サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

GOING UNDER GROUND×LOST IN TIME「武蔵野コ-リング」@千葉LOOK 15.3.29

2015-03-31 | LIVE






一昨日はゴーイングとロストの2マンライブを地元千葉で観て来ました。










なんか最近あんまり精神の調子が良くなくてですね
毎日「はぁ・・・」って溜息ばっかついてるような生活だったんですけど
(「それいつものお前じゃん。」って言われれば何の返しようもないですが 笑)
だから、ちょっと、こう、、、良い感じのエネルギーに包まれて凄く気分が良かった一夜でした
安易で陳腐な言い方かもしれませんが、有り体に「励みになった」とか「元気が出た」とかそういう形容が似合う感じ
観ていてスッと「ああ、いいなぁ」とか「素敵だね」って思えるようなツーマンで個人的に堪らなかったですね

そもそもゴーイングとロストっていう組み合わせの時点でとっても良い予感しかしなかったんですが(笑
ガッツリ相思相愛でコラボもあって、これからの夜もまたいいんじゃないかな~と思わせるには十分な内容だったかと
ゴーイングのライブではすっごく温かい気持ちになったり、
ロストのライブでは途中泣きそうになったりといちいち琴線を揺さぶられました
正直ファン層的にもかなり合致している部分を感じたのでそれもあって余計に素敵だと感じられたんだと思います

大体ロストインタイムの対バンを観る時って最早同世代と後輩が多くなってたんで
珍しく先輩とのガッツリ対バンツアーにそわそわ気味の海北さんのテンションが面白かったですね
なんか同郷だし年もめっちゃ離れてる訳でもないし、リアルに学生みたいな先輩後輩の空気だったかと(笑
繰り返しますがダウナーな日々が続いてる中で観たので余計に気持ち助けてもらいました
単純に、凄く良かったです。



















◆GOING UNDER GROUND
1.RAW LIFE
2.グラフティー
3.コーンフレークダイアリー
4.もう夢は見ないことにした(新曲)
5.トワイライト
6.STAND BY ME
7.ショートバケイション
8.東京


ゴーイングのリスナー歴はもう10年を余裕で越えてるんですがライブを観たのはこれが初めてでした(!)
そしたら、予想以上に良くて正直「もっと演ってくれ」って素直に思いましたね
まず一曲目の「RAW LIFE」の時点でグッと来ちゃって(笑
非常にゴキゲンなテンションで始まり、
あっさりと聴き手の心を掴んでしまう堂々たる貫録でした
自分が忌み嫌う「あいつら」に負けない気持ちをこの曲でまずガツンと注入された気がします
デビューシングル「グラフティー」は世代的にツボなのとザクザクしたギターが心地良く思ってた以上にギターサウンドが気持ちいいな、と

何よりも新曲として披露された「もう夢は見ないことにした」って曲がすっげえ良かったんですね
今の自分の気持ちにも似合ってたし、憂いのある歌詞も一度聴いたらすぐ覚えられるメロディラインもめちゃくちゃ大好きでした
実は昨日一日ずっとこの新曲が脳内にリフレインしていたくらいには即お気に入りになってしまった一曲でしたね
正直この曲を聴いて気持ち助けられた部分は強かった・・・かもしれません。
それくらいツボでした。

代表曲「トワイライト」に個人的に大好きな「STAND BY ME」が聴けて心の中でガッツポーズ(笑
痛みを感じながらも走り抜けるような歌に感化されながら確かに盛り上がるテンション
そして続く「ショートバケイション」で会場の盛り上がりも最高潮に
聴き手を遠くまで連れて行ってくれるような中澤さんの熱唱に音楽的オルガズムを感じながらも
あっという間に過ぎ去ったゴーイングのパートは次の曲「東京」で閉幕
もっと聴きたいっすよー!という想いを抱えながらも
見事にジーンと来る〆っぷりに感動
この世がどんな場所でも、大好きな音楽が、大好きなものがあればきっとそれが「救い」として機能してくれる。
そんな事を思わせる音源とはまた違った歌い方も印象に残る美声がよく響いてた楽曲でした
この曲を最後に持って来るセンスも含めて最高の内容・・・だったかと思います
個人的にこの日が初めての生ゴーイングで良かったと思う。感謝。

MCではこれからどんどんライブで新曲をいっぱい演っていく、的な事を話されてました
早速クオリティの高い新曲を聴けたのでこれから先もまた楽しみですね。
あと千葉の事をモノレールが走ってるから「未来都市」と表現されてたのが面白かったです(笑
その発想は地元民ですがなかったなあ。



◆LOST IN TIME
1.約束
2.歩く速度とその矛盾
3.366
4.列車
5.VTR
6.30
7.26
8.声
9.希望
10.明け星

アンコール
11.旅立ち前夜(with 松本素生)

ダブルアンコール
12.手紙



「あ、ゴーイングが先攻なんだ?」って最初思ったんですけど、
それはロスト側も同じだったようで「先攻後攻が入れ替わるんだ!」
と海北さんがMCで話していました
ゴーイングのライブはすっごくアットホームでMCもこなれてるんですが
ロストは逆に「個」の要素が強くMCも一人で呟くような感じなのでその意味じゃ対照的だな~・・・と思いながら観てました
音楽性で言えば結構重なってる部分があると思うんですけど、その辺は重なってないのが逆に面白いな、と
海北さん、ゴーイングのメンバーがお互いに絡み合うMCに影響されて若干それを意識したMCにチャレンジされてました(笑
正直まったくこなれてなかったんですけど、それはそれで新鮮で面白いなー、って思ったり

「約束」「歩く速度とその矛盾」と初っ端から飛ばす構成、
続く新曲「366」はライブ会場限定シングルの曲ですが歌詞の内容を噛み締めながら聴いてると自然と胸が熱くなりました
そして哀愁漂う「列車」、これまた大人の雰囲気漂う久々の「VTR」はちょっと励みになるようなフレーズの尽力もあって
聴いててやたら握り拳を作りたくなるくらい作中観に感化されてました(バラードなのに 笑)


「30」は、この日は聴いててなんだか泣きそうになってしまいました
もう何度もライブでは聴けてる定番曲ですがちょっと歪んでしまった今だからこそ余計にこの曲が響いたのかもしれません
本当名曲ですよねこの曲って。続く「26」もこの日随一の盛り上がりを見せ唯一と言っていいくらいアットホームな雰囲気に気持ちも温まりました。
三井さんのロストにピッタリなギターのフィーリング、そして間奏の迫力ある演奏もまた凄くてやっぱ今のロスト最高だわ。と

「声」でまた琴線揺さぶられつつ、
自分の身に起こった耐えがたい経験もまた現実なんだということを曲を聴きながら反芻しつつ
やっぱこの曲大好きだな、繊細な気持ちに触れてくれる曲だな。としみじみ
勢い溢れる「希望」はこの日随一にダンサブルな空間を生み出し
たっぷりとロール感を味わった所で本編もクライマックス

最後は同じく会場限定シングルの一曲「明け星」、個人的にこの曲ヘビロテ中なので嬉しかったですね
内省的で本当自分の事を歌ってるかのような歌詞の内容にここでもまた琴線を揺さぶられる
特に「知れば知るだけ孤独になって もう何も信じられない」って部分はね。
本当この曲大好きだなと再確認。素敵なライブだったかと。


アンコールでは、ツーマンツアーなのであればいいなあ~と思ってたコラボが実現!
なんと松本素生さんをボーカルに迎えて「旅立ち前夜」を披露(!)
この曲ユニゾンで歌われるとまた破壊力増すなあ~と
松本さん自身「この曲を十代に作ったと知って嫉妬しました。同じ学校だったら潰してました(笑)」と話してましたね
こういうところにまるで学生みたいな先輩後輩感が出ててなんだかとっても面白かったです(笑
ロスト海北さんは普通にゴーイングのライブにチケット買って通ってたそうでリハで聴いてちょっと泣いたとか。
すごくいいコラボだったと思います!

最後の最後は予定になかったダブルアンコール、
「何演ろっか?」とステージ上で海北さんがメンバーに問い掛けてる時
「手紙!」という声があって「いいね。それ演ろうか」と即決でそのまま「手紙」を披露
それもまた格好良かったんですが想いのガッツリ籠った歌声と演奏もまた凄まじく良かったです
そんなこんなで終始めちゃくちゃ楽しかったツーマンは終了
時間が過ぎるのがすごく早く感じられた2時間半でした。良いツアーだと思います!
















海北さん終始テンション高くてゴーイングとのツアーをかなり満喫中、って感じでしたね
そんなゴーイングの松本さんもアンコールの時出て来てすぐ「最高だったじゃん。」と語りかけ良い先輩っぷりを発揮されてました
気分的にはそんなに優れない中行ったんですけど、逆にそれが幸いしてくれたようなツーマンだったかと
まだまだツアーは続くのでそれぞれのファンならきっと楽しめるライブを是非、という所で。
ハイライトはそれぞれ「もう夢は見ないことにした」「30」でした。
すっごく良い気分になれましたよ!



【自分から動こう】SHIROBAKO 第24話(最終話)「遠すぎた納品」 感想

2015-03-28 | SHIROBAKO
まず一言。最高の最終回でした!








仕事に於いて・・・というか仕事に於ける成長に一番必要なポイントってなんなんでしょう
それはこの最終話ではっきりと表現されていたように思います
勿論自分は全然出来てない事でもあります
それは“自分から動く”という事ですね
自分がそうなんですが単なる「指示待ち人間」だと必然的に成長の機会は失われそれ以上先には進めません
それはご多分に失敗を恐れる気持ちに安定を選んでしまう「弱さ」が加担しているのだと思います

でも、絵麻は、自分から能動的にこのキャラを描かせて下さい、と懇願して
元々作業を抱えてる中でも自ら“成長のチャンス”に対して意欲的に頑張っている
結局は「何かがしたい」、そういう強い気持ちをちゃんと持ってる人間こそ先に進んでいけるんだと
そしてそんな絵麻の姿を観て後輩の久乃木ちゃんもまた「自分が自分が」のテンションに感化されていく
非常に良い関係性だと思いますし、はっきり言って人は先人の姿を見て育つ生き物ですから
やっぱり「先輩が格好良い」のと「先輩が格好悪い」のとでは与える影響も全然違いますよね
今回に限らず、先輩が道を示してやらなきゃいけないんだよ。というテーマはずっと貫かれていて
逆に言えば「いい先輩がいる仕事場は必然的に良い仕事場になる」ってメッセージ性なんかも個人的に感じてます
それも絵麻がスランプを乗り越えて頑張り抜けた“努力”があったからこその結果であります
別に「道を示してやろう」なんて大げさに考える必要性なんかない
自分がちゃんと頑張ってれば、
それが結果的に別の人に「自分も頑張らなきゃ」というメッセージを自動的に与える
そしてそんな人が何だかんだ言って集まれてる武蔵野アニメーションは(問題もあったけど)やっぱり良い会社なんだと思います
最後の最後までお仕事アニメとして、お仕事に於ける大切な事柄を示し続けてくれたアニメ「SHIROBAKO」
勿論アニメ製作アニメとしても最高の出来だと感じてますが、お仕事アニメとしても出来が良かった事はこの前半がちゃんと示していました
瀬川&小笠原-井口-絵麻-久乃木ちゃんのラインね。しっかり後輩に道を示せれば、間接的に自分だって助けられる。
凄く意義のあるお話でほっこりしつつもしみじみとその深さを(自分的に)味わえたな~と思ってます。




やっぱりね、棚ボタは成長じゃないんですよ
棚ボタを成長だと「勘違い」してると結果的に後塵を拝むハメになります
そうじゃなくて、自分から進んで動いて、苦手な事にも挑戦しようとする勇気をもって
苦労や疲れを背負いながらも歩み続ける覚悟や根性が必要なんだと思います
それは決して楽な道ではないですけど、
その場しのぎの「楽」では本当の「楽」には辿り着けないのも正直事実だと感じてますから。
だから、絵麻や久乃木ちゃんみたいな姿勢こそ仕事に於ける成長に一番重要なポイントなんじゃないかと
自分から積極的に動いて、自分の尽力もあって掴み取った「結果」や「結実」の嬉しさは棚ボタなんかより数十倍も嬉しいはずです
それはみゃーもりの報告を聞いて歓びに湧き立つスタッフたちの様子からまじまじと感じる事が出来ました
それぞれがちゃんと自分の仕事を迷いや悩みもありながらきっちりこなしたからこそ得られたおっきな充足感
ここまであまりスポットの当てられてなかった人物のプロフェッショナルな仕事ぶりや
何だかんだ言って協力的になってくれた平岡さんの様子なども描いていたからこそ
そんなカタルシスは生まれたんじゃないか・・・とも思います
井口さんのめっちゃ嬉しそうな、でもちょっと泣きそうな表情!
頑張り切れない中で頑張りを見せた人、頑張っても空回りする中でも何か成果を残せた人、その道を極めんとする求道者たち・・・
タイプはそれぞれ違いますが、目指す方向性「良いアニメを作りたい!」という気持ちだけはズレがなかった
だからこそ得られた充足感に加えて一丸になれた感覚、「えくそだすっ!」の時も感じましたがやっぱこういうシーンはいいものですね
当たり前のようにグッと来てましたが、それも細かい描写含む“積み重ね”による賜物だとはっきりと思います
それぞれが頑張った、からこその完成。それは当り前のようで実は全然当たり前じゃない。
足並みを揃える事こそ一番難しい。それを知ってるから余計に感動出来たんだと思う。
実際足並みが揃ってない箇所もありましたけどね(笑
乗り越えたからこその、カタルシスでした。
お疲れさまでした。





↑安藤つばきさんは、早速「あんどぅー」ってあだ名で呼ばれてて、将来はみゃーもりポジションも期待出来ますね!
このカット何とも言えない感じの表情がツボでめちゃカワでした。


後半の、打ち上げでの、共に頑張り抜いたスタッフ達の会合もとっても感慨深くて最高でした
結局のところ仕事なんてものはああいう風に最後に笑顔になる為、安心出来る一瞬の為にあるのかもしれませんね
それを作る側だけの努力や大変さに留まらせず、直接届けに行く制作進行やプロデューサーの大変さも描いてた作劇も良かったです
局にVを届けに行く、言葉にすると単純ですがそれはそれでプレッシャーがあって決して気楽な作業ではないと言う事
特に今回みたいに納品ギリギリじゃあ地方局でも放送してるアニメの場合大変でしょうね~
相変わらずけれん味たっぷりのコメディ描写で笑わしてくれつつ(笑
みんなの想いを背負って走るメンバーの姿は感動的でした
アニメは沢山の人の想いの集合体であり、
「集約」そのものなんだと
最後の最後ではっきりと描き切ってくれてたと心から感じてます。

そして、そんな三女のデスクとして頑張り抜いたみゃーもりが答えを出す瞬間も遂に訪れました。

“これからもずっとアニメを作り続けたい”




みゃーもりは「頑張ってる人」が好きなんだと思います
そんな他人の頑張りに感化される人間なんじゃないかと思います
そして、そんな「頑張ってる人」「頑張れる人」を信じる才能があるんだと思います
それはこれから人を動かして行くポジションに於いて必要な才能なのかもしれない

何よりも、その髪の色が象徴するように、頑張ってる人や頑張れる人、これから頑張る可能性がある人の力になりたい
そういう人達を照らし続けていきたい・・・
一つ一つは細くても、
確かな“灯り”を繋げて一つにしたい
彼女がはっきりとその口で、しかも自分の意志で告げたように
「これからも人の心を明るく照らしていきたいと思います」
そんなみゃーもりが紆余曲折あってようやく自分から絞り出す事が出来た答えに胸が熱くなって一瞬泣きそうになってしまいました
やっぱり、自分を持ってる人、自分から動いている人を観るのは気持ちが良い。そんな事をまじまじと感じていました
みゃーもりもここで結実のようでその発言をようやく出来た事が象徴するように
むしろここからがスタートラインだと思います
自分が仕事をすることで、
そしてアニメを視聴者に届ける事で
様々な意味合いで人の心を照らして行きたい、という他の4人にも決して劣ってないみゃーもり「だけ」の願いをしっかりと抱けた
みゃーもりも、ずかちゃんも、絵麻も、美沙も、りーちゃんも、まだまだ、これから。まだまだ、ここから。
そんな事を予見させ期待も抱かせるエンディングは素直に「いいなあ。」って思えましたし
しっかりと未来に繋がった上に作品としてのテーマも提示出来た最高のオチだと感じました

またこの5人が、一緒に集まって仕事をしているという現実
まだこの5人で、一緒に頑張れているという事実。
でもそれは決して「奇跡」なんかじゃない
過程も積み重ねもきっちりと描いて来たこのアニメに於いてそんな言葉は絶対に似合わない。
それぞれが、それぞれの決断で、それぞれの歩み方でしっかりと進み続けたからこそ生まれた“今”だから。
そんな“今”の積み重ねでいつか本当に七福神を作れる日がやって来る事を祈っていますし、
信じています。
素敵なキャラクター達をどうもありがとう
素敵な物語をどうもありがとうございました!
心から「最高だ」と感じ切れたエンディングでした。是非、「SHIROBAKO」の良さに未だ触れてない方は触れてみて欲しい。
そんな祈りも込めつつ伝わる事を願いつつ最終話の感想を締めさせて頂きたいと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。













「SHIROBAKO」はラッキーとか棚ボタ要素が(個人的に)ほとんど感じられないアニメでした
その代わりに頑張った人が頑張った分だけ報われる様を描いていて
堅実で誠実な作風が自分のツボにハマったのと
一気に段階を飛ばさない、
あくまで一歩一歩進んでいくリアルさみたいなものもまたツボにハマりまして、
個人的には今期一番夢中になって観ていたアニメでした。俺は今期「SHIROBAKO」が一番好きでしたね。
でも、時には頑張っても報われなかったり、(彼彼女らにとって)まずい道を歩んじゃってたりなんかもする所も現実的で好きでした
ただ、頑張っても必ず報われる訳じゃないけど、進み続ける限り「何か」が生まれるんだ、という事も描いてくれた
そういう部分がまたお気に入りでそれが最も顕著に表れていたのが先週だったんじゃないかと思います
頑張っても報われる訳じゃない
だけど報われる為には頑張らなきゃ辿り着ける事さえ有り得ない、
という話ですね
別に誰も彼もが天才である必要性もなく
それぞれがそれぞれのペースで、それぞれの生き方を歩み続ければいい
ずかちゃんはようやく役が貰えるようになってきたけどそれも「女子C」とかいうチョイ役に過ぎないし
りーちゃんだって実際に使われたのは一行だけで正直みゃーもりや絵麻の躍進に比べるとまだまだな部分は否めない
でも、それはそれで良いというか、ずかちゃんはずかちゃんらしく歩んで行けばいいし、りーちゃんはりーちゃんらしく進み続ければいい
仲間は仲間で、自分は自分。苦労した分だけ苦悩した分だけ今までの道筋に愛着が沸くのもまた事実、自分だけの人生を、自分だけの歩き方で。
ペースはそれぞれでしたけど、結果的にはなんとか「みんなで頑張ってるよね」という状況まで辿り着けた上山高校アニメーション同好会のメンバー
そんな彼女らの更なる躍進だったり、もっと書けば七福神のアニメ完成まで個人的にはいつか観たいな。って思ったりしています
もしそれが実現したら泣いちゃいそうですけど(笑

でも、この後の展開にも勝手に多大な期待を抱いています。
まだまだ拝んでみたい成長なんかもありますしね。
そんな訳で、まだまだ「SHIROBAKO」に想いを馳せる季節は続きそうです。



*ここから個人的な話

実は2クールのアニメの各話感想を最後まで書き切ったのは前ブログから数えてめちゃめちゃ久しぶりでして
これ観てる人には全く関係ないんですけど最後まで書き切れた事に勝手に感慨深さを感じたりしてます(笑
ここまで一度でも読んでくれた方には本当に感謝・・・ですね
ツイッター等で反応して下さった「SHIROBAKO同志」の皆さまにも本当に本当に感謝しています

でも正直このアニメはアニメらしいけれん味を含みつつ、
現実にも還元出来る要素が多々含まれてましたし
感想を書くのはすっごく楽しかったです
キャラも殆どが大好きですし、
何気に声優チョイスの時揉めた方々や最後の写真撮影が野亀先生のあの担当編集だったりする細かい笑い要素も冴えてたかなあ、と(笑
毎回想いを伝えよう、良さを少しでも表現出来ればと腐心してきたこれら感想が少しでも届いていたら心から嬉しいです
個人的に最高のアニメだと感じれた上にかなり思い出深い作品に相成りました。今後のBD発売も楽しみです!
改めて、ありがとうございました!




最後に、最高のドヤ顔を・・・笑



ヤングジャンプ 2015年17号 感想(ボクガール57話ほか)

2015-03-26 | ヤングジャンプ感想







記事とは関係ないんですがこのところ更新がややスローペース気味で毎日訪問して下さってる方すいません
今センバツがやっててそれを全試合録画してて夜に観たりしてるので(笑
それと、またちょっと精神が乱れて来ているのもあるんですが、
ただ、もう少ししたら復調すると思うので。
まだまだ頑張るつもりです。では以下

表紙は大谷翔平です!











☆ボクガール #57 ボクのお願い

毎回思うんですけど、扉絵のセンス良いですよね
藤原さんのドヤ顔が可愛い(笑 お姫様に迎えに来てもらってドキドキの瑞樹もそれはそれで可愛いなあ・・・(本編ね)
瑞樹自身も藤原さんの為に頑張ってるしさり気に良い関係なんじゃないでしょうか
ある意味藤原さんルートもありだなという事を証明した内容になったのでは
個人的にすっごく面白いですね(笑 最早一週間の支えにすらなっています。


さっそく猛に更なる難儀な状況が降りかかっていますが(笑
友人を手籠めに(?)ってだけでもアレなのに藤原さんのブラフによってまた新たな罪悪感が生まれつつあるようです
猛自身元々素直で性格的にまっすぐな人物なだけにこれもまた受難っちゃあ受難ではありますけど、
一歩間違えればそんな禁断の関係すら耐えられなくなって踏み込んでしまいそうで面白・・・いや、怖いですね(笑
まあ踏み込んだとしても実際は瑞樹と藤原さんは付き合ってない訳だからセーフではあるんですけど
また猛が苦しむ姿が見れそうで、面白・・・いや、怖いですね!うん!

藤原さんに間接的に責められてる流れも笑いましたが(笑
やっぱり猛は猛で瑞樹や藤原さんとは違った意味で「可愛い」キャラですね
これも最初の竹を割ったようなさっぱりした性格を前面に押し出していたからこそそういう風に思えるんでしょうね
その点では敢えて分かりやすいキャラ付けが後々の面白ポイントに繋がっている構成の上手さを感じます
そんな猛も何度も書いてますが、いつかは自分に素直になって本当の想いを吐き出せるといいですね
それがどういう結果になっても・・・ね。


展開的には瑞樹の親父に追求される猛を藤原さんのブラフと瑞樹の兄の説得で乗り切った・・・という感じですね
頑固でわがままな親父に対して妥協の余地を提供してくれた藤原さん、後押ししてくれた兄貴、
そして自ら意志表示をちゃんとした瑞樹含めてすっごく良い着地だったと思います
周りの尽力によるラッキーな解決ではなく
最後は自分の力で、自分の言葉で「離れたくない・・・!」としっかりと親父に瑞樹が告げる、、、という流れが良かった
あとさり気なく出て来た瑞樹の兄がちゃんと作劇に役立ってる抜け目の無さを含めて秀逸な回でした
これからは猛の恋(?)を応援してくれるキャラクターがいる、、、と思うと
なんだかワクワクしますなあ(笑
思わず図星を突かれて赤面しちゃった猛もまたカワイイ 笑
猛はどうするんだろう、
そして今回ので確実に縮まったであろう藤原さんと瑞樹の仲の進捗を含めて今後の展開がすっごく楽しみです
正直まだまだ藤原さん猛のこと想ってる中でどういう風に距離を縮めて来るんだろう、と思ってましたが疑似恋人からでしたか
これは上手い仕掛けだと思います 段階を踏んで、積み重ねてどんどん仲良くなっていって欲しいですね!藤原さんも大好きですから!

しかし親父の妄想の中で女子の制服を着ている瑞樹すっごく良かったなあ・・・
ああいう上と下が繋がってる制服自分大好きなんですよね
瑞樹が「可愛い女の子」になっちゃってるのが堪らないというか、グッと来るものがあるなあ、と
今回の引きからするとその日が来るのももしかして遠くはない感じっぽくて益々ワクワクしてしまいます
徐々に徐々に「女の子化」してくのが非常にたまらない(笑
涙目の瑞樹は相変わらずめちゃカワで、
そうか、今は「妹」なんだよなあ・・・って考えると余計に可愛すぎて仕方なかったですね(笑)。
藤原さんに名前で呼ばれた事に関して「ずっと そのままでもいいよ」って紅潮しながら告げる瑞樹も可愛かった
しかし大好きな女の子と都合により一緒に寝れる、ってきっちりラブコメ主人公としての役得もある辺り瑞樹はオイシイですね 笑
羨ましい、とか思いつつそんな瑞樹自身もめっちゃ可愛いって最高だな、と(笑
親父の阿呆な思考回路含めて楽しめた傑作回でしたね。

でも、藤原さんもまた可愛かった!
思わず瑞樹を想って行動しちゃうあたりに藤原さんの「良い人」っぷりがよく出てましたし、
前述のデフォルメ扉絵のドヤ顔から布団の中で恥ずかしそうに紅潮してる顔、
その後の389ページの驚いたデフォルメ顔の可愛さを含めて
藤原さんの良さ&可愛さも堪能出来たのが良かったです
今回はお風呂回にこのお近づき回と藤原さんスキ-としても中々オイシイシリーズでしたね!
布団に入ったばかりの時のちょっと浮足立ってる表情、瑞樹が親父に懇願してる時の表情も(猛含めて)良かったと思います
また少し彼女の中で考えに変化が生まれればいいなあ・・・と思いつつ、それぞれの深い想いがしっかりと伝わって来て良い着地点だったかと
もし本当に女子寮に入っちゃったらどうなるんだろう?って感じますが展開的には色々と拡げられそうで申し分ないですね
色々とニヤニヤの布石もバラ撒けて凄く手ごたえを受けた話数でもありました。
最高です!

あと5巻の感想も書いてるのでそれも宜しければ、是非。



☆思春期サァカス 第39幕 思春期サァカス(終)

本誌では最終回、エピローグはwebで・・・って最後まで本誌で見せろよ!(笑
という訳で絵に描いたようなハッピーエンドでした
でもこの作品はこのくらいベタベタな終わり方のが似合うと思います
気が付けば春成のゲスネタ・下ネタ作品と言う初期の印象から立派に純愛ラブコメに仕上がったかな、と
平良の一言一言でいちいちコロコロと表情を変える真珠がめっちゃ可愛かったです!
いつの間にか女の子らしい表情が光るキャラクターになってましたね。見事。

告白する気じゃないのに、思わず言っちゃうあたりも平良らしくて(笑 いいオチだったと思う
ネタとしても随分面白かったし、最後の最後は下ネタで締める辺りも「らしい」な、と。
個人的に何気に毎週楽しみにしていた連載でした。お疲れ様でした。
可愛い絵柄+下ネタのコンボは好物なのでまた連載お願いします!








◆BUNGO-ブンゴ-

センターカラー。
すっかり野球バカモードに入ってしまった文吾ですが
個人的には以前の何も考えてないひょうひょうとした文吾も好きだったりする
それでもこの紅白試合で文吾がどれだけ通用するのか・・・は興味があります
いっぱいキャラ出してますが「強豪校からの誘い」の件でも明らかなように恐らくは進学先はバラけさせるはず
その時の為にもここで濃ゆいキャラ付けをお願いしたいですね 先々がすごく楽しみです。文吾は地元に残るのかな?

大谷翔平選手のインタビューが載ってましたが、
地元の花巻東の甲子園での活躍を見て、県外の高校の誘いもある中花巻東を選んだそうです
日本文理の飯塚選手もそうでしたし、野球一筋と言いつつ地元への想いもあるものなんですね
ただ、それだけが総てじゃないのも事実なんでシニアの子たちの考え方なんかも是非掘り下げて欲しいです、ね。



◆リクドウ

ワンサイドか?と感じさせつつ、粘るリク!
熱い展開ですねえ
しかも、益々闘志を感じさせる流れにもなっていて・・・
や、闘志っていうよりは「殺意」かもしれませんけど 笑
ゾクゾクしますね。

この試合でリクの“覚醒”が見れるのか、、、注目です。



◆もぐささん

ちぐみさんカニが苦手なのか
ちなみに自分はウニがすっごく苦手です
つまりみんなにとって「美味しい」とされてるものでも普通に苦手な人はいる、って事ですね
自分の母親はうなぎが苦手だったりするしね。百草さんみたいな人が異常なだけであって(笑
ただ「何でも好き」っていうのが嘘偽りない感情ならば全然そのままで良いとは思う
隠れて・こっそりってキーワードに反応しちゃう実は敏感な百草さんが面白かった 笑

勿論、カニをおいしそうに食べる百草さんめちゃカワでした!
けれん味溢れる演出もバッチリ効いててとっても楽しい内容でした。
「収納名人」のところは若妻感あってすこぶるよろしかったです(笑顔)
最後のほのぼのオチを含めて良好な話数でしたね。
ところで自分改めて太眉っ娘大好きなんだなあ・・・ってとみに思いました。












次週は巻頭がモンスガ、巻中カラーがもぐささん、極黒って事で美少女漫画推しで嬉しいです
べしゃり暮らしも再開されましたが、また新連載攻勢も来そうで楽しみですね。
「スウィートツイート」が連載で読みたいです(しつこい)。



【進み続ける限り】SHIROBAKO 第23話「続・ちゃぶだい返し」 感想

2015-03-21 | SHIROBAKO
きみのゆめがかなうのは―








そもそも人は何故その人にとっての「夢」や「希望」、「豊かさ」や「報われる」事に邁進する際に辛さや苦しみを感じるかと言うと
自分が大好きな歌の中にもありますが“きっと自分は大丈夫、絶対に上手く行く”という気持ちと“やっぱりダメだ~”と思う諦めの気持ちが同居しているから
つまりは「期待」と「達観」という二律背反の想いに常に苛まれているからこそどっちに振り切ればいいのか分からなくて苦しむんだと思います
期待さえなければ素直に諦められるし、
達観さえなければ元気に進み続ける事が出来る
でも、人の脳は(人にもよりますが)そんな便利には出来てはいない
その狭まに身を置き続けて来たからこそずかちゃんはあそこまで悩み苦しんだんだろうし
他の4人に比べて結果が出ない中で露骨に後ろめたさ、自身をアニメの声優と定義づけられる事にも抵抗を感じていたんだと思います
ずかちゃんは自信がないように見えてたかもしれませんが先週の深夜の愚痴が表現していたようにきっと「自分だって・・・」という気持ちだってあった(はず)
期待してなければ悲しみなんて生まれませんから
そんなずかちゃんをずっと傍で、それこそ高校の時から彼女の夢に触れて来たみゃーもりだからこそ
堪え切れずに、ずかちゃんに対する想いが溢れてしまって最後にむせび泣いてしまったのだと思います

正直な話、本作でここまでキャラが嗚咽を漏らすかのように泣いたのは初めてだったと思うので観ていて衝撃に近い感情がありましたが
ただそれもここまで、最終話間際まで、執拗に引っ張って来たからこそその演出にも納得というか、自分は
ずかちゃんの失敗も苦しみも葛藤も自虐も、嫉妬という醜い感情まで触れて来てますから
正(まさ)しく完全に、自然にみゃーもりに同調出来た感覚があって
それが素晴らしく感じられたのと
そんなみゃーもりの姿に“嘘くささ”が全く無かった事が今回一番に最高と言いたいポイントだったんじゃないか、と思います。




このラストシーンの間、自分はずっと涙目で観ていて、繰り返し録画分を観ている時でさえ涙目になっちゃってたのが事実ですが
それはご多分にずかちゃん自身は泣いてなくて、むしろようやく手にする事が出来た、
端役とは言えそれでも確かにずかちゃんの“頑張り”が掴んだ“結果”だから
それに安堵するような表情中心だったのが逆に「生っぽくて」良くて
更に泣くのは本人でなくずっと彼女のそばで応援して来た、見守って来たみゃーもりというところが更に生々しくて
まるで一つのドラマを観ているような感覚になってしまって余計に感情移入してしまい泣きそうになってしまったんだと思います
こんな演出は本当に「SHIROBAKO」ならではだな、とそれにもまた衝撃を受けたし感銘も受けてしまいました。

それは今までの、本心から仲間を想って、本心から仲間の成功を喜べるみゃーもりの人間性がきちんと描写されて来ていた事も大きいです
このみんなで支え合って、誰かが辛い時にはみんなで集まって励まし合って、共に歩んで来た間柄だからこそ説得力があるし
それもまた確かな“積み重ね”による賜物なんだと感じてますね。
初期から執拗に上山高校アニメーション同好会の会合の様子を定期的に挟んで来ていたからこそ生まれた感動でもある・・・と思います

要するに、集約が生んだ「泣きそうになってしまった」気持ちであり
一歩一歩、段階を飛ばさず丁寧に描いて来た誠実な作風の集大成とも呼べるような最高のラストシーンだったんじゃないかと
今は、ただ単純に「泣きそうになったよ」と書くだけじゃ説得力がないですから理屈で色々と書いてますけど
リアルタイムで観た時は、そして繰り返し観た時も本当は理屈でない類の純粋な感動がありました
今までのずかちゃんの苦労を知ってたからこそ素直にむせび泣くみゃーもりの姿を観てただただ純粋に心動かされて
他人を想って流す涙はこんなにも美しいんだ―
そんな風にまっさらな感動に滅多に味わう事が出来ない類のカタルシスを受けていました
声優さんの迫真の演技に、
前半がけれん味たっぷりな演出だったからこそ余計にこのラストシーンの「生っぽさ」が対照的に光ってた感覚もあり
本当に「SHIROBAKO」って素敵なアニメだな、(自分にとって)最高のアニメだな。という清々しい充足感を受け取れたのが偽りない気持ち・・・ですね

またみゃーもりがむせび泣く時のカットもすっげえ生々しくて大好きでした
「堪え切れずに泣いちゃった感」が上手い具合に表現されていて
その辺のこだわりもまた感じて欲しい話数であります
それくらいに掛け値なく素晴らしいって思えた
「これが愛だ」って心から思えた
“美しい瞬間を観れて本心から幸せ”だとはっきりと断言出来るくらいには本作でしか味わえないものを見せてもらったな、と感じています

間違いなく断言出来ます。アニメって素晴らしい。アニメって素敵だなって。
誰が何と言おうと、日本のアニメって凄いんだよって
こんな繊細な心情を表現出来るんだよって
今俺はそう大声で言いたい
はっきりと書きたい
全力で叫びたい
別に誰にどう思われようと何一つ構わない
だってそれが今の俺の嘘偽りない感情なんだから。それを形に残したかったのです。そして、これからも言い続けたいのです。
あの時のずかちゃんの表情と、みゃーもりの涙は、ずっとずっと俺の心に残り続けるんだよ・・・ってね。
ただ、それだけ。
それだけです。


「良かったね」なんて言葉は、セリフは一つもなかったけれど
セリフにせずともそんな気持ちを表現出来る技量に感服してしまいました。
その粋な演出にも個人的に大手を振って「大好きです。」と書きたいです。ありがとうございました。




一方で、りーちゃんはりーちゃんで自分の考えた脚本が「一行だけ使われた」そうです
この「一行だけ」ってところもポイント高いですよね(笑
客観的に考えれば「たった一行」であり
あくまで舞茸さんの手柄、
でも、それでも自分の考えたアイディアが三女のアニメに少しでも活きているだけでも嬉しい
普通のアニメならば(あ、こういう言い方はちょっと卑怯ですけども)もっと目に見える成功をさせると思うんですが
このアニメはそうじゃなくて、進み続ける事だったり一歩一歩段階を飛ばさず自分の道を行く事こそが次の成長に繋がっていく
だから、取り敢えずは目の前のちょっとした成果こそが実は重要だし何事も積み重ねだしコツコツとやる事こそ一番の近道・・・って事を説いてるようにも思えます
だからこそ後々の成功が素直に尊く思えるんじゃないかな・・・と思いつつ
りーちゃんも大好きなのでりーちゃんも報われて良かった。っていうか上山高校アニメーション同好会の面々は全員大好きですし
武蔵ニのスタッフも大抵大好きですけどね!

木下監督も頑張ったし、
正直野亀ってどんだけ偉そうな奴なんだ、顔見たいわって内心ずっと思ってたけど(笑
実は過去にアニメスタッフにいいように改変された過去があったからこそ、慎重になり過ぎていただけだったんですね
今思うとキャラデザに関しても過去の古傷が疼いてたんだろうなあ・・・って感じますけど
そんな過去があったからこそ今度は本当に原作標準の自分のアニメが観たかったんでしょうな
ただ、パイプ役があまりに杜撰過ぎただけで(笑
それもまた実際にあったりするんでしょうけどね・・・
でも、そうじゃなくてお互いの意志の確認だったり気持ちを擦り合わせる事が重要なんだって
今の原作付きアニメ全般に対するメッセージのようにも感じられたけれん味溢れる前半部分もまた良かったと思います

ところで、アニメきっかけで原作に新設定や新キャラが生まれる事はあります
本作のスタッフの一部が参加していた自分が大好きなアニメ「妹ちょ。」が正にそうです
両親の細かい設定を訊かれてそれを元に松沢まりさんが新しく考えて、
鳥井の妹である萌亜も元々アニメ化前の原作から出ていたキャラクターではありますが、
実は鳥井の妹を出したい。とスタッフに言われて松沢さん自ら考え出したキャラクターだったそう
つまり、アニメがきっかけで原作に良い影響を与えるっつーのは普通にある話だという事ですね
そういう意味じゃ演出こそけれん味溢れてましたがそういう着地点は結構リアルなお話だったかと思います。


別に、誰も彼もとんでもないハイパーな幸せを得た訳では決してない。
でも、こうやってちょっとずつ進んでる感覚を誰も彼も得ているのがとっても「SHIROBAKO」らしくて素敵な話数だったな、と
有り体に書けば単純に「傑作回」でしたね。本当に本当に素晴らしかったです。スタッフ陣に感謝。あとこの感想をここまで読んでくれた方にも感謝。
あと、「えくそだすっ」の感想も書いてるので良かったら是非!














ずかちゃんの演じた三女のセリフ、
「ありがとね、アリア 私を助けてくれて」
「今私、少しだけ夢に近づきました」
ってセリフがまんまずかちゃん自身の心境に思えて不意に泣きそうになったりもしました
それも先週があったからこそなんでしょうね・・・
本作はお仕事アニメであると同時に、上山高校アニメーション同好会の物語でもあったんでしょうね。
それを強く実感出来たのもまたここまでずっとこの作品に感情移入して来た身としてとっても嬉しかった。
紛う事なき最高のアニメです。その感覚だけは、今もこれからも絶対に譲りはしない。



この会話の果てに光が差し込んで来るのも王道でいい演出ですよね。



ボクガール 5巻/杉戸アキラ

2015-03-20 | 単行本感想







帯が志村貴子さんでビックリ。
そういえばふみふみこさんもツイッターで瑞樹のイラストあげてたよなあ・・・ってなんとなく思い出した。










山田の過去のエピソードは色々と象徴的で
多少振り切れた形で描いてはいますけど、あれは暗に「周りと同じでなければ」と意識過剰になってしまう風潮へのアンチテーゼ・・・だと
個人的には感じ取りました 「自分が何を好きなのか」「何をやりたいのか」の前に
「周りからどう見えるか」「嫌われたりしないだろうか」「みんなの枠に収まらなければ」とか
自身の率直な気持ちとは全く無関係なところから生まれた感情を優先してしまう感じ
正直自分自身そういう感情に押しつぶされそうになる時もありますよ
でも、それに対する大川さんのセリフ―

「気にする方がバカですわ」
ってセリフとか、山田の親父のセリフとかがそういうビクビクしてたり周りとの調和を意識している「下らなさ」を真っすぐに否定してくれていて
なんだか救われた気持ちになったのも個人的にはまた事実です・・・と言っても単純に笑えるエピソードでもあったんですが(笑

ただ、この漫画にはそういう自身の感情を自身の持たずにいた感情によって不意にする必要なんてない
「お前がそう感じるんなら、それが好きなら真っ直ぐにそれを信じていろ。」っていうテーマが付随している気がして
それは藤原さんが瑞樹のちょっとファンシーなハンカチを見ても何も思わずに彼(当時)を助けたエピソードでもですね
「別におかしい事じゃないよ?」って瑞樹に告げてくれているようで、瑞樹の個性を認めてくれているようで
それが素敵だなあ・・・と個人的にしみじみ思うのです
「みんなと同じ風に~」って思想がまともだとは自分的には全然思わない
それよりも“個性の集合体”である方がよっぽどまともで健全なんじゃないかな、って思います
基本的には瑞樹の天使レベルの可愛さを味わったり思春期のアレコレを楽しむ漫画だとは感じてますが
個人的にはいつかの猛との幼少時のぬいぐるみのエピソード等も手伝って
「ちゃんと自分の好きなこと、やりたいことを貫き通す」というメッセージもあるように感じます
それが今後もちょいちょい出てくればいいな~、とか思いつつラブコメディとしてめちゃくちゃ面白かった巻でもありました。


何が面白いって、猛のいじらしさですよね(笑
本当は瑞樹が男に戻れるのを、藤原さんと付き合うのを願ってるくせに
どうしても瑞樹に対する未練が断ち切れない、あの助平な夢(笑)も手伝って自分のものにしようとしてしまう
そういう中で本当に瑞樹を好きになりたい、一人の女として愛したいという心の底に秘めていた想いが溢れ出しそうになったり
まあ実際モロに出ちゃってた訳ですけど(笑 瑞樹自身も女になった事で猛を意識しちゃっててそんな想いに流されそうになったり、
でもそんな猛自身は難儀な事に建て前と本音の間でしっかりと悩んでたりもする
その塩梅が絶妙で恋愛モノとして真っ当に面白かったですね
猛は生真面目な分色々と葛藤も凄いんだろうなあ・・・って想像しちゃいますけど
そんな簡単に“達観”に向かう事が出来ない「若さ」が実に生々しくて素敵なキャラクターだなあ、と
余談ですがロキのバットで彼が見た夢と夢の中の瑞樹は、、、超可愛くて官能的で実にサイコーでした(笑)

そう、夢の中や妄想の中だったら今はまだまだ「ボクモード」の瑞樹を途端に「女の子」にする事が出来るんですよね
これがもうファン的にはたまらん、っつーか普段が普段だからこそタガが外れた時のギャップの破壊力が凄いっちゅうかね
もうキュンキュンしちゃうレベルですよね
その圧倒的な瑞樹の可愛さは正に火力満点でして
正直まだ女の子モードになるには時間が掛るからこそ
ちょいちょい甘い汁を垂らしてくれる絶妙な手さばきが効いているなあ、と(笑
いつもさり気にあくまで男の子に拘っている描写を要所要所で挿入してるからこそ、それらが活きて来るんだろうなあ・・・とか感じつつ
キャラの苦悩や思春期と同時にそういった最大限のサービスカットも存分に楽しめる仕上がりになっています
特に髪をロングに伸ばしてエロティックな下着を身に付け、扇情的に猛を見つめる瑞樹の官能的な可愛さは必見ですよ!
ああもう、自分瑞樹ってキャラが心の底から、抱きしめたいくらいに大好きなんだなあ、、、としみじみ感じた巻数でもありました(笑


それは可愛いから、とかそういう理由だけじゃなく
(勿論瑞樹が毎回いちいちめちゃカワで最高に魅力的な主人公兼ヒロインなのは間違いないですが!)
瑞樹がとっても純真で真っ直ぐな「いい子」だから、っていうのも大きいですね
藤原さんの誤解を解く為に不器用に頑張ったり、
山田の辛い気持ちを汲んでくれたり、ちゃんと付き合ってくれたり
例え自分の恋が叶わなくても好きな人を想って彼女が幸せになるために頑張ろう、って思っちゃったり・・・
そんな瑞樹もまたいじらしい可愛さがたくさん感じられるキャラクターだなあと今巻を読んでつくづく感じられました
本当は女の子趣味なのに必死に隠そうとしてたり、「女の子する」のに迷いと欲求が生じちゃってたり、
時には官能的な目配せに反応しちゃったり、彼(彼女)も彼(彼女)で色々と人間くさくて素敵な内面のキャラだなあと思います
それにしても冒頭のお話で藤原さんに信じてもらう為とはいえあんな大胆な発言&行動しちゃうのには度肝抜かれましたね(笑
一歩間違えればただの変態だ!と思いつつ
それでも瑞樹の真剣味を察してちゃんと付き合ってくれた藤原さんもまた天使だと思うのです。

そう、冒頭の藤原さんのリアクション芸の数々もまた面白くて(笑
男にとっての理想のヒロイン像っぽいヒロインですが意外とリアクションも表情も多彩で面白いんですよね
何より、個人的には瑞樹は瑞樹で大好きですが藤原さんも負けないくらい可愛いと思っていて大好きなキャラなんです
わがままボディでありながら大人びた性格で、でもちゃんと他人を理解しようとしてくれる懐の深さがあって
ただ清楚で可愛いってだけじゃない良さがしっかりと表現されているキャラクターです
そんな藤原さんの「恋する乙女っぷり」も素敵だったんですが
猛の無意識判明により間接的に失恋、
瑞樹を「友達」だと認識していて彼の恋心に気付いてないのが玉に瑕ではありますが
今回の結末の出来事をきっかけにしてより近しい仲になっていければいいな・・・って気持ちもあります
前述しましたがそんな藤原さんとの過去エピソードは昔から自分の「見られ方」を過度に気にする節があった瑞樹にとって
正しく「救い」とも呼べるような、さりげないけどジーンと来るお話に仕上がっていてとても良かったです
帯の志村貴子さんの言葉通り、そんな瑞樹がちょっとでも「幸せ」になれればいいなあ、と思いつつ。
色々と密度が濃くて今まで以上に楽しむ事が出来た最新刊でした。
ちょっと官能的な描写や突き抜けたコメディ描写と一緒に、
思春期のわだかまりなんかも十分に楽しめる内容に仕上がってるのでファンは勿論そういうのお好きな方も是非通して読んで欲しいです
特にどんどん「女の子」らしい表情や仕草を見せるようになっている瑞樹の変化っぷりとそれによるめちゃカワっぷりに注目!
最高に面白かった。大好きです。













今まで完璧にネタキャラとしてしか描かれてなかった山田も山田でちゃんとした信念があるんだなあ・・・って感じられたり
藤原さんの良い人っぷりが要所要所で際立っていたり、猛は猛で自分を抑えつつもいじらしい気持ちが光ってたり
そんな瑞樹もまた自分より他人の幸せを先に考える献身的な部分が光ってたり、、、
「ボクガール」の登場人物は多少個性が強いけど(笑
本当はみんないい子なんだな。って思える塩梅こそが何より素敵だと感じた5巻目でした。
キャラのデフォルメだったりコロコロ変わる多彩な表情もいちいち楽しいので細かい部分まで是非読んでもらえたら、と。
これからも応援していきます!




ヤングジャンプ 2015年16号 感想(ボクガール56話ほか)

2015-03-19 | ヤングジャンプ感想







2週間ぶりに大好きな「ボクガール」が帰還!!・・・の代わりに「もぐささん」休載(涙
でもこの2作品の休載が重なってたら、、、と思うと逆にタイミングがズレてて良かった。とも言えるかもしれない。
あと今週はヤンジャンコミックスの発売日。各々の作品の入荷数で露骨に人気が分かってしまう辺りある意味WJ以上にハッキリしてますな。









☆ボクガール #56 ボクのお付き合い!?

と言う訳で本日5巻発売!
勿論購入済みなので後々感想なども書くつもりですけど相変わらず帯コメント作家が豪華で良かったです(笑
さて本編は2週間ぶりの再開・・・なんですが内容はもう忘れられないくらい強烈な引きだったので早く読みたくて仕方がありませんでした

まあ、最初の内は瑞樹のめちゃカワなチャイナ服でごまかせたのかな・・・?って思ったんですけど
そうは問屋が卸さない、猛に制裁が下ってしまう展開になっちゃいますよね(笑
ただでさえ瑞樹の親父は外見と演技で「厳格風」を装っていますから
今どき珍しい頑固親父として逆らえないのも道理かもしれません
ただ、初期から考えると
正しく「主人公の友人」ポジだった猛とそういう関係が疑われている~って展開が面白過ぎ&ニヤニヤしちゃいますね
今は問い詰められてる最中ですけど、これから二人の関係もギクシャクするんじゃないだろうか・・・って思うと余計にね。
猛が問い詰められてる横で顔を赤くしている瑞樹がめっちゃ可愛かった(笑

素直に謝る猛は猛でちょっと可愛くもあったんですけど、
このまま関係も想いも封じられてしまう流れになってしまったら彼はどうなるんだろう
前者はなんとかなるかもしれませんが、後者に関してはきっと誤魔化せなくなるんじゃないかなー・・・と
なんて想像しつつも今まで健康的な言動が目立ってた猛がエロティックな行為に因る叱責を受けてる様はやっぱ可愛かったな、って(笑
猛は猛で男気があって素敵なキャラクターなのでいつか殻を破って本音でぶつかれる時が来ればいいなと思っています
正直今作では最も常識人に近いポジションの猛が皆の前で辱めを受けてる、ってだけでクスクスニヤニヤしてしまった回でした(笑
瑞樹や藤原さんに夢中になっててそこまで意識はしてなかったけど、猛も本当に好きなんだな自分、って。
(勿論彼の男気や逞しさに好意は抱いてましたが)


瑞樹の親父の激昂っぷりも冒頭では「あれ?」と思わせといて後半しっかりと予想通りの好リアクションの連発だったんで良かったです
っていうか最初の「あれ?」って反応もあれはあれで親父の変態性がよく出てて面白かったですね(笑
顔芸上手というか、普段の真面目な顔があるからこそああいう七変化が光ってる印象で。
特にロリ瑞樹がチャイナ服を着ようか着まいか悩んでる時の一連の表情集はすっげえ楽しかった
ちょっと途中ドラクエに出て来る魔王みたいな表情してたけどあいつ(笑
そういう演出含めてコメディ的にも笑えた話数であったかと
それと・・・
ロリ瑞樹の可愛さが天使レベルでヤバかった(笑
この時点では紛う事なき男子なんですよね彼?それにしては可愛さのレヴェルが尋常でないんですが・・・(混乱)
そりゃあ親父も狂ってしまうかもしれん・・・と個人的に妙な同情を抱いてしまいました
反応も素直でかわいいんだよねえ。官能とは別の意味で眼福でした。

でも今の瑞樹は瑞樹でめちゃめちゃ可愛いですよね
扉絵の桃をかじってるカットの時点でヤバかったんですが(笑
酔いから醒めて自分の格好のはしたなさに気付くシーンも相当ヤバかったです。
なんかもう抱きしめたくなるくらいに可愛い
その前に「父さん!?」と普段のイケメン顔のカットがあるお陰で余計に落差で可愛く感じられる辺りも上手い
その後の猛に思わせぶりなセリフをつぶやくカット(本誌398ページ)もまたかわいい・・・と2週間ぶりとあって瑞樹の可愛さ成分も十二分に補給出来ました
猛もリアクションから察するに本音では瑞樹との仲の進展を望んでるのかもしれないですね。
だからこそ、いつか彼が後ろめたさとか関係なく本音を出せる日がくればいいとは思ってるんだけど
例えどういう結果になったとしても、、、ね。個人的にずっと瑞樹を助けて来た猛ならばその権利はあるはずと思ってるので。


そして、久々の藤原さんも相変わらず可愛かった・・・!
自分藤原さんもめちゃくちゃ大好きなんで藤原さん成分が補給出来る事にも喜んでしまいます
ロングのスカートがまた似合うなあ、、、と思いつつ変わらずのリアクション芸(笑
瑞樹と猛の関係を心配するカット(403ページ)も可愛かったんですが、
何と言っても最後の「宣言」ですよね~
このまま瑞樹と猛が引き離される事を悲しく思った藤原さんが咄嗟に口に出したその場を誤魔化す為の「嘘」ではあるんですけど
正直藤原さんがここまで自分の身体を張ってまで行動してくれるとは思わなかったし、良い娘だなあ~、と。
気が付けば藤原さんも藤原さんでただ何かをしてもらう為のヒロインでなく
自分から動いて時に主人公を助けてくれる存在にもなってて
そんなキャラの“成長”も味わえた話数じゃないかと
単純に熱かったですし、
あの「宣言」が瑞樹に二人の関係にどういう影響を及ぼすのかを含めて来週以降がすっごく楽しみです
正直紅潮しながらああいう宣言をしちゃう藤原さんめっちゃ可愛かった・・・!
藤原さんはずっと猛しか眼中にない状態が続くのかと思ってたけど、これで色々なフラグも立った感じで益々面白くなりそうです
先日のお風呂回といいちゃんと藤原さんファンの事も考えてくれてる作劇がとっても良いですね・・・!
という訳で来週の親父のリアクションもまた楽しみです(笑
藤原さんの紅潮フェイスももっと拝みたい!


今週は瑞樹の可愛さや藤原さんの可愛さ&勇気、猛の珍しい姿や親父さんの変態性(笑
などかなり密度の濃い内容で大満足でした
本当にキュンキュン出来るラブコメだと思うので是非もっともっとファンを増やしていって欲しいですね。
今後の三角関係の具合もすっごく楽しみ!!












◆リクドウ

持ち上げといて一気に下げる・・・ワンサイドの可能性も出て来ましたね
何より兵動の“余裕”というか、リクとは違って「楽しんでる」時点で既に負けている気がしなくもない
やはり経験や才能の差は否めないのかも・・・とは思いつつ何とか一矢報いる展開も期待したい
例えワンサイドになったとしてもそれはそれで展開的においしい、とは思いますが。



◆極黒のブリュンヒルデ

寧子のメモ、そしてそれに対するリクションが面白過ぎた(笑
「本当にひどい奴だ・・・」ってあたりが特に。メモのイラストも良い具合にファンシーでかわいいなあ。

でも、何よりも村上の部分の「好き」書きまくりの見開きは正直ヤバかったですね
寧子可愛すぎだろう・・・って素直に思ってしまいました
こういう思春期っぽい手法、大好きですね
もっと他の漫画でも使って欲しいなあ、と感じるくらいには。

そして強烈な引き・・・!
恋愛ゲーム的にも益々目が離せない展開になってて面白い。















なんかほぼボクガ感想になっちゃってて申し訳
来週は表紙が大谷翔平らしいですよ
「べしゃり暮らし」も再開!最終章らしいので期待、ですね。



【Wake Up,Girls!】Wake Up,Best!/V.A. 全曲レビュー

2015-03-18 | Wake Up,Girls!(CD、ライブ)







WUGのベストアルバム「Wake Up,Best!」を購入しました。








内容としてはシングルの楽曲はカップリングを含めて全部収録されてます
加えてBDに付随していた楽曲群(タチアガレ!、DATTE、あぁ光塚歌劇団)の3曲に
初収録の「極上スマイル」のワグバージョン、「ワグ・ズーズー」の7人全員バージョンを含めて全13曲
それプラス本編のサウンドトラック丸々に「タチアガレ!」を含むPV集、更に吉岡さん高木さんMCのお蔵入り映像集まで付いていて
正に総括・・・と言いますか多角度的に「WUG!」の魅力を味わえる一枚に仕上がっていると思います
所謂ワグナーと呼ばれる方が必須なのは勿論ご新規さんやアニメ観たけど楽曲は未購入という方にも是非、、、と言ったところですね
本編で使用された楽曲が細かい部分のを含め全網羅されてるのできっと楽しめるベストアルバムになっていると思います
最近はファンクラブ作ったり会場のキャパも上がりつつある中で追い風となるようなベスト盤じゃないでしょうか
ライブに向けて楽曲を身体に馴染ませるのにも良いと思うのでその意味でもマストバイな本作

ただまあ、地道な活動が実を結んで1年前とは状況が変わって来ている中でのベストって事で中々感慨深くもあります
これがもし逆の状態で何も決まってない中だったら、、、と思うとポジティブな意味で出せるベストってなんて良いものなんだろう。って思ったりもしますが
よしんば今とは違くても普通に購入したと思います
何故ならアイドルソングとしてクオリティの高い楽曲が単純に詰まっているアルバムでもあるからです
それに加えて個性的なアプローチやオマージュなんかもふんだんに入ってたりする塩梅もまた最高で(笑
その“枠に収まらない感じ”が実にWUGらしい内容のアルバムに仕上がってるかと
普通に名曲が多い作品でもあるのでその意味でも是非ってところですね。
以下ボーカルトラックを全曲レビュー。












1.シャツとブラウス/I-1 club

違うことをみとめあえる
やさしさが愛にかわっていく



いきなり良曲来ましたね(笑
メロディもいい曲なんですけど、決定的なのは上記の歌詞ですよね
楽曲自体は某国民的アイドルグループを意識した正統派のアイドルソングなんですが
そういう中でこういうメッセージ性をさらっと織り込んで来るセンスが個人的に好きな一曲
今ってパーソナルスペースが狭くなってるというか、ちょっとでも違うと「出てけ。」って心境になりがちな気が色々見ていてするので
「そうじゃないんだよ」と語りかけてくれるようなこういう曲が自分的には貴重だったりもするのです。
非常に完成された楽曲ですね。



2.リトル・チャレンジャー/I-1 club

好きだよ
好きなんだ
好きって言える自分が好き
好きだよ
好きなんだ
そう言うために僕はここにいる



正直な話、何かを好きになったり支持するのですら他意を勘繰られる嫌な時代になってしまいました
それは自分が変な意味合いで敏感すぎる所為かもしれませんが、個人的にはそう感じながら生きています
そんな中でここまでピュアに、ストレートに自分の「好き」を貫く事に邁進している楽曲があれば感情移入せざるを得ない
スケールのでっかいメロディ、意志のこもった歌声もお気に入りのアイワンを代表する名曲だと思います
一時期この曲の上記の歌詞にちょっと救われてました。今も、かもしれない。
いつでもどこでも他意なく純粋に何かを愛する自分でいたいものです。
誰が何と言おうと、ね。



3.タチアガレ!/Wake Up,Girls!

これはシリーズを代表する名曲ですね~
シリーズっつっても(今現在は)最初の劇場版とTVシリーズしかないですけどね。
イントロの時点で高まるテンション、思わず踊りだしたくなるビート、そして感情移入せざるを得ない歌詞・・・
それは作品の背景である震災云々を飛び越えて誰の胸にもあるであろう傷や痛みを意識させるものでもあると思います
そこから再び立ち上がる為の歌、もう二度と負けない、躊躇わないという根性を沸き上がらせる為の歌になってて本当に素敵な一曲
シリアスな雰囲気からサビで一気にポップに花開く構成やCメロの歌と歌詞が個人的にすっごくお気に入りです。
あとこの曲のダンスがめっちゃ統一感あって大好きなので是非劇場版かPV観て下さい(笑)。


嗤われてもいい
負けはしない


正に(色々な意味で)本作を象徴する名フレーズですね。大好き。



4.7 Girls War/Wake Up,Girls!

TV版のOPですね
さり気に歌詞やボーカル構成がキャラ紹介にもなっていて聴いていて楽しい一曲
チェンジングとチャレンジングという発音が近い英単語を組み合わせて使っているサビのフレーズセンスや
「それは楽じゃない」「それは地味な道だけど」とさりげなく近道はない、真面目にコツコツやれよ。ってメッセージ性が効いてたりするのも流石ですね
恐らくインパクトという点では「タチアガレ!」に劣る曲ではあるけどその分繰り返し聴いてると段々ハマってくるスルメ的な楽曲であるとは思う
ライブでの盛り上がりも凄まじいので是非生で体感して欲しい楽曲でもあります
この曲もまたイントロからテンション上がりますね(笑
「少女は今目覚める」ってフレーズが好き。



5.太陽曰く燃えよカオス/岡本未夕

まあ、ニャル子さんのカバーですね(笑
2話で未夕が歌ってたやつ。高木さん役得だなあ・・・とか思いつつ
ワグのベストにこの曲が入ってる事自体がよっぽどカオスだよ!って聴いてて感じました
でも何気に未夕の一人語りがちょくちょく入ってたり本編を想起させる出来栄えになってるのは実にイイですね。
みゅー可愛いよみゅー。



6.言の葉 青葉/Wake Up,Girls!

こういう合唱風のアプローチも某国民的アイドルグループからのインスピレーションなのかなあ・・・って思ったりもするけど
実は意外とライブに映える、印象に残ったりする類のナンバーでもあります
というかライブで聴いてすっごく好きになれた一曲


がんばってねと
かんたんに言えないよ

言葉にはできない
ただずっと 一緒にいよう



普通に良い曲なんですが、
普通に良い曲、以上の印象を与えてるのが上記の2フレーズだと思います。
深い重い気持ちがこもってる上に美しいユニゾンもまた聴きどころな楽曲ですね。
一度枯れても、また再び咲く瞬間は訪れる。そういう曲です。



7.16歳のアガペー/Wake Up,Girls!

この中じゃ割と王道のアイドルソング・・・
っていうか極端にこういう恋うたが少ないのは作品の背景上仕方ないのだろうか
(どうしても再生、復活がテーマになる事が多い)、
だから逆にこんなにもストレートな片思いの歌がより映えて聴こえる部分はあるかもしれない
初々しい思春期の恋模様が甘酸っぱく聴こえるとてもアイドルソングらしいアイドルソング。
さわやかで好きです。



8.ジェラ/I-1 club

こっちは逆にアダルティックな恋模様・・・と言っても別に官能要素はないんだけど(笑
アイワンの大人っぽさ、ワグちゃんより成熟してるんだなあ~って感じが良く出ている一曲
ジェラジェラ繰り返す部分が特徴的なんですが生で聴いたらダンスもボーカルも上手い具合にキマってて感心した覚えがあります。
その意味で思い出の曲でもありますね。



9.DATTE/小早川ティナ

まさかの演歌(笑
しかもめちゃくちゃ作り込んであっていきなり雰囲気ガラッと変わりますね
なんか普通に演歌チャートに入り込んでてもOKな一曲
いつか生で聴いてみたいです。お願い。



10.あぁ光塚歌劇団

かと思えば、次はミュージカルソング!
一体このアルバムどうなってるの(笑 と思っちゃうくらいの七変化っぷり
だけど、これまたいちいちクオリティが高いというか本当に実際に使用されててもおかしくない感じで・・・
とっても器用な作家陣です 流れるようなメロディラインと「っぽさ」が素敵な曲です。



11.極上スマイル/Wake Up,Girls!
12.極上スマイル/I-1 club


これはTVで初めて聴いた時から大好きな曲ですね
この曲の何がいいかって基本的に明るく素直に~が多いアイドルソングの中で
露骨にしんどい季節を~と「しんどさ」「疲れ」を強調している点が個人的にツボでした
WUGの、「タチアガレ!」もそうですけど、元は擦り切れてボロボロなんだけどね。って言わんばかりの
歌詞の方向性が自分的に大のお気に入りでしてそれも相俟って聴いてて感情移入しちゃうんだと思います
自分なんかは(自業自得も含め)しんどい季節の連発ですけど(笑
でも、だからこそこの曲の歌詞がすっごく沁みる。
新劇場版作ってそこからまた更に何かあるとしてもこの曲のような方向性の歌詞も保っていて欲しいですね。

シングルでアイワンのバージョンをずっと聴いてた時は「ワグちゃんのも聴きたい」って思ってたんですが
こうやって聴き比べてみると案外アイワンはアイワンですっごく良い味出してるな・・・って
しみじみ感じちゃったのが個人的に面白かったです(笑
ちなみに「なんだか違うー!!」は入ってないので注意 それは是非ライブに参加してコールしてね!って事で。

ちなみに曲のモデルは某LOVEマシーンですよね、きっと。オマージュ要素も楽しい一曲。リスペクトを感じます。
この曲もまた本作を象徴/代表する名曲だと思う。



13.ワグ・ズーズー/Wake Up,Girlzoo!

キャラソンには個人個人のバージョンが入ってますがこれは全員参加バージョンです
でもなんか

あれもそれもこれもどれも想い出になる


って歌詞が何気に最後にバッチリはまってるような気が聴いててふとしたのが凄く良かったですね
ベスト盤の最後に入れるにはさり気に相応しい楽曲に仕上がってると思います。
だから是非、通して聴いて欲しいな。って事で。

















サントラは全体的にクオリティが高く、
本編の楽曲をBGM用にアレンジしたのもあったりしていい具合に聴けると思います
生音の躍動感が全体的に気持ち良かった印象で色々と本編も想起出来るんじゃないかと
PV集も全部出来は相当良いと感じてるので是非隅々まで味わい尽くしてやって下さい。

ちなみに初回盤と通常版でジャケットが違うんですが、
実は初回版の歌詞カードの表紙イラストがそのまま通常版のジャケットだったりします
だから複数買う必要とかなくただ単純に初回版を買えばいいだけ・・・なのも良心的と言えます
音だけで良い、という方は通常版で。

ワグちゃんを巡る状況もゆるやかに、でも確かに上昇傾向にあるのでこの調子でコツコツ頑張っていって欲しいものです。
新劇場版が作れるくらい、そしてファンクラブが作れるくらいにゼロから這い上がって来た彼女たちの「軌跡」が詰まっている一枚ですね。
繰り返しますがどの楽曲もクオリティが高く、かつ特色ある曲もありつつ、遊びも随所に見られる(笑
良い具合のベストアルバムになっているな、と素直に感じました。
イノセンスとペインを両方味わってくれれば、これ幸いです。




【僕が捨てたのは】SHIROBAKO 第22話「ノアは下着です。」 感想

2015-03-13 | SHIROBAKO
こういう「何とも言えない」感じのカット描くの上手いですよね。りーちゃんの発言にハッとするシーン。








個人的に、ですが「SHIROBAKO」には“手前の道は手前で切り拓け”というテーマがあるなあ・・・とずっと感じています
待つのも自由だし、足踏みするのも自由なら他人の助けをあてにするのもまた自由
だけど、一番肝心な部分は自分自身の手で切り拓かなければいけない
道は誰かに選んでもらうものじゃなく、手前の手で足で選ぶもの
それを“自立”って呼ぶのだと思います
紆余曲折ありつつも、「待つ」のではなく自分から「成長」に向かって歩き出した絵麻の“選択”が眩しかった傑作回でしたが
その前の絵麻の心情もまた理解出来ると言えば理解は出来るものだったかなあ、と。

りーちゃんが一番恐れているのはチャンスがなくなること、自分がアニメに関われなくなる事、そして脚本家になれない事
だからある意味りーちゃんもりーちゃんで心に不安を抱えながら頑張っているキャラクターだと思います
今でこそずかちゃんが遅れてる現状ですが、振り返れば最も出遅れてたのは彼女な訳ですから
その分コンプレックスも実は人一倍強く生き急いでいる部分もあるんじゃないかと
だからこそ応援したくなるわけなんですけどね。

一方で絵麻が恐れていたのはここで失敗して立場が危うくなる事、「信頼」を失くす事、会社に迷惑を掛ける事・・・と
ある種りーちゃんとは対照的っちゃあ対照的であります それ即ち“現状を貫きたい”という守りの姿勢でもあったと感じます
チャンスが来ない事を何よりも怖がるりーちゃんと、今の信頼を守る事に必死だった絵麻
でもふと考えるとそれってある種の“楽”でもあるんですよね
責任が段違いですから
絵麻は選んでいるようでその実何も選んではいなかったんだと思います
一言で「逃げの姿勢」と言いますか、どっちかって言えば傷付かない為の言い訳をする事に終始していたように思える。

ただ、何かを“選ぶ”って事はそれほど大変で、エネルギーが必要で、責任も伴いますから躊躇う気持ちも個人的には分かるつもりです
決して生半可な根性ではやり過ごせない事を彼女自身もヒシヒシ感じていたとは思います
だから、絵麻の気持ちだって理解出来ちゃうんですよね
理解は出来るけど、やっぱり“楽”とか“安定”を選ぶと一見メリットがあるようで実はそれはその場限りであって後々を含むとデメリットのが多いんですよね
いつまで経っても平々凡々だと扱いだったり周りの目も変わって来るし、進歩が足りないと判断され・・・ってなんだか泣けて来た

・・・いや、まあ、そんな事はいいんです!
でも、ここが分岐点で絵麻にとっては「選択すべきポイント」だったのは間違いないと思います
思い切って挑戦して、死に物狂いで頑張って気が付けば後ろに出来ていた道を振り返って笑顔になれるか
その場限りの“楽”や“安定”を「なんとなく」受け入れて何一つ進歩のない道を歩むのか、、、
いやあ、本当に考えさせられるというか沁みるアニメですね。本当に・・・。
絵麻は周りに感化されたようで、
でも最終的に“選んだ”のは誰でもない絵麻自身です。
このアニメのそういう部分が個人的に胸に来る、素晴らしいなあ。と思える感覚があって
それは数話前の井口さんよろしく“自力で”成長に邁進していく姿勢がいいんでしょうね
それで報われるんなら、それが一番良い。
「誰かに用意してもらう幸せ」なんて、そんなものは有り得ないですから。実に真っ当な作劇だと思います。



りーちゃんが今、ここまで頑張れてるのもきっと同好会メンバーの中で彼女が一番出遅れていた
自分の力で歩けない期間が長かったからこそ、どうしても追い付きたい、自分だって頑張りたいって気持ちがあるんじゃないか、と思います
そして夢が叶わない事に関して過剰なまでに恐れを抱いている節も伝わって来ます
ある種コンプレックスを力に変えている好例でもありますね
誰もがりーちゃんみたいに頑張れる訳じゃないけれど、
時に何かの誰かとの劣等感は逆にパワーになってくれる~ということ
それをパワーに変えられるかは本人の努力次第かつ意識次第なんでしょうけれどね。
正直りーちゃんはりーちゃんで背負い込んでるというか他のキャラとはまた違った意味で必死さを感じるキャラなので
個人的にいち早く夢を掴めるように応援してますし、その瞬間が来たらいちファンとして嬉しいだろうなあ、と。
それくらいバックボーンが何気にはっきりとしているキャラクターだと思います。





↑この無表情のカットがちょい長めに続くシーンは不謹慎ながらちょっと笑ってしまった(笑 ずかちゃん・・・。

だけど、そうやって「いつでも意欲的」だとか「常に頑張ってます。」みたいなテンションを維持し続けるのも正直大変な事です
前にも書きましたが自分では精一杯頑張ってる“つもり”でもそれが報われなかったり届かない事なんて茶飯事であります
そういう時に「めげずに頑張れ」なんて果たして声を掛ける事が出来るでしょうか?
自分は出来ません。
自分よりも恵まれてるくせに愚痴愚痴言ったりする人に「代わって」と
頑張っても何一つ変わらない現状に疲れてあんまり身体によろしくない飲食をする事だってあります
でも「何であいつと自分でこんなに差があるんだろう」って考える時間こそ一番無駄だったりはします。します、けど・・・。

それでも、こんな風につまんなそうに落ち込んだり報われない事に嘆いたり、
時には無意味な涙を流したり、多少自棄になることもきっと“必要”だと個人的には思いたいです
落ち込みたい時は勝手に落ち込めば良いし、落ち込んでるのに無理矢理「前向きなフリ」をする事こそ不健康な事だと思う
一見ずかちゃんが物悲しく八つ当たりしているシーンに感じるかもしれませんが、これもまたリアルな姿ですし
あの「なんでだよ・・・」って感情こそ普段自分が最も感じている気持ちだったりもするので。

正直、ここのシーンはめちゃくちゃ感情移入してしまったと同時に
本当に記号でなく人間を描いてるんだなあ、、、という気もして本当に好きです
また深夜、真夜中っていうのがリアル過ぎて堪りませんよね
俺も悔し涙とかを流すのは決まって深夜ですもん。
あの何もかもが白けて映る感覚、他人を異様に羨む不必要な嫉妬、そしてろくでもない現状に対する嘆き・・・は
きっと観てる人の心に「何か」を残したでしょうし、ここまで悔しがって苦しんだからこそ報われた瞬間のカタルシスに期待してあげたい

なんだか他人事に思えないというか、またちょっとずかちゃんを逆に好きになれたエピソードでした
ずかちゃんのキャラクター描写からは「頑張っても頑張っても何も通じない時もある」そんなモデルケースのようにも思えますね
誰もが誰も順調には行かない、誰もが誰もチャンスを活かせる訳じゃないから正しく群像劇たり得てるんでしょうね。
そう考えると他のキャラに比べて少々損な役回りな気がしなくもないけど、
その分ずかちゃんの“想い”はしっかりと伝わってると思います
悲しい時に、落ち込んでる時に想いを共有してくれるようなキャラはキャラで必要、という話ですね
勿論最終的にはそんな苦しい時代を乗り越えてずかちゃんが笑顔になれればいいなあ・・・と願っております。
「諦めないで良かった」って。




人間、「頑張れ頑張れ」では決して進めないように、
胸に去来して過ぎ去らない悲しみや憎しみ、恨みやジェラシーを消化させる時間だって必要ですし
今回のお話ではそれを“酒を飲んで愚痴を言う”という行為で表現されていましたね
一見ネガティブにも思えますが、逆にそれが前に進む原動力になる事だってあります
自分の素直な気持ちを吐き出して、誰かに感情を吐露する事で楽になる、気持ち助かる事だってある
だからここで大切なのは、酒はあくまでそのきっかけでしかなくて、本懐は「話をする」って事にあるんでしょうね
よしんばそういう相手がいなくとも今はネットでブログでもSNSでも掲示板でも想いを吐き出す事は出来る。
悲しみや後ろ向きは不健康と扱われていますが、実はそんな気持ちを溜め込む事こそ不健康なんじゃないかな、とこの話を観ていて思いました
きっと平岡さんも気持ち楽になったんじゃないかなあ、と思いつつ
さり気に真面目に聴いて感情移入もしてくれた高梨も良かったですね(酔っぱらってたのもあるだろうけど 笑)

それぞれの部署で、それぞれの悩みがあって、誰が正しいとか、誰が間違ってるとか
そんな子供のヒーローものみたいに生易しい答えが出るような世界じゃない。
強いて言えば誰も間違ってないし、
誰も絶対的に正しい訳じゃない。
その隙間で生きるのが大人― って事実をまざまざと見せつけられた気もしましたが
そういった描写含めてすっごく“大人アニメ”だなあ、というか、個人的に沁みるなあ・・・と
こういう白黒付かないグレーゾーンが光る作劇こそ何よりも人間くさくて、写実的で素敵だなあって思いますし
色々愚痴吐いて散々嘆いてても、それでもまだ「何か」を本当は諦め切れてない4者4様の人間模様がすごく面白かったです
アニメの登場人物だって事は当然分かってるんですが妙なリアリティがあって正直惹き込まれてしまいましたね
堂本・新川コンビのとかある意味女流脚本家にしか書けないだろ、って生々しさがありました(笑
その一方で平岡さんのとっくに捨てた、っていうセリフにも「ああっ」ってなったりね。

彼が一番多く捨てたのは夢でもプライドでもなく“期待”でしょうね
期待しなければ、最初から諦めてれば、何一つ傷付かずに済む
“楽”な状態のまま居られる
でもその“楽”も悲しい事にその場限りの“楽”だったりするんですよね
結局は平岡さんも選べてるようでその実宙ぶらりんというか、本当は何も選んでないんだと思います
それも(彼の)経験則から言えば気持ちは分かるし、「頑張れ」なんて軽々しくは言えないけれど
それでも「何も選んではいない」という事実だけは絶対に変わらない。
このまま選ばずに終わるのか、
それとも・・・
って感じで彼の顛末に関しても個人的に注目していますし、何らかの形で笑顔になれればいいなあ・・・と。
なんだか彼のグチグチ言いながらも時折本音を覗かせる会話劇に“隠れてた彼らしさ”を垣間見た気がしてそれも良かったです。
本当はすっごく傷付いてたり、未だに心に秘めている夢が残ってたり。期待は捨てても、夢は消えないんだと思いました。













物語も大詰めで引きのアレが最後の試練なんでしょうか
まだまだ壁は高いですけど、でも最終的には誰もが「何か」を掴めるエンディングになればいいですよね
さり気に絵麻の頑張ってた「過程」も見て来たみゃーもりが絵麻が評価された事に笑顔になるカットにジーンと来たり、
絵麻に頼ってた久乃木愛ちゃんが自分から吸収しようと自発的にメモしたりしてたのもまた良かった
元々濃密なアニメですけど、今週も今週でめちゃくちゃ濃密だったなあ、と個人的には。
あと2話、集大成を期待してます。感想も頑張ろう。

あ、それと前の前の記事で「えくそだすっ!」の感想も書いたのでそちらも是非!



みゃーもりは交渉に関しても上手くなっててその辺もまたポイント高いです!



ヤングジャンプ 2015年15号 感想(もぐささん51話ほか)

2015-03-12 | ヤングジャンプ感想







自分が「これはいいな」と思った連載が普通に生き残って普通に各々ポジションを確立していく
最早ちょっとした“ホーム感”すらあるのが心地良いですね。
さり気に救われてる部分もあります。







☆もぐささん 第51話 食べもの風呂と百草さん

こういう胃袋に歯止めが効かない時ってありますよね
ただ、自分の場合は(精神的な)ストレスや孤独感から馬鹿食いしちゃうだけで
百草さんの“純粋な食欲”とはまた違うかな、とは思います けど、感覚は分かるという話で。
ちなみにストレスっつっても多分普通の人ならあんま気にしないであろう事で死ぬほど落ち込んだりするので
自分の場合は大層な苦悩を抱えてるというよりはただただ大げさに感じちゃうだけの未熟者に過ぎません

しかしまあ、いくらフルーツ風呂とは言えそのまんま食っちゃったら百草さんが気にしてる食い意地ド真ん中ですし
衛生的にも良くないし、何よりコンセプトであるフルーツがなくなってしまう、という本末転倒っぷりが(笑
食べたがる百草さんはとっても可愛いんですけどね。

初登場の時は単なるお騒がせ虫的な側面が強かった多部ちゃんが必死にフォローしてるのがなんだかおかしくて、
でもなんかそんな常識人な多部ちゃんは多部ちゃんで案外悪くないなあ、と(笑
幼少時の必死に張り合ってる多部ちゃんや
その後ドン引きする多部ちゃん(笑
など、百草さん含め幼少時代の二人のカット、シーンもまた可愛くて眼福な話数だったなあ、と


ただ、それ以上に眼福だったのは多部ちゃんのもぐパイタッチでした(笑
そりゃあね、まあね、正直自分が前々から感想で綴ってた“百草さん着痩せ説”が奇しくも証明される形にもなってて
その意味でも嬉しかったし、単純に百草さんのおっぱいも嬉しかったんだけど・・・多部ちゃん、代わって
いや、何でもないです。はい。

いや・・・でもねえ、ぶっちゃけ色気に関しては全然期待してなかったんですけど(見くびるとはまた別の意味合い、最初からないでしょうという意味で)
やったらやったらで、これが意外と良いんですよね 普通にニンマリ出来ちゃうといいますか、たまにはいいねえ。っていうか。
百草さんはおいしいおいしいっていつも言いますけど、その実百草さん自身のパイも十分美味しそうでたべご・・・
いや、やめましょうこんな話は(サンボマスター風) 「もぐささん」はあくまで純愛食べものコメディですから!
とはいえ、、、凄く柔らかそうでとっても良かったなあ・・・(満面の笑み)
でもそう思えるのも一重に百草さんが魅力的なキャラクターとして仕上がってるからでしょう
その意味では益々可愛く感じられてるこのタイミングでちょいサービスして来たのはベストと言ってもいいかもしれない
おまけにちぐみ委員長の貧乳を気にするカットまで盛り込んでもう至れり尽くせりですな(笑
多部ちゃんも気にしてたけど、委員長の反応はそれ以上だったのがすげー可愛かった!
ただ、百草さん自身は着痩せ体型に関しては自覚的ではないですけど。
まあ唐揚げ大好きだからかなあ・・・(素人の推測)。

驚いたのは見開きの露天風呂のカットとかも普通に色気を感じられたりして、
普段は隠してるけど実は結構イケる作家さんなのでは、、、とか益々当作品を好きになれた先週と今週でもありました
最後には“風呂上がりの牛乳”という王道中の王道で締めて来たり本当に良い具合の回だったなあ、と思います
珍しくお色気を表現しつつも、最後は温かくほっこりするような流れで終える・・・という
構成もまた好みなお風呂回でありました
今週は小口ではなく百草さんがタイトル通り主人公してましたね(笑
予想通り覗き企みとかはなかったけど、それは全然この漫画らしくないのでそれはそれで正解だと思います
実際にフルーツ風呂とかはあるものなんですが、単にお風呂回にせずこの漫画らしいチョイスをしたアイディア含めて秀逸でした

このまま湯上り百草さんを小口が体感する流れになったりするのか、が気になるところなんですが
次週は休載・・・!(涙目)
今すっごくいいところなんで寂しいんですが、
まあ来週はボクガが帰って来るので、早来週を素直に待つことにします。
にしても本当に百草さん可愛いし隠れセクシーだし多部ちゃんは多部ちゃんで色々可愛かったしコメディとしても楽しかった
とっても面白い話数だったな、と。いよいよ恋愛モードになっていく?新刊の発売が今から楽しみ!



☆思春期サァカス 第37幕 心得違トシット

真珠も翡翠もツンデレモード・・・
なんだけど、翡翠の方はテンプレ過ぎて逆にアリですし
真珠の方はちょっと無理してツンデレしちゃってる感じが可愛かったですね
翡翠が褒められて思わず恥ずかしがって平良を叩きまくるコマは確かに不条理だなあ、と(笑
しかもその後間接的に(ある意味直接的に)けちょんけちょんに言われてるのも含めて彼らしい不遇っぷりが面白かった

ただ、それ以上にオチの勘違いで失恋が最もインパクトありましたかね
真珠自体はどんどん恋心に自覚的になってて可愛いカット連発してんのに
すれ違いよろしくな会話劇によってあらぬ誤解を生んでしまう
不謹慎だけど笑えた 笑
けど、この手の展開にはきっとニヤニヤも待ってるよ!という期待もまだあります
引きとしては最高なので次週のセンターカラーでまた良い感じの展開を読めればいいですね。

しかし、物語的にはクライマックスっぽいのにここでセンターカラー獲得ってどう判断すればいいんだろうか?
まあ個人的にさりげなく毎週楽しんで読ませてもらってるので続く分には嬉しいんですけどね。
真珠も子供っぽいのにドキッとするような乙女の表情見せるようになってイイ感じだし(笑
来週はコミックス1巻が発売、
単行本発売でも終了が近い作品はカラープッシュしないのでよしんば付き合う展開になってもまだまだ続くのかな。
楽しみです。










◆ゴールデンカムイ

遂に本気の殺し合いが始まった・・・!
今作は食事のシーンがやたら人気っぽいですけど
こういう「命のやりとり」も同じくらい刺激的だったりするので
今回も色々な駆け引きを期待してます。杉元が何の躊躇いもなく相手の指を切り落とすとか実にイイです。



◆予告犯-THE COPY CAT-(新)

脳内じゃみんなこういう事考えてますよね
正直憎しみによって生まれるエネルギーも否定出来ない、とは思います
でも実際にやっちゃったら、それはそれで・・・という話ですね
モノに熱湯はね、本気で辛いと思いますよ(笑
まあ因果応報ですが。



◆もののがたり/オニグンソウ

MJからの出張版。
物に宿る魂かあ・・・
俺も結構物は捨てないで取っておく方だからさっさと宿ってくれないかな(笑
紹介版としては分かりやす過ぎるほどに分かりやすくて懇切丁寧な作りで良かったかと。














次週は待望の「ボクガール」が帰ってくるぞー!モンスガ、ブンゴも無かったからちょっと寂しかった・・・けれど
「もぐささん」の最高の内容っぷりでその寂しさを打ち消してくれた感はあります。
リクドウもいよいよ巻頭カラーで試合(死闘)突入してたし来週も実に楽しみ&期待!
そしてボクガともぐささんが揃う早来週にも超期待。



【あるぴんかく語りき】「えくそだすっ!」のOVAを観た!という話~『SHIROBAKO』BDのススメ&感想

2015-03-10 | SHIROBAKO
                             
「SHIROBAKO」BD3巻を購入して、「えくそだすっ!」のアニメを観ました。





個人的に今一番好きなアニメが「SHIROBAKO」で、BDも毎巻楽しみに買ってるんですけど
この間3巻を買ったら付属のOVAで「えくそだすっ!」のアニメが付いてたのでそれの感想を書こうと思います

まずは、めちゃくちゃガチで作られてます(笑
そしてちょっと感動したり観ていて胸が熱くなる仕上がりにもなってると感じました。
正直これを「おまけ」で済ましてしまうのは“勿体ない”という気持ちの方が強いですし
逆に言えば値段にも加算されてるとは言えこれだけ素晴らし過ぎる特典も早々ないなって話なんです
ぶっちゃけて書くと「もう、1クールこれで作ってくれよ!!」と今すぐ懇願したいレベルですね(笑)。
だってさあ、CGの出来むっちゃ良いし作画はゴリゴリ動くし表情もコロコロ変えてくれるし美術も申し分ないし
主題歌もめっちゃノリ良くってハマれる曲だし何よりキャラクターとドラマにグッと来るからさあ(笑
複線とか、きちんと定められた最終目標とか作中作のレベル超えてると個人的には思う
もっとワクワクするアクションとかキャラの絡みを見せてくれ!って気分に自然になっちゃう・・・と思います。少なくとも俺は、ね。
これ普通に作ったら普通にめっちゃ良いモノになるんじゃないか、、、という感覚が胸の中にはあるんですけど
そう思わせられた時点でまんまと目論見通りって事なんでしょうね。
ああでも、トレイシーが武蔵野ドームで歌う場面がどうしても観たい・・・!
げんしけんのくじアンがそのまま1本のアニメシリーズになったようにこれもやって欲しいんですけど。
過程を描くのに執心するこのスタッフなら絶対に大感動出来るものが仕上がって来る、はず。

ただ、仮定の話をしていても何も始まらないので(笑
もうちょっと内容を語らせてもらうと、あるぴんの存在がめっちゃ利いてる脚本になっていると思います。




主人公であるあかね達の所属するアイドルグループ・トレイシーは所謂ジリ貧アイドルで
仕事もどさ回り程度で事務所に力を入れてもらってる訳でもなく、だからファンの人数も少ない
加えて同じマネージャーの他のアイドルのが人気があって半ば放任されてるような状況なんですね
そんな中でも真っ直ぐに、ポジティブ過ぎるほどポジティブにみんなを鼓舞し、励まそうとする良くも悪くも必死なあるぴんの姿が前半大きく描かれます
特に「有名じゃないけど、確かにファンがいるから~」と涙目で語った上記のカットのシーンは観ていて思わず目頭が熱くなりました
そうやって滑稽なくらいに必死で「何か」を信じようとするあるぴんの姿は胸を打ちますし、
みゃーもりがあるぴんの事を「好きですよ」って言ったのも分かる気がするなあ、と
本当は悲しくてやり切れないのに、それでも笑顔であろうとする“健気さ”が際立っているキャラクターなんですね
木下監督のお気に入りキャラっぽかったのもなるほどよく伝わってくるなあ、と(笑 俺も大好きだしね。



↑この恥ずかしながらトレイシーへの想いを語るカット、めっちゃ好き

で、そんなあるぴん含む前半のやりとりがあったからこそ
仕組まれた冤罪に辟易しつつある中で「いつかみんなで武蔵野ドームで歌いたい」と夢を語るシーンが活きてます
そういう状況の中で夢を語る、っていうシチュ自体にもグッと来ますが、
前半で“報われないながらも必死に支え合うシーン”が散々描かれていたからこそ
余計にあかねのセリフに説得力があるというか、嘘くさくない本当の気持ちが如実に伝わって来る手応えがあって
単なるサービスシーンの応酬かと思われた前半のやりとりがスパッと活きて来るこの一連の流れは不意に泣きそうになったほどです
そりゃ好きになるわな、
そりゃ守りたいと思うわなってちゃんと思える。
基本的に冤罪からの大逃亡劇~という設定自体は荒唐無稽でもある本作ですが
本家「SHIROBAKO」でも毎週魅せている“誠実なドラマ”に関しては今作でもきっちり表現されていて
やっぱりこのスタッフが作ったアニメだな!としみじみと感じる事が出来たのがとっても嬉しかったです
あ、勿論サービスシーンの数々はそりゃ普通に眼福で等身低めのキャラデザですがセクシー要素たっぷりでそれはそれで楽しめると思います
ただ、そういうシーンでさえも後々の感情移入のきっかけとしても描けてるセンスが実に最高だと個人的に思いました。

・・・まあ、だからこそ「過程」も含めていつか武蔵野ドームで高らかに歌う彼女達の姿を拝んでみたい気持ちが強くあるんですが(笑
それは堂々巡りになっちゃいますからここからは禁じるとして、要するに見て損のないクオリティのアニメになってますって話ですね。
前述の通り主題歌もめっちゃいいし、それを歌うCGのライブシーンも何度も繰り返し観たくなるくらいキュートでダンスも見応えある仕上がりになってるんですよ
あるぴんの「塩昆布買って来る!」とかあるぴんの年齢とか最後のみんなのすっぴんとかギャグやコメディ描写も笑えるし(笑
冤罪からの逃亡、というテーマの割にはそこまでジメジメもしてなく適度にギャグを挟んでるので観やすくもあります
最後まで健気で、トレイシー3人の、くさい言い方ですが友情だったり絆がしっかりと表現されているOVA
いち「SHIROBAKO」ファン・・・いや、「えくそだすっ!」ファンとしてありがとうございます、と。
本当に何度も繰り返し観たくなるクオリティでした。
ちなみにBD1巻には主題歌CD(OPED)が付いてるのでそっちもまた是非
この主題歌もね、歌詞が結構トガっててね(笑 ただポップなだけじゃない毒が詰まってる秀逸な楽曲に仕上がっております


あと、これを観た後にまた本編を観ても印象が変わる部分は絶対にあると思いますし
武蔵野アニメーションの彼彼女らの想いの数々にもまた輪を掛けて感情移入出来るかなあ、と
その意味でもファンなら一度は触れて欲しい作品ですね
またスタッフのクレジットが武蔵野アニメーションの面子だったりするバージョンも同時収録されていて(笑
本田さん頑張ったんだろうなあ、とか下柳さんスゲえな、とか色々な事を思いながら観れる“付加価値”もあると思う
そういう訳で個人的に多角度からめちゃくちゃ楽しむ事が出来た最高の“特典”でした!ね。





●「SHIROBAKO」BDのススメ&感想

あと余談なんですが「SHIROBAKO」のBDはおまけが盛りだくさんで毎回購入するのがめっちゃ楽しいです
前述のように「えくそだすっ!」の主題歌CDやOVA、本編のサントラなどを筆頭に
関口可奈味さん描き下ろしのデジパックのイラストも毎回「そうそう、ここ、ここ!」っていうシーンを描いてくれてるんでグッと来ますし
表紙と含めてパッケージ2つも描き下ろしっていうのもイイですよね
3話収録なのも嬉しいんですが、
何よりもブックレットの厚さ&中身の濃さが凄い!

毎回40ページのボリュームで声優さんやスタッフへの長文インタビュー掲載、
3巻ではキャラデザのぽんかん⑧さんへのインタビューやラフスケッチ(これがまた嬉しい)、
コミカライズ担当の描き下ろし4コマは普通にクオリティ高かったり(絵麻とねいちゃんが良い味出してる)
細かな用語解説も毎巻ビッシリ綴られてて本編を観るのに役立つ情報ばかりです。
勿論キャラ紹介や本編のカットの数々も掲載されていて申し分ない仕上がり
2巻にはアフレコのレポート漫画だったり、
通常のアニメのブックレットとは一線を画したボリュームと企画の多さが目を引く出来栄えになってます
パラパラとめくるようなものでなく、普通に読み物として使える、正直本編が好きだから買っただけなんですが
ここまでブックレットで楽しめる出し惜しみの無さは想定外だったし流石の一言ですね。これ、ツイッターで一度書いたと思うんですけど
いつかブログできちんと言及したい、と思ってたんですよね。
そんな訳で迷ってる方は是非どうぞ、という感じで(笑
お話だけでなくキャラクターに関しても今一番ハマってるので今後の展開等も楽しみです。
これからも個人的な応援を続けるつもりなのでよろしければ各話感想の方もチェックして頂ければ、と。











個人的にはいつかどこかで大きなイベントやらないかな?って思ってたり
今月で本編が終了しても是非続編も観たいなあ、って思ってます
それと版権イラストもいちいち素晴らしいので他のPA作品みたいにそれをひとまとめにした本も絶対出して欲しいな、と(笑
正直な話、いつか七福神を完成させるところまで絶対観たいのでコツコツ応援を続けて行きたいと思う。