サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

2015年を振り返って~「反省」と「これから」

2015-12-31 | ブログ関連








今年の、2015年の最後の記事です。








書かなきゃいけない事、というか書きたい事は山ほどあるんですが・・・
まずプライベートの話で申し訳ないんですが今年はとにかく折れっぱなしの一年でした
なんかもう365タテされたような一年で(笑
そりゃもう酷い年でしたよ
趣味はいつも通り充実してたんですが、
それ以外はもう失敗アンド失敗アンド失敗アンド失敗アンド失敗(以下エンドレス)な年でね
そりゃもう酷い年だったんですよね(二回目)
言いたい事も言えずに、
モヤモヤだけが積み重なって
それの行き場とかが全くないような、、、
そんな年でしたね

ただ、皮肉な事に“だからこそ”強く印象に残ってしまったのもまた事実なんです
5月のアレも7月のアレも8月のアレも10月のアレも全部全部思い出したくもない出来事ばっか!!
・・・でも、ふとした時に記憶が蘇るんですよね(笑
もう二度と戻りたくない場所
もう二度と繰り返したくない過ち
だからこそ得れた経験も確かにあって
その痛みも悲しみも実は自分だけの大切な「宝」のようなものだったり・・・なんて思ったり(笑
理想に近づくどころか動けば動くほどつまずいて大怪我しちゃってるような、人に聞かせるのも恥ずかしい歩みでね
本当にこのポンコツを来年どうしてくれよう?って段階なんですけど。

まあ、物と一緒で人間もどんどん汚(けが)れていく
でもその汚れっぷりもまたその人らしさなのかもしれません
取り敢えず、もっと自分にしか歩めない道筋で
自分しかないような楽しみ方で。
結果的に笑えてれば、
最終的に笑えてればそれでいいんですよ。
正直、見たくもないもの、知りたくもないものを何回も垣間見てしまった感覚もありますが
うん、まあ、「自分の弱さ」を認める事もそれはそれで重要なんだとは思います
ただ、何だかんだで「無事に過ごせた」って気持ちもあります
無事っていうか・・・それはまあ(略
「よく頑張った」なんて正直気持ち的に言えませんが
「早く過ぎてくれ」って時期を乗り越えられた自負のようなものもあって
それを頼りに来年も一歩一歩進んで行くしかない!って話ですね
来年も、この日にブログで雑記が書けてますように。
それだけですよ。



ブログに関しては、
一つのものをトコトン掘り下げるような姿勢に(自然と)なっていた気がします
厳密に書くと音楽も漫画もアニメも複数に執着してたと思うんですけど
色々なものに手を付けて・・・ってよりは
今本当に好きなもの
今本当に興味があるものに執着しているような感じになっていたかなあ、と
だからまあ、正直以前のブログでやっていたような各々のベスト記事みたいなのはもう書けなくて、
強いて言うなら取り上げた殆どがベストなんていう状態になっちゃうんですけど(笑
うん、でも・・・
来年はもっとそういう部分も改善して行けたらいいですね。改善って言い方はアレですけど。

もう一つの理由は、未だに過去のトラウマみたいなもんが渦巻いてて
昔みたいに気軽に気楽に更新出来ない恐怖症みたいなものもあって
だから、「これだけは書きたい!」ってものが残ってる
その結果が今のこのブログで
それはそれでいいんじゃないか・・・と感じつつも
やっぱり、新しい刺激も必要ですし「俺はこう」って自分で自分を決めつけるのも何だか、、、ですからね
まあ、こればかりは精神的な問題もあるので簡単に変わったり変えたりは出来ないとは思いますけど
ただ、去年の夏にまともに更新すら出来なくなってしまってたのに
今はそこそこ更新「は」出来てるのを見ると
少しは回復してんのかな、、、とか
そういう事も思うので
焦らずに、自分のペースでゆっくりと歩んで、色々考えながら、また新しい方向性にも目を向けて行きたいな。と今は思ってます
まあ要するにメントレ急務という事ですね(笑 「その内頑張ろう」じゃ、いつの間にか「そのうち」が来ちゃうので出来る時に頑張っていたいですね。



個人的に見ていて楽しいのは「この人バカみたいにこの作品愛しちゃってんな」だとか
「この人周りを一切気にせずこの作品に熱中してんだな」とかそういう人だったりもするので
うん・・・、やっぱ、やってて一番楽しいのも俺が欲しいのも“それ”なんで。
そんな風に活動していければいいかな、と
要は自分を押し殺さずに、純度100%って話ですね
いびつな形もそれはそれで自分らしくていいんじゃない?と。
冒頭のプライベートの話にも通じる考え方ですが・・・。

あとは、純粋に応援する、相変わらず自分は「ただのファン」で居続けたいと思ってるし
それをちゃんと伝える為に一生懸命努力し続けていきたいな、って思ってます
ただ好き好き言うだけじゃ「バカが騒いでる」程度の印象しか残せないかも、という不安もあるので
出来るだけ具体的に、より自分の本心に迫った感想を綴って行けるように精進したいですし、実際にそれを目指した年でしたね
まあ要するに「伝わるのを決して諦めない」という話ですね
よしんば伝わらなくても、
決してセーブ等しない自分の真っ直ぐな感情を出していければ・・・と思うし、これもまた今年意識はしていました
うん、でも、まだまだ理想にも完成にも程遠いのでより一層の精進が必要ですね。



音楽はスポーティな客層から直立不動、アニメ系からバンギャまで幅広く行けました
来年も今年みたいにそれぞれの楽しみ方でそれぞれの公演を楽しめたら
漫画は後半ちょっと「男の娘」にハマりましたかね笑
来年は更に色々掘り下げるのか・・・?(ゴクリ)
アニメは、秋は途切れましたが
超久々に2クールアニメの感想を完遂して個人的には手応えを感じました
来年も書いて行ければいいな、と思ってます
正直どのジャンルも相当に充実しててとっても楽しかったですね(笑
2016年も、相変わらず本心から面白がれて、大好きだと思える作品に囲まれていますように。そう祈ってます。そして、応援します!!













総括すると、
何だかんだで「一歩踏み出せた」一年でもあったかな~と思います
去年よりは頑張った(?)と思うし、動いたと思うし
これを不意にせず来年も動いて行きたい
後悔も未練も勿論無しとは言えない
だけど、何もかもがマイナスだったとも思わない。結局は、そういう事ですね。
今年一年ちょくちょく観て下さった方、観て下さった方、コメントをくれた方
twitterでリツイートしたり記事をお気に入り(いいね)してくれた方
検索で来て下さった方、皆様に深く感謝です
これは決まり文句などではなく、
観てくれる人がいなけりゃブログなんて意味ないって思うので心底感謝してます。
2015年も本当にお世話になりました。ありがとうございました!!


それでは、2016年にまたお会いしましょう。ではでは。








cosmon『cosmon 忘年会☆』@下北沢ピカイチ 15.12.29

2015-12-30 | LIVE
                                    
昨日はcosmonのライブを観に下北沢へ。









ええと、これが2015年のライブ納めでした(俺の)
今年も一年自分のライブレポを見て下さった皆様ありがとうございます・・・という気分ですが
やっぱり、その、現場に行かなければ分からない事や、生で体験したからこそ新しく感じる衝動なんかもあったりするので
その意味でもライブはおススメです ぶっちゃけ曲の違った一面を垣間見てよりその曲が好きになる事なんてザラですからね
そして最後がmarbleの菊池達也さんのソロユニットcosmonっていうのも自分らしいチョイスで良かったかな、と思ってます。

実はcosmonのライブに行くのは初めてでした(「菊池達也バースデーライブ」で触れた事はありますが)
marble活動休止公演の寄せ書きに「ソロライブも行きます」的な事書いてたのに
都合もあったんですけど、全然行けてないな~ってふと感じたので
タイミングも良いし年末公演には行きたい。と思って
参加した公演です
骨折明けだったので基本トーク中心の内容でしたが、
それでも一人で場を仕切って、一人で歌い奏でている達也さんが観れて本当に良かったです
思ってた以上に盛り上がったと感じましたし、何より傍から見ていてアットホームな空間がめちゃくちゃ心地良かったですね
この夜だけは「愛こそすべて」って言葉を信じちゃってもいいのかな、って思えるような夜でした
来年にはフルアルバムも出る模様ですし、レコ発のライブもやりたい~と発言してたので
来年はもっと参加出来たら良いな、と思いましたし実際に参加していければ、と。
あとやっぱ菊池さん歌声もホントに良いですわ。聴き惚れますね。












この日はまず、有明でまんが祭りがあったのでそれに参加してから
ちょっとクタクタになりつつも(笑)下北沢へ移動、
ディスクユニオンでぶらぶらしながら
(前日の夜から)一睡もしてなかったので適当なファーストフード店に入って雑誌読んだり寝たりして時間潰してました
で、いざ開場の時間に近づき周囲を探すも一向に見つかる気配がなかったので「あら?」と焦ってたら
シャッターがガラガラと開き、最初に載せたピカイチの看板が表に出されたのでほっとしました笑
開場してから質問用紙、アンケート等を渡されワンドリンクを注文して席に着く
質問を書いて渡して、大体が揃ったところでライブはスタート
ちなみに後に遅れてた人も揃って(たぶん)出席率は100%でした
割と開催のちょっと前にソールドアウトしてた記憶があるので、やっぱりみんな達也さんに会いたかったんでしょうね。そんな風に思いました。

初めっから気さくに観客を出迎えて、笑顔の達也さんを見てほっこりしつつ
ライブは「乾杯!」の合図から始まりました
この時、適当ではなく
完全に全員とグラスを合わせるあたりに菊池達也という人の想い遣りを垣間見た気がします
まだ「完治はしてない」らしく、今現在もリハビリ中らしいですが
「でも(トークだけじゃ)来てくれた人に申し訳ないので・・・」と何曲か披露してくれました


最初は「Hello」という曲でしたが、
自分は菊池さんのボイスはかなりのイケメン声だと思ってるので(笑
それを小気味良いギターと一緒に聴けるだけで嬉しいですよね
多少チューニングに手間取ったり、
本調子では勿論なかったんですが
それでも達也さんの格好良いボーカルと繊細なギターの音色が聴けて本当に良かった
「余興みたいなものだと思って」「ご歓談のバックで鳴ってる音だと思ってくれれば」などかなり謙遜気味でしたが笑
自分はホントに格好良いな!って思ったし、素直にそう思える音楽だとも感じました
ので是非是非ご興味があったcosmonのライブにも参加してみて下さい
続く「control」では声を震わせながら聴かせたり、
達也さんボーカルもやっぱイイわ・・・!とうっとりしつつ
前向きな歌詞にもちょっと元気をもらったりもしました
特に今回は骨折明けのライブだったので余計に感情移入出来た気がする

そして、この曲の後に「もうライブ終わり!」って告げられたのがこの日一番面白かったですね笑
勿論冗談でその後はゆるりと(当然良い意味で)超グダグダのトークコーナー、marbleに於けるゆる成分は7~8割くらい達也さんのものだったんだな。。と感じつつ(笑
色々興味深い発言も聴けて楽しかったです。

質問コーナーでは
(今回の骨折という出来事があったお陰で)「前よりも音楽が好きになった」とか
(「こうやって~」って作曲を発注されると)「ここまでやっても大丈夫かな?って逆らっちゃう」とか
(出されたらテンションが上がる食べ物を訊かれて)「たまごかけごはん」と答えたり、
(miccoさんにギターを教えると)「大体ケンカになる(笑)」
(miccoさんに会う事はあるか、会ったらどういう事を話すかを訊かれて)「会う事も話す事もない」などの赤裸々なネタも話されてました(笑
厳密に言うと緒方恵美さんのライブで一度会って「よぉ!」程度の会話はされたそうです
この時の会場、ドッカンと笑いの渦が巻き起こってて素晴らしかったですね
まあ「あれから一度も会ってない~」って答えじゃなくて良かったです。はい。うん。
個人的にはいつかmiccoさんとcosmonの対バンを拝めることを願ってます!


そして、ライブも終盤へ
ここからは松来さんの話が中心でした
「大切なお友達だったので」
「(骨折した)俺の事も心配してくれて・・・」
「みんな、(彼女の事を)好きでしょ?」
等々、かなり長い時間を掛けてずっと松来さんの事を話されてました
このままずっと話してるんじゃないか、ってくらい
様々な思い出話を語られてたんで
その様子にグッと来つつ、
その後披露された「me*you」では達也さん涙声で懸命に歌っていたのでそこでまた一層胸打たれてしまいました
本当はそんな意味合いで作った曲じゃないはずなのに、聴けば聴くほど松来さんへの想いとレクイエムの歌に聴こえるのが不思議でしょうがなかったし、
アットホームな空間と距離で弾き語ってるのに、菊池達也さんの想いが全部伝わって来るくらいに迫力と臨場感に満ちていて感情揺さぶられました。
声を震わせながら、懸命にギターを弾(はじ)きながら、ありったけの想いを込めて歌われたその歌はきっと忘れられそうにもない
それくらいに大事な大事な演奏で、本当にこの日行けて良かったし、この曲が聴けて良かった。そんな風に終わってから思いました
ありがとうございました。
終わってから、涙を拭き取る達也さんの姿がとても印象的でした。
達也さんの“本当の気持ち”を垣間見た気がしてこっちもグッと来てました。

「歌おう」「踊ろう」という言葉で埋め尽くされた新曲?もすっごく良かったですし、
最後は「Sunday Morning」をみんなで一緒に歌って、盛り上がるという構成の上手さも
marble時代の経験が活かされてる気がしてすっごく楽しかったですし、カタルシス満点でしたね
「Sunday Morning」はこの日披露された中でも最も明るくてハッピーで、そして一体感が強い曲だったので
これからのcosmonのライブで核になっていく、或いはもう既になってるくらいに素晴らしい曲だなあ。って思いました
菊池達也さんの超格好良いボーカルも本当に心地良くて、素直に浸れるくらいに完成されてるのでソロで演ってる達也さんのワンマンにも是非っ!
ホントに日曜の朝に聴きたくなるような“爽やかさ”が流石でした。ありがとうございました!














1.Hello
2.control
3.me*you
4.新曲
5.Sunday Morning









しかしこの日はマブ達の皆さんも素晴らしかったですね
フード持ち込みOKだったので自作だったり購入されたスイーツ等をみんなに配って一緒に食したり、
呼びかけによって(色紙に)メッセージを張り付けて最後に菊池さんとエンジニア&プロデューサーの女性の方に渡したりと
とっても愛のこもった行動の数々に傍から見ていて「いいなあ。」って感じてました
色紙のメッセージには自分にも声を掛けて頂き、参加させてもらいました
この場を借りて感謝です。ごちそうさま&ありがとうございました。
ピカイチの店主さんにも感謝。
素敵な夜でした。これが今年最後で良かったなあ。って思う位に温かくて心に残る公演でした。

それと、最後に一人一人と挨拶&会話を交わしてる時に
「西京BOYです。」って云ったら「あーあの!お会いする機会中々なかったですよね」って自分の事を知っててくれたのが凄く嬉しかったですね
なんか報われたような気分でした笑





今村朝希「ネガティブ使い魔幸森さん」 感想(コミックキューン 2016年2月号)

2015-12-30 | つくろぐ。/今日D(鹿子木灯)







大好きな「ぼっち日和。。」の今村朝希先生の新作読み切りが掲載されてたのでついその場で買ってしまいました。








「ぼっち日和。。」終了以降、ネット上で漫画は発表されてましたけど
こうやって紙の雑誌に載るのは相当久しぶりな気がします
その間にも今村さんのブログをチェックしてたり、
更新が止まって心配な気持ちになったり(笑
色々あった訳ですけど、
色々あった訳だからこそいちファンとして感慨深い気持ちもあったりしますね
また今村さんの漫画を誌面で読める喜び・・・!即決で雑誌を買う程に好きだったようです。



そんなブランクを経て久々に漫画雑誌に掲載された当作品は
正に「今村節」「今村さんにしか描けない」類の漫画に仕上がってて大満足でした
まず女流作家らしい華やかな画面構成、四角で囲った中にツッコミ(?)のようなものが入っている独特のセンス
何よりも「ぼっち日和。。」でも顕著だった少しナイーブで暗いところが(笑 益々冴え渡ってていちファンとして初見で好きになれた新作でした。

これは自分の勝手な推測ですが、その辺はやっぱりどこかキラキラに身を任せきれない今村さんの作家性が出てると言うか
思ってた以上に“今村朝希の新作”に仕上がっててそれがやっぱり嬉しかったですかね
あまりにネガティブ過ぎて、からかうつもりで挑発したのにその様子に本気で心配しちゃう、っていう笑 面白かったです


しかし「ぼっち日和。。」の詩春もめっちゃ可愛い女の子でしたが、
今作の幸森さんも負けじとめちゃくちゃに可愛かったです
懸命に頑張る健気な様子だったり、
知ってる人がいるだけでやたらほっとする気持ちだったり(分かる)
制服姿も美少女然としていてとっても素晴らしかったり・・・
ツンデレっ子と思いきや、必要以上にドギマギする幸森さんを逆に嗜めたり大丈夫かな、と思ったりするちぃちゃんもまた可愛い 
鹿子木(一発で変換出来た)とはまた違ったタイプのツンデレ・・・?さんですね(?が付いてるのは微妙に彼女のツン以上に幸森さんのヘコが強いから笑)
ぼっちの過去エピなんかも実に今村節が効いててニンマリとしてしまいました

そして、ちょっと百合要素もあるのがいいですね(笑顔)
抱きつかれて赤面するちぃちゃんはポテンシャルあるなあ、と
ツッコミも実にストレートで読んでて普通に笑えます
特に、
幸せそうな人を見てヘコむ幸森さんの姿などはきっとこの方にしか描けない視点でしょう こういうフィールドに於いてはね(青年誌とかなら別ですけど)
いくらイメージトレーニングしても悪い想像しか浮かばなかったり、満たされてる人を見て惨めな気分になったり~だののネタは
ともすればこの雑誌から浮く可能性・・・というか一通り読んだところそういう方向性の漫画はこれしかなかったので本当に浮いてるかもしれませんが笑
それも今村さんの作家性、個性だとファンとして思うので、その上で実力を発揮しているとも思うので
是非受け入れられて欲しいな、、、とか祈りつつ勿論アンケで高評価にして投函しますよ


最後、ベッドの上でパジャマ姿で「ほああ」って言ってるシーンは可愛すぎてコウモリってよりかは天使じゃん(笑)って思いましたけど、
ちぃちゃんに軽く嫌味を言われて幸森さんがどストレートに落ち込んで、嫌味を言った方が懸命に励ます・・・というよく分からない構図は流石だなあ、と笑
お互い支え合って・・・というか、ネガティブ過ぎる幸森さんを本来ツンデレ気質のはずのちぃちゃんが励ます漫画。というのはオリジナリティあると思うし
この二人のキャラ性、やりとりも既に大好きになってるので是非ゲストと言わず連載化をお願いしたい
まあだから先述のようにアンケを出す事にした訳ですけど、やっぱり久々に今村朝希さんの単行本が欲しいな。って思います
今作で改めて今村節に惚れ込めた手応えを感じたので、今後も当ブログでは今村さんを応援しますよ
そして既刊「ぼっち日和。。」めちゃくちゃ面白いので今作で興味がもし出たら是非是非ってところですね
ファンシーで乙女チックな絵柄で、執拗な後ろ向き思考ネタを読めるのは今村先生だけ!・・・少なくともこの界隈では!笑
って事で存外に面白かった作品でした。幸森さんもちぃちゃんも大好きだ。



一番好きだったコマ。人間相手なのにコウモリ思考、っていう設定を活かしたギャグが巧い。
しかも無邪気に選んでるのがより一層面白い笑
















あとギャグ的に言えば出張の俺も大好きな「高校の日常」、
そして「白線以外全部海っ」のギャグが個人的に大きくツボにハマりました
ほのぼの日常、と見せかけて実はトンデモ設定、そして肝心のギャグがぶっ飛んでる(笑
ぐらぐらしまくってるのに落ちない、太ったのを誤魔化す為に白線の上でダイエット、女子をt単位のトラックに喩えたりと
目の付けどころが上手いな~、というか、ちゃんとキャラが役割分担出来てるのもいいな、と。
それでいてラストに、ほんのりとした感動ネタを持って来る辺りもレベル高いですね
ちなみにちょうどバラード曲を聴きながら読んでたので余計にグッと来てしまいました笑
絵も可愛いし個人的に期待の新連載(だよね)だと思ってます
この漫画の今後にも注目です。

あとつるぺタの子が巨乳に嫉妬する漫画「ぺたがーる」、そんな彼女が嫉妬しそうなくらいのグラマー天然女子がカワイイ「ポポポのお姉さん」、
後は何故かしゃれこうべと生活する事になったというトンデモ漫画「どくろさんが見ている」等も良かったですね
完全にゲスト作家目当てで購入しましたが、結果的に良かったなあ~と思いましたね。



DECAYS「Red or Maryam」@新宿BLAZE 15.12.24

2015-12-26 | LIVE
                                   
イヴの日はDECAYSのライブを観に新宿へ。









DECAYSとは、DIR EN GREYのDieさん、MOON CHILDの樫山圭さんを中心に組まれたバンドで
そこに何故かTHE NOVEMBERSから小林祐介も参加しているという(笑
かなり異色の・・・バンドだと思います。ええ。
勿論THE NOVEMBERS大好きな俺ですから小林くん目当てで行ったかと思われると想像しますが
それ以前に小学生の頃から今の今までずっとMOON CHILDのファンであり
尚且つDIR EN GREYもしっかり通って来ている、、、という
凄い自分好みの面子なんですよね
だから、ライブも絶対に行きたいな。って思ってました
正直MOON CHILDのドラマーとDIR EN GREYのギタリストに挟まれて歌ったり話したりする小林祐介は新鮮過ぎましたね(笑
めっちゃ“後輩感”がよく出てて、普段とはまた違った彼の魅力を垣間見る事が出来た気がします
樫山さんは子供の頃TVでおちゃらけた事を言ってた印象があったので(確かヘイヘイヘイ)
あの時とはまた違うどっしりした貫録に確かな進化を感じたりもしました
Dieさんはディルのイメージとは全然違う爽やかなお方でした
最後までファンのみんなとコミュニケーションを取ってたりめっちゃ良い人でしたね
小林くんはお二人から最後イジられてたり、そんな姿がとてもお茶目でまた違った一面を感じれた気がする
勿論Gさんのブリブリのベースや、存在感たっぷりのチドニーさんも素晴らしかったです

音楽的には・・・
多分立ち位置的には一応V系のポジションになると思うんですけど(そういうイベに出るし)
確かにV系、っていうかDieさんっぽいエッセンスもちょいちょい感じつつ
それだけでは済まない繊細さ、重厚さ、あとテクノ感もあったり
意外とオルタナ要素も強くて面白かったですね
もっと言えば、
正直かなりTHE NOVEMBERSの要素も感じられました
歌詞が正にノベンバ、或いはノベンバからそのまま引用されてるものもあったり
でも「まんま」ってほど「まんま」でも無かったり、それが逆に面白かったりもして
個人的にはかなり楽しめたライブでしたね
終演後「格好良かった」「楽しかったね~」って声が飛び交ってたのがその気持ちを後押ししてくれました
兎角小林くんのファンでも樫山さんのファンでも、Dieさんのファンでも「新しい何か」を受けれる事は間違いないので、
来年も活動の機会があったら是非触れてみて下さい 意外と“力強い希望”を感じ取れるライブでもあったのが尚嬉しかった。














新宿に行くのも、
新宿のハコに行くのも久しぶり
特にブレイズは3年ぶり(!)だったんで
場所の記憶が曖昧になってたんですけど、ただ、そんなに駅から歩いた記憶はなかったので
適当に歩いてれば辿り着くだろう・・・と特に場所をプリントアウトせずに向かいました
目論見通り、目印さえ覚えてればあっさり着ける駅からかなり近いハコでしたね

着くと、まあ、予想はしてたんですけど所謂V系ちっくなファン、バンギャと呼ばれる類の方が多かった・・・
というかDieさんのファンが相当多かったんじゃないかな、って今振り返ると思います
でも普段行くライブとは全く違う客層というのもこれはこれで面白い
ちなみに会場入りして自分の側に居たのは、
刺青をしたお姉さんと海外のビッグ・レディでそこからも「いつもとは違う何か」を感じてました(笑
でもそれはそれでなんか格好良いですよね・・・自分にはないものを持ってて。


Dieさん、ステージ入りした瞬間に派手なギターアクションして即座にお客さんの心掴んでて「流石だな~」って思いました
その辺はやっぱり海外までも飛び回ってるベテランバンドのメンバーだからこその“巧さ”があった気がする
そして初っ端から現時点での代表曲「Secret Mode」でいきなり高まるテンション・・・!
正直な話、小林くんとディルアングレイのDieさんが一緒に歌ってる・・・!!
っていう、妙な感動が自分の中を渦巻いてました
きっと嬉しいだろうなあ・・・って思いつつ
ぶっちゃけ先述の通り俺は小学生の頃からムーンチャイルドもディルアングレイも通ってるんでその意味でもふわふわした観心地でしたね
勿論「不快な脳エラー」と足掻くような歌と詞、そして決めのギターも二人ともカッコ良くてその音と佇まいにも心奪われてました
個人的にこの曲の不安定な歌詞のニュアンスが大好きなんでその意味でも聴けて良かった。素敵でした

DieさんMCも面白くて、
ちょっと客が笑ってると「何がオモロイねん!」ってつっこんだり
「(みんなも)キレイやで」ってさり気なく言ったり、
「色々な選択肢がある中でわざわざ選んでくれて~」とイヴに絡めたMCをしてたり
この辺すごくお客さんのテンションをほぐしてた気が(個人的に)しましたね

新曲(だと思われる)を交えてその後もライブは進行
「踊ろうか?」ってDieさんが煽ってからの「NOVA SPIRAL」はその発言通り非常に踊れる仕上がりで大満足
小林祐介がメインボーカルの新曲もあったり、色々ワクワクしつつも
どっしりとした樫山さんのドラムが最高だったオルタナ色の強い「Dry」はひたすらに気持ち良く
歌詞もノベンバの歌詞からそのまま引用してるのでノベンバファンとしても楽しめた一曲だった
あのうねりを感じさせるグルーヴは見事だったなあ・・・!と思いつつ
小林祐介の感情剥き出しのギターも炸裂した「beautiful」は盤石の仕上がり
音源以上にドップリ浸れるような彼の歌声もまた哀愁を刺激してくれて実に最高でした


ゲストの蟹江さんが来て場の空気は一気にスポーティな感じに笑
正直ちょっとDECAYSの雰囲気とは合ってないかな・・・って思いつつ
あまりにも格好付け過ぎな蟹江さんの姿に笑い過ぎてた小林くんの姿が少し微笑ましかった(笑
そして、まさかの「ESCAPE」も披露!正直ムーンチャイルドの曲を歌う小林祐介が観れるとは思ってなかったので
妙に興奮したし、意外と似合ってるな~とも感じてしまいました(笑 樫山さんのガッチリ支えるようなドラミングもとても良かった。主張し過ぎない感じの。

もう一人のゲストだったayaさんのヴァイオリンも心地良かった「愛と哀を遺さず・・・」もかなり盛り上がったし、
この曲はDieさんが上手くタイトルを言えなくて噛み噛みになってたのも印象的だった笑
ただ、今度のライブでは是非DECAYSオンリーのバージョンも聴いてみたいです
小林祐介がV系ちっくなフレーズを歌うと妙に興奮しますね

その後の、Dieさんの鬼のギターリフをバックに
小林祐介がシャウトをかましまくる新曲?があったんですけど
それが存外に良くて、是非音源化して欲しいな・・・ってくらいアガりました
Dieさんのギターの上で小林祐介が叫び倒すって相当レア感あるな、、、と思いながらそのスピード感にも惹かれてましたね


「Red tide」も凄く良かった!
小林祐介の歌うサビメロ、音源以上に丁寧に歌ってて感情移入の度合いが増してたし、
ダークでブラックな雰囲気も彼にも似合ってて素晴らしかったです
Dieさんのギターソロにもグッと来たなあ・・・!と
そんなDieさんがギターの音がおかしい、と言ってチューニングをしてたんですけど
「治った!」と無邪気な声で喜びながら言った時に小林くんが笑いながらDieさんを見てたのも印象的でした
「(次の曲が鋭すぎて)みんな、怪我せんようにな」「いくでー」と煽ってから奏でられた新曲もまた、
二人で一緒に歌うサビだったり、Dieさんのカッティングがその発言の通りめっちゃ鋭かったり、楽しかったですね
もう一曲、切れ味の鋭いハードコアな楽曲を叩きつけてライブもいよいよ終幕へ。

最後の曲は「ラナ~from Future Boy~」でした
ポップで、新譜の中でもトップクラスに好きな楽曲だったんで
本編の締めという大事なポジションで演奏された事自体嬉しかった
歌詞も、実直な希望と祈りが込められていて凄く良い気分で聴き込めたし、
何より最後、小林Die二人で「ラナ~」って一緒に歌う部分がピッタリと合っていて・・・!
とっても感動しましたし、今年結成した割にはかなりお似合いの二人だなあ、って思えたのも大きかったですね
この日の「ラナ」は物凄く力強い希望に満ち溢れていて音源で聴いた時よりもずっと好きになれました
ある意味、それこそが最高のプレゼントでした。ありがとうございました。














1.Secret Mode
2.新曲
3.NOVA SPIRAL
4.新曲
5.Dry
6.beautiful
7.カバー曲(ピンクフロイド)
8.カバー曲(ESCAPE/MOON CHILD)
9.愛と哀を遺さず・・・
10.新曲
11.Red tide
12.新曲
13.新曲
14.ラナ~from Future Boy~

15.新曲
16.新曲
17.新曲












アンコールではまずDieさんがメインボーカルの新曲を披露
とても優しい歌声でバラッドに近い印象のナンバーでこれはこれで「いいなあ。」と
凄く良い曲だったのでこれも是非音源化して欲しい。
その後のMCでは色々な事情を語ってました
ディルが海外ツアー行ったり、ノベンバが11月にツアーしてたりで
中々ライブ出来なくてイヴまでずれ込んだ事
ワンマン決めたのはいいけど、曲数が足らなくて、急いで各メンバーに頼んで10曲ほど作って貰った事
(Dieさんメンバーに深く感謝してました)、11曲新曲があるので来年はアルバム出してまたライブもやりたい。との事でした
一番面白かったのは「THE NOVEMBERSが11月に動かなかったら「何してんの?」ってなるもんな」というDieさんの言葉ですかね(笑
実は生でDieさん観るの初めてだったんで、こんなに気さくで面白い人だったとは、という感じ
そのMCの後にまたも新曲を2連発したんですけど、
最後の新曲はボーカルの二人が一緒に力強くメロディアスに歌う類の楽曲で
これはこれで最後に相応しいんじゃないか?とか思えて実に心地良かったですね
ノベンバ小林とディルDieがパワフルに歌う姿とか貴重だなあ・・・と
しみじみ感じながら、ライブ終了後にプレゼントの抽選会で締めてこの日のライブは終了しました
余談ですが、ライブが終わって疲れて座り込んでる小林くんに樫山さんが「疲れたんか?オレが最年長やで!」ってつっこんでる光景もレアリティあって良かった笑
凄く貴重なものがいっぱい観れた上に、ライブとしてもかなり興奮&感動出来たワンマンでした。


来年も是非活動に期待しています
正直別のバンドで観る小林祐介楽しすぎましたし、
大好きなムーンチャイルドのドラマーを観れるのも嬉しいし、
何より最後まで残ってファンと相対しているDieさんが格好良かったんで。
そんな訳でノベンバファンにもおススメですね。 

来年はDIR EN GREYのライブも観たくなりました。行こうかな。





RADWIMPS「RADWIMPSのはじまりはじまり」@幕張メッセ国際展示場4-6ホール 15.12.23

2015-12-25 | LIVE
                                     
RADWIMPSのデビュー10周年公演に行って来ました。










10周年ツアーのファイナルだし、
ヒット曲をバンバン連発する類のライブになるんじゃないかなあ、って思ってたら
意外とシングル曲は少なめで割と昔の曲が多くて、でもヒットチャートで1位を取ったような曲は抜け目無く入れてたりして・・・という
今のRADWIMPSが演奏したかったであろう楽曲を素直に並べつつも、肝心な部分は決して外さない良い塩梅のライブだったかと思います
というか、もっとぶっちゃけて言えば俺個人的に一番思い入れのあるアルバムが「絶体絶命」だったりするので
そこからの楽曲が多めだった時点ですっごく嬉しかったなあ、というか
正にこういう時に「俺得」って言葉を使うべきなんだろうな、と(笑
でも、不思議とシングルの曲7曲だけでも
何となくアニバーサリー的な雰囲気が全編に渡って漂っていて
ある意味「これもベスト的」って形容出来るんじゃないかな、って個人的には思いました
裏を返せばシングルの曲以外でもアルバム、カップリングにこれだけ良い曲があるんだよ~って証明のようなライブにも仕上がってたかと
本当に格好良くて、素敵で、素直に「最高だった。」と言えるようなアニバーサリーワンマンでした。しかも地元千葉だしね(笑

個人的には、最近ずっと後ろ向きな事ばかりを考えていて・・・
何やっても嫌なイメージしか沸かない時もあるものです
でも、この日のライブを観てたら何かが開けてくような感覚があって
例えこれからの挑戦が失敗に終わったとしても、「そこ」に向かうエネルギーをきっちり渡されたような、、、
そういう公演だったかなあ、とも思ってます
特に「会心の一撃」は・・・
前回のアルバムツアーには都合により参加出来てなくてここで初めて聴いたんですが
音源でも最高なのに、ライブだとより一層化けるんだなあ、、、と実直に感動してしまいました
あの光そのものなイメージ、パフォーマンスには流石に胸打たれてしまいましたね
その他にもいっぱいグッと来た曲があって・・・
本当に「これから」に期待したくなる、そして自身も「これから」に向かいたくなるような“希望”を感じさせるワンマンだったかと
ロックバンドってやっぱりいいものだなあって思えるような一夜でした。ありがとうございました。















駅に着くと「これほとんどがRADのファンか?」ってくらいの雰囲気で
改札を通るにも一苦労だったんですが、この日は3万人以上来てたらしいですね
3万人・・・
正直に言うと3万人規模のライブなんてこれまで経験した事はありませんでした
最高でも武道館とか横アリくらいのキャパだったんですね 幕張メッセでもあんなにデカいホールでライブを観た事はなかったな
多分ドーム、スタジアムクラスのライブを一度でも経験してればあんなに驚かずには済んだと思うんですけど(笑
いやしかし、3万人ともなると体感も全然違くて会場入りした時点で「おうっ!?」って状態になっちゃってましたからね
ここのホール広すぎ!?どんだけ人入ってんの・・・!?っていうレベルですよ
いやまあ、たった3日前にジャンプフェスタとかで来たばっかりだったんですけどね(笑
一口にメッセ、と言ってもホール毎に大きさが違う訳で
この日RADWIMPSが行ったのはその中でもトップクラスに容量の多いホールでした
だから、最初はまずそのスケールの大きさにビックリして、おののいて、、、ってここめっちゃ地元ですが笑
同時に気分も高まりめちゃくちゃに興奮してたりもしました 大型ビジョンにこの間の対バンツアーの様子も映される中、
開演時間を15分くらい?過ぎてからいよいよライブがスタート。


一曲目は「トレモロ」、
だったんですが・・・
上を見上げるとプラネタリウムみたいな満点の星空のような演出が!
なんかこの時点で「うわあ~すげえ!!」って、子供みたいなテンションになってました笑
正に楽曲の世界観を完璧に再現した演出と併せて初っ端から良い気分に
そこから「ます。」の時点で「あ、このライブいいわ」と確信
まだ2曲目なのに無茶苦茶盛り上がる会場
むしろこの曲がシングル曲っぽいよ!とか思いつつ
静かな一体感(みんなが聴き込んでる感覚)が生まれていた「透明人間18号」はそれはそれで心地良かった
やっぱり最後の歌詞の部分(飾らないで飾ろう~の辺り)は実直に聴いてて頷けるな、、、と思いつつ
続けて「億万笑者」、更に「遠恋」とアルバム曲にも関わらず横綱相撲のようなライブが繰り広げられる

この時点で「あれっ、シングル少ないな?」ってふと感じてたのにも関わらず
実際に聴いてると「むしろこれらのがシングルっぽいのかな」って思ってしまうマジックがありました(マジで)
力強く歌われた「億万笑者」も、意外とキレッキレのリフのが印象に残った「遠恋」も存外に格好良かった
以前聴いた時よりも堂々としてるな・・・とか感じながら
後者では向き合ってバトルみたいに弾き合っていたギターとベースの構図も面白かったですね


セッション風のイントロから、むちゃくちゃに感情移入してしまった「ヒキコモリロリン」
こういうちょっとナーバスな楽曲をあのスケールで聴いてると余計にスカッとする感覚があった 歌も伸び伸びと響いてました
そしてこの曲は絶対にやるだろうな~って思ってた「もしも」もインディー時代の楽曲という事もあり何だか感動的な仕上がりに
それはご多分にまだ無名時代の楽曲を10年経ってこんな大舞台で披露している・・・という“結実”も作用していたと思う それ含めて素敵でした。
 更に感動してしまったのは「俺色スカイ」、
この曲も大きなスクリーンに青空の演出が映えてて、しかも黄昏、夜空と切り替わって行く仕掛けにも大いに感銘を受けました
歌の作中観がまんま再現されてる訳だから、歌にも当然感情移入の度合いが高くなっていて聴いてて泣きそうなぐらいでした
それくらい歌も演出も感動的だった「俺色スカイ」で一つのハイライトを刻んだ気がします
なんだか改めて空を眺めたくなった一曲

そこから一転して、セッション風のアレンジにも良い意味でのラフさを感じた「π」
広いステージで大勢の観衆が見てる中パーソナルな感情を叩き付けるRADWIMPSは格好良かったし、頼もしい
続けて披露されたのは何と完全に予想外だったマニアックナンバー「G行為」(!)
3万人が「自慰行為」って言葉をシンガロングする狂気っぷりや
不穏過ぎる演奏も実に痛快でドス黒い空気感が完璧に生まれてて興奮
あのアナーキックな演出、そして雰囲気をまさか10周年公演で表現するとは思ってなかったので正直嬉しかった
更に歌の最後には「あさってクリスマスだし」って言葉をアドリブで付け加えるサービスっぷり笑
そんな穏やかでない刺激的なエッセンスを撒き散らした後に祝福感たっぷりの「Tommy」という構成も面白過ぎる
さっきまでの黒さが嘘のように、ただただピュアネスたっぷりの歌声を高らかに響かせている光景には本当に感動したなあ、って思います
やっぱりRADWIMPSの歌には「みんな」でなく「個人的な」感情が内包されてるのが面白い。改めてそう感じられました。
後この曲では単純に歌も上手いな、と 桑原くんと向き合って終わるしっとりした演出も好みだった(多分)


代表曲「有心論」では会場のみんなでシンガロング、
ファンとの絆を確かめ合いながら、
初披露だと言う渋めな「ピクニック」をじんわりとお客さんに沁み込ませるように演奏する
個人的にもジーンと来つつ、中盤のハイライトはこの日最も歌のフィーリングが美しかったメジャーデビュー曲の「25コ目の染色体」
これがまた歌も演奏の精度も演出もバッチリ決まっていて素晴らしかった!特にサビの歌唱はめちゃくちゃ丁寧に感じられて
歌の魅力、歌詞の魅力を最大限に引き出すような出色のパフォーマンスに感じました 改めて名曲だなー、と感じさせる空気感の演出が見事
ちなみにこの曲も「もしも」と同じくらい演奏するだろうな、って思ってました 10周年公演でデビュー曲が来なかったらガッカリしますもんね笑
でも、この一番集中して聴いているであろう中盤のハイライトに持って来る構成も良かったかな、と思う
またも感動的な場面を生み出しつつ、
「行くぞ幕張!!」と武田くん、洋次郎が煽り出す中いよいよライブも後半戦、アッパー・モードが始まりました!


いよいよここで来た最大のヒット曲「DADA」(これが最大のヒット、っていうのもちょっと凄いが笑)でオーディエンスの興奮もいきなり最高潮!!
3万人が駄々っ子のように飛び跳ねてる光景も盛り上がりも尋常じゃなく個人的なテンションも上がりつつ
続くこれまた代表曲クラスの「おしゃかしゃま」ではZAZEN向井ばりに演奏陣をコントロールし良い意味で「遊んでいる」ブレイクが兎角刺激的で素晴らしかった
具体的に書くと洋次郎が指差したら弾く、という演出になっていて、その洋次郎の指揮者っぷりも見事で鳥肌が立ちましたね
それに応えた演奏陣のプレイヤビリティも凄かった!ちなみにこの曲は盛り上がり過ぎて地面ちょっと揺れてましたね(笑 最初地震かと思った。

名曲「いいんですか?」はやっぱりスケールの大きな会場に映えますね
あの多幸感はより大勢の前で歌った方が形になるんじゃないかなあ・・・って気がします
そんな素敵なムードを演出した後に「君と羊と青」でシンガロング、未曾有の一体感を作り上げて
後半戦の大ハイライトだった「会心の一撃」が投下されました

この曲の、大シンガロングと、物凄いレベルの疾走感と、より前へ、その先へと向かって行く感覚は想像していたよりも素晴らしく
思わず笑顔が吹きこぼれるくらいに素晴らしかったし、熱かったし、興奮したし、完全に盤石って言葉を使って構わないくらいの圧倒的な盛り上がりでした
みんなで一斉に「未来!!」って歌いジャンプする光景は、正直これはこれで尊いものがあったなあ・・・と本心から思います
それくらい希望に満ち溢れた楽曲で、聴いてて泣きそうになってしまいましたね
これからもっと頑張ろう、疲れたら休んで、その後また頑張ろう・・・!って思わせるには十分の一曲でした
しかもこれ最新アルバムの楽曲ですからね。もうあんなに「みんなが待ち望んでる曲」風になってるのにも感激しましたね
そんなピークを刻んだ後に初めてヒットチャートの首位を獲得した名曲「オーダーメイド」
派手な演出よりも歌詞を見てもらう為にビジョンには歌詞がずっと映されてました
荘厳で、でも優しい空気を場に作って本編は終了
気が付けばすっかりハイテンションかつ元気になってしまっていた10周年ワンマンでした
あの大規模でやるには色々苦労もあったでしょうね メンバー、スタッフ、メッセの皆さん、そして一緒に盛り上がったお客さん達に本当に感謝です いち参加者として。
ありがとうございました!!











1.トレモロ
2.ます。
3.透明人間18号
4.億万笑者
5.遠恋
6.ヒキコモリロリン
7.もしも
8.俺色スカイ
9.π
10.G行為
11.Tommy
12.有心論
13.ピクニック
14.25コ目の染色体
15.DADA
16.おしゃかしゃま
17.いいんですか?
18.君と羊と青
19.会心の一撃
20.オーダーメイド

21.お風呂上がりの
22.シザースタンド
23.05410-(ん)
24.ふたりごと









アンコールでは前方のステージから後方のステージに移動して
一番後ろのお客さんによく見えるようなニクい演出があったりしました
アコースティックセットでたおやかに奏でられたカップリングの2曲
気が付けばバラエティに富んだ選曲になって来ましたが、
終えてからまた前方に中央から戻って来て(!)観客と握手をしながらゆっくりと帰還
そうしたアンコール時の演出もまた言葉でなく行動でファン想いを証明してみせたように思えた
そんなアッパーなテンションの中アッパーな「05410-(ん)」投入で当然の様にアガる会場
心地良い疲労感も受けながら、
最後はこれまた名曲「ふたりごと」をしっかりと響かせて終了
「奇跡以外ありえないだろう」ってフレーズがとても象徴的だった気がする
そんな素敵なエンディングの後にはツアーの様子も収めたドキュメント映画が公開される告知が!
こうして何やっても盛り上がる、気持ち良い、大正解!みたいな会心のライブは終わりを告げました
駅まで帰る人々の充実した表情の数々がこの日のライブの完成度の高さを物語っていましたね。

セットリストを眺めてたら、
シングル曲は少ないけれど
それでも確かな総括感とRADらしいひねくれ要素もあり
これはこれである種相応しい選曲・構成だったなあ、とふと自然に思いました
要するにこれはこれで素晴らしいメニューだった、って事です。演奏陣の奮闘も洋次郎の歌唱も本当に冴えてて神懸ってた公演でした。
11年目以降もまた面白い事、ひっかき回すような事をやってくれる事に期待。個人的ハイライトは、やっぱり「会心の一撃」かな!




ボクガール91話、もぐささん 87話感想ほか(ヤングジャンプ 2016年4・5号)

2015-12-24 | ヤングジャンプ感想









今年最後のヤンジャンです
振り返れば今年は辛い時・・・具体的に書くと深夜を大幅に過ぎて残業した時に、
始発の電車を待つ間に買ってあったヤンジャンでワクワクしながら「ボクガール」を読んで
瑞樹の可愛さ、あいくるしさに心から救われた事を思い出しますね
あれもまた貴重な体験でした
そして、来年もまたお世話になりたいですね
来年もヤンジャンを読んで色々キュンキュン出来ればなあ、って思ってます。

話は変わって、先日幕張で行われていたジャンプフェスタをチラッと見て来ました
多分初めてなんじゃないかな?ヤンジャンブースなるものが出来ていて
そこに全作家陣のサインイラストがどばーっと飾られていて、
最近とみにヤンジャン系列にハマってる自分としては
まさに天国みたいな場所でした(笑
ミラジャン、となジャン勢とかも飾って合ってずっと眺めてるだけでも飽きなかったですね
これ凄く良かったので来年もお願いしますね・・・!何故か留年センパイの色紙まであったのが面白かったし、同時に嬉しかったです(笑

で、ボクガの杉戸先生のサイン色紙も見て来たんですが
これがまためちゃくちゃに可愛くて・・・!
瑞樹が♂と♀の記号を両手に持って微笑んでるイラストだったんですけど
あまりの可愛さに思わず悶絶しそうになるほどでした
見に来た甲斐あったなあ、、、と感じつつ
色紙にも全力な杉戸センセにはこれからも付いていきたいな、と そんな風にも思いました。
あとカップルが瑞樹を指差して「ボクガール面白いよ」って生の声を聴けたのも嬉しかったなあ・・・!
留年センパイのサイン色紙もさくらちゃんの唇に紅色が塗ってあっていつもよりも大人っぽくて素敵でした
ああいうのすっごくテンションが上がるんで繰り返しになりますが来年もヨロシクです>JF













ボクガール #91 ボクの尾行

初見で「あらやだ・・・逞しい」って思ってしまった笑


という訳で今週はセンターカラーです♪
う~ん年の瀬の合併号でカラーっちゅうのは、やっぱり嬉しいものですね
ちょっとクリスマス風味?なポップなイラストがカワイイ
瑞樹が巨大なケーキの上で美味しそうにショートケーキを食べてるイラストで
ガーリーな服装にもまたグッと来る好カラーになっていると思います
太ももときれいな足が・・・実にイイですね(ゴクリ)

本編は、、、美少女と美少年のおデートでした
でもちょっと天然な藤原さんと美少女「でもある」瑞樹の組み合わせは最高ですね!
藤原さんが自身の美しさに無自覚だったり、そんな藤原さんを眺めて瑞樹がドキッとしたり・・・
こりゃラブコメの王道じゃねえか!ってくらいストレートにニヤニヤ出来るお話に仕上がってました
瑞樹も、女体化、(性格も)女の子化とか言っても未だに思春期男子の魂は残ってるようで(笑
なんかそんな二人のやりとりを眺めてるだけでも個人的には微笑ましかったですね
猛と瑞樹もお似合いの二人ですけど、
藤原さんと瑞樹も十分お似合いの二人なんだなあ、、、って感じました



カワイイ。


自分が大好きなプリティなぬいぐるみを嬉しそうにチョイスする瑞樹だったり、
ヒーローアイテムに夢中になるユメユメが超可愛かったり(笑
ぬいぐるみがヘナってるのにも笑いました笑
いちいちドギマギする瑞樹も可愛かったし、
急に息子が帰って来ちゃって慌ててトイレに駆け込む姿もまた色々な意味合いでグッと来ましたね
あれはあれで燃えるっちゅうか・・・恐らく勃っちゃってたんでしょう

そして、瑞樹もまた選ばなければいけない事に気付いたようです
藤原さんを選べば男、猛を選べば女、どっちも選ばなかったら今のまま
だけど・・・現実「藤原さんは猛の事が好き」って事実もある訳で
その辺は実に悩ましいですよね
一朝一夕で決められるような事じゃない
だから、ロキが言うように「お前の好きなように生きれば良い」
その“好き”をこれから瑞樹自身が探して確かめていく物語になるんだろうなあ、、、となんとなく思います
報われなくても、男を選ぶか、それとも、諦めて女を選ぶのか、或いは・・・?っていう。
でもどっちを選んだとしても本当は妥協ではなく本心になるんだろうな、とも思いますけどね。
はてさて、どっちに転んで行くのか、どういう変遷を辿るのか、、、が楽しみです
あと290ページ最後の物思いに耽って紅潮気味な瑞樹のカットが可愛かった
ユメユメと一緒になった事を想像しちゃったのかな?笑


そして、次号は更に藤原さんとご接近の予感・・・!?ですね(笑顔)
ロキに「デート」って言われて紅くなる瑞樹も可愛かったんですが(これはこれでむっちゃイケる)
とっても素朴な表情でルンルンと街を歩いてる藤原さんもめちゃくちゃ可愛くて満足でした
そして、おっぱいも・・・!笑
瑞樹は本当に男に戻れる事を告白してしまうのか、
告白したとしたら、どういう反応が返って来るのか・・・?
なんだか予想が付かないんですが
その分次号分を読むのがとっても楽しみだったり。
本格的に藤原嬢へのアプローチ展開なんかも始まるんでしょうか
だとしたら、正直かなり楽しみですけどね(笑 藤原さんも大好きな身としては今の展開にはかなりワクワクしています
なんせ藤原さんに恋する瑞樹自体も可愛いですからね(笑)
正に一粒で二度美味しい展開、、、って事で来年以降のボクガにも大いに期待、です!



これはこれで可愛い(笑


しかし今週の猛は男らしかったですね・・・!
ちょっと照れもありましたが、曲がった事を許さない正々堂々とした男らしさがありました
もうなんか吹っ切れたような感じもありますが、、、でも本当逞しくてカッコイイ奴だなあ、と
その分舞さんのアレっぷりにどん引きもしてましたが笑

で、そんな舞さんも猛に実直に「男らしさ」を感じてたりなんかもして
こりゃ逆に好きになるパターンもアリか?って何となく思いました
っていうか既に可愛かったしね
男根の良さを知る展開
・・・は、ともかく
不覚にもちょっと、ときめいてしまいました
さて、こちらも「瑞樹様」の件についてどう説明するのかが気になりますが・・・それもまた次号分に期待、ですね。
案外猛と舞さんのコンビも似合うと思うが、、、その辺も注目かな笑


今週は、猛がめちゃくちゃ男らしかったり
そんな猛に対する舞さんの反応も可愛かったり、
かと思えばメインの二人のほのぼのデート模様もまた楽しかったり
そして、これからのデート模様にもまた期待したくなったり良い塩梅の話数だったと思います
更なるニヤニヤも期待して良さそうな引きでその辺りもまた楽しみ♪

あと先日出た8巻の感想も書いてるのでそちらもよろしくお願いします
美少女とイケメンの両立! ボクガール 8巻/杉戸アキラ
珍しくロキちゃんのデレが拝める貴重な巻で実に素晴らしかったです。是非。



↑この夢子ちゃんは可愛すぎましたね・・・笑 個人的には男の娘になっても構わない!



もぐささん 第87話 ごはんつぶと百草さん

この漫画には「引き詐欺」という概念がなかったんですね・・・
本当に言って欲しいタイミングで、そして言うべき流れで告白してくれたので
とってもスカッとしたというか、本来ならこれこそ王道であるべきだよな、とか(笑
いや、別に他作品の批判とかしたい訳ではなく
やっぱり「告白か?」って引きなら、今回のもぐささんのようにどストレートに行っちゃって欲しいよなあ。なんて素直に思ったんですよね
それくらい今回の小口はとっても男らしくて、真っ直ぐで、自分の気持ちを決して誤魔化さない潔さがありました
これくらい誠実なラブコメがもっと増えて欲しいな、、、とか思いつつ、やっぱり付き合う=ゴールではないんですね
恐らくこれからは“付き合い始めの初々しい二人”を描いていくんでしょう
それもまた楽しみです・・・
の、前に
やっぱり小口、お前は良く頑張ったよ・・・!って彼を褒めてあげたい気分です
ああいう事って中々出来るもんじゃないですからね。それを受け入れてくれた百草さんにも感謝したい。よく自分の気持ちに正直になれました

しかし何度読み返しても小口、イイ男だね~
その真っ直ぐな眼差しにヤラれたし、やっぱり告白引き展開で、しかも終わりとかじゃなく
まだ続く漫画でしっかりと期待を裏切らずに告白してくれる、っていうのは誠実な作劇だと思いますわ
しかも、百草さんも誤魔化さずにその場で答え出してるし、そういうところもまた好きだなあ、と
その後はニヤニヤの嵐が大暴れしちゃってた訳ですけど(笑
本当に素晴らしい傑作回だった
ここまで何もかもを「誤魔化さない」のは称賛されて然るべきだな、と
個人的感情を抜きにしても思いますよ。そして自分の事を卑下しちゃう百草さんもまた可愛かったし何から何まで最高ですね
この漫画を読み続けて期待し続けてホント良かった、って言い切れる話数でした。おめでとう。


もう、特別な人だよ。

















◆干物妹!うまるちゃん

クリスマスに読むにはピッタリのいい話やね
こうして見るとうまるもなんだかんだ成長してるのかな・・・って思ったり
ラストの文字通りの満面の笑みは、素敵だった。



◆BUNGO-ブンゴ-

この間バックナンバー読み返してたんですけど、太陽って思ってた以上にナルシスティックな奴ですね・・・笑
それはそれとして、吉見の駆け引きが存外に面白かった こういう駆け引きが出来るからこそ注目度も高いんでしょうか
後この漫画にも健大高崎のような機動破壊型のチーム出て来て欲しいな、って思いました(笑
今週すっごく面白かったので。



◆リクドウ

遂に伏黒の闘争本能が目覚める・・・?
先週の一発で火を点けてしまったか
ある意味望むところですけど。さて、伏黒の先輩は何を言うのかな。



◆銀河英雄伝説

本当にこの二人は「支え合ってる」って感じがいいですね。



◆神様のハナリ

この勝じいって人がいなくなれば総ては丸く収まるのでは・・・?
陽一も陽一で勝手に暴走するしゆずちゃん心労パねえな。
なんか見ていて辛くなるお話ですね、、、
最後にちゃんと決着すればまあいいんでしょうけど、今のところ勝じいがウザすぎる上に身勝手すぎますね。
そして望ちゃんは何してる・・・?

















次号は新年7日発売!
「もぐささん」が告白後すぐセンターカラーで登場!って事で実に楽しみです
そして来年も「ボクガール」をめいっぱい応援&支持して行くつもりです
あとブンゴもめっちゃ良い所だし、リクドウも燃える展開だし
今年デビューした新人さん達の新作も楽しみだし、
銀河英雄伝も・・・!という訳でその他の連載も含めて来年も改めてお世話になります
あとブリュンヒルデも巻中カラーって事で新年早々花盛りで期待出来そうですね。では今年一年ヤンジャンの感想読んで下さった方どうもありがとうございました!





天野めぐみはスキだらけ! 第2話「ありがと!」 感想(週刊少年サンデー 2016年4・5号)

2015-12-24 | 天野めぐみ&古見さん
                                   
                                   2話目です。








先週分は何度も読み返しました
それこそ電車の中でも読み返したくらいなんですが(笑
いや~実にニヤニヤ出来るラブコメで良かったです
相当久しぶりにサンデーのアンケートなんかも出しましたが・・・
頑張って欲しいですね
まあこれほど目的がはっきりしている漫画も早々ないんで大丈夫だとは思いますけどね(笑


今週の話。
勉強に集中する為に、敢えて思考を天野めぐみから分断しようとしている学
だけど、何だかんだ言ってめぐみちゃんをいつも気にしてて、困った時にはちゃんと助けくれる
そんなある種の、、、ツンデレっぽい側面がさり気なく出ていたお話でしたね
その辺はやっぱり幼馴染というか
素朴でありながら確かな優しさが出ていてとても良かったです
目の前にバスがあるのに素通りして待ってましたからね
なんだかんだ言っても夫婦というか・・・笑
先週のオチは読んでてニヤけちゃうテイストでしたが、今週はまったりほっこり出来る仕上がりでこれはこれで悪くないかと
わざわざめぐみちゃんが来るまで待った挙句カバン持ってあげる学くんの紳士っぷりが光ってたお話でした
っていうか、これもしかしなくても既にある程度好きですよね(笑
めぐみちゃんもきっとそういう所が一緒に居て心地良いんじゃないかなあ・・・なんて思いつつ。






しかし、勿論えっちい展開に関しても抜かりはありませんでした笑
消毒される前から照れてるめぐみにまずグッと来ましたが
消毒されてる最中のめぐみに至っては・・・
どうみても最中ですありがとうございました(超笑顔)
って感じですかね(笑 
そんなに感じてんのか?ああん?、、、なんて言葉を投げかけたくなるほど恍惚的な紅潮フェイス、ごちでした!
本当可愛い系の絵柄なのにも関わらず官能的な表情も描けるって素晴らしいですよね
足だけでこんなに感じちゃうなら本番はもっと(略

そりゃまあ、煩悩も刺激されるわなあ・・・とか思いつつ
道着姿を嬉しそうに学に見せびらかす健康的な可愛さも勿論良かったです
水着姿でおっぱいを揉んでいる妄想は・・・実直にゴチに
・・・いや、緩急の付けられた官能描写は実に良いですね!(満面の笑み)
また(妄想の中とは言え)おっぱい揉まれてめちゃくちゃに紅潮してる表情にもグッと来るんですよね
なんかこう・・・嫌がってても、恥ずかしがってても、何となく許してくれそうでもあるのが素晴らしいというか・・・
いや、本当に今作が新連載されて良かったです。ええ。来週、、、は合併号だからないですけど、来年も続けて応援して行きたいですね
世の中やたら“健全、健全”って言いまくってるけど、青年少年にとっては少しくらい不健全だった方がよっぽど健全的だと思うぜ。って思ってます


今週もえっちいネタでドキドキさせつつも、
最終的には学くんの紳士っぷりで「良い話だなあ~」って印象を残して終わるいい塩梅のお話だったかな、と
あとめぐみの友達二人も良かったですね エロに免疫無さそうな楓と、逆に百合っぽい真美とコンビとしても良い味出してて笑
あの二人を掘り下げても面白そうだなあ・・・とか思いつつ
めぐみの事考え過ぎて鼻血まで出しちゃう学も結局ムッツリなのかな、って(笑
そんな事もなんとなく感じられたお話でした 来年の「天野めぐみはスキだらけ!」にも期待!です♪














・・・しかし、途中ちょっと美人の保険医に嫉妬するめぐみちゃんの描写がありましたね
正直新鮮で可愛かった、、、のと同時に、これから先もそういうジェラシー描写でもニヤニヤさせて欲しいなあ、って個人的に思いました
素材も見せ方もいいので、ラブコメ漫画としての夢と可能性も拡がりますね!
多少官能的だけど、ある種素朴でもある素敵な作品。
今週も最高のニヤニヤをありがとうございました!もっともっとニヤニヤする為に2016年も応援だ。



フレデリック「フレデリズムツアー2015」@恵比寿LIQUIDROOM 15.12.22

2015-12-23 | LIVE
                                     
昨日はフレデリックのライブを観に恵比寿まで。









最近、とみにフレデリックの楽曲を聴いてたりする訳ですけど
約8カ月ぶりのライブ参加&ワンマンは初・・・って事でかなり楽しみにしていた公演でした
初の全国ワンマンツアー、との事でしたが全箇所ソールドアウトしたそうです
正に破竹の勢いで進み続けるフレデリックですが、
MCの中では先日脱退されたkaz.さんの事にもじっくり触れてたり
その上でお互いの愛情を確かめ合ったり、割とイケイケってよりは、より深くフレデリックの音楽の良さと楽しさをしっかりファンに刻みつける
そんな誠実なライブに仕上がってたかなあ・・・なんて個人的には感じてしまいました
「それぞれの楽しみ方で自由に踊って下さい~」的な発言もあったり、その辺りの配慮に関しても若手離れしてて実に素敵でしたね
実際、その発言の後会場の空気というか、ノリに変化が生まれたような気もするし。そういう事をバンド側から言ってくれるのは真摯的な証拠ですね。

演出や決め等も最初から最後まで実に楽しく、
そういう面を含めて改めてオルタナティブなバンドだなあ。って思えました
インディーの曲からライブでお馴染みの楽曲、最新作の楽曲までまんべんなく詰め込んだセトリで
正しく満腹になれるライブだったと思います。これからもそんな「らしさ」を大切にしたりしなかったりで
我々リスナーを楽しませて欲しいですね。という訳で以下。















この日来てまず感じたのは「人、多っ!」って事です
もうリキッドでも足りないんじゃないか、ってくらいの盛況っぷり
実際に限りなくスシ詰めに近い状態になってたのでこりゃ来年はブリッツとかゼップかなあ・・・って何となく思いました
そんな超満員のお客さんが待ち望む中、「フレデリズムツアー、始めます」のアナウンスと共にメンバーが登場!
一曲目はお馴染みのキラーチューン「SPAM生活」でハイライトか!ってくらい場を盛り上げる面々
そこから個人的にも大好きな楽曲「DNAです」ではギターリフに決めポーズまで付けて視覚的にも楽しめる仕上がりに
極めつけは序盤の段階で代表曲「オドループ」を投入し、もうフロアはライブ後半かのような盛り上がりにまで達していました
その熱狂度に興奮を覚えつつも、やっぱりこの曲のリズムやリフは癖になるなあ~と再確認

そんな気持ち良いビートを連発しながら
「WARP」「FOR YOU UFO」「真っ赤なCAR」と適度にノレる楽曲にモードを移行していく
特に「真っ赤なCAR」ではハンドマイクに切り替わるなどこれまた新しい演出を取り入れてて面白かった
カクカクのリズムの気持ち良さにも陶酔しながら「ふしだらフラミンゴ」でまたアッパー・モードに突入
かと思えば「もう帰る汽船」をゆっくりじっくり聴かすなど緩急に関しても冴えてる印象だった
この曲は三原弟がメインボーカルな楽曲なんでその意味でも貴重で聴けて良かったなあ、と(笑
それくらいしっぽり聴き込めるようなこの曲の存在は素敵でした
真上(天井)のライトがポツポツと光るプラネタリウムみたいな演出にも目を奪われつつ、
「ほねのふね」でゆらゆら踊らせて「うわさのケムリの女の子」でフレデリックワールドを存分に味わせる流れへ
後者に関しては演奏自体、歌自体も浮世離れしていて最高に気持ち良い、オルタナティブだったんですが
演出に関しても曲名に合わせてケムリをモクモクと炊きまくったり、正にフレデリックオンリーのワンマンならではの暴走(笑)が実に痛快に光ってましたね
客席からは「やりすぎ!笑」って声も飛んでたけど、やりすぎなくらいがこのバンドはちょうどいいんじゃないか、とも笑
でもやっぱこの曲は不気味でありながらお伽話のようなエッセンスもあって本当名曲だな、と
相当「らしさ」度数が高い楽曲なんでこれからもライブで聴けると嬉しい。


MCで「踊れる曲しか残ってません」と三原兄が発言すると即座に大盛り上がり、怒号が吹き荒れるフロア
それに呼応するかのように音源よりも更にディスコティックなアレンジに生まれ変わった「さよならカーテン」
この曲はスピード感に関しても相当UPしていてその意味でも聴いてて気持ち良かったし
「踊れる」と一言で形容してもそこには色々な形があるのがいいな、と
要は縦ノリだけじゃない良さがあった、という話
続けて「ディスコプール」を爽快感たっぷりに響かせて
「プロレスごっこのフラフープ」では先述の発言通りに思い切りフロアを揺らし続けた
そしてハイライトは「幸せっていう怪物」、この曲は音源の時点で大好きな楽曲なんですけど
音源以上に踊れる仕上がり&途中から観客をステージに上げたり独特のハンドクラップを敢行したり
正に“やりたい放題”の一曲で笑 でも、一番良かったのは丁寧に歌われた歌と、その次に最後の決めですかね
3人で揃ってステージ前方に集まり、曲の終わりで決めポーズする演出なんかは本当に「バンド!」って感じでオリジナリティあったかな、と
こういう演出の妙が実に印象的なライブでしたが、この曲は中でも特に象徴的だったかなあ、と。
ちなみにタイトルコ-ルも全員で言ってたり、楽曲自体最高なのに演出も冴えててとってもニンマリするパートでしたね。
一番大好きな 「平和主義の人でも犯罪者の人でも 悲しみが絞りだす涙は同じ味だ」 って歌詞はかなり丁寧に歌われてて
だから余計に感情移入出来て良かったなあ・・・ってしみじみと思いました。


どストレート過ぎて逆にひねくれを感じる「トウメイニンゲン」で実直に熱くなり、
実は照れ隠しの歌「でも」あるのかなあ・・・?と聴いてて感じられた「愛の迷惑」も素晴らしい出来栄えだった
この曲に関してはリフの精度も冴えまくっててゆらゆら踊りながら聴いてるだけでも最高でした笑
そして、曲終りの部分を全部「幸せなら手を叩こう」って歌詞で統一していたのにも
この日のライブを象徴しているようで聴いてて胸打たれました。
これは演出だったのか、アドリブだったのかはよく分からないんですけど
どちらにせよこの日のフレデリックのライブがめちゃくちゃ楽しかった要因の大きな一つには成り得ていたかな、と
本来なら「迷惑なら手を叩こう」って歌詞もあるんですけどね それもまたメッセージだったのかなあ、と思うと余計にキましたね。
 本編最後は「オワラセナイト」できっちり終わらせて幕引き
最高沸点を刻んでしっかりと終わって行くバンド&ファンの姿勢にも感銘を受けつつ、
あっという間だったリキッド初ワンマンは終わりを告げたのでした。ありがとうございました。












1.SPAM生活
2.DNAです
3.オドループ
4.WARP
5.FOR YOU UFO
6.真っ赤なCAR
7.ふしだらフラミンゴ
8.もう帰る汽船
9.ほねのふね
10.うわさのケムリの女の子
11.さよならカーテン
12.ディスコプール
13.プロレスごっこのフラフープ
14.幸せっていう怪物
15.トウメイニンゲン
16.愛の迷惑
17.オワラセナイト

18.ハローグッバイ












アンコールは6年間ずっと一緒にやって来たドラマーが抜けてとてつもなく不安になった事をまず話して
でも、そんなkaz.さんに「4-1は3じゃなく、4-1は4なんだよ。」って言って貰った事
そしてゼップ、武道館、東京ドームまでやりたい、って話や
これからもフレデリックを愛してやって下さい・・・とちょっと泣きそうなテンションで三原兄が語ってからの
「ハローグッバイ」で、これは流石に聴いててグッと来ちゃったなあ、、、と
ここ最近のフレデリックのドラマを総括するようなエンディングでした
ある意味kaz.さんにも捧げたような一曲でしたね
最後に三原兄が「恵比寿でワンマン出来て本当に良かった」って幸せそうに言ってたのも象徴的で
ひねくれロックバンドというイメージ以上にホントは人間味や人情に溢れたバンドなんだなあ・・・って思わされた一夜でした。
その「ハローグッバイ」に込められたメッセージにも頷けた、最高の終わり方だったかと。
フレデリック、スタッフ、リキッドルームの皆さん、そして一緒に踊ったファンの方々に感謝です。

個人的ハイライトは、やっぱり歌詞の内容が具現化したかのような「うわさのケムリの女の子」と
この日「ならでは」の演出が光っていた「幸せっていう怪物」「愛の迷惑」あたりかな
個人的に「砂利道」「人魚のはなし」「どうにもこうにも」辺りも大好きなんでいつかワンマンで聴きたいです。来年も、参加します。




micco「miccoとのんびり♪クリスマスナイト☆」@新代田crossing 15.12.20

2015-12-22 | LIVE
                                   
日曜日はmiccoさんのライブを観に新代田に行ってました。










今年最後のワンマンライブ・・・でした
miccoさんご本人もMCで言ってましたが、今年は4回もワンマンライブをしたんですよね
しかも、ソロシングルの発売も3枚も行うという正に「駆け抜けた」一年だったんじゃないかなあ・・・と傍目から
見ていても思いました
その前は活動休止前のmarbleでツアーもやりましたしね 一本一本のライブがとても濃くて、熱くて、爽やかでファンとしては一杯色んな感情を頂けたな、と
ある種ファン冥利にも尽きる一年だったんじゃないか、とも個人的には思いました。

ギターを弾く曲もライブ毎に増えている印象で
見る度に「ソロとして」進化されている様も嬉しいですね
ソロの曲は沁みるタイプの曲が多く、marbleの曲も勿論演奏しますし
カバー曲も毎回あったりもするのでその意味では正によりどりみどりなLIVEを展開されるようになってます
来年のmiccoさんの活動も楽しみ・・・なんですが、一発目はなんと久々のバースデーライブ(!)って事で
今年最後のワンマンが終わったばかりなのに気が早いんですが今から結構ワクワクしちゃってます(笑
そんな風に、着実に進化されている様を毎回感じ取れるのがmiccoさんのライブの良い所
先述の様に新曲群はブルージーな出来栄えが多いのでその意味でも新しいmiccoさんを感じ取れるかと 
という訳で是非来て感じてみて下さい。以下今回の感想です。













新代田クロッシングは初めて行きました
元々存在は知っていて(ノーリグ小田さんがマスターの店なので)、
ここで何回かmiccoさんのライブ企画を行っている事も知ってたんですけど
これまでは都合が悪くて実は行けてなかったんですよね
だから、正直今年最後に来れて嬉しかった
同時にワンマンライブの時は全部来れてた事を嬉しくも思いました笑(都合が崩れなくて)

いつもなら、行った事のないハコは地図を印刷して行くようにしてるんですけど
今回は徒歩1分とか書いてあったんでその必要もないかな、とか思い
適当に歩いてたらあっさり見つけられました
しかも、よく見たら
すぐ側にシネマスタッフの辻くんがやってるお店があってちょっとテンション上がりました(笑
新代田はすぐ近くにフィーバーもあるし、気が付けば(駅前は)音楽ちっくな場所になってますね
開場時間ほぼピッタリに入る事が出来てスタッフさんの手際も良かったです。

中は、かなりアットホームなハコでした
ステージまでの距離が相当近いんで本当に家で聴いてる感じなのがとても心地良かった
この日はソールドアウトって事で立ち見が出るくらいの満員っぷりの中、ライブは静かに始まりました。


去年の(marbleの)クリスマスライブでも演奏された「幻想の場所、それぞれの道の上」から。
この曲はかなり音数抑えて雰囲気重視で歌われてた節があり、そのお陰でグッと感傷的なニュアンスが伝わり易くなっていて
最後のフレーズのところなんかは聴いてて思わずセンチメンタルな気分になってしまうくらいに感情移入してしまいました
クリスマスソングから始まる~っていう粋な構成にも痺れつつ、
心地良い哀愁に身を任せてましたね。素敵だった。
蒼樹うめ展に行った~という話からひだま~ぶるシリーズから久々の「幸せ日記」、
そしてEDでもあった「流星レコード」と聴かせるパートへ

そこからソロの楽曲を2曲、
まずはこの間のシングルのカップリング「ひとりごとキミノコト」はこれまた沁みるような出来栄えで
冬っていう季節にもリリース時以上にマッチしていて聴いてて陶酔してしまうくらいのクオリティでした
こういう物憂げなエッセンスも良いなあ・・・って感じてたら
ソロの代表曲ポジションになって来た「drops」を熱演
この曲はいつ聴いても、
転がりながらも進んで行くロール感が受けれるので大好きな一曲です、、、って
この日聴いてて改めて思いました そして一番ソロっぽい情感を味わえる曲でもあります
これまた久々の「星屑tears」、ギターを掻き鳴らしながら熱く歌うmiccoさんの姿が印象的で
だから余計に歌詞の作中観にグッとのめり込みながら聴けた気がします
そういう表現力も益々UPしているなあ、、、と感じつつ
盛り上がった所でトークコーナーに突入。


お題は、今年一年を振り返る企画と来年何したいか、ですね
miccoさんは冒頭の総括の通り「駆け抜けた一年」で、来年は「もっとギターが上手くなりたい」とのこと
Patさんはこの時点で酔っぱらっていて、最初ラジオをやりたいと話されてたんですが、後々「う~ん・・・」と自分が言い出した事に難色を示していて
miccoさんが「??どっちなんだろう・・・」と率直に困惑していました(笑
でもそんなPatさんも面白くて好きです。はい。

お客さんの回答にも逐一触れていて(ツイッターで募集してたもの)、
今年出来た事に「禁煙」とあったら、
「今は(喫煙者の)立場が狭くなってますよね」「檻みたいなとこに入れられて・・・」とさり気に「そうだよなあ」って部分を突かれてました
確かに檻みたいですよね笑
あと、マブダチ同士の結婚ネタが出て来た時に「男のマブダチさん同士でも・・・」とあからさまにマブダチのベーコンレタスを促してたのが面白かった(笑
実際に成立したら・・・いや、ねえか笑
そんなこんなでテンポ良くトークコーナーを終了させて後半戦に突入!


この間も演奏した「君と2人の物語」から良い雰囲気で後半戦スタート
そして「Is it over?」~「初恋limited」と、どんどんボルテージを高めて行く構成も見事でした
「初恋limited」も久々の演奏だったと思うけど、やっぱこの曲のメロディライン格好良いな、、、って改めて感じましたし
歌いこなすmiccoさんの歌唱もまたカッコ良くて最高でした(特にsomething or otherのとこ)
タオル曲「ぐるぐる」を牧歌的な雰囲気も感じさせながら歌いこなし、
アコースティックで演るとカントリー的心地良さも生まれる「monopolize」と益々上げて行くテンション
そして極めつけは「Lingering Fizz」!でした。

この日は、まあ12月も後半なんで当然のように寒かったんですが
そんな事を忘れさせるくらいにホットで一体感たっぷりの空間を作り上げられていて
聴いてて、改めてこの曲が持つエネルギーだったり効能って凄いものがあるんだな・・・としみじみ感じられましたね
それくらい、単純にあそこまで熱く盛り上がれて「嬉しかった」というか笑
会場がどこでも、スタイルが違くてもこの楽曲には関係ないですね
気が付けば今が冬なんて事を忘れちゃうくらいにホッカホカのテンション、雰囲気が生まれている手さばきが兎角素晴らしかった
みんなで歌える、みんなで実直に盛り上がれる、尚且つ他にない演出がある・・・本当今風の言葉で書くならこの曲は「尊い」タイプの曲だな、と
定番と言えば定番曲なのに毎回感動しちゃうのはやっぱ名曲すぎるって事なんですよね(笑
そんなポジティブなエネルギーを保ちつつ、
本編ラストは「Early Christmas Morning」という中々にレアな楽曲で締め
この曲は去年のクリスマスライブでも歌ってなかったので、余計に嬉しい選曲でした
miccoさんのボーカルのカッコ良さが如実に出る楽曲でもあるのでその点でも満足
こうして盛りだくさんだった今年最後のワンマンは終了、
miccoさん、Patさん、この日サポートで素晴らしくいぶし銀なギターを弾いてくれた坂部大介さん、
スタッフの皆さん、クロッシングのスタッフの皆さん、そして同じマブダチの方々に感謝です。ありがとうございました。










1.幻想の場所、それぞれの道の上
2.幸せ日記
3.流星レコード
4.ひとりごとキミノコト
5.drops
6.星屑tears
7.君と2人の物語
8.Is it over?
9.初恋limited
10.ぐるぐる
11.monopolize
12.Lingering Fizz
13.Early Christmas Morning

14.スノースマイル(cover)
15.星空ポケット









アンコールは、
個人的にちょっと意外だったバンプの「スノースマイル」のカバー
この間のガリレオガリレイといい最近は男性ボーカルのカバーが増えて来て嬉しいです笑
これが存外にmiccoさんの声とマッチしていて相当に良い気分になれました
まさかあそこまで合うとは・・・!とか思いつつ、
時期的にもピッタリな選曲でしたね
素敵でした。

最後はこの間のシングル「星空ポケット」だったんですけど、
この曲もリリース時(秋)よりもずっとこの季節に似合っている感覚があって
多幸感溢れる歌詞の作中観も、クリスマスっていうイベントに完璧にマッチしていて
本当に季節感を存分に味わえたような、そしてこっちまで幸せな気分になれるエンディングで
本当に素晴らしかったと思います
ある意味映画かドラマのエンディングみたいでしたね。
さっきまで冬を忘れてたのに、最後は真冬の世界観を存分に感じさせて終わる、、、
そんなメリハリにも感銘を受けた今年最後のワンマンでした。 繰り返しになりますが、来年の活動も凄く楽しみです・・・!!
 ちなみにこの日miccoさんはサンタっぽい衣装で、途中お菓子の詰め合わせを一人一人手渡しで配ってました
そういう部分も正にクリスマスナイト、でしたね。(おいしく頂きました♪)

イベント名に偽りなし、見事に「クリスマス」を感じさせる名演だったかと。改めて感謝です。




バディストライク 第6話「見ているもの、見えているもの」 感想ほか(週刊少年ジャンプ 2016年3・4号)

2015-12-21 | バディストライク








もう少しで年末、そしてお正月とお休みなんで個人的にテンション上がってるんですよ
でも、最近ジャンプを読むと(っていうか目次を見ると)テンション下がるんですよ
それはなぜでしょう?答えは(略)(白目)


う~ん・・・
自分は伊達や酔狂じゃなく本気でKAITOさんの漫画大好きなんですが
こうも予想通りの展開になってくると正直哀しいというかやりきれないものがありますね
毎週感想も、アンケも、ファンレターも一回も欠かした事がないのにこれって事は
そもそも読んでいる分母の時点で問題があったりするのかもしれません
やっぱりいくら俺がKAITO先生大好きだったとしても、
個人の力じゃ限界があるか
でも宗教みたいな活動なんてしたくもないし、
まあ結局は毎週アンケ出して毎週ファンレターも出して、そして感想も綴って・・・って基本を徹底するだけなんですけどね
正直これは堪えるわなあ、、、。

2作連載して、
2作とも同じ流れって事は
「合ってない」という事を疑わなきゃいけない
そういう段階に来てるんじゃないかな、なんて風にも思いました
実際に志望誌じゃ全然ダメでも、雑誌によってはヒットを出せるパターンもありますし
結局は「向き不向き」ってヤツがありますからね
確かにクロマネと比べれば展開自体は早くなったけど、
それでもまだ全然試合はしてないし、今は野球部の面々をじっくり掘り下げている段階ですからね
そういう“じっくりと作って行く”方法論はKAITO先生らしいですし、譲れない部分だったんじゃないかなあ、って思いますが
今のWJで生き残るのってそういうポテンシャルを示す作品よりも取り敢えず分かりやすく無双するタイプの作品ですから
このギッチギチに詰まった状況下という事を含めても難しかったのかもしれないですね。
猪熊には勝ったけど、あれは完全にまぐれ勝ちで実力では負けてましたからね(笑

ただまあ、正直な話なんですよね・・・笑
だってほら、次号からはもう即最下位落ちしてても不思議じゃないんで笑
それこそこんな状況下だと固定されてもおかしくない
支援こそ止めないけど、
支援してるからこそ辛い感情だってある
繰り返される悲劇、、、(KAITOファンオンリーですが笑)だけど、内容的に見れば進む方向性は分かってる訳だから(二人の友情、想いの結実)
これからも頑張って欲しいですし、例えどんな状況になっても応援だけは決してやめません
ぶっちゃけ冒頭からこんな悲壮な決意を語ってる時点でお察しって感じなんですけどね(笑
ただ、正直(ファンとして)「悲しかった」、そんな当たり前の気持ちは吐き出しておきたかったんです
そこを無視して笑顔で振舞えなかっただけですね。













俺はね、
本当にKAITO先生を信じてるんです
今週も本音で「すっごく良かった」と思ってます
自分の過去だとか、周りの評価だとか、無難に行こうとする気持ちだとか
全部捨てて、まっすぐに俺に来い。もう怪我させるとか、本気で投げても捕れないかもだとか
「どーせ俺はコントロール最悪」だとか、いちいち周りを気にしないで
ピッチャーとしての本能のままに投げて来い!
それは、
ピッチャーとしては最も幸せな状況ですよね
捕手との釣り合いだとか、どーせ出来ないかもとか、そういうのを全部投げ捨てて
思うがままに、感じたままに、やりたいように投げられるんですから
トラウマを拭い切って、本能のままに投げられるようになった荒狼は正に水を得た魚・・・
という訳で「そこ」に至るまでの流れや捕手のメンタル管理がとっても巧妙な漫画になってるんですよね
高校入学したばかり、しかも甲子園常連校とかでもない限り入ったばかりの一年が140を打つのも無理でしょうし、
そういう“きっちりした作風”は少年漫画っぽい(っていうか今のWJっぽい)かと言われると微妙ではありますが
間違いなく褒められて良い作劇だなあ、、、って個人的には思います
元々怪我とか捕れないのが怖くて乱してただけですから、
きっちり捕ってくれる捕手が現れれば打ち取れるのも道理なんですよね。




こういうカットとか実にKAITOさんらしくて大好き。安導くんにもきっと深い想いがあるんだろうな。



しかし、あれだけ反応出来ないと一年間雑用にするのは惜しい気がする
制球力は完璧じゃないにしろ、空振りするくらい速い球を持ってるわけですし
ここは一つ「2枚看板でいかがでしょうか・・・?」って言いたい気分ですね(笑
そもそものきっかけは生意気な一年を粛清する為でしょうけど(個人的にはあれくらい生意気な方が逆にスポーツに向いてると思うが)
あれくらい「使える」と分かってて使わない手もないでしょうよ。ってな訳で今回初登場だったキャプテンの英断を待ちましょう
勝負も鹿真城先輩の崇拝者の差し金によってちょうど水を差された形になったわけですしね笑(その辺もまた上手いなあ・・・)

ともかく、正直な話この面子が集まって試合すればかなりいいものになるんじゃないか?って気持ちがあります
特に鹿真城さんや狐味町くんあたりは色々と活躍してくれそうで今からかなりワクワクしてます
安導くんや荒狼くんのバッティングに関しても気になりますし、
本当「これから先の熱さ」に期待したくなるんですよね
今のところそう感じさせる面子だと思う

だからこそ、もうちょっと応援頑張りたいですね
さり気に安導のキャッチング技術に関しても褒められてましたし、
出来る事ならもっと長い目で見て欲しいもんだ。それを伝える為に、今日もアンケとファンレターを投函しに行きます。
俺は後ろ向きな性格だから、嘆く時は思いっ切り嘆くけど、それが「諦め」とは直結しないですから。
足掻きますよ。ファンも(そしてそれがどんな結果になろうとも)。
















ところで、今回女の子が初登場してましたね(笑
たった数コマだけどやっぱり可愛かった。来年も楽しみにしてます。


今週の巻末コメント:
「ずっと出てた咳がやっと出なくなりました!さよならマスク」

おめでとうございます・・・!ファンレターで祈った甲斐がありました(笑






オマケ
◆左門くんはサモナー

男を誘惑する天使ヶ原さん・・・アリだな!(笑顔)
あと唐突なスラダンネタに笑った。


◆ニセコイ

やっぱ千棘はいいね・・・
良い意味で純粋さが出て来て見ていて心地が良い。
そして、話の流れ的にはスケットダンスのヒメコとかパジャマな彼女のまくらとかを彷彿させる流れになって来てますね
要するに、いつも側に居て一緒に遊んでたり、何も言わなくても気の効いた行動してくれる良さというか、、、疑似夫婦みたいな関係性って事だね
割と納得いく流れだったと思います 千棘派としては中々に注目の展開(そして楽しい笑)