんな中でダル太夫さんがまたも名言を吐いてました
徒然なる操り霧幻庵のメンバーである阿と吽が“ダガーを倒す為”
つまりはある種の敵、気に入らない存在を蹴散らす為に楽器と向き合っていた訳ですが
そんなものは音楽ではない、
音楽はそんな気持ちで弾くものでなく
もっと心を込めて奏でるもの・・・なんだと
そんな風なニュアンスのメッセージを彼女らに伝えていて
相変わらず「冴えてるな~」と思いながら観ていました(笑
やっぱり音楽は打算とか他人の目を気にしてたり、或いは対抗してたりするものよりも
もっと素直でナチュラルでピュアな衝動を含んでいるものが聴きたいですよね
音楽を愛する純朴な気持ちを忘れるなかれ、というダル太夫さんの助言
後々に活きて来そうな感覚なんかもあったりしてその意味でも注目。

そんな相変わらずの格好良さ、そして艶(あで)やかさを見せつけていた徒然のステージの最中に事件は起こる
観客も呆然とするレベルのダガーのお邪魔虫っぷり きっと彼は“音楽”でなく“音楽ビジネス”が好きなだけなんでしょうね
ある意味彼の存在が何らかのメタファーにも感じるあたり益々侮れないなあ、とか思いつつ
スター性を秘めたシアンにシュウとダル太夫を攫う例の計画がスタートしてしまいました



時々真っ当な「故に」の使い方をするのがズルいっすね(笑


その前にはロムとシュウの意味ありげなやりとりだったり
アイオーンの不器用な求愛だったり(笑
男達のターンでも楽しませてもらいましたが
その他にも雫ちゃん達やしにものぐるいちゃん達も大集結しちゃって
正にこれまでのオールスター集合!って感覚の話数でもありました
ここから一気に盛り上がっていくんだろうな、とかワクワクしつつも
肝心なバンドがここには居ない、
そう、
あのあざと可愛い(笑)ロージア様率いるJCバンドのクリティクリスタがいつまで経っても姿を見せませんでした。




が、いなかったと思ってたクリティクリスタは
目の前の、ダガーが呼び出したダークモンスターその正体でした(!)
この展開は正直痺れたっちゅうか、ある意味プラズマジカにとっても因縁であり戦友的ポジションでもある訳ですから
何も感じないわけがないですよね
この相反する二つがくっつくにはまたとないチャンスであり
相当な胸熱展開が期待出来そうで今からワクワクしちゃってます
ライバルだからこそ、助け合う関係性―
今までの多少一方的な関係でなく
これで彼女らの間に“何か”が生まれたら尚良いな、って思います

正直、ただただ純粋にナンバーワンを目指していた「だけ」のロージア様は是非助かって欲しいし
クリクリちゃんのバンドのメンバーも救われて欲しいなと素直に感じています
観ていてちょっと可哀想、って感情にもなったけど
それこそ感情移入している証拠、
彼女の負けを認めた時のあの涙を観ているからこそ余計に頑張れロージア、また助かってリベンジ目指してくれロージア!って思えるんでしょうね
そんな危機迫る展開に面白味を感じてハラハラドキドキしつつ、ある種の残酷さを含んだ展開でもあってピリリと刺激が効いていて実に良かった
音楽を素直に愛する気持ちがあれば、きっと誰も彼も本当は“同士”であるはずなんだ。
そんな事をこのSB69には是非描いて欲しいな、と思う。
でも、そんなロージアも可愛く感じたのは秘密!
















ダル太夫さんは
「これからどんな事があろうとも、自分の力を信じるでありんすよ」ともシアンに告げていました
それとメイプル達の「野暮用」も気になりますし(もしかしてキング?)、伏線は順調に撒かれている様子
後は、でっかいでっかい音楽のパワーを、マインドを響かせるだけ。
これまで培って来た経験と想いを活かして、
頑張れプラズマジカ!
という訳で今週は〆。来週はいよいよBD1巻が出るのでとても楽しみです。正直、気が早いけど、もう既に2期やってくれ。って思ってます(笑
最終的にはどのバンドも笑って終われたらいいな。




ところで、この登場の仕方、めちゃくちゃカッコイイですね!(笑)。




ヤングジャンプ 2015年28号 感想(ボクガール67話ほか)

2015-06-11 | ヤングジャンプ感想







今週は二本も最終回でした。
の割には新連載攻勢は始まらない様子。
多分夏頃ですかね・・・っていうかもう6月も半ばなのに夜の寒さはなんなんでしょうね(笑
未だに毛布いっぱい掛けて眠ってます。

それはそれとして、やっぱり“思春期”っていいですよね。
出来ればずっと“思春期”を味わっていたいです(笑
そんな事を感じた今週のヤンジャンでした。










ボクガール #67 ボクの登校

藤原さんはとても美しい人。


という訳で遂にカミングアウトです
まあ女子寮で見られてる時点で隠しようがないわなあ・・・
男子寮からも消えてるわけだしね
もしこういう事が起こったとしたら助平な目配せする男子とか普通に居そうですよね
いずれはそんなエピソードも描かれるのかな、とか思いつつ取り敢えずは野次馬気味なクラスメイトに囲まれる~という流れでした
まだ女の子の制服ではないんですけど、扉絵は女の子の制服でしたね ちょっと官能的なポーズとムスッとした表情が堪らないです(笑
こう・・・襲いたくなるような

いや、それはそれとして(?)、興奮気味のクラスメイト達
もっと風呂の時に見ておけば・・・っていうのも、
気付かずに男子として接してたのにドキドキする気持ちも痛いくらいに分かりますね
っていうか前者に関して言えばね、自分でもそう思っただろうな、と(笑
それは男の性なんだよ・・・と「サイテー」と発言してる女子に語りかけたい気分ですが、
体育の時にも押し掛ける野次馬たち
確かに野球やっててもセクシーさが滲み出てるんでその気持ちも分かりますけれど(笑
でも、瑞樹としてはそこまで嫌でもないけれど、「別に自分は自分」という感情もあるみたいです
変わってしまった見方、
変わってしまった立ち位置
それはそれで仕方がないけれど
もっと普通に接して欲しい気持ちもあって・・・
それを叶えてやれるのはきっと今でも普通に“友達”な猛しかない
それはそれである意味「美しさ」を伴う関係性であるとは思いますけど
肝心の猛が耐え切れるかどうか、って話なんですよね(笑

もっと言えば、瑞樹自身も猛への想いが日々募ってるみたいですし
藤原さんへの「好き」との間で迷ってる節がある
男らしくなきゃ藤原さんとは・・・って気持ちもある
どっちに転んでもおかしくないし有り得そうな展開ではありますけど、
藤原さん自身は瑞樹が思ってるほど瑞樹が(外見的に)男らしいかどうか~なんて事は気にしてない
それよりも瑞樹の内面に惹かれている印象なんでそこに瑞樹が気付ければ良いんですけどね
中々複雑な恋愛模様になって来てますけど・・・笑
でも、そこが実に面白い!
三者三様に拭い切れない想いがあるみたいでそれに触れるのがすっごく楽しいですね
友達でいようと意識すれどどうしても瑞樹にときめいてしまう猛、
猛の事を意識してたのに気が付けば瑞樹の“優しさ”に心惹かれている藤原さん、
そして、そんな藤原さんの事で悩みつつも猛の事もまた意識しちゃってる最も思春期な主人公の瑞樹・・・
やや心も女の子化しつつありますが、これからどういう変遷を辿っていくのかが楽しみです
まあどっちに転んでも瑞樹はめちゃカワですし猛はいじらしいし
何より藤原さんが天使なんで(笑
その辺は素直にワクワクドキドキしながら読んで行きたいですね
あ、ちなみにゴリラ女子はまだ全然諦めてない様子でした(笑 ま、まあ、頑張れ・・・っていうか井出とイデ子か(笑


ちょっとこれまでの感想の中で言及気味ですが、
そう、藤原さんの瑞樹意識がまだまだ止まっていなくて
今週もめちゃカワなデフォルメによる二人のラブコメ的シーンがあって最高でした
っていうか、やっぱ藤原さん可愛すぎる・・・!
まだあのキスを引き摺ってるような紅潮した表情の数々だったり、
上記のカットのちょっと大人びた感じも超好みでした
何よりも、海に行った時に二人で映ってる写真を眺めてるカットがもう・・・!って感じで(笑
ああいう演出良いなあ、と思いつつ初期は「いい友達」としてしか瑞樹を見てなかった藤原さんが、
今は“ああいう表情”を瑞樹に向けてくれてる事実がめちゃくちゃ嬉しいですし
でもそれも先述の過程があったからこそなんだろうなあ、、、とも思います
ぶっちゃけ「もっと瑞樹自身を見てくれよ」って感じてたところも個人的にあったので(笑
そういう諸々の感情含めて今こうやって藤原さんが段階を経て徐々に瑞樹に惹かれている現状が堪らなくツボですわ
以前にも書きましたが、勿論瑞樹が大好きなのは言うまでも無く、でも藤原さんも同じくらい大好きだなあ・・・と
今週分の彼女の描写を見て改めてそう思ったのでした
っていうか繰り返しになりますけど、直接的でなく、
「ケータイ写真をじっくり眺める」という間接的な方法で藤原さんの意識を読者に伝える演出が堪りませんわ(笑
なんか、もう、すっげえ可愛いなあ・・・!と感じつつ
今週も最高のニヤニヤをありがとうございました
なんかここ最近藤原さんが可愛すぎて、大好き過ぎて正直ヤバいですね・・・笑
元々美少女で良い娘でしたけど最近はより磨き上げられてるな、益々魅力的になっているな、と思います
また銭湯回みたいなラッキーハプニングも見たいなあ、とか思いつつ(笑)。
これからの藤原さんとのニヤニヤにもめっちゃ期待しています。

あと、そんな藤原さんとのキスの事を訊かれて照れまくる瑞樹も可愛かった!まだまだ瑞樹は藤原嬢で可愛くなれるで。



プリマックス #7 おっぱいカワイイ

正直、ワルコ大好きですね・・・
こういう事書くのもアレですがある意味今作で一番カワイイかもしんないですね
悪党を気取ってる癖に男の裸と恋愛に弱いって性格、可愛すぎだろ!!
ワルコがもし本気で恋をしたらもう相当化けそうだな、とか思いつつ
自分はこういういかにも「恋とは無縁」的なキャラが照れたり恋したりするのに弱いのかもしれません

そして、ワルコが一方的に意識しまくっている~という展開もイイですね
そっちの方がよりワルコが可愛く映りますからね
「恋愛はご法度よ」と紅潮しながら宣言するカットは正直「ワルコのくせに・・・」と思いながらもめちゃカワでした・・・笑


冒頭の(敢えて)下手過ぎる状況説明もキャラに“人間味”が生まれて良いと思いますし
いつの間にかワルコが本当にマネジャーっぽくなってるのも(良い意味で)グダグダな面白味が生まれてて良かったです
っていうかもう「意外カワイイ」ってキャラが確立されてるんで普通にマネジャーになっちゃいなよ!
そんな風に普段は「カワイイ」でない人の「カワイイ」を掘り下げるのも本作らしさなのかも。
面白いと思います。














◆ゴールデンカムイ

「プリマックス」に影響されて杉元達の飛び方が「カワイイ」になってる・・・笑



◆極黒のブリュンヒルデ

記憶がない、とはいえ
貴重な家族であることに何も変わりはない
彼女の想いを汲み取ってくれた佳奈の優しさにほっこりしました
それにしても美奈はすっごく良い子だし、二人はいいコンビになりそうですな。色々な意味で(笑)。



◆もぐささん

頬張りくいなさん可愛い・・・!
自分が太眉っ子大好きというのも勿論加味されてると思いますが
普段は大人っぽいのに急に子供っぽくなるギャップ的な感じだとか
ハムスターみたいな絵面がめちゃくちゃキュートで読んでて思わず和みました。
「けいおん!」のムギちゃんとか「WUG!」の夏夜好きとしては堪らないキャラクターですな。

あ、それとラッコガール セクシーver.あざまーす!笑



◆べしゃり暮らし(終)

始まったのは2005年の秋でしたね
最終回の内容はビックリするくらいのハッピーエンドでしたが
この方の漫画にはそういう明るい終わり方が似合っているような気がします
最初はWJで始まった連載でしたが週刊連載が出来なくなって青年誌に来た作品でした
その影響で途中から職業ものとしての側面が強くなりましたが、
この最終回のハッピーエンドっぷりを見ていると
スピリットは相変わらず少年誌っぽいのかなー、なんて感じたりも。お疲れ様でした&次回作に期待、です!















来週は「リクドウ」が初表紙&巻頭カラー&2本立て!!
と、ちょっとビックリするくらいの「リクドウ」推し号になりそうで楽しみ。
今は結構漫画も表紙にしてくれるようになってていい感じですね。




【ラプソディー・イン・カルマ】SHOW BY ROCK!! 第10話「ウラハラなRhapsody」 感想

2015-06-08 | SHOW BY ROCK!!
元々最初のパートナーだったモアが一番最初に引き留めに来たのグッと来ますね。









結局、チュチュの想いはどっちも“本音”だったんだと思います
「もっと自分が注目されたい」という気持ちも本心だし、
「それでもこのバンドにいたい」って気持ちも本心だった
そんな本音と本音のガチの対決で、やっぱりこのバンドが、プラズマジカが大好きなんです。という気持ちが勝(まさ)ってしまった
それは元来チュチュの中には持ち合わせてなかった“新しい感情”であり、だからこそお話に美しさを感じましたし
観ていてちょっと泣きそうになるくらいに心を揺さぶられてしまったのだと思います
チュチュ回であると同時に、
今までのプラズマジカの総決算的な話数でもあったというか
プラズマジカが積み重ねて来た“絆”の強さを証明するような話数にもなっていたかと。
それがいちファンとして何よりも嬉しくて、観ていて心が熱くなってしまうようなお話でもありましたね
本当に観ている人の心を揺さぶれる、美しいものを見せてくれるアニメになっていると思います。





私が大好きなバンドTRICERATOPSの「Ace」という曲にこんな歌詞があります

先の打者がヒットを
実は僕は喜べない



この時のチュチュもきっとそういう感情に駆られていたのではないでしょうか
確かにプラズマジカは人気になったし、クリティクリスタにもリベンジは出来た
でもその実注目は主にシアンに集まっており、
自分に注がれているものじゃない
だから悔しい
感じる劣等感、
特にチュチュはツインボーカルの方割れであるからこそ余計にそういう気持ちが強かったんでしょうね
ヒットを打ったのはシアンであって決して自分ではない、それが彼女は歯痒かった
もっともっと輝きたい、
もっともっと自分を観て欲しい
今度は自分の手でヒットを打ちたい、
自分こそが誰よりも輝いていたい―
それは決して恥じるべき感情ではなく、むしろ言い訳がましい「オンリーワン」とかいう言葉よりも全然本能的で正しい、とは思う



このモアの表情が包容力に満ちていて堪らないですねえ・・・


ただ、「それ」も本能の一つではありますけど
チュチュにはもう一つの本能がありました
それは「プラズマジカが好き」という本能
みんなで一緒に力を合わせてここまで来た経験や気持ちだったり
分かち合って来た痛みと喜び、
掛け替えのない仲間・・・
チュチュの本音は自分こそが一番目立つこと、それが私の野望―と見せかけて
本音の本音はやっぱり「このバンドで存在していたい、もっとみんなで演奏したい」というものだったのかもしれません
逆に言えば元来の本音を“言い訳”にして新たに芽生えた“新しい感情”に蓋をしているようにも感じられました
散々誤魔化しても、割り切ったつもりでも、迷走しても、拭い切れなかったプラズマジカへの想い。
それこそがチュチュの本心であり本音の本音、本当の声が聴けたような気がして
それもまた嬉しかったですし、
一番バンドに愛着がないように思えて
その実本当は誰よりもプラマジを愛しちゃってるのがチュチュなんだと個人的には思います
そう思わせるようなラスト付近のドラマは先述したように観ていて泣きそうになるくらいのパワーがありました
「だけど、やっぱりこのバンドが好きなんです。」
そんなチュチュの想いがセリフなんかにしなくてもダイレクトに伝わって来る作劇に心底感動してしまった・・・というのが個人的な本音ですね




それはこの「SHOW BY ROCK!!」というアニメがこれまで紡いで来たものの素晴らしさを証明するような内容でもありました
そんな簡単に裏切れるほど、あれだけの経験を重ねて自身に無影響でいられるほどプラマジの“青春”は
薄っぺらいものでも、軽いものでもない
ある意味プラズマジカが積み重ねて来たものの“大きさ”を表現している話数でもあったんじゃないかって
だからこそ素直にチュチュの感情の変遷に頷けたし、「だよなー!」って思える隙間があって
ストレートに気持ち泣ける話数に仕上がっていたかな、と
言葉で説得するのでなく、音楽で説得する~という流れもこのアニメらしくて良かった
お互いの本音を曝け出して、みんなの気持ちを一つにして、だからこそ進んでいける生き物なんだって
そんな風に“バンド”を描いている、描けている作風には個人的に大きな信頼がありますね
チュチュがどんな目的でこのバンドに在籍していようが
今までチュチュがしてくれたこと
それがなければプラマジはここまで来れなかった
チュチュがいたからここまで来れたんだよ。というメッセージを実直に伝えるメンバーの姿も良かったですね
ちょっとレトリーが副リーダーというか、チュチュが苦悩してる時に仕切ってくれてるのに頼もしさと成長も感じたり、ね。
もうチュチュだけが頑張らなくても良いバンドになった、お互いがお互いを支えられるバンドになった。という事なんでしょう。
そういう意味ではやっぱり単にチュチュ回というだけではなく、プラズマジカそのものを描く回でもあったと思うんです
レトリーも、モアも、シアンも、そして・・・チュチュも。本当の意味で気持ちが一つになれた記念碑的な話数。

チュチュが自身の醜い感情を敢えて吐露したのも、
バンドに対して後ろめたい気持ちがあったから
それ即ち“愛情”の証であります
本当はそんな自分を許せなかった
本当はそんな自分を謝りたかった
本当は、そんな自分を曝け出した上でそれでも前に進みたかった―
そういうチュチュの人間くさい心情が伝わって来る独白のシーンはホント観てて泣きそうになりました
言っちゃえば、敢えて言う必要のない言葉でもありましたからね。それでも敢えて伝えた事にチュチュの“誠実さ”があるんでしょうね
そんな自分の汚ない部分も受け入れた上で一緒に歩まんとしてくれる仲間の存在にチュチュが救われない訳がない。
そんなプラズマジカがこのままダガーの策略を許すほどヤワなバンドであるはずがない。
そう観ていて確信させるお話でもありました。

腹黒っていうか、人間くさい部分もあるけれど
それでもバンドの事を強く思ってしまう不器用なチュチュが大好きです。
そして、そんなチュチュの“弱さ”も認めてくれるプラズマジカのメンバーも・・・。
最高のバンドだと思います!















本当は自分が注目されたい、強く愛されたいと思うチュチュの気持ちも
それでもみんなと奏でるこの音が、このバンドが理屈を飛び越えて大好き・・・!という気持ち
そういう相反する気持ちのせめぎ合いと、その末にチュチュが自分で“選んだ”結末の美しさに実直に感動してしまうようなお話でした
そもそもバンドを(事情があったとはいえ)ないがしろにされて怒るチュチュがバンド結成前の心境であるわけがない。
過去の細かい描写も今回の説得力に繋がっている節もあったりしてその意味でもとても納得出来て良かった
気が付けば、誰もがプラズマジカを各々にとってのホーム、大切な場所にしている感覚が心地いい。
そんなプラズマジカが魅せる「音楽の力」に今からとっても期待&ワクワク中であります!

そういえば先週プラズマジカのニュー・シングルが出て感想も書きましたが、
今回は遂にデイリー9位を記録しましてシンガンにも匹敵する人気を叩き出せて個人的に嬉しいです
普段はそんな事気にしないんですが、なんとなくどっちも負けないくらい人気であって欲しいなー、って気持ちがあるので(笑
もう迷わない、みんなで出す音が大好き。そんな風に覚悟を決めたチュチュを含むプラマジの更なる飛躍を願ってます。

またEDがちょっと変わってましたね(笑
ああいう遊び心のある演出も好きですし、
またEDの歌詞が良い具合に今回の内容ともマッチしていて沁みるような感触もありました
誰か一人が頑張るのではなく、お互いがお互いを支える関係性。それこそが素敵、ですね。バンドだと思います。



ちょっと一皮向けたというか、大人になったチュチュ。
余談ですが丁寧なお嬢様言葉であのセクシーな衣装って余計にエロスを感じますよね(笑
それとチュチュがダガーの術中にハマってる時の不穏な劇伴も印象的で良かった。




DOORS/LOST IN TIME

2015-06-07 | アルバム感想







どっちが上で どっちが下
そんな物差しばかり使うから
ちっとも本当が見えない (呼ぶ)


何かを蹴落として
掴み取ったものを
幸せと呼ぶには少し
違うような気がするよ (呼ぶ)


知れば知るだけ孤独になって
もう何も信じられない (明け星) 


選ばれなかった僕らの 
何気ない日々はどこへ向かうの (No caster) 













LOST IN TIME1年半ぶりのニュー・アルバム「DOORS」、
さわやかで美しいジャケットとは裏腹に相当切実でセンシティブで、そして良い意味で“必死”なアルバムに仕上がっています
ロックンロールの「ロール」的な部分、つまりは転がるように生きる感触から
誰にも触れられたくないようなナイーブな感情まで
ポジティブな曲はより前向きに、かつ必死に
ネガティブな曲はより後ろ向きに、かつ達観的に
人の持つ様々な感情に触れる事の出来る傑作になっているな、と

今作はそういう風な「割り切り」が気持ちの良いアルバムだと思います
福音のようなアッパーで多幸感溢れる楽曲もあれば
沁みるバラッドもあって
冷徹でひんやりした作中観の曲もあるし、
ただただ寂しい印象の曲や、大人らしい達観と哀愁に満ちた曲があったり、必死に繋がりと存在を求めるナンバーも点在していたりと
一つの方向性でまとまっているのではなく、多角度から人間そのものを切り取った印象のアルバムで
だからこそ生々しく、かつ誠実に響いている・・・というのが個人的な印象ですね
ポジティブに振り切るのでもなく、ネガティブに振り切るのでもない
そのバランス感覚に優れているのが今のロストであり
それがより理想的なバランスになって来ているのが今作「DOORS」だと自分的には感じています。


また今作は歌詞がいつにも増してキレッキレですね
冒頭に挙げたフレーズはどれも大好きなフレーズの数々ですが
良い言い方をすれば「嘘の無い」、悪い言い方をすれば「身も蓋もない」(笑)
そんな内容の歌詞が多いアルバムでもあります
勿論足掻くような歌詞もありますけれど、
心の中で本当は思っていること
どんなに大げさな言葉で取り繕おうが拭い切れない空しさのような感情も多数切り取られているので
聴いていてすごく沁みますし、感情移入の隙間が広い、聴いている人の感情に訴えかける言葉の多いアルバムになっていると思います

だからこそ、前述の「足掻くような歌詞」が対となって光っている感覚もあります
そういうシビアで隠しきれない虚無感を歌っているからこそ
「それでも」が先立つ歌詞の楽曲が沁みる節があり
陽があるから陰がある
陰があるから陽がある・・・と
そういう意味でも実に理想的なバランスのアルバムなんですよね
散々くたびれて失って何もかもが分からなくなっても、だからこそ歩まんとする“力強さ”のある作品でもある
落ち込んだ時には暗い部屋(曲)に入れば良いし、進みたい時には明るい部屋(曲)に入れば良い
その鍵が12個(曲)あるような、自由度と包容力に満ちているアルバムだと聴き込んでみてそう感じました。
人を信じたい時には「22世紀」を聴けば良いし、逆であれば「明け星」のフレーズに気持ち泣けば良い。
どっちが正解不正解だとか、そういう価値観ではなく
「両方あるんだよ。」とそう告げているような
「366」と「No caster」の真逆過ぎる方向性もそうですけどそれもまたロストの“誠実さ”が如実に出ていて素敵だと思います。
一人一人の道があって素晴らしい、と思える日もあれば単に路傍の石の一つでしかない、としか思えない日もあるという事。
でも、それがまた実にロストらしくていちファンとしては信頼できる、嬉しくなる感覚なんかもあったりします。


また、単純に一曲一曲が良いアルバムでもあります
祝福のようなハピネスに満ちたキラーチューンでありアルバムを代表する名曲「366」(ライブでも盛り上がる)、
アップテンポだが噛み締めるように歌われるサビのフレーズが印象的な“足掻く”ナンバー「Synthese」、
牧歌的で感傷的なAメロの時点で沁みてくるバラッド「燈る街」は、
“あの日”というフレーズを聴いた人個々で設定してイメージしながら聴ける自由度があってその意味でも素敵な一曲
今作でも随一に厳しい歌詞が光る「No caster」はロストの自棄的な部分が如実に出ている退廃的でひんやりとしたロックンロール
情感溢れる「小さな隣人」は寂しくもその中に付随する小さな希望を歌ったこれまた沁み入る感じの楽曲
間間に入っている小気味良いインストも新境地かつ聴きやすさに貢献しているし、
必死さ、切実さなら随一な「22世紀」の熱量もまた凄い
個人的に歌詞が大好きな「呼ぶ」に関してはもう歌詞を完全掲載してしまいたいくらいに(笑 バラッドでありながらキレッキレのフレーズが並んでいる名曲
壮大な「home」はファンとバンドとの絆(のようなもの)を実直に思わせる新しいロストのアンセム
最後の「明け星」は寂しくてシビアなフレーズが並びながらもそれでも笑っていたい~という感情が胸を打つナンバー・・・と
どの楽曲も派手さ、というよりは洗練されている、という印象が強く
だからこそ新しいロストインタイムを感じられる
シックでありながら沁みる、
確かな進化を感じる~、
と、「らしさ」を保ちながらも一歩アップデートされたメロディや歌詞のセンスを味わえる類のアルバムにも仕上がっています
どちらかと言えば聴けば聴くほど味が出て来る、長く聴ける温度感と距離感のアルバムだと思うので
興味のある方は是非聴き込んで聴き込んで“その人自身のアルバム”にしてやって欲しい。ですし、
実際そうなれるだけのタフさと(表現力の)豊かさとポテンシャルに満ち溢れたアルバムになってると敢えて断言したいです
「No caster」や「明け星」を聴く限りまだまだ開けてない引き出しもありそうな気がしましたし、
お世辞抜きでロストインタイムは「今の」であり「これからの」バンドだと思いました
個人的には今のLOST IN TIME、大好きです。絶対支持。












一歩一歩 もっともっと
誰も出したことのない答へ
ずっとずっと 何度だって
立ち上がれることの証明
一歩一歩 もっともっと
誰も辿ってはいないルートで
ずっとずっと 何度だって
やり直せることの証明 (Synthese) 



こういうロストの“距離感”、すごく好きです。
間接的に「ちょっと頑張るか。」と思える一つの方法論。
今作のツアーも発表されましたが、今からめちゃくちゃ楽しみですし
一箇所だけとは言わず数箇所是非参加したいですね。
全体的にシックで洗練されつつも、
確かな熱量もしっかりと響いている新たな傑作だと思いました。聴き続けます。





ヤングジャンプ 2015年27号 感想(ボクガール66話、もぐささん61話ほか)

2015-06-04 | ヤングジャンプ感想








久々にロキちゃんの可愛さ炸裂!











ボクガール #66 ボクの女子制服

最近のデフォルメ顔めっちゃ可愛いですね・・・笑


と言う訳で遂に“女子寮突入”でございます!
ページを捲る時どころかヤンジャン買う前からめっちゃワクワクしてたんですけど(笑)。
いや~「瑞樹くん」が「瑞樹ちゃん」になる瞬間ですから相当キュンキュンしちゃってたんですが
今週はまさかのロキによるイタズラ回・・・って事でこれはこれで超面白かったですね
まだ藤原さんとの再会はなかったんですが、
それはそれで良い意味で焦らされてる感覚もあってこれから先を読むのがめっちゃ楽しみです。

井出の真性の変態っぷりはともかく(笑
女子寮の皆さまも瑞樹の姿を見てドキドキのご様子ですね
お花を見てほっぺを赤くしたり瑞樹も傍から見ればすっかり「女の子」なご様子
何より、フッツーに女子寮を凛と歩く瑞樹、ってだけでグッと来るものがありますよね
瑞樹に惚れてるマッスル女子もすっかり紅潮してましたがやっぱり妄想したりするんでしょうか・・・笑

同室になるのは、ベタに藤原さんと・・・って感じになるのかな、と思いきや
ロキでした
まあ藤原さんとだったらお互い夜眠れないでしょうから(笑)
あとラッキースケベも案外作りにくそうなので(同室だと一人が風呂に入ってるのが分かると思うので)
これはこれでアリかな、と また藤原さんとの絡みも期待したいですが!



ロキのこういう不敵で官能的な目配せ、大好きです(笑顔)


ただ、ロキだといつでもどこでも辱めを受けさせる事が出来るのでむしろ良かったかもしれません(おい
いや、まあ、でも、流石に女子の制服で出て行くにはハードルが高すぎるよな
同姓(元の方ね)からもきっとそういう目で見られるでしょうし・・・
う~ん、楽しみです!(下衆)

そしたら、ロキが早速辱めを(笑
ただひんむくだけじゃなく自らも脱いで瑞樹の紅潮を煽るとか流石にレベルが高いですね
というかこのシチュ普通に考えれば元男としては相当役得なんですけどね
久々にこんな可愛いロキが拝めて個人的に堪りませんでした
ある意味誘ってるのか?って感じですけどね 笑

そこからは以前の保健室よろしく瑞樹くん脱がせモードに突入
ちょっと大きくなった?瑞樹のおっぱいをツンツンしたり、
下もチェックしたりロキが性母状態になってました
なんというか、こういうの見てるとロキちゃんルートもありかもなあ・・・って思えてくるのがヤバいですけど(笑
大事な部分をチェックされそうになって涙目で紅潮しているカットは、まあ、その、“最中”みたいで・・・(満面の笑み)
また良い具合にパンツで隠れてるのがイイですよね!想像を掻き立てられるというか。つーか女子パンですね(笑

おっぱいもちょっと大きくなったし、女子パンだし、こりゃあこの先益々猛の受難は続きますな。
なんちゅうか、久々に官能ネタが出て来た事もそうですけどここまで(猛烈に)恥ずかしがってる瑞樹も実はちょい久々な気がするので
その意味でも懐かしくも新鮮でとても興奮出来て、お世話にもなれる・・・はい。最高の回だったと思います(笑

しかし“おっぱいの成長”ってトピックスは色々と妄想が捗って良いですよね・・・。
その内猛がいやらしい目で見て来そう、とか思うとドキドキしますね
もうすっかり可憐でウブな女の子になっちゃってる瑞樹ですけど
遂に来週クラスバレするとの事で、、、
実に楽しみです!
一方で、藤原さんとの関係もありますし様々な観点から楽しんで行きたいですね。そして、これからの瑞樹の“成長”にも期待!!(笑



もぐささん 第61話 海水浴と百草さん

待望の水着回!


や、別に水着がどう、って訳じゃなく
肝心なのは小口の前で紅潮する百草さんが観れるかどうか、って話なんで
その点から考えるともう最高ですよね(笑 期待を裏切らない王道っぷりに感動
また百草さんが「水着姿を観られて紅潮する」ってシチュにめちゃくちゃ相応しいキャラですからね
つくづく「恥ずかしがり」って設定は隠れ食いにもラブコメにもどっちにも使えてよく出来てるなあ、と(笑
まーたやっぱり着痩せするタイプなのがとっても素晴らしいですよね。ね!

海に流されても食うのを止めない百草さん(でもそんなトコも可愛い)
そんな彼女を助けに来た新キャラはまたも大食いキャラだった・・・って事で
これまた熱い大食い展開が見れそうな流れであります
しかももう何度目かも分からない太眉キャラ
大竹さんは太眉フェチなのか・・・?
だったら嬉しいけれど(笑
若干「WUG!」の夏夜に似てるな、と思いつつすっごく可愛くて素敵なキャラだと思います
だから、その意味でも来週以降がこれまた楽しみですね まあ百草さんが負ける展開になるとは思わないけれど。逆にあるのかな?

それはそれとして、子供っぽい多部ちゃんや超恥ずかしがってるちぐみなんかもめちゃカワな今週分でした
ちぐみは露出以前に胸が小さい事も気にしてるんだろうなあ・・・と思うと余計に可愛いですよね(笑
こういう少年少女の青春っちゅうか、そういう内容は未だに大好きです。今だからこそ、かも。



プリマックス #6 母はカワイイ!!

6話目で巻頭・・・って早くもかなりの人気を掴んでるっぽい「プリマックス」
今週は友人の一人である竹雄のお話だった訳ですが、
普段がアレなのに
今回はアリだな、と感じてしまった
それが悔しくもあり、ちょっと快感でもあり・・・という
普通に考えたらナシなのに確かにどんどん“カワイイ”になってる辺り流石だなー、と
ヨクサルさんのストーリーが良いのは勿論蒼木さんの絵も随分貢献してるな、って思います
なんかもう最後の竹雄のカット見たら普通に騙されちゃいそうだもん(笑
いや、むしろ、分かってても遊びたくなりそう・・・なのが凄い。
パットも入れて見栄えも良いし着実にレベルアップしていきますな

しかも、お話としても普通に家族ドラマとして面白い辺りもイイですね
例え嘘でもその“気持ち”が嬉しかったんでしょうね。多分。












◆リクドウ

うおお本気で勝ってしまった・・・!
兵動をも倒したとなるとこれからの立場も変わって来そうですが、、、
逆に言えばここからの兵動自体も気になりますけど。
あと苗代ちゃん。



◆しらたまくん

他の競技はダメダメだけど、
走る事だけは得意・・・っていうのがイイですね
人間に猫は捕まえる事すら出来ませんから(笑















次週一気に二つも終わるんですけど、
また入れ替えの時期なんですかねえ・・・
そうか、べしゃりは10年もやってたんですね。
まあ後半は完全に職業モノになってたので青年誌に移って良かったんじゃないか、とは思います。