
昨日はアスパラガスのライブを観に君津へ。
記事タイトルだとアスパラのイベントみたいになってますが、
実際は氣志團の白鳥雪之丞さんの主催イベントです
生まれて初めて君津でライブを観てきました。
このライブを知ったのは、以前アスパラガスのホームページでライブの予定を調べてたら
「君津」という聴き慣れた単語を発見しまして、しかし君津にライブハウスなんてあったっけ?ってふと思ってしまい
間違いかなあ?と思って検索したら実際にHPもあって・・・でも全然更新はなかったですけどね(笑
それを見た瞬間、
「君津でアスパラ観れんの!?つーか君津に来るんだ・・・!」と興奮してしまい、まんまと参加してしまいました・・・笑
実は、君津には祖母の家があって、昔からよく通ってたので正直土地勘どころの話ではなく、
ある種の故郷にも似た感覚のある大切な場所の一つなんです
そんな君津でライブが観れんの・・・!?って
先述のような状態になってしまうのも自分的には仕方のない話でした
しかしまあ、幼少から慣れ親しんでる場所でライブを観ているとなんだか不思議な感覚になりますね
近くにあるダイソーとか1年前に行ってたんですけど、こんなハコがあるなんて知らなかったなあ・・・。
思ってたよりもしっかりしたハコで、内装にも雰囲気があって、もっとここに色々なバンドが来て欲しいなあ、、、って正直に思いました
恐らくプライヴェートで君津にはこれからも度々行くんでしょうけど、その度にこの夜を思い出すんでしょうね。素敵なイヴでした!
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BITTER SWEET GENERATION
ボーカルが山中さわおさんっぽかった
全体的に観客が終始無反応だったので、
このバンドのファン居るんだろうか、、、と心配になったが
ぶっちゃけライブ自体は結構良かったと思う
耳馴染みの良い王道のポップロック・・・といった印象で
世代的にも中々気持ち良くノレる想像以上に良いバンドでした。
個人的にはもっと盛り上がっても良かったのでは。。と。
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SYAS
怒髪天とかフラカン系統。
ベースとギターが格好良かった。
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タテタカコ
名前はよく聞くが実際に観るのは初めて
引き込まれる様な迫力満点の声とひんやりとした静けさが印象的だった
一番良かったのはキーボードを叩く様に鳴らして「空が落ちる~」と歌ってた曲。
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ASPARAGUS
1.SILLY THING
2.I FLY
3.SHALL WE DANCE?
4.小さな一歩
5.MAY BE OR MAY BE NOT
6.LIKE A DEAD
7.FAR AWAY
8.LOST SHEPHERD
9.THAT'S WHY
10.Analog Signal Processing
11.Fallin’ Down
12.I WISH
13.Knock Me Out
この日のライブは・・・すっごく良かったです
忍さん常にご機嫌だったし、目の前でアスパラガスの熱演をガッツリ観れて幸福な一夜でした
まず往年の定番曲でガッツリ観客のハートを掴んで、そこから近年の新曲をたっぷり聴かす・・・という
新旧織り交ぜた絶妙なセトリになっていて、最近アスパラのライブを観てなかった事もあり、「今のアスパラガス」もしっかりと感じ取れたのがまた嬉しかったですね。
そういえば、前に新譜が出たのって2012年なんですね。。もうそんなに経ったのか、って感じですけど。
そう思うのは、“アスパラがリリースが遅いバンド”ってイメージに馴れてしまってるのかもですね。
「I FLY」でぴょんぴょん飛び跳ねて、
そこから近年の新曲をバンバン繰り出していったんですが
どれもメロディがめっちゃ格好良くて、次のアルバムは相当ソリッドな、
バンド感に溢れた決定打的なアルバムになるんじゃないかなあ・・・と想像させる出来栄えでした
途中で、忍さんの気持ちが高まって誰よりもアグレッシヴな動作をステージ上で見せたり、
客席まで下りてみんなと一緒にアコギガンガン掻き鳴らして歌ったり、、、と
地方の、しかも別に満員御礼でもないライブなのに
想像以上に振り切ったパフォーマンスに仕上がっていて逐一感動していた気がする
どんなステージでも手を抜いてない事がはっきりと分かるクオリティにアスパラの「強さ」を観た気がしました
がむしゃらにアコギを掻き鳴らし、跳ねるように歌い、客席で大暴れする・・・本当今振り返っても情熱だらけのライブでしたね
ステージが近いしお客さんもそこまで満員ではなかったのでドラムの一瀬さんまではっきりと見えてたのも嬉しい
尚、満員ではないけれど、一体感を受けるくらいにはいっぱい人が来ていた事も付け加えさせて頂きます。
白鳥さんも仰ってましたけど、やっぱアスパラが君津に来るのって凄いし、奇跡的ですよ。
内房なんてただの田舎ですから(笑)大体来ても千葉市までなんですよ
だから、相当のレアリティを感じつつ・・・
加速度的にソリッドに、パワフルになっていくライブの完成度も含めて
常に夢見心地な、おばあちゃんの家がある場所でこんな格好良いライブ観てんだよなあ・・・っていう
なんていうんでしょう、不思議な感覚だらけだったんですよね
音で空間を切り裂くような冷徹な雰囲気が格好良い「Analog Signal Processing」、
そして君津を完全にロックな街に染め上げてしまった「Fallin’ Down」「Knock Me Out」のダブルキラーチューンの横綱相撲っぷりと
完全にアスパラモードにハコを染め上げてライブは最高に気持ち良く終了しました
まさか、幼いころから通い続けてる君津でヘドバンをかますようになるとは想像もしてませんでした
祖父母の家で無邪気にゲームで遊んでる頃からすると考えられない夜でしたね・・・笑
ありがとうございました。
尚、アンコール一曲目の「I WISH」は元々用意されてた訳じゃなく、
白鳥さんがその場でリクエストしたもの、、、という正に“本当の意味でのアンコール”でした(笑
ドラムの一瀬さんが「難しい曲なのに・・・」とチクッとした発言をしつつも、
当然のようにきっちりとその場で格好良い「I WISH」をさらっと披露したのもまた凄かったし、感動しましたね
メンバーの皆さん、本当にありがとう。
最近、この曲の歌詞のようなことをよく考えてしまうのもあって、
この曲がリアルアンコールでリクエストされた~っていうある種のイヴの奇跡も含めて
なんだかドラマティックなものを個人的に感じてしまってやたら涙線を震わせながら聴いてた気がします
この曲を、この歌詞の曲を、自分が素直になれる場所の一つである君津で聴けて本当に良かった。
これからも大事に反芻させてエネルギーにしていきたい、そんな素敵な一夜でした。
今まで聴いた「I WISH」の中でも一番感動しましたね。
ある意味、東京寄りではない場所こそ、「千葉っぽさ」が色濃く出ると思うので
都心からは離れてますけどこれからも出来れば内房エリアにも自分の好きなバンドや歌手が来て欲しいです。
木更津のライブハウスにも是非行ってみたいですね。そしてまたいつか君津でもライブが観れますように。
「いつも心の奥底で君の名前を呼んでいる
当然君は気がつかない
でも本当は気がついて欲しいんだ」 (I WISH/ASPARAGUS)
サンキュー、トリックアイ。