サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

「ストリートファイター」のイングリッドにメロメロな話~再登場希望!!

2017-05-31 | ストリートファイター
                                          
                                          イングリッドさん。












また「ストリートファイター」の話で申し訳ない
キャミイが原点という記事から神月かりんが大好きという記事を経て、
今度はイングリッドにどハマりしてしまいました 完全にカプコンに踊らされてます(しかもリアルタイムじゃないのに笑)

そもそもかりんやイングリッドを知ったのは、「キャミイの人気ってどんなもんなんだろ?」ってふと思って
「ストリートファイター 人気キャラ」とかで検索してたら公式の人気投票の記事を見つけたんです
そこで日本版の1位がかりんで、4位がイングリッドだったんですよ(キャミイは3位)
まずキャミイがちゃんと人気キャラな事に安心しつつ(笑
純粋にかりんって??イングリッド??ってなったので
調べてたら結構前に出て来た単発っちゃあ単発なキャラである事を知ったんです
かりんはともかく、イングリッドは正直以前どこかでちょくちょく見掛けた事があって、
でもその時はマイナーなゲームのキャラだと思ってたんでまさかストリートファイターのキャラだとは思わなかったんですね
そこから「どんなキャラなんだろ?」って思ってZERO3を購入してかりんに触れたらもうどハマりしてしまったんで、
今回のイングリッドに関しても迷いもなくカプジャムとZERO3ダブルアッパーと、
あとPSP自体持ってなかったのでこれをきっかけに購入しちゃいました(!)
わざわざイングリッドに触れる為だけにここまでするとは・・・って感じですが、
お金をかけただけあって想像以上に素晴らしいキャラで本当気分がホクホクしています。




確かに・・・。


最初にまずカプジャムこと「CAPCOM FIGHTING Jam」を購入
イングリッドのデビュー作だけあってセンターに配置、途中乱入で主題歌付き、、、と
相当気合の入った作りになっていて嬉しい限り エンディングの漫画は意味ははっきりとは分からないんですが、
その分深読みさせる要素満載であれはあれで良かったと思います

事前情報でロリBBAだとか死語使いってのは頭に入れてたんですけど、
それを知っていたのにも関わらずあまりの可愛さにやられました
まず勝利後の「無駄じゃっ!」とか「ちとやりすぎたかのお」とか、ポージング含めていちいちグッと来るのがイイですね
極めつけは「ナウなヤングにしちゃ、ふがいないのお」ってセリフがあまりに面白過ぎて、
いちいちそのセリフが出てくることを期待するようにまでなってしまいました
風格と設定の割には、可憐で乙女チックなアクションが兎に角可愛くて
問答無用に夢中になってしまう、
すぐに使いたくなってしまうキャラに仕上がっていると思いました。

ただ、カプジャムの時は動きがやや遅く、癖も強いので初心者向けのキャラではないような気もしました
キャラとして大好きなのでついついセレクトしてしまうんですけど、相性の悪い相手にはとことん苦戦するので
ある意味鍛錬が要求される使い勝手、、、ではあるんですが、ハマればその分強いんで
(現時点で唯一)据え置き機でイングリッドがプレイ出来るゲームなので、
頑張って・・・
せめて、パイロンを安定して倒せるぐらいには使いこなしたいと思う
ただ、今作のパイロンってヴァンパイアハンターの3~4倍強いので(笑)
どんなキャラでも(自分は)超苦戦しちゃうんですけどね・・・もっともっと鍛えなくちゃ。





で、次はいよいよ「ストリートファイター」デビューとなったZERO3ダブルアッパーをプレイ
そしたら、2回目でノーコンティニュークリア出来たくらいに使いやすくなってて驚きました
まず、カプジャムではもっさりしていた動きがカクカクするようになって更に可憐に美しくなったイングリッドが拝めます
おまけに癖らしい癖もなくなって格段に攻撃しやすくなった挙句攻撃力自体もUPしている気がして
割とサクッとノーコンティニュークリアまで行けちゃった事に驚きました
キャミイ、コーディ、かりんはかなり時間を掛けたのに・・・汗
スパコンもちゃんと決まれば最高に格好良いですし、キュートであどけない動きも相変わらず再現、
ストーリー面でもあのリュウさんを諭し、あのローズの上に立ち、更にベガに説教までかます・・・という
怒涛の無双っぷり&優遇っぷりに正直ニヤニヤが止まりませんでした
キャラとして可愛いだけではなく、
立ち位置としても「みんなを見守る神ってる(文字通りの意味)存在」として描かれているので
そういう意味では格好も良く、確かに人気投票で上位に食い込むのも納得のキャラだなあ。。と個人的には感じました
かりんやミカがスト5に出たのに、イングリッドは未出演だったのはまだリアル系の絵柄に落とし込むのは難しいんでしょうね
それとも似合わない、との判断だったのかもしれない。いずれにせよ、本当に良いキャラなので、
またどこかの機会で「新作で」再会したい・・・!と心から思いましたね

イングリッドは基本優しい口調で、でも時に厳しく叱って、それでもなんだかんだで人間を心配してくれている・・・
そういう懐の深さが感じられるところがもう大好きで夢中になっちゃいますね
ルックスだけでも満点なのに、
属性てんこ盛りでヤバいんですけど
一番はそういう偉い立場(?)にも関わらず
ひょうひょうとしていてどこかあどけない立ち振る舞いなのかもしれません
あの可憐なルックスで老人言葉なのも堪らないんですけど・・・特に自分広島岡山山口あたりの方言が大好きなんで。
いちいちときめいてしまいますし、また戦い方も気品があって無駄が動きがなくて自分好みなんですよね
色々な意味で「ギャップ」を極めたキャラだと思いますが、説明は不要なキャラだとも思います
ベガのサイコパワーが実は・・・という、
後から出て来たキャラなのにも関わらず、
物語の根幹に関わる重要人物として登場しているので
ただ美少女キャラを混ぜてみました~という「遊び」で済まされない
そういう良さと意味合いがあるキャラなので、イングリッドファン以外にも、
ストリートファイターシリーズが大好きな方にも是非触れてみて欲しいキャラクターです
それにしても今作は野郎を夢中にさせる女格闘家がいっぱい出てきますね・・・この先ももっと掘り下げたいですね。

















それにしても、
前述の「ナウなヤングにしちゃふがいないのお」って勝利セリフ、
かりんやナッシュとかならともかく、豪鬼や元にまで言い放ってるところに正直笑ってしまった
豪鬼は年齢不詳な感じがするのでまあいいとして、元はナウでもヤングでもないでしょ。。と純粋に思いましたけど、
逆に言えばイングリッドからしてみれば、元ですらはっきり言ってまだまだ「若者」レベルなのかもしれません
お前何歳だよ
・・・高齢の老人である元ですら若者扱いしてしまうイングリッドさん
その神々しさと愛らしさ、そして、わが子を見守るような視線でファイターの末路を見届ける相様、、、を含めて
すっごく魅力的で高い人気を得るのも大納得のキャラだと思いました。タイトル通り、再登場熱望です。

関係ないけど、
PSPでもZERO3めっちゃ面白いですね・・・笑
ややPS2と比べてスパコンが出しにくいのが気になりますけど、
それに目を瞑れば物凄く快適で最高、移動の時間がめちゃめちゃ楽しくなりました。
もっともっと間合いだったり勘を鍛えてどのゲームのどのキャラでも勝てるようなレベルにまで持ってきたいですね。
ま、正直(自分に)期待はしてませんけど笑 でも頑張るのは自由ですから。



次世代の純愛リーダー候補 たらぞお「君とセックスがしたい!」 感想(快楽天2017年7月号)

2017-05-30 | 快楽天(たらぞお)
                                         
                                           真夜中の情事。











「君とセックスがしたい」ってタイトルはめちゃくちゃ直球ですよね・・・
こんなにもどストレートなタイトルでいいのかってくらい(笑)直球過ぎて吹いたんですけど
中身はたらぞおさん印の真っ当なイチャラブものに仕上がっていて大満足でした。

前作の紹介文(ちなみに前作の感想も書いてます。たらぞおさんのカテゴリーから是非)でも思ったんですが
この方は恐らくはイチャラブ専門でそれを極めんとして奮闘している漫画家さんのように感じます
個人的にいつまで経っても田中ユタカ幻想があったりもするんですが、
丸っこい絵柄も加味してそんな幻想に応えてくれそうな新人作家さんだなあ・・・って考えたりもしています。





なんでしょうね、
前作と同じくやってるのはバカップルの日常を描いてるだけなんですけど
妙な迫力があるというか、無視出来ない魅力があるというか・・・
一切の小細工抜きで、
ただただ純粋に愛し合っている二人のイチャラブ模様をじっくりと描く、
そしてそれをお世話になれるレベルまで昇華している、、、という点で抜きん出た実力を持っている作家さんだと思います。

この手の作品で重要なのは、実は意外と男の子「も」可愛いと思えるセンスだったりするんですけど、
その点では直樹は初めての彼女に浮かれまくってる系男子・・・という事で
行動のいちいちが微笑ましいですし、
欲望まみれに見えて実は奥手な直樹を(必死に)リードしようとする志保ちゃんの健気さも素晴らしく可愛いんですよね。
この手の男子は彼女を傷付けまいとして、割と大胆な行動を取れないものなんですけど、だからこそ
恥ずかしさを押し殺しながら懸命にセックスアピールしてくる志保がとっても可愛く思える、、、という。

そう、タイトルの「君とセックスがしたい」っていうのは、
彼女(志保)の気持ちも代弁しているんですよね
つまりはダブルミーニングな訳で、
そういうトコも上手いなあ。って思うし
なんだかんだで似たもの同士だなあ。。って実直に思えて(笑)
ニヤニヤ度の半端ない作品に仕上がっていました。





兎角、ただ二人のセックスを眺めてるだけで「可愛いなあ」「微笑ましいなあ」って思える作品です
必死に誘いつつ、がっつかれるとちょっと困った反応を見せたり戸惑う志保は可愛いし、
イキ顔のエロさと描き込みの量も実に半端ない出来栄えに仕上がってます
大胆に絡み合う中にも、
純真な恥じらいがあり、
尚且つ、
きっちりと美しく蕩ける表情でも魅せる。。とデビュー2作目にして完璧な話運びを見せているな。と思います
パッと見、外見だけで考えれば物凄いやり手というか百戦錬磨っぽい志保が
実は物凄くウブで敏感な反応を見せる、って時点でグッと来ますし、
その割に身体はモノホンの官能を備えてるギャップもまたイイですね

心情の本音の部分は、
敢えてセリフやモノローグにはせずに、
表情と間、演出などで表現している粋な作風もみどころです
全部を説明せずに、読者の感性に委ねて「くれてる」信頼感がまた心地よくて、
そういった手さばきもまた自分好みでホントに素晴らしく思えるんだと感じます。
要所要所で、言葉にはせずとも直樹へのピュアな想いが伝わって来るのが読んでて最高なんですよね。

何より、前作今作と2球続けてど真ん中にストレートを投げ込んできたことを考えると、
この時点で早くも変化球を使わず「純愛」という直球だけで勝負するんだろうな。。って気持ちが伝わって来ましたね
とかいって、次作で変化球が来たら申し訳ないんですけど(笑
とにかく、快楽天という純愛重視ではない雑誌で、
ここまで純愛にこだわった作品作りをしているのはある意味レアリティあります
このスタイルのままどこまで高みに登れるのか、早くも大好きになりつつあるたらぞおさんの次回作にも期待しています。













また「丸っこい絵で尚且つ描き込みが細かい」って時点で絵柄にかなりのオリジナリティがあるというか
パッと見で「ああ、あの人か・・・」ってすぐ思える絵柄にも仕上がってますよね
幾花にいろさんといい、のきんさんといい、牛野缶詰さんといい
結構他誌(主に集英社)に引き抜かれたのに
矢継ぎ早に有望な新人が入って来るのは編集部の企業努力の賜物なのでは?と思います
取り合えず純愛好きで尚且つイチャラブセックスが観たい人はチェックしても損はないんじゃないですかね
そんな風に思います。前作でも思いましたけど、本当読んでて抱きしめたくなるクオリティですね。




潔いやり方で ゆらぎ荘の幽奈さん 第64話「一体何者?幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年26号)

2017-05-29 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                        
                                       マトラかっこういい。









冷静に考えれば、
搦め手を駆使して相手を手籠めにしよう~なんてのは
幽奈さんの言う通り「好かれる訳がない」行為ではあるんですよね
卑怯な手段だったり、小賢しい目配せはいずれどこかで破綻する運命なんです
「本当の幸福」は正々堂々と頑張った者にしかもたらされない・・・と個人的には思っています。

ただ、かるら様の抱えていた狂気にも似た愛と偏執っぷりはそれはそれで魅力的、、、というか、
物語のキャラっぽくてハラハラドキドキする展開ではありました
でもそれを抑えきれない想いの力で崩してしまった、
それがある種幽奈さんの主人公力を物語っており
今回のサブタイが示す通りそれさえも後々の展開に於ける伏線になったりするんでしょうね
きっちりとかるら様に啖呵を切った幽奈さん、、、格好良かったです。





今回行ったかるら様の所業は決して褒められるものではなかったんですけど、
恐らくはゆらぎ荘の面々や様子を見て焦りというか「こういう手段でしか」という気持ちがあったんでしょうね
つまりは、正々堂々勝負する自信や潔さがなかった・・・という話なんです
本当に自分に自信があれば、ああいう手段は取らないし
逆説的に卑怯な手段を使わなれば自分には勝ち目がない~と
自分で自分を値踏みしているような行為になっちゃってたと思うんです
でも、ある意味そんな心情にこそかるら様の良くも悪くも人間くさい・・・っていうか人間じゃないけどね笑
でもなんかそういう要素が色濃く感じられてある種の健気さを感じさせてくれて良かったかと思います

また、かるら様にとっては必要以上にコガラシに責められなかったのも大きいでしょうね
あそこは普通だったら死体蹴りされてもおかしくない場面だったんですけど、
コガラシは「・・・ゴメンな」と優しい言葉で許してくれた
だからこそ、
かるら様も改心してああいう変化を見せてくれたんでしょうね
今度こそ嫌われないように、今度はもっと素直な気持ちで―
そんなかるら様は、以前よりも更に素敵に思えました
やっぱり愛だの恋だのは「抑圧」「征服」が加味されると途端に美しさを失ってしまいますよね
最後のかるら様とコガラシのやりとりを見ていたら、多少不器用でも確実性がなかったとしても、
やはり偏愛以上に純愛の方が遠回りのようで近道なんじゃないかな・・・って思えました
例えそれが届かなかったとしても、
正々堂々と潔く頑張った。という事実は残る
そしてそんな姿こそが一人の女性として最も美しい姿なのではないかと、、、
そんな風に思いました。





ただ、なんでしょう
最後のこの表情を見てたら、
ある意味かるら様に結ばれて欲しいな~って直情的に思ってしまうというか
有り体に感情移入してしまった自分も居ました
また他のヒロイン達とは、
別のベクトルで結ばれて欲しいキャラというか・・・プレゼントを受け取ってもらえて、笑顔を見せてくれた
強引に搦め手で責めるよりも、ずっと近道且つ喜びを得れる手段だったじゃないか、、、と
ある意味ここに辿り着くための遠回りだったような気もしてきました
人間(人間じゃないけど笑)、失敗・間違いこそ真実に辿り着く為の最も良い薬だったりもする
愛する人を想って、純粋に贈り物を贈る・・・ただそれだけの事が、それで笑顔を見せてくれることが、
こんなにも胸を満たしてくれる行為だったなんて、、、それを学べただけでも良かったんじゃないでしょうか
今まで見せたどんな表情よりも素敵に感じられたラストシーンを見てたら、純粋にそう思いました
ただ素直に、「恋する女の子」であるだけでいい。
小細工は必要ない。
そんなパワーと正しさに満ちていた“純”を感じさせる最高のクライマックスでした。かるら様頑張れ!











しかし最近の掲載順めっちゃ良いですね
毎週欠かさずアンケ出してますけど、
今週いくら下から遡っても出てこないんで「あっ、これ相当上に載ってるパターンだ。」って
コンビニで嬉しさを感じてしまいましたね・・・笑
ゆらぎ荘は恋愛にサービスにバトルにドラマに、複合的に楽しめる漫画だと思うんで
これからもジャンプ新時代を担う作品群の一角として奮闘して欲しいですね。心からそう思います。



最近格ゲーばっかやってる話~格闘ゲームは海のようなものである。

2017-05-27 | 格闘ゲーム
                                       
                                     確かにキュンとする(超笑顔)










最近は仕事から家に帰ると、ネットをチェックしつつずっと格ゲーに興じてる日々が続いています
きっかけはその時無性にイライラする事が多くて、ストレス解消の為に元祖持ちキャラのキャミイで
色々なキャラをぶっ飛ばしまくってた事が起因なんですけど
そこからある種極端なまでに格ゲーの腕を磨くことに腐心しちゃっている自分が居て
たまに試合を取りこぼしたりすると「自分が許せない」って気分になって逆にイライラしたり、
「それ本末転倒じゃねーかお前」って自分で思ったりもするんですけど・・・笑

ストⅡスーパーから再燃してそこからアルカナハート、
更にストZERO3の面白さにどっぷり浸かり、今は相変わらずZERO3を何度もやりつつ
カプジャムに手を出したり超久々にヴァンパイアシリーズプレイして懐かしさに涙してたり笑
ある意味久々に小学生の頃の俺が帰って来たようでそれはそれである意味楽しい生活を満喫しています
今はサードストライクやりたいなー。とか、筐体でもかなり久々にファイトしたいなー。とかそんなことを考えています
漫画の「さくらがんばる!」に手を出して感想まで書いちゃったり、他にもメディアミックス作品の購入等検討したり、
再燃ってレベルじゃねえだろ。。っていうくらい時間を費やしていてある意味ヤバいですね・・・笑





ただ、なんでしょう
正直人前に出せるレベルにまで仕上げられてるか、って言えば相当微妙ですね
今のところただガムシャラに手数を増やして攻めているだけですし、
読み合いだとか間を取る事に関して言えばお話にならないくらい稚拙なプレイばっかりしている気がする
それはそれで「自分の才能」、、、というか、「限界」なのかな。。って思いつつ
もっともっと精度を上げたい・・・!って想いから毎日深夜までゲーム機を起動させまくってます

個人的に推しキャラがいっぱいいるので、
「このキャラでも上手くなりたい」「このキャラで安定して勝てるようになりたい。」って思うと
プレイする手が止まらなくて試運転だったり研究に明け暮れる毎日ですね。


現状、
「出したい技がいつでも出せる」ような、
上級者の人とは程遠いスペックでしかないので
やってもやっても全然上手くならない現実に呆れたりもするんです
ただ、冷静に考えると「楽しむ」為にやってるゲームで何考えてるんだ俺。。って気分になる事もあります笑

やっぱり尊敬するのは的確に必殺技を出せて戦術をちゃんと持ってる人ですかね
簡単に格ゲーって言っても、攻め方は本当にバリエーションが多彩で
ある意味詰将棋のような繊細さと奥深さを感じたりもしなくはないです
自分の場合は結構凡ミスだったり見逃しが多くて、
技をしっかりと出せる確率もお話にならないレベルでそれどころか出せない技もめちゃくちゃ多いので劣等感だらけです
一瞬で複雑なコマンドを入力しなきゃいけないので、正直器用さがまるでない自分はお手上げの技も多いんですが
その分手駒をしっかりと把握してせめて冷静に対処出来るようにならなきゃ。。と
変なところで頑張ったりしています(笑

もっともっと色々なキャラを知りたいし、
もっともっと色々な技を出せるようになりたい。
何よりも、もっともっと強くなりたい・・・!と思うと
プレイし続ける手が中々止められないのが現状ですね。




ベガをパーフェクトで倒せた時の感慨深さがヤバかった・・・笑


でもなんでしょうね、
一番は「推しキャラの格好いいとこが観たい。」って気持ちが大きいかもしれませんね
格闘ゲームのいいところって、キャラの優劣が決まってるようで決まってないところだと思うんです
一般的に強キャラ扱いされてるキャラでも下手な人が触ればただの木偶に変化するし、
上手い人が触れば下位ランク扱いされてるキャラでも余裕で勝ち続けたりすることも出来る
そういう・・・
良い意味で曖昧なところが好きなのかな。っていうか、
少年漫画やアクション、RPGとは違って「○○が最強~」って単純に言えない、
ある種「夢がある」とこが今の自分にピッタリとフィットしてくれてるのかな。って思います

そういう意味では野球にも似てますね
今期絶不調のロッテでも、やり方次第でソフバンさんや楽天に勝ったりもする。。
そういうロマン的な要素の強いジャンルなのもやり甲斐に直結していてここまでハマってるんだと思います
そういう意味では時期によってブームの上下はありつつ、衰退まではしないのも納得のジャンルだな~って感じる
取り合えず今はまともに他人と戦えそうなとこまで持っていきたい~のが自分のロマンですかね笑
でも気分にまかせて適当にガシャガシャやるラフな楽しみ方も忘れずにいたいです
ある意味そこが原点でもあるので。。













今鍛えてるのはかりん様、ロレント、元、イングリッド、レイレイ、アナカリスにフェリシアとモリガンとかその辺かな
個人的にロレントを上手く使いこなせたら最強クラスになる気がしてならないんですけど・・・どうですかね笑
夢は筐体で誰かと対戦して勝つことなんですけど、現状そこまで持っていくのは厳しいかな
なんせ技を正確に出すスキルがないですからね
でも正確に出せないなら出せないで、それを活かすやり方もあるような気がする
ただ技を正確に出すこと自体を諦めるのもそれはそれで違う気もするし・・・
やっぱ奥深いですわ。ネットで調べたりもしてるんですが、専門用語が多すぎて「??」ってなったり、
ある意味泳げる場所や泳ぎ方が多すぎて下手すると帰れなくなってしまう海のようなジャンルだと思いました・・・笑
少しでも憧れのプレイヤー達に近づけるように精進していきたいです。



熱源/cinema staff

2017-05-26 | アルバム感想











cinema staff「熱源」を聴いた。











タイトルから想像すると、
物凄く原点回帰的なアルバムに思われそうですが
割とポップな楽曲も多くバランスの取れた秀作・・・といったイメージのアルバムです
時間も40分と短いし疾走感のある楽曲が中心なのでスパッと聴き終える事が出来る作品ですね

前作がポップな作品で、その前の「blue print」は名作然としたアルバムだったんですけど
今回のはポップさはほどほどに、でも名作然としている感じでもなく
わりとアッパーに振り切った印象の快作・・・ってイメージなんですよね
結構練り込まれてる、、、ってよりかは衝動で作った感じ
「blue print」がフルコース的な作品だったとしたら、
今作は即席的に美味しいマックとかファミレスみたいな感じですかね・・・ってこれで伝わるのかは分からないですけど(笑

逆に言えば、素直にロックバンドを楽しんでるな~って感覚が前作前々作以上に伝わって来るんですよね
複雑なアレンジもないし、ライブで再現するのが難しそうな曲もない、バリエーションも統一されてるし
その意味ではシンプルに振り切った作品とも言えるかもしれません
「望郷」「blue print」は傑作だったと思うんですが、
このアルバムはそれらとは別のベクトルで傑作だと思える作品ですね
ロック色は高まってるけど、ポップな曲も多々入っているので初期と中期の総決算的な具合で聴けるかと思います。


中でも、一番好きなのは「返して」って曲ですね
この曲はこのアルバムの中で一番良いのはもちろん、
シネマスタッフのレパートリーの中でもトップクラスに素晴らしい楽曲だと言えます
極端にメロディアスなサビに全体的に流れる張りつめた疾走感、そして、儚さを感じさせる歌詞、、、と
自分の好む要素ばかりで一発で大好きになってしまった、これからのライブでも定番になっていくであろう一曲だと思います。
 抜群に美しいメロディと、燃え尽きるまで走り続ける~といった詞の方向性が良い具合に相乗効果を生んでいて
切なくもなりつつ、熱い気持ちにもなれる、、、という正にロックバンドがやるべき楽曲になってるんですよね
少なくとも、この楽曲に無駄なドヤ顔感や余裕ぶってる感じは一切しないです
ただただ焦燥感に追われつつも、懸命に美しく足掻いていく
そういった・・・
ロックバンドにしか出せない類のカタルシスがたっぷり詰まっているのが何より大好きでお気に入りの楽曲です
全体的に良い曲が並んでますけど、この曲は「良い曲」では済まされない飛び抜けて胸に来る何かが宿っている曲ですね
正直な話、この「返して」という名曲が収録されているだけでも買う価値の高いアルバムだと言えます
最後の最後まで、自分らしく、他人の真似をせず、「気高くじたばたする」
そういう美学がしっかりと詰まっている最新のアンセムだと思います。

その他にも、孤独と共に奮闘する事を歌う「pulse」、
ポップなメロディが心地良い「熱源」、
尖り切ったリフにやられる「エゴ」、
三島くんの趣味としか思えない「el golazo」は最初どうかと思ったけど(笑
だんだんヘビロテしてたら「まあ、いいか・・・。」って許せるようになりました(上から目線乙)
叙情的なバラッド「souvenir」もかなりの名曲ですし、ガムシャラな歌詞が若さを感じさせて素敵な「diggin'」も良い
野球で例えるとシングルヒットが沢山並んでいるようなアルバムですが、それはそれで手堅く聴きやすい、
感情移入もしやすいポップでロックな快作に繰り返しになりますがなってるんじゃないかなあ、と
その中でも満塁ホームラン級の「返して」が収録されてるので、
きっちり軸となる一曲があるのも抜け目がなくて素晴らしいと言えますね











初の野音も決定、
そして近々久々の全国ツアーもスタート、、、という事で、
ちょっとごぶさた気味だったんですが、今年はシネマのライブにも足を運ぼうかと思ってます
「返して」「diggin'」「エゴ」は特に生で聴いてみたい。楽しみ。




神月かりん様の原点!! 中平正彦「さくらがんばる!」 感想

2017-05-25 | ストリートファイター
                                       
                                     かりん様格好良い・・・!









最近神月かりんが好き過ぎて
ずっとストZERO3をプレイしてたんですけど
その内に彼女の原点・・・つまりは「さくらがんばる」を読みたくなって
つい買ってしまいました そう、このキャラは元々カプコン側が生み出したのではなく、
春日野さくらのコミカライズ作品に出て来たオリキャラなんですよね
それを公式が逆輸入してしまった、、、という
あまり類を見ない参戦の仕方をしたキャラクターであります
ドラクエでもクリフトの片思い設定を公式が取り入れたりとそういうのは正直柔軟な考え方で面白いですよね
コミカライズってついつい原作を広める為のただの宣伝になりがちな一面があるんですけど、
公式が唸るほどのキャラを作り上げて公式に新たな血を入れてしまう。。ってのは凄いなあと

実際、ストZERO3を購入して素直にかりん様が好きになって持ちキャラの一人になった経緯があります
なんというか、フェイロンを強化したような性能っていうか・・・元々フェイロン好きだったんですけど
フェイロン以上に火力があって動きも細やかなんですぐに(個人的に)持ちキャラ認定されましたね
そんなかりん様の輝かしい原点がたっぷり詰まっている極上のコミックであります。
ちなみに購入したのは全部詰まっているリミックス版です。






実際、読んでみると、
そりゃ逆輸入するわな。。ってくらいキャラが立っていてインパクトがあって、
何より可憐で素敵なキャラだなー。って思いました(笑
結構さくらが思ってた以上に常識人なんですよ
そのお陰で、
かりん様の非常識っぷりが凄い目立ってるというか。
序盤は正直さくらを食ってるんじゃないか、って感じるくらいのかりん様の魅力が際立っています
後半になるとケンには劣る~という設定のせいでさくらのアシスト役に徹しちゃうんですが、
ぶっちゃけもっともっとさくらとかりん様の戦いやタッグマッチ等を見ていたかったくらいに
二人の絡みや距離感が面白くて、確かにコミカライズの1オリキャラとして終わらせるには惜しい感覚があるんですよね
だから、今となっては「ああ~カプコンの気持ちも分かるなあ。」って感覚になれる、
“原点であり証明”的な一作に仕上がっているかと思います

ある意味ストZERO3にも通じるというか、
ダンとブランカの下りとか
ケンとかりんの下りとか
これを読んでいなければ正確にニュアンスを把握出来ないなあ~って部分もあったりして
そういう意味ではただのいちコミカライズ作品ではなく、原作に影響を与えるほどの「1つの傑作」として、
そんな風に扱われるべき一作と言えるでしょうね これの前後にもストリートファイター絡みの作品を描いているので
シャープな絵柄でありながら少年漫画的な熱さに満ちている作風も相俟って中平さんの作品を集めたくなりました

かりん様は、
お嬢様キャラにありがちな
家の財力等「元々あるもの」で力を示さず、
武術にしろ経済にしろ「手前の力」で勝利を掴んでいるところが本当に大好きです
ストイックに自分を追い込んで、貪欲に修行を積んで、お金に関しても最終的には自分の手腕だけで稼ぐようになる
恵まれた環境を逆手にとって自身を極限まで追い込み、「元々あるもの」に頼らないで結果的に美しく在る
そんな姿は尊敬に値しますし、素直に憧憬の気持ちを抱けるキャラクターだと思います
それでも辛そうな顔をせず、常にドヤっている姿も気高くて大好きですね
こんな勢いで好きになったキャラも久々なんでやや興奮気味ですが(笑
かりん様の原点を確かめたい、、、って目的に買うなら
ほぼほぼ期待に応えてくれる一作かと






ただ、かりん様抜きにしてもいい出来だと思う
ブランカやバイソンなど例外はあるんですが(笑
それらに目を瞑るなら、基本どのキャラもちゃんと「強いキャラ」として描いてくれていて
例えば(作中で)春麗が負けるんですが、負けるのにもいちいち仕方ない理由をつけてたり、
ザンギエフに勝利する際にも負けてもなお誇りを失わない姿を描いて持ち上げてたり、
やっぱり格闘ゲームって各々の持ちキャラに思い出があるわけで
それを極力壊さない作りになってるんですよね
噛ませ的に描かれているダンだって、
最後にはサガットとの対決という見せ場を用意して終わってるし
ケンとさくらの戦いでも、勝敗を付けつつ勝った方もまた手負いを食らっている。。という
極力読み手それぞれの持ちキャラをあまり下げない描写に仕上げている「愛のある配慮」がすげえ素敵な一冊でした

格闘ゲームのメディアミックスは「そこ」が一番難しいと思うんです
アクションやRPGなら、例えばムドーがデュランやアクバーよりも弱いってはっきり分かってるんですが
格闘ゲームの強い弱いなんて結局そのプレイヤーの腕次第ですから明確な線引きはあるようでないんですよ
だからこそ、ブランカやバイソンのような例外はあれど(笑)基本どのキャラも強く気高く描く・・・という
“粋さ”が存分に光っているのが最も読んでいて感動したコミカライズではありました
はっきりいって夢中になって「早く次!早く次!!」という感じで読んだんで
ストリートファイターシリーズ好きなら裏切らない出来だと思います
元々かりん様目当てで購入した漫画ですが、
他のコミカライズも正直読んでみたくなりましたね。
取り合えずキャミイ外伝が目下一番気になるかな(笑)スト2での持ちキャラは子供の時からずっとキャミイだしね。





しかし元の話も、
ザンギエフの話も本当に良いオチだったな
さくらの成長物語・・・ってよりは、
ストリートファイターのキャラをめいっぱい持ち上げて終わっている漫画なので
さくら目当てだけじゃなくかりん目当てだけでもなく、「ジャンル自体のファン」にも楽しんで貰える作品かと

あとかりん様が主役のお話も2本ほど存在しています
個人的にはかりん様とさくらの日常的な絡みも読んでみたいな。。と思いつつ、
今度はカプジャム購入してまたかりん様の強さを堪能している今日この頃です。

ちなみに、公式の人気投票ではかりん様見事日本一に輝きましたね・・・笑
神月家、恐るべし、ですね。



鳥のエサは要らない 二階堂幸「ヒメの惰飯」 2巻

2017-05-23 | 単行本感想
                                            
                                      意識低くてもいいじゃない(真顔)。











この漫画本当面白いですね~
読みやすい、絵がきれい、なのは当然
自分の好きな「毒のあるネタ」や「哀愁ネタ」が要所要所で盛り込まれてるので、
正直かなりニヤニヤしながら読み終えてしまいました
もう「わかる、わかる」のオンパレードで
一応アラサー女子のズボラ生活を面白可笑しく描いた漫画なんですが、
もう男女関係なく共感出来るポイントだらけで終始頷きながら読める良作に仕上がっています
疲れるばかりの仕事、パッとしないアラサー生活、そして、超ジャンクな食生活・・・と
自分にとってはまさに最高のバックボーンだらけで手放しで絶賛せざるを得ない出来栄えであります。





この「ワンパンで折れそうな足」って表現が実に秀逸ですね
正直初見の時はかなり笑ってしまったんですけど、その他にもヘルシー志向の方々の食事を
「鳥のエサかよ」とあっさり切り捨ててマヨカップ麺食べて絶頂顔するシーンがあったりと
方々で意識高い系のライフスタイルを送っている方々を皮肉る描写があったりして
でも、正直「だよねえ。」って、同調してしまうのが正直な所なんですよ
「彼彼女ら」には「彼彼女ら」のこだわりとプライオリティがあり、
「ヒメたち」には「ヒメたち」のこだわりとプライオリティがある・・・
ただそれだけの話なんだと思います
例えば、
どこが都会だとかどこが田舎だという話ですら、突き詰めてしまえば正直どうでもいい話なんですよ
人間なんだかんだでどこにでも順応するし、それなりにそれなりの生活を送れる知恵と環境が「今は」ある
だからまあ・・・どっちが上だとか、どっちが下かだとか、そんな事も結局は関係なくて
「ただ素直に生きること」それが最終的には一番重要な事なんですよね。



すげー分かる・・・。(笑)


ヒメは、
今どき珍しいくらいに「素直な」キャラです
「何となくいいね」とか「そういうのも悪くないね」とか、決して言わないんです
何を薦められようが、“それっぽい雰囲気”を出されようが、純粋な(純粋過ぎる?)感性で
結局自分らしい選択や生き方に落ち着いてしまう、だけど、正直私生活でくらい素直に生きたっていいと思うんですよね
意識高いのは仕事で十分だから、なにもかもを頑張ってしまっても、やっぱり苦しいし単純に楽しくないんですよ
オサレで、今風で、流行で、みんなで盛り上がろうぜ!ってのを全部捨ててまでも、
自分らしくヒメらしい生き方で(ある意味)しっかりと生きている・・・
思想や姿勢自体にも頷けるんですが
一番共感を覚えたのはそういう部分だったりするのかもしれません
吉永さんみたいに、いちいち他人の目を気にして他人に合わせて生きていても結局は苦しいだけ
ヒメと一緒に描いて対比させることで、ある意味ヒメの人生は人生で楽しくて幸福なんだよ。ってのを
あぶりだすように描いている作劇もまた面白くて巧いなあ。って個人的には思います。

だけど、
時折素直にジャンクしちゃう吉永さんのカットはそれはそれで可愛くて、
それもまたある種のこの漫画の「楽しみ」になっているなあ。って気もしますね
カラーページや裏表紙でちょっと恥ずかしそうに「自分の好きなもの」を素直に食べてる吉永さんは素敵でした
周りと比べて意識低い食事でもいい、女子力が足りなくたっていい、流行に鈍感だったとしてもいい
それでもなんだかんだ仕事にはきちんと出て、まっとうに自分の役割をこなして、
生きたいようにやりたいように自由気ままに生きている・・・
そんなヒメが個人的に大好きです
「みんな」からは安易に逃れられない小心者なんだけど、
一応触れずに判断するような怠け者でもなくて、ちゃんと自分の足で目で触れてみてから
「自分はいいや。」って逐一判断するあたり実は結構責任感(?)ある人なんじゃ、、、と思わなくもない(笑
哀愁に慌ててるヒメも、ジャンクフードに心から喜びを覚えるヒメも、周りと違って無知な自分を恥ずかしがるヒメも、
そのどれもが人間的でちゃんと生きているキャラだなあ~って思える、そこが何より素敵な漫画ですね
個人的にはマイナーに留まってるのがもったいないと感じるくらいに良い作品だと思う。
全3巻で完結してるので、手にも取りやすいですね。次は3巻目の感想を書きます。












↑アラサーです。


しかしヒメのキャラは本当に面白いですね・・・笑
カップルにいちいち嫉妬したり、オシャレピープルに対していちいち畏怖の念を抱いたり、
女子力の低さを恥じる最低限の羞恥心も可愛くて面白いし、超グダグダ&ジャンクな私生活が何より最高です
最高っちゅうか、なんか安心するというか・・・笑 連休にいつも通りの生活を送ってる事に危機感を抱く描写とか
あまりにも身に覚えがありすぎて正直震えながら読みましたよ。ええ。人によっては必読的な漫画ですね。

引きがすげー気になるんで、3巻目を読むのも超楽しみ!




はじめての結婚式 ゆらぎ荘の幽奈さん 第63話「かるら様VS幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2017年25号)

2017-05-22 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                         
                                           カワイイ。











なんでしょうね、
ある意味このまま結婚しちゃってもいいのでは?と思えるようなお話でした
ここまでコガラシにご執心して、何年も掛けて一途に追って来たのならば、報われていい資格はあるというか
ちょっとだけかるら様が報われて微笑むバージョン(?)も見たいな、、、と素直に思ってしまいました

それは今回、かるら様のバックボーンと視点のみで描かれてるからそう思うんであって
冷静に考えるとコガラシの意思もみんなの気持ちも無視されてるんですよね
それはまあ、普通にダメな事なんですけど
それでも、なんですかね・・・
憎み切れない良さがあるというか、
「本当の想い」が伝わって来る作劇だからこそ、そんな風に思えるものがあったんだと思います
限りなく強引な部分を除けば、普通に純愛を貫く乙女ですからね。。かるら様は。






他のヒロインにとっては由々しき事態でしょうけど、
読者としては基本コガラシにある種自己投影して読んでる節があるわけで
その観点からすると、ぶっちゃけそんなに嫌でもない、、、っちゅうか、むしろこれはこれで良いのでは?っていう・・・
そういうものがあるなあ、と。勿論コガラシはコガラシなんでコガラシからすると拒否感たっぷりなのかもしれませんが(笑
こんなに想ってくれてるなら、、、って、二律背反ですがそういう感情も沸き上がらせるヒロインと作劇になっていて
その点は流石だなあ。と実直に感じてしまいました。

ただ、詳細にコガラシの心情を(想像で)考えてみると、
やはりコガラシにとって一番大事な場所はゆらぎ荘で、
かつ「幽奈を幸せにする」って未練が強く残ってしまうと思うんですよ
そう冷静に考えてみると、やはりピンチはピンチであり、「どうにかして・・・」って想いも沸き上がって来る
実に読者にストレスを与えない巧い作劇に仕上がってるな・・・と感心しますが、一方でちゃんと危機感も煽って来ていて
そういう意味合いだとベストな塩梅になっている気がしました

ネックになってくるのは、
やはりまだリベンジの機会が残っている呑子さんとか朧ちゃんとか仲居さんとかですかね
支離式が完了してしまった~という事実が描かれて今週は終わっているので
「どうなってしまうんだ」という意味合いでかなり先が気になる引きになっていると感じました
変化解除のタイミングが後々の伏線になって来そう?とか、
色々と想像出来るポイントはありますが
自分は頭が固いんで予想屋には不向きなんですよね(笑
なんで、素直に「ハラハラ」を引き続き楽しみたいと思う
やってることは強引なんだけど、素直に憎むには純すぎる。。という、
かるら様の魅力に溢れていた63話目でした。他ヒロインの嫉妬描写なんかにも期待したいですが・・・次週が楽しみです(笑
















かるら様の瞳と言動には不思議な魅力があります
でも同時に、コガラシもコガラシで確かに格好良いヤツだな。。と披露宴の格好を見ていたらそう思えました
今、コガラシを「ヒロイン」と称して、コガラシ争奪戦を繰り広げてますけど、違和感が全然ないのは
「そんな風に倍率が高いのにも頷ける」粋な男だから。。ってのも大きい気はします
あと扉絵が最高でした!(超笑顔)




オ○ホの魔人登場!?杉戸アキラ新作読切「叶えて!ジンニャーちゃん!!」 感想(ヤングジャンプGOLD vol.1)

2017-05-19 | ヤングジャンプ感想
                                          
                                             カワイイ。











昨日発売のヤングジャンプGOLDに「ボクガール」の杉戸アキラさんの新作読切が掲載されています
まず、この雑誌を探して買うのにちょっと骨が折れました
書店なら確実に置いてあるだろう~と意気込んで買いに行ったらまったくなくて、
ちょっと絶望しつつ(笑)コンビニを2軒回ったらようやく1冊だけ残っていて、、、。折角の新増刊なんだから、
もうちょっと刷ろうよ・・・と素直に思いました しかしミラジャンと違って普通の月刊誌みたいな装いなんですね
「かぐや様 ダークネス」も載ってるし色々な意味で買いの雑誌です(でもダークネスなのはタイトルだけでしたけど笑)。





カワイイ(パート2)。


で、内容はと言うと、率直に書けば最高でした(笑)
なんでしょう、ページ数が14ページと少ないからか、それとも最初っからそういう方向性だったのかは分かりませんが
「ボクガール」やその後の読切「宇宙侍カラブキ見参!」と比べるとシリアスな要素がまったくなく、
ひたすらにエロとギャグに振り切っている割とライト感覚に読める類の読切でした
最初っからやるべきことが一つに絞られているせいか、
兎角振り切れた出来栄えで
終始魔人ちゃんとのエロ展開にドキドキしながら読み切れた充実の新作だったと思います
案の定お世話にもなってしまったし
杉戸センセの描く女体は最高やでえ。



おっぱい!(超笑顔)


なんでしょうね、
部屋に魔人が出て来て(しかもオ○ホから)、
その上セクシーな佇まい・・・と来たら、
そりゃこういうお願いしちゃうよねえ。。と、男のロマン炸裂なお話でした
個人的に切望してたティクビがちゃんと出た時点で感動し興奮してしまったんですが、
よくよく考えれば「ボクガール」では普通に出てたような。。
じゃあ、なんでそんな事を感じたのかと言えば、
恐らく「ボクガール」で一番のグラマーだった藤原さんはチラ見せだけはちょっとあったけど
結局最後までまともにはっきりとティクビが描かれないまま終わっていたので
その所為で杉戸さん=ティクビ出さない、みたいな固定観念があったのかと・・・・・
正直瑞樹って最初、、、というか、途中もちょくちょく男性として描かれてましたからね(笑)。
杉戸さんお得意のプニプニしていて艶やかなお色気描写に、免疫ありそうなのに実はウブ~というギャップも加わって
たまらないクオリティのサービスコメディ作品に仕上がっていました

そう、ただエロティックなだけではなく、
ジンニャーちゃんのキャラもめっちゃ良いんですよね
このまま連載になっても耐えられるんじゃないか・・・ってくらいの
圧倒的なヒロイン力とギャップの可愛さと、ナイスバディと、、、と
純粋にキャラものとしても良質だなあ、と感じました
それもまた高評価に繋がってるのかもしれないです
高評価、、、って書くと偉そうですけどね笑
エロギャグの中にも、杉戸さんが培ったラブコメ的ノウハウが満載で、ライトなノリでサクッと読めつつも
きっちりニヤニヤもドキドキも出来る・・・っていうこれの為に買った甲斐があった。。とはっきりと思える新作でした
何より、1年ぶりくらいの作品だったんですが、
エロもギャグのキレも全く衰えてなくてそれもまたファンとして嬉しかったです・・・!
単純にまた杉戸さんの漫画を読めた事自体嬉しかったし、この想いはきっちりアンケート投函でお返ししようと思います
なんにせよ杉戸さんのファンならきっちり楽しめる類の新作になっているかと
相手役の男性のキャラも変態的かつピュアで(笑)面白かったと思う












とはいえ、オチから分かる通り一発ネタっぽいので(笑
これを連載に~ってのは無さそうですね
次の連載がどのタイミングになるかはまだ分かりませんが、久々に杉戸さんの漫画を読んで「やっぱり好きだな~」と思いました
なのできたるべき次回作も十二分に期待&応援していきたいと考えてます 
瑞樹のフィギュアもこの間届いたし、今年も杉戸さんの作品には楽しませてもらえそうでワクワクしてますね。

しかし、杉戸アキラさんの描かれる女の子はやっぱり惚れ惚れするくらいに可愛い・・・!
改めてそう感じれたのもすっごい嬉しかったしカタルシス満点でしたね。大好きです。




歌詞が自分そのものな名曲 つばき「ブラウンシュガーヘア」

2017-05-18 | お気に入りの楽曲










色々考えてたんですけど、
有り体な追悼記事は避けて、
純粋に「曲の感想」を行いたいと思います
やっぱり、思い出を振り返るよりも、単純に楽曲を聴き続けたいですからね。










幸せと言えば言えるような実感のない日々が過ぎるから


人間、満たされた振りや
恵まれた振りをするのは得意なんですけど
時にそれがある種の誤魔化しだったり言い訳になってしまうパターンが往々にしてあります
自分の望みも夢も何一つ叶ってないし報われてないのに、都合良く自分より境遇の悪い誰かと比べて満たされた振りをする
だけど、そんな言葉でその場しのぎに誤魔化したって、手前の本懐が果たされてないのは自分が一番良く分ってるんですよね
そもそも、自分は自分で他人は他人
俺には俺の勝ち取るべき幸福がある・・・
それに対して安易に妥協せずに自覚的になる事の大切さを歌ってくれている楽曲だと言えます。

そして、「幸せと言えば言える」って表現も秀逸ですよね
大抵の人が正直「幸せと言えば言える」状態だとは思います
だけど、
それを「これ以上頑張らない為の免罪符」にしてるようじゃただ無駄な人生が待ってるだけなのも明白で。
日々の、日常の幸福に気付くこともめちゃくちゃに大事なんですけど、それを自分を誤魔化す為の道具にしてちゃ、
結局一歩も進めないまま人生が終わってしまうな。。と最近良く感じますし感じさせてくれる曲だと思います。



オレは駄目な奴?と思う事が駄目な俺の法則

変わりたくて 変われなくて 何度も何度も捨てそうになる




この曲は当時一色さんが抱えていたであろう苦悩がどストレートに反映されている楽曲です
何かすれば空回ったり通じない想いに焦って自滅して
何もしなければ空っぽな感情を抱いてただただ虚しさを覚えるだけ
要領が悪かったり上手く立ち回る事が出来ないと結局八方塞になってしまって
成す術がなくなってしまうんです
「頑張る」と一言で表現するのは簡単ですが、
「頑張った」からといって何もかもが上手く行く訳じゃない
逆にその分ちっとも報われなくて精神的ダメージにすり替わってしまう事の方が圧倒的に多い
だけど、最終的には「頑張る」事を選択せざるを得ないからより苦しくなってしまう

自分を卑下したり軽視したりするのは何よりも簡単なことだけど、
自信を持たずに生きるのと自信を持って生きるのとでは心持ちと生む結果に大きな違いが生まれる
時折、「俺は駄目だから」という、ダメな自分に酔い痴れてしまって
それすらも免罪符にしようとする汚い自分も生まれてしまう
そういう・・・
心理的な葛藤が矢継ぎ早にバンバン飛び出してくるこの曲は、苦悩しながら生きている人の助けになってくれるんじゃないか、と思う。




本当はただ 信じたくて


・・・でも、
この曲の肝はやっぱりここだと思います
一色さんの歌声も裏声を使ってかなり必死なテイストに仕上げていて、
それだけでもこのワンフレーズに込めた想いが切実に伝わって来る・・・のが本音ですね。

本当は、ただ、信じたい。
想えば伝わると思いたい
頑張れば報われると思いたい
自分の可能性を信じたい
自分がもっとやれるって信じたい
自分の明日を信じたい
自分自身を信じたい
自分が「誰か」の「何か」になれる、って信じたい・・・
そんな気持ちが聴いてて涙腺に少し響くレベルで伝わって来る、
まさに“つばき流ロックンロール”の一つの到達点のような楽曲だったんじゃないかと
個人的には未だに聴いて励まされたり頷いたり、救われてたりしてる曲の一つ、です。












ちょっと思い出を語ると、
つばきの楽曲を知ったのは「ミュージックスクエア」で
テーマソングに使われていた「夢のあとさき」で好きになって音源を買うようになりました
同期のランクヘッド、ロストインタイム、椿屋四重奏、キャプテンストライダム云々、、、、、らと共に、
間違いなく自分の青年期前半を彩ってくれたロックバンドの一つ、でした。
訃報が流れても、あんまり大きな反響が無い風に見えたのが個人的には悔しかったんですが、
ただ、このレビューでつばきの曲に助けられてちょくちょく指標にさせてもらってた人間が確かにいる。。って
そういう事がちょっとでも伝わったらとても嬉しいですね。「いた」ではなく、「いる」ね。この曲未だにちょくちょく聴くし。