一昨日はゴーイングとロストの2マンライブを地元千葉で観て来ました。
なんか最近あんまり精神の調子が良くなくてですね
毎日「はぁ・・・」って溜息ばっかついてるような生活だったんですけど
(「それいつものお前じゃん。」って言われれば何の返しようもないですが 笑)
だから、ちょっと、こう、、、良い感じのエネルギーに包まれて凄く気分が良かった一夜でした
安易で陳腐な言い方かもしれませんが、有り体に「励みになった」とか「元気が出た」とかそういう形容が似合う感じ
観ていてスッと「ああ、いいなぁ」とか「素敵だね」って思えるようなツーマンで個人的に堪らなかったですね
そもそもゴーイングとロストっていう組み合わせの時点でとっても良い予感しかしなかったんですが(笑
ガッツリ相思相愛でコラボもあって、これからの夜もまたいいんじゃないかな~と思わせるには十分な内容だったかと
ゴーイングのライブではすっごく温かい気持ちになったり、
ロストのライブでは途中泣きそうになったりといちいち琴線を揺さぶられました
正直ファン層的にもかなり合致している部分を感じたのでそれもあって余計に素敵だと感じられたんだと思います
大体ロストインタイムの対バンを観る時って最早同世代と後輩が多くなってたんで
珍しく先輩とのガッツリ対バンツアーにそわそわ気味の海北さんのテンションが面白かったですね
なんか同郷だし年もめっちゃ離れてる訳でもないし、リアルに学生みたいな先輩後輩の空気だったかと(笑
繰り返しますがダウナーな日々が続いてる中で観たので余計に気持ち助けてもらいました
単純に、凄く良かったです。
◆GOING UNDER GROUND
1.RAW LIFE
2.グラフティー
3.コーンフレークダイアリー
4.もう夢は見ないことにした(新曲)
5.トワイライト
6.STAND BY ME
7.ショートバケイション
8.東京
ゴーイングのリスナー歴はもう10年を余裕で越えてるんですがライブを観たのはこれが初めてでした(!)
そしたら、予想以上に良くて正直「もっと演ってくれ」って素直に思いましたね
まず一曲目の「RAW LIFE」の時点でグッと来ちゃって(笑
非常にゴキゲンなテンションで始まり、
あっさりと聴き手の心を掴んでしまう堂々たる貫録でした
自分が忌み嫌う「あいつら」に負けない気持ちをこの曲でまずガツンと注入された気がします
デビューシングル「グラフティー」は世代的にツボなのとザクザクしたギターが心地良く思ってた以上にギターサウンドが気持ちいいな、と
何よりも新曲として披露された「もう夢は見ないことにした」って曲がすっげえ良かったんですね
今の自分の気持ちにも似合ってたし、憂いのある歌詞も一度聴いたらすぐ覚えられるメロディラインもめちゃくちゃ大好きでした
実は昨日一日ずっとこの新曲が脳内にリフレインしていたくらいには即お気に入りになってしまった一曲でしたね
正直この曲を聴いて気持ち助けられた部分は強かった・・・かもしれません。
それくらいツボでした。
代表曲「トワイライト」に個人的に大好きな「STAND BY ME」が聴けて心の中でガッツポーズ(笑
痛みを感じながらも走り抜けるような歌に感化されながら確かに盛り上がるテンション
そして続く「ショートバケイション」で会場の盛り上がりも最高潮に
聴き手を遠くまで連れて行ってくれるような中澤さんの熱唱に音楽的オルガズムを感じながらも
あっという間に過ぎ去ったゴーイングのパートは次の曲「東京」で閉幕
もっと聴きたいっすよー!という想いを抱えながらも
見事にジーンと来る〆っぷりに感動
この世がどんな場所でも、大好きな音楽が、大好きなものがあればきっとそれが「救い」として機能してくれる。
そんな事を思わせる音源とはまた違った歌い方も印象に残る美声がよく響いてた楽曲でした
この曲を最後に持って来るセンスも含めて最高の内容・・・だったかと思います
個人的にこの日が初めての生ゴーイングで良かったと思う。感謝。
MCではこれからどんどんライブで新曲をいっぱい演っていく、的な事を話されてました
早速クオリティの高い新曲を聴けたのでこれから先もまた楽しみですね。
あと千葉の事をモノレールが走ってるから「未来都市」と表現されてたのが面白かったです(笑
その発想は地元民ですがなかったなあ。
◆LOST IN TIME
1.約束
2.歩く速度とその矛盾
3.366
4.列車
5.VTR
6.30
7.26
8.声
9.希望
10.明け星
アンコール
11.旅立ち前夜(with 松本素生)
ダブルアンコール
12.手紙
「あ、ゴーイングが先攻なんだ?」って最初思ったんですけど、
それはロスト側も同じだったようで「先攻後攻が入れ替わるんだ!」
と海北さんがMCで話していました
ゴーイングのライブはすっごくアットホームでMCもこなれてるんですが
ロストは逆に「個」の要素が強くMCも一人で呟くような感じなのでその意味じゃ対照的だな~・・・と思いながら観てました
音楽性で言えば結構重なってる部分があると思うんですけど、その辺は重なってないのが逆に面白いな、と
海北さん、ゴーイングのメンバーがお互いに絡み合うMCに影響されて若干それを意識したMCにチャレンジされてました(笑
正直まったくこなれてなかったんですけど、それはそれで新鮮で面白いなー、って思ったり
「約束」「歩く速度とその矛盾」と初っ端から飛ばす構成、
続く新曲「366」はライブ会場限定シングルの曲ですが歌詞の内容を噛み締めながら聴いてると自然と胸が熱くなりました
そして哀愁漂う「列車」、これまた大人の雰囲気漂う久々の「VTR」はちょっと励みになるようなフレーズの尽力もあって
聴いててやたら握り拳を作りたくなるくらい作中観に感化されてました(バラードなのに 笑)
「30」は、この日は聴いててなんだか泣きそうになってしまいました
もう何度もライブでは聴けてる定番曲ですがちょっと歪んでしまった今だからこそ余計にこの曲が響いたのかもしれません
本当名曲ですよねこの曲って。続く「26」もこの日随一の盛り上がりを見せ唯一と言っていいくらいアットホームな雰囲気に気持ちも温まりました。
三井さんのロストにピッタリなギターのフィーリング、そして間奏の迫力ある演奏もまた凄くてやっぱ今のロスト最高だわ。と
「声」でまた琴線揺さぶられつつ、
自分の身に起こった耐えがたい経験もまた現実なんだということを曲を聴きながら反芻しつつ
やっぱこの曲大好きだな、繊細な気持ちに触れてくれる曲だな。としみじみ
勢い溢れる「希望」はこの日随一にダンサブルな空間を生み出し
たっぷりとロール感を味わった所で本編もクライマックス
最後は同じく会場限定シングルの一曲「明け星」、個人的にこの曲ヘビロテ中なので嬉しかったですね
内省的で本当自分の事を歌ってるかのような歌詞の内容にここでもまた琴線を揺さぶられる
特に「知れば知るだけ孤独になって もう何も信じられない」って部分はね。
本当この曲大好きだなと再確認。素敵なライブだったかと。
アンコールでは、ツーマンツアーなのであればいいなあ~と思ってたコラボが実現!
なんと松本素生さんをボーカルに迎えて「旅立ち前夜」を披露(!)
この曲ユニゾンで歌われるとまた破壊力増すなあ~と
松本さん自身「この曲を十代に作ったと知って嫉妬しました。同じ学校だったら潰してました(笑)」と話してましたね
こういうところにまるで学生みたいな先輩後輩感が出ててなんだかとっても面白かったです(笑
ロスト海北さんは普通にゴーイングのライブにチケット買って通ってたそうでリハで聴いてちょっと泣いたとか。
すごくいいコラボだったと思います!
最後の最後は予定になかったダブルアンコール、
「何演ろっか?」とステージ上で海北さんがメンバーに問い掛けてる時
「手紙!」という声があって「いいね。それ演ろうか」と即決でそのまま「手紙」を披露
それもまた格好良かったんですが想いのガッツリ籠った歌声と演奏もまた凄まじく良かったです
そんなこんなで終始めちゃくちゃ楽しかったツーマンは終了
時間が過ぎるのがすごく早く感じられた2時間半でした。良いツアーだと思います!
海北さん終始テンション高くてゴーイングとのツアーをかなり満喫中、って感じでしたね
そんなゴーイングの松本さんもアンコールの時出て来てすぐ「最高だったじゃん。」と語りかけ良い先輩っぷりを発揮されてました
気分的にはそんなに優れない中行ったんですけど、逆にそれが幸いしてくれたようなツーマンだったかと
まだまだツアーは続くのでそれぞれのファンならきっと楽しめるライブを是非、という所で。
ハイライトはそれぞれ「もう夢は見ないことにした」「30」でした。
すっごく良い気分になれましたよ!