サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

好きなセリフvol.2 一文字猛(ボクガール)

2014-11-02 | 好きなセリフ








第2回目です。この企画は定期的にやっていきたいですね。













でもお前な
好きなものは好きってちゃんと言えよな!
でないとそいつが可哀想だろ!! (ボクガール 2巻128ページ)





このセリフは初めて読んだ時から強く印象に残っていたセリフです
背景としては、幼い頃主人公の瑞樹がちょっと可愛らしいクマのぬいぐるみを持ってた時に
「女趣味だろ」と“周りとの相違”を指摘されて、所謂“周りと同じになる”為に強がって捨ててしまった
でも本当は女趣味であろうが何だろうが彼にとっては“大切”でかけがえのないものだったんですよね
それを後悔して悲しんでいた瑞樹に猛がそのぬいぐるみを持って来て彼に言ったセリフがこれです。

自分の「好きなもの」は、もしかしたら周りと違うかもしれない
誰かに告げたらバカにされる程度のものかもしれない
だけど、それと“自分にとって”という事柄は全く別で
もしかしたら誰かに愛してもらえたはずの「それ」を自ら無下にしちゃっているのかもしれない
自分は別にいいけど、でも本来なら「好き」って言われるはずの「それら」の方が本来はよっぽど悲しいはずなんです
要するに手前が本当に“好き”だと感じたものを手前自身で粗末に扱ってやるなよ、という話なんですよね。

だから、自分の「好きなもの」は、はっきりと「好き」って言おう
自分が好きだと感じたものは「好き」って堂々と言えるような人間でありたい
何よりも、そんな風に「好き」だと思われ言われ愛された「それ」はきっと嬉しく幸せなはずだから。



また、その後に瑞樹が返したセリフがまた良い。


言えるよ
次はちゃんと言えるから!



この「次はちゃんと言えるから」ってセリフにもグッと来るんですよね
別に周りに馴染まなくても、本当に自分がそれを好きだと思えるならば、それの為にも自分の為にも、今度ははっきりと言えるから。
“もう僕は迷わないから!”って気持ちが水面下で伝わって来るこの「返し」も含めて個人的に胸を打つセリフでした
同時にこのやりとりを読んでいると自分も本当にこんな風に、迷いなく何かを好きでありたい。
そういう揺ぎ無い気持ちを再確認する事も出来てこれもまた最近の自分の支えになっているセリフの一つであります
エピソード自体も大好きなので機会があれば是非「ボクガール」2巻でご確認下さい。
グッと来ると同時にめちゃくちゃニヤニヤも出来ます(笑)。



好きなセリフvol.1 渡久地東亜(ONE OUTS)

2014-10-21 | 好きなセリフ










実は前々からやろうやろうと思ってたもののずっと手つかずだった企画です
その名も「好きなセリフ」、漫画などで人間性や日常生活に影響を与えるくらい心に残ったセリフを紹介してみよう、というものです
こういうのは人によって捉え方感じ方が違うので自分以外の人にも伝わるかどうかは未知数なんですが、
まあ単純に自分が好きだと思ったセリフを定期的に並べていきたいと思います。
初回はここ最近の自分の“支え”になっているセリフです。








自分の狙ったところに投げられないのは
投げきるだけの精神力がないからだ (ONE OUTS 1巻195ページ)










渡久地東亜には色々名言があるわけですが
ここ最近の私生活やこういうネット上の活動に於いて一つの指針になっているセリフがこれです
私はどうしても「面倒くささ」「先送りする一時的な逃避」に溺れてしまう節があって
そういう時にこのセリフがちょくちょく頭に浮かぶんですね

結局自分がすべきこと、やるべきことを放棄するのも結果的にしちゃうのも精神力の無さが問題なんですよね
自分では頑張ってるつもりでもどこかで無意識に自分を甘やかし諦めている部分が垣間見られます

また、決して揺ぎ無い意志を持っているわけじゃないので
何度も自分の中で迷って右往左往したり他人の言葉に惑わされて簡単に今の目標を捻じ曲げてしまう癖も見受けられます
変な自意識だったり、見られ方を考えてしまって必要の無い足踏みをしてしまう事も多いです。


だからこそ、やっぱり「精神力」を意識しなくちゃいけない
まだまだ「精神力」が全然足りてない自分を蹴飛ばす意識がなくちゃいけない
このセリフによって“自分に最も足りないもの”が浮き彫りになった感覚さえあったんですが、
でも当時リアルタイムで高校生の頃に読んでた時はまだこのセリフの重要性に気付けてなかったんですよね(笑
ちょっと辛いな・・・って時には必ずこのセリフを脳内に浮かべるくらいに今では自分の中で大切なセリフになっています

日常生活だけではなく、こういうブログ活動に於いても、多分常連さんはご周知の通り私は精神力の強い方ではありません
その脆弱さゆえに前身ブログの後期はほとんど本来の形を成してなかった、上に「〇〇の記事書いて下さい」と尻まで叩かれる有様でした(感謝)
だけどそういう時期にずっとワンナウツを読み直してこのセリフの重要性、必要性に気付いたこともあって
今は「狙ったところに投げきる」事を念頭に於いて毎日更新を続けられています
誰が何と言おうと自分の意志や見方だけは絶対に曲げない、
そういう力をこのセリフからもらった気がします
その意味でも大切なセリフですね


根性、や気持ち、以上に「精神力」という言葉は色々な意味で説得力があって日常に還元したくなるなあ
という事をこの漫画、東亜の言動を通して学んでいる気がします。
勿論作品自体もちょくちょく読み返すくらい大好きですね。

という訳で初回でした。
そんなに間を置かずに第2回もやりたい。