サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

新連載「メメシス」第1話に期待。/週刊少年サンデー2018年14号の感想

2018-02-28 | サンデー感想













今週のベストコミック
メメシス

カワイイ。



新連載をトップに据えるのは初めてですね・・・
や、でも、素直に面白かったと思います
色々良いポイントはあるんですが、
一言で書くと「サンデー的」なんですよね
つまり、目的が某J誌みたいにガチガチなものではなく、
自分たちを首にした仕返しに成り上がってやる!っていう、
ある意味小物臭いというか(笑)ほのぼのとしたテーマというのがいかにもサンデーっぽい

しかも、その上で「俺たちは役立たずじゃない!」って一つ一つ証明していく、、、というのも、
「堅実さ」を売りにする(と、俺はガキの頃に読み始めた時からそう思っている)サンデーならでは。。という
新人でありながら“サンデーで受ける連載”を熟知して繰り出している感覚が凄い巧かったですね
ぱいなっぷるさん情報によるとSQから来た新人さんらしいんですが、
この適応力というか順応性は新人離れしたアレがあると思います
兎角、
「捨てられた」という同情し得ない環境から始まってるので、
ここからのカタルシスや本懐に向かう過程が容易に想像出来るのが期待度が高くてイイですね
元々犬猿の仲だったのが、勇者を越える!という共通の目的によって深い絆で結ばれた、、、ってのも面白い(笑
やりようによってはヒット作に昇華出来る素養を感じましたので是非頑張って欲しい新連載です


あと、もう一つ、最近ファンタジー、それも勇者ものに於いては、
段々FF(よく知らんけど)とかネトゲ準拠になって来たなあ、、、って感じてたんですが
この漫画は勇者のルックスと言い明らかにバイキルトそのまんまな呪文といい、ゴーレムらしきモンスターといい、
ありとあらゆるところが“ドラクエっぽい”のもRPGではドラクエ信者な自分にとっては心地良く、期待が持てますね(笑
個人的にはその辺もちょこちょこパロってくれたらな~ってなんとなくポジティブな想像をしていたり
闘技会っていうのもDQ2やDQ4の展開にあったなあ。。と懐かしい気分になったりも。

ただ、上記のおっぱいさんがレギュラーにならなかったのは唯一惜しいところですね笑
キャラデザも性格も相当気合い入っててベターだっただけに再登場を願いたい
さり気にリンダが役に立ってたのも抜け目の無い作劇で良かったです
二人の本懐もリンダの復讐も同時に叶える、という・・・
シリアスっぽい雰囲気と予告からの本編だったので良い意味で裏切られた気がしてすこぶる面白かった
タイトルも読む前は何とも思ってなかったんですが、読み進めていくと明かされる前から「なるほどね」と(笑)。
作画の勢いとクオリティも凄くてあらゆる意味で注目度の高い新作ではないでしょうか。




今週のピックアップ1
古見さんは、コミュ症です。

めっちゃ好みの絵。



好きな女の子の家で待機・・・
しかも、お部屋で。。っていう、
どんなご褒美ですか!?と不意に思ったんですが(笑
親父まで出て来て兎角コミカルで面白かったです

まあ、でも、お互い好き合っていて、そんな二人が一緒の部屋に、って、ねえ?
そりゃああいうモードになっちゃうわなあ・・・ってしみじみ感じつつ
そういう良い意味で回り道な演出がいかにもこの漫画らしい丁寧さに満ちていて素晴らしかった

何より、最後の「アレ」ですよ
正にキュン死に不可避な、、、
男のプレゼントに心から嬉しがってる女の子。。っていうのがね、
しかもそこを大オチに持ってくる誠実な作劇がね、兎角最高だったと思います
っていうか、まあ、早くくっ付きなさい



今週のピックアップ2
天野めぐみはスキだらけ!




いよいよまーくんが思い切りめぐみを意識し始めて面白かった
やっぱりラブコメはお互いドキドキしてないと・・・!
まーくんに必要なのは高嶺の花ではなく、
どう見ても近くでいつも一緒に歩いてくれるめぐみでしょう
別に大幅な進展とかはなかったんですが、
こうやって「勉強したい」ではなく、普通に「ドキドキする」って意識しまくりなのがある意味最大の進展と言える
不意にめぐみが抱き付いてしまってお互いに照れまくってしまう様相なんかは、
今までこの漫画にあるようで(実は)ほぼほぼ初めてのような気がして
順当にニヤニヤしてしまいました・・・笑


しかし、学は安定の良いヤツですね。



今週のピックアップ3
MAJOR 2nd




満田氏はいつの間にか今風の女の子描くの上手くなってますね・・・
それもまた前作からの反省なのか(?)、
ぶっちゃけ他の美少女漫画と比べても見劣りしないレベルにまで研究して辿り着いた感が半端ない
それによって、「大吾ハーレム」が形成される可能性すらあるなあ、、、と
おバカな事ばかり考えてしまう(笑)くらいにレベルの高いヒロインが揃ってる印象ですね
個人的にアニータも大吾に惚れそうなフラグ、ビンビン立ってますが・・・さて、どうなる?

それはともかく、
展開としても先発で睦子を引っ張って、後半に千里リリーフという面白い展開になって来ました
しかも、多少の雨の中でもやる、、、というのもリアリティのある展開でイイ感じ
恐らく昨年の日本シリーズ観て思いついたんでしょうね(多分)。














つまみ食い感想



トニカクカワイイ>(作者が)結婚したのでこれでもかと結婚トリビア散りばめて来てますね~
         そう考えるとある意味出来立てほやほやの知識や経験を反映させられる訳で、
         そういう意味合いでもこの後の描写が楽しみです。

だがしかし>まあラーメン屋とかでも自分のお気に入りの店に限って潰れたりするもんな(笑

君は008>ベテランらしく「外さない」作りですね。にしてもこの作者マジもんの巨乳フェチっすな笑

天使とアクト!!>本当はピックアップのコーナーで語りたかった・・・笑
         個人的に少年誌のホテル回大好物なんで、その点でも良かった
         オチが物凄い不穏だったので次週の二人が心配。

魔王城でおやすみ>注射が怖いなんて可愛らしいですね・・・!
         にしても未だに超作画のまんまなのが毎週読んでいて惚れ惚れします。
         スヤリスはいつ読んでもめちゃんこキュート、っていう。

あおざくら>鏡の前で笑顔を作る岡上さんが愛らし過ぎてキュンと来た。
      それ見られて怒って追いかける描写もコミカルで笑えました。
      身内だからって容赦しないのも(当たり前ではありますが)イイですね
      だからこそ堪える、っていうのもありそうですが、それもまた「覚悟」次第か。

蒼穹のアリアドネ>この人らみんないいキャラしてるから是非仲間になって欲しいなあ
         特に美脚美尻のお姉さんは(ぉぃ

サイケまたしても>そりゃ、惚れるわ。
         理解者の上に女の子、更におっぱいも・・・!?←、
         と、くればね
         何より自然に感情移入出来そうな流れになってるのも良いですね。












贅沢な悩み何ですが、
チェックしている漫画が多すぎて、
通勤の時と着替えの時、休憩時間、昼休憩含めても読み終わらなくて、
結局帰りの電車の中でようやく読み終えた・・・くらい、充実した誌面になって来た気がします
後は順当にメディアミックスとかして一つ一つ知名度を上げていく段階ですかね
個人的にじわじわでもいいから復権していって欲しいです。




楽しいだけの日。/透明人間の骨 第二十話「その日、一日。」 感想(ジャンプ+)

2018-02-27 | 荻野純











今週は、面白かったです
以前も書いた気がするけど、ここまで「色々あったから」こそ、
こういう何気ない普通の毎日、みんなで遊ぶ日常がとっても尊いものに見えてくる・・・
そう考えると、ある意味構成の妙というか、過程を含めて荻野さん独自の演出の元で映えてるお話なんですよね
これ最初からこうだったなら特に感慨深さも無かったと思うんですけど、敢えて、物語の後半で、
散々苦悩した後に「これ」が来るから余計に感動するし純粋に「良かったねえ。」って思えるし、
なんだか楽しそうにしてるみんなの相様を見るだけでこっちも嬉しくなって来るんですよね
それはある種、
残酷な演出って言えば残酷な演出なんですけど、
それもまたこの作品らしいのかなあ。なんて思ったりもします。


もっと違う生き方を選んでたら、
もっと正しい道を歩んでたら・・・
正々堂々と「ただの女子高生」として遊べたのかな、楽しめたのかな。。という、
花の後悔の情念が炸裂するオチもまたある種の切なさが深々と感じられてとても良かったです
喜びと悲しみは表裏一体・・・
自身が選んだ道だけど、
だからこそ、
自身を責めてしまうそんな気持ちを含めて(個人的に)「よく分かる」お話だったと思います
それは、ある意味花がずっと追い求めて来た贖罪、、、“自身への罰”にも値するので、
本懐っちゃあ本懐だとも思うんですけど、それでも、まだ十代の若い子には酷でもあるわな。。

ただ、
花があの時違う道を選んでたとしても、
それはそれでまた違う類の後悔が生まれてた気もするんですよね
例えば、もしあのまま母親が自死してしまっていたとしたら?
まったく罪の無い女性が暴力で自殺してしまってた訳で、
それはそれで後悔の残る顛末だったのかもしれない。

何が言いたいかと言えば、
一見間違った道を選んで来た様に思えても、それもまた一つの側面でしかなくて、
頑張って生き抜いていけばまた違った角度から見れるようになるかもしれない・・・という事です
一生消えない後悔も、今の自分の未来に向かう原動力の火種でしかない、、、とは思う
だから、最後まで自分は花の「未来」を応援し続けます
最終話まであと少しですが、
最後は彼女の笑顔が思いきり見れます様に。。


個人的に、荻野作品の魅力の一つだと確信している、心に残るような素敵な笑顔を、ね。





【ネタばれ有り】「さよならの朝に約束の花をかざろう」 感想

2018-02-26 | アニメ感想
                          
                           観て来ました。











昨日、ブログ友達の紅茶さんに誘われてこの映画を観て来ました
ぶっちゃけた話映画どころか今年に入って新作のアニメーションを観るの自体が初めて(!)だったので、
なんか色々とフレッシュな気持ち、ついでに言えば「誰かと一緒に映画を観る。」という行為自体が物凄い久々でした
相当な長い年月、「映画は1人で観るもの」という固定観念・・・っちゅーか、妥協?(笑)の元で生きて来た気がする
まず最初にそういう体験を思い出せるきっかけを作ってくれた紅茶さんに感謝なのです
紅茶さんのブログ「戌年生の猫舌猫手」もどうぞよろしくです(宣伝)。


*この先、ネタバレ全開注意!





















あのー、
率直に書けば、
泣ける/泣けない、で、言えばですね、
泣けると思います
泣けると思うっていうか、
自分は正直最後の方号泣を堪えるので必死だった、ってだけなんですけど・・・笑
なんか大入りだったし隣に紅茶さんいるしで「あの花」みたいに家で号泣するのとは訳が違う、
ここで嗚咽漏らすみたいに泣いちゃったら無茶苦茶恥ずかしいだろうな・・・と考えて、
結構頑張って堪えてたんですけど。。笑
でもまあ、無理でしたね。


なんで泣けたのか。。
って言えば、
そもそも泣くのって理屈とかではなく本能的なアレだから
泣いた理由をいちいち探すのも無粋なような気はするんですが、
うーん、やっぱり、エリアルが「最期まで生きた」からでしょうね

結局、おじいちゃんおばあちゃんが亡くなるシーンっていうのは、
残された側・・・つまりは孫だったり若い人だったりの気持ちに感情移入するのが殆どだとは思うんですが、
本作の場合、母親が自分が育てた子供の最期を看取ってるわけで・・・それも、病死でも戦死でもない、
正真正銘生まれてすぐの赤ちゃんの時から育て見守り、おじいちゃんになって大往生するその時を一緒に過ごす・・・という
ある意味新鮮過ぎるクライマックスだった訳ですが、あの、エリアルの手を握って感慨深くその生涯を想う。。っていう、
それだけで泣きそうになってしまったくらい感動的なラストシーンだったと思います。


映画の内容は、
正直見た目が完全なファンタジーだったんで、
頭の中では予め「感動」とか「泣ける」とかそういうフィルター?がなくてですね、
あの岡田さんがファンタジーやるのか~、なんか新境地の冒険ものなのかねえ。みたいな・・・
はっきり言って「あの花」的な切なさだとか生々しさ、キュンと来る感じ、、、みたいな要素は全く気にせず、
ただただ「ファンタジーなのかあ。」みたいな、脳死した状態で観始めてたんで(笑
ファンタジーと言いつつ現実的な要素を容赦なくぶち込んで来る作劇に度肝抜かれましたね

勿論、ドラゴンは出て来るし殺陣のシーンもあるし、一応ファンタジーっちゃあファンタジーだとは思うんですが
その一方で切ない恋模様、すれ違い、生々しい感情の吐露、残酷な設定・・・などなど
容赦なく「岡田節」のようなものが噴出してくる見応えのあるものになっていて、
特に中盤のエリアルが育ての母親を母親として見れなくなる一連のシーンは
いかにもTHE岡田磨里って感じで相当面白かったです

お話としてもきちんと因果応報が決まってるし、
ちゃんとエリアルを見守って来ただけの「何か」が残ったオチも素晴らしかったと思うし、
何より「岡田さんが描くファンタジー」としてきちんと記名性が備わってたのが一番良かったと思います
ぶっちゃけ序盤あたりは「王道な感じのファンタジーだなあ」って感覚で観てたんですが、
途中からどんどん岡田さんだからこそのファンタジーとしてしっかりと“らしさ”を放ち始めるんですよね
そういう・・・
ファンタジーの世界の人間も現実を生きてるんだ!っていう、
おとぎ話に思えて現実に通じる要素も多々ある、、、そういう個性的な作風/演出が兎角面白い一作でした
また、序盤に出て来た伏線が最後の方にどんどん繋がっていく点が線になっていく感覚もめっちゃ良かったと思います










ただ、なんでしょうね、
「泣いてしまう」とか「生々しい」とか、「妙な現実感」とか「ドラマティックなファンタジー」とか、
この作品を形容する言葉は結構ポンポンと浮かんで来たりもするんですけど、
一番適切な言葉で形容するならきっと“成長”なんだと思います
わがままで、無邪気で、自分勝手で、でも真剣で、思いつめて、葛藤して来た息子のエリアルが、
最終的には立派な父親になって、命を繋いで、最後は手厚く看護されてこの世を去って行く・・・
それを見守る母親のマキアも、何も出来ない少女から、息子をしっかりと支える女性へ、
そして最期の時を笑顔で見守る(息子の前では)“泣かない”一人前の母親として役割を全うした、、、と考えると、
この作品は様々な登場人物の“成長”を群像劇風に描く、実は新境地の様に見えて岡田さんが最も得意とする、
そんなフォーマットでのある意味これまででも最大に「らしい」傑作なのかもしれません
まあ、切ないまま終わってしまった某キャラクターもいたりしますが、
そんな複雑な想いもまた「らしい」、のかも。
兎角、胸に残る作品だったと思います。色々な意味合いで。





終わった後は紅茶さんと二人で飲み、
映画の事を語り合ったり他様々な事を色々お話したり、
兎角楽しい時間でした 紅茶さんが誘ってくれたおかげで、
涙を流せる映画に出会えた・・・と考えると、
本当感謝感激ですね
ありがとうございました

これをきっかけに、新作アニメもちゃんとチェックしたいなー、
久々に映画もしっかり観たいな~。って気分になりました。
また、何か観に行ったら感想も。ちなみに背景/作画も超美麗で素晴らしかったです!!




DQ5(PS2)プレイ日記pt.3~結婚まで

2018-02-23 | DQ
                            
                          相変わらずちまちまプレイ中。









前回からパーティが変わって、
おばけキノコがベンチ(馬車)落ち、更にファーム(モンスターじいさん)へ・・・と、
レベルの限界による急激なスタメン落ちがありました
代わりに、
エンプーサが初めて1軍メンバーに選ばれ意外と高い攻撃力、更にやけつく息という使い勝手の良い能力で
想定上の活躍を見せてくれている・・・という感じですかね
主人公、アプール、キャシー、ダニーのメンバーで今は頑張っています。






ただ、ここまでスカウティング(勧誘)を全然してこなかったんですが、
キメラだけはどうしても欲しくてサラボナで初めてキメラを狩って仲間にしようと頑張りました
キメラは回復能力に加え移動呪文、更に全体の吹雪攻撃まで後々に取得しレベルの上限も高いんで、
正直DQ5やるんなら(自分は)100%スタメン不可避なモンスターであります
その途中、
ロッキーも釣れましたが、まあ、レアってだけで、当然すぐ2軍落ちになりました・・・笑
結果がすべてなんで






しかし、
PS2版のようがんげんじんは弱かったですね(笑
1グループにまとまった所為で主人公とエビルアップルのバギマを一遍に食らいまくり、
更にダンスニードルの眠り攻撃にもハマって無残なまでに無抵抗で倒されてしまってましたね
一応、もえさかるかえんの威力が上がったりはしてたんですが、それも焼け石に水程度のパワーアップだったんで・・・
それと火山がスーファミ版よりもサクサク攻略出来た感じもしてそこも良かったですね
まあスーファミ版のはあれはあれで行く前に気合が入って良いんですが。







個人的に水のリングのが苦労したかな
会話が聞きたかったんでビアンカを連れて行ったんですけど、
まあ正直戦力としては論外なんで迷ってる内にMPが切れそうでヤバかった(笑
恥ずかしい話、グラフィックがリアル寄りになった分、スーファミ版よりも逆に道筋が分かりにくくなってる印象があって、
エンカウント率の高さもあってスーファミ版とは逆に水のリング手に入れる方が難しかったです
まあ、正直自分が間抜けなだけなのかもしれませんが・・・
ちなみにここでベホマスライムをゲット、
物凄い頼りになるベンチウォーマーを手に入れてしまった(笑)。




安定のルドマン



で、結婚。
個人的にはビアンカ一択でした
ぶっちゃけた話、アンディ居るのにフローラは選べないし、
それに山奥の村で寂しく暮らしているビアンカをほおってはおけないし・・・って事で
まあいつもの選択なんですが、それでもはっきりとした意思を持ってビアンカを選びました
勿論、恒例のルドマン選択もしつつ(笑
これは一切迷わなかったです。







そもそも・・・
家族にも財力にも状況にも人にも恵まれていて、
もう既に「幸福」を手に入れているフローラを幸せにする気概が(自分には)ないんですよ
それよりも、近くにいて決して恵まれた状況とは言い難いビアンカを幸せにしてあげたい気持ちの方が強かった

もっと言えば、うーん、
遠くのきれいな人・・・よりも
近くの話しやすい人・・・のが正直良いですよね
そりゃお金があれば色々幸せだとは言えるのかもしれないけど、
ぶっちゃけお金で幸せになれる上限って意外と浅くて低いような気がするんですよ
それよりも、近くの・・・本当に自分を必要としてくれる人の想いに応えるのが先、というか
本音って気がしました

眠れないほど悩んでくれるビアンカの姿を観ていると、いつも泣いてしまう。
実は今回のプレイでもご多分に漏れずちょっと泣いてしまいました・・・笑







やっぱり、
メリット云々よりも、
本当に心が通じ合える人と一緒になった方がいい。というのが持論
・・・とはいいつつ、フローラを選んでもそれはそれで、そこまで悪くはないんですけど
ただビアンカを一人きりにしたくない気持ちが常に勝ってしまうんですよねー
そんな訳で自分はビアンカ派だったのでした
会話システムのお陰で、今、旅をするのが最高に楽しい・・・!

って訳で、また次回に続きます。




捨て切れぬ情。/DINER 第26話「Gorgon's hair&Red dahlia③」 感想(ヤングジャンプ2018年12号)

2018-02-22 | DINER
                          
                             美しい。













結論から書くと、ボンベロは逝かなかった
寸前でかわしてその後の銃弾も(結果的に)受けずに一命を取り留めた・・・
訳ですが、そこにはエンビの“情”のような何かがあったんじゃないか?と個人的に思った。



この人、あっさり死んじゃったね・・・笑


まず、最初から殺る気があったのか?という事から疑問が出て来ます
正直ボンベロを試したんじゃないか、、、っていうか、以前の想い人の為に、
身体を張って危険を知らせに来たんじゃないか・・・と思えるくらいエンビには「覚悟」が無いように思えた。

つまり、「危険ですよ~」というサインをおみやげに元恋人を守ろうとしたのでは?って感じたんですよね
文字通り、ある意味娼婦以上に“身体を張って”ボンベロを守ろうとした行為だったんじゃ、、、とか感じてしまいました
先週の引きは「気付かなかった」ボンベロに対するせめてもの手向け、、、というか、自分で決着を付けたかったんでしょうね
この話数だけで、エンビの行動のすべてが「ボンベロの為」でしかなかった・・・という事実が
丸分かりになっている素晴らしい話数だったんじゃないかな。。と思いました






先週、エンビに対してイライラを募らせてた感想を書いてしまいましたけど、
格好悪いですが手のひら返しをしたくなってしまったくらい(笑
エンビに対する評価がガラリと変わってしまって、
正直この漫画すげーわ。。って素直に感じちゃいましたね
またエンビの表情の切り替えが凄いですよね
ちょっと前まで鬼の表情してたのに、
気が付いたら恋する乙女のような美しい表情をしている・・・っていう
そういうメリハリの利いた作画を含めて今週は素晴らしかったなあ、って印象です

想い人の為なら、
自分の命まで投げ捨てて守る・・・
そういう「女の覚悟」を魅せ付けたエンビは、
正直好きなキャラになってしまった、、、まであります

・・・先週ムカついてた癖に調子良い感想書いてるなあ・・・笑
でも、下衆な悪役に見せかけて~のこれですから、ある意味原作者の狙い通りなんでしょうね
最後、ボンベロがエンビを生かしたのも「お前はお前の人生を生きろ」というメッセージだったのかもしれない
そんな風に様々な観点から思慮を巡らせる事が出来る。。という芸術性含めて納得の締めでしたね

それにしても、ボンベロ、格好良すぎます・・・!










個人的に、
あの鹿児島弁のお姉さん、
キャラデザがちょっと可愛く感じたんで、
生き残るかな?って予想してしましたがあっさり逝きましたね
逆に死亡フラグ建ちまくりだったエンビが生き残るとは・・・っていう
意外性も含めて面白い第26話だったと思います。なんかポロンの件があったせいか、
キャラデザ気合入っててもあっさり死ぬんじゃないか?って感覚があってね。
そう考えるとこれからのお話も予想が付かなくてドキドキしそう・・・!




耳たぶ事件勃発!!「湯神くん」第67話に注目/週刊少年サンデー2018年13号の感想

2018-02-21 | サンデー感想
                           
                          初めての共同作業(喜)。











今週のベストコミック
湯神くんには友達がいない

もう夫婦じゃん・・・(満面の笑み)



正直、今週は待ちに待った内容だったので、
朝キオスクでサンデー買って電車の中で真っ先に湯神くんを読んでしまった
ラブコメ(?)に対してこんなにもドキドキワクワクしながら読んだのも久方ぶりの感覚だった・・・笑
湯神くんは月一連載でボリュームがあるからいつも最後のデザート的な読み方をしてたんですけどね。

なぜ、
そこまでドキワクしてしまったのか?と言えば、
ぶっちゃけ話がどう転がるか予想が付かなかったからです
何せちひろはともかく湯神くんはかなりの変人、珍奇男(酷)なイメージでしたから、
普通のラブコメっぽい反応するのかどうかも未知数だったんですよね
湯神くんは恋愛脳でもないし、あんま性欲も無さそう(笑)なキャラだったんで
それが「一つ屋根の下」という最高のシチュでどう転ぶのかどうか、、、が見もの過ぎて、
ずっとこの回を読みたくて仕方がなかったんです。

で、結果からいいますと、




最高でした(大感謝)



ん~、なんでしょうね
この恋愛に踏み込みそうで踏み込まない、
意識しそうで意識しない、
まあ普通っちゃあ普通の関係を貫く・・・と見せかけて、
最後の最後にとんでもない「耳たぶタッチ」という爆弾を仕掛けていくセンス・・・!!
と、いいますか本当にナチュラルボーンサンデー漫画だなあ。。と感心せざるを得ない構成でしたね
正直めちゃくちゃときめいたっつーの!!

ちひろの反応もさることながら、
湯神くんの普通の男子っぽい反応も良かったですね笑
あっ、そういう感情あるんだ??っていう、
普通に考えれば「当たり前でしょ」って事なんですけど(笑)。
なんかそこもグッと来たというか、
積み重ねの賜物というか・・・
そう考えると本当に“サンデーでしか成立し得ない”作品にまで昇華されたような気がして
そういう「とうとうここまで来たか感」も含めて最高だ!って素直に感じてしまったお話だったのでした

また、途中まで「引きはあれだったけど、中身は安定の湯神くんなのね。」って感じさせといての、
最後の耳たぶですからね・・・そういうギミックの仕掛け方が巧いなあ、というか、ニクいなあ、というか(笑
さり気に一緒に料理して一緒に夕食をいただいてる「夫婦感」も含めて素晴らしい話数だったと思います
うん、なんつーか、「ごちそうさまでした!」って感じですかね・・・笑
理屈抜きでドキドキさせられた今週の湯神くんでした。
やっぱこの二人大好きです。
単行本全巻揃えよ。




今週のピックアップ1
古見さんは、コミュ症です。

トニカクカワイイ(ぉ



恋する男の子って可愛いよね・・・
よく勘違いされがちなんですが、
ラブコメの旨味って美女や美少女だけではなく、
思春期真っ盛りの男の子の描写にニヤつきたい、って目的もあるから・・・笑
只野くんがこれだけカワイイのって初めてじゃないでしょうか

ただね、
30超えると恥ずかしがってる余裕もなくなってくるんですけど(爆)
でも確かに学生の頃ってストレートには決して言えなかったなあ。。って思うと
ちょっと懐かしくなる話数でもありました
まあ、
学生は時間に余裕あるからいーよねー!!(笑

細かい戸惑い、躊躇の「日常的描写」にページ数を割く演出も、
丁寧さを売りにするサンデー的演出に仕上がっていてとっても良かったです
こういう作品が人気を博しているとサンデーもまだまだ捨てたもんじゃないな~って思える

しかし、オチは本気でこれで終わり?って心配しましたぞ笑
ちゃんと続くみたいで良かった良かった。
来週はもっと甘々な予感!


今週のピックアップ2
天野めぐみはスキだらけ!



サラッと彼氏いることカミングアウトしますね(笑
でも正直、これが正常だと思う。うん。
あまりにも、
「美少女沢山揃ってるけど彼氏持ちは誰一人いませ~ん」って状況をスタンダード化しすぎた
天野めぐみはあくまでまーくんとめぐみの物語なんだから、みんなに彼氏が居たってそれは「普通」なのだ。
という、ある種の抵抗にも似た何か・・・を感じる事が出来て個人的には凄く良かった
いつか、
(後輩だけど)恋愛の先輩としてめぐみにアドバイスするのかなあ。。って思ったら
益々この先が楽しみになってくるから余計に良かった話数ですね
しかし童顔の癖にちゃっかりしとるわ
りんごちゃんが充足感を受けてた描写もいかにもこの漫画らしくて秀逸でした。












他、つまみ食い感想

君は008>またいつもの感じのやつ でもヒロインは気になる
トニカクカワイイ>ヒロインは普通に可愛いので後はナサ次第かな・・・。
MAJOR 2nd>勝っちゃった!てっきり惜敗パターンだと思ってたから逆に驚いた
      最後まで読めない良い試合だった。
だがしかし>ほたるさん派なんだが、はじめちゃんも可愛いなあ・・・笑
アリアドネ>何気に空気読んでくれそうな敵。
天使とアクト!!>素直に良い話。リア充過ぎて孤男には辛いのが唯一の悩みですね(笑
魔王城>先週もそうだったがラブの匂いがたまにあるから益々好きになりつつある。
サイケまたしても>なるほど、裏切り、、、というよりは「救済」を求めての手助け、ですか。過去編楽しみ。
エヴァンス>そうそう、こういうのでいいんですよね! 
      ジャンプのコメディ漫画みたいなことはしないで良いんですよ。
      だってここ、サンデーだし。魔王城を見習おう!(ちょっと上から目線で申し訳。でも、本音です)。





メジャーのみちる、
サイケのアナの再登場待ってます・・・笑(切望)。





幸せのカタチ。/透明人間の骨 第十九話「親愛なるきみへ」 感想(ジャンプ+)

2018-02-20 | 荻野純













正直「何が幸せか」の定義って難しいですよね
確かに自分も人生で様々な失敗や挫折を繰り返して来たけど、
そのお陰で“今更感じる”幸福があったりもしますし
花だってそれまでの人生は暗い事ばっかだったけど、
だからこそ今週のお話のような「幸福」を得れた、とも言えるし・・・
この十九話を読みながらそんな事をふと考えてしまいました。

親御さんがクリスマスプレゼントを律義に買って幸せが溢れるような家庭には、
少なくとも末期は全然違う場所で違う心境で生きていたはず
だけど、
そんな「過去」があったからこそ、
自分の創作を喜んでくれたり一緒に美味しいもの食べたり、
そういった“当たり前の幸せ”が尊く感じられて読んでてグッと来たりもしちゃうんですよね
果たして順風満帆に、痛みも孤独も知らなかったとしたら、花は今週のような表情を出来てただろうか、、、と
ふと想像するとやや複雑ですが「だからこその幸せ」なんだろうなあ、って感じました。


みんなで曲を作って(みんなというか花と栞で)、
みんなでそれを聴いて、
みんなで美味しいもの食べて、
みんなでわいわいお話して・・・
やってることはごくごく普通のガーリーな日常描写なのに、
時折ちょっと涙が出そうになってしまったのは、
それが花にとってどれだけ尊いことなのか。。を(読者として)知っているからに他なりません
楽しそうなみんなの姿を観て、渾身の歌詞を読んで素直にジーンと来てたりもしましたが、
恐らくその感情もこれまでの「過程」があったからこそ・・・と思うと、
やっぱり良く出来たシンプルかつ味わい深い漫画だなあ。。って
個人的に強く感じてしまうのです
花が、
紆余曲折経て、
感情を、世界を取り戻す為の物語。
素敵だと手放しで書き切りたい気持ちでした。


後は、
罪の清算・・・ですかね。
花がどんどん栞LOVEになってるとこも含めて(笑
いよいよクライマックス、益々感情を込めて感想も書いていきたいと思う。








あと、
自転車屋の息子がちゃんと手伝ってるのも何気に良かったです(笑
細かいけどああいうトコ良いですよね。



LOST IN TIME「おとどけものとおどけもの~Freight Train~」@新代田LIVE HOUSE FEVER 18.2.17

2018-02-19 | LIVE
                          









先週の土曜日、
ロストインタイムのライブを観に新代田へ行って来た。
去年出たアルバムのリリースツアーの実質的なファイナルに当たる今シリーズでしたが、
本音を言えば去年の内に一本は観たかったなあ・・・って思います
それほど新譜がツボだったので、
ファイナル一本しか参加出来なかったのは今更惜しい気持ちにもなりましたけれど、
逆に言えばこの追加公演がなければ一本も参加出来てなかった訳で。。
そういう意味合いだと、
物事は捉え方次第だなあ。なんて思ったりもしました
では以下。











多分、ソールドはしてなかったと思いますけど、
着いたら物凄いスシ詰め状態でドリンク交換がめっちゃ大変でした(笑
こりゃ限界近くまで人入れてるっぽいなあ・・・とか邪推しつつ、
ライブ自体は「さぁ、旅を始めよう」からスタート。

心地良いアップ感が堪らない「旅立ち前夜」、
多少アレンジを変えて来た「列車」とお馴染みのナンバーが続く
更に代表曲「約束」と矢継ぎ早に人気曲をポンポン投げ込んで来るサービス精神にグッと来つつ、
ここからはアルバムの新曲たちをガンガン演奏してくれてそれが凄く嬉しかったですね。


既に名バラッドとして高らかに響いている「ライラック」、
シンガロング推奨な「路傍の石」、
音源よりもスケール感が増して余計に気持ち良く抜け切っていた「アンカー」と
既に散々聴き込んでいる新譜の作中観がよりダイレクトに響いていく感覚に夢中になりつつ、
音源とは違う独特のイントロが付け加えられた「赫い日」の生々しいビート、
よりディープに聴かせる「蹲る人」など新鮮味もたっぷり、
更に切なさ溢れる「トーチシンガー」の名曲然とした佇まい・・・など
敢えて新譜の曲だけで組み立てて来たセットリストが今のロストの良さを伝えるんだ!という
そういう自信というか矜持に満ち溢れていてそれがまた格好良かったですね
「アンカー」は定番曲になりそうなくらいロスト節が冴え渡っててイイなあ、とも思いましたが
後半は後半でまた違った意味合いで熱い流れが続く。


ネガティブな心境を吐き切った「オクターブ」の陶酔感、
リズミカルな演奏に魅せられつつ、
ここで(個人的に)アルバムでも随一に大好きな「Merino suit」と渾身の流れが続く
この曲、歌詞ははっきり言ってどん底もどん底なんですけど(笑
それを高らかに元気に歌い切る海北さんの姿が逆に振り切れていて素敵でしたし、
生で聴くとよりビート感が伝わって来る抜けの良い演奏もまたツボで正直定番になって欲しいくらい惚れ直しました・・・笑
更にテクニカルな演奏とシビアな歌詞に頷いてしまう「太陽のカフス」と感情移入不可避な流れが続く
この曲は以前ライブで聴いた時よりも、よりカクカクとしたアレンジに進化していてそこもまた良かったです
大人の酸いも甘いもじっくりと表現する今のロストの魅力がフルボリュームで伝わって来た良いパートだったと思う。


爽やかな歌声が気持ちいい「鼓動」、
静謐な「あなたは生きている」の染み入る感触、
そこから最新のアンセム「366」の福音が広がっていく気持ち良さ・・・と
ディープな曲と爽快な曲の塩梅も良くこの曲の後に海北さんが笑顔で「楽しいね!」って
ストレートに告げていたのも頷けるくらい構成に関しても長けていたライブでしたね
特に「366」の晴れ渡るような小気味良いポジティブな感覚は、
この配置だからこその効能だったようにも思う

パンキッシュに鳴らされた「告白」を皮切りに、
「希望」~「ココロノウタ」~「手紙」と人気曲を再び惜しげもなく投入
最近なんとなくメメントモってる時間が増えてたので「手紙」の内容には余計に感情移入してしまった
それくらい、定番でありながら確かに飽きの来ない熱量がこの日のロストにはあったように思う

最後の最後は「全ての贈り物」で万感の締め
この曲がまたジーンと来る名バラッドに仕上がっていて堪らなかった
全体的に新譜の曲が過去の名曲に全然負けてない感覚も含めて素晴らしいライブでした
個人的には全曲演奏してくれたのも含めて潔い渾身のワンマンだったなあ、と。
ありがとうございました。










さぁ、旅を始めよう
旅立ち前夜
列車
約束
ライラック
路傍の石
アンカー
赫い日
蹲る人
トーチシンガー
オクターブ
Merino suit
太陽のカフス
鼓動
あなたは生きている
366
告白
希望
ココロノウタ
手紙
全ての贈り物

北風と太陽
30

然様ならば








アンコールの選曲も新鮮だった
兎角雰囲気も佇まいもシックな演奏も素朴な歌声も、
何もかもが心に沁みた「北風と太陽」の素晴らしさ、
盤石の「30」の安定感に、
最後の最後はダブルアンコなのにレア曲の「然様ならば」で切なくも堂々の締め・・・という
全体的にマンネリ打破と今の曲も昔の曲も同じ温度で真摯に聴かせる気合、というか、覚悟・・・が
しっかりと伝わって来たまた一つ殻を破ってくれた渾身のファイナルだったんじゃないかな~と感じました。
こりゃ今年のロストもめっちゃ楽しみだわ!と思いつつ、
取り敢えずは5月26日に開催される5年ぶりのホールワンマン・・・に大いに期待しておきます

特に良かったのは「約束」「アンカー」「Merino suit」「太陽のカフス」「あなたは生きている」
「手紙」「全ての贈り物」「北風と太陽」「然様ならば」辺りですかね
個人的ハイライトはやっぱり「366」で。
ホール前にも関東でライブあるといいなあ。もっと観たい。もっと聴きたい!





会いたい。

2018-02-17 | ブログ雑記








最近、色々な人に会って直に話したい欲求が高まって来た
特に憂鬱な気分に沈んだ時の話なんかを延々としたい(笑)。

別に一人が嫌な訳ではなく、
むしろ安全圏でぬくぬく出来る一人は大好きなのだが、
それだと「化学反応」が生まれない・・・というか、
新しい刺激が欲しい気持ちもあるんですよね
今までやったことがないこと、
してこなかったことをしたい気持ちだって安定と同じくらい強かったりもする。


その為に、
もうちょっと色々な事を頑張りたいですね
他人にとって少しは映える人間になりたい・・・けれど、
あくまで無理はせず(笑
自分らしいやり方で成長していければいいな、って思う

鬱話に延々と付き合ってくれる方も募集中です!笑
ツイッターとかで声かけて下さい。





LUNKHEAD TOUR 2017-2018「燃えよ!対BURN!!!ツアー」@赤坂BLITZ 18.2.10

2018-02-16 | LIVE
                            
                      先週の土曜日、ランクヘッドのライブを赤坂で観た。











何気にこのツアー4回も行ってるんですよね
始まりの千葉、12月の埼玉、1月の横浜、そして先週の東京・・・と
ワンツアーでこんなに通ったのも随分久々ではないでしょうか
毎回毎回セトリが変わるのでランクのライブに行くのは本当に楽しい
この日もそれまでとはうってかわった流れのライブでとっても身に沁みた一日でした。
では以下。












ランクでも知名度の高い(?)「夏の匂い」からスタート、
小高さんの歌心が光る始まりにうっとりしつつ、
定番の「前進/僕/戦場へ」といつも通りのエネルギッシュなランクにも早速興奮
小高さんと山下さんが向き合ってギターを弾き合う初期の代表曲「プリズム」の熱演にもアガりつつ、
やっぱりこの曲のメロディは(アレンジとは対照的に)澄んでいていいなあ・・・と改めて感じてました

レア曲「a.m.」の演奏には流石に意表を突かれました
正直ランクのライブに通い始めて初めて生で聴いた気がする・・・!
あまりにもレアなんで一瞬新曲かと思いましたけど(笑
それくらいほぼ絶対に演奏されない類のナンバーだったので余計に嬉しくて痺れてました
そんな「a.m.」はややダークな印象の曲なんですがそれに続くのは「閃光」「id」とこれまた
激しくて格好良くて、それでいて不穏な楽曲を連発する一連の流れも良かったですね
シリアスな中にも熱さが光る「決戦前夜」、
渾身の想いを込めて歌う「プルケリマ」など今ツアーで全然披露されてなかった曲ばかりが続く
それでもきっちりと気持ちが良く、胸が熱くなってたあたりやっぱ良い曲多いなあ、このバンド。
今更確認するまでもない事実を噛み締めていたライブ前半戦でした。


福音のような優しくも物悲しい「トット」、
ポップなバラード「うちにかえろう」を披露した後に
待望の新曲「心音」が(関東では)初お披露目でした
想像以上に激しくて格好良いタイプの楽曲に仕上がってるなあ・・・と感じつつ、
正直“生きる”という事だけにフォーカスされた楽曲観に聴いてて不意に泣きそうになってしまった
この曲は、曲調は重くないけど、込められたメッセージはどシリアスで相当ずっしり来る感じ
きたるべきニューアルバムにも入ると思いますが(下半期くらいかな?)、
この曲が軸となるとかなり濃ゆい作品になりそうな予感

そこから「十六夜の月の道」「体温」と一気にボルテージを上げつつ、
これまた滅多に披露されない「玄関」の美しくも感動的なコーラスワークに兎角心酔していました
多分一度くらい聴いた覚えはあるんですが、その時よりも大分シンフォニックに進化していた印象で、
半永久的に聴いていたかったくらい個人的には気持ち良かったです。


美メロが強く鳴り響く「潮騒」の切なさ、
みんなで盛り上がった「インディゴ」、更に「シューゲイザー」と人気曲を惜しみなく投入
全力で歌い切った「ユキシズク」、シンガロングも大箱には似合う「スモールワールド」・・・と
終わり際は前半と対照的に定番の鉄板曲中心に組み立てられていた構成もメリハリがあって素敵だったかと
あとこの日は山下さんのギターリフがいつも以上に冴えててどの曲もマシマシで気持ち良かった気がする。


アンコールでは小高さんが狂いまくる「ぐるぐる」、
更にバンドアンサンブルが爆発する「シンドローム」とこれまたランクらしい流れが続く
大箱で聴く「シンドローム」はこれはこれでスケール感あっていいなあ・・・って思いつつ(笑
ダブルアンコで披露された「白い声」に至ってはイントロから格好良すぎてちょっと泣きそうになってしまいました
久々の大箱ワンマン、売り切りたくて必死に頑張って来た決意のワンマンの締めがデビュー曲。。っていうのが、
それだけでもう何度もグッと来てしまってこの曲の最中は終始鳥肌が立っていた気がする

今回もメンバーの目指すソールドは達成されませんでしたが、
内容的には滅多に演奏されない曲のオンパレードで純粋に楽しかった気がする
だからまあ、ぶっちゃけ観客としては大満足の内容のライブでしたね。
いちファンとして、これからも応援していきたいです。
ありがとうございました!










夏の匂い
前進/僕/戦場へ
プリズム
a.m.
閃光
id
決戦前夜
プルケリマ
トット
うちにかえろう
心音
十六夜の月の道
体温
玄関
潮騒
インディゴ
シューゲイザー
ユキシズク
スモールワールド

ぐるぐる
シンドローム

白い声













ランクヘッドは、
誤解を恐れずに言うならば、
ロストインタイムと同じく、
聴き手が自らの心境に重ねやすいバンドになって来た
つまりはイースタンユースやフラカンみたいな、
傷付いても何度も立ち上がって足掻き続けるロックバンド・・・の新しいシンボルの一つになりつつある、と思う

この日聴いた新曲「心音」の涙腺を突くような切迫感、
「玄関」のベテランだからこそ出せる洗練された広がり、、、だとか
何気に新鮮な切り口でも聴かせてくれた引き出しの広さにも魅了されたワンマンでした
それと影のMVPは「潮騒」ですね(笑)。渾身のツアー、本当にお疲れ様でした!

春以降、またイベント企画など盛りだくさんなのでそこも行けたらまたレポ等書く予定です。