サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

光の中で。/DINER 第48話「Sandra's Berry&Geisha MURCIELAGO㉒」感想(ヤングジャンプ2018年39号)

2018-08-30 | DINER
                              
                               少年は今。









キッドが泣いたのは、完全に演技だったのか・・・?と言えば疑問が残る
何故ならその前に(信じていた頃の)母親の面影と重ねているから
本当は、
こんな風に救われたかったんじゃないのか?
カナコに抱いてもらえて、嬉しい気持ちもあったんじゃないのか?って個人的には感じました
深読みかもしれませんが・・・。





ただ、キッドはもう自分が「許されない存在」だという事を知っている
この先生き延びても何の光明も感じられない事は分かっている
だからこそ、
ここで自ら“死”を求めたんじゃないのか?だとか
本当は「彼ら」に葬られるなら満足だったんじゃないのか?って、
説明されてない部分の微妙な心境を汲み取ってしまいました
だけど、
冒頭に挙げたキッドの表情を見ると、どこか悔しさや怒りを感じさせない、悟り切ったものになっているんですよね・・・。。
そこがまた絶妙っていうか、何だかこれ書いてると泣きそうになってしまうんですが。。汗

だって、本当に最初から騙すつもりだったんなら脳裏にああいう映像浮かばないよ。
あれは最後の最後に出た“本当のキッド”だったんだと個人的には思う
そう考えると、
今ちょっと涙も浮かんで来ましたが・・・
これまでの人生が悲惨だった分、
死という罰で自分を償ったとしても、
あれくらいは許されて良かったんじゃないかと思う

海に沈むキッドの表情は、妙に晴れやかなものでした
ある種本望だったのか、
最後の最後で満たされたのか、
カナコが結局は救った形になったのか・・・

しかし、単なる最悪な悪役では済まされない「何か」がキッドにあったのも事実です
彼の本当の顔はきっと誰も知らない、この感想だって結局は個人的な深読みに過ぎない
だけど、
何故か今週の彼の相様を見て彼の本心に触れられた気がしました
感想になってないかもしれませんが、これが現時点の自分に書けるリアルな感情ではあります。





他人を信じる事は基本的に愚かしい行為である
だけど、
それでも誰かを信じられる気持ちはある種美しくもある・・・
例えそれで散ったとしても、最後まで自分を貫いた事には変わりはない。
そんな、人間らしい振る舞いにボンベロは惹かれているのかもしれません。


光の中で優しさに抱かれ散って行った、
そんなキッドは幸福だったのかもしれない。
作画の美しさも相俟って兎角印象に残る名話でした。
やっぱカナコは最高の主人公だと思います。例え愚かだったとしてもね。





痛覚と快楽。/サイケまたしても TAKE125 感想(週刊少年サンデー2018年40号)

2018-08-29 | サンデー感想










今週のベストコミック
サイケまたしても



痛みが快楽に変わるんなら、逆に快楽が痛みになるはず・・・
そこから逃れようとして能力使用を止めたら問答無用でぶん殴ってる分元々の痛みが襲ってくる、、、と
正に逃げ場のない無間地獄でよくこんな展開考えたなーって思う
そもそも、
それぞれの戦うタイミングをズラせばこういう風に加勢にも来られるわけで
色々な意味で巧いな~って個人的に感心してしまいました
そして、
こういう風に追い詰めるの楽しそうだなーとも感じてしまいました(笑
以前は憎らしい敵だったのにこんな風になってしまえば逆に愛嬌すら覚えるのが不思議ではあります

そして、アナちゃんの大活躍っぷりもまた嬉しかった
格好良かったし、女性差別にムカついてる様もちょっとキュートで良かったです
以前はほぼ無抵抗で殺されただけに随分カタルシスの高い展開になっていて秀逸でしたね
読んでてスカッとする・・・そういう話数に仕上がってたので今週はベストでした。
俺もアナちゃんに肩揉んでもらいたい(笑


今週のピックアップ1
天野めぐみはスキだらけ!



高校生カップルか・・・
腹立たしいですね
なんでしょう、
段々ただのリア充の漫画になりつつあるというか、
ニヤけつつも若干イラっと来るっていう絶妙な塩梅になって来たな。って思いました
でもまあ、ああいう年代に素敵な恋愛が出来るってある種の理想ですよね
気が付けばかなり彼氏持ちのキャラが増えて来た天野めぐみ、
正直観ていて楽しいし、
ある種独特の読み応えが生まれて来たのもまた事実です

なんせ、複数ヒロインものじゃないから、どのヒロインも作中で幸せになれるんですよね
これはぶっちゃけ特色としてかなり大きいと思われますよ
下手すりゃ発明の域に入りそうなくらい(特に少年誌ではね)。
鬼塚さんの相様とかも良かったですね
勿論、メイン二人の相様もまた微笑ましくて素敵でございました。

個人的に215ページ3コマ目のめぐみがちょっと太眉っぽくて好きです(笑



今週のピックアップ2
舞妓さんちのまかないさん



今週も激シブでした
完全に大人から見た子供の相様の漫画になっていて、
少年漫画とは思えないくらい落ち着いた作風が逆に凄みを感じさせます
別に今週の内容だけが特段渋いんじゃなくて、ほぼ毎週渋い内容ですもんね
なんでしょうね、カルピスやコーラの中にお茶が混じってるような感覚・・・
でもその「揺るがなさ」がこの漫画の一番の長所だったりするのかもしれません
恋愛っちゃあ恋愛風味の内容ではあったんですけど、
まだそこまではっきりしてない無意識下の意識のお話・・・って
こうして文字にしてるだけでも相当渋くて小粋なお話ですよね(笑
ある意味「こういうのも楽しめ」「行間を読む漫画が流行れ」っていうメッセージ性すら感じます
それくらい今週は“派手に渋い内容”に仕上がってて満足でした。。
ちょっと矛盾してるような感想かもしれませんが。










一言感想

古見さん>こういうテストの点数を晒す回好きですわ。

魔王城>間接キスですね・・・ある意味。

switch>順当に面白い。ワンマンチームっていうのもこう考えるとアリなのかも?
     次週以降でその考えをどう切り崩すか、に期待。

エヴァンスの嘘>オークレイ、モテるな。。

MAJOR 2nd>女性に生まれた時点で甲子園では投げられない・・・って考えると理不尽ではある
      何とかならないもんかねえ。

トニカクカワイイ>いきなり家族の横でセックスするわけねーだろ!と思いつつ、
         「興奮する」という理論も分からなくもない、っていう。
         まあでも結婚してんだからセックスしようと自由ですよ。
         そこをキスで留めちゃう奥ゆかしさがイイですよね。







驚異の可愛さ。/カリンちゃんは魅せたがり 第4話 感想(コミックキューン2018年9月号)

2018-08-28 | コミックキューン
                              
                              カワイイ。













先に言いますけど、実はこれ先月号の内容で、既に最新話が掲載されている10月号が出ちゃってます
要するに周回遅れの感想なんですよね・・・本当は書く気無かったんですけど、
改めて読み返してたらやっぱり「好きだな~。」って思ってしまったんで、
敢えて書いてしまうことにします
そもそも、なんで遅れたのか?っていうと休日書こうと予定してたら暑くてしんどくて結局書いてねーよ!みたいな・・・
まあ俺はそんなんばっかだけど






で、予想外に良いネタが続いてるなーって思いました
続いてる・・・って言ってもまだ4話なんですけど(笑)。
けど、正直出オチってよりかは徐々に縮まる二人の距離感も描けてるし、
今月は芸の際のキャラ付け、、、という今までとは違った角度からコメディを展開出来ているし、
何よりもそれによってかりんちゃんの可愛さが十二分に光ってたのが素晴らしいな、と笑
元々(良い意味で)おバカ系のキャラクターだと思いますけど、
キャラ変によって更に輪を掛けておバカで可愛いキャラに変身してるのが兎角堪らなかったです
なんというか、キュートさとお色気が同時に表現されていて色々な意味でグッと来るような・・・
そういう話数になっていたかと
つまりは、かりんちゃん可愛過ぎて最高でした・・・!って事ですね笑

百地くんも意外と意識してるし、
ツンデレかりんも意外と可愛かった
あとさり気にセックスのメタファーのような箇所もあって、
変化球に見せかけて王道な話数だったのも良かったです
最後はただの怪人になってましたけど(笑
ある意味色々な側面からかりんの可愛さを魅せる目的もあったんじゃないかな~って思いました。





ただ、最終的に
「いつもの天然で純朴なかりんが良い。」ってなったのは上手いなあ、と。
小手先の変化球で散々誤魔化したからこそ、いつも通りが素敵に見える・・・っていう
作劇としてよくまとまっていたのが逆にこの手のぶっとんだコメディとしては新鮮で良かったです
また、百地くんにちょっと好意があるような表情で上目遣いで見てくるかりんが素敵で堪りませんでした
これは、脈絡がないようであるかもなあ、、、と思いつつ、これからの二人の相様も楽しみです
楽しみっつーか、もう出てんだけどね、最新号・・・(汗)。


それと、無駄にさせた分きっちりカラオケ代払ってくれるかりんがまた良かった。
こういう描写、重要よ重要。




ハンパネーナ!は難しい。/アクタージュ 第30話「読み合わせ」 感想(週刊少年ジャンプ2018年39号)

2018-08-27 | アクタージュ
                             
                            今週はCカラーだょ!









本音を言えば今ジャンプで一番面白い、読んでて楽しいって思うのが「アクタージュ」なんです
ぶっちゃけ人気低迷してた初期から毎週欠かさず読んでたのでいつの間にか愛着が沸いて大好きな漫画になっていました
今週のCカラーの夜凪ちゃんなんてあまりの可愛さにハッとしたレベルですからね・・・笑
これまた本音を言えば今のジャンプの女性キャラで一番可愛い、まであると思います
あくまで個人的な評価ですが。






夜凪ちゃんは、所謂天才、才能型タイプですけど、意外と苦悩している。
それは今作の誠実な部分であり、それと同時に才覚あるからこその苦戦だとも言えると思います
ハンパネーナ・・・ではなく、カムパネルラの気持ちが分からない、ああいう人間に対する理解が及ばない、
特に役柄自身を憑依させて演じるような特殊なタイプの夜凪ちゃんにとっては死活問題とすら言えます
でもそれはある意味、景ちゃんだからこそ、、、というのに加えて、
役者なら誰もがぶち当たるような普遍的な壁だったりするのかもしれません
取り繕って演じるのは今の夜凪ちゃんなら出来そうっちゃ出来そうですが、
それは本当の意味で演じた事にはならない・・・
夜凪ちゃんはカムパネルラのような完璧な人間ではない、
という前提の上で“敢えて”彼のような完璧な人間を演じなくてはならない

でも、それこそ「生まれ変わる」という演技に於いての大きな醍醐味ですし、
同じような役柄を演じない、演技の幅を広げる・・・という意味合いでも挑戦する価値はあるように思う
個人的にはカムパネルラに対する見方を変える、視点を変える事が重要になるんじゃないか?と踏んでますが・・・
実際どうなるか注目ですね!





ただ、正直葛藤しつつも今の自分の悩みを阿良也に訊きに行こうとする夜凪ちゃんは可愛かったです(笑)。
彼女のイメージの中のプチ阿良也もなんかコミカルで良かったんですけど笑
あんまり好きじゃないのに、
それでも進んで聴きに行ってしまう相様が個人的にキュートで可愛いかったかなあ、と
このまま阿良也に食われてしまうのか、
それとも逆に夜凪ちゃんが食い返すのか、
或いはその両方か・・・!?
いずれにせよ、
興味深いケミストリーが生まれそうで今後の「アクタージュ」もまた楽しみです

にしても、困った時は水に飛び込むところなんかも似てますね・・・笑
個人的には結構好きです、阿良也くん。











しかしいつの間にか掲載順は安定、そしてCカラーも定期的にもらえるようになって来ましたね
次は本格的に2度目の表紙巻頭を目指したいところですけど・・・取り敢えずはアンケかな。
今週はカムパネルラがもしかして好みの人物じゃないのかな?って予想から
まさかの綺麗過ぎて演じられない、という苦悩の表現、
その中で確かに存在する高い次元での葛藤と研鑽・・・
が、趣があってとても素敵なお話だったと思います
物事は簡単に行かないからこそやり甲斐も越える甲斐もある、天才型の主人公でありながら、
何気に地道にコツコツ階段を上がって行く感覚も付随している本作の誠実さにまた惚れ直した30話目でした!




おやすみ悪童。/DINER 第47話「Sandra's Berry&Geisha MURCIELAGO㉑」感想(ヤングジャンプ2018年38号)

2018-08-23 | DINER
                           
                           少年が見た夢。









キッドの人生は常に悪夢から逃れる事「だけ」がすべてだった
痛みからの解放、蹂躙する側に立つ、というある種の“誤魔化し”・・・。
悪夢を塗り潰す為に罪に罪を重ねて気が付けば自身も可愛げのない化け物になっていた
ボンベロは、復讐だったり憤りの果てにキッドと決着を付けようとして来たのかと思ってましたが、
ここでその暴走を止めて静かに眠らせる事こそが彼にとって最良だと考えたんでしょう

自分の価値も想いも全部否定され踏み躙られたからこそ、
他人を否定し蹂躙し続けなくては自己を保てない悲しい生き物になってしまった
全身改造、殺人マシンと化したキッドはもうあの頃の面影はなく、、、
ボンベロは、本当はそんなキッドを救いたかったのかもしれない。





キッドは、
人の心を捨てる事で狂ってしまいそうな精神を押さえつけてきた
キッドが「本当に欲しかったもの」は最早今の汚れた血では到底望めないもの
それが分かってるからこそ、頑なにボンベロの同情(に、似た何か)を拒んだんでしょう
でも、最後に本音に近い“痛い”という感情が出てしまった
だからこそ、ボンベロの最後の贈り物、
「死」という・・・
今までの全てから解放されるプレゼントを受け取らなければいけなかった
そしてそれは、ボンベロが出来るせめてもの餞だったりするんでしょうね・・・。

今までのすべての辛い記憶を粉砕するような一撃で、
過去も未来も奪って今に眠る選択を与える優しさで。
ちょっと読んでて切なくなるお話でしたけど、
これもまた現実、
そして痛みからの解放だったりもするんでしょうね。
救ってやれなかった純粋さ、
それが生み出した後悔の涙・・・
今週のお話はある種ボンベロの最低限の「責任」だったのかもしれません。









救われたかった少年は今、長い眠りにつきましたけど(っていうかこれで本当に死んだのかな?)、
別の見方をすれば悪夢からようやく醒める事が出来たんでしょうね。
あの日見た温かい陽光の中で眠る演出がまた粋で素敵でした
どうしようもないヤツだったけれど、
どうしようもない人生でもあった。
それが伝わって来るいいシリーズでした。また、来週どうなってるのか?も気になりますね。




湯神くんが可愛い。 湯神くんには友達がいない 第73話 感想(週刊少年サンデー2018年39号)

2018-08-22 | サンデー感想
                             
                             カワイイ。










今夏甲子園で躍進した金足農のP、吉田のルーティーンに侍ポーズというのがありましたが、
正に湯神くんにとって落語及び(ある意味)ちひろちゃんの存在がルーティーンになってたんでしょうね
前者はともかく、後者は本人も自覚してるんだか自覚してないんだか分からないのがまたイイんですが・・・笑
創志学園の西のガッツポーズといい、「これをやればノレる」という特定の心を落ち着ける作法が誰しも必要なんでしょう
ただ、湯神くんのはどうやっても高野連に注意はされそうもないある種健全な?ものなんですけどね(笑)。

何が言いたいのか、っていうと結構このタイミングでこういう話をやったのはリアリティが伝わりやすい、
それはまったくの偶然(多分)でしょうけど、何か持ってる作品だな~って改めて感じてしまいました
気が付けば、湯神くん一人で戦ってるようなチームではなく、
ある種「みんなで」戦ってるチームに成長していたんですね・・・。
そこも含めてすっごく感慨深くて読み応えのあるお話だったなあ、と思いました。個人的に。





にしても、この野球編、普通に面白かったです。
いや、「普通に」というのは語弊があるかもしれないですね
普段の日常編と負けず劣らずの楽しさとドキドキがあった、、、という事です
南田と勝負したのも意地とかプライドではなく、一刻も早く門田をこの試合から解放させる為でもあった・・・という
漫画的演出に加えてわりと現実的な目線も含んだ理由だったのも本作らしい顛末で素晴らしかった
要するに、まだ集中力というか我慢が効いている内に決着を付けたかったんでしょう
そういう・・・
湯神くんの目に見えない優しさというかいたわりの表現も“らしい”印象でとても良かったです

結果的に、上星高校は甲子園には行けませんでした
主力選手である門田の故障が原因で行けなかった・・・というのがリアルでまた良かったんですが、
まあぶっちゃけて言えば主戦と控えとは意外と(?)力量差があった、って事なんでしょう
個人的には甲子園に行く展開も結構あるんじゃないか?って予想もしてただけに、
わりと「おっ、こう来るか」って感触もあったのが本音ですけど、
まあ“野球もやる”漫画であって全部が全部野球ばっかの漫画ではないので、
ある種こういう切なくて日常に回帰する終わり方もらしいと言えばらしいのかもしれません

とはいえ、最後の最後で湯神くんのワンマンチームからちょっと逸脱出来た、
他者の力や存在が加わって決勝まで上がれた気がするので・・・
これはこれで美しい顛末だなあ。って感じましたね
兎角、ただ青春!ってだけではない確かなリアリティが光ってたのが何よりも秀逸だったなあ、と。






そして、オチでちゃっかりとラブコメも地道に進めてくれる手さばきもまた抜け目がなくて良かったです
何気に湯神くんの影響を受けているちひろちゃんや、
そんなちひろちゃんに(良い意味で)らしくないストレートな感謝を口にする湯神くんが可愛過ぎて堪らなかった!
また、フィーバーっぷりを指摘されて紅潮して恥ずかしがるちひろちゃんも可愛かったし、
そもそも扉絵の健全だけど妙にエロい感じからしてたまら(略
・・・いや、なんでもないです、はい。


しっかし、照れてる湯神くんは実直に萌えるな~(笑)。
普段が普段なだけにああいう姿はある意味ちひろちゃんを越える胸キュンがあるかも分かりません
こういうシーンを最後にちょこっと入れ込んで来るセンスというか、
それも一気に行かずに少しおあずけにされる感覚含めて色々な意味合いでニクくて素晴らしいな!と(笑
個人的には門田くんも城戸さん辺りが慰めてくれないもんか・・・って期待してます。
甲子園に行けなかった高校もまた、こんなにも美しい。
そんな話数にも仕上がってて大満足な73話でした!

筋肉量の話

2018-08-21 | ブログ雑記










お盆休みは運動もする予定だったんだけど、
結局大体家でゴロゴロしてる内に終わってしまいました
で、昨日お盆明けで朝っぱらから重たい荷物を運んでたら、
いきなりクラッと来てしまい「??」と一瞬戸惑ったのですが、
あまりにも連休中動かなさ過ぎて筋肉量が落ちてしまった?みたいでした
一つ一つの作業がある意味リハビリみたいなもんで、結構しんどくもあったんですけど、
逆に言えば今やってる仕事は適度な運動にもなってるんだな。。と複雑ながら感謝の気持ちも感じたりしました

お盆休みの時は「毎日ダラダラ出来るなんて最高♪」と思ってましたが、
いざ仕事に出ると適度に体重の調整が出来るわ、なまっている感じが抜けてくわで、
ある意味こういうのも大切だよなあ。。ってなんとなく思いましたね
大切っていうか、
やんなきゃ豊かさが得られないんですけど・・・
今は空白も多忙も楽しめてる?ような感覚があってそれなりに悪くはない感じです

はっきり言っちゃえば、仕事してる最中は自分の価値がどーのこーの考えずに済むので、
その意味ではしんどくなるくらい仕事を頑張るのは自分を助ける事にも繋がっている、、、のかもしれません


ま、なんだかんだ肉体労働も悪くないです(笑)。






純粋な頃の。/アクタージュ 第29話「人形劇」 感想(週刊少年ジャンプ2018年38号)

2018-08-20 | アクタージュ
                              
                              コツを掴んだ夜凪。









そもそも今やってる事だったりしてる表情が純粋か否か、って考えると
ある意味大人になれば大人になるほど不自然な態度だったり表情になっていく、と思うんです
それはきっと、何かを取り繕ってたり妙な打算があったり、正直「純粋」とは程遠いと感じるんですね
しかし、それはそれで世知辛い社会を生き抜くための術だったりする訳ですが・・・

でも、「本当は」そうじゃなかった
誰もが誰も体裁や打算とか抜きして、
みんな喜怒哀楽を上手に“表現”出来ていた
他人を喜ばすことだって自然に出来ていた・・・という
そういうお話だったんじゃないかなあ。って個人的には感じました。





景ちゃんは、
自身の経験則を即座に演技に反映出来る才能があります
なので、一度「本当の自分」を思い出してしまえば直ぐに認められるのも納得でした
夜凪ちゃんが愛と真心を込めて子供の為に頑張ってお芝居を演じるシーンはなんだか感動したんですけど、
その過程で忘れていた色々な表情を思い出して行く作劇には正直かなりのカタルシスを感じましたね
また、そんな夜凪ちゃんが可愛過ぎて結構ドキドキもしたんですけど(笑

ただ・・・
ある意味ああいうのって「失くしてしまったもの」なんですよね
なんで、読んでて結構複雑な気持ちにもなったりしました
だからこそ、
こういう表現・・・
演劇もそうですが漫画とか本とかがあるのかなー。とかちょっと感じたりもしましたね





そんなこんなで阿良也にも巌さんにも認められた夜凪ちゃん
「誰かの為に」「あの頃の様に」そんな些細なきっかけでまた一つステップを踏んで成長しちゃいました
だけど、それは天才だからでも奇跡だからでもない、確かな努力の賜物・・・と考えると、
アキラくんきっかけとはいえ自力で答えを掴みだした感じがしていてとっても素敵だと思います
また、それを直ぐに出来てしまうのが夜凪ちゃんの凄さでもあるんですが。。


それ故に、
なぜか阿良也に目を付けられてしまった夜凪ちゃん
言葉だけ見れば単なるスケベ男ですが、きっと天然なんだろうなあ・・・笑
あらゆる意味で規格外な二人の生み出す化学反応、、、にも期待ですね
また、夜凪ちゃんの反応がきっぱりと断り切っていてそれが逆に可愛かったです(笑)。
次週はCカラーなんで、二重に期待です!!




「ヴァンパイアセイヴァー」大規模2on2大会・DDF 4thの思い出

2018-08-19 | ヴァンパイアセイヴァー
                                
                                1年ぶりのDDF。









去年の6月、「ヴァンパイア セイヴァー 筐体」で検索したら色々店舗が出て来て、
その中に「津田沼エース」の名前があったんで「色々ある中では一番近いかな・・・。」と思って久々にゲーセンに足を運びました
で、実際にセイヴァーの筐体があるのを確認して「おぉ~未だにヴァンパイアのゲーム、稼働してるんだ!!」って
なんか感動してたんですけど・・・その筐体にチラシが張ってあって、それがDDFのチラシで。
それを観て、「格ゲーの全国大会か。。ちょっとどういうものか体験しに行ってみようかな?」っていう、
至極軽いノリとなんとなくの興味で行く事を決めて、
津田沼の対戦会にも参加する事を決めました
そこからリザレクを薦められてリザレクをやり始めたりしたんですけど・・・。

まあ、前置きが長くなりましたけど、要するに(ある意味)自分の原点のような大会なんで
これは今年も絶対に出たい!って早い内から思ってたんですよね
なので、まずは今年も開催された事に感謝したいです
ありがとうございました!



チーム作りに関しては、
最初から“自分が一緒に出たい人に声を掛けるスタイル”で行こう、って思ってました
何人か候補が居たんですけど、個人的にまずはでんちうさんと一度チームを組んでみたい!って思ってたので
でんちうさんが参加表明をしたその日に誘って即了承してくれたんである意味あっさりと決まりましたね(笑

でんちうさんは、でんちうさんが大学生の頃から自分のsyrup16gのレビュー等観てくれていたみたいで、
そういう人と一緒にチームを組んで大会に出る・・・というのは一つの夢でもありました
ずっと昔から、
ブログの閲覧者の方と一緒に遊んだり何かをしたいなあ。。って思ってもいたので
そういう意味合いでは本当にでんちうさんとチームを組む~という事自体がある種の“念願”でもあったんです
なんせ自分のブログの読者で「格ゲーやってます!」って人自体が相当レアなんで(笑
今回、二つ返事でチームを組んでくれたでんちうさんには本当に感謝しています。
ありがとう!!






前回のDDFは好きなバンドのライブを観終わった後に、
夜行バスでそのまま京都へ行く~っていう余裕が全くないスケジュールだったんで
今回は(面倒くさかったのもあって)当日に新幹線のチケットを買って適当にブラっと行く事にしました
所謂お盆休みの初日だったんで当然自由席には全く座れず(笑
バカだなあ~と思いながらほぼたちっぱ、時折座りつつ京都へ
この時以前でんちうさんから貸してもらった岡山のロックバンドの音源をずっと聴いてました
結構オルタナ方面のバンドが多くて新鮮な気持ちで聴けてましたね。

京都に着いたら、
取り敢えず主催者のたかはしさんの観光ツアーに参加
今回も前回と同じイイ感じの天ぷらを食せて大満足でした
京都に来たら毎回食べている抹茶ソフトもめっちゃ美味しくて、
まず食に関しては早速満足してしまった感じでしたかね(笑
また、主催のたかはしさんが相変わらずめっちゃ親切で良い人でした
初参加の人とかはまずこのツアーに参加してみては?って今回も思いましたね。






初日は「前夜祭」と銘打って(シングルの)初級大会・初中級大会の2つが開催されました
ただ、正直この日はあんまりいい思い出がないんですよね(笑
野試合の調子もイマイチでしたし、
肝心の大会自体も未勝利に終わってしまいました。

初級大会ではまずザイナクさんのレイレイと対戦、
先にダウンを奪う好調な出足だったのにも関わらず案の定逆転されて
最後は旋風舞を連発され、逃げ切られて時間切れで負けました
この試合は、
相手を警戒し過ぎて大胆な攻めが出来なかったように感じましたね
特に対空に意識が行きすぎて何も進展が無い時間が多すぎたように思う
要するに、攻めに時間を使い過ぎてしまった感覚がありました
それと相手のDFの解除時にダンシング振れば良かったな、と(笑

敗者復活ではわたらないさんのサスカッチに当たりました
正直優勝候補だと思ってたんで、こりゃキツいな・・・と思いつつ、
結果的にはまずまずの健闘は出来たかな、と
そりゃ負けたのは悔しいですけど、
でも自分が思ってた以上に惨敗しなくて良かったな。っていう気持ちもありました(笑)。
それと、自分がダウンを奪い返した時とかに周りのギャラリーが盛り上がってくれたのも嬉しかったですねえ
ああいうのは、大規模大会ならではの旨みかなあ、と個人的に感じたりもしましたね。


初中級大会では初戦でオグレさんのリリスに当たった。
でんちうさんから「ルミナス注意です!」と助言を受けていたにも関わらず、
最後はチェーンルミナスを無事に食らって終了してしまいました
あそこは暴れずにガードしときゃ良かった。。って悔いつつ、
しかしオグレさんの土壇場のルミナス精度の高さに感心してしまう他人事な自分も居たりしましたね(笑

敗者復活ではバレットライガーさんのビシャモンと対戦しました
リザレクではそこそこ勝率良かったので、実機でもイケるかな?と思ってたら
正直想像してた以上に強くて終始押され気味の試合展開になってしまいました
この試合は・・・ちょっと素直に行き過ぎたきらいがありました
この試合は逆にもっとじっくり攻めれば良かった。。という後悔があるんですが、
リザレクで結構勝っている~という事実が安易な立ち回りに繋がってしまった気もします


そんな感じで、
この日はでんちうさんの前でしょぼい試合を何度も晒してしまって、
正直ネカフェに泊まって色々と悶々としてしまったくらい危機感を受けてしまいましたね
本音を言えば「明日もこんな感じだったら(誘った)でんちうさんに申し訳ないな・・・(滝汗)。」って
ずっと考えてしまってました
でんちうさんは結構勝っていただけに、余計にね。

ただ、大会が終わってからでんちうさんと食事に行ったんですけど、
そこで食べた食事がすっごく美味しくて、会話も色々と弾んで楽しかったんで、
帰り際に改めて「このチームで何とか勝ちたい。でんちうさんに勝利を捧げたい。彼の前で格好良いトコを見せたい。」という
そんな気持ちが強くなったりしたのは(この後の展開を考えたら)純粋に良かったなあ。って今振り返ると思いますね
また、一件目を出た時でんちうさんが「ドトール入りましょうか?」って言ってくれたのも個人的に嬉しかった
明日は「ちゃんと勝ちたい」・・・!!
そんな想いを強めつつ、
DDF初日は幕を閉じました。

まー、ネカフェに戻ってからもブログの記事を必死に書いたり、ある意味ブロガーとしての矜持も守りつつ(笑
ただ、この日は野試合で一年前はボロ負けした某関西プレイヤーに勝てたりしたので何だかんだ楽しかったですね
初級大会で結構お世話になってるしっぽぽさんが優勝してたのも感慨深かったです。











DDF本戦当日は、朝の8時くらいまでネカフェでだらだらした後、
京都を散歩したり(公衆電話で)実家に電話掛けたり何故かとらのあなで漫画を買ったり(笑)してました
京都に来てまでとらのあなで買い物する必要性あるんだろうか・・・?と思いつつ、
それでも街並みもちゃんと観れたしずっと探してた漫画も買えたんで有意義な朝ではありましたね。

朝食は縁起を担いでカツ丼を食しました
入ったお店は目の前でカツを揚げるような特徴的な店舗だったんで
何となくテンションが上がりつつ、更に神社にも2回も入って「勝てますように」とお祈りしました
そのぐらい、今日は何がなんでも勝つ、公式戦で勝つ・・・!!という、
強い気持ちと意志を携えてこの日もa-choに入店、
既にでんちうさんが二人分のエントリーを済ませてくれていて内心「気が利くなあ・・・!!」と感心していました笑
野試合で昨日大会で負けた相手にリベンジも出来たんで、何となく「よし、今日は大丈夫!」って感触はありましたね。





入ったグループはこんな感じ。
形式は早稲田式、先鋒と大将を始めに決めて対戦、
もし勝敗が1-1だった場合勝った人同士が決着戦に臨む、という形式でした
まず、このグループのメンツを観てパッと思ったのは「デミトリ多いな・・・。」って事でした(笑
自分のチーム以外必ずデミトリが居るグループ構成だったんで、デモンへの警戒が必要とされるな。。と。

それと、何となくLEGEND伝説が一位抜けじゃないかな?って思いました
だとすれば、そのチーム以外を絶対に拾いたい!って個人的には考えてましたね
で、Cリーグだったんで大会開始と同時に自分らの試合も始まりました。


【初戦 vsライブツィヒ帰りの酒飲み】

西京フェリシア〇-✕カヴァスⅢ世バレッタ
でんちうバレッタ✕-〇ギルダンデミトリ
西京フェリシア✕-〇ギルダンデミトリ


初戦は、取り敢えず両方とも知らないプレイヤーだったし、様子見を兼ねて自分が先鋒で出る事に
それとどっちも(フェリシア的に)有利キャラだったんでここで出鼻挫いて勢い付けたいな~、と
その狙い通りに、一番初めの試合で自分がちゃんと勝利出来て正直安心しました(笑
試合展開としては自分が始め有利に進めるも、ややまくられ気味・・・という苦しい試合展開でした
相手がガンガン固めて来るタイプのバレッタだったんで多少苦手気味に戦ってたんですけど、
要所でダンシングが決まったりしてそこが何気に大きかったですかね
そういう時、でんちうさんが「ナイスです!」ってアゲてくれるんで、
その気持ち良さもあって(笑)無事に今年も公式戦で勝利する事が出来ました
取り敢えず、でんちうさんの前でふがいない試合ばかり見せてたんでここを拾えて正直ホッとしてました。

ただ、その後相手の相方のギルダンさんのデミトリに2タテされてしまいました
でんちうさんは常にリードしてたんで正直自分も内心「ああ、これは勝ったな。。」って思っちゃってたんですけど
そこから怒涛の勢いでまくられてしまって敗戦、自分もバレッタの敵討ちを食らってしまい連続で負けてしまいました
でんちうさんは、ここの敗戦を特に引き摺ってたみたいで後で謝られたんですけど、
でもぶっちゃけ「俺も同じ相手に負けてるしなあ・・・。」って内心思ってました(笑
確かに、ここでどちらかが勝ってれば、、、って展開にはなっちゃったんですが、
まあそれも仕方がない、
まくられるのもある意味このゲームではよくある事だしね・・・って思います。



【次戦 vs黄昏よりも暗き存在(もの)】

でんちうバレッタ〇-✕あずきデミトリ
西京フェリシア〇-✕アルエモリガン



ここはデミトリとモリガンというザ・ヴァンパイアなチームでした
取り敢えず、前回とは先鋒と大将を逆にしてみよう!って事で先鋒はでんちうさん。
したら、それが良かったのか?見事にでんちうさんがデミトリに勝利してくれて凄く嬉しかったです
でんちうさん、この試合では結構コンボを良く決めていたイメージでかなり頼もしい試合運びをしてくれてました
でんちうさんが(相手は違うとはいえ)見事にデミトリにリベンジしてくれたのだから、
ここは自分が頑張らなきゃいけない場面でしょう!?と
何度も言い聞かせてアルエさんとの試合に臨みました。

この試合は、正直苦しかった。最初は結構良い感じだったんですけど、
自分がイイ感じの動きを決めると隣ででんちうさんが褒めてくれるのもすっごく心地良かったんですけど(笑
ただ、どうしても相手の方がキャリアが上なんで押されてる時の試合運びが上手くて結局逆転されちゃったんですよね
でも、終盤にダクネス食らって正直テンションが下がってたら隣ででんちうさんが凄い勢いで励ましてくれて、
それが大きかったんですかね・・・
あと数秒で時間切れ、
体力はモリガンが若干リード、
逃げ切られたら終わりな段階まで追い詰められてたんですけど
その時相手が逆に試合を決めに突っ込んで来たのを見て、「勝負を仕掛けるにはここしかない!」と覚悟を決めて、
どうしてもこのチームで勝ちたい!!という想いを込めてリスキーでしたがDFを発動、
一瞬発生する無敵時間を利用してしゃがみ中P、キャットパットで引っ掻いたら・・・
わずかにこちらの体力が上回りました。





「勝ってる・・・!!」



正直、この勝ち方には奮えましたね(笑
画面を観たら、モリガンが時間切れ負けのポーズをしてたのを観て驚きと興奮を隠せませんでした
思わずガッツポーズした上に3回もジャンプしちゃって喜び過ぎてしまって、
今考えたらかなり危ない人だったと思うんですけど(笑
ただ、
横に居たでんちうさんが凄く喜んでくれてるのを観て正直泣きそうになりました(笑
2回目のDDFで、どっちとも勝ってのストレート勝利・・・!!を経験出来たのはかなり大きかったですね
前回のDDFは自分だけ未勝利で完全に足引っ張ってた事を考えると如実に“成長”を感じました
ぶっちゃけ、セイヴァー続けてて良かった・・・!とすら思いました
それぐらい、(でんちうさんも言ってましたが)「チームとして」勝てたのが嬉しかったんです。


【最終戦 vsLEGEND伝説】


でんちうバレッタ✕-〇白虎デミトリ
西京フェリシア✕-〇本能寺フェリシア




最後は白虎(ケンタ)さんと本能寺(てるちか)さんとのチームでした
ここは先鋒と大将が固定されてるんじゃないか?って観ていて感じてたので、
でんちうさんに「デミトリとフェリシア、どっちとやりたいですか?」と聞いたら「デミトリ」と返って来たので、
でんちうさんがデミトリを担当、自分は同キャラ戦を頑張る流れになりました。
こういう所がチーム戦の面白さだよな~と感じつつ、
結果は両方負けました
でんちうさんも頑張ってたし、
自分も頑張ったけど流石にここは実力が抜けててストレートに及びませんでした
ただ、正直ここで自分が同キャラ戦拾えてたら決勝トナメに行けたのになあ・・・と後悔してたりもする(笑
最近同キャラ戦数多くこなしてたんで、その経験を活かせなかったのは個人的な反省材料ですね。





【代表決定戦 vs黄昏よりも暗き存在(もの)】



で、LEGEND伝説が予想通り一位抜け、
後の3チームはすべて1勝2敗、、、という事で並んでしまいました
中でも、勝敗の数が自分たちと黄昏で全く同じ・・・という事で、
1人代表を出して一発勝負で(決勝トーナメント行きを)決めて下さい。という流れになりました
正直、ここまでこれた、もつれさせる事が出来ただけでも嬉しかったんですが、折角なら決勝に行きたい。
なんで、どちらが代表として出るのが正解なのか?それと、黄昏はモリガンとデミトリ、どっちを出してくるのか?と
今振り返れば自分でもあり得ないくらい頭の中がパニック状態に陥っていてヤバかったですね(笑

相手があずきさんなら、でんちうさんが勝ってるからでんちうさん?
だけど、大体アルエさんが大将で出てたんで、やっぱアルエさんが出て来るのか?
だとしたら一度(ギリギリだけど)勝利している自分が出た方が良いのかな。
でも、逆にあんまり対戦経験のないあずきデミトリが出て来たら戦略的に失敗するかも・・・とか、
結構考えがまとまらなくてずっと答えを出せずにいたんですが、そしたらでんちうさんが


「自分が出たいです!」


と、やる気で告げてくれたんで、グダグダ下らない戦略を練っていた頭が吹っ切れました
やっぱり、自分みたいに有利とか不利とか延々と考えている人間よりも、出たい!って素直に言える勇気ある人が出るべき!って
そういう考えになれたんで迷わず「頼みます!」と送り出しました
これも個人的には嬉しかったなあ・・・!


結局、黄昏の代表はあずきデミトリでした
こっちは一度勝っているでんちうバレッタだったんで
内心「よし!」って気持ちになってました
その予想通り、途中までは一進一退で試合は展開
でんちうさん、コンボ決めたりデモンのお釣りにESミサイルを浴びせてたりして、
その戦いっぷりを観ながら「なんて頼れる相棒なんだ・・・!」って誇らしい気持ちにもなってたんですが、
最後はあずきさんの渾身のプレジャーが炸裂してしまって惜しくもここで敗退と相成りました

終わった後、
でんちうさんにひっそりと「自分があずきさんやギルダンさんに勝っておけば・・・特に最初のギルダンさんに」的な、
そういう風に謝られたりしたんですけど、自分は自分で同じ相手に負けてたり、
最近リザレクでやる機会がいっぱいあって多少自信のあった同キャラ戦で競り負けたりしてたんで、
ほぼほぼでんちうさんと同じ気持ちを抱えてました

だけど、
でんちうさんはDDF初めてであれだけ動けてたし、
自分も昨日とはうって変わってチームの勝利に貢献出来たし、
何よりも新人の自分たちがあと一歩で決勝トナメに進めるとこまで来れた・・・!!っていう、
そういう類の満足感があったのもまた事実です
チームとしての確かな勝利、
紙一重で決勝トナメまで上がれなかった悔しさ・・・
それもまた格ゲーの面白さと奥深さに満ちていて大満足だったのでした
ほんっとうに、
この「ex.人間ズ」というチームでDDF 4thに出てあれだけリーグを掻き回せた事を誇りに思ってます
自分とチームを組んでくれたでんちうさん、そして主催者の皆さんと対戦して頂いたプレイヤーの方々に感謝します。

ありがとうございました!!















終わった後は、
そのまま野試合したり、
でんちうさんと一緒に決勝トナメ観戦したりしてました
決勝トナメに出るともれなくマイクパフォーマンスが出来るんですけど、
あそこに自分たちが出れてたかもしれないな・・・と思うと流石に悔しくなりましたね(笑
ただ、フェリシアがベスト3まで残ってたり、それと普段対戦出来ない関西や岡山のプレイヤーの皆さん、
加えて海外のプレイヤーともガッツリ対戦出来たのでやっぱり最後まで楽しかったです!

帰り際にはでんちうさんに握手を求めました
ある意味、初めてだった去年を越える思い出を創れた気がしました
また岡山にも遊びに行くと思うんでその時はまたよろしくお願いします・・・笑

そして、
最後は打ち上げの飲み会に参加、
関西勢の方々と少しお話出来たり最近よく対戦しているオグレさんと話す事が出来ました
ネカフェに戻ったら疲れが凄くてそのまま朝まで爆睡しちゃったのもこの日の充実っぷりを物語っていました。


翌日は家族へのおみやげをちょこちょこ購入して、新幹線のチケットを買って千葉へ。
帰りは自由席もそこそこ空いててゆったりと帰宅する事が出来ました
また、
来年の開催にも期待しています!
そして、早くも来月には今度は東京で3on3の大規模大会JMDが開催、エントリーも開始したので、
またしばらくはセイヴァーの腕を磨く日々が続きそうです・・・笑





金足農業ー近江戦の感想~ジャイキリがもたらす“勇気”

2018-08-18 | 高校野球







甲子園の記事はたまに書くけど、
大体千葉代表の戦いっぷりに関して記述するのが殆どでした(一番力入れてる本館ではね)。
ただ、今回はあまりにも感動が止まらなくて特例で記事を書いてしまいます。


金足農に関しては名前だけはなんとなく知ってたけど、
甲子園で試合を観るのは今回が初めてでした。
初戦が鹿児島実だったので、こういう高校にありがちな「好投手擁してるけど打線がムエンゴで~」っていう、
まあそういうのを想像してたんですけど・・・結果がまさかの快勝でとっても驚きましたね。

あの試合で金足農に対する見方が完全に変わって、「意外と打線もいいチーム」という印象になりました
そう、吉田投手が素晴らしいのは4試合連続2桁奪三振という事実が示す通り当然なんですけど、
個人的には打力も何気に高いチームのように感じるのが尚素敵なんですよね。
大垣日大戦、横浜戦ではホームランも出てましたし、
それに加えて小技も巧いし、
とにかく点を取る技術に長けている吉田だけではない好チーム・・・だとはっきりと言えるのがいいですね
正直、いくら好投手が居ても打線が貧弱だったらここまでは決して来れない
それも、相手がすべて甲子園の常連校でピッチャーももれなく好投手ばっかなのを考えるとやっぱ打線の力も大きいです


昨日の横浜戦では横浜高のエース、板川くんから2本のホームランで優勝候補の一角を沈めました
公立校の勝ち方ではとてもないド派手な勝ち方だったんで正直(横浜出身なのに)興奮してしまったんですけど、
今日のはそれを凌ぐ超劇的な勝ち方で観ていて涙がちょっと出てしまうくらいの感動を味わいましたね。

結果論ですけど、9回表の近江の攻撃で無死1.2塁で強行させて結果三振、続く打者がバント失敗・・・で
若干攻撃がちぐはぐしてたのが逆転劇に繋がった気はします
逆に、金足農は2本の単打で繋いで四球を選んで、満塁でスクイズを仕掛けた上に相手の隙を突いて2ランスクイズ、、、と
ある意味ミラクルなどではなく緻密な攻撃で格上から勝利をもぎ取った気がして、
そう考えると結果的には金足農の方が上手だったって思うんですけど。


ただ、それを加味しても漫画よりも漫画っぽい勝ち方だったのもまた事実(笑
母親と二人で観てたんですけど、金足農が勝った瞬間は二人して騒いでました
勿論、近江は近江で投手も打撃も素晴らしい好チームだったと思うんですけど・・・

本音を言うと、こういう下馬評で下回る(それも、毎回)金足農が根性と知恵で次々と下馬評を覆していく、
「諦めない」という気持ちをただ言ってるだけじゃなくて具体的な策を練って突破していく。。
そんな姿に感化されている自分が居ます
秋田県民でなくとも、
こういう風に常に下に見られている状況を覆して“勝利”を掴み取る姿に感動を得ちゃってるのが個人的な感情でした
自分も、もうちょっと人生頑張るか、楽しむか!って気持ちをここまでくれるのは金足農と下関国際の2チームでしたね
千葉代表はちょっと特別過ぎるんで同じ土俵には並べられない、仮に金足と当たっても千葉代表を応援してたんでしょうけど、
それはそれとして、金足農の感情移入せざるを得ない力強いシュッとした勝ち方に感化されてるのは事実です。

「気持ちを現実にする」
それは、出来そうで正直中々難しいこと
それを明確なビジョンと技術を持って形にしている・・・
そんなこの代の金足農の野球が大好きだなあ。。って感じてしまいました。






100回大会で、
東北が初優勝したら盛り上がるでしょうけど、
相手の日大三もまた選抜の大敗から立ち直った根性のある高校
どっちが勝っても(色々な意味で)面白い事になりそうです
高校野球は、観ていて元気と勇気を貰える。
それが個人的な感想でした。