サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

傷だらけのヒロイン。/ナースエンジェルりりかSOS 第25話「招かれた最後のパーティ」 感想

2022-10-31 | ナースエンジェルりりかSOS










随分久々の感想になった。
生誕祭(七夕)以来ですが、本当は毎月一本ずつ仕上げる構想を練ってました。
ただ、夏はお仕事関連でバタついてたので結果的に無理でしたね
ま、それもぶっちゃけ言い訳でしかないですけど。
 
で、この25話目です。
前回の感想でも書いた通り、
いよいよブロスとの決着の刻が来たる・・・!というエピソードでした
向こうから招待状が来て彼の土俵で戦う、、、っていう明らかに罠でしかないんですが、
かといって、
それに乗らないのも解決には繋がらない。という判断を聴いて「それもそうだな。」とは感じました
正直、
こちらから探しに行くのも難しいですし、
よしんばそういうまどろっこしいやり方でやってたら、
きっと周りの人が酷い目に遭う。という言い分も理解出来る。
こういうトコ、このアニメの脚本は良く出来てるとホントに想いますね。
罠ですら打ち砕く気概で決着に臨む~という漢らしい決断。。
更に唸ったのはその後の展開でした。







なんと、
幻覚を創り出し、
それらと戦わせる・・・!という残虐性極まりないやり方でした。
幻覚自体は常套手段なんですが、本作はファンタジーでありながらリアリティ重視なので、
「仮に本物で屠ってしまったらどうしよう。」っていう水面下の思いを感じさせる戦闘シーンでした。
正直、
本作では何回もダークジョーカーの手によって味方が動かされて来てるので、
それを考えると迂闊に手を出す方が有り得ないと言えるでしょう。
これもまた巧い・・・・・憎らしい程にね。
同時に、
招待に乗らなければきっと仲間や誰かが酷い目に遭う、
招待に乗ったら巧妙な罠にハメられる、、、っていうのは将棋で言う所の「詰み」に値しますな
そして、この状況を創り出したブロスもまた策士であり実力者と言えるでしょう。







しかし、
最も仇になったのはりりかの❝優しさ❞だと感じましたね。
本作では良くも悪くもりりかは「人の善さ」を利用されやすい
けど、
仲間の命を奪ってまで掴んだ平和に価値があるのか?という彼女の気持ちもまた分かる
人間の命はそれほど重い・・・それは人には感情があるっていうのも大きい。
ただ、
最終的に彼女を救ったのも、
彼女の❝正義❞であり❝優しさ❞でした。

最後まで足掻いて、傷だらけになって・・・
冒頭に引用したカットなどは美少女ヒロインとは思えぬ傷だらけっぷりだと感じました。
ちなみに、今回の記事の見出しタイトル「傷だらけのヒロイン」っていうのは同じ90年代アニメの
「とんでぶーりん」の第7話のタイトルから拝借しました(果林も可愛いよね!)。
観てたら自然とその言葉が浮かんで来たので使いましたね。
 傷だらけになってまで、
ほぼほぼ抵抗せず、
みんなを救いたい。と奮闘する彼女は聖母のようでした
仮に、ここで力尽きたとしても自分はその❝正義❞を讃えていたでしょう。
りりかを救ったのは、土壇場で出した身体から全方位に放出する類のフラッシュの必殺技でした。
恐らく、囲まれたので出したんでしょうけど、まばゆい聖なる光を放った事に因り、
それを愉悦の表情で悦楽していたブロスに直に刺さって、
起死回生に繋がる、っていう。
正しく貫き通した慈愛と正義の勝利・・・!!と、同時に、
これって他人の悪夢を眺めて愉しんでいたブロスに対する因果応報の様にも思えて、
そう考えるとある種のメタファーの様にも感じられなくもない、と思った。
傲慢さが招いた罰、、、とも表現出来るでしょう。







その後の展開は熱かった・・・!
デューイが「ブロス様」から「ブロス」に言い方を変えたのも良かったけど、
デューイと星夜の共闘だったり、全員の力を合わせての撃破だったり。。
信念を曲げなかったりりかの勝利はこみ上げるものがありましたが、
同時に、
ここであっさり消える程ブロスは弱くない。とも感じていました。
結果的に、カノンに力を移動させて今度は本気でりりかを潰しに来る模様。
りりかは、
カノンを倒せるのか、
それとも・・・?
正直、
各話感想という体を貫いてるので次の内容の事までは語れないんですが、
もう今すぐ見直したい想いでいっぱいなので、次の感想は多分11月中にはUP出来ると思います・・・!
こうやって宣言する事で自分を追い込んでいくスタイルに切り替えて頑張ってゆきたい。
りりかが、ブロスに対して「絶対に許さない。」と言い切って激昂した場面は、
「大切な人たちを護りたい。」という彼女の本懐を感じさせて非常に素晴らしかったです。

まだまだ戦いは終わってませんので、
まだまだ当ブログもりりか達を応援してゆきたいと思います。。
それにしても、
傷だらけの姿を厭わず、
懸命に耐え抜き誰かを護る為に命を尽くすりりかは本当に格好良かった。
美少女なのに、ここまで泥臭く足掻いてるりりかの姿にはリスペクトしか有りません。
完璧な感想だとはまだ思えませんが、りりかというキャラの素晴らしさは是非伝わって欲しいですね。







ところで、
序盤のスクールパートも良かったです!
そうか、りりか達にとってはデューイって「敵」から入ってるので、
結構・・・「昨日の敵は今日の友」みたいな感じでフレンドシップな関係なのかもだけど、
他の女子から見れば普通のクールビューティというか・・・美少年なんですよね。
なので、
ここからのりりか達との関係性も非常に楽しみです。。
それと、ドキドキしちゃってるみゆきさんの描写なんかも中々良かったですね(笑
ラブコメアニメの監督してた方が絵コンテなのでその辺は巧いな~と思いながら観てました♬
それにしても、
このりりかのカットめちゃくちゃ可愛いな・・・!
今後はこういう日常&ラブコメ的パートにも期待しつつガンガン観返してゆきたいです。
星夜とりりかの思春期(?)男女っぽい微笑ましいやりとりもまた素敵でした。
ごちそうさまでした。











天使だ。。



にしても、
りりかSOSの戦闘シーン、バトルは、
結構理詰めというか勢いだけではない説得力があって毎回痺れますね~。
これまでの展開があったからこそのブロスの完璧な罠、
そして、
それを馬鹿笑って呑気に愉しんでたからこそ足元救われる展開もまたある種現実的で面白かった。
天罰というか・・・
最後まで信念を貫き傷だらけで奮闘し続けたりりかの雄姿にもまた、拍手を。
自分を救ってくれたりりかに忠義を果たすデューイも何気に侍的な気質を感じて格好良かった!
まだ今年は2か月もあるので出来れば最低2回は感想UPしたいところですね。。。



10月の花。

2022-10-30 | ブログ雑記







今週もお疲れ様でした。
今週は兎に角色々頑張ってました。
昔から、
無理しないでね。という言葉には違和感があって、
無理もしない程度の頑張りで得たものってどれくらいの価値があるんだろう?と。
もちろん、
寝る時は思い切り寝てますよ笑
でも、やっぱり最後まで足掻き続けたい気持ちが今は強いですね。
火だるまになって憤死するくらいが(自分は)丁度良い。
出来るだけ全力で生きられるように色々考えながら転がり続けたいです。
特に「考え続けながら」というのが大事ですね、きっと。









道端に咲いてたヒマワリ。




群もとてもキレイ。




君は素敵だよ🎶😍




道路の傍に咲いてたけど、思わず魅入ってしまった。




これ、ツリーみたいに連なってて本当美しいな、と。
健康診断の時にこれまた魅入った花です。



LUNKHEAD「TOUR 2022 “リノセント”」@千葉LOOK 22.9.10

2022-10-29 | LIVE










先月の10日にランクヘッドのライブに行きました。








実は、
「AT0M」以降、
「家」を除いて全部の作品のリリースツアーに足を運んでいます。。
我ながら何気にしつこくランクヘッドのファンやってるな~って思いますね
でも、
未だに良いからね
ちなみに「家」の時は恐らく他の用事などとバッティングしてて行けなかったんだと思われる
「スターマイン」とか「シンフォニア」とか「僕たちには時間がない」とか大好きだしね。
そもそも、
初めて観たのが「プルケリマ」の時だったんで、
そう考えるとあと数年で❝初めて観てから20年経つ❞んですよね・・・
ホント、
自分の世代のフラカンだわな。
ちなみに、そのフラカンも小学生の頃TVとかに良く出てて、
まあフラカン自体が世代の範疇と言えば範疇なんですけど(笑)。
年齢的には勿論ランクヘッドのが近いですけどね。
ただ、
いまだに泥臭く熱く転がってるランクの姿を見て奮い立って刺激を受けるのが、
ライフワークみたいになってる部分はあるのかもしれないです
今ランクを好きな人はやっぱり「何か」を諦め切れない人が多いんじゃないだろうか。たぶん。










千葉LOOKは約5年ぶり(!)に来訪しました。
・・・・・本来であれば、
有観客ライブが再開し、その直後に参ってお金を落とさなきゃいけないハコだったんですが、
しかし自分はどちらかと言えば嘘が付けない、忖度が出来ないタイプの人間なので、
中々趣向やタイミングが合わなくて、、、
もっと言えば、
チケット抽選外れたりもあったかな(笑
なのでこんだけ行くのが遅くなって申し訳ない想いも正直ありました
このライブハウスは自宅から最も近いライブハウス(ホールだとまた別だけど)であり、
その分たっくさんの想い出が詰まっていて。。
 でも、
ようやく趣向&タイミング諸々がフィットして来れた~という事自体が嬉しい!って感情もありましたね
ちなみに今後も行く予定が幾つかありますので、それらもまた楽しみだったりします♬


一曲目は「下北沢」から。
この曲は予想してました。
初日とは思えない盤石の仕上がりっぷり!に加えて、
超久々にLOOKで観るランクの姿も感慨深くて早速感情が高ぶっていました。
そこから初期の名曲「プリズム」という堪らない構成で聴いてて笑みが止まらない。
切なさ入り混じる歌詞にセンチメンタルを刺激されつつ、
続く「十六夜の月の道」というチョイスがまたそれを更に爆発させてくれてすこぶる感情移入が出来ました。

そして、再び新譜モードへ。
「繋ぐ」は昔のランクヘッドのシングル曲っぽいなあ~と生で改めて聴いて感じたり、
続く「スパイス」は歌詞のテーマが大好物なので、兎に角ノリノリで、
ウッキウキで飛び跳ねたりして聴いていましたね(笑
メモ帳にヘドバンって書いてあるのできっと好き過ぎてヘドバンしたんでしょう。
公式ブログで書いてた通り、
確かに出たばっかりの楽曲たちなのに他のお客さんの反応もかなり良かった記憶があります
ギターの山下さんもMCで「ツアー初日やで!」って言ってましたね♬

櫻井さんのドラミングが楽曲に寄り添っていた「ふわり」、
往年の定番曲かのように盛り上がっていた「ざわついて、いる」、
そして・・・
名曲「シューゲイザー」では聴いていて泣きそうになりました。
泣きそうになった=泣いてはいない、という事なんですが、感情を揺さぶられたのは事実です。
具体的に書くと「案外まだ僕ら走っていける」の部分で泣きそうになってました。
それは、
私生活の事であったり、
未来に向けての事だったり・・・
正直、
「信じていたい。」という希望的観測も加味して涙腺に来たんだと思うけど、
そういう瞬間のお陰で今も踏ん張ってられる。と想うと本当に尊い時間ですよね・・・。
加えて、8月よりも精神的に好転してたのも泣きそうになった一要因だったかも。


代表曲「夏の匂い」~からの(アカペラの部分は何度聴いても良い)、
「サイダー」っていうマニアックかつ構成的に堪らない流れもまた粋で素晴らしかったです
そういえば、この時は9月中旬と言えどまだまだ暑かったのでそういう意味でも季節感あって良かった。
そこから、
音数少ないアレンジが生で聴くと視覚的にも楽しかった「夕」、
渾身の歌唱が胸に響いた記憶がある「コタン」、
そして、
「スポットライト」は確かにランクヘッドらしくない・・・
ギターロックではなくエモロックバンドみたいになってそれがまた新鮮で良かったですね!
歌詞もストレートでドラムのカウントから始まる演出も王道っぽくて意外と❝化け❞を感じた一曲でした。

新鮮と言えば、
「ENTRANCE」、力強くて男らしい爽快感があってガッツ溢れる出来で最高でしたが、
スキャットも取り入れててそれがまた良い意味でランクっぽくなくて非常に新鮮な仕上がりでしたね♬
そこからの「スターマイン」。。
もう、
底抜けに盛り上がってました(笑)。
そもそも、スポットライト~ENTRANCE~スターマインって流れ自体が素晴らしいものがありました
以前もこのLOOKでスターマイン聴いて爆上がりした記憶があるのも手伝って、
それの再現、、、否、
それ以上のハイボルテージっぷりに完全に骨抜きにされて踊り狂ってました
また、サビの最後の歌詞が切なげなのも最高でセンチメンタル爆弾が落とされてもう恍惚でしたね!
正直、リリース当時よりも今の方が時代性に合ってる気もしましたが・・・個人的に。
それと、改めてこの曲特有の振付で踊るのもあまりに楽しすぎましたね(笑

ドラマチックな歌詞が胸を打つ「ナハトムジーク」、
間奏のグルーヴ感がまたハイパー感マシマシで燃える出来栄えでした。
そして、
割と近年の曲なのに、
最早ランクの往年のアンセムの一つになりつつある「アウトマイヘッド」ではひたすらに飛び跳ねてました
能動的に自分で自分の機嫌を取ろうとする歌詞も今の自分にはフィットしていてノレたのも大きい。
この曲の時もテンションが極まっていたんですが、
そう考えると、
ランクヘッドのライブって本当天井知らずでどんどん良くなっていってる気もしますね。忖度抜きで。
櫻井さんのドラムのエモさに悶絶してた記憶のある「サンクチュアリ」で本編は終了。
振り返ると、
5年ぶりのLOOKで観るにはこれ以上ないくらい熱くて、
尚且つ、
とってもあったかい。そんな素敵な一夜に仕上がってくれて本当に感謝でした。
ありがとうございました!!!!









下北沢
プリズム
十六夜の月の道
繋ぐ
スパイス
ふわり
ざわついて、いる
シューゲイザー
夏の匂い
サイダー

コタン
スポットライト
ENTRANCE
スターマイン
ナハトムジーク
アウトマイヘッド
サンクチュアリ

前進/僕/戦場へ
はじまれ














アンコールの2曲も良かったですね。
どっちも山下壮さんのギターソロがすこぶるツボでした
前者は美しく、
後者は凄味に満ちていました
最後の最後まで、
最高に泥臭く最高にカッコよい足掻きっぷりをステージに叩き付けて終了。
イメージとしては転がり続けてエンドロールには美しい光になって・・・みたいな感覚。
 正直なハナシ、
一曲目の「下北沢」を聴いた時、
ランクヘッドは本当に今でも真っすぐに重たいビートと熱唱を携えて、
夢を抱いて闘争し続けてるんだな。というのが説明ではなく音ではっきりと分かった
んです。
それが、あと数年で不惑を迎える自分にとっては嬉しくて勇気に変わった気がして、
その時点でこのライブの勝ちはもう既に確定してた気がしますね。
自分の中で、は。
加えて、
新曲たちだけではなく、
往年のキラーチューンの威力も更に研ぎ澄まされていて、
ランクヘッドのメンバーのツイートなどでもその充実っぷりが伝わって来てホント素敵な初日でした。
 そして、
また地元の千葉LOOKで、
こういう胸熱な公演を観れた事自体も物凄く感慨深い出来事でした
ね。。
抜群の❝再会❞を果たせましたので、ようやくこれでまた胸張ってLOOK大好き!と言えますし、
そしてまだまだこの場所も、ランクヘッドの奮闘も味わい続けたいって想います。
ツアーファイナルは来月11月末の新宿LOFTなんで、
今のランクの格好良さを、是非。


【お前って言うな】眞藤雅興「ルリドラゴン」1巻 感想

2022-10-28 | ルリドラゴン











今月初頭に出た1巻目。
最近、20万部を突破したらしい。
まだ1巻且つ1ヶ月も経ってないのに20万部は結構凄いんじゃないだろうか
惜しむらくは作者の体調不良でもう何ヶ月も休載中なんですよね
なので、
収録話数は普通のジャンプコミックスの1巻と比べて1話少ない6話収録になっております
そしてこれ以降のエピソードは今現在WJには掲載されておりませんので、
正真正銘これで連載分のすべてを収録した第1巻になってます。
・・・眞藤さん大丈夫かな~。
 プラスに考えれば、
この1巻さえ買っておけば、
連載再開の折にはすぐこの巻の続きから読めるので、
単行本からファンになった人にとっては都合が良いかも分かりませんね。
ちなみに表紙は描き下ろしですし、おまけページもちゃんと充実しておりますので、
作業自体は出来るっぽいのが救いといえば救いではありますね。
スタートダッシュには成功してたので、
悔しい想いもあるでしょうが、
万全の状態で是非この名作候補の続きを描いて欲しい・・・と願っております。

余談ですが、
この1巻、
「絶対に初版を手に入れたい。」と考えてましたので、
発売日当日は物凄い気合が入ってましたよね😡🔥
もし一店舗目二店舗目になくても、
必ず様々な書店を回って、
お前を見つけてみせるよ・・・!と気分は迷子になった子供を探しに行く父親のようでした←←←
ま、
地元の市原の本屋であっさり見つかったんですけど(ぉ
ジャンプコミックスの1巻目って例外なく渋るから本当大変なんですよ
「あかね噺」の時も大変だったし。。なお、自分が行った時は残り三冊で、その後すぐ無くなってました
実は読む用と保存用と2冊購入する事も一瞬考えたんですが、
「それだとルリドラが拡がらない。」という意志の元、
なくなく1冊に留めたという逸話があります
自分を褒めてあげたい(?)
・・・うん、
まだあらすじも何も記述してないのに、ここまで無駄に長いですよね(苦笑
まあ、
この漫画に関しては今現在毎週欠かさず各話感想を書いてますので、
詳しい事はそっちを読んでもらってですね、
今回はテーマ的な事を語りたいと思う。




眞藤雅興「ルリドラゴン」1巻より引用。



改めて読んで感じたのは、
❝相互理解❞が本作のテーマ・・・なのかもしれません。
本作は目的が無いようで実は「ドラゴンである自分を受け入れてもらう。」という
ある種切実かつ最大の目的があるように通して読んでみて感じたりもしました。
この1巻だと、
物珍しがられたり好奇の目を向けられたりもしてますが、
注目や気にしてはくれど本当の意味で「認められてる。」とは言えないでしょう
事実、
いきなり火を吹いてしまったルリに対して、
一緒に居るのはリスキーだと感じて明確に避ける女の子もいました(それはそれで一つの自己防衛ではある)。
それに関連して、
いつでも火を吹けるように練習したり、
ルリのバックボーンである父親に会って体質を調べようとしたり・・・
その行動のほぼほぼが先述の「ドラゴンである自分を受け入れてもらう。」という目的に向かってる気がする。
それは、
言い換えれば、
❝自分の個性を認めてもらう❞というある意味普遍的、、、
っていうかルリの母親も言ってた通り我々の本懐にも似てると言えば似てる事だったりもするので。
そういう意味だと亜人が主人公と言えど、テーマ性自体は普遍的でもあるな~とも想いました
だから、
いつか、
「ドラゴンだけど」から、
「ドラゴンだから」に変わる時を願ってますし、
他者の視線に怯えてた彼女が心から満たされる瞬間を拝みたい・・・!
っていうのが、
いちルリドラファンとしての本懐の一つではあります
だけど、それをあまり暗くなりすぎずにフラットに描けてるのも本作の利点だと思いますね。




・・・・・尊い。。。😭😭😭😭👌✨



さて、
もう一つのテーマ。
最初に語ったテーマも重要なんですが、
こっちはこっちで同じくらいこの作品の根幹となる要素かもしれません。
それは、
❝日常❞です。
・・・・・曲がりなりにも「少年ジャンプ」で連載中の漫画のテーマが、
「日常」っていうのは普通に考えると少し奇妙かもしれませんが、
本当にそうなんですよね。
ドラゴンという、
少年誌らしいファンタジーっぽいフィルターはかけつつも、
ツノを巡るズレてるワードの数々だとか、
帰宅後のカレーだとか、
嬉しい事あったからアイス2個買おう!だとか、
「一緒にJKやろうぜ!」という素晴らし過ぎるお誘いだとか、
みんなからイジられてるルリを心配するユカのさり気ない描写だとか・・・
それらの描写が本当に素晴らしい。。
例えば、
我々の日常だって、
本当に記憶に残ってるのは、
あの時母親に言ってもらった言葉が嬉しかったなぁ~だとか、
あの時のあの人の気配りが凄いありがたかったなぁ~だとか、
そういうものじゃないですか?
昨日、
オリックスの吉田正尚が9回裏二死からサヨナラホームラン打ってましたけど、
普通の人がそういう俗に言う「感無量」だとか「奇跡」みたいな体験なんて出来ない訳で。
うん、
何気ない日常の中に確かにある、
心に残る瞬間を逐一拾っていく丁寧な作劇が光っています。

 そういう意味では、ドラゴンガールという飛び道具的なニュアンスはあるものの、
意外とめちゃくちゃ普遍的な楽しさや共感、感動を描けてると思ったので、
日々を一生懸命・・・・・否、一生懸命じゃなくてもいいや。
日々を生き抜いてる人々に響く作品だとも感じます
言っちゃえば「自分と他人は違う」っていうのもルリ❝だけ❞の悩みだとも思わないので。
だから多分イメージとは裏腹に感情移入もかなりし易い漫画だとも感じましたね。。




うん😃🙏(真顔&迫真)



最後に、
この作品は、
結構・・・・・キますね←←←←←
上記のカットとかね、100%狙ってるだろ!と思いつつ、
分かりやすい言い方をすれば、俗に言う性癖の開拓に繋がるようなシーンが多いです
個人的に、「性癖」って言葉自体全然好きな言葉では無いんですけど、
でも時には好き嫌いを棄てて分かりやすさを優先したくなるタイミングもあるのでね。
うん、
まあ、
サービスカットとかはほぼほぼ・・・否、「ほぼ」かな。
無いんだけど、間接的に官能を感じさせるカットやシーンも多く、
そしてそっちの方がこういう作品にはより効果的な気もするので、、、端的に書いて、
「好き。」でした(超笑顔)
その辺は、
上級者向けというか、
上級者に仕上げさせられる、というか・・・
そう、
迷わず読めよ、
読めば分るさ(追悼)
って感じですかね。色々書きましたけど、一応自分なりに整理してUPしたつもりです。
後は、「ルリドラゴン」の記事は「ルリドラゴン」のカテゴリー作って全部統一していますので、
細かい部分の語りは是非繰り返しになりますがそちらの方でよろしくお願いします・・・!

この間、
自分が頑張って書いたルリドラのレビューをきっかけにコミックス買った。という報告があり、
正直「頑張って書いて良かった・・・。」と心底感じた思い出がありました
それもまたルリドラ的ですよね笑 マジで感謝してます。
日常の、歓び。
今後もまず何に於いても「一生懸命書く。」という事を軸に於いて活動してゆきたいと感じましたね。
勿論、再開の折には、ガッツポーズしながら熱視線を送り、感じた想いも綴る予定ですので、
ルリドラファンの方は記憶の片隅にでも当ブログを置いて頂ければ幸いです。










おまけ。
おまけページの感想!
カバー下含めてラフカットが中心ですが、
ラフカットの時点で既にルリが超可愛いのが伝わって来て、
どれも非常に眼福でした・・・(笑
折り返しには集合表紙のルリの浴衣のカットがあったり(尊い尊い尊い😭)、
あとプロフィールも記述されてて、ルリの本名が「青木瑠璃」だったり新情報もあったのが嬉しかったです!
誕生日も明かされましたので、忘れて無ければ、今年のルリの誕生日にイラストでもUPしたい。
兎角、当ブログは「ルリドラゴン」をずっと応援していきます!
「ルリドラゴン」が大好きです!!!!!!!


最後に、ジャンプの表紙。
一目惚れでした。。
またいつか、❝二回目の表紙❞も飾れますように・・・。





この人、大丈夫ですか。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第115話 感想(ヤングジャンプ2022年48号)

2022-10-27 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
お、おう・・・(困惑)。











まあでも、
人間「すべての感情がおしとやか」なんて有り得ないからね
どんだけ聖人を貫こうとしても心の中では「チッ」みたいな感情があって、
それを出すか出さないかの違いだから。
出さないでいると、
「あの人は良い人」みたいな、
聖人君子のような扱いを受ける事もあるでしょうけど、
それだってある種の我慢だったり忍耐の元で成り立っているに過ぎないので。

今回の話を読んで素直に想ったのは、
凛の気持ちに対する共感・・・ですかね
自分はあそこまであからさまに出す事は出来ないけど、
正直、
理解出来る部分もある、、、笑
以前、
昔の仕事場でギャンブルにハマってる人に「金持ってるなあ」と羨望された事があって、
その時は「じゃあギャンブルやめろよ!」と口には出せずとも心底腹立って格ゲーでCPUボコって
ストレスを発散してた・・・という事が自分にもありました😂
まあ、
凛のはそれとはまたちょっと違うとは思うけどね。
ただ、恋太郎も認める通り、ああいう感情もまたある種の人間らしさの一つである事は揺るぎない
凛さんはそれを顔に出し過ぎだから危ないってだけで。。←←←←←
・・・うん、
ぶっちゃけ、
かなり❝アブノーマル可愛かった❞ですよ。




100カノ第115話(ヤングジャンプ2022年48号)より引用。
これはまごうことなきイケ彼。。😻




凜は、
幼い頃から何不自由なく品性良く育てられた影響で、
逆にそういうアブノーマルな世界に対する興味が強いんでしょうね
「まとも」の元だけで生まれ育った分、「異常」に対する耐性が弱いんでしょう
それもまたある種の水面下のストレスからの解放なのかもしれないですけど・・・そこまでは未知数かな。
 でも、
先述のように、
個人的には「アリ」でしたね
っていうか、漫画的に可愛かったです(笑
性癖ヤバすぎだけど、
単純に見ていて面白いし楽しい。
それは❝漫画だから❞なのかも分からないですけど、
確かに恋太郎の言う通りゲームの世界だけに留めてるし誰かに迷惑を掛けている訳でもないしね。

いや、
やっぱり可愛いわ。
何度見ても可愛い。
ベッドの中でスマホでバイオハザードを見てる姿も、
台パンにドキドキしてる姿も、
ワニワニパニックで愉しんでる姿も、
ボクシングゲームで恍惚状態になってる最初の引用カットも超カワイイ(笑
この人、大丈夫かな?って同時に思うけど、
ただ、
分別は誰よりもついてるみたい(台パンに悦びつつ物を叩く事に抵抗があったり)なので、
二次元の中でめいっぱい楽しむ分には無問題でしょう!
なんか、
見開きのコマでは、
完全にイッっちゃってましたけど・・・笑
っていうか、それに対してノーリアクションでゲームに興じてる恋太郎がまたスゴい
引くどころか、「それも君の楽しみ方だよね。」と言わんばかりの堂々とした表情が格好良い。

最後は、いきなり紅潮して、お嬢様キャラらしい恥じらう王道の可愛さを見せてましたけど(これもgood!)、
そんな彼女を誠実な言葉で優しく包み込む恋太郎がまた見事でしたね
意外と、
自分と他人との違いを真っ向から認めるって難しかったりもするから。
恋太郎も普通にゲーム楽しんでたし、様々な楽しみを見い出して消化する度量があるって事なんでしょう。
毎週思うけど、自分もリアルで恋太郎みたいな彼に出会いたかったですね。。。(うん?)










しかし、
最後、
グロテスクなシーンを尻目にロマンチックに抱き合ってるのは笑った・・・(笑
このマンガどれだけの性癖を読者に曝け出させようとしてるんだろう(喜)
それに、
凛みたいな子を真正面から堂々と受け入れられるのは恋太郎ぐらいのもんだ。と考えると、
恋太郎の度量ありきの彼女ばかりなのも本作の優れた点だな~と改めて。
ちゃんと「恋ちゃんじゃなきゃいけない理由」があるのがイイです。
凛ちゃん、これから恋太郎に一杯幸福にして貰いましょう♬


Cö shu Nie「Flos Ex Machina 《re:bloom》」@EX THEATRE ROPPONGI 22.9.8

2022-10-26 | LIVE












先月の8日にCö shu Nieのライブに行ってました。









コシュニエのライブに行くのは2回目。
初めてのライブが、
まさかの金沢遠征~っていう普通なら有り得ない感じで観ただけに、
東京で観るのが逆に不思議というか・・・自分の中では金沢のバンドなんですよね(全然違う笑)。
とはいえ、
この日が「関東で観るのは初めて」という事で実に楽しみにしていた夜でした。
 EXシアター六本木に関しては、
かなり前から・・・・・
約4~5年くらい?
ちょっとその辺正確ではないんですけど、
結構自分の好きなバンドがよく公演してて気になっていたライブハウスでした
なので、この日初めて行けて良かったですし、全体的に凄く綺麗で広めのハコでしたね
座席ありだったのでホールって呼んだ方がいいのだろうか?
兎角、
コシュニエの世界観にも合う派手目なハコだったのがとても印象的でした♬
何気に六本木でライブ観るのも相当久しぶりだったんだな。
最後に訪れたのが2017年の1月だったので、
5年と8か月ぶりでした。。

この日は9月の中旬に入るくらいの時期でしたが、気温が夏のまんまでしたね(汗
しかも、物販に並ぶつもりがファンクラブの列に並んでしまって、
無駄に汗を搔いてしまったのが悔やまれます
素直に訊けばいいのに・・・・・
こういうトコ駄目ですね笑
ただ、
俗に言うコシュラーの方々は、
みんなファッションが前衛的で格好良かったですね
グッズも耽美で格好良かったんですが大体早々に売り切れてタオルしか買えなかった
でもタオルのデザインもまた超気合入ってる流麗なデザインだったのでその点では満足でした。









ライブは、
「supercell」から始まり、
そこから「絶体絶命」、そして、
名曲「SAKURA BURST」と激しくも美しい音像でもって序盤は展開されました。
前にライブでこの曲を聴いた時は終盤だったので、「いきなりケーキ出された!」みたいな感覚になり、
この辺のセトリの妙もツボだった夜でしたね。
そして、
カッコよい。
「そうだろう?」の部分は生で聴くとより燃える感覚になり早速胸アツになってました。。

初期の楽曲「ペリカン号でどこまでも」はスケール感たっぷりで夢心地の聴き応え!
余談ですがこの曲始まった時結構沸いてた印象なので昔からのファンに愛されてる曲なんだなあ、と。
そこからの、
スチームパンクの世界観を攻撃的に響かせる「BED CHUTE!!」でブチ上がり、
中村さんもピョンピョン跳ねながら拡張期で歌い散らしてましたが、
自分もその場で跳ねながらテンション高めに聴いてました
ブリブリのベースにも魅了されつつ、
そこからの「水槽のフール」・・・・・凄かったですね
何が凄かったって、曲の最中に中村さんが「キャハハハ!!!」っていきなり狂った様に笑い出して、
それはある種昔のキワキワのV系にも通ずるような魅せ方で血が騒いだのをよく憶えてます
揺るぎない狂気の放出、ああいう魅せ方をするバンドも今は貴重な気がしました。
ゾっとするような美しい狂気、それはある意味とても人間らしく、
グロテスクな感情を描く「病は花から」でも地続きで、
会場のビジョンに映し出された苦悩と解放に満ちた映像も相俟ってその熱情の伝わり方が非常に秀逸でした。
そう、ああいうのはこういう大きなハコならではだったので、この日改めて体感出来て幸福でしたね
暴力的なまでに曝け出された内側に眠る衝動と、祈りにも似たピュアな想いと・・・
最後の終わり際まで耳が離せない素晴らしいパフォーマンスでした
あんまり盛り上がる類の楽曲ではないのですが、
その分確かな内省と芸術性が宿っている楽曲なので個人的には来年以降も是非この曲が生で聴きたいです・・・!


性急なアンサンブルに兎角アガってヘドバンも不可避だった「scapegoat」、
哀愁も漂う「butterfly addiction」と中盤も魅せる楽曲が続く。
名バラッド「give it back」、
そして終わり際のスケール感がこれまた印象的だった「青春にして已む」と間髪入れずにどんどん披露
美しいメロディが胸を打つ「miracle」にも陶酔しつつ、
新曲の「夢をみせて」が・・・これまた実に凄かったですね。。
最低限の音数で、
中村さんが踊りながら歌っていたこの曲。
水面下に漂う悲哀とそこに付随する酔い痴れるような美しさと、
そして、
映画を観てるかのようなストーリー性があって・・・
そう、
言語化はしにくいんだけど、
悲哀に酔い痴れるのってある種の儚さや耽美さも付随するじゃないですか?
それをスロウダンスとポージングで表現して観ている人をその作中観に惹き込ませる、
その手法があまりにも鮮やか過ぎて完璧に魅入ってしまった、
そんな一幕でした。。

もっと言えば、
哀しみはどこまでいっても絶対的に哀しみなんだけど、
時にその哀しみがある種の「愛おしいもの」にもなる瞬間があって・・・
自己愛なんかも含んでるのかもしれませんが、
とても寂しい歌なのに、
どこかポジティブな印象もあって、
その唯一無二の空間に引き摺りこまれる圧倒的なカタルシスがあって、
鑑賞しながら凄味を感じていました。

楽曲の最後で敢えて?動きが少なくなり無を見つめるような中村さんの動きも忘れられない。
この日のこの曲はホントに半永久的に心に沁み込んでいくパフォーマンスになってて、
でも、
これ新曲なんですよね・・・笑
何よりもそこが最も秀逸だなあ、と。
最新のナンバーが最深になってるのは実に素晴らしかった。


美メロが心地良い「ずっとそばに」も良かったし、
大好きな「夏の深雪」もまたシンプルなメッセージが胸を打つ仕上がりでこの日もジーンと来てました
また生で聴くとよりアウトロのアレンジが温かく響くのがやっぱりお気に入りだなあ、と。
この曲は、
父親が亡くなったタイミングで書いた~という秘話も初披露。
自分は両親が健在ですけど、
それでも、
「今ではもう繋がってない誰か」を想起して聴き入ってしまう楽曲ですね。

そこから、一気にアグレッシヴ・モードに突入・・・!
一体感と最後の「yeah!!」が最高だった「asphyxia」から始まって、
「お利口すぎて欠伸が出ちゃう」というフレーズにゾクッとした「bullet」、
この曲は出だしの時点で音が超ブリンブリンでカッコ良かった。。
そして、
大爆音で踊り狂うような世界観の「永遠のトルテ」はマジでヤバかったですね
本当に3人で鳴らしてるのか・・・!?っていうくらいドギツイ爆音が兎角刺激的で、
自分も身体揺らしたり跳ねたり相当盛り上がってたんですけど、
それ以上に、
メンバーの身体をかき回して一心不乱に演奏している姿がまた刺激的でした
自棄的でありながらその相様がまた実に狂気と耽美さを纏っていて美しい~っていう。
問答無用で血沸き肉躍るあの感じは正に世界を破壊し尽くすような恍惚的な轟音でございました。

その後も、バッキバキの間奏と三位一体の演奏の破壊力に魅せられた「フラッシュバック」、
少しポップさも感じられた「ANAAKI ANANKE」と様々な楽曲を披露。
最後は、
「nightmare feathers」からの、
「迷路~序章~」
「迷路~本編~」で〆。
この曲を聴いている時、自分の中の色々な本懐に向き合ってたんですけど、
最後の絶唱でその想いをより色濃いものにさせられたというか、
エイトホールで聴いた時もこの曲は凄かったんですけど、
あの時は、
歌唱力お化けっぷりに魅せられたというか、
小ハコだったのもあったとは思います。
この日は、
それもありつつ、より広がって弾けるような、また別のインパクトがあって、それが素晴らしかったですね。
実際、この日この曲を聴いて以降なるだけ言い訳をせずより足掻ける様にもなってるので、
そういう意味では本当にライブで少し人生観が変わったような気もしています。
ありがとうございました!!!










supercell
絶体絶命
SAKURA BURST
ペリカン号でどこまでも
BED CHUTE!!
水槽のフール
病は花から
scapegoat
butterfly addiction
give it back
青春にして已む
miracle
夢をみせて
ずっとそばに
夏の深雪
asphyxia
bullet
永遠のトルテ
フラッシュバック
ANAAKI ANANKE
nightmare feathers
迷路~序章~
迷路~本編~

(抜けあったら申し訳ない、大体こういう感じでした)。










この日のライブを観ながら、
コシュニエって耽美だしゴスだしパンクだし狂気的だし幻想的だしポップさもあるしオルタナティブだし、
退廃的でもあるし悲哀も感じさせるし・・・で、
物凄い色々な感情を貰ってましたし、
ある意味、
90年代V系のマテリアルを最も継いでる現代のバンドでもあるんじゃないか?とか、
その音楽性の豊かさと奥深さに心酔しながらずっと聴いてました。
やっぱり「すごいバンド」だし、
新曲の圧倒的なパフォーマンスに触れてもっともっと凄くなる予感もビンビンしてしまった、
そんな感嘆の息がでるほどに素晴らしいワンマンライブだったな~と思いました。

褒め過ぎかもしれないですけど、
実は、
これでも語彙力と音楽的知識が足りて無くてその感動を表現し切れてないと感じてる位なんですよ(笑
まあ別に完璧じゃなくても感想は書けるものなので、今の自分の技量で仕上げましたけどね。
まだまだこの沼にはハマりたいですし、来年も是非ライブに足を運びたいな、と!
Cö shu Nie、音楽的に面白いし斬新でお気に入りのバンドの一つです。



【アルバムレビュー】Unleash/BAND-MAID

2022-10-25 | アルバム感想









1.from now on
2.Balance
3.Unleash!!!!!
4.Sense
5.I’ll
6.Corallium
7.influencer
8.HATE?








最後で『幸せになりたい』
ただそれだけ (Sense)









これ、凄く格好良いですね。。
例の如く最近ラジオで知ったんですが(情報が遅いよ~)、
初めて聴いた時その演奏力の高さに度肝抜かれたというか、
なんだろう、
分かりやすく他の固有名詞上げますけど、
DIR EN GREYに対抗出来そうなくらい音がバッキバキでえげつないと思いましたね
ぶっちゃけ、
名前自体は随分前から知ってたんですが、
ここまでバリバリのロックンロールバンドだとは想像してませんでした
こりゃもう謝罪案件だなというか、この才能を見過ごしてた事自体がちょっと有り得ないですね・・・

そう、
バンドメイドは、
その名前に偽りなくメイドの衣装でバンドやってる女性5人のグループなんですが、
正直、
その前情報が要らないくらいに、
音聴けば一発で目が醒めるくらい格好良いな!と思いました
自分はDVD付きのを購入したんですが、ルックスも勿論素敵なんですけど、
その演奏というか音の方に意識がいっちゃってましたもんね
速弾きもスゴいけど、
ドラムもえげつないくらい素晴らしい
大体こういうハードロック系のバンドって土台であるドラムが良くなければ成立しないので、
そういう意味では物凄く基礎がしっかりしているバンドなんだな、って感じました。
色々衝撃的だったんですが、
自分でも気付くのがワンテンポもツーテンポも遅いよ!と思う
逆に言えば、ラジオで流れてたお陰で気付けた~のもあるとも感じます
ラジオって音だけですから、純粋に耳に入ってくるのがデカいですね
その上で、
コントラストがクッキリ分かれたビジュアルもまた非常に魅力たっぷりです
なんとなくですが、90年代V系好きにも受けそうだし、実際海外で人気があるのも理解出来ますね。
相当練習してなきゃこういう音は出せないですよ。


個々の曲に触れると、
やっぱり解放を意味する表題曲「Unleash!!!!!」が凄まじく格好良い。
苦悩から始まって、どんどん攻撃的に展開していく歌詞の世界観が気持ち良いし、
何よりも演奏がバリ格好良い。
具体的に書くと、
間奏の部分の、
エフェクター使ってるのかな?
水や滝の音みたいな・・・凄く綺麗だけど激しいギターのフレーズがあって、
あれ聴く度に感動するというか率直に「どうやって出してんだろ?」って思いますね
最初キーボードかと勘違いしたくらい素晴らしいギターフレーズなので一度は聴いて欲しい。
否、
聴いて欲しいっていうか、
自分はただ自分の好きなものが好きなだけなので、
ぶっちゃけそういう気持ち自体が他人よりも薄いんですけど(笑
そうだなあ、
でも、
ここは「聴いて欲しい」みたいな書き方になってしまうかな?
 サビの歌詞の最後、最初は「ガンガン行けガンガン」って聴こえてたんだけど、
実際歌詞カード見てみたら「Dan!Dan! Di,di,dan!Dan」で全然違げーじゃねーか!って
セルフツッコミしたのも良い思い出です(爆
ただこの曲は、
純粋に聴き手の背中をおしてくれる楽曲にもなっていて、
攻撃的な格好良さもありながらある種の優しさを感じる楽曲にもなっていると思う
海外では日本とは違ってノーマスクビーボイスで盛り上がってるみたいなので、
こういう曲で弾けてる図を想像すると凄く嫉妬してしまいますね笑
ある意味、
「その時」を待ちわびる祈りにも似た新曲としても受け取れると思います
ベタですけど今作では随一に再生してますし、よく通勤時に聴いて気合入れて貰ってます。
「you know?」とか合間のコーラスワークも可愛くて聴いてて楽しい曲ですね。

ゴリゴリのロックンロール「Balance」、
ボーカル抜きで演奏力だけで勝負してる「from now on」、
聴かせるメロディラインが大好きでギリギリまで赤字曲候補だった「I'll」、
激しくメロディアスなラブソング「Corallium」も聴いてて気持ちが良いし、
最後の「HATE?」もサビの締めに何度も「I hate you」と叫ぶセンスが実にパンキッシュで素晴らしい。
全体を通して本当に粒揃いなので最後まで飽きずに聴けますし、
また、
全8曲と聴きやすい曲数にもなってるので、
自分のような初心者にはピッタリのニューアルバムに仕上がってると感じました
wikiで調べたら結構アルバム何枚も出してるみたいで、ここから遡るのも中々楽しそうです


で、
残りの赤字の推し曲2曲を最後に語ります。
「Sense」はこれまた勢いたっぷりのロックチューンで、
しかも、
メロディアスではなく、
どちらかと言えば硬派なメロディライン&アレンジに仕上がっていて、
その渋さと、そしてサビの最後が超シンプルに「幸せになりたい」というフレーズなのも素晴らしく、
凝ってる部分とシンプルな部分とのコントラストが聴いていてハッとさせられる名曲です。
そして、
この「幸せになりたい」の歌い方もまた切実でイイんですよ
このレビュー、楽器隊のえげつなさにばっかりここまで触れてますけど、
ボーカルのSAIKIさんの歌もまた上手いし格好良いんですよね。

それが遺憾なく発揮されてるのが「influencer」。
超攻撃的なサビの歌声が痛快なのと、
途中の、
ラップパートの怒涛の歌い回しもサイコーに聴いてて気持ちが良いし刺激的かつ皮肉も効いてて、
またこの曲の歌詞に於ける過剰な承認欲求の渇望もまた興味深くて面白いですね
分かる部分もあるし、
感情移入してしまうきらいもあると思います
そういう風に切実な感情も暴力的な感情も余す事なく綴られてるので、
そういう意味では歌詞の世界観がまた人間臭くて素敵だなぁ~って感じました
全体的に言い回しもサバサバしていて誤解を恐れずに書くなら案外男脳っぽい歌詞だと思う。











カッコつけても中身次第
現状に満足なんじゃ
それまでじゃない?(I'll)



なんでしょう、
色々能書き垂れ流してあーだーこーだ書いて来ましたけど、
結局言いたいのはただ一つ、
「シンプルに格好良い。」
それだけなのかもしれません
正直、
中学生の頃にこのCD聴いてたら、
今すぐ楽器屋にエレキギター観に行ってお金貯めて買ってただろうな。っていう・・・
バンドって素敵だな、格好良いな!と純粋に思えた作品でした。
まだまだBAND-MAIDは聴き初めなので、
これからどんどん知ってゆきたいな、とも想いました。


池袋のタワレコで買ったら特典でアニメ柄のクリアポスター貰った。
この絵柄好き過ぎる(笑
こういう系のバンドはコンポで大爆音で聴くのが最高ですね。





DVDも先述の通り観ましたが、
メンバーがアニメになってる表題曲のビデオが実に素晴らしかったです・・・!
なんか作画も凝ってて異様に本格的なのが気合入ってる。。
しかし、最後のインストMV2発もその演奏力の高さが如実に伝わってくるので面白かったですね
またメンバーが楽しそうに演奏してるのも観ていて気分がよく、そしてその姿がカッコ良かったです!



【デジタルシングルレビュー】なんとなく。/SHISHAMO

2022-10-24 | デジタルシングル









君の好きな漫画も
君の好きな映画も観たけど
きっと君は私の好きなもの
ひとつも知らないね
それが全てと私気づいていたの








先月発表されたデジタルシングル。
残暑にもピッタリなアコースティックサウンドが基調の涼しげな楽曲です
・・・と、思ってずっと聴いてたんだけど、気が付いたら残暑終わっちゃってる感じですね
いつもそうなんだけど書いて仕上げるのがワンテンポ遅いのが本当いかんですな
この夏は、
この曲と「ハッピーエンド」「夏の恋人」をよく聴いてました
それと別バンドですがドレスコーズの「聖者」も素晴らしい夏の曲でよく聴いてましたね。

ぶっちゃけ、
家では大体CDかレコードで音楽を聴いていて、
音自体はやっぱりフィジカルの方が良いと感じてるんだけど、
しかし、
外だと予め鳴ってる雑音が前提にあるから、
あまりそこも気にならなくなるんですね
なので、
spotifyでデジタルの新曲を聴く時は大体通勤時か大好きな散歩中聴く事が多いです。
でも逆に言えばそのお陰で散歩が捗る気もするので有料プランで良かったとも思ってます。
散歩中に大好きな楽曲を延々と聴きながら歩くのってマジで至福でしかないからね。


この曲は、
正直「楽しい!」って感じの曲ではなく、
かなり悶々としている感じがするというかもっと言えば苦悩している感じがします
サビの歌詞もままならない現状に対してめまいのような感覚を憶えつつ、
ただ、
それと同時に、
昔の快感に縋りついてる感じもあって・・・
相当なジレンマを感じさせる新曲に仕上がっていると思いますね。
そして、その感覚に身を任せるのがとても気持ちが良い。
そもそも、
先述の様に前提としてアレンジ自体が残暑に似合う涼しげなアコギサウンドになってる訳ですから、
そりゃ気持ち良くない訳がないだろう!っていう。

管理人も、
ぶっちゃけ毎日「あ~あ。」って気持ちを持ったまま生きてたりもするので、
こういう楽曲に気持ち救われたりもしますし、それと同時に結構官能的な歌詞にもなってるので、
ある種そういう状況下に於ける熱を想起するのにも長けている楽曲なんじゃないでしょうか
近年のSHISHAMOがちょくちょく取り組んでるアダルティな曲の一つですが、
しかし、
昔出した「熱帯夜」に近いテンションの楽曲でもあるので、
そういう意味では古参にも受け入れられる楽曲でもあるのかもしれません
個人的に想うのは、こういう悶々とした感情に身を任せるのってある種の「楽しさ」もある、っていう事(笑
なので、歌詞のテーマ的には苦悩してますけど、聴いててカタルシスの様なものが強い曲でもある
そんな風に思える最新のSHISHAMOの名曲でございます。
ライブで聴くと、
若干場末のバー的な渋い雰囲気も出るので、
勿論生で聴くにも適してる曲ですね。








尚、
先ほど自分の中の哀愁的な部分を記述しましたが、
それは自分の一部の話であって、
全部が全部ネガティブという訳ではないです
正直、
ただ純粋に「次は何食べようかな。」とワクワクしかしてない時だってあります
人間は多面的な生き物ですし、自分もまた多面的だと自覚しているので。

あ、
この間取手のライブに行って来たんですよ!
その時にこの曲も演奏したので、
それ含めてライブレポの方もなるだけ早めに書きたいと思ってます。
先週頑張りまくって8月のライブレポは全部UPしましたので。



ゾンビランドサガのライブに行って嬉しかったこと。

2022-10-23 | ゾンビランドサガリベンジ








今日はアニメ「ゾンビランドサガ」のライブに行って来た。
ライブ自体の感想はまたいずれライブレポとして書こうと思うんですが、
今回は観客について少し語ろうと思う。







自分は昼の部に参加した。
夜の部も魅力的だったけど、
恐らく昼の方が確実にチケット取れそう。という理由で抽選に申し込んだら当たった。
「どっちに行きたい?」という事よりも、まず「行ける」事を重要視した。
それと、
CDの最速申し込みに間に合わなかったのも迷わず昼公演を選んだ理由でもある笑
とはいえ今日の前の日も別のライブがあったので、帰って来て仮眠出来る昼で正解でもあった。


で、
ライブに来てるお客さん、
高確率でゾンビランドサガのTシャツやグッズを身に付けて来ていて、
その光景にちょっと感動してしまいましたね
俗に言う、
痛バッグ?みたいなの、
これ自分が知らない作品又は興味無い作品だったりすると、
「やってんなあ。」と微笑ましい気分になれど喜ぶって事は無いんだけど、
自分がいつも観て勇気付けられてる作品でそういうの観ると、
思わず心の中で感謝してしまうというか、
愛してくれてありがとうございます・・・!という気持ちになってしまいます
お前何様だよ!って自分でも思いますけど(笑
まあ、
いちファンとしての心の声ですね
なんかそういうのも現場ならでは、ですよね。
自分も一応ゾンサガのTシャツで参加したけど、自分と同じグッズ持ってる人見つけて嬉しくなったり。
そもそもアニメ作品のライブ自体に参加したのが今年初だったので久々感もあったのも大きいな。




ツイッターに上げた写真と微妙に構図が違います。



そういえば、
物販のペンライト、
大体どの作品でも早々に売り切れて人生で一度も買ったこと無かったんですけど、
今回在庫しっかり用意してくれてたみたいで初めて買えました。
この辺は今後のライブレポで克明に書くとして、
推しのうちわも買ったり、
そういうのもまた新鮮で楽しかったですよ
本当はゆうぎりさんのも欲しかったんだけど給料日前で色々節約してたので断念
代わりに昔買ったガチャガチャのラバーキーホルダー映しました笑

ゾンビランドサガは、
未だに人生に於いて生き方の参考にしているアニメの一つであったので、
あんなにも沢山の同士が肉眼で確認出来た事でちょっと「一人じゃない。」ってリアルに思えました
自分が好きなアイドルアニメってWUG!とか少し尖ってるものばかりだったりするので笑
そういう意味だと脈々と続く根強いファンの熱気を体感出来たのは貴重な出来事でした。
いつか、
というか、
出来れば来年辺りには佐賀に参って聖地巡礼でもしたいですな
フランシュシュが佐賀ライブまたやってくれれば一番良いんですけど(笑
九州自体に行った事が全く無いのでそれ含めていずれ何とかしたい。と想う今日この頃です。





ぬことちゅーる。

2022-10-22 | 







何気に2週間ぶり。
今週は怒涛のライブレポ祭りでしたからね。。
たまには日常ネタも!









ぬこはちゅーるが(ry




鼻についてるぞ笑😹




マジで大好きなのが伝わって来ます。




なんか格好良い表情、ムク♂です😼✨




相当ガッついてますな(笑
なんというかすげえ必死だ。




若干いきってる表情🥴
「羨ましいだろ?😏」




今日も元気に生きてます!
ありがとう。